千早「みんなはどんな新聞を読んでるのかしら?」 (46)

アイマスSSを書くのは初めてです。
アイマスの知識はアニマスとスマホアプリのミリオンライブとミリシタをやってる程度しかありません。

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あと、作者である私の政治に対する考えが出てくるかも知れません。極力出さないように努力しますが…

千早「春香、ちょっと良いかしら?」 

春香「?うん、どうしたの?」

千早「春香の家って、どの新聞を取ってるの?」

春香「え!?…たしか、毎日新聞だったはずだよ。でも、どうしてそんなことを聞くの?」

千早「私達、どんどん人気も上がって仕事も増えたじゃない。そうしたら、いつか政治関係の話が出てくる仕事も受けなきゃいけないんじゃ無いかと思って…」

春香「うーん、でも私達はアイドルだし、政治関係の仕事は来ないと思うけど…」

春香「でも、今何が起きてるかを知るのは大切だし、新聞を読むのは良いと思うよ!」

千早「でも、新聞って言っても沢山あるじゃない。朝日、読売、産経…」

春香「どれを読んで良いのか分からないんだね。」

千早「だから、事務所のみんなにどの新聞を読んでるのか聞いてみることにしたの。」

春香「なるほどね。今事務所に居るのは私と千早ちゃんの二人だけか…もう少ししたら小鳥さんとか他のみんなも帰ってくるし、その時に聞いてみようよ!」

ガチャ

小鳥「ただいま~…外暑すぎでしょ…」

春香「あ、丁度良い所に!小鳥さん、いつも新聞って、何読んでますか?」

小鳥「えっ、急にどうしたの?」 

千早「私も新聞を読んでみようと思って、みんなが何を読んでいるのか聞いているんです。」

小鳥「そういうことね。私は朝日を読んでるわ。朝刊のののちゃん、面白いのよね。」

春香「やっぱりマンガは見ますよね。」

小鳥「も、もちろん他のページも見るわよ?」

千早「小鳥さんは朝日新聞…」

春香「他のみんなっていつ頃帰って来ますか?」

小鳥「えっと、そろそろ竜宮小町の四人は戻ってくる頃だと思うわ。」

春香「ありがとうございます!千早ちゃん、それまで待ってようか。」

千早「ええ。」

~10分後~
ガチャ

律子「ただいま戻りました…」

伊織「あー、暑かった…」

亜美「喉乾いたねー…」

あずさ「そうね~。早く涼しくなってくれないかしら…」

千早「あ、少し聞きたいことがあるんだけど…」

伊織「何よ。」  
 
千早「みんなの家はどの新聞を取ってるか教えてくれないかしら?」

亜美「亜美と真美は新聞読まないけど、パパは読売新聞読んでると思うよ。」

伊織「ウチは朝日、毎日、日経、読売、産経の五つを買ってるわ。私はたまに読売を読む程度で、お父様やお兄様が全部読んでるはずよ。」

あずさ「私は朝日新聞ね。昔は読売も買ってたんだけど。」

律子「私は読売新聞ね。それにしても、何でこんな事を聞くのよ。」

千早「今何処で何が起こっているのかはきちんと知っていたいから、新聞位は読んでおこうと思ったの。でも、どれを読んで良いのか分からなくて…」

律子「なるほどね…それで私達が何を読んでるのかを聞くことにしたのね。」 

あずさ「何を買うか迷うんだったら、朝日か読売、毎日のどれかが良いんじゃないかしら。」

千早「日経、産経はダメなんですか?」

あずさ「日経は経済新聞だから経済関係の記事が多くて千早ちゃんが読みたいような記事は少ないと思うわ。産経はかなり記事の書き方が偏ってるから賛否が分かれやすいの。」

伊織「朝日も大概偏向してると聞いたけど、どうなのよ?」

あずさ「そうかしら?私はあれは読みやすいと思うわ。」

律子「まあその辺りは人それぞれね。千早、参考になったかしら?」

千早「ええ。律子もあずささんもありがとうございます。」


千早「あずささん、詳しかったわね。」

春香「やっぱりしっかりとしたお姉さん、って感じだよね。」

ガチャ

真「ただいまー!あー、事務所涼しい!」

雪歩「の、喉乾いた…お茶…」

千早「真、萩原さん、少し聞きたいことがあるんだけど、良いかしら?」

真「?良いけど、何?」

千早「二人とも、家で何の新聞を読んでるか教えて欲しいの。」

雪歩「新聞?何で?」 

千早「これから新聞を講読しようと思ってたんだけど、何を買えば良いのか分からなくて。」

真「それでボクたちに聞いてみようって事だね。」

雪歩「そっか。えっと…ウチは読売新聞だったかな…?あと、株をやってるお弟子さんが日経新聞を買ってるよ。」

真「ボクの家は産経だね。あそこだけが真実を書いている気がするんだ。」

あずさ「…」

春香「お父さんもお母さんも産経なの?」

真「うん、確か父さんの祖父母の家も母さんの方もみんな産経だったはず。まあ、ボクは余り政治に興味なんて無いんだけどね。」 

千早「…萩原さんは、新聞読んだりするの?」

雪歩「たまにね。常識は備えとかなきゃだし、私もそろそろ選挙に投票できる年齢だし。」

春香「やっぱり新聞読むの大事何だなー…」

千早「ありがとう、参考になったわ。」

千早「何か真の言葉に違和感があった気が…」

春香「気のせいだよ、多分。」

ガチャ

響「ただいまー!」

美希「暑かったのー…」

貴音「らあめん、美味でした。」

春香「あ、三人とも良い所に!ちょっと聞きたい事が…」

響「何だ?」

春香「三人とも、新聞って何を取ってるか分かる?」

貴音「新聞…?こちらに来てからは読んでいないですね。代わりににゅうすは見ておりますが。」

美希「ミキも読まないの。でも、お姉ちゃんが朝日新聞を読んでるから、暇なときにしつもんドラえもんを探したりはしてるよ。」

響「自分もこっちに来てからは何も読んでないな。でも、沖縄に居たときは母さんと兄貴が琉球新報を読んでたはずだぞ。」

千早「我那覇さん、琉球新報って?」

響「沖縄ローカルの新聞の事だぞ!」

千早「なるほどね。地域のニュースが多そうだし、こっちでは入手が難しそうだわ。」

美希「時事問題なんてニュースを見てたら大体分かっちゃうの。」

千早「まあそうだけど、詳しく知りたい事もあるのよ。」

貴音「なんにせよ、役に立てたなら何よりです。」

千早「四条さん、我那覇さん、美希、ありがとう。」


千早「読んでない子も割と居るのね。」

春香「まあ、政治に興味が無かったら新聞なんて読まないよね。」

ガチャ

やよい「ただいまー…暑かったです…」

真美「溶けちゃうよー…」

千早「おかえりなさい高槻さん、真美。少し良いかしら?」

真美「ん?どうしたの千早お姉ちゃん。」

千早「あなた達の家で何の新聞を取ってるか分かる?あ、真美は大丈夫よ。亜美から聞いたから。」

やよい「ウチは朝日新聞を取ってます!長介もかすみもみんなドラえもんが好きで…あ、あとお父さんも朝日が一番しっかりと政権への批判をしてるって言ってました。」



真「批判?朝日なんて政権批判してばっかりじゃないか。実績なんて何処も報道してないし、悪い所しか見えて無いよ。」

雪歩「お、落ち着いて真ちゃん…」

あずさ「それは違うわ、真ちゃん。それは政策がきっちりと実を結んでいないからよ。」

春香「え、あずささん?」

あずさ「私は、新聞やニュースは国家権力を監視するためにあると思ってるの。だから政府や政治家のダメ出しや批判は当たり前よ。」 

真「…でも、朝日は昔、慰安婦問題で記事を捏造しましたよね。何でそんなことをした新聞を読んでいるんですか?」

あずさ「あれは捏造じゃなくて取材元に間違いがあったから朝日に非は無いわ。」

特定の新聞を批判はしないようにはしますが…
すみません、続きは明日で

美也「週刊碁」
横山奈緒「デイリー」
レナ「研究」
愛結奈「ニホン」

美希「ミキ、難しい事は分からないけど、それぞれが好きな新聞を詠めば良いと思うな。」

伊織「そうね、それにこんなことでケンカするなんて下らないわよ?」

あずさ「そうね…真ちゃん、この話は止めにしましょう。」  

真「そうですね…多分お互いが納得はしないでしょうし。」

春香(二人の間に火花が飛んでる…)

すみません、起床しました。
>>23から続きが始まってます。

千早「読売新聞が多いわね。」

春香「巨人の親会社だし、この辺りでは多いのかもね。」

千早「そういうのも関係してくるのね。」

ガチャ

P「ただいまー…あー、疲れた…」

千早「プロデューサー、少し聞きたいことが…」

P「ん?何だ千早。」

千早「プロデューサーは、いつも何の新聞を読んでいますか?」

P「あー…俺は朝日と日経の二つを併せて買ってるよ。」

春香「二つ買ってるんですか?」

P「ここの給料だけじゃ結構生活がキツくてな。株をやってみてるんだ。そのためにも日経は必要なんだ。」

千早「なるほど…日経新聞はそう言った使い方があるんですね。」

P「それにしても珍しいな。千早が新聞の事を聞いてくるなんて。」

千早「これから新聞を買おうと思っているんですが、何を買えば良いのか分からなくて…」

P「俺に聞いた訳か。まあ、無難に読売か朝日か毎日が良いと思うぞ。」

千早「日経や産経はダメなんですか?」

P「産経は俺が個人的に好きじゃ無いんだ…好みは分かれるから一度自分で読んだ方が良い。日経は経済新聞だから他に朝日読売毎日とかの一般紙と併せる必要があると思う。」

春香「プロデューサーさんが今言った新聞の他にどんな新聞があるんですか?」

P「そうだな…この辺で売ってるのは、東京新聞とかか?」

千早「それは一般紙なんですか?」

P「ああ、だが関東地方と静岡でしか売られてないからブロック紙って言われてる。」

春香「色々種類があるんですね。」

P「新聞って言っても、スポーツ新聞みたいなものもあるし、政府が出してる官報や、共産党が出してるしんぶん赤旗、宗教団体の創価学会が出してる聖教新聞…数えきれない位あるんだ。」

千早「しかし、それだけあるなら考えが偏ってない新聞は少なそうですね。」

P「少ないんじゃない。偏りが無い新聞なんて無いぞ。」 

春香「え?」

P「新聞記事を書いてるのはそれぞれの記者さんだ。人間が書いてるんだから書き手の考えが混じって当然だ。」

産経と真が嫌いなのはわかる

P「その上で、自分が何を読みたいのかを考えるべきだと思うぞ。」

千早「そうですか…ありがとうございます、プロデューサー。」

春香「それで、どうするの?」

千早「近くにコンビニがあるはず。そこで何冊か新聞を買って読み比べて見ようと思うの。」

P「コンビニには朝日、毎日、読売、日経、産経はほぼ確実に置いてる。時事問題を知りたいと思うなら今言った中から日経を抜いた四冊がむいてる。」

千早「了解てす。それでは買ってきますね。」

~30分後~

千早「…」

伊織「同じ記事でも書き方が全然違うのね。」

雪歩「産経新聞は韓国、中国への批判が目立つね。」

真「うーん…ボクとしては産経の他に読むとしたら読売かな?」

あずさ「他の新聞の社説を見るのも面白いわ~」

千早「決めました。何を読むか。」

春香「え、もうここで決めちゃうの?」

千早「ええ。どれにどういう特徴があるのかは分かったし、値段についても考えたわ。」

真「ていうか、ボクたちはそのこれを買いますって言う宣言を聞かなきゃいけないの?」

>>27 真にはこういう役が合うなと思ってただけで別に嫌いではないですよ。

千早「かなり迷ったけど…全部買おうと思うの。」

春香「えっ!?全部?」

千早「どの新聞も意見の違いがある。だから、色んなモノを読み比べて自分の考えを持とうと思うの。」

真「でも、四つ全部講読したら結構なお金がかかるよ?」

千早「確かにそうね…でも仕方ないわ。お金が無くなったらどれか講読をやめたりすれば良い。」

伊織「…私も、新聞はしっかりと読もうかしら。」

真「あずささん、ボク、朝日新聞を読んでみようと思います。」

あずさ「そうね、私も読売や産経を読んでみようかしら。」

やよいの親父がタクシードライバーだったり
敏腕マネージャーが765に来たりする話の人?

産経嫌いは否定してなくて草

>>30 いえ、違います。
>>31 嫌いではないけど決して好きでは無いんですよね…
 
P「ははっ、見てて面白いな。」

律子「仕事に影響がでなきゃ良いですが…政治が絡むと批判も増えますし。」

P「それについては俺が言っておくよ。なんにせよ、新聞を読んだり時事に興味を持つのは良いことだ。」

小鳥「ですね。意見の違いで仲違いを起こさなきゃ良いですけど…」

P「大丈夫ですよ。それはそれ、これはこれで分別は付けるでしょうから。じゃあ、少し注意はしておきますね。おい、一応言っておきたい事がある。」

千早「どうしました?」

P「Twitterをしてる奴や、ブログを書いてる奴も居るだろう。だが、政治が絡むような書き込みはしないでくれ。間違いなく荒れるから。」

あずさ「はい、気を付けます~。」

真「そう考えたら、アメリカは凄いよね。女優さんとか歌手が大統領選挙の時にこの候補を支持するって言ったり、選挙演説の時に一緒に喋ったりしてるし。」

響「確かにそうだな。でも、その人のファンがこぞって投票するって考えたら何かモヤモヤするぞ…」


伊織「まあ、向こうは向こう、ウチはウチよ。」

真「そうだね。」

P「じゃあ、気をつけてくれよ。」

アイドル『はーい。』

~一ヶ月後~

千早「春香、この前の国会であった話で…」

春香「う、うん…」

春香(あの後、千早ちゃんの話す話題は時事問題が多くなった。)

春香(もちろん歌の話もするし、今までみたいにアイドルについての話もする。)

春香(でも、何か私だけ取り残された感じがするのは何でだろうか。)

春香「…私もしっかりと新聞、読んでみようかな。」

Fin

これで終わりになります。
所々に私の思想が混じってしまいました、申し訳ありません。
こう言った時事問題だったり政治だったりとアイマスを混ぜるのは駄目かな…

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