安価でアニメ「サザエさん」 (20)

第1話 >>3

「○○ >>3


※○○はコンマで磯野家の誰か >>3は自由(クロス要素は無し)

1→波平
2→フネ
3→マスオ
4→サザエ
5→カツオ
6→ワカメ
7→タラちゃん
8→ママor母さん
9→パパor父さん
0→わが家

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ふね

再安価 >>8

新築!?

カツオ「おじさん力強いねー」

男1「うまいだろう?」ギコギコギコギコ

(ノコギリで家の囲いを切っている)



男2「何になさるのです?」

男1「なーに、薪にしようかと思ってね」ギコギコギコギコ



男2「……」

男1「……」



カツオ「誰?」

男1「大家さんだ……」シュン




『母さんの新築』

♪テケテケテン テケテケテン テケテケテンテンテン…

波平「ただいまー」

一同「おかえりなさーい」


~波平・フネの部屋~

波平「また駅前に新しいビルを建てるみたいだ」

(部屋着に着替える波平)

フネ「あらそうですか。近頃景気がいいんですかねえ」

波平「うむ。わしら庶民のとこまで回ってくれればありがたい」

~茶の間~

サザエ「今日のお夕飯はゆで卵よ」

カツオ「え~、またタマゴ!?」

ワカメ「お姉ちゃん、昨日は茶碗蒸しだったわよ」

タラオ「お昼はオムライスだったでーす!」

サザエ「しょうがないでしょ、安かったんだから」

サザエ「主婦は節約第一なの!」

マスオ「確かに。タマゴは物価の優等生だからねえ」

カツオ「優等生??」

波平「うむ。鶏卵は価格変動が小さいことから物価の優等生、そう呼ばれとる」

カツオ「へぇ~」

サザエ「カツオ、あんたも少しはタマゴを見習いなさい」

カツオ「ふん。どうせ僕は劣等性だよ」

マスオ「ごめんねカツオくん。僕にもう少し稼ぎがあればおいしいものを食べさせてあげられるんだけど」

サザエ「そんなこと言わないでマスオさん。あなたには私たち十分助けられてるわ」

サザエ「それよりも……」チラッ

波平「……」

波平「ん?どうした?わしの顔に何かついとるか?」

サザエ「いいえ、なんでもないわ」

サザエ「さあ、ゆで卵が冷めないうちにいただきましょう」

一同「いただきまーす!」

~台所~

フネ「サザエ、洗い物の残りを頼んでいいかい?」

フネ「ちょっと別の用事があるからね」

サザエ「え、ええ……いいわよ」


サザエ「やっぱり……」

~学校~

花沢「ちょっと磯野くん、引っ越すのに花沢不動産に相談しないなんて水臭いじゃない!」

カツオ「え?なんのこと?」

花沢「誤魔化そうとしたって無駄よ」

花沢「隣町の不動産屋で新築マンションの広告チェックしてる磯野くんのお母さんを見たんだから」


フネ『……』

花沢『あっ、磯野くんのお母さんだ』

フネ『……』テクテクテク

花沢『何見てたんだろう……こ、これは……!?』

カツオ「えっ、母さんが!?何かの間違いじゃないの!?」

花沢「私が物件のことで間違えるわけないでしょ!さあ白状しなさい!」

カツオ「……」

花沢「も、もしかして磯野くん本当に知らなかったの……?」

花沢「あー……やっぱり私の見間違いだったかも……」

花沢「ほら、私も父ちゃん譲りのおっちょこちょいなところがあるから!」

花沢「な、なんかごめんね……」

カツオ「……」

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