【艦これ安価】提督「疲れた……」 (51)
提督「最近とても仕事が忙しい」
提督「このままだと、疲れが溜まり過ぎて過労死してしまうかもしれない」
提督「どうにかできないかな……」ハァ…
北上「あたしが癒してあげよう」ヒョコ
提督「北上? 聞いてたのか」
北上「そりゃ大きな独り言だったからねー」
北上「で、何して欲しい? 提督の疲れがちょっとでも無くなるよう手伝いをするよ」
提督「気持ちだけもらっておく」
北上「だーめ、今の状態で働いても良い結果は残せないって。少しは頼ってよ」
提督「……」
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北上「まあ、ホントはゆっくり寝たり好きなことして過ごすのが1番なんだけどさ」
提督「……ありがとう」
提督「じゃあお言葉に甘えようかな」
北上「うん、甘えて甘えて」ニコッ
提督「そうだな……」
↓2北上にして欲しいこと コンマ二桁が回復量で、300に到達したら終わり
提督「何でもいいんだよな」
北上「んー、あんまりエッチなことはできないかな」
提督「メイド服を着てお世話とかは?」
北上「……そういう趣味があったんだ」
提督「男の夢だよ、頼む」
北上「はいはい。ちょっと待っててね」ガチャ
~~~~~~~~
北上「着てみたよー」ガチャ
提督「おお! 素晴らしい!」パチパチパチ
北上「間宮さんから借りてきたんだ。可愛い服だよね」
提督「可愛い。服もだけど北上もすごく可愛い」
北上「えへへ、照れるなぁ」
北上「えっと……これでお世話すればいいんだよね? 掃除とか?」
提督「待ってくれ、ここにオヤツのケーキがある」スッ
北上「食べさせて欲しいの?」
提督「お願いします」
北上「欲望に正直だねー。はい、どうぞ」スッ
パクッ
提督「モグモグ……美味しい」
提督「そして心が洗われる。回復していく」キラキラ
北上「喜んでもらえてよかったよ」ニコニコ
北上「ねえ、あたしもちょっと食べていいかな」
提督「どうぞどうぞ」
北上「ありがとう」パクッ
北上「おいしー」ニコニコ
提督(メイドの北上の笑顔……癒される)キラキラ
北上「あっ、提督を癒すのが目的なのに、こんなことしてたらダメじゃん……」
北上「部屋散らかってるし、掃除するね。片付ければ気持ちもすっきりするよ」
提督「ありがとう」
北上「よいしょ……この本はここに」テキパキ
北上「書類はあそこの棚にしまってっと」スタスタ
提督(メイドが掃除している姿、良いものだ)
北上「これは、あそこの棚かな」ヒョイッ
北上「テーブルも拭いて」フキフキ
提督(良い)キラキラ
北上「ふー、こんなもんか」
提督「だいぶ綺麗になったな」
北上「これで仕事も前より捗るでしょ」
北上「あとは、何しよっか。お世話って意外にやることないね」
提督「次のお願いしてもいいかな」
北上「お世話は?」
提督「満足させてもらったよ。癒された」
北上「そっか……ならいいんだけど」
北上「じゃ、次は何すればいい?」
↓2
回復:74
提督「抱き枕になって一夜を共にしてくれ」
北上「えっ」
提督「最近寝つきが悪くて……北上を抱き枕にしたらグッスリ眠れる気がするんだ」
提督「頼む! この通り」
北上「うー……しょうがないな……」
北上「提督の頼みだし、分かったよ。今夜部屋に行くね」
提督「ありがとう!」
~~~~~~~~
コンコン
提督「どうぞ」
北上「お邪魔します」ガチャ
提督「……パジャマ姿、いいな」
北上「もー、ジロジロ見すぎだってば」
提督「可愛い」
北上「感想はいいから、早く横になってよ」
提督「オッケー」スッ
北上「……」ドキドキ
提督「どうした?」
北上「べ、別に」
北上「失礼します」スッ
提督「ん? 何だこの良い香り」
北上「シャンプーでしょ。それより早く抱きしめて」
ギュッ
北上「!」
提督「寝づらくないか?」
北上「うん……ちょうどいい」
提督「よかった。じゃ、お休み」
北上「……」ドキドキ
北上「ね、ねえ提督」
提督「……zzz」
北上「もう寝たの? 早っ」
北上(まあ、あたしの目的は果たせてるし良かった)
北上(にしても……提督の顔がこんな近くに)ドキドキ
提督「んー」ギュッ
北上(ひゃっ! 抱きしめる力が強く……)
提督「北上ー……」
北上(……寝言?)
提督「……好きだー……」
北上(……)
北上(……)カァァ
提督「うーん」ムギュッ
北上「!!」
北上(か、顔が胸に……!)
北上「ちょっと提督、起きてるでしょ」ヒソヒソ
提督「zzz……zzz……」
北上(マジで寝てる? 寝相なの?)
北上(はぁ……仕方ないなぁ)
提督「すー……すー……」
北上(寝息が胸に……)
~~~~~~~~
チュンチュン
提督「ん……もう朝か」
提督「ふあぁ……ありがとう北上、おかげですごくよく眠れ…」
北上「zzz」
提督「!!」
提督(服が乱れてる……汗もかいてて艶かしい)
提督(……布団かけておこう)スッ
ガチャ
北上「おはよー」
提督「起きたか、おはよう」
北上「どうだった? よく眠れた?」
提督「めちゃくちゃ眠れた。北上のおかげだよ」
北上「それは良かった。あたしも思ってたより快眠できたし、たまにはこうやって寝てもいいかもね」
提督「え? いいの?」
北上「またいつかね」クスクス
北上「で、次は何しよっか」
提督「まだしてくれるのか」
北上「提督が疲れを癒すまでだからね。きっとまだ溜まってるよ」
北上「さあ、ハイパー北上さまに何でも言ってごらん」
↓2
回復:134
提督「じゃあ……他の姉妹も誘ってみんなで遊びたいな」
北上「仕事が忙しいんじゃないの?」
提督「昨日北上も言っただろう、疲れた状態じゃ良い結果は残せない」
提督「だから今日の昼から思いっきり遊ぶ!」
北上「いい決断だね。分かった、じゃあみんな誘ってくるね」ガチャ
提督「よっしゃ、そうと決まれば今のうちにできるだけ仕事を終わらせるぞ!」シュバババ
↓2 昼から何をするか
~~~~~~~~
提督「みんな、水着は持ったかー!」
球磨・多摩「おー!」
提督「温水プールへ行くぞー!」
大井・木曾「おー!」
北上「いやー、4人とも予定が空いててよかったよ」
球磨「妹の頼みは断れないクマ」
多摩「とか言って、ウキウキで水着を選んでたのは球磨だけニャ」
木曾「大井姉さんもだぞ」
大井「わ、私は北上さんと一緒に遊べるからテンションが上がってるのよ」
提督「理由なんてどうだっていい。みんなと久々に遊べるんだ、嬉しすぎる」グスッ
北上「泣かなくてもいいじゃん。ほら、そろそろ鎮守府出ないと」
提督「そうだな……よっしゃ! 出撃だー!」
~~~~~~~~
提督「ほら行くぞー! トス!」ポーン
北上「おっと! 行ったよ木曾!」ポーン
木曾「多摩姉さん!」ポーン
球磨「おーらいおーらい……うわっ!」ザバーン
大井「ちょっと、大丈夫?」
球磨「鼻に水が入ったクマ……」
多摩「地味に嫌ニャ」
北上「地味どころかかなり嫌だよ」
多摩「というか今のは多摩のボールニャ。球磨が強引に取ろうとするから悪いニャ」
球磨「楽しすぎて聞いてなかったクマ、ごめんクマ」
提督「まあまあ気にしないで。もう一回やろう」
北上(ふふ、満喫してるなぁ)ニコニコ
~~~~~~~~
提督「ふぅ……疲れた」
北上「もう? 体力落ちたんじゃない?」
提督「そうだな。トレーニングできてないからなぁ」
多摩「水鉄砲ニャ!」バシャ
大井「きゃっ! やったわねー!」
球磨「大井、姉ちゃんと組んでやっつけるクマ」
多摩「じゃあ木曾は多摩とチームニャ」
木曾「何の戦いなんだ?」
キャッ キャッ ワイワイ
提督「……あいつらの水着、いいな」
北上「は?」
提督「ふと思ったんだけどな。4人とも普段のイメージと違うというか、ギャップがいいよな」
提督「大井は割と予想通りだけど」
北上「……」
提督「それに普段は見えない体のラインが…」
北上「言いつけちゃおっかなー」
提督「!」
北上「スケベ心丸出しでみんなを見てるって、4人にさ」
提督「ごめんなさい」
北上「心から謝ってる?」
提督「はい」
北上「ふふ……」
北上「……あたしは?」
提督「?」
北上「あたしの水着、どう?」
提督「言っていいのか」
北上「うん」
提督「可愛い、エロい、最高の三拍子」
北上「……ばーか」パシャッ
提督「うわっ、目が! 目がー!」
北上「あ……ご、ごめん。まさか目にいくとは……」オロオロ
~~~~~~~~
提督「はー、楽しかったなー」
北上「みんなもお礼言ってたよ、連れて来てくれてありがとうって」
提督「お礼を言いたいのはこっちだ。付き合ってもらったんだから」
北上「疲れは取れた?」
提督「かなり」
北上「よかったよかった」
北上「でも」ジー
北上「うん、まだ疲れが残ってるね」
提督「え? そうか?」
北上「顔に出てるよ。まだ癒してあげないと」
提督「なら……」
↓2
回復:222
提督「前から思ってたんだけど、北上の髪って綺麗だよな」
提督「触ってもいいかな」
北上「そんなんでいいの?」
提督「うん」
北上「……どうぞ」
サワサワ
提督「艶があるな。手入れ大変だろう」ナデナデ
北上「力を入れてるってほどではないけどね」
提督「本当に綺麗だ」ナデナデ
北上「……」ポッ
提督「何で赤くなる?」
北上「いや、別に」
北上「ねえ、もうそろそろいいでしょ」
提督「もうちょっと」
北上「……」
北上(恥ずかしくなってきた)
~~~~~~~~
提督「ありがとう。疲れが取れたよ」
北上「髪を触っただけなのに?」
提督「すごくスッキリした」
北上「変なの」
北上(ひょっとして提督、髪フェチ?)
提督「……北上」
北上「ん?」
提督「実は、前からお前に頼みたいことがあったんだ」
提督「引き受けてくれたら癒されること間違いなしだ」
北上「いいよ、言ってみて」
↓2
回復:276
提督「膝枕」
北上「膝枕?」
提督「して欲しい」
北上「……いいけど」
北上「なんか、もっと凄いの来るかと思ったよ」
提督「凄いの?」
北上「具体的には言えないけどさ」スッ
北上「はい、頭乗せて」ポンポン
提督「では……」スッ
提督「……」
北上「どう?」
提督「安心する……これは癒しポイントが高いぞ」
北上「何それ」フフ
提督「なあ、北上」
北上「ん」
提督「俺のこと気遣ってくれてありがとう」
提督「お前のおかげで明日も生きていけそうだよ」
北上「大袈裟だなぁ」
提督「いや、本当に疲れてたんだ」
提督「もしかしたら過労死するかもって」
北上「提督の仕事は大変だからね」ナデナデ
提督「あ……マズい、撫でられると……」
提督「眠気が……」
北上「いいよ、寝ちゃって」
提督「ダメだよ、これから仕事しないと」
北上「ちょっとくらい遅れてもいいよ。休んで」
北上「あたしも仕事手伝うからさ」ナデナデ
提督「……恐るべし魔力……」
提督「zzz」
北上「ふふ……お休みなさい」ナデナデ
~~~~~~~~
提督「……はっ!?」ガバッ
提督「今は……朝か? まさか昨日の夕方からずっと寝てしまったのか」
北上「そうだよ」
提督「!?」
提督「北上、お前どうしてここに……」
北上「起こし来たんだよ。その前に起きちゃったけど」
北上「んー、だいぶ疲れが取れてきたね」ジー
提督「いや、もうすっかり元気だよ。早く仕事しないと」
北上「まあまあ落ち着いて。もうちょっと癒しが必要だよ」
提督「充分癒された気がするけどな」
北上「自己判断は良くないよ」
提督「……それなら」
↓2
回復:278
提督「北上……」ギュッ
北上「え」
北上「ちょっと、いきなり何?」
提督「……」
北上「……ま、まさか……」
提督「俺はお前のことが好きだ。俺のことを心配してくれるお前が」
提督「たまに見せる小悪魔な笑顔も好きだ。照れくさそうにそっぽを向くのも好きだ」
提督「大好きすぎて辛抱できない。夜戦がしたい」
提督「今は朝だけど」
北上「……」
提督「お前が嫌だと言うならやめるよ」
北上「……いいよ」
北上「あたしも、提督のこと大好き。提督と夜戦がしたい」
北上「今は朝だけど」
提督「北上」ギュッ
北上「提督」ギュー
提督・北上「♡」
~~~~~~~~
ガチャ
大淀「失礼します提督」
大淀「あら? 仕事のスピードが上がってますね」
提督「まあな! 今の俺はハイパーだ!」キラキラ
大淀「北上さんも手伝ってるんですか」
北上「演習まで暇だしねー」キラキラ
大淀「……気のせいでしょうか、2人とも輝いて見えます」
大淀「あ、そうそう。やっとお仕事の量が減りそうなので報告に来ました」
大淀「任せっきりにしてしまい申し訳ありません」
提督「謝らなくていいよ。これは俺の仕事だからな」
大淀「ありがとうございます。では、もう少しだけ頑張ってください」
ガチャ
提督「聞いたか北上、朗報だ」
北上「そうだね、今度はみんなとたくさん遊びに行けるね」
北上「っていうか提督、なんかまた疲れてない?」
提督「気のせいだよ!」
北上「いや……間違いないね。疲れてるよ」
北上「まあ、原因は朝のあれだと思うけど……」カァァ
提督「張り切りすぎたか」
北上「仕方ないから、また癒してあげるよ」
↓2
回復:326
北上「よっ、ほっ」モミモミ
提督「あー気持ちいい……」
北上「ふふふ、あたしのテクニックに酔いしれな」
提督「メロメロだよ……」
~~~~~~~~
北上「ほい、完了」
提督「いやー凄かった。目が冴えたよ」
北上「だろうね。めっちゃ硬かったよ、かなりこってたんだね」
提督「これでまた仕事に集中できる。ありがとう」
北上「どういたしまして」ニコニコ
提督「……仕事にひと段落ついたら、今度は北上を癒してあげたいな」
北上「あたしはいいよ。だって……」
北上(提督と一緒にいるだけで癒されるから)
提督「だって、何だ?」
北上「何でもない。秘密」ニコッ
提督「教えてくれよ」
北上「それより仕事しないと! 手伝うからさ」
提督「引っかかるなぁ」
北上「ほらほら、遊び放題の日々が待ってるよー」
おわり
お付き合いありがとうございました
北上さんはいいねぇしびれるねぇ
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尊い