ハルヒ「ハルヒTVへようこそ!」 (4)
とくにやることもない休日、俺はyoutubeを見ていた。
キョン「次は何を見るかな・・・?」
何気なく次に見る動画を探していたとき、信じられないものを俺は見つけてしまった。
自然と俺の手はその信じられないものを見ようと動き始めた。
カチッ
俺がマウスをクリックすると、見覚えのある顔が画面に映った。
ハルヒ『ハルヒTVへようこそ!』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501861427
キョン「ブフッ」
吹き出しそうになった、否、吹き出してしまった。
ハルヒ『今回はねぇ、面白いものを持って来たのよ!ぷるるるる、ぷしゅーん、ハンドスピナー!イェーイ!ふぅー』
キョン「ハンドスピナーとはこれまた使い古されたものを」
ハルヒ『では、開封していきます!うぐ、ぐぐ、開かないわよ、これ!ぐぐ』
ー2分後ー
ハルヒ『おりゃあ!ようやく開いたわ!』
キョン「この2分はカットしろよ」
ハルヒ『では、回します!」
シュルルルルルルルル
ハルヒ『回っています』
シュルルルルルルルル
ハルヒ『回っています』
シュルルルルルルルル
ハルヒ『回っています!』
キョン「つまんねぇぇぇ!!」
キョン妹「キョンくんうるさいー」
キョン「あ、ああ、すまない、気を取り直して見るか」
ハルヒ『ということで今回は今、話題のハンドスピナーをレビューしてみました!』
ハルヒ『トゥデイズハルヒズポイント!ドゥルルルルルルルルルル!でん!2!』
キョン「楽しんでた割には低いな」
ハルヒ『私としては面白くなかったわ、所詮子供のおもちゃってとこね』
キョン「嘘をつけ、回ってるのをキラキラした目でずっと見ていたくせに」
ハルヒ『じゃんけんたーいむ!さいしょはぶんぶんじゃんけんぽーい!バーイ!』
キョン「もろパクリじゃねーか!」
翌日、俺は登校するとともに、ハルヒに話しかけた。
ハルヒ「なによ」
キョン「ハルヒTV」ニヤニヤ
ハルヒ「な、なんでアンタがそれを」
キョン「さあな」
ハルヒ「答えなさいよ」
キョン「まぁ、誰でも見れるようなサイトに投稿しているんだ、いつか誰かが見つけてもおかしくないだろう?それがたまたま俺だっただけだ」
ハルヒ「くぅぅ、まぁ、いいわ」
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