蛍(…骨董屋?)
駄菓子屋「いらっしゃい」
蛍「駄菓子屋さん?」
駄菓子屋「おお蛍ちゃんか」
蛍「駄菓子屋の方は大丈夫なんですか?」
駄菓子屋「ああ、あっち閉めている日にはね」
駄菓子屋「駄菓子屋だけで食っていくのは難しいからね」
蛍「そうなんですね」
駄菓子屋「いろいろあるから見ていってよ」
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蛍(いろいろあるなー)
蛍(柄だけを残して白く洗濯できる漂白剤、ビーフステーキの香りの香水…)
蛍(地味に役に立つのと変なのが多い…)
駄菓子屋「どうだいおもしろいだろ」
蛍「は…はい」
駄菓子屋「こんなのもあるよ」
蛍「?」
駄菓子屋「ここに黒乳首があるだろ?」ポロリン
蛍「!?」
駄菓子屋「これを塗るとな…」ヌリヌリ
駄菓子屋「ピンク色の乳首に!」テッテレー
蛍「!!??!!?!?」
駄菓子屋「でもこれ水に濡れると元にもどっちゃうんだよね」
駄菓子屋「人間の唾液でも戻っちゃうしね」
駄菓子屋「これどうだい?」
蛍「どうと言われましても…わたし乳首黒くないですし」
蛍(というか駄菓子屋さん乳首…)
駄菓子屋「じゃあこれはお母さん用だね」
蛍「えぇ…」
駄菓子屋「んーじゃあこれはどうだい」コイン
蛍「外国の硬貨…?」
駄菓子屋「これはねどんな願い事も三つだけ叶えられる硬貨なんだよ」
蛍「そうなんですね」
蛍(教科書に似たような話があったような…)
蛍(結局もらってきたけどこれ…本物かな?)
蛍(一度なにかで試してみようかな)
蛍(…ここにトム・ハンクスさんがお忍びで来るとか)
蛍「うーん……あ!」
れんげ「ほたるんにゃんぱすー」
ひかげ「うーっす」
蛍「こんにちはー」
れんげ「ほたるん何してるん?」
蛍「私はちょっとね」
れんげ「うちらはさっきまで駄菓子屋に行っていたん」
蛍「え!?」(駄菓子屋さんはさっき道具屋に…)
ひかげ「それよりさー東京の話しようよ東京の!」
れんげ「はじまったん」
蛍(はじまった)
ひかげ「いやーこの間ヴィトンとシュークリームのコラボしててね行列がすごいのなんの…」ペラペラ
れんげ「ひかねえの話はよくわからんし飽きたん」
蛍(うーんながくなりそうだなぁ…そうだ!)
蛍(ひかげさんが自身の性癖について語りだす!)コイーン
ひかげ「んでね野外露出にハマってるんだどね、やっぱ東京でやるのは違うんだよねーあそこはここよりスリルが違うよ」
れんげ「どれくらいちがうん?」
ひかげ「そりゃあもうここが平均台だとしたら東京は上空2000メートルの鉄骨渡り……あああああああああああああああああああ/////////////」
れんげ「どうしたん?」
ひかげ「い…いや////////」
蛍(…ドンピシャリお願いがかなった)
蛍「まさかこれが本物だったとは…」
蛍(それに駄菓子屋さんのことも気になりますし)
楓「おー蛍ちゃんじゃん」
蛍「駄菓子屋さん。こんにちは」
楓「今日は1人かい?」
蛍(さっきあったばっかりなはずなのに…この反応)
蛍(…そうださっきの駄菓子屋さんとの違いを確認する方法は)
蛍「駄菓子屋さん!乳首見せてください!」
楓「へ?」
楓「ちょ…ちょっと何をいって…」
蛍「ほら早く!」ガバッ
楓「ヒッ」ポロリン
蛍(なん…だと…)
蛍「なんですかこの生娘のような汚れを知らない乳首は!?」
楓「わ…私に聞かれても//////」
蛍(乳首軟膏を使っているかもしれない…そうだ水か人間の唾液で)
蛍「駄菓子屋さんちょっと失礼します」
楓「え?」
ジュジュッパッパパパパパパパ
楓「へ…へええええええええええええええええええええ////////////」
蛍(ふむ…ピンク色のまま…やっぱりあの駄菓子屋さんはこの駄菓子屋さんではない)
蛍「すみません駄菓子屋さん失礼しました」
楓「ハ…ハイ」ガタガタガタ
蛍(駄菓子屋さんの偽物のことも気になるけど…)
蛍(まずは願い事かな…残り二つ…)
蛍父「ほったるーん!」
蛍「あ、父さん。まだいたの」
蛍父「テストで100点を取ったら蛍が欲しがっていたダヴィンチコードの円盤を買ってあげるぞ!」
蛍「ほんと!?パパだーいすき!!」
蛍父「ハハ、現金なやつめ」
蛍のママ「蛍ったら本当にトム・ハンクスが好きね」
一穂「テストかえすよー」
一穂「れんちょんー」
れんげ「あーい」
一穂「れんちょん2000点ね」
夏海「れんちょんすげー!」
小鞠「しょぼいクイズ番組の得点みたい」
れんげ「フンス」
一穂「次はほたるんー」
蛍「はーい」
一穂「ほたるん100点ね。よく頑張ったね」
夏海「ほたるんすげー!」
小鞠「ほたる流石ね」
蛍「フフフ」
蛍(ドンピシャリお願いがかなった)
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