うさぎのいちにち (18)

あるところに、うさぎがいました。


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あさになると、うさぎはめをさまします。

そして、たいようにむかってあいさつをします。

すると、たいようもわらってあいさつをします。

うさぎは、まず、たいそうをはじめます。

いち、に、いち、に。

からだをうごかすと、きぶんがよくなります。

たいそうをおえ、ごはんをたべます。

きょうのあさごはんは、だいこうぶつの納豆巻きカレー風味です。

うさぎは、おかあさんにありがとうといいました。

おかあさんは、うれしそうにかおをゆるめました。

うさぎは、はをみがくことがしゅみです。

いきがいといってもいいかもしれません。

はをみがいていると、ひよこちゃんがあそびにきました。

うさぎは、ひよこちゃんのことがだいすきです。

どこがすきかって?いや、そりゃむねとかさ…

うさぎは、ひよこちゃんとまちにでかけました。

きょうはどこにいくの?とひよこちゃんにきくと、かいものにいきたいの。といいだしました。

どこへいくの?

せいゆう。

そんなかいわをしていると、なまずくんにであいました。

なまずくんは、いつもサングラスをかけて、ラジカセをかついでいます。

そのいかついふうぼうから、いちぶではガチホモなのではないかとうわさされています。

「へーイユーたち。きょうもおあついねえ」

うさぎは、ふゆなのになにをいっているんだこのぎょるいは、とおもいました。

ひよこちゃんは、となりであかくなってうつむいていました。

「ハハハ。そういえば、むこうのこうさてんで、なにかあったみたいだぜ。いってみないか?」

なまずくんは、いいました。

うさぎがひよこちゃんをみると、ひよこちゃんはうなずきました。

「それじゃあ、いってみようか。」

こうさてんには、ひとだかりができていました。

うさぎたちはひとだかりをかきわけ、そのちゅうしんをのぞきました。

そこには、いんせきがおちていました。

しばらくみていると、いんせきがわれ、なかからいっぴきのかえるがとびだしてきました。

かえるは、そらをとびました。

『私は蛙。貴様達に罪は無いが、私のために死んでもらおう。』

そういうと、かえるはからだからひかりをはなち、あたりをやきつくしました。

「チッ…やっぱり、そう簡単にもとの生活には戻らせてくんねえってか…」

なまずくんはきんとれをしていたので、たすかりました。

うさぎとひよこちゃんも、たすかりました。

「へっ、そうだなぁ、なまずくん。せっかく歯磨きに専念できると思ってたのによォ…」

「あら、仕方ないじゃない。"世界の核心"に近づいてしまった以上は、平穏無事には暮らせないわ…」

『やはり貴様達、"チームシグマ"の者達か…』

「ハハッ、俺達も有名になったもんだな」

『この世界で貴様達の名を知らんものはいないだろう。八年前。何をしたか忘れたとは言わさんぞ?』

「いや、そんな昔の事忘れちまったね。俺達は今に生きてるんだ」

『とぼけるな。貴様達はあの日、私の仲間を皆殺しにした!あの日私は、復讐を誓ったのだっ…!』

「ハハハ。軍隊を壊滅させた事なんて、ありすぎていちいち覚えてらんねーぜ。残念だったな、ボーイ」

『貴様らァ…舐めやがってぇ…!全員まとめて灰にしてやる!』

「おお、怖い怖い。灰にされたくはないから、仕方なく戦わせてもらうかね…」

そして、なんなくかえるをたおしたうさぎたちは、せいゆうへむかいました。

なまずくんは、じゅんしょくしました。

うさぎは、きょうはなにをかうの?とききました。

ひよこちゃんは、ふくとしょくりょうひんをかうといいました。

うさぎは、PCエンジンをかってもいい?とききましたが、むしされました。

「ねぇっ、うさぎくん。この服どうかな?」

ひよこは、少し照れたような顔で、試着した服を見せる。

「う、うん。いいんじや、ないかな…」

うさぎは、ひよこを直視することができなかった。

「もう!うさぎくん、しっかりみてよ!」

「あ、ああ、ごめん。その、可愛いと思うよ」

「え?ほ、本当?」

「う、うん。」

ひよこはその後、ずっとにやけた顔をしていた。

西友を出た二人は、どこにいくでもなくぶらぶらと歩き回る。

そして、いつも二人で遊んでいた土手に着いた。

「ねえ…ここで昔した約束、覚えてる?」

「約束?」

「も、もしかして忘れたの⁉」

「あ、いや、その、えーっと…」

「はあ…呆れた。指切りまでしたのに…」

「ごめん…」

「まあ…アンタガそういうやつだってこと、わかってたけど…」

「ど、どういういみだよ」

「鈍感ってことよ!バーカ!」

ひよこは、夕日を背に駆け出す。

まるで、あの日のように。

うさぎは、変わらずに太陽が二人を包んでいることに、幸せを感じていた。




うさぎの一日 ~あの夕日と、思い出の指切り~

くぅ~疲

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