魔法少女「え!?そんなの聞いてないし!」
うさぎ「君は魔法が使いたかったんだろ?それでいいじゃないか」
魔法少女「そんな風になるなら魔法少女になんかならなかったよ!」
うさぎ「へぇ、友達を魔法で助けてあげるんじゃなかったの?」
魔法少女「う……そうだけど……」
うさぎ「まったく、人間はこれだから困ったもんだよ」
魔法少女「でも……」
うさぎ「力を手に入れるんだからそれ相応の対価は必要だよ?」
魔法少女「そんな……」
うさぎ「それに性欲の対価が嫌だったら他の動物にしたらよかったじゃないか」
魔法少女「え!?他にもいるの?」
うさぎ「うん。裏庭にいる猫、二年生教室のハムスターとか学校にいる動物の中に一匹は魔法動物がいるはずだよ」
魔法少女「そんな……猫もハムスターも知ってたのに……」
うさぎ「まぁ、そういう運命だったんだよ」
魔法少女「ちなみに他の動物で契約すると対価は何になるの?」
うさぎ「うーん。詳しくはわからないけどその動物の特徴と人間の三大欲求がリンクするみたいだね」
魔法少女「三大欲求?」
うさぎ「うん。猫だったら眠くなるとか、ハムスターだったらお腹が減るんじゃないかな?」
魔法少女「うわー、うさぎ以外あたりじゃん……」
うさぎ「そう?」
魔法少女「だって、眠くなるとか家で寝ればいいし、お腹減ったら食べればいいじゃん!」
うさぎ「うーん……代々人間の女の子はぼくが良かったって言われるんだけどなぁ……」
魔法少女「え?どうして?」
うさぎ「だって、君も太るのは嫌なんだろ?」
魔法少女「うん。いや」
うさぎ「食欲を対価にすると食べる量が増えて太るるよ?」
魔法少女「え?その分魔法使ったら痩せるんじゃないの?」
うさぎ「まさか!カロリーを魔法に変換してるわけじゃなくて、脳内物質を魔法に変換してるんだよ」
魔法少女「脳内物質?」
うさぎ「小学生の頭じゃ理解できないと思うけど脳内ホルモンを……」
魔法少女「あー!いい!難しそう!」
うさぎ「そう?まぁ、寝てばっかりでも太るしね!」
魔法少女「うーん。確かに……」
うさぎ「つまり、脳内の物質を使ってるから想像したことが魔法として発現するんだよ」
魔法少女「確かに……変身して喋るだけでアニメみたいな呪文もいらないもんね」
うさぎ「そそ。それにキミは一番最初が覗きの魔法だなんて性欲魔法少女の才能ありだよ」
魔法少女「え!?なんで知ってんの!?」
うさぎ「契約してるから」
魔法少女「じゃあ、あたしの使った魔法は全部わかっちゃうの?」
うさぎ「うん。でも気にしないで!僕も性欲強いから!」
魔法少女「い、一緒にしないでよ!」
うさぎ「で、あれは好きな男の子の部屋なの?」
魔法少女「う、うん……。ちょっと気になっちゃって……」
うさぎ「へぇ……」
魔法少女「なんか、気付いたらすっごくえっちな気持ちになっちゃって……」
うさぎ「そこで、相談しにきたんだ」
魔法少女「うん……」
うさぎ「今は?」
魔法少女「それは大丈夫さっき机のかd……って!言わないよ!!!ばか!!!」
うさぎ「一人で処理したんだね」
魔法少女「う、うるさい!うるさい!」
うさぎ「まぁ、キミと性欲は親和性が高いみたいだから魔法の力で友達を救ってあげなよ」
魔法少女「うん!それが最初の目的だしね!」
数日前
まいちゃん「ねぇ、○○っち……相談あるんだけど……」
少女「ん?なに?」
まいちゃん「わたしの下駄箱に最近変なにおいのティッシュ入れられてるの……」
少女「え!?なにそれ?まじ?」
まいちゃん「うん……わたしなんかいじめられることしたかな?」
少女「ううん!そんな訳ないじゃん!まいちゃん超カワイイのに!」
まいちゃん「でも……」
少女「先生には言った?」
まいちゃん「まだ……」
少女「じゃ、一緒に言いに行こ!」
まいちゃん「ねぇ、わたしたちの担任じゃなくて3組の先生にしない?」
少女「そうだね。女同士ほうがいいもんね……」
まいちゃん「うん……」
…………
………………
……………………
少女「ということがあったんです……」
3組の先生「ひどいことする人もいるんだね……」
まいちゃん「わたしいじめられてるんですか?」
3組の先生「うーん。いじめ……に近いけど……先生に任せて!今日見張っといてあげる!」
まいちゃん「ありがとうございます!」
少女「良かったね」
数日後
魔法少女「まいちゃん、まだティッシュ入れられてる?」
まいちゃん「ううん!ティッシュはもう大丈夫みたい」
魔法少女「先生に言いにいったのバレたのかな?」
まいちゃん「そうかもね!どっちにしろよかったよ」
魔法少女「そうだね!(魔法いらなかったかな?)」
担任「お!お前ら四時間目はプールだから遅れんなよー」
まいちゃん&魔法少女「はーい!」
更衣室
ーーーチャンノブラカワイイー、ハズカシイヨー
キャイ,キャイ
まいちゃん「え!!なにこれ!?」
魔法少女「どうしたの!?」
まいちゃん「まだ着てないのに、股のところとおっぱいのところがびっちょになってる!」
魔法少女「ほ、ほんとだ!それに……なんか……」
まいちゃん「よだれみたいな臭いする……うっ……えっぐ……」
魔法少女「誰がこんなことを!私に任せて!」
まいちゃん「え?」
魔法少女「ちょっと待ってて!水着借りるよ!」ダッ
まいちゃん「あ、どこ行くの!?」
うさぎ小屋の裏
魔法少女「うさぎー」
うさぎ「ん?なに?」
魔法少女「魔法でDNA鑑定ってできる?」
うさぎ「うーん。できるんじゃない?あ、でm……」
魔法少女「よーし!やるぞー!へんしーん!!」
シャララララーン
魔法少女「魔法少女!ウサりん!参上!」
うさぎ「うさりん?」
ウサりん「うん。魔法少女ネームみたいな?」
うさぎ「ふーん。人間のセンスはわかんない」
ウサりん「まぁ、いいや!DNA鑑定しよーっと」
うさぎ「DNA鑑定ってすごく魔力使いそうだけど……できるかなぁ?」
ウサりん「がんばる!魔法よ!この水着についてるよだれのDNAを鑑定して!えいっ!」
ふわわわーん
『変な図』ポンッ!
ウサりん「えっ……なにこれ?」
うさぎ「すごい!DNAの配列図じゃないか!?」
ウサりん「じゃ、DNA鑑定できたの?ハァハァ……」
うさぎ「うん!すごいよ!鑑定だけでもすごいのに紙に書いて出てくるんだから!」
ウサりん「ハァハァ……そっか……ふぅ……で、鑑定結果はだれ?」
うさぎ「そんなのわかんないよ」
ウサりん「え!?」
うさぎ「君はこれを見てもわからないの?」
ウサりん「わかるわけ……ないじゃん……ハァハァ……」
うさぎ「じゃ、鑑定した意味ないね」
ウサりん「そ、そんなぁ……フゥ……フゥ」
うさぎ「そんなことより大丈夫?」
ウサりん「いや……もう……限界かも……」
うさぎ「そりゃ、そうさ。こんな高度な魔法使ったんだもん。ぶり返しの性欲相当なハズだよ!」
ウサりん「うん……ちょっと……見ないでね……」
うさぎ「わかったよ。興味もないけど……」
ウサりん「机ないし……どうしよ……ハァ……ハァ……」
うさぎ「手で触れば?」
ウサりん「うん……。それしかない……」スッ
クリクリ……
ウサりん「あっ!んんっ!!気持ちぃ……」
クリクリ……
ウサりん「ふっ……うぅん!で、でも、なんか……物足りないよぉ……」
うさぎ「そんな時はステッキ使うといいよ」
ウサりん「え?このにんじんステッキ?どうするの?」
うさぎ「うえのぱっぱを一回引っ張ってみて!」
ウサりん「こう?」クイッ
ヴィィィィィィィィン!!!!!!
うさぎ「振動機能だよ!」
ウサりん「これを?当てるんだ……ここに……」ゴクッ
ヴィィィィィィィィン!!!!!!
ピトッ
ヴィィィィィィィィン!!!!!!
ウサりん「はぅっん!」ビクビクビクン!!!!
ウサりん「はぁ……はぁ……すご……すぐにびくびくしちゃった……」
うさぎ「便利でしょ?にんじんステッキ」
ウサりん「うん……すごい……」
うさぎ「他にも機能はあるんだけど……またこんどね」
ウサりん「う、うん……」
(変な図)ピューン
ウサりん「あ!変な図が!?」
うさぎ「どうせわかんなかったんでしょ?」
ウサりん「うん……」
ウサりん「はぁ、えっちな気持ち損だよ……」
うさぎ「たしかに……魔法自体はすごかったんだけどね」
ウサりん「うーん……どうしよ……」
うさぎ「過去視したらいいんじゃない?」
ウサりん「カコシ?」
うさぎ「うん。そのモノの過去をジーっと見てくんだよ」
ウサりん「あ、それで犯人を見つけるんだ!」
うさぎ「そうそう。でも……」
ウサりん「でも?」
うさぎ「早くしないとどんどん時間過ぎてくよ?」
ウサりん「あー!そうか!」
ウサりん「よし!魔法よ!この水着の過去を見せて!」
ジーーー
ウサりん「ん?なんも変わんないよ?」
うさぎ「きみのオナニー待ちでしょ?」
ウサりん「う、うるさい!」パチ
うさぎ「あ!まばたきしたらまたはじめからだよ! 」
ウサりん「え!?まじ!?」
ジーーー
うさぎ「がんばってー」
ジーーー
ウサりん「なんか、目も乾くし……気分もえっちになるし……」モンモン
うさぎ「それが魔法だよ」
ウサりん「あ、やっとプールまできた!あとちょっと……」モンモン
ジーーー
ウサりん「教室に誰もいない……あ、理科室の時だ……誰か入ってきた……ん……大人……」パチ
ウサりん「あー!もう!あとちょっとだったのにぃ……ハァハァ……」
うさぎ「犯人はわかった?」
ウサりん「大人……だった……ハァハァ……これ以上はむり……」
うさぎ「うーん。惜しかったね……」
ウサりん「うさぎ……フゥ……フゥ……にんじんステッキの機能教えて……」
うさぎ「いいよー葉っぱを二回引っ張ってみて」
ウサりん「うん……」クイックイッ
ヴィンヴィンヴィィィィィィィィン!!ヴィンヴィンヴィィィィィィィィン!!!!!!
うさぎ「リズム機能さ!」
ウサりん「すごい……」ゴクッ
ピトッ
ヴィンヴィンヴィィィィィィィィン!!!!!!
ウサりん「うぅぅぅん!!!あぅぅ!!」
ウサりん「ふぅー!ふぅーーん!!ひ、ひもちぃよぉ!」
ビクンビクン!!!!
ウサりん「はぁはぁ……」
うさぎ「もっと魔法使ったら新しい機能教えるよ」
ウサりん「う、うん……」
超遅筆なのであとでまとめて読んでおくれ
魔法少女「まいちゃん!犯人は大人だったよ!」
まいちゃん「え?なんでわかったの!?」
魔法少女「過去視だよ!あっ……」
まいちゃん「カコシ?なにそれ?」
魔法少女「な、なんでもないよ!」
まいちゃん「え?なに?隠し事?」
魔法少女「え、あ……その……」
まいちゃん「もしかして……○○っち……犯人と……」
魔法少女「ちがうちがう!」
まいちゃん「うそ!じゃあなんでわかったの!?」
魔法少女「ふぅ……実は……魔法なんだ……」
まいちゃん「魔法?からかってんの!?」
魔法少女「ほんとだよ!もう!付いてきて!」
まいちゃん「あ、ちょっ……」
裏庭
魔法少女「猫さーん」
まいちゃん「ちょっと?大丈夫?」
魔法少女「いいから待ってて!猫さーん」
猫「なぁにー」
まいちゃん「え?喋った?」
猫「ねむいのにー」
魔法少女「猫さんも魔法少女作れる?」
猫「うんーつくれるよー」
魔法少女「ほらね!」
まいちゃん「ほらねって言われても……」
猫「なぁにー?けいやくすんのー?」
魔法少女「いや、あたしはもう契約してるから」
猫「そー。じゃー、そっちの子ー?」
まいちゃん「え?わたし?」
猫「しないのー?」
魔法少女「契約したら魔法少女になれるんだよ」
まいちゃん「そっか。しよっかな……」
魔法少女「え?」
猫「おっけー、撫でてー」
まいちゃん「はいっ!」ナデナデ
猫「あーい、おっけーでーす」
まいちゃん「え?もう?」
魔法少女「そんなもんだよ」
猫「へんしんしてごらーん」
まいちゃん「うん!へんしーん!」
シャララララーン
まいちゃん「魔法少女まいニャン!にゃんにゃ
ん!」
魔法少女「かわいいー」
まいにゃん「あ、なんか服変わってる!」
猫「じゃー、魔法つかってみてー」
まいニャン「え?どうやって?」
魔法少女「やりたいこと想像してステッキ振るだけだよー」
まいニャン「そ、そうなの?」
魔法少女「うん。簡単だよ」
まいニャン「よし。わたしの水着!新品になーれ!」
ポワワワーン
水着ピカーン
まいニャン「あ!新品になったぁ……」
魔法少女「あ、副作用でちゃった……」
魔法少女「やっぱり眠くなるの?」
猫「そうだねー」
まいニャン「あ……ねむ……い……」
猫「ステッキの肉球押してみてー」
まいニャン「うん……」プニッ
ボンッ
魔法少女「あ、枕になった!」
まいニャン「おやすみー……」バタ
魔法少女「猫さんだから対価は睡眠欲なんだね」
猫「うーん、そうだよー」
魔法少女「何分くらい寝るの?」
猫「わかんなーい、魔法によるー」
魔法少女「そうなんだ」
猫「いまの魔法だとー10分くらいかなー」
魔法少女「ふーん」
猫「オナニーよりは長くなっちゃうねー」
魔法少女「う、うるさい!」
10分後
まいちゃん「は!」
魔法少女「あ、おはよー」
まいちゃん「わたし……魔法少女になっちゃった!」
魔法少女「うん!一緒だね!」
まいちゃん「すごいね!眠くなるけど!」
魔法少女「うん!でも、枕あってよかったね」
まいちゃん「○○っちも眠くなるの?」
魔法少女「う、うん!ほんと困っちゃうよねー」
まいちゃん「でもこれで犯人探しもはかどるね!」
魔法少女「うん!がんばろう!」
まいちゃん「犯人は大人だったんだよね……」
魔法少女「うん……ってことは……先生の中の誰かってことだよね……」
まいちゃん「うん……だから職員室に相談しに行った後にティッシュなくなったんだね」
魔法少女「あのとき近くにいたのって……」
まいちゃん「うん……担任の先生と2組の先生……」
魔法少女「どっちかが変態男ってことだね……」
まいちゃん「うぅ……許せない!」
魔法少女「うん!証拠見つけよ!」
まいちゃん「まずは二組の先生見に行こう!」
魔法少女「そうだね!昼休みに見てみよっか」
昼休み
魔法少女「あ、あれだよ……」
まいちゃん「うん……見た目はキモヲタだよね……」
2組の子「あれーどしたの?」
魔法少女「あのさ、2組の先生ってオタクなの?」
2組の子「うん!まじきもいよねー」
まいちゃん「そうなんだ……」
2組の子「スマホに水着の女の子のストラップついてたよー」
魔法少女「あやしい……」
ID変わってるけど気にしないで
まいちゃん「でもどうやって証拠みつけよう……」
魔法少女「あ、あたし犯人のDNA鑑定したよ!」
まいちゃん「え?」
魔法少女「そのDNA鑑定の紙と2組の先生の髪の毛をGETして見比べれば……」
まいちゃん「わかった!じゃあ、髪の毛ゲットしよう!」
魔法少女「でも、紙飛ばされちゃったんだよね……」
まいちゃん「魔法で取って来ればいいじゃん」
魔法少女「あ、そっか!」
まいちゃん「じゃ、2組の先生の方はわたしに任せて!」
魔法少女「うん!頑張ってね!」
まいちゃん「うん!」
教室
まいちゃん「せんせぇー」
2組の先生「あ、あ、君はまいさんだっけ?」
まいちゃん「そうですー
2組の先生「な、なにかな?」
まいちゃん「先生ってぇ、オタクなんですかぁ?」
2組の先生「え、あ、どうして?」
まいちゃん「あのー、スマホについてるストラップって……」
2組の先生「あ、もしかして船これの山風ちゃん知ってるの?」
まいちゃん「あ、そうなんです!かわいいですよね!」
2組の先生「いやーうれしいなぁ!同じ趣味の子と話せて!」
まいちゃん「あ、そうですね!」
2組の先生「他には?どんな船娘がすき!?」
まいちゃん「え、えっとぉ……」
2組の先生「だれ?だれ?」
まいちゃん「あ!先生、白髪生えてますよ!」ブチッ
2組の先生「いてっ」
まいちゃん「あ、もうすぐチャイムなっちゃう!もう行きますね!」
2組の先生「ま、また話そうね!」
まいちゃん「は、はーい」
うさぎ小屋
魔法少女「紙、紙…と」
うさぎ「どうしたの?」
魔法少女「さっきのDNAの紙どっちに飛んでったっけ?」
うさぎ「それならあの木に引っかかってるよ」
魔法少女「あ、ほんとだ……高っ」
うさぎ「飛べば?」
魔法少女「飛べるの!?」
うさぎ「うん。ステッキで飛べるよ」
魔法少女「すごい!魔法少女っぽい!!」
ウサりん「どうやんのー?」
うさぎ「にんじんステッキを2回振ってみて」
ウサりん「はーい」ブンブン
シュピン
ウサりん「うわ!うさ耳生えた」
うさぎ「それでパタパタ飛ぶんだ」
ウサりん「すごーい!」
うさぎ「またがってみて」
ウサりん「ほい」
ヴィィィィィィィィン
ウサりん「え!?」
うさぎ「飛びながら性欲も解消できる優れものさ!」
ウサりん「う、うん……」
パタパター
ウサりん「うっ……んっ!」ヴィィィィィィィィン
ウサりん「んん!あっ!ん!うぅん!!」
うさぎ「届きそう?」
ウサりん「うんんん!と、とどくぅぅん!」ビクンビクン
うさぎ「イったら落ちてくよー」
ヒョロロロロロロ……
ウサりん「あぁぁぁぁぁぁ」
休憩
おわりじゃねぇ!
ウサりん「イテテ……」
うさぎ「大丈夫かい?」
ウサりん「うん…なんとか……」
うさぎ「イったり、落ちたり大変だね」
ウサりん「イクのはあんたのせいでしょ!!」
うさぎ「我慢したらいいのに……」
ウサりん「もういいもん!DNAの図取れたから!」
うさぎ「それはよかった」
ウサりん「よぉし!まいニャンと答え合わせしよっと!」
まいニャン「ウサりん!2組の先生の髪の毛取ってきたよ!」
ウサりん「よっし!DNA鑑定しよ!」
まいニャン「うん!」
ウサりん「…………。」
まいニャン「…………。」
ウサりん「どっちがやるの!?」
まいニャン「え!?ウサりんは一回やってるからてっきり……」
ウサりん「あ、でも……(あたしがやったらえっちなとこ見られちゃう……)」
まいニャン「ん?」
ウサりん「あ!まいニャンは被害者だからここで寝てたほうがいいんじゃない!?」
まいニャン「た、確かに……」
ウサりん「犯人に会うのは怖いもんね!!」
まいニャン「任せて……いいの?」
ウサりん「うん!まかせて!私魔法使い慣れてるし!」
まいニャン「ありがとう!ウサりん!」
まいニャン「よぉし!いくよー」
ウサりん「うん!DNA鑑定を思い浮かべるだけだからね」
まいニャン「魔法さん!髪の毛のDNAを調べてー!」
シャラララーン
(変な図)ポン!
まいニャン「で、でた!」
ウサりん「うん!見比べてみよ!」
………
…………
……………
ウサりん「これは……」
まいニャン「一致してない?」
ウサりん「そうみたい……」
まいにゃん「てことは……犯人は……ムニャ……」
ウサりん「うちらの担任だね!任せて!とっちめてくる!」
まいニャン「お……ね…がい……zzz」
ウサりん「先生!」
担任「な、なんだその恰好は!?」
ウサりん「そんなことはどうでもいいの!!」
担任「そんなことって……」
ウサりん「先生が犯人だったんだね」
担任「はーん……バレてしまったようだな……」
ウサりん「ひどいよ……先生のこと信じてたのに……」
担任「先生もストレスが溜まる仕事でな……」
ウサりん「でも……やって良いことと悪いことがあるじゃん!」
担任「すまん……」
ウサりん「まいちゃんめっちゃ怖がってたよ!」
担任「まいちゃん?」
ウサりん「うん。まいちゃん」
担任「ところで俺は何をしたんだ?」
ウサりん「え?まいちゃんにストーカーしてたでしょ?」
担任「魔法少女ごっことかじゃないの?」
ウサりん「え……?」
担任「え?」
ウサりん「じゃあ、先生がストーカーしてたわけじゃないの?」
担任「あー3組の先生に相談してたやつか!俺じゃないぞ!!」
ウサりん「ちょっと先生、髪の毛一本ちょうだい」
担任「え、なんで?」
ウサりん「いいから!」
プチッ
担任「いで!」
ウサりん「じゃ、また後で!」
担任「お、おう……」
ウサりん「担任の先生じゃないとしたら一体誰が……」
ウサりん「まいちゃーん、担任の先生じゃなかったよー」
???「なにが?」
ウサりん「ストーカーの犯人……って3組の先生!?なにしてるの?」
3組の先生「え?私のお姫様が寝てたから襲おうとしてたの!」
ウサりん「え?てことはストーカーって……」
3組の先生「うん。私よ」
ウサりん「そ、そんな……だって先生……女……」
3組の先生「あら?女が女の子好きだったらダメなの?」
ウサりん「でも……まいちゃん……嫌がって……」
3組「ふふ、最初はみんなそうなのよ?」
ウサりん「でもダメだと思います!」
3組の先生「うるさい子!邪魔する悪い子は縛られてしまいなさい!!」
シュルルーーーーン
ウサりん「え?これは魔法!?」
3組の先生「そうよ?あなたたちと一緒のね」
ウサりん「ど、どうして……」
3組の先生「私、ここの卒業生なの」
ウサりん「え?」
3組の先生「それにあなたなら分かると思うけど私もウサギと契約してるの」
ウサりん「う、うさぎと!?」
3組の先生「そ!だ・か・ら、これからこの眠り姫とお楽しみしちゃおうかな?」
ウサりん「だ、だめー!!!」
次回へつづく
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