【艦これ】少女「ある夏の日」 (19)
今よりももっと幼かった日
からから晴れたある夏の日
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少女は山の小川に遊びに行きました。
すると川には3人の少年がいて、蟹をとっては石で潰して遊んでいました。
少女は少し離れた浅瀬に小さな蟹を見つけました。少女は良かれと思い、蟹を守るため少年の目の届かない所に水を張って隠しておきました。
気がつけば小川が静かになる夕刻
少女は先程の蟹を川に戻すために隠した場所へと向かいました。
張ったはずの水は昼の暑さで枯れ、煎餅みたいになった"甲"
少女は両手で小川の冷たい水を蟹にかけてやりました。
少女は蟹が動きだすのを待っていました。
少女は待っていました。
少女はやがて煎餅みたいになった"甲"を握りしめ、小川を去りました。
少女は娘に生まれ変わりました。
娘は海に行きました。
すると海には無数の怪物がいて、人を撃っては潰していました。
娘は良かれと思い、人を守るため怪物に立ち向かいます。
うす紅の甲を纏う友がそばいるから、立ち向かっています。
気がつけば海が静かになる終戦の時
娘はー。
end
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