千歌「一番可愛い二人」 (65)
1作目 梨子「曜ちゃん、怒らないで聞いてね」
2作目 曜「梨子ちゃん、怒るわけないよ」
上記の続編。勢いのまま。
最初、千歌視点。
千歌の歩もうとした道のスタート地点に、一番可愛い二人がいた。
二人以上に二人の事を知っているのは千歌だけ。
そうだといいなって、思ってる。
そうあって欲しいって、思ってくれてるなら嬉しいかも。
恋や友情がその輝きを鈍くさせちゃっても、私たちは終わらないよね。
大人になっても、この道は続いていくんだよね。
そうだよね。
「ずっと……友達……」
そうだ。
そう決めたんだ。
辛くたって、何も解決していなくたって、決めたんだ。
自分でやっといて後悔するなら、はじめからするなってんだよ、ねえ。
曜ちゃんのいなくなったベッドの上に頭をこてんと置いた。
しばらく、息をしていない死人のようにそうしていた。
「曜ちゃんの顔……おかしかった……ぷっ」
唐突に思い出した記憶に息を吹く。
もぞもぞと、枕元に置かれたCDプレーヤーに手を伸ばす。
手さぐりに再生ボタンを押した。
イヤホンを耳にかける。
「……良い曲だ~」
そんな言葉が言える自分は、きっとどこか狂ってるのかもしんない。
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アンチスレ
すっごく眠いので、また明日
>>2
そうとも言えますね
千歌ちゃんの心境を書いていくので、前回よりも辛い人は辛いかも
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