最原「修羅場シンドローム?」【安価有り】 (96)
ダンガンロンパシリーズのSSです
一応注意書き
・本編ネタバレあるかもしれないので注意
・キャラ崩壊注意
・合わない人はコメントせずに帰ったほうが全員にとって良い
以上のことがダイジョーブなかたのみ、どうぞお楽しみください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499236693
最原「ええと……これはなんだろう……」
最原「あ、説明書がある」カサカサッ
修羅場シンドローム取扱い説明書
対象を二人選択し、片方と最高に仲良くなり、もう片方にそれを見せつけます
どちらも貴方への好感度は最高になるので、最高に楽しい修羅場が楽しめると思います
素敵な修羅場ライフを……
最原「修羅場? いやいや、好き好んでそんな状況に陥りたい人なんていないって……」
最原「誰がこんなもの、僕の部屋に置い……モノクマしかいないか」
最原「っていうか最後に『使わないとお仕置きするよ!』とか書いてあるし。まったく……」
最原「仕方ない、一回くらい使っておくか。拗ねると面倒だしね」カチカチ
最原「まず対象1、仲良くなる方を決めて……」
↓1 ダンガンロンパV3のキャラ限定
最原「次に対象2、見せつける方を決める……と」
↓2 ダンガンロンパV3のキャラ限定
最原「東条さんと茶柱さん……普段あんまり見れない一面が見てみたいからって理由で選んだけど……二人とも……ごめん!」カチッ
最原「……なにも起こらないな」
コンコン……ガチャ
東条「終一くん。お邪魔するわ」
最原「えっあっ……」
最原「(終一って呼んで……うわぁ! なんか凄く恥ずかしいんだけど!?)」///
東条「今大丈夫かしら? お茶に誘おうと思ったのだけれど」
最原「う、うん……大丈夫だよ、東条さん」
東条「…………? 他人行儀ね、どうかしたの? いつもは斬美、と呼んでくれるのに」
最原「え!? あ、そう……だったね、斬美……」///
東条「……今日の終一くんは変ね……まさか! この私が終一くんの体調不良に気づけないなんて!」ガバッ!!
最原「うわ!? ちょ、やめっ(力強い!?)」
東条「熱は……無さそうね。今すぐ保健室に連れていくわ!」グッ!
最原「うわぁ! お姫様だっこ! 僕は大丈夫だよ! 凄く体調は良いから!」
東条「………………嘘はついていないみたいね」
最原「ご、ごめん……とう……斬美が可愛くてちょっと照れてただけなんだ!!」///
東条「……………………………………終一くん。お茶とお菓子を持ってくるから、少し待っててちょうだい」スタスタ
最原「あ、うん……」
最原「東条さんの取り乱す姿なんて初めて見た……というか僕はどさくさに紛れて何を言っ」
ドンッ!! バンッ!!
最原「ひっ!?」
茶柱「………………終一さん」
最原「茶柱さん!? ど、どうかし」
茶柱「……見損ないました。所詮……所詮終一さんも男死だったんですね!!」ダッ! ガバッ!!
最原「ふぁ!?(馬乗りー!?)」
茶柱「転子は……信じてたのに……終一さんなら、男死でも……って……」グッ!
最原「く、るし……!(首絞め……!!)」
茶柱「遊びだったんですか!! 転子とのことは!! そりゃ東条さんの方が女子力高いですよ!! 可愛いですよ!! でもだからって……こんな……」ポロッ
最原「……ご、ごめん……そんなつもりじゃなかったんだ。それに、僕はどっちのことも(友達として)大好きだから」
茶柱「いや!! いやです!! 私は……転子は終一さんの一番じゃなきゃいやなんです!! 他の男死なんていや!」
最原「お、落ち着いて僕の話」
茶柱「んっ」チュッ
最原「(ふぁーーー!?)」
茶柱「東条さんにしたこと……転子にもしてもらいます! こうなったら徹底抗戦も辞しません! キェー!!」グイッ
最原「(だめだ僕じゃ勝てない)」
最原「あ……あー!!」
ガチャ
東条「遅くなってごめ…………何を……しているのかしら……茶柱さん」ゴゴゴ
茶柱「終一さんを手篭めにしようとしていますがなにか!!」
東条「…………なるほど。どんな命令でも喜んで聞くつもりではあったのだけれど……それだけは、例え国を相手にすることになっても承諾できないわね」スッ
茶柱「申し訳ありませんが……邪魔はさせません!!」グ!
最原「うわーーー!!!」
ドォォン
最原「ひどい目にあった……二人ともさっきのことは忘れて帰っていたよ……」
最原「なんでこんなことに……って僕のせいだった」
最原「二人があんな風になるなんて、ちょっと予想してなかったな。少し楽しかったけど、やっぱりこんなのは良くないよね」
最原「……あれ? こんな紙、さっきまであったっけ?」
『凄く面白かったので延長してもらいます! もし拒否すれば……他の誰か一人がお仕置きされますよ! うぷぷ』
最原「そんな! こんなの卑怯だ! 僕は悪くない! 悪くないけど他の誰かがひどい目に遭うくらいなら僕が!」カチカチッ!
↓1 仲良くなる方 ダンガンロンパV3限定
↓2 見せつけられる方 ダンガンロンパV3限定
ここで失礼します
最原「アンジーさんと仲良くなって……赤松さんが嫉妬するとか想像もつかないから、もしかしたらいつもの赤松さんかも?」カチカチッ
最原「よし……オン!」カチッ
最原「…………今回は来ないみたいだ。待ってても良いけど、部屋がこの調子じゃあな……」ボロボロ
最原「どこか行こうかな」
ガチャ
ドンッ
最原「かは!」
アンジー「おー終一。びっくりしたよー」
最原「ご、ごめん……(凄い痛かったけどアンジーさんは大丈夫そうだ、鍛えてるのかな……?)」
アンジー「神様のおかげで終一に会えたから良かったよー」
最原「え?」
アンジー「神様は言いました……ここで待っていれば終一にあえると……」
最原「……そ、そりゃ僕の部屋の前だからね」
アンジー「終一、アンジーと遊ぼうよー。神様もそうした方が良いって言ってるよー?」
最原「……うん、良いけど。何をするのかな?」
アンジー「終一がしたいこと、してもいいよー?」
最原「僕がしたいこと?」
アンジー「アンジーはねー、終一にならなにされてもいいんだよー?」ギュ、ムニュ
最原「ひぁぁ!!? あ、アンジーさん!?」///
アンジー「おおー? なにかなー?」
最原「あ、当たってるよ! 胸!」
アンジー「…………終一は、好きだよね? いつも見てるもんねー?」
最原「そ、それは違うぞ! 僕はそんなに見てないから!」
アンジー「本当かなー?」
赤松「あれ? 二人とも、こんなところで何してるの?」スタスタ
最原「あっ」
???「自然と視線が胸にいっちゃうのは仕方ないと思うんだ…僕らも男だし」
???2「あぁ、俺もそれに賛成だ」
アンジー「……楓ー、そっちこそどうしたのさー? 今はアンジーが終一と話してるのになー」
赤松「もしかしてお邪魔だったかな?」
最原「いや、そんなことはないよ!(ほっ、やっぱり赤松さんはいつも通りだ)」バッ
赤松「そんな、無理しなくても良いよ! だって最原くん、アンジーさんに腕を掴まれて嬉しそうだったしね!」
最原「えっ」
アンジー「楓さー、分かってて邪魔したのー? 神様も怒ってるよー?」
赤松「ごめんごめん! ただ最原くんの顔がデレーッとしてて、誰かに見られたら嫌われちゃうよーって言いたかっただけなんだ!」
最原「(その誰かの中に赤松さんも含まれてそうだなぁ!)」
アンジー「とにかくさー、楓はあっち行ってよー。アンジーは終一と二人で遊びたいんだからさー」
赤松「えーなんでかな? 私も一緒に遊びたいよ?」
アンジー「アンジーの邪魔すると、神様の天罰が下るよー? 神様もそうするって言ってるよー?」
赤松「へぇ、そうなんだ。怖いから終一くんに助けてもらおっと」ギュッ
最原「ひゃあ!」///
アンジー「終一から離れてよー! アンジーの夫なんだよー!?」ギュッ
赤松「あれ? おかしいなぁ、私たちってまだ高校生だよね? アンジーさんは出来るかも知れないけど、終一くんはできないんじゃない?」
アンジー「アンジーの住んでた島はねー、したくなったらいつでも結婚できるんだよー?」
赤松「ここはアンジーさんの住んでた島じゃないよね?」
最原「(やばいよ、二人とも顔は笑ってるけど敵意溢れすぎてるよ! 赤松さんって嫉妬するとこんな感じなんだ!)」
最原「ま、まぁまぁ……二人とも落ち着きなよ、ね?」
アンジー「……終一はどっちを選ぶのー?」
赤松「選ぶとか選ばないとかじゃないんじゃないかな。でも、終一くんの意見は大事だよね。……どっちかな?」ニコッ
最原「(え、選べる空気じゃない! クソッ、効果が切れるまで待とう……)」
最原「つ、疲れた……これ本当に大丈夫だよね? 副作用とかないんだよね……?」
最原「去り際の二人、妙に熱い視線を向けてたけど……」
最原「いいや! 大丈夫だ! 僕は皆のためにも、先に進まなければならないんだ!」
↓1 仲良くなる方 ダンガンロンパV3限定
↓2 見せつけられる方 ダンガンロンパV3限定
多分今日はこれまでですね
乙
入間
これは男死でもいいのかな?
>>22
特に指定してない場合は問題ありません
最原「次は誰にしよう……困ったな……」
最原「僕はあんまり女子の知り合いなんていないんだけどな……」カチッ
最原「春川さんか……怒らせると怖いんだよな」
最原「そうだ! 入間さんなら嫉妬しても多分面倒にはならない! 僕の探偵としての勘がこう告げているんだ!」
最原「彼女は、入間さんは……尽くす系だ……と!」
最原「つまり相手に嫌われないように立ち回るのが得意ということだ! 行ける! これなら……行けるんだ!」カチッ!
最原「…………あの、春川……さん?」
春川「なんで今さら名字呼び? 殺すわよ?」
最原「いや……ええと……魔姫、でいいよね?」
春川「なんで怯えてるのか分からないけど……で、なに?」
最原「……なんで僕は君に拘束されて縄で縛られているの?」
春川「分からない? 分からないなら一本ずつ毛を抜いていくけど。百田の」
最原「百田くんなんだ!? それにまったく分からないよ! 廊下を歩いてたらいきなり物陰に引きずり込まれて拘束されたんだよ!?」
春川「……今日は朝から、ずいぶん楽しそうみたいね」プクー
最原「(む…………むくれてる……だと!? 春川さんが!? あの春川さんが!? 頬を膨らませてるよ!?)」
最原「(いやそれどころじゃない……順番を間違えた……! 春川さんは超高校級の【ネタバレ回避】……! いつの間にか僕を監視していたんだ……!)」
最原「ご、誤解だよ! 別にそんな、楽しんでるなんて!」
春川「赤松とアンジーにサンドイッチされて喜んでた」
最原「(否定……できない……!)」
最原「……ごめん。僕も男なんだ……」
春川「良いけど。私には関係ないんでしょ? そういうことだよね?」
最原「それは違うぞ! 僕は確かに喜んでいた……それは【男だから】だ! つまり【最原終一】として喜んでいた訳ではない!」ドォン!
バリーン!!
春川「…………? 意味わかんない」
最原「僕があの時顔をだらしなくさせていたのは【彼女達が女子】で【僕が男子だったから】なんだ!」
春川「!!!」
最原「僕個人としては、流石に迷惑だったよ……恋人でも無い人に密着されるのはね」
春川「……ごめん、今縄を解くから」シュッ……パサッ
最原「(……い、意味不明な論破だったけどなんとか誤魔化せた……)」
最原「いや、分かってくれたなら良いんだ。僕としても春川……魔姫に誤解されたままなのは嫌だからさ」
春川「……怒らないの? こんなことしたのに」
最原「あはは……大丈夫だよ、魔姫が優しい人なのはよく知ってるから」
春川「終一……!」ギュッ
最原「(春川さんって親しい人が相手だと少し幼くなるのかな……? 何にしても凄くかわ)」
ドガシャァァンン!!!
謎の兵器『…………お前ら……』
春川「下がって、終一」サッ
謎の兵器『なに、してやがるんだぁぁぁ!!!』ドゴーーン!!!
最原「きゃーー!! 入間さんだよね絶対ー!! なにしてるの!?」
入間『それはこっちの台詞だ浮気男!! このオレ様と考えうる限り最高に卑猥で想像を絶する淫乱プレイをした癖にまだ満足できないのかタフマラ野郎!!』
春川「終一?」
最原「僕と入間さん、どっちをより強く信じられるかな!?(ごめん入間さん!!)」
春川「……聞くまでも無いか」
入間『邪魔すんな!! もう二度と浮気なんてしないよう徹底的に身体にオレ様の良さを教え込んでやる!!』
春川「妄想なら一人でやって。私と終一の邪魔しないで」
最原「う、うぅ……なんでこんな目に……」
春川「大丈夫、すぐに終わらせるから」ギラッ……
入間『まずは女狐から排除してやんよ!!』ガシャーーン!!
最原「ひぃぃ……!」
最原「良かった……死人がでなくて本当に良かった……!」
最原「もう十分だろ、モノクマ! これ以上は」
パサッ……
最原「……え? な、なんだこの紙、どこから!?」
『もうめんどいので対象は完全ランダムにしまーす♪ うぷぷぷ……』
最原「ら、ランダム!?」
↓1 仲良くなる方 ダンガンロンパV3限定
↓2 見せつけられる方 ダンガンロンパV3限定
最原「白銀さんと東条さんの名前が! これは……もう作動してるのか!?」
白銀「あ! いたいた! 終一くん、どこにいたの? 今日は私とコスプレデートするって約束だったよね!?」
最原「こ……え!? そ、そんな約束してな」
白銀「した! しました! 酷いよ終一くん、楽しみにしてたのに」
最原「ご、ごめん……分かったよ、でも僕がコスプレなんてしても面白くないんじゃないかな……」
白銀「そんなことないよ!! ううん! 仮に他の誰もがつまらないって言っても私だけは終一くんを認めるよ!! 受け入れるよ!」ギュー!
最原「わ、分かったから! とにかく白銀さんの部屋に行こう!」
白銀「もう、まだ慣れないの? いい加減名前で呼んでくれてもいいんじゃないかなーって私は思うわけなんだけど!」グイッ
最原「う、うん……そう、だね……つむぎさん」
白銀「……ん、まぁ及第点ってことにしてあげますか」ニコッ
最原「あ、ありがとう……?」
白銀「わーー! イイヨーこっち見てー!」パシャパシャ!
最原「うう……(エバァのシンシくんなんて……)」///
白銀「次はこっちを着てみようか!」バババッ
最原「(あっと言う間に大変身! ……これは?)」
白銀「良いよ……良いよ……ハァ……ハァ……」パシャパシャ!!
最原「は、鼻息が荒くなってるのはなんでかな……!?」
白銀「うふ、うふふ……ちょっとここ、ハサミで切っちゃおうか……」チョキン
最原「にゃあ!?」///
白銀「あとここも!! えへ、うへへ……」
最原「キャラクター置いてきちゃダメだよ! お願いだから止めてくれ! 乳首だけ穴空けるなんてどうかしてるよ!!」///
朝からさっきまで寝てました
そうしたら何故か書いてた文章が消えてました。何故……?
最原「うう……ようやく終わった……」
白銀「ご、ごめんね? 私コスプレのことになると周りが見えなくなるんだよね」
最原「いや……つむぎさんが楽しんでくれたなら僕はそれでも良いんだ」
白銀「終一くんは優しいね。私みたいな地味な女と恋人になってくれるし」
最原「そ、そうかな?」
白銀「ねぇ、私のどこが好きなのかな?」
最原「どこ、か……えーと……ごめん、月並みな言葉になっちゃうけど、僕はつむぎさん笑顔が(友達として)好きなんだ」
最原「僕にコスプレをさせてる時も楽しそうに笑ってたよね。その笑顔が、僕は大好きだよ」
白銀「…………終一くん!」ガバァ!
最原「わっ!」ドサッ
白銀「……ありがとう。終一くんのことを好きになって、本当に良かったよ」チュッ
最原「つ、つむぎさん……(なんだか罪悪感が……!)」
白銀「あ、ご、ごめんね! ……ちょっと、よ、用事思い出したから……またね!!」タタタッ
最原「あ! ……白銀さん、泣いてたみたいだ……ごめん」
最原「……部屋に戻ろう」ガチャ
最原「うわ!?」
東条「人の顔を見るなり驚くなんて、失礼ね」
最原「あ、ご、ごめん……そんなつもりじゃないんだ。……ええと、どうしてここに?」
東条「終一くんを待っていただけよ」
最原「僕を?」
東条「ええ」
最原「……な、なんで?」
東条「何故と言われても困るわね。貴方は恋人であると共に御主人様でもあるから……じゃ理由としては不足かしら?」
最原「え!? (あれ、東条さんも僕の恋人だと主張してる……? でも乱入はしてこなかった……?)」
最原「あー、その……ごめん」
東条「気にしてないわ。終一くんが人に好かれることはよく理解しているつもりだもの」
最原「……東条さん」
東条「私は貴方のメイド……貴方に迷惑をかける気は無いわ」
最原「そんな、迷惑だなんて思わないよ。だいたい浮気したのは僕なんだから、恋人として言いたいことは言ってくれて良いんだよ?(納得いかないけど……)」
東条「……発言を許してもらえるなら……」
トスッ
最原「(僕の胸に頭を……)」
東条「……何番目でも構わないわ。私のことを忘れないでちょうだい」
最原「う……」キュン
最原「東条さんのことを可愛いと思う日が来るなんて……普段はキリッとしてて凛々しいのに、頬を染めながら上目遣いであんなことを……」
最原「完璧で瀟洒なメイドって奴だ!!」
「それに賛成だ!」
最原「誰だ今の」
最原「でも東条さんは我慢しちゃうんだな。意外でもなんでもないけど」
カチカチ
最原「うわ、もう次のが動き出してる!」
↓1 仲良くなる方 V3限定
↓2 見せつけられる方 V3限定
最原「え!? お、王馬くん!? 男も対象なの!?」
最原「……いや、むしろそれはそれであり、か? そうだよな、好感度がいくら高かろうと僕と王馬くんは男同士なんだ」
最原「今までで一番気楽かもしれないな、うん」
最原「よし、アンジーさんに会いに行こう!」←意外とノリノリ
最原「アンジーさん!」
アンジー「おー終一ー。どうかしたのー?」ギュ
最原「(自然に抱きついてきたぞ!)」
最原「あ、いや……アンジーさんに会いたくて……」///
アンジー「……終一ー! アンジーも会いたかったよー!」ギュー!
最原「あはは……」ギュ
最原「(……ん、視線……? どこからだろう……?)」
アンジー「もうさー、一緒にアンジーの島に行こうよー? そこで夫婦になって一緒に暮らそうー! 終一もきっと満足してくれるよー!」グイグイッ
最原「(どうせここで何を言っても忘れてくれるんだし……ちょっとくらいなら大丈夫だよな……?)」
最原「うん、それも良いかもね。あ、でももう少しここで勉強もしたいんだよな……そうだ、卒業したら……じゃダメかな?」
アンジー「!!! 終一! 本当だよねー!? 卒業したら、一緒になってくれるんだよねー!?」
最原「……うん。それでも良いなら」
アンジー「約束だよー! もし裏切ったら……神様に代わってアンジーがお仕置するからね……?」
最原「う、うん……(こ、怖い……)」
王馬「ねぇ、なにやってんの?」
最原「王馬くん……(やっぱり王馬くんの視線だったのか)」
アンジー「実はねー……アンジーと終一は結婚の約束をしたんだよー!」ニャハ!
王馬「え? 結婚? おかしいな……ねぇ終一、確か赤松ちゃんとも結婚の約束してなかった?」
最原「え!?」
アンジー「…………え?」
王馬「あっ! 噂に聞いたんだけど、東条ちゃんに入間ちゃんとか……色んな女の子に手を出してるんだってね? やるぅー♪」
王馬「将来的には大家族の子沢山だね! 僕も終一の子供になっちゃおうかな?」
アンジー「終一、どういうこと?」
最原「してないよ! そんなこと!」
王馬「あれあれ? でもさー……赤松ちゃんに「楓、卒業しても僕から離れないでほしい……」って言ってたよね? ダメだなぁ終一、女性との約束はしっかり守らないと」
最原「(え!? これってつまり、嫉妬からの嘘攻めってことなの!? いつもより嘘の中身が攻撃的だよ!)」
アンジー「……嘘だよね、終一? そんなこと、してないよ、ね? いつもの小吉の、嘘だよね? ね?」
最原「も、もち」
王馬「嘘だと思うなら……赤松ちゃんに直接聞いてみたらどうかな……?」
アンジー「……アンジーは、終一のこと信じてるからねー……」フラ
王馬「あはは! 信じてるなんて言いながら、赤松ちゃんを探しにでも行っちゃったのかな? 信頼なんて儚いものだよね、特に……男女間のものなんてさ」
最原「王馬くん! いったいどういうつもりなんだよ!」
王馬「終一の方こそなにやってんのかな、僕に黙って。アンジーちゃんを選ぶなんて、本当につまらないよね」
最原「つまらないって……そんなことで!?」
あ、王馬の一人称はオレです
王馬「当たり前じゃん! 他に理由なんている?」ホエ?
最原「当たり前だよ! あんな嘘ついてアンジーさんを傷つけて……」
王馬「でも、終一だって嘘をついてたよね……?」
最原「え? そ、そんなこと……」
王馬「あぁ、誤魔化さなくても良いよ。オレには分かるし。終一のことはすぐにわかるんだよ、なんせオレは……よく見てるからね、終一の顔」
最原「…………え?」ゾクッ!
王馬「ま! 嘘だけどねー! 単にオレが嘘つきだから分かっただけなんだ。ま、それは良いや。でなんの真似なの?」
最原「い、いや……それは……」
王馬「…………ま、良いや。たださ……」スタスタ
王馬「あんまり洒落になら無い嘘はつかない方が良いよ……? 聞いてて全然面白くないから……」ヒソヒソッ
最原「………………」
最原「………………王馬くんって、本当に怖い」ガクガク
最原「…………確かに僕も調子に乗ってたところもあるから、反省しよう……」
カチカチ
最原「それで、これはいつになったら終わるんだ……? 疲れてきた……」
↓1 仲良くなる方 V3限定
↓2 見せつけられる方 V3限定
ここまでにします
ラブアパートの回収進めてたんですが、あれ作った人絶対頭おかしいですね(良い意味で)
あと赤松さんだけなんですが、全然でない……
誰……? 桑田かな……?
どちらにしてもV3限定なので再安価
↓1 見せつけられる方 V3限定
最原「百田くんと、春川さん……これ僕殺されちゃうんじゃないかな……?」
コンコン!
百田「終一ー! いるかー!」
最原「わわっ! も、百田くん!?」
百田「おー! いるなー! 遊びに来たぜー!」
最原「あ、開いてるよ!」
ガチャ
百田「おお、開いてたのか。よっ、終一!」
春川「まったく……強引過ぎるよ」
最原「あれ? 春川さんもいたんだ」
百田「おう! ハルマキも暇そうにしてたから連れてきたぜ!」
春川「あんたがいきなり腕を掴んで引っ張って来たんでしょ」
最原「そ、そうなんだ(これってどうなるんだろ……? 三人で遊ぶことになるんだから、見せつけるもなにもないような……」
百田「よっしゃー!! 流石は終一だ!! 俺たちのコンビは永久に不滅だぜー!」
最原「(三人でオリマパーティをやってるんだけど、さっきから2vs2で百田くんと僕のチームになってばかりだ。春川さんはCPU……)」
春川「…………うるさいんだけど」イライラ
最原「(春川さんかなりあったまってるな……)」
百田「怒るな怒るな! 所詮はゲームだ! ハルマキのことも大好きだぜオレぁ!」
春川「はいはい……」マッタク
最原「よし、スター獲得だ」
百田「あ! ずりーぞ終一! オレたち仲間じゃなかったのかよ!」グイッ
最原「うわ! は、早い者勝ちだろ!」ハハッ
百田「助手の癖に生意気だぞー!」グリグリ
最原「いたたた……」
春川「…………………………」イライラ
最原「(百田くん、春川さんの状態にまったく気づいてないみたいだ……)」
百田「うっしゃー! 流石は宇宙に轟く百田解斗だぜ!!」一位
最原「そ、そうだね」二位
CPU「でっていう」三位
春川「…………チッ」四位
百田「ちっと喉乾いたからなんか貰ってくるわ。なんか飲みたいもんあるか?」
最原「あ、ありがとう。じゃあお茶でお願い」
春川「なんでも良い」
百田「了解!」
ガチャ……パタン
最原「………………」
春川「………………」
最原「(あんまり春川さんと話したこと無いから、どう声をかけて良いか分からない……)」
春川「……あんたと百田って本当仲良いよね」
最原「え? ……まぁ、そうだね」
春川「いつも私もいるのにイチャイチャしてるし」
最原「イチャイチャって……僕も百田くんもそんなつもりじゃないよ」
春川「どうだか。私のこと邪魔だとか思ってるんじゃないの」
最原「それは違うぞ! 春川さんとはあんまり話さないかもしれないけど、僕は春川さんを邪魔だなんて思ったこと無い!」
春川「……ふーん?」
最原「……恥ずかしいけど、僕ってあんまり友達いないからさ……だから百田くんと春川さんが遊びに誘ってくれるのは嬉しいんだよ」
春川「………………あっそ」
最原「でも確かに春川さんをそっちのけにしてた感じになってたかも知れないから、ごめん」
春川「べ、別に謝らなくても良いから……そんなに気にしてないし」
最原「うん、ありがとう。百田くんも、春川さんが女の子だから気にしてる部分もあると思うんだ。女子には気軽に触ったりしにくいから」
春川「え? あぁ、まぁそうかもね」
最原「百田くんなら、ちゃんと話した方が良いと思うよ。話しにくいことかもしれないけど、馬鹿にしたりなんてしないから」
春川「……あのさ」
最原「ん? なに?」
春川「最原は……私のこと見るとき、いつも困ったようにしてるよね」
最原「え? (あ、そうか! 僕か! それもそうだ……なんで気づかなかったんだろう)」
最原「ご、ごめん……そういうつもりじゃなかったんだけど、不快にさせたなら謝るよ……」
春川「……やっぱり怖いんでしょ?」
最原「(春川さんの才能、か)」
最原「怖くないと言えばもちろん嘘になる。だって僕たちの日常からはかけ離れた才能だしね」
春川「…………っ」
最原「でもだからって春川さんを遠ざけようとか思わないし、むしろ仲良くできるならそうしたいと思うよ」
春川「え? ……なんで? 私は……依頼されれば、あんたや百田でも、殺せる女だよ?」
最原「それは嫌だけど……相手のことを知らないまま嫌いになるなんて、そんなの僕は嫌だ。真実から目をそらすようなことはしたくないんだ!」
春川「最原……」キュン
最原「だからそんな先のことなんて気にしないで、仲良くなりたいと思う(ちょっと臭かったかな……?)」
春川「…………ありがとう」
最原「ううん、もっと早くこうして話せば良かったな……」ハハ
春川「……………………狙われない…………禁…………」ボソッ
最原「え? なにか言った?」
春川「なんでも。ちょっと用事思い出したから、帰る」
最原「あっ、春川さん!」
最原「どうしたんだろう、急に?」
最原「百田くんもお茶渡しに行くって行っちゃったし……まぁ、そのうち忘れるから大丈夫か」
最原「ってまた動いてる! いつまでやるんだよモノクマ!」
↓1 仲良くなる方 V3限定
↓2 見せつけられる方 V3限定
最原「キーボくん、用があるって言ってたけど……どうしたの?」
キーボ「どうしたもこうしたもありません! 最近、君の回りで異常なことが多発しています! それについて聞きに来ました!」
最原「え!? あ、キーボくんには効いてないのか!」
キーボ「はい? なんのことですか?」
最原「実は……」
キーボ「そ、そんな! そんなことに巻き込まれていたなんて……」
最原「もちろん悪気は無かったんだけど……でも途中から面白がってたのも事実だから……ごめん」
キーボ「そんな! モノクマに無理やりやらされていたことなら仕方ないですよ! それに言うことを聞かなかったら他の人をお仕置なんて……卑怯です!」ズビシッ
最原「そうだよね……」
キーボ「確か……先輩の苗木さんが一度モノクマのお仕置を受けていましたよね……」
最原「あれは酷かったね……だから僕はみんなに酷い目に遇わせる訳にはいかなかったんだよ」
キーボ「そういうことなら分かりました! 僕が直々に抗議してきます!」
モノクマ「もう! ロボットのせいで台無しだよ! せっかく面白くなってきたところなのにさ!」
最原「モノクマ!」
キーボ「あなただってロボットじゃないですか!」
モノクマ「というわけで新たにルールを追加! キーボ以外に話したら全員お仕置!!」
キーボ「な!? ふざけたことを言わないでください! そんなこと認められる訳が」
最原「だ、ダメだ! モノクマはやるっていったら絶対にやるから!」ガッ!
キーボ「くっ……」
モノクマ「そういうわけさ! 従ってもらうよ!」
最原「…………くそ!」
百田「終一! どうかしたのか!?」
最原「も、百田くん」
キーボ「あ……いえ! なんでもありません!」
最原「ちょっとその……モノクマとキーボくんでロボット対決をしてたんだよ!」
モノクマ「わー! キーボに負けるなんてー!」タタタッ
百田「そ、そうなのか? もっと深刻な話に聞こえたんだけどな……」
最原「そんなことないよ! じゃあね、キーボくん!」
キーボ「は、はい……その、頑張ってください……」トボトボ
最原「……うん」
百田「あのよ終一。頼りないかもしれねーけど、何かあったら話してくれよ。お前には結構助けてもらってるし、俺もお前を助けてやりてーんだ」
最原「だ、大丈夫だよ。ありがとう、百田くん。そう言ってくれる人がいるだけでも、励みになるよ」
百田「…………おう」
最原「…………僕にはどうしようもない……!」
最原「……みんな……ごめん……」
カチカチカチ……
最原「つ、次が来た……!」
↓1 仲良くなる方 V3限定(キーボ不可)
↓2 見せつけられる方 V3限定(キーボ不可)
藤堂……誰だー!
↓1 仲良くなる方 V3限定(キーボ不可)
今日はここで失礼します
やっぱり東条さんだったのかなぁ
ゴン太「最原くん! いつもゴン太と仲良くしてくれてありがとう!」
最原「………………」
ゴン太「今日はゴン太の友達といっぱい仲良くしてくれると嬉しいな!」
ブーン! ブーン!
ミンミンミン
最原「(じ、地獄だ……!)」
ゴン太「大丈夫? なんだか顔色が悪いけど……」
最原「ごめん……僕、昔から虫が苦手で……」
ゴン太「えぇ!? そんな! 虫さんはみんな可愛いよ!?」
最原「ゴン太くんの感性を否定する訳じゃないんだ。僕が得意じゃないってだけでね……(直接的に言ったらゴン太くん暴走しちゃうから……)」
ゴン太「じ、じゃあ今日はゴン太が頑張って虫さんを得意にしてあげるよ!」
最原「(まずい! これは最悪のパターンだ!)」
最原「ゴン太くん! ……誰にでも得意・不得意はあるんだ。ゴン太くんにだって苦手なことはあるよね?」
ゴン太「う、うん……」
最原「だけど、僕はゴン太くんの苦手なことを直そうとは思わないし、多分直るものでもないよね?」
ゴン太「た、確かにそうだね!」
最原「でも僕はゴン太くんはそれで良いと思うんだよ」
ゴン太「それで、良い?」
最原「僕はそれが苦手、ゴン太くんはそれが苦手……皆が違って、皆良い……同じ人なんていちゃ面白くないだろ?」
ゴン太「…………そうだったのか……」
最原「(もう一押しだ!)僕は僕と言う個性のためにそれを苦手に思ってるんだ! だから無理やり直そうとするなんてダメなんだよ!!」
ゴン太「ごめん……そうとは知らず……ゴン太、本当に馬鹿だね……」
最原「そんなことないよ! 今僕から話を聞いてわかってくれたよね? 一回聞いただけで理解してくれたんだ、馬鹿な筈無いんだよ!」
ゴン太「最原くん!!」ギュッ
最原「うわ!?」
ゴン太「ゴン太のこと、そんな風に認めてくれるなんて……本当にありがとう! ゴン太、最原くんと友達で本当に良かったよ!」
最原「……そんな……(罪悪感が……)」
最原「ごめんね、本当に……僕も虫が得意な生まれなら良かったんだけど……」
ゴン太「ううん! 無理やり得意にさせようとしたゴン太が悪いんだから、最原くんは悪くないよ!」
最原「ありがとう。あ、でも世の中には虫さんのことを苦手じゃなくて「嫌い!」って言う人もいるんだよ」
ゴン太「虫さんのことが……嫌い!?」
最原「残念だけどね……でも慌てちゃダメだ。慌てずに相手を捕まえて……好きになってもらおう」
ゴン太「え? でも無理やり好きになってもらうのはダメなんじゃ……?」
最原「ゴン太くん。僕は苦手なだけで嫌いな訳じゃないんだ。でも、相手の好きなものを嫌い! なんて言う人は……ダメだよね?」
ゴン太「確かに……人の好きなものを嫌いなんて言うのはダメだよ!」
最原「そこの違いなんだ。「気持ち悪い」とか「嫌い」なんてわざわざ言ってくる人には……」
ゴン太「虫さんと仲良くなってもらおう!」
最原「うん、それが良いと思う」
ゴン太「それじゃゴン太、虫さんのことが嫌いな人を探してくるね!」
ダダダッ!
最原「あっ。……どこかにいる誰か、ごめんなさい」
「はぁ? 虫なんて好きなわけねーだろ! 気持ち悪ぃ!」
「気持ち悪い……!?」
「あんなもん好きな奴はキチガイだキチガイ!」
「キチガイ……!?」
「アホアホ! 虫好きなんてアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ……あ……ほ……」
「………………」ゴゴゴゴゴ
「あぽ……?」
アポォォォォォォ!!!!
最原「ふぅ……なんとか乗りきった……」
夢野「終一」
最原「(あ、今来るんだ)」
夢野「お主は口が上手いのぉ。流石は言霊使いとして王馬の奴とやりあってるだけあるわ」
最原「(言霊使い……?)いや、別にそんなことは……」
夢野「その調子で精進せい、終一。いずれ来る戦いの日の為にの」
最原「(戦いってなんだ……? いや、今はそれはどうでもいいか……)」
最原「う、うん……分かったよ」
夢野「んあー? 顔に疲れが見えるぞ。仕方ない奴じゃな。ほれ」
最原「(腕を広げて来いとアピールしてる……これは、受けても良いんだよな?)」
ギュッ
夢野「んあー……終一は一人で頑張りすぎじゃ。たまにはゆっくりするのじゃ、魔力が回復しきらんぞ?」
最原「うん……ありがとう、夢野さん」
夢野「今回はウチの魔力を分け与えてやろう。ほ、ほれ……もっと身体を密着させるのじゃ!」
最原「う、うん…………(なんか、すごくいけないことをしている気分だな……)」
……………………
「あーあ、絶望的につまんない! せっかく新しい玩具ができたと思ったのにさぁ! もっと修羅場れっての!」
「そうだね……効き目が弱かったのかな?」
「どいつもこいつも良い子ちゃんって事じゃね。絶望過ぎます……」
「う、うん……。やっぱり当初の予定通り苗木くんにやってもらえば良かったんじゃ……」
「あんたが苗木と仲良くしたいだけじゃんそれ。見え見えなんだよテメェの魂胆はよぉ!!」
「そ、そ、そんなことな、ないよ!!!」
「はーいはいそうですねー。……にしてもこれ、記憶とかは完全に消える設計の筈なんだけど、それも上手く動作してないみたいだし。マジ絶望的! 上手くいかないことだらけだしぃ!」
「………………」
「ん? なんか騒がしくない? 最原たちなんか揉めてるじゃん」ピッ
「本当だ。なんだろう?」
最原「ま、待ってよ皆! 僕は別に」
茶柱「問答無用です!!」
赤松「酷いよ、最原くん……なんでこんなことしたの!?」
キーボ「待ってください! 最原くんにも事情があったんです!」
春川「事情ってなに? 私たちを弄ばなきゃならないような事情なんてあるわけ?」
最原「う……それは……」
ゴン太「ゴン太は馬鹿だけど、でも最原くんのやったことは紳士的じゃないっていうのは分かるよ!」
東条「一度落ち着きましょう。責め立てるだけでは最原くんの話を聞けないわ」
王馬「オレと送ったあの一夜はなんだったんだよ!?」
百田「お前は黙ってろって! 余計わけわかんなくなるだろーが!」
王馬「ちぇー、百田ちゃんったらノリ悪いなぁ!」
アンジー「んー、でもアンジーは別に終一が責任取ってくれるならなんでも良いよー?」
白銀「せ、責任って……」
キーボ「とにかく! 最原くんは悪くないんです!」
百田「あぁ! 俺もそう思う!」
赤松「でも最原くんも楽しんでたよね!?」
茶柱「最原さんなら……と思った転子が馬鹿でした!!」
ちょっと待ったぁー!
モノクマ「意見が分かれた時にはあれ! あれしかないでしょう!」
王馬「待ってましたー! 変形裁判所!」
モノクマ「では、行ってみましょうー!」
ここまでで
意
見
対
立
最原は人の心を弄ぶゲスか?
ゲスだ! ゲスじゃない!
赤松 最原
茶柱 キーボ
ゴン太 東条
春川 王馬
夢野 百田
白銀
アンジー
ゴン太
最原くんの行動で女の子達が傷ついたんだよ!?
【傷】キーボくん!
キーボ
それは誰かを傷つけない為にしたことです!
茶柱
どんな理由があれ女子を傷つける男死は悪!
万死に値します!
【悪】東条さん!
東条
理由も聞かずに悪だと決めつけるのは良くないわ
夢野
嫌なら止めることも出来た筈じゃ!
止めなかったということは最原も楽しんでいたのじゃ!
【嫌】僕が!
最原
僕だって嫌だったよ!
止められたならそうしたよ!
春川
理由を話そうとしないってことはやましいことがあるって認めてるようなものじゃん
【やましいこと】百田くん!
百田
終一がやましいことなんて考える訳ねーだろ!
こいつはそんなやつじゃねぇ!
白銀
言い訳してくれるならちゃんと聞くよ?
【言い訳】キーボくん!
キーボ
言い訳することも許されてないんです!
赤松
話してくれないと何にも分からないよ!
お願いだから話してよ!
【お願い】王馬くん
王馬
話せるなら話してるでしょ。
お願いされても話せないからこんなことになってるんじゃないの?
ゴン太
僕たち、友達じゃなかったの!?
【友達】僕が!
最原
僕だって皆のことは友達だと思ってるよ!
だからこそ……信じてほしいんだ!
「これが僕(オレ、私)達の答えだ(よ)!」
全 論 破
とりあえずこれで終わりだ!
ゴン太「……最原くんが嘘をついてるようには、ゴン太には見えないよ……」
赤松「……うん、私もだよ」
最原「僕も、できれば皆に事の顛末を話したい……だけど……ごめん」
茶柱「なんだかよくわかりませんが、少なくとも悪意は感じませんでした!」
キーボ「はい! それは僕が保証します!」
王馬「ロボットに保証されてもなー」
キーボ「こんなときにロボット差別はやめてください! というか貴方はどちらの味方なんですか!」
王馬「とにかく、最原ちゃんは誰かに脅されていて仕方なく色々やっていた、第三者について触れると誰かが酷いことになる……ってことでいいのかなー?」
最原「……うん、そうなんだ」
百田「卑怯なことしやがって……! どこのどいつだ! 教えろ終一!」
王馬「言えないって話を今してたでしょ……百田ちゃん、話はちゃんと聞いてくれない?」
百田「う、うるせー! ちょっと聞いてみただけだ!」
春川「……で、どうするの? そのクソヤローに言われるがままになるつもり?」
最原「…………このままじゃいけないのは分かってるけど……」
百田「馬鹿野郎!!」
バキッ!!
最原「あぐ!」
百田「俺たちは友達じゃなかったのかよ! 遠慮なんてするんじゃねぇ! 迷惑なんてかけてかけられて、んなもん当たり前だろうが!」
最原「百田くん……」
百田「誰もお前だけに負担かけようなんて思ってねぇよ。お前だけが背負う必要なんてないんだ」
最原「………………うん……」
モノクマ「あーあ、なーんか白けちゃったなぁ。まったく本当につまらないよねー友情ごっこって。飽きたからもういいよ最原くん」
百田「なんだと?」
モノクマ「ま、今回は良い暇潰しになったよ。うぷぷぷ……」
ピョーン!
最原「あ……ま、待て!」
王馬「そんなことだろうとは思ったけど、やっぱりね」
赤松「……えーと……結局どういうことなの?」
最原「実は…………」
「あーあ、せっかく面白くなって来たのに……つまんないなぁ」
「そうだね……」
「仕方ない、次の玩具探そっか……って目星はもうつけてるけど♪」
『七海、こぼれてるぞ?』
『……あ、本当だ』
『はは。まったく、本当にドジな奴だな』ゴシゴシ
「マジ絶望的なくらいにイチャイチャしてるウザップル……うぷぷ、最高じゃない?」
「う、うん……(私も苗木くんにあんなことしてもらいたいな……)」///
短いながら終わります
次回から2編開始……!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません