～食堂～

苗木「ふぅ本当にこの学生手帳は便利だな」

苗木「ん、っとやっぱりこんな朝早くから食堂に人なんかいないよね」

？「あら、苗木くんじゃない？」

苗木「あ、霧切さん！おはよう霧切さんも朝早いんだね？」

霧切「いつ起きようと私の勝手じゃない…」ﾊｧ

苗木「」

霧切「用はないの？なかったらあまり話しかけないで頂戴」ｷﾘ

苗木「え、…あ、ぅん」ｼｭﾝ

霧切「…（しゅんとした苗木くん萌えだわぁー）」ｽﾀｽﾀ

苗木「」

苗木「（はぁ…どうして最近みんな冷たいのかな…）」

？「おう苗木っち!どうしたべ？」

苗木「あ、葉隠くん。なんでもないよ」

葉隠「そうだべか…苗木っちから負のオーラが見えたんだべ」

苗木「実はちょっとね」ｱﾊﾊ

葉隠「言いたくないことなら別に言わなくてもいいべ、まぁでも俺はいつでも相談に乗るべ」

苗木「葉隠くん!ありがとう少し元気でたよ」

葉隠「かっかか、そうだべそうだべ」

桑田「うーっす何話してんのお前ら」

山田「ぐふふ男たちで密話でもしてましたのかな？」ｸﾞﾌﾌ

ワイワイ

セレス「ふふ騒がしいですね」ｼﾞｨ

朝比奈「楽しそーでいいなー、ね？さくらちゃん」

大神「うむ、たまにはああいうのもいいものだな」

霧切「そうね」ｼﾞｨ

舞園「…」ｼﾞｨ

苗木「（男子たちは皆普通に接してくれてよかった）」

苗木「楽しかったなぁ」

？「何が楽しいんですの？」

苗木「え？」

苗木「セレスさん!えっと、」

セレス「なんでしょうか？苗木くん」ﾆｺ

苗木「（あ、セレスさん普通に接してくれてる）」ｯﾎ

苗木「んっと男子で会話が盛り上がっちゃってさ」

セレス「そうなんですか…はぁ、私は朝から不愉快なものをみてしまって気分がすぐれないのですわ」

苗木「え？」

セレス「大体公衆の面前でなんて会話をしていらっしゃるのかしら？」

苗木「えっと、」

セレス「こっちまで丸聞こえでしたわ、あんな低列な会話なんて見損ないましたわ苗木くん」

セレス「あ、最初から眼中にはなかったのですよ」ﾆｺ

苗木「ぇ、えっとそのごめんセレスさん」

セレス「はぁ、気安く名前も呼ばないでもらいますか？」ﾆｺﾆｺ

苗木「うぅ…」

セレス「ではご機嫌よう」ｽﾀｽﾀ

セレス「（あのうろたえた顔ぞくぞくしますわ）」ｿﾞｸｿﾞｸ

苗木「はぁ…帰ろ」

朝比奈「あ、苗木じゃーん、何してるの？」

苗木「ん、朝比奈さん…どうって今から部屋に帰るつもりで」

朝比奈「ふむふむ、そうなのかぁ。ねぇねぇ良かったらちょっと体でも動かさない？」

苗木「別に僕は全然大丈夫だよ、今からかな？」

朝比奈「そう!決まったら行くよー」ｷﾞｭ

苗木「あ、朝比奈さん!」

～NOW LOADDING@～

～体育館～

朝比奈さんとしばらく走ったりして過ごした

朝比奈「ふぅいい汗かいたねぇ、ね、苗木!」

苗木「はぁはぁそうだね、ちょっと疲れちゃったけど」

朝比奈「苗木は鍛え方が足りないなーこれから鍛えていかないとね」

苗木「はは、ほどほどに頑張るよ」

苗木「でも、なんでいきなり誘ってくれたの？」

朝比奈「んーっとね、何か苗木落ち込んでたからさぁ」


朝比奈「ほら、こういうときって体動かしたりしたらちょっとは晴れるじゃん」

苗木「朝比奈さん…」ｼﾞﾜｧ

朝比奈「え、え!苗木どうしたの？」

苗木「いや、なんか嬉しくてさ」ﾊﾊ

朝比奈「で、どうしたの？言いたくなかったら無理はしなくてもいいけど」

朝比奈「力になれそうなことだったら力になるよ!」ﾆｺ

苗木「ありがとう、朝比奈さん…」

朝比奈「ほら、私たち友達でしょ？気にしないでよ」

苗木「うん、ありがとう。実はさ…」

朝比奈「ふむふむ、そういうことだったんだね、全然気付かなかったよ」

苗木「うーんなんでか僕だけにそうしてるみたいなんだよね」

朝比奈「うーん苗木がみんなを怒らせたとかはないの？」

苗木「それはないよ!絶対」

朝比奈「うーんじゃあ私もちょっと調べてみるよ」

苗木「ありがとう朝比奈さん!すごく元気でたよ」

朝比奈「どうってことないってーなんかあったらほらまた私のところに来てよ」


1壁1園「……」

朝比奈「じゃあまたねー苗木ー」

苗木「うん!またね朝比奈さん」

苗木「（さて僕も部屋に帰ろうかな？）」

～食堂～

霧切「女子会とはなにをするのかしら？」

朝比奈「んっとね、お菓子食べたりー恋バナしたりかなー？ねえ、さくらちゃん？」

大神「うぬ、我と朝比奈はたまにしておる」

セレス「大神さんが女子会とは、乙女なのですね」ﾌﾌ

舞園「女の子は誰でも興味あるものですのよ？」

霧切「私は女子会とか初めてよ」

朝比奈「腐川ちゃんたちも来たら良かったのにねー」

大神「そうだな。人数が多い方が楽しいかもしれんな」

霧切「残念ね…それよりはやく始めないかしら「女子会」」ｳｽﾞｳｽﾞ

セレス「（霧切さんすごくたのしんでますわね）」ﾌﾌ

舞園「そうですね、始めちゃいましょ!」

朝比奈「じゃーさぁ恋ﾊﾞﾅしよ恋ﾊﾞﾅ」

舞園「さっそく本題に行くんですね」ﾌﾌ

霧切「恋バナ…」

大神「う、うぬ」

朝比奈「ねぇねぇみんなは気になってる男子とかいるの？」

霧セレ舞「」ﾋﾟｸ

朝比奈「私は…苗木…かな？」ｱﾊﾊ

霧切「ふ、ふーんそそそうなの？意外ね」

セレス「あらあら想定がいですわね」

舞園「ふふ朝比奈さんは昨日苗木君と体育館で二人でいましたものね」

大神「朝比奈よ…我は応援しているぞ」ﾌｯ

朝比奈じゃなくて朝日奈な

すいません明日てか今日速いのでもう寝ます。続きはまた今日の夜書きます
>>37　指摘ありです＾＾

霧切「待って、二人とはどういうことかしら？」ﾋﾞｼｯ

セレス「そうですわ、詳しく教えてくださりませんか？」ｷﾞﾛ

朝日奈「んっとねー、苗木が暇そうにしてたから一緒に運動してただけだよー」

舞園「ずいぶん親しげでしたもんね」ﾌﾌ…ﾌﾌ

再開します。

霧切「そう、なの…」

朝日奈「うんうん、ってみんなもしかして苗木のこと気になるの？」ｷｮﾄ

セレス「まぁ苗木くんは私にとってＣランクのナイトですから」

舞園「それなら私も助手として黙っていませんよ」

霧切「私も…彼に少なからず好意を持っているわ」

大神「このスナック菓子開けておくぞ」ﾊﾞｯｼｨｨｨﾝ

霧切「そう、なの…」

朝日奈「うんうん、ってみんなもしかして苗木のこと気になるの？」ｷｮﾄ

セレス「まぁ苗木くんは私にとってＣランクのナイトですから」

舞園「それなら私も助手として黙っていませんよ」

霧切「私も…彼に少なからず好意を持っているわ」

大神「このスナック菓子開けておくぞ」ﾊﾞｯｼｨｨｨﾝ

朝日奈「苗木って結構ﾓﾃるんだねぇー」

セレス「苗木くんがうろたえる顔なんかすごく魅力的なんですのよ？」ﾌﾌ

朝日奈「え？」

セレス「この前も少し冷たくしただけで泣きそうになってすごくかわいいかったですわ…」ﾌﾌ

舞園「うらやましいです…」

霧切「あら、私だってこの前…」

～苗木自室～

朝日奈「ってことがあったんだよ!」

苗木「そうなんだ…でもごめんね朝日奈さんに嘘までつかちゃって…」ｼｭﾝ

朝日奈「え？嘘？」

苗木「ほら気になってる男子ってさ」

朝日奈「んっと…あながち嘘じゃないから、いいんだよ///」

苗木「えっ？」ｶｧｧ

朝日奈「と、とにかく話をまとめるとだね」

朝日奈「みんな苗木が好きみたいなんだけど…」

朝日奈「なんか苗木がうろたえたり、泣きそうになったりするのがすごい萌？るらしんだって」

苗木「そんな…ひどいな」ｱﾊﾊ…

朝日奈「だよね…いくらなんでもちょっとやりすぎだよ!」

苗木「う、うん」

朝日奈「だからちょっと反省してもらうように…だね」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

苗木「うん、うん、そんないいのかな？」

～次の日～

霧切「（まさか朝日奈さんも苗木君を狙っていたなんて…）」

霧切「（少し惜しいけど苗木君にいつものように接するわ、あら？さっそく苗木君が）」

霧切「おはよう、苗木君」

苗木「…」

霧切「あら？苗木君は挨拶もできないどうしようもない人になってしまったのかしら？」ﾊｧ

苗木「……」

霧切「苗木くん？」

苗木「………」

霧切「もしかして最近のことで怒っているのかしら？」

苗木「…………」

霧切「もしそうなら謝るわ、少し悪戯がすぎたみたい」ﾌｧｻ

苗木「…」

霧切「そう、苗木君は許してくれないのね、なら私ももう知らないわ…」

霧切「………な、苗木君えっと、ごめんなさい本当にいたずらが過ぎてたみたいだわ」

霧切「だから何でもいいからなにかしゃべってくれないかしら？」

苗木「…」

霧切「苗木くん、本当にごめんなさい本当に悪かったわだからお願い口をきいて」ｳﾙｳﾙ

苗木「おはよう」

霧切「え？お、おはｙ」

桑田「ちーっす！早いな苗木」

苗木「たまたま早く起きちゃってね」

霧切「」

霧切「（どうして!?あの苗木くんが怒ってる…なにが起こってるの…）」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

桑田「かぁー腹減ったなぁーってかおまえ霧切となに話してたんだよ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

苗木「特に何も話してないよ」ｱﾊﾊ

苗木「（霧切さんには悪いことしちゃったかな…いやでも反省してもらうためだもんね）」

霧切「（もしかして苗木くんに嫌われてしまったかしら…私、そうなったら・・・私…）」ｼﾞﾜ

霧切「なんとしても苗木くんに謝らなくては!」

～NOW LOADDING@～

～廊下～
苗木「ふぅ、お腹いっぱいだ…」

苗木「さてこれからどうしようかな？」

？「あら苗木君じゃないですか?」

セレス「なにこんなところに突っ立ているのです？邪魔だから早くどけてくださりませんか？」ｸｽｸｽ

苗木「」ｽﾀｽﾀ

セレス「そうそう、あなたは邪魔なんですから潔く道を開けたらいいんですよ苗木君は」

苗木「」ｽﾀｽﾀ

セレス「あら何も言い返せませんの？」

苗木「」ｽﾀｽﾀ

セレス「ちょ、ちょっと話を聞いているのかしら？ダメ木君あら間違いました苗木君」ｽﾀｽﾀ

苗木「」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

セレス「お待ちなさいって苗木君、まさか怒っているのですか？」ｽﾀｽﾀｽﾀ

苗木「」ﾋﾟﾀ

セレス「はぁはぁ、急にとまって、やっと観念したのですね」ｾﾞｪｾﾞｪ

苗木「」ｽﾀﾀﾀｯﾀﾀﾀ

セレス「!?」

セレス「わたくし、苗木くんに嫌われてしまったのですか…いいえきっと何かの間違いですわ」

～自室前～　
苗木「ここまでくれば大丈夫かな」ﾊｧﾊｧ

苗木「んーこれもちょっとひどいけど大丈夫かな？」



眠気が限界なのでまた明日続き書きます！

舞園「苗木くん？奇遇ですね」ﾆｺ

苗木「」ﾊﾞﾀﾝ

舞園「ねえ苗木君どうして無視するんですか？ねえここ開けてください」

苗木「（どうしよう…少し寝ようっと）」ｚｚｚ

～食堂～

霧切「（まずいわ…非常にまずいわ…少し苗木くんをいじりすぎたら取り返しがつかないことに…）」

霧切「（でも、どうしたらいいか全然わからないわ）」

セレス「（どうしたらいいんですかね・・・）」

舞園「どうしたら…」

霧セレ舞「!?」

霧切「あ、あら奇遇ね、なにしてるのかしら？」

セレス「あらあらあなた方こそこんなところで何をやっていらっしゃいますの？」

舞園「それはこっちのセリフですよ？」

舞園「それはともかく、あなたたち苗木くんのこと考えていますね？」

霧セレ「!?」

霧切「あ、あら奇遇ね、なにしてるのかしら？」

セレス「あらあらあなた方こそこんなところで何をやっていらっしゃいますの？」

舞園「それはこっちのセリフですよ？」

舞園「それはともかく、あなたたち苗木くんのこと考えていますね？」

霧セレ「!?」

霧切「どどどｄ、どうしてそう思うのかしら」ﾀﾗ

セレス「そうですわ？まさかあなたはエスパーだったりしますの？」ｸｽﾘ

舞園「それは、私もさっき苗木君に会った時にですね…お二人と同じように…」ｸﾞｽ

霧切「あら？私だけではなかったようね」

セレス「これは一つ休戦といきませんこと？」

舞園「そうですね。まずは苗木君に謝って許してもらうまでは手を組んだ総がよさそうですね」

セレス「そうですわ、みんなで謝ればきっと許してくれますわ」ﾌﾌ

霧切「え、えっと…よろしくね」

セレス「ではまずはどうやって許してもらうかですわ」

舞園「苗木君がかわいいすぎて調子に乗ってしまいましたものね・・・」

霧切「ここは素直に説明して謝るべきではないかしら」

セレス「それしかいい案がありませんものね」

舞園「そうですね、みんなで苗木君の部屋に行きましょう」

霧切り「」ﾄﾞﾔ

～苗木自室～

苗木「（あれ少し寝ちゃってたみたいだ…）」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

苗木「あれ？誰だろう？」

？「」

？「やっほー苗木ぃ!今大丈夫かな？」

苗木「あ、朝日奈さん!大丈夫だよ!」

朝日奈「じゃさ一緒に食堂でも行かない？おいしいドーナツ見つけちゃってさ!」

苗木「うん、いいけど大神さんはどうしたの？」

朝日奈「えっと、さくらちゃんは、えっと用事で…」ｱﾊﾊ

苗木「用事？」

朝日奈「あーもー苗木と一緒に食べたかったの!ほら行こう」ｷﾞｭ

苗木「わ、わ朝日奈さん」ｽﾀｽﾀ

すいません、書き途中で寝落ちしてました。
続きはまた明日描くのでよろしくお願いします

朝日奈「でねー新作のドーナツがね仕入れててね」

苗木「あはは、朝日奈さんってやっぱりすごくドーナツ好きなんだね」

朝日奈「あったり前でしょー」ﾌﾞｲ

苗木「あれ？あの人影は？」

霧切「な、苗木くん…や、やっほー」

苗木「」

セレス「な、苗木ぃ!い、一緒に体動かそうよ」

苗木「」

舞園「一緒に泳ぎませんか？苗木くん」

苗木「…（なにこの状況!?しかも囲まれた!?）」

苗木「（いったいなにが起きてるっていうんだ…どうしよう…）」

～数時間前～

霧切「でもただ謝っただけで許してくれるかしら？」

セレス「そうですわね…なにかもう一つくらい良い案があればよろしいのですが」

舞園「そうですね…あ、こんなのはどうでしょうか？」

舞園「苗木くんは朝日奈さんとは今のところ仲が良いから私たちも朝日奈さんみたいに接したら…」

霧切「……それはいいアイデアだわ」

霧切「…（やっぱり失敗だったかしら…恥ずかしすぎてどうかなりそうだわ）」

セレ園「（恥ずかしすぎて４にたい）」

苗木「……ぷ、ははっは」

苗木「なにやってるのっみんな」ｱﾊﾊ

霧切「苗木君!」ﾊﾟｧｧ

苗木「もう、みんなしてずるいよ。そんなことして」

霧切「苗木くん!やっとしゃべってくれたのね」

セレス「あらようやく私のナイト様が口をきいてくれましたわ」ﾆｺﾆｺ

舞園「苗木君!」ｳﾙ

朝日奈「え、なにこの状況…」

霧切「でも、なんで苗木君は私たちを無視したのかしら？」

苗木「えっと、それは」

セレス「そうですわ、私たちすっごく傷ついたんですのよ」

舞園「そうですよ!」

朝日奈「もう!!!みんなは苗木を責めることできないよ」ﾊﾞﾝ

霧セレ園「っ!?」

朝日奈「みんなだって苗木を傷つけてたんだよ、そんなのもわからないの!!」

朝日奈「苗木はずっと一人で気にしてかかえてたんだよ」

朝日奈「苗木のことが好きなのにそんなこともわからないの」

霧切「っく…」

苗木「あ、朝比奈さん、もういいよ」

朝日奈「もう、良くないよ。行こ!苗木」ｷﾞｭ、ｽﾀﾀﾀ

セレ園「…」

～自室前～

朝日奈「えっと、ごめんね苗木。なんか言いたくなっちゃって、つい」

朝日奈「苗木が悲しむ顔みたくなかったんだ」ｸﾞｽ

苗木「うん。わかってるよ。僕もすごくうれしかったよ」

朝日奈「ほんとぅ？」ｳﾙ

苗木「うん、僕が嘘つくようにみえる？」ﾆｺ

朝日奈「ううん」