『安価』P「輿水幸子に恋してる?」 (70)

P(どうやら俺は……幸子に恋をしてしまったようだ…)

P(幸子の事を見ているだけでドキドキするし…名前を呼ばれたら…それだけですごく嬉しくなる…。分かっている…もういい大人の俺が14歳の少女に恋するなんて異常だってことは…。)

P(それでも…それでも好きになってしまったんだから仕方ないじゃないか!!!!恋に年齢なんか関係ない!!)

P「と、言うわけで…幸子と両思いになるにはどうすればいいだろうか?さすがに今のまま幸子に告白してもフラれるのは目に見えているしなぁ…。何とか幸子に好きになってもらわないと…」

安価:幸子の気を引くために何をしたらいいだろう?
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(シリアス路線とか考えてないので気軽にコメントしてもらえると嬉しいです。)

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P「ふむ…とりあえず着ぐるみをきて幸子と接してみよう!」

P「相手の出方を見るというやつだな!」

P「しかし着ぐるみなぁ…そんなもの……」

ぴにゃこら太「……」

P「……」

ぴにゃこら太「……」

P「……よし、ぴにゃこら太になって幸子に会いにいこう!」

Pにゃこら太(さて、ぴにゃこら太に入ったぞ…後は幸子と接触するだけだっ!)

Pにゃこら太(幸子がどこにいるかなんてのは……何となくわかる!!心が通じあってるからな!!今は…きっと休憩スペースで本を読んでいるな!よし、今行くぞ!)

~事務所のアイドル用休憩スペース~

幸子「ふむ……この服もいいですね…今度見に行ってみますか…」

Pにゃこら太(いたいた…。あぁ…今日もカワイイなぁ幸子…)

Pにゃこら太(さて、どんな反応をするかな…)

Pにゃこら太「ぴにゃぴにゃ!」

幸子「うわっ!!!び、びっくりしました…。誰かと思えば…えーっと…誰ですか…中に入ってるのは…」

Pにゃこら太「……ぴにゃ」

幸子「……そ、そこら辺はあまり触れない方がいいんですかね…。じゃあ…おはようございます。ぴにゃこら太さん」

Pにゃこら太「ぴにゃー!」

幸子「…それで…な、何か用事でも?」

Pにゃこら太(会いに来たはいいものの…ど、どうしよう…用事か…)

安価 ぴにゃこら太の着ぐるみを着て幸子に会いに来たP。これからどうしよう?

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Pにゃこら太「………」

幸子「………?」

Pにゃこら太「ぴにゃぁぁ!」

幸子「えっえっ!?な、なんですか!?」

Pにゃこら太(幸子カワイイ!カワイイから拉致しよう!)

幸子「わ、わ、な、何をするんですかぁぁ~!?」

Pにゃこら太(やった!!幸子をゲットだ!)

Pにゃこら太(しかし……拉致すると言っても、どこに連れていけばいいだろうか?)

安価 :衝動で幸子を拉致してしまったP。危ない香りが漂っているが…とりあえずどこへ連れていこう?

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Pにゃこら太(ふむ、とりあえず拉致といったらハイエースだな!)

幸子「ど、どこへつれていくんですかぁぁ!」

Pにゃこら太「ぴにゃぴーにゃ!」

幸子「う、うわぁ!…な、なんですか…車…?」

Pにゃこら太(さて…ハイエースまで拉致してきたわけだが…)

幸子「な、なん…ですか…ボクに何をする気ですか…」

Pにゃこら太(まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい!!!)

Pにゃこら太(どうしてこうなった!?これはかなりまずい状況だ……14歳アイドルを車に連れ込んだ着ぐるみを着たおじさん…完全に事案だ…なんとか…なんとかせねば…)

安価:このままではPは犯罪者になってしまう!!どうやって乗り切る!?

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Pにゃこら太(………逆に考えるんだ。犯罪者になればいいじゃないか…。今俺はぴにゃこら太の着ぐるみを着ている…顔さえバレなければ多少…アレな事をしても問題ない…。)

幸子「……ちょ、ちょっと…なんで黙ってるんですか…冗談なら早く冗談って言ってください…ほ、ほんとに怖いです…」

Pにゃこら太(す、少しだけ…少しだけなら…さ、触っても…い、いいよな…)

幸子「な、なんですか…」

P「ぴ、ぴにゃぁ…フヘヘ…」

幸子「う、うわぁ!やめてくださいっ!」ゲシッ!

Pにゃこら太「ウッ…」

幸子「だ、誰かー!!助けてくださいっっ!!」ダッ

P「………」

ぬいぐるみを着て近づく作戦は失敗した…

P「……幸子と仲良くなれなかった…」

P「18歳以上向けとして書いていたらあのまま進めると言う手もあったが…」ブツブツ

P「まあ、着ぐるみを着ていたからな!!幸子には俺があんな変態行為をしたということはバレていない!気を取り直して、別の方法で幸子と親密な関係になろう!」

安価:気を取り直して別の方法で幸子と距離を縮めよう!

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P「よし!女の子と言ったら甘いものだよな!スイーツバイキングに誘おう!」

~休憩スペース~

P「さーちこ!」

幸子「あっ………Pさん…」

P「…どうした?元気ないな…」

幸子「はい……さっき…ぴにゃこら太の着ぐるみを着た人に…車に連れ込まれて…触られそうになったんです…それが…すごく怖くて…」ウルウル

P「かわいそうに……冗談にしてもそれはやりすぎだな…」

幸子「うぅ…」

P「ふむ……何か、甘いものを食べに行こう。甘いものは食べると落ち着くと言うしな」

幸子「Pさん………。ありがとうございます…」

P「いやいや、いいんだよ(ごめん幸子)」

(そろそろ寝るので更新はまた明日にします…)

~スイーツバイキング~

P「よし、ついたぞ!さぁ幸子、好きなだけ食べていいぞ!バイキングだからなっ!」

幸子「ありがとうございます!スイーツバイキングなんて久しぶりに来ましたよ~」

P「おぉーそうなのか。前はよく来てたのか?」

幸子「はい!アイドルになる前はよく友達と来てました。アイドルになってからは…予定が友達と合わなくて…来れてなくて…」

P「そうなのか……(仕方ないとはいえ…かわいそうだ…)」

幸子「あ、すみません…暗い話しちゃって…。久しぶりのスイーツバイキングを楽しみますね!」

P「おう!」

P(とは言ったものの…俺自身スイーツバイキングなんて来たのは初めてだ…。やっぱり周りは女の子ばっかりだなあ…。)

P(まあ、甘いものは好きだし…気になったものを片っ端から食べていくか!)

P「どれから食べようかなぁ~っと」

幸子「迷ってしまいますよね~。うーん…。これとこれとこれと…」

P「お、おぉ…次々に…よし。じゃあ俺も幸子と同じやつにするかな」

幸子「せっかくですし、全種類食べたいですね!」

P「そんなに食えるかな…」

幸子「Pさんにはきついかもしれませんね…」

P「お、俺だってまだまだ若いんだぞ!甘いものならいくらでも食える!」

幸子「ホントですか~?ふふ…」

P(幸子が笑ってくれた…。でも、どうやら幸子は俺のことを仲のいいおじさん…程度にしか想ってくれてないらしい…。)

スイーツバイキングへ行って、幸子との距離が少し縮まった!

称号:仲のいいおじさん

~次の日~
P(スイーツバイキングへ行ってなんとなく幸子と俺の距離を把握したぞ。恋人という関係になるにはまだまだ遠いな…)

P(まあ仕方ないか…。歳が倍近く離れてるんだもんな…。しかし俺は諦めん!次はもっと積極的に行って距離をグッと縮めるぞ!)


安価:スイーツバイキングで幸子との距離を少し縮めたP。この調子で幸子と親密な関係になりたい!次は幸子と何をしよう?

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P「よし!次はツーリングに誘おう!」

P「俺の車の助手席に幸子を乗っけて旅行へ…グフフ…テンション上がるぜぇ~」

P「さっそく車内を掃除してこよう!!」

P「と、言うわけで幸子!ツーリングに行こうっ!」

幸子「ツーリング…ですか…。急ですね…」

P(うっ…なんだか反応が薄い…)

P「あ、あんまり…興味無いか…?」

幸子「い、いえそんなことは!ただ、ツーリングって言われても…どんな感じなのか具体的に想像出来なくて…」

P(そうか…確かに車に乗れる年齢じゃないと…想像しにくいか…)

P「ツーリングは楽しいぞっ!景色を楽しみつつ…美味しいものを食べつつ旅をするんだっ!」

幸子「へぇ…なんだかそう聞くとすごく楽しそうです!」

P「だろぅ!?よし、行こう!」

幸子「はい!……でも、どこへ行くんです?」

P「どこへって……そりゃあ…その…」

P(決めてなかった…どこへ行こう?)

安価:幸子と楽しいツーリング!どこへ行く?

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P「その……もちろん浜辺さ!!」

幸子「も、もちろん…?まあ確かに…今日なんか天気がいいですし、海を見に行くのは楽しそうです!」

P「だろうだろう!?よし、じゃあ早速出発だっ!」

幸子「はい!」



(自分が車に乗るのが好きで、車でいく流れにしちゃいました(汗))

P「レッツゴー!」

幸子「Pさんの車、キレイですね~」

P「はは、まあな!(片付けといてよかった…)」

幸子「へ~…Pさん普段こういうCD聴くんですね~…。あ、すみません…いろいろ触っちゃって…」

P「いやいや、気にしなくてもいいぞ!むしろ、何か気になるものがあったらどんどん触ってくれ!」

P(自然な感じで俺の趣味を幸子に知ってもらえるチャンスっ!幸子の趣味も聞き出せるかもしれないしな…!)

幸子「じゃあ…お言葉に甘えて…。ん?助手席の下に何か本が……これは…雑誌…?」

P「………あっちょっそれは」

幸子「…えるおー…?」

P「それはダメだっっ!!」

幸子「ふぇっ!?」

P「幸子…それは…だめだ…」

幸子「あっえっ…すみません…」

P(あぶねぇ……表紙が健全でよかった…まさか助手席の下に隠れていたとは…後で片付けておこう…)

幸子「Pさんは、お休みの日とか何してるんですか?」

P「ん?俺かー…俺は…基本ダラダラしてるなぁ…疲れて1日寝ちゃったりするんだよなぁ」

幸子「そうなんですね…お疲れ様です…」

P「勿体ないなぁとは思うんだけどな…。幸子は何してるんだ?」

幸子「ボクは…だいたい家で宿題やったり、絵を描いたりしてますね~」

P「なるほどねぇ…」

幸子「休みがあったら、輝子さんたちと遊んだりします!」

P「おおーいいなぁ…友達と遊ぶのか…俺もなぁ…遊びてぇなあ…友達と…」

幸子「…Pさん…いないんですか…友達…」

P「そ、そんなこと……」

幸子「Pさん……かわいそうですから、ボクが友達になってあげますよ…!」

P「幸子……(なんて優しい子なんや…)」

幸子に同情された!

称号:お友達

P「はぁー…やっぱり車で走るのは楽しいなぁ…」

幸子「そういう…ものなんですか?」

P「ああ……なんかこう…自分の部屋にいる状態で外を走ってる感覚になる」

幸子「な、なんですかそれ…」

P「幸子も車に乗るようになったら分かるさっ!」

幸子「車…ですか…。特にどんな車に乗りたいとか考えたことなかったですね…」

P「まあそうだよな…。車買う時は俺に相談してくれ!一緒に選ぼう!」

幸子「ふふ…そうですね。まあかなり先の話ですけど…その時はヨロシクお願いします。」

P「よーし、そろそろ海が見えてくるぞ!!」

幸子「おぉー!話してたらいつの間にか近くまで来てたんですね!」

P「あっという間だったな…!」

P(さて、浜辺まで来たわけだが……。せっかくだし何かして帰りたいな…)

安価:浜辺まできたP達。何をしよう?

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P「よーし!せっかく浜辺まできたんだ!追いかけっこしよう!」

幸子「な、なんですかそのチョイス…。なんだか…一昔前のカップルみたいですね…」

P「か、カップル…」ドキドキ

幸子「まあ…どうしてもPさんがやりたいと言うならしてあげますよ!」

P「やったぜ!!じゃあ、幸子が逃げてくれ!俺が追いかける!」

幸子「やっぱりそうなるんですね…。じゃ、じゃあ逃げますよー…(本気で追いかけては…こないですよね…)」

P「うっほほーい!さちこーまてまてー!!」ダダダ

幸子「う、うわぁぁ…目が本気です…!!」ダダダ

P「まてまてー!」

幸子「ま、まちませんよー!!!」

~数分後~

P「はぁ…はぁ…」

幸子「はぁ……はぁ…」

P「幸子…足速いんだな…」

幸子「ま、まあ……(捕まるの怖かったですし…本気で走りました…)」

P(カップルと言われてテンションが上がってしまった…。ついつい本気で追いかけ回してしまった…。はたから見たら警察沙汰だな…)

幸子「ふふ…でも久しぶりに浜辺を走り回りましたよ。なんだかんだ楽しかったです。」

P「はは…確かにな!こんなにはしゃいだのは何年ぶりかな…。楽しかったぜ!」

幸子「もうしばらくは、Pさんと追いかけっこはしたくないですけど…」

P「はは……」

浜辺で追いかけっこを楽しんだ!

P「幸子とドライブしてさらに仲を深めたぞ!ついに友達の関係か…。これは恋人になれる日は遠くないな…。」

P「次は幸子と何をしようか!?」

安価:幸子と友達以上の関係になりたい!次は何をしよう?

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P「そうだ…幸子のやりたい仕事をとってきてあげよう!やっぱり遊ぶだけじゃ好感度は上がらないもんな…。仕事の面でもサポートできる男と分かれば好きになってもらえるはず!」

P「と、言うわけで…。幸子、なにかやりたい仕事とかあるか?」

幸子「やりたい仕事ですか……。んー…そう言われると…これがやりたい!って言うのは……。そうだ!可愛い動物と触れ合う仕事がやりたいです!可愛い動物と触れ合って…その姿を撮って、動物と触れ合うボクの写真集を出しちゃうとか…!どうですか!?」

P「な、なるほど…(なかなか難しい注文だが…)」

P「よし、頑張ってとってくるぞ!!(やるしかない!)」

P「うちのアイドルの輿水幸子なんですけども…どうですか…?あ、ちょっとイメージと合わない…そうですかー…」

P「ふーーむ……。やはり幸子と動物という組み合わせ…悪くは無いがピンとこないという所が多いな…」

P「……どうしたら幸子と動物の相性の良さをアピールできるだろうか…。うまくアピールすることができたら、仕事もかなりとりやすくなるはず!」

安価:カワイイ幸子と可愛い動物。その相性の良さを分かりやすくアピールしたい!どうすればアピールできるだろう?

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P「そうだ!よくある、芸能人と動物のここが似てる!みたいな一面を探してアピールしていくか…!」

P「しかし幸子と似ている動物なぁ……。ハムスター…とかか…?あのおっちょこちょいなところ…幸子がバラエティ番組でやる失敗と似ている…!!」

P「ハムスターと似ているとなれば、ハムスターとたわむれる仕事もとりやすくなるしな!よし、早速この路線で売り込むぞ!!」

Pは幸子とハムスターの相性の良さをアピールして、見事動物とたわむれる仕事をゲットした!

P「よしよし…思った通り上手くいったな!いやぁ…しかし本当に似ているな…このハムスターが後ろにコテンと倒れるところとか…幸子もこういうこけ方するもんな…」

幸子「Pさん……」

P「ん?どうした?」

幸子「その…動物と触れ合えるお仕事…とってきてくださってありがとうございます…」

P「いやいや~こんなもん、俺にかかれば朝飯前よ!まあ、さすがに写真集まで出せるとは思ってなかったけどな!」

幸子「その写真集のことなんですけど!」

P「ん?写真集で…何かあったか?」

幸子「なんですかこの、『ハムスターと幸子の!あざとい?ドジっ子アピール集!』って!」

P「何って…ハムスターと幸子の動きが似てるっていう写真集だけど…」

幸子「そうじゃなくて!!いやなんかこう…違うんですよ…もっとこう…ハムスターを手に乗せてるボクの写真とか…そういう写真集がいいんですよー!」

P「何枚か撮らなかったか?」

幸子「写真集の最後の数ページ分しか撮ってないですよ!ほとんどが番組で失敗したボクと、その動きに似ているハムスターの写真じゃないですか!」

P「違う違う。幸子がハムスターに似てるんだよ」

幸子「そんなことどうでもいいです!次に写真集を出すときは…ハムスターと遊ぶボクの写真集でお願いします!」

P「ふむぅ…そうか…分かった。考えてみるよ…。あ、そうだ。今回作った写真集、第二弾も売り出すことが決まったから」

幸子「そんなぁー!!!」

幸子の願いを叶えることが出来た!(?)

P「ふー…幸子のやりたい仕事をとってこれたし満足満足…」

P「ん…なにか大事なことを忘れているような………って!そうだ…最終目標は幸子といい感じの関係になることじゃないか!!なんだか幸子のやりたい仕事をとってくることが目的みたいになってたぞ…」

P「とりあえずこれで、幸子からの好感度も上がったはずだ…!」

P「最後になにか一つ…幸子からの好感度を上げて…こ、告白…したいな…」

P「どうすれば更に好感度が上がるだろうか?」

安価:幸子からの好感度をあげたい!何をしよう!?

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P「よし!!やはりここは…幸子と水族館へ行こう!!水族館デートかー…ワクワクだぜ…」

P「雰囲気が良くなってきたところで告白…か…」

~事務所~

P「と、言うわけで。幸子、水族館へ行こう」

幸子「急ですね……。まあ、いいですけど…いつにします?」

P「うーんそうだな…次の日曜日にしよう!」

幸子「はーい。分かりました!」

P「楽しみにしてるぜ!」

幸子「はい。久しぶりに水族館に行くので、ボクも楽しみですよ」

P(むぅ…幸子的には純粋に水族館を楽しみにしてる感じか…。うまく俺を異性として意識させたいな…)

安価:水族館デートで、幸子の心をつかむにはどうすればいいだろう?
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P(よし…ここは……手をつなごう!!!さり気なく手をつないで、意識させてやる!!)

~水族館デート前夜~

P「よし…明日のために、普段は着ないようなシャレた服を揃えたぞ…」

P「女子ウケのいいアクセサリー、香水もバッチリ……絶対告白を成功させてやる…」



~デート当日~

P「緊張しすぎて眠れなかったぜ…。で、でもまあ身だしなみは完璧だ!あとは幸子を待つのみ…」

幸子「おはようございます~Pさん!」

P「おっ幸…(うっほほぉカワイイぜぇ幸子ぉ…白ワンピース幸子最高ぅ…)子おはよう!」

幸子「すみません…ちょっと待たせちゃいました?」

P「いやーさっき来たところさ」

幸子「それなら良かったです」

P「いやーしかしあれだな…日曜の水族館は…混んでるな…」

幸子「ま、まあ…そうですね…」

P(むぅ…日曜に水族館なんて…失敗したか……?いや、そんなことは無い!ここは逆にチャンス!)

P「お互いを見失わないように……手、つなぐか」

幸子「えっ…?」

P「ほら…手、繋いでたらお互いどこに行ったか分からなくなる…なんてことないだろ…?」ギュッ

幸子「ま、まぁ…確かに……そうですけど…」

P「………」

幸子「………」

P(あれ…なんか思ってたのと違う…なんだろうこの違和感…)

幸子「むー…なんだか子供扱いされてる感が…」

P「い、いやいやそういうのじゃないぞ!?」

幸子「まあ…いいですよ…確かにPさんに迷子になられても困りますしね!!」

P(おうふ……めっちゃ睨んでくる…。ま、まあとりあえず手をつなぐのには成功したぞ…こっからだ…こっから…)

P「ほえぇ…こんな魚いるのか…」

幸子「すごいですね…。普段見る魚って言ったら…めだかとか…ブルーギルぐらいのものですよね」

P「ま、まあ確かにな…(田舎の子供か…)」

幸子「こういう大きな水槽を見ていると…手入れ大変そうだなーとか考えちゃいますよね」

P「まあ確かにな…俺なんか金魚鉢の手入れでさえ面倒だと思ってしまうのに…良くやってるもんだ」

幸子「金魚鉢くらい手入れしてくださいよ…」

P「おおっ…見ろ幸子!ニモに出てきた亀がこっち来たぞ!」

幸子「わぁ!ホントですね!結構大きいですね…背中に乗れそうです!」

P「幸子なら乗れそうだな…!俺は無理かもな…」

幸子「Pさんは自分で泳いでついてきてください」

P「俺も中学生だったらなぁ…乗せてもらえそうなんだが…(俺も中学生なら…幸子に恋しても何の問題もないんだが…)」

P「こっちのコーナーは…ほう…海の中の不思議な生物コーナーか…」

幸子「う、うわっ…気持ち悪いです…トゲトゲがいっぱいで…あっ…やっぱり毒を持ってるんですね…こういうのを見ると海に入りたくなくなりますよね…」

P「ま、まあまあ…海水浴場とか…そういう所にはこんな生き物いないから…」

幸子「あ!これ可愛いです!テレビとかで見たことあります!」

P「お、チンアナゴか!確かにこいつは可愛いな!」

幸子「この子なら飼ってもいいかもしれませんね…カワイイボクのペットにピッタリですね!」

P(そ、そうなのか……?)

幸子「あ!この先にある大きな水槽ではジンベエザメを見れるみたいですよ!!」

P「おお!ここの目玉だな!」

幸子「早く行きましょうっ!」グイグイ

P「分かった分かった!そんなに引っ張らなくても…(はしゃぐ幸子…カワイイなぁ…)」

幸子「うわぁ…本当に大きいですね…ジンベエザメ…」

P「でっかいなぁ……。なんか水槽ぶっ壊して人間を襲いにきそうだな…」

幸子「ジンベエザメは人間なんか食べませんよ…プランクトンを食べるんですよ?」

P「え、そうなのか?あんな大きいのに!?」

幸子「もー…ちゃんとパンフレットとか読んでるんですかー?書いてありましたよー!」

P「あ、そうなのね…読んでなかった…。後で読んどくよ」

幸子「まあでも、確かにジンベエザメと海で遭遇したら…怖くて動けなくなっちゃいそうですけどね…」

P「こんなのが目の前に現れたら…死を覚悟するな…」

幸子「見てくださいPさん!」

P「お?どうした?」

幸子「ジンベエザメストラップと、ジンベエザメ型の栞を買いました」

P「見事につられたな?魚だけに」

幸子「ちょっと何言ってるか分からないです。Pさんは何も買わないんですか?」

P「んー俺か…何か買いたいところなんだが…どれがいいかなぁ…」

幸子「そうですねぇ…キーホルダーとかどうですか?」

P「キーホルダーなぁ……」

幸子「ほらほら、このジンベエザメのキーホルダーとか」

P「ぐぬぬ…俺はつられんぞ…」

幸子「もー無駄に意地張ってー…」

P「まあ、無難に菓子とか買ってくよ」

幸子「むー…大人になるとこうなってしまうんですかね…」

P「ははは……ん?」

P(これは…カップル用の…キーホルダー…か…。)

幸子「…どうしました?」

P「えっ…あー…いやー…このキーホルダーとか…いいなーって…」

幸子「これ…って……」

P「まあ…その…二つ合わせたらハート型になるっていう…よくあるキーホルダーなんだけど…」

幸子「体をくねらせているチンアナゴのキーホルダー…珍しいですね…」

P「えっ…あっほんとだ…チンアナゴなんだこれ…」

幸子「これ、買いましょう!!」

P「えっ…!?」

幸子「いい思い出になりますし…チンアナゴのキーホルダー欲しいですし!」

P「ま、まじかっっ!!」

P「買ってしまった…」

幸子「Pさんはどっちを持ってくんです?」

P「え…?」

幸子「ほら、このハート型チンアナゴキーホルダーですよ。右側ですか?左側ですか?」

P「うおぉ…これは悩むな…(右も左も違いがイマイチ分からんぞ…)」

幸子「じゃあ…左側がオスらしいので、そっちをPさんにあげます」

P「お、おぉ…ありがとう!」

幸子「無くしちゃダメですよ!」

P「おう…!もちろん!大事にするさ!」

幸子との思い出がつまったキーホルダーを手に入れた!

P「ついに…この日がきたか…」

P「……幸子との距離は縮まった…はずだ…ただのお友達じゃない…ただのPでもない…より親密な関係になれたはずだ!」

P「やるんだ…俺…言うんだ……好きだって!!!後悔するなら…言って後悔した方がいい!!」

P「しかし…なんと言って告白しようか…?かっこつけた方がいいかな…それとも…深く考えずに…その場の勢いに任せるか…!?」

最後の安価!
告白するセリフはどんなのがいい!?

A.「~~~」って告白するべき。(セリフ内容を考えてください)

B.その場の勢いで告白すべき!

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P「やっぱりその場の勢いだよな…。あれこれ考えてうまく出来るほど器用じゃないしな…」

P「よし、幸子を探そう」

P「おーい幸子ー」

ちひろ「どうしたんですか?」

P「え、あぁー…いや…幸子にちょっと用事があって」

ちひろ「そうなんですね。幸子ちゃん…さっきまでそこのソファーで雑誌を読んでたんですけど…。ちなみにどんな用事だったんですか?見かけたら伝えておきますよ」

P「ええっっ!?あ、いやその……直接俺の口から伝えたいので…見かけたら俺のところは来て欲しいと…伝えてください…」

ちひろ「わ、分かりました…(?)」

P「まったく…いつもあのソファーにいるのに…どこに行ったんだ?トイレか…?」

P「おーい幸子ー?」

小梅「ど、どうしたの…?」

P「あぁ、小梅。今幸子を探してるんだが…トイレとか…いなかったか?」

小梅「さっき行ったけど……誰も…いなかったよ…?」

P「そう…か…。どこに行ったのやら…」

小梅「もしかしたら……屋上…かも…」

P「屋上……?」

小梅「うん……最近幸子ちゃん…屋上でぼーっとしてる時が…多いから…。ちょっと心配……理由を聞いても…教えてくれないし…」

P「そうだったのか……ありがとう。見に行ってみるよ」

P(屋上で間違いなさそうだな…なにか悩んでいるのか…?)

P「………」

幸子「………」

P(本当だ…遠くを眺めて…ぼーっとしてるな…)

P「おはよう、幸子」

幸子「フギャァ!!!Pさんっ…驚かさないでくださいよ…」

P「驚かすつもりは無かったんだが…すまんな…。で、ここで何してるんだ?」

幸子「な、何って別に……景色を眺めていただけです…」

P「へぇ……。なるほどな…。俺も高校生の頃、よくこうやって遠くの景色を眺めてたなぁ…」

幸子「そうだったんですね…」

P「こうしてたら、嫌なこととかぜーんぶ忘れられるからさ…。頭空っぽにして、一人でいられる時間が好きだったんだ…」

幸子「………」

P「なにか悩んでるんだろ?話してくれよ。アイドルの悩みを解決するのもPの仕事さ。っていうか、幸子の悩みをちゃんと解決しないと…俺が今日伝えようと思ってたことも伝えられんしな…」

幸子「伝えようと思っていたこと…?」

P「あぁ、まあ、それは後で話すよ…」

幸子「悩んでるのは………」

P「悩んでるのは?」

幸子「………Pさんのせいです!!!」

P「えええぇ!?お、俺のせい!?俺…何かしたか!?」

幸子「Pさんが最近……近くにいると…ドキドキして…なんか変なんです!!!」

P「そ、それは………俺になにかされるんじゃないかという恐怖で?」

幸子「そうじゃないですっっ!!何でそうなるんですか…もう大体想像つくと思うんですけど…。ボク……もしかしたらPさんのことが好きなのかもしれません…」

P「え、えぇっ!?」

幸子「……」

P「さ、幸子…実はな………俺は…幸子のことが好きなんだっっっ!!今日伝えたかったことっていうのは…このことなんだ!!」

幸子「……」

P「あっ…も、もちろん幸子に好きって言われたからこんなことを言ってるんじゃない!ずっとずっと前から幸子のことが好きだったんだ!それで……今日…意を決して告白をしに来たんだ…」

幸子「……」

P「そ、その……幸子…俺と…付き合ってくれないか…?」

幸子「…無理です」

P「えええええぇ!?」

P「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ………な、何でだ?何で無理なんだ!?

幸子「……ボクは…好きかもしれないって言ったんです……。好きとは…言ってないです…」

P「そ、そんな………。で、でもそばに居るとドキドキするって…」

幸子「確かにドキドキします…けど……これが恋なのかどうか…分からないんです……」

P「分からない……?」

幸子「だって…ボク…今まで恋というものをしたことがないので…このドキドキが恋なのかどうか…分からないんです…」

P「……」

幸子「それにっ…仮にボクがPさんに恋していたとしても…付き合うのは無理です……。だって……歳が離れすぎてます!!Pさん…未成年と付き合うなんて犯罪ですよ…」

P「う゛っ……」

幸子「だから…無理なんです……。その、なんだか…ごめんなさい…」

P「フるなら……ひとおもいにフッてくれ……申し訳なさそうに謝らないでくれ…」

幸子「えっ……」

P「Pさんとは付き合えません。これからもアイドルとPという関係でいよう…そう言ってくれないか…幸子…」

幸子「………」

P「そう言ってくれ…幸子…」

幸子「……わ、分かりました…。Pさんとは…付き合えません…。これからも……アイドルとP…という関係で…」

P「……」

幸子「………」

P「………」

幸子「…うぅ……」

P「……幸子っ!!」ガシッ

幸子「!!」ビクッ

P「俺は……幸子のことが好きだっ!!幸子が今感じているものが恋だろうと恋じゃなかろうと…関係ない!なぜなら俺は…お前を惚れさせる自信があるからだっ!だから!怖がらずに俺についてきてくれ!!!」

幸子「……P……さん…」

P「……」

幸子「………顔に似合わず…カッコイイこと言いますね…。年齢の問題は解決してませけど…」

P「う゛っ……」

幸子「……分かりました…分かりましたよ……。Pさんがそこまで言うなら……ついていきます…。でも、絶対にボクを失望させないでくださいよ…あれだけカッコつけたんですから!」

P「お、おぉう!もちろんだ!!Pさんカッコイイ!素敵!Pさんだーいすき!って言わせてやるさ!」

幸子「そんな日が来るのはいつになるやら…」

P「と、言うわけで…今日から正式なお付き合いがスタートと言うことですね?」

幸子「ま、まぁ…そういうことになりますね…///」

P「そうか…じゃあ……早速キスの方を…」

幸子「な、な、な、なんでそうなるんですか!」

P「えーだってカップルになったんだしキスくらい…」

幸子「調子にのらないでくださいっ!!そんなホイホイキスしたりしませんよー!」

P「そんなぁ………」ガックリ

幸子「……………仕方ないですねぇ…」

P「……えっ?」

幸子「……」チュッ

P「!!!」

幸子「ほっぺたになら……してあげますよ…。ボクとキスしたいなら、もっと親密な関係になってからです♪」

P「う、うっひょぉぉ!!!幸子からキスしてもらえたっっっ!!幸せええええ!!」

幸子「ちょ、ちょっとPさん!?」

P「みんなに自慢してこよ!」

幸子「ちょ、だ、ダメですよー!!!!」

~Happy End~

ついに完結しました…。

薄い内容なのに時間をかけてしまってすみませんでした…。

ここまで見てくださって(る方がいるかどうか分かりませんが)ありがとうございました…。

またどこかで幸子ss書くので…宜しくお願いします…。

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