ユリ(16)「先輩方～！部活しましょうよ～！！」

ユリ(16)「……誰もいない？」ﾁﾗｯ

ユリ(16)「……(16)？」

ユリ(16)「一年経ってる！！？？」

オープニング

ユリ(16)「そっかもう一年たったんだ……」

ユリ(16)「って納得できるか！！なんでいきなり歳をとらなきゃいけないんだ！！」

ユリ(16)「一人でボケて一人で突っ込むのも辛い……！」

ユリ(16)「かなえ先輩！」

かなえ(1７）「どしたのユリちゃん？」

ユリ(16)「年齢表記が微妙に整ってない！？」

かなえ(1７）「なんか入力の時に間違っちゃったんだよね～」

ユリ(16)「これ自分で入力してるんですか！？」

かなえ(1７）「普段スマホだからこうなっちゃった」

ユリ(16)「注意すればそうはなんないでしょうが！」

かなえ(1７）「でも忙しくて直す暇もないよ……」

ユリ(16)「大変ですね受験生も……」

かなえ(1７）「ユリちゃんも進路は考えておくんだよ」

ユリ(16)「めっちゃまともなこと言われた」

なすの(17)「あらユリ(16)ごきげんよう」

ユリ(16)「年齢つけて呼ばないでくださいよなすの(17)先輩」

なすの(17)「お互い様ですわ」

ユリ(16)「ちょっと悲しくなるんでやめましょうか……」

なすの(17)「ユリは文系だったかしら？」

ユリ(16)「そういうことらしいですけど……」

なすの(17)「わたくしはやっと帝王学科を作りましたの！！」

ユリ(16)「教える先生いないでしょ！」

なすの(17)「でもわたくし普通の大学に行っても仕方ありませんし……」

ユリ(16)「！じゃあ部活しましょうよ！」

なすの(17)「とっくに引退してテニス部は解散ですわよ？」

ユリ(16)「えっ」

なすの(17)「今年も新入生が来なかったから廃部ですわ廃部」

なすの(17)「あっ……ハイブリッドテニスですわ！」

ユリ(16)「無理せんでいい！ってかほんとにだれも入らなかったんですか！？」

なすの(17)「朱に交われば赤くなる……ツッコミに交わってツッコミになりたくなかったのよみんな」

ユリ(16)「原因私！？」

ユリ(16)「まりもせんぱーい！」

ユリ(16)「まりも先輩だけどこにもいない……まさか落第？」

まりも(15)「久しぶりやなユリ先輩」

ユリ(16)「若返ってる！？しかも先輩呼び！？」

まりも(15)「実はうち80歳で産まれて死に近づくにつれ若返ってくんですわ」

ユリ(16)「だとしてもその年齢設定はおかしいですよ！！」

まりも(15)「せやろか……」

ユリ(16)「そうだ！一年生ならテニス部やりましょうよ！」

まりも(15)「なに言うてんねんユリちゃん！こちとら三年やぞ！」

ユリ(16)「じゃあなんでさっき先輩よびしたんですか！」

まりも(15)「このままいけば14歳の母を越えることも楽勝や！」

ユリ(16)「たぶんその前に出産に耐えられる体じゃなくなると思うんですけど……」

まりも(15)「ってか受験勉強せな！一年の時の内容も忘れてて辛いわほんま……」

ユリ(16)「脳まで若返ってるのか……大学入試絶望的じゃん」

ユリ(16)「まさか廃部の上に先輩たちは三年生とは……」

天王洲アイル「せんぱ～い！」

ユリ(16)「いやいやおかしいおかしい」

清澄白河「そんな……あのときの約束忘れたんですか？」

ユリ(16)「そもそもそんなに接点ないでしょ！ってか少なくとも二年生以上だろ！十期連続当選してるんだし！！」

アイル「それもそっか」

ユリ(16)「認めんの早いよ！あﾞー！調子狂う！」

白河「細かいことを気にしてるとエスカレーターに挟まれて死にますよ」

ユリ(16)「挟まれる要素ないだろあれ！ってかなんで二人はここに……」

ユリ(16)（まさか……この二人がこの事件の鍵を握る的な？年齢表示出てないし……！）

アイル(10)「いけない！出し忘れてた」

白河(9)「最近は文化祭もありましたからね……疲れてたんでしょう」

ユリ(16)「んな訳ないだろ！！高校生だろ二人とも！！」

白河(9)「飛び級しました」

ユリ(16)「日本にそんな制度ねぇよ！！」

ユリ(16)「ってか(9)に(10)ってまさか……」

白河(9)「選挙の順位ですよ」

ユリ(16)「やっぱりかよ！！って私たしか一桁だったはずでしょ！？なんで！」

アイル(10)「この前73回目の選挙してたからね～」

ユリ(16)「何回してるんだよ！！前回からそんなにキャラ増えてないだろ！！ってかこの二人に負けたの！？ショック！」

白河(9)「今回の一位は4.8の先生でしたよ」

ユリ(16)「あんのじいさん……！」

ユリ(16)「ってことはもしかして！」

かなえ(1７）「ユリちゃん遅いよ！罰としてマルネークススクワット200回ね！」

ユリ(16)「なんすかそのスクワットは！」

なすの(17)「ここをこう捻りながら足は23°に開いて5°腰を下ろすんですの」

ユリ(16)「ここじゃ伝わんねえっすよ！！しかも5°！？スクワットになんないでしょ！」

まりも(15)「ユリちゃんキレてるなぁ……カミソリみたいや」

ユリ(16)「なんでもカミソリに例えるとおっさんみたいっすね！！」

ユリ(16)「そうじゃなくて！なんで急に廃部だの若返っただの帝王学科だのいいだしたんですか！」

かなえ(1７）「えーっと……」

なすの(17)「そうねぇ……」

まりも「あれやん？」

「「「なんとなく！」」」

ユリ(16)「微妙にほのぼのっぽく締めるな！！続く！」

高宮なすのです！

てーきゅう原作コミックス、出てますわよぉ～！！！

ち･な･み･に

最新14巻は8月10日発売ですわ～！！！

うふふ！買いですわね！

アース･スター エンターテイメント

押本ユリです

てーきゅう９期のブルーレイは11月24日発売です

テレビ未公開の映像特典も封入！

う…私のパンツは特典に入りませんからまりも先輩！

スマイラル･アニメーション