勇者「僕は誰も救えない」 (11)
第一章
――――ハァ・・・・今日も暑い。
夏の日差し、畑を耕しながら
ダルそうに、そんなどうでもいい事を、とある青年はポツリと呟く。
「ハぁ・・・・なんで、僕がこんな面倒くさい事をこう毎日やんなきゃ行けないんだ」
溜息をもらし、その青年は一人またダルそうにこう呟く。
がしかしそんな言葉とは裏腹にそれでも、手を止めず畑を耕す。
汗をかきながら耕す。
手の豆を潰しながら鍬で畑を耕す。
そんな、この青年の名は勇者。
この物語の
「ハぁ・・・・誰かやってくれないかな・・・・」
「と言うか、サボろうかな・・・・」
一応なりとは主人公である。
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しかしながら、そうこう言っても
「・・・・よっと・・・・よっと」
やはり言葉とは裏腹に勇者は手を止めない。
愚痴をたれながらも、着実に、確実に畑を耕す。
「よいしょ・・・・ハぁ・・・・よいしょ」
そうこうして、暫く耕していると遠方から
「――――おーい勇者」
と言う声が聞こえ
「ん?」
「上がっていいぞー飯だ飯ー」
と言う大きな声と共に、一人の熊と見違えてしまう程の大男が走ってやってきて畑の前で止まる。
その大男の言葉に勇者は
「今日は糞不味い飯じゃないだろうなー」
と大きな声で返す。
「ふざけんなー、俺の飯は世界一だろうがー」
大男は遠方から大きな声で勇者に返す。
「おにぎりもまともに作れないお前にそれはなーい」
大きな声で正直に答える勇者。
「じゃ、お前だけ今日は最高気温40度だが、このまま飯食わず畑仕事やってろー」
大男とは勇者にこういう。
流石にそれを聞いた勇者は
「しっかたねーな、お前の飯で我慢してやるー」
即座に手の平を返す。
ありきたりすぎて面白くないと言いたのでしょうし、分かります。
やっぱり投下すべきじゃなかった。
もう二次も設定練りこんでも書いては駄目、オリジナルも詰まらないから駄目ですし、
二度と書き込みしません。
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