最低男 (1)
男はこの国の宰相の息子である
高貴な身分であり、もちろんお金も持っている。
城下町でいくつか店を経営していて、今いるキャバクラも男の店だ。
今は店の女の子を無理矢理、手篭めにしようとした男から財産を巻き上げようとしている。
商人「どうかこれで勘弁してください男様、宰相様のお坊ちゃんとは知らずにしてしまった事なんです、へへ」
商人は頭に地面につけて必死に懇願していた
男「ふーん?金か?良い心がけだな」
商人「へへ」
目の前には沢山の金貨が積まれていた。
だが…
男「ふん!」 バキッ!
商人「あっー!痛い!痛い!申し訳ございません!許してください!」
男「はっは!痛いか!これぽっちの金で許して貰えると思ったのか?」グリグリ
男は商人の手を踏み、グリグリと圧力をかけていく。
商人「ヒィ!助けてくれ」
商人「金なら沢山ある!足りないならもっとやるから足を退けてくれ!」
男「はぁ…もう金の問題じゃ済まないのさお前のお陰でお店の大人気嬢がもう怖くてお店に出られないって言ってるんだよ」グリグリ
商人「うぅ…じゃあどうすれば良いんですか…」
男「大通りにある大きな織物屋あれお前の店だよな…あれを俺に売れ」
足を静かに退ける
男「そしたら許してやるよ」
商人「そんなこの国じゃ珍しい東方の物を売っている唯一の店なんだ!勘弁してくれ」
商人は踏まれた腕に息を吹きかけていた
男「ダメだ!それとも良いのかな?お前を憲兵に差し出しても良いんだぞ?この国で強姦は罪が重いからな、どんなに減刑しても二十年は出られない…当前、財産も没取される」
商人「うぅ…わかりましたあなたに店を売ります」
男「交渉成立だな」
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