夜神月(時を超えるメール……?) (18)
2010年1月某日 日本捜査本部
月「…メール?誰からだ…?」
送信者:夜神月
送信時間:2010/08/**
件名―――
月「…携帯のバグか…?」
月「!………」
月(これはリュークの仕業か…?……だが今は確認できないし…)
2010年1月28日 YB倉庫
月(リュークに確認はできなかったが…まぁいい。手は打てた)
月「ニア…僕の勝ちだ」
ニア「だから死にませんと何度も…ふぎゅぇっ…!」
ドシャァァ……
レスター「――ニア!」
リドナー「え?」
月「…そうだ…僕がキラだ。ならばどうする?ここで[ピーーー]か?」
ジェバンニ「何がどうなって…ぐぇぅ」
ドシャッ
ドシャッ
バダッ
月「ノートの差し替え?全書換えにすり替え…気づいてた!」
月「どうだ!L!完全に僕の勝ちだ!!」
月「あははははははははははははははははははははは!!」
・DEATH NOTE×STEINS;GATEです。
・岡部「デスノート?」のパクッ…リメイク作品です。
・以前エタってしまったものを加筆修正したものです(三度目の正直)
・場面変更過多です。
・作者の知能が一般レベルをギリギリ下回るので矛盾があるかもしれません。
2010年8月某日 夜神家
月(ノートの事を知っている人間は全て始末した)
月(ニア…日本警察の者…SPK、そして魅上…)
月(魅上は目として残しておいてやるつもりだったが…)
月(……そういえば)
月「リューク…いるんだろう?」
リューク「…どうした、ライトォ」
月「僕がニアに勝つ直前、お前僕の携帯に細工をしたろ」
リューク「あん?なんだそりゃぁ?俺は何もしてないぜ?」
月「…なんだと…どういうことだ、リューク?」
リューク「俺もお前も自由に動けなかったろ、忘れたのかライト」
月(ニアに勝てたのはあのメールで注意されたからで…)
月(つまり、あのメールによって助けられた事になる…) ギリィ
月「…リューク、やらなければならないことが出来た…」
月(あのメールを送った奴を見つけ出す…)
リューク「ククッ、なんだかわからないが面白そうじゃないか…」
月「…それはそうと裁きを継続しないとね…ん?」
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:8KyoMa13F
キラの裁きはまやかし!実際は殺人ノートによる大量殺人だ!
顔を思い浮かべノートにフルネームを書く
そして40秒間の内に死因を書かなかった場合は
心臓麻痺になるのだ!
違うのなら違うと言え、キラ!!フゥーハハハ!
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:Sd+xhdrk0
>>244
キラ様に逆らうやつらは裁きで氏ね
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:U9m+jXev0
>>244
ソースはよ
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:shfV6hwv0
>>244
L乙wwwww
キラ様を捕まえられなくて頭沸騰しちゃったんでちゅねwwwww
月「見てみろよリューク」
リューク「なんだよ、パソコンの画面なんて覗いて」
月「ここにキラの殺人方法はノートだと断言している奴がいる」
リューク「へぇ…まだ知ってる奴がまだいたのか」
月「この書き方からして多方ノートを手にした事がある人間だ…」
リューク「先に言っておくが、俺は何も知らないぞ。」
月(調べてみればキラを挑発する内容を多くのスレッドに…自演しているのか同調意見も出ている……誘い出すつもりか?)
月(これだけなら相手にするまでもない幼稚な手だが……メールのこともある…放っておくには事が大きい…)
月(…どんなに些細な事でも見逃す事はあってはならない。馬鹿は大体それで失敗するんだ)
月「…なんにせよ、コイツは確実に消しておかなきゃならない」
リューク「お?久々にライトのそんな顔見たぞ?面白!」
月「…久々?ああ、そうだな…」
月「また顔も名前も知らない相手と戦うんだ。Lやその後継者たちと同じ様に。…そして今回も僕が勝つ、依然変わりなくね。」
リューク「ククッ…やっぱり人間て面白…!」
2010年8月13日 警視庁
月(情報は集まった…アクセス元も割り出せたが…)
月(書き込んだ人間も分からないこの状態で動くのは早計だ)
月「…だけど…うん、観念しろよ…」
カタカタカタカタカタ
月「…中々セキュリティが堅いけど上手く侵入できたみたいだな」
リューク「ククッ、クラッキングとは懐かしいなライト」
月「向こうも気付けてはいないはずだ…」
月「…!!…思ったよりも、相手は慎重みたいだったよ、リューク」
リューク「そうなのか?」
月「…18禁ゲームのデータばかりだった」
リューク「ククッ、なんだそれ」
―――夜神家
月「くそ!やられた!」
月「こんな屈辱は生まれて二度目だ…!」
リューク「お、落ち着けよライト…」
月(くそ…僕をおちょくっているのか…?素人丸出しかと思えばPCに情報を残すヘマはしない…)
月(…油断はできない!)
月「…冷静さを欠いていたらこっちがやられる…けど。こいつは必ずこの僕の手で裁きを下す。」
月「キラを…僕を敵に回したことを後悔させた後でね…」
リューク「で、どうするんだ?大した情報は得られなかったんだろ?」
月「心配するなリューク、すでに手は打ってある」
―――未来ガジェット研究所
岡部(キラ叩きのレスをあちらこちらにばら蒔いた……表面上こそ反応はなかったが…)
ダル「んお!?」
岡部(クラッキングに出られるとは…! キラ…いや、その信者か…ともかく今はダルに…)
ダル「ちょ、オカリン何したん!?」
岡部(…結果は惜敗。予め出来る限りの情報は消していたが…)
岡部(既に居場所は知られている…ならば、タイムリープして…)
警官「すみませーん、警察の者ですがーいらっしゃいませんかー?」
ダル「……っ」
岡部(ダルには既に事の経緯を話した…キラ事件は半年前から一切の動きを見せてなかったはず)
岡部(しかしこの世界線では…)」
警官「もしもしー?いらっしゃらないんですかー?」
ダル「ひ、ひぃ…」
警官「近くで爆破予告があったのでお話を聞きたいんですがー」
ダル「へ?」
岡部「ば、爆破!?」
警官「あぁ、いらっしゃった?っと、この部屋を借りてる方だよね?」
岡部「は、はぁ、そうですが、さっき爆破って・・・」
警官「えぇ、この付近を爆破するって予告あったんですよ」
岡部「は、はぁ!?」
警官B「いやね、イタズラの可能性は大きんだけどもね」
警官A「ちょっと避難ついでに話聞かせてくれないかな」
岡部(…さっきの警察からのクラッキング…関係あるのか?)
岡部(迂闊なことは出来ない…が、爆破予告だと…?)
岡部(そんなバカな、ビルを俺らごと爆破させるなんて…)
岡部(…しかしついて行かねば本当だった時に取り返しがつかん…)
すみません、立て間違いです
グロ描写
エロ描写等は一切ありません
一般に建て直した方がよろしいでしょうか
―――翌日、夜神家
月「だいぶ情報が入ったよ」
リューク「お?」
月「ビルの契約者は岡部倫太郎、職業は大学生だな」
リューク「じゃ、そいつを殺すのか」
月「…続きがある、よく聞いてろよ、リューク」
月「岡部倫太郎はあの部屋に小さいサークルを立ち上げている」
リューク「サークル?」
月「ああ、早い話がSPKのようなものだ。」
月「サークルの人数は8人。その中にノートを知る者がいる。」
リューク「全員殺すのか?」
月「…罪のない一般人を殺すのはキラの信念に反する。」
月「爆破を予告だけで終わらせたのもそれが理由だ。」
月「だが、ノートの存在を知る者…そうだな…岡部倫太郎からイニシャルをとってOとしよう。」
リューク「半ば決めつけてないか?」
月「……あくまで呼称としてだよ。リューク」
月「決め付けてかかるから冤罪が生まれるんだ」
月「決め付けてかかって間違ったらごめんなさいでは許されないよ」
リューク「ククッ…」
月「Oを見つけ出して目の前で死ぬ様を見てやる…」
リューク「悪趣味だなぁ、ライト」
月「…今の世界ではキラが法であり、キラが秩序を守っている」
月「それを侮辱するとはどういうことか…」
月「思い知らせてやる!」
月(…手始めにやった警察訪問や爆破予告…)
月(Oにとってはプレッシャーだろう…)
月「この僕に…キラに迫られている事に対してどれだけ持つかな?」
リューク「じわじわと追い詰めて反応見るってか」
リューク「お前をおちょくるような奴がそんな簡単に尻尾を出すかね?」
月「く!黙ってろリューク!」
月「ああ、今思い出しても吐き気がする…!」
月(あぁいう存在こそ裁きを受けるべきなんだ…)
月(O…絶対にこの手で殺す…!) ギリィ
リューク「で、どうするんだ?」
月「ラボのメンバーに尾行をつける…」
月「爆破予告の犯人の可能性…使える事は何度でも…だよ。」
リューク「いたずらで終わったんじゃないのか?」
月「まだ警戒態勢を取らせているよ」
月「後はメールや電話の記録を通信会社に提示させたいけど…」
リューク「ククッ、まあ面白いものが見れるのを期待してるぜ」
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