モバP「なぁ、頼むよ。俺を助けると思ってさ。」
???「…」
モバP「ほら、この収録が終わったらご褒美あげるからさ!な?」
???「…」
モバP「何がいい?飴か?何だったらゴージャスセレブプリンでもいいぞ!」
???「…」チラッ
モバP「…」ジー
???「zzz…」プイッ
モバP(今日大丈夫かな…)
前回:【モバマス】モバP「第1回プロデューサーラジオ」
【モバマス】モバP「第1回プロデューサーラジオ」 - SSまとめ速報
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モバP「リスナーの皆さん、おはようございます。プロデューサーによるラジオ略して『Pラジ』のお時間です。
あ、ただいま20時を回っていますが、この業界では昼夜問わず挨拶は『おはようございます。』なので、
裏方のラジオらしくこちらでも始めのあいさつは『おはようございます。』、
終わりの挨拶は『お疲れさまでした。』で統一したいと思います。
さて、まずは一点ご報告ということで、先週アシスタントをしてくれた島村卯月へのご褒美ですが、
『おつまみを振る舞う』ということになり、翌日事務所にてピンクチェックスクールの面々に
振る舞わせていただきました。」
???『プロデュサー、マダー?』
モバP「私にはお料理スキルなんて備わっていないので、五十嵐響子や三船美優、川島瑞樹などの
女子力のお高い方々にお手伝いいただきながら作成いたしました。
おつまみをおいしそうに食べる彼女たちの写真は後ほどブロマガのほうに投稿させていただきます。」
???『ハヤクシナイトカエッチャウゾー』
モバP「キャッキャ、ウフフと行われる女子会もどき、
その日はそれでお開きとなるはずでした…。
が!三船が呼んだのか川島が呼んだのか、ぞろぞろと湧いてくる酒豪の面々!
減るおつまみに増える酒瓶!
最初はにこやかだったうら若き乙女たちもいつの間にか虚ろな表情に…!」
???『イツマデマタセルンダー』
モバP「彼女たちを守るため、代わりにお酒を飲まされていた私。
そんな私も意識がもうろうとし始め『もはやここまでか…!』と思われたその時!
『いったい何をしているんだ!!』と部屋中にこだまする凛とした声!
その声の主はなんと我らが常務!!」
???『ホントニカエッチャウゾー』
モバP「…えぇ、私共々こっぴどく叱られましたよ。
そんでもって主犯の酒豪どもは後日きつ~いレッスンを受けました。
なぜか保護責任者として私も…。
二度と酒関連のことは事務所でやらないと誓いました。」
???『カエッテモイイカナァ?…イイトモー!』
モバP「あぁ!待って待って!ごめんって!本当に帰ろうとしないでください!
お願い!一人ぼっちにしないで!!」
???「うわっ、キモチワル!もう、こんだけ待たせたんだから、何かないの?」
モバP「う゛、なら飴を…」
???「それは打ち合わせの時に言ってたじゃん!なにか他にないの?」
モバP「んむむ、じゃあいったい何が望みだ?あ、『休みをくれ~』はなしだぞ!」
???「リスナーのみんな、今の聞いた?『お前に休む権利はない!』だって。
か弱い杏はいつもいつもこんな感じで虐げられてるんだよ…。
まったく、これだから働くことしか脳のない人は…。」
モバP「誤解を招くような言い方をしないでくれ!大体、先週だって先方に無理言って休ませてあげたじゃないか!」
杏「今週分の休みが足りないの~。」
モバP「そんなこと言って…確かお前の有給取得数残り2日分しか残ってないぞ。
4月までまだ数か月あるのに、いざとなったらどうするんだ!」
杏「え?プロデューサー、有給なんて気にしてたの?
別にお金を気にするほど稼ぎが悪いわけでもないのに?」
モバP「休みが多いとそれだけ上からの評価にもかかわるの!」
杏「評価なんて、こんだけアイドルプロデュースしてるんだからちょっとやそっとじゃ落ちないでしょう。
杏だってそれなりに売れてるし~?ね?だから一緒に休んじゃおう!」
モバP「ダメったらだめ!お休み以外にしなさい。」
杏「ちぇ、ん~じゃあ、次は杏が楽できる仕事にして!」
モバP「楽できる仕事って…。ゲーム関連とかか?」
杏「ゲーム…。ゲームもいいけどなぁ。まぁ、そんな感じで!期待してるよ『敏腕プロデューサー』さん!」
モバP「まったく、調子に乗りやがって…。」
杏「あ、向こうと契約する前にきちんと杏に内容を相談してよ!
楽な仕事だけど実は~なんてやだからね!」
モバP「はいはい、わかりましたよ。っと茶番で結構時間を食ってしまった…。
改めまして、本日のアシスタントはこちらの方です。」
杏「杏だよ~。リスナーのみんな、よろしく~。」
モバP「雑!いろいろご褒美が待ってるんだからちゃんとアシスタントしてくれよ?」
杏「さらに対決コーナーで追加報酬を狙ってる所存。」
モバP「それもあるのか…。勘弁してくれよ…。
っと、この番組は346プロダクションの提供でお送りいたします。」
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モバP「では最初にお便りのコーナーです。」
杏「へぇ、ちゃんとお便り来てるんだね。」
モバP「みたいだな。それではラジオネーム『だらだらフェアリーズ With NEET』さんから。」
杏「そんなコラボお断りだ!!」
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モバPちゃん、杏ちゃん、こんばんは。
冒頭での茶番、杏ちゃんはプロデューサーに対してもあんな態度なんだと感激いたしました。
私もニートとして、『いかに怠惰に過ごすか』や『寝たまま収入が得られないか』などを考え、
真剣に人生と向き合った毎日を過ごしています。
さて、ニート系アイドルとして有名な杏ちゃんですが、
自分からアイドルになったわけではなく、モバPちゃんからスカウトされてアイドルになったとお聞きしました。
そこで質問なのですが、杏ちゃんはアイドルになっていなかったら、
どのようにして稼いでいこうと思ってたのでしょうか?
ぜひともお聞かせください!私の人生がかかっているんです!!
追伸:モバPちゃん。私を杏ちゃん専属のライターにしてください!
きっとニートである私なら素晴らしい歌詞が書けるはずです!
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モバP「…いろいろ言いたいことあるけど、モバPちゃんっていうな!
あと、そんなお願いなんて聞けるか!」
杏「『毎日真剣に人生と向き合ってます。』っていってるけど、これ完全に敵前逃亡だよね。」
モバP「ちらっと向き合った結果があのお願いだもんな。
そんで、質問の内容なんだけど、どうなんだ?」
杏「ん~、あの時はまだそこまで考えてなかったかな?
でもやっぱり『働く』ってことはなかったと思う。
『働きたくない』ってのが一番だけどこの見た目だからね。」
モバP「見た目?杏みたいに子供っぽい容姿でも普通に働いている人もいるとは思うが…。」
杏「ただの言い訳だよ!もう…。まぁ、そうとなるとやっぱ株とかに手を出してたんじゃないかな?
幸い、親が裕福だからやりくりしつつ過ごせば働かないですんだのかもしれないね。」
モバP「稼がずに生きていくってのはなかなか難しいだろうよ。
やりくりして~とは言いつつも、いつ国の情勢が変わるかわからないしな。」
杏「そうだね。でさ、プロデューサー。」
モバP「ん?なんだ?」
杏「杏、CDとか色々出したよね?そろそろ印税もいい感じで手に入るようになってきたんじゃない?」
モバP「そうだな…。まぁ、細々とやっていけば暮らしていけないこともないんじゃないか?」
杏「本当!?やったー!いや~、いままでプロデューサーには苦労を…」
モバP「ただ、さっきも言ったように何十年もその暮らしでやっていける保障もない。
ならどうだ?どうせだったらもっと印税をもらえるようにアイドルを頑張ってみないか?」
杏「…まぁ、そんなとこだろうと思ったよ。しょうがない、このキャラが飽きられるまでは頑張るか…。」
モバP「その言葉、しかと受け止めた!」
杏「は?」
モバP「私を誰だと思っている。敏腕プロデューサー様だぞ!
貴様のような個性のオンパレードともいえる人間ならば、
わが身を懸けて一生アイドルにしてくれようぞ!」
杏「いや、なにそのキャラ。一生アイドルなんてやらないよ!」
モバP「杏というキャラならおばあちゃんになってもいけるって!」
杏「年寄にムチを打つとは何事だ!!杏はさっさと早期リタイアして悠々自適に余生を過ごすんだ!!」
モバP「果たしてそんなことが本当にできるとお思いかな?」
杏「なんだって!?」
モバP「人気アイドルが引退した後にあるもの…。そう、『ANOHITO HA IMA』。
数年後に彼らが杏のもとを訪れ、再びこの業界に連れ戻しに来るだろう…。」
杏「そ、そんなことが…、そなことがあってたまるか!!
杏がせっかく手に入れた自由をそんな番組のために奪われなきゃいけないのか!!」
モバP「そうさ!それがこの業界に入って人気者になったやつの末路さ…!
はっはっはっはっは~!!」
杏「うぅ…。なんてことだ…。」
モバP・杏「…」
杏「…もう茶番はいい?いい加減めんどくさい…。」
モバP「あぁ、すまない。杏とだとなぜか茶番の方向に行ってしまう…。
それでは次のお便りを読ませていただきます。
ラジオネーム『豆腐のから揚げ』さんから。」
杏「なにそれおいしそう。」
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モバPさん、杏さん、おはようございます。
第1回、面白かったです。今回、杏さんがアシスタントということで、その杏さんに質問があります。
性格そのものがニートの杏さんですが、モバPさんは最初からそのキャラで売れると思っていたのでしょうか?
また、杏さんとの第一印象で何かあれば教えてください。
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杏「ほんとだよね~。杏もまさかこんなキャラのアイドルなんて売れるとは思わなかったもん。」
モバP「いや、俺も最初からそういった人材を探してたわけじゃないからな。
まぁ、第一印象はあれだよ。普通に『可愛い女の子がいるなぁ』って感じ。」
杏「ちなみに何歳くらいだと思った?」
モバP「…小学校高学年とかかな?」
杏「まぁ、そんなもんだよね。でもそんな子をスカウトしようと思ったってことは、
プロデューサーってやっぱりロリコン?」
モバP「違うわ!俺は可愛い子や綺麗な子、魅力のある子に声をかけているだけだって!」
杏「それはそれで犯罪臭がする…。」
モバP「おかしいよな?女の子に声をかけていたと思ったら、いつの間にか警察の方から声をかけてくるようになったし。」
杏「至極真っ当だよ!!」
モバP「もう警察に声をかけられた後の流れは手慣れたものになったよ…。」
杏「杏もよく小さい子と間違われて職質されるからわからんでもない…。」
モバP「杏も大変だな…。んで、話戻るけど、スカウトしようと思って声をかけたらなんと17歳!
それだけでいいギャップなのに性格がこれときた!こんなぶっ飛んだ個性の子を埋もれさす訳にはいかない!って感じ。」
杏「なにそれ、褒められてるんだか貶されてるんだか…。」
モバP「褒めてるんだよ。その後プロデュースしていくうちにすごく要領がいいこともわかったし、
本当いい人材に会えたと思うよ。」
杏「そう思うならもっと丁寧に扱ってよ。具体的にはもっと休みを増やすとかさ。」
モバP「二言目にはこれだもんな…。」
杏「休むことの何が悪いのさ。いい?プロデューサー、今の日本は働きすぎなんだよ。
みんなももっと休んで心に余裕を持った方がいいよ。」
モバP「それは誰宛のメッセージなんだ?」
杏「仕事が忙しくて心が荒んでいる人やプロデューサー。」
モバP「ご指名どうも。俺はどうやらアイドル達に心が余裕がないと思われているようだ。
悲しいので仕事に癒されよう。具体的には杏のためにもっと働くか。」
杏「なっ!?やっぱりこの人心が荒んでるよっ!!」
モバP「はっはっはっ!なんとでも言うがいいさ!あ、杏、曲紹介お願い。」
杏「まったくもう。それではここで1曲。双葉杏で『スローライフ・ファンタジー』。」
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モバP「次のコーナーは…。『真のプロデューサーは私だ!』」
杏「本日のお題はこれだよ。」
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346プロダクションのアイドルが出演する恋愛シミュレーションゲームを発売することになりました。
舞台は高校。あなたはいまだ彼女のできたことのない2年の男子高校生。
そこで攻略対象の配役をプロデュースしてください。
攻略対象は以下の通りです。
1.幼馴染
2.先輩
3.同級生
4.後輩
5.先生
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杏「うわ、これまたべったべたな感じだね。」
モバP「べったべただし結構範囲広いなぁ。」
杏「これ仮に小学生組とかを対象にしたらどうなるの?」
モバP「…間違いなく販売停止だな。」
杏「こずえ先輩…。」
モバP「そこまでいったら恋愛シミュレーションっていうよりコメディ路線だな。」
杏「んふ、『ふわぁ、モバP…やきそばパン…。』とか?」
モバP「そんなこと言われたら全力で買いに行きますわ。
ついでにメロンパンとかも買ってやるよ。」
杏「プロデューサー、こずえには甘すぎじゃない?」
モバP「だってこずえだぞ?杏もこずえに頼まれたらどうする?」
杏「こずえはかわいい妹分みたいな感じだけど、さすがにパシらされたりはしないよ。」
モバP「まじかよ…。」
杏「あったとしても一緒に買いにくくらいじゃないかな?」
モバP「何それ微笑ましい。んじゃあ、逆パターンはどうなるんだろうな。」
杏「逆パターンっていうと大人組で後輩役?」
モバP「そう!後輩…大人…あいさんなんてどうだろうか?」
杏「あいさん?主人公よりもモテちゃうんじゃない?」
モバP「そこがいいんだよ。いつも女の子からしかモテていなかったため、男を意識していなかったあいさん。
そこで主人公があいさんをきちんと女性扱いし、男らしさを見せることによって
あいさんの気を引き、攻略していく!ってな具合でどう?」
杏「…うん、いいとは思うよ。でもプロデューサー、これ生放送のラジオだよ?」
モバP「ん?そうだけど、それがどうかしたか?」
杏「もしかしたらあいさんも聞いてるかもしれないよ?今度会うとき大丈夫?」
モバP「あ…。」
杏「それにギャルゲーについて詳しいそうに話してたけど、結構やってたの?」
モバP「…」
杏「とき○モ?ラ○プラス?それともア○ガミ?」
モバP「…さ、さあ、二人とも配役はきまったようなので発表しましょう!まずは杏から!」
杏「このことは後で詳しく追及しよう。杏の考えた配役はこれだよ!」
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1.幼馴染 → 五十嵐響子
2.先輩 → 新田美波
3.同級生 → 本田未央
4.後輩 → 日野茜
5.先生 → 持田亜里沙
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モバP「ほう…、では説明してもらおう。」
杏「妥当なところを狙ってったよ。まずは幼馴染。世話焼きな響子ちゃんは鉄板じゃないかな?
朝寝ているところを起こしに来てくれたりとか。もう1つの案として奈緒も考えてた。」
モバP「世話焼きな幼馴染とツンデレ幼馴染。どちらも鉄板だな。」
杏「次は先輩だね。美波ちゃんを選んだんだけど、これはメインヒロイン枠だね。
みんなの憧れのマドンナって感じで。」
モバP「確かに美波はずっとモテてきただろうしなぁ。
そんな中、主人公は掻っ攫っていくわけか。なかなかスペックの高そうなやつだな。」
杏「そんでもって同級生は未央だね。あの男女問わずフレンドリーな感じ、
きっとクラスメイトキラーだよ。」
モバP「なんだよクラスメイトキラーって。」
杏「クラスの男子を全員虜にさせるってことだよ。ほら、男子ってちょっと仲良くすると勘違いするじゃん?」
モバP「あぁ、『実はあいつ俺に気があるんじゃね?』てやつか。あったあった。」
杏「プロデューサーは今のほうがそういった勘違い多いんじゃないの?」
モバP「仕事とプライベートではきちんと意識を切り替えているんでご安心を。
杏こそ勘違いされたりはしないのか?」
杏「この体型をみてそれ言う?」
モバP「おっきいお友達として将来有望な男子とかに…。」
杏「やめてよ!あと後輩役だね。茜ってさ、なんか犬っぽくない?
ジャックラッセルテリアとかビーグルくらいのアグレッシブな小型犬みたいな感じ。
だから後輩役が合うかな?って」
モバP「なんとなくわかる。茜は先輩に従順そうだよな。」
杏「で、最後に亜里沙先生だけど、これは前職が先生だったからね。
担当教科は家庭科あたりで。」
モバP「いいですね。お料理イベント発生か…。
というか先生を攻略ってゲームとして出せるのか?」
あれ?Tabで離したはずの空白が…
杏「どうなんだろうね。ア○ガミは先生ルートに行こうとするとバッドエンドになるけど。
さ、次はプロデューサーの番だよ。全国のみんなに性癖をさらけ出すんだ!」
モバP「アイドルが性癖とかいうな!私の考えた配役はこちらです!」
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1.幼馴染 → 並木芽衣子
2.先輩 → 宮本フレデリカ
3.同級生 → 前川みく
4.後輩 → 東郷あい
5.先生 → 三船美優
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モバP「まずは幼馴染から。俺も奈緒もいいんじゃないかと思ったんだけど、
そういった意味では芽衣子も適任じゃないかな?朝起こしに来てくれそうだし。」
杏「なんだろうね、その『幼馴染 = 起こしに来る』っていう共通認識。」
モバP「こっちが起こしに行くパターンもあるよな。そう考えると比奈もありか?」
杏「夜遅くまで原稿を書いてて寝坊しそうな比奈を起こしに行く感じ?」
モバP「そんな感じ。次に先輩役のフレデリカだけど…。」
杏「フレデリカが先輩か…。後輩をいろいろ振り回しそうだね。
今もありすとか振り回されてるけど。」
モバP「まぁ、本人も楽しんでそうだしよいことではないか。
でも、フレデリカは難易度高そうだなぁ。」
杏「そうだね~。頑張って告白しても『私もだよ、ラビュー。』とか言って流しそう。」
モバP「うわぁ、そんなこと言われたらちょっと折れそう…。
どう攻め落とすかがカギですな。」
杏「で同級生役はみくちゃんか。これは前川で出すの?それともみくにゃん?」
モバP「そうだな。ここは前川で行かせてもらおう。」
杏「前川か、となると委員長ポジ?」
モバP「そうだな。学校では真面目で優等生な前川委員長。
ある日、学校からの帰宅途中で主人公は路地裏で猫と戯れる前川委員長と遭遇する。
秘密がばれた前川委員長は主人公に口止めとして勉強を見てあげたり、
度々路地裏で一緒に猫と戯れるようになり…的な。」
杏「大丈夫?一瞬いやらしい方向に行かなかった?口止め(意味深)とか…。」
モバP「そこはきちんと清純な描写にしてもらわないとダメだな。」
杏「でもみんなそういったギャップに弱いよね~。」
モバP「そうだな。杏なんかは存在そのものがギャップだしな。」
杏「存在がギャップってどういうことさ!」
モバP「いやぁ、可愛くて小さい女の子と思ったら中身が完全にニートだもんなぁ。」
杏「そういうことか。杏はただ欲望に忠実なだけだよ。」
モバP「忠実すぎるのが問題だよ!たまには抑制してくれ。」
杏「検討させていただきます。それで、後輩役はあいさんだけど、さっき話した通り?」
モバP「あぁ、あいさんに男らしさを見せて落としたい!」
杏「完全に自分の欲望じゃないか!」
モバP「いや、あいさんや真奈美さんに男として認められたら『真の男』って感じがしない?」
杏「二人ともきちんと男は立てる感じだけどなぁ。」
モバP「気を遣わせて立ててもらうんじゃあダメなんだよ!自分自身の男らしさで惚れさせるぐらいにはならねば!」
杏「そういってる時点で男として小さいよね。」
モバP「う゛っ。」
杏「そんじゃあ、最後。先生役として美優さんだけど、担当教科は決まってる?」
モバP「あぁ、国語の先生がいいんじゃないかと思ってる。
芥川作品について教える美優さん。よくない?」
杏「芥川作品にこだわる理由がわからないけど似合ってそうだね。」
モバP「でも美優さんが教師っていうとなんか昼ドラ感が…。
昔のファンタのCMを思い出すな。」
杏「あのなんとか先生!ってやつ?杏も動画で見たよ。
そうなってくると『この泥棒猫…』っていうのは誰にする?」
モバP「…留美さんかな。」
杏「振っといてなんだけど、あとで留美さんに怒られても知らないよ。」
モバP「この番組やってるとどんどん謝罪相手が増えそうだなぁ…。」
…
モバP「さぁ、アンケートの集計が終了したようなので結果発表です!」
杏「集計結果はこちら!」
-----------------------
杏 : 59%
モバP: 41%
-----------------------
モバP「くそ、また負けた!」
杏「やったぁ~!みんな、ありがとう!」
モバP「お前らは前川委員長を!あいさんを落としたくないというのか!」
杏「美波ちゃんや茜の方がいいみたいだね。」
モバP「ちくしょう…、ちくしょう…。」
杏「じゃあ、ご褒美だけどプロデューサー、打ち合わせの時に飴くれるって言ったよね?」
モバP「あぁ、なんだ?やっぱりゴージャスセレブプリンがいいのか?」
杏「そっちも捨てがたいけどね~。杏、超・高級な飴を食べてみたいなぁ。」
モバP「超高級な飴?まぁ、飴なら大したことないか…。いくらくらいなんだ?」
杏「4千円前後かな?京都にある緑寿庵清水っていう金平糖専門店なんだ。」
モバP「金平糖で4千円かぁ。高いけど手が出せないわけでも無いなぁ…。
というかそのぐらいならファンから送られてきたりしないのか?」
杏「もらったこともあるけど、それとこれとは別なの!」
モバP「そんなもんか。ちなみに番組の経費で落ちたりとか…。」チラッ
ブッブー
モバP「ですよね。しゃあない、今度買ってくるか。」
杏「やったぁ、さすがプロデューサー!」
モバP「本当、調子がいいんだから…。以上、『真のプロデューサーは私だ!』でした。」
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モバP「プロデューサーラジオもそろそろ終わりの時間となりました。」
杏「はぁ、ようやく終わりか~。いや~、働いた働いた。」
モバP「まぁ、実際助かったよ。若干変な方向に行ったかもしれないけどな。」
杏「杏たちの苦労わかってくれた?」
モバP「あぁ、前回も思ったけど、アイドル達って毎回こんな大変な仕事やってるんだなぁ。」
杏「そう思ったのならもっと杏に休みをくれてもいいんだよ?」
モバP「それとこれとは別!だが、もうちょっと別の形でケアしていかないとな。」
杏「ちぇ…。」
モバP「ここでお知らせです。
現在、モバゲー版『アイドルマスター シンデレラガールズ』では
『アイドルプロデュース ごくらく♪温泉探訪』を開催中。
上位報酬の『湯めぐり弁天 川島瑞樹』をゲットするチャンスです。
また、ガチャの方では『花嫁☆ウサミン 安部菜々』、『華燭の水無月 鷺沢文香』、
『祝福の花 相葉夕美』が登場中です。」
杏「また、リズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』では
イベント『LIVE Parade』開催中。
イベントの報酬として『With Love 諸星きらり』と『With Love 五十嵐響子』がゲットできるよ。
やったね、きらり!
また限定ガシャ『夢描く乙女たち♪ブライダルセッションガシャ』が登場。
限定SSレア『エターナルブルーム 渋谷凛』、『えにしの結び手 道明寺歌鈴』がゲットできます!
みんな、どんどん課金してね!」
モバP「それでは次回もお楽しみください。お相手はわたくしパーソナリティのモバPと…。」
杏「アシスタントの双葉杏でした!」
モバP・杏「「お疲れさまでした~。」」
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数日後…
モバP「杏~、約束通り楽な仕事取ってきたぞ~。」
杏「楽な仕事?あぁ、この前のラジオで言ってたやつか。で、どんな仕事?」
モバP「お菓子の雑誌だけど、飴についてのコラムを書く仕事だ。」
杏「コラム?飴について批評とか書くってこと?ちょっと面倒だなぁ。」
モバP「それでも収録とかよりかは楽だろ?で、内容なんだけど、杏には毎回3つの商品を食べてもらう。
それについて食レポしてもらう感じだ。掲載する量は大体1ページから1ページ半。」
杏「まぁ、飴食べれるならやるか…。もう1回目に食べられるのは決まってるの?
あっ、この前買ってくれた高級金平糖でもいいよ!」
モバP「それは杏のコラムが好評だったら話が来るかもな。んで、まず1つ目がどんぐり飴。」
杏「まぁ、王道だね。」
モバP「2つ目がサクマ式ドロップ。」
杏「これも有名どころだね。」
モバP「最後に…、サルミアッキ。」
杏「え゛っ!」
モバP「サルミアッキだ。」
杏「」
モバP「頑張れよ。」ポンッ
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ガチャ
フレデリカ「ありすちゃ~ん、いる~?」
ありす「フレデリカさん、どうかしましたか?」
フレデリカ「振り回しに来ました。」ガシッ
ありす「えっ。」
フレデリカ「それっ、ぐるぐるぐる~。」ブンブン
ありす「わっ、ちょっと、フレデリカさん!?はなし、降ろしてください!!」
フレデリカ「ぐるぐるぐる~。」ブンブン
ありす「おろ、おろしてぇ~~~!!」
おわり
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ご拝読ありがとうございました。
第2回、内容が似通っているような気がしますが、シリーズものだからOKかな?
コーナー辺りでは言わんとしていることがちゃんと伝わっているか心配です。
また、前回に引き続き高級品について語っていますが、ネタにしやすいのでこれからも頻繁に出てくるかもしれません。
その際に「○○ 高級品」とかで検索してますが、お店のページとか見てみると他にもすごい商品が載っていて面白いです。
(今回で言うと日本酒の金平糖があるとか)
アイドル毎の趣味で検索してみるのもこれまた一興かもしれないですね。
ギャルゲーの配役については私は『みんなよくてみんないい派』ですが
どちらかというとCoPなのでクール寄りにならないようにするのに大変でした。
第3回も来週、再来週あたりに投稿できればと思います。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
誤解されがちだが、株式投資も金と責任の絡む立派な労働やで
乙、読みやすい
>>23
株をやるには経済の流れを読むことも必要だとは思っていましたが、
それも労働に当たるんですね。
同じく寝てても稼ぐことができるといわれる不動産ですが、
こちらも物件を購入する際は実際に見に行ったりするみたいです。
そう考えるとこちらはあまり杏がやりそうにないですね。
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