モバP「また食事会だとさヒョウ柄さん」 梨沙「え、それアタシのこと?」 (86)

モバP(以降P表記ですか?メモしておきますね)「まあまあ、それはさておき」

梨沙「さておかないでよ。聞き捨てならないんだけど」

P「例によって「この事務所のアイドルどいつもこいつも痩せすぎじゃね?肉つけさせようぜ」会やろうかと思うんだけどさ、梨沙暇だろ?」

梨沙「まぁ、そりゃあ今日はもう帰ってパパにメールしてお風呂入ってパパに電話してご飯食べてパパとLINEしてお布団入ってパパとライゼクス狩りして寝るだけだけど」

P「ちょっと何言ってるのかわかんないんですけど」

P「要は暇なんだろ?強制はしないけどさ」

梨沙「暇じゃないってば。だからこの後ギッシリとパパとのスケジュールが」

P「いやぁ、本当はもっと前もって色々準備してからやってるんだけどさ」

梨沙「聞きなさいよ」

P「とある事情でめっちゃ大量に食材が手に入っちゃって。1人2人じゃ食べきれなくてさ」

梨沙「聞きなさいってばロリコン!」ゲシッ

P「年上専だし脛は痛い!」

P「痛た…。まぁ、そういう事だから。もし気が向いたら事務所の食堂においで。他にもちょっと声かけてみるから」

梨沙「だからこれから部屋に戻ってパパ成分接種に忙しいんだってば」

P「いつもは「持ち込み可」ってやってるけど今回は急だしな。手ぶらで構わんよ」

梨沙「パパとの時間は他の何よりも優先されるんだけど?」

P「夕方ぐらいから始めるからなー」スタスタ

梨沙「少しは人の話を聞きなさい!」スコーンッ!

P「靴を投げるな痛い!」

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P「さてと、他に暇そうな娘は居らんもんかね」テクテク

P「橘さんと文香は北海道のアイヌ埋蔵金ロケだし、森久保と幸子はチュパカブラ探索に川越行ってるし…」

P「みんな忙しそうだもんなぁ…それだけ売れっ子ばかりって事だしプロデューサー冥利には尽きるけど」

ネネ「何が尽きるんですか?」

P「うわぁビックリした!」

ネネ「ご、ごめんなさい…お姿があったので背後に立っていました」

P「声をかけて!?」

ネネ「す、すみません。お詫びに焼きまんじゅうどうぞ」ズボッ

P「なんで常備してるんですかそんふぁふぉふぉもふ」モグモグ

ネネ「ところでどうかなさったんですか?何か考え事をしているようでしたけど」

P「ひふぁ、ひょっふぉ」モキュモキュ

ネネ「ああ、またお食事会をやるんですね」

P「ふぉふふぁふぇふぉ、ふぁんひぇふぁふぁふ?」モグモグ

ネネ「あ、もし良ければ私も参加していいですか?今日はもうレッスンも終わったので」

P「ふもっふ」

ネネ「はい、夕方に事務所の食堂に集合ですね?」

P「んぐっ……ぷはっ。…何でわかるん?」

ネネ「それじゃあ私、一度お部屋に戻ってシャワーを浴びてきますね」

P「あ、うん。また後でな」

ネネ「はい。楽しみにしてます♪」

寧々「では後ほど。あ、焼きまんじゅうどうぞ」ズボッ

P「フゴフゴフゴ!」


P「けふ…夕飯前にお腹いっぱいになっちまいそう」

P「これで今のところ2人か…せめてもう2人ぐらいメンツが欲しいな」

P「えっと…今日この後スケジュールが空いてるのは…っと。まゆは…ダメだ、昨夜の小梅セレクションでまだ寝込んでるんだっけ」

P「みくは…やめておこう。ウサミンはアルバイトだし時子は特売日だし楓さんはシンデレラガールだし肇は千枝に取られちゃったし…」

悠貴「こんにちはっ」トンッ

P「うわぁビックリした!」

悠貴「ご、ごめんなさいっ。ついプロデューサーさんを見つけたんで後ろからそ~っと近づいたんですけど」

P「声かけて!?」

悠貴「ところでどうかしたんですか?珍しく真剣な顔で悩んでたみたいですけど」

P「珍しくは余計だコノヤロウ頭わしゃわしゃしてやろうか」ワシャシャッ

悠貴「わっ、わっ!も、もうやってるじゃないですかっ!」

P「いやさ、今日の夜に「346のアイドルBMIヤバすぎ食わせてもちもちボディにしようぜ」会やろうと思ってるんだけどメンバーが中々見つからなくて」

悠貴「ああっ聞いてます。時々みんなで集まってご飯食べてるんですよね?いいなぁ、私まだ参加したことないんですよっ。いっつもスケジュールが合わなくて」

P「あれ、悠貴ってまだ参加したこと無かったのか。予定入ってないなら今日来る?」

悠貴「いいんですかっ?」

P「駄目なんて言う訳ないだろ。お前さんは特に沢山食べてもうちょいお肉つけた方がいいもんな」

悠貴「お肉…やっぱり、そうなんでしょうか」ペタペタ

P「待って違うそういう意味じゃない」

悠貴「でも、プロデューサーさんは大きい方が好きなんですよね」

P「そりゃあ紳士と言えど男ですから……って嘘嘘!冗談だから!」

悠貴「…ふふっ、大丈夫ですよ?私っ、まだまだこれから成長期ですからっ」フッ

P「うわぁ意外と気にしてたのかゴメン悠貴!頭わしゃわしゃしてあげるから戻ってきて!」ワシャシャシャッ

悠貴「わわっ、わふっ、…えへへっ」

P「あ、戻ってきた。…どうしてこうウチのアイドルたちはすぐハイライト休業させちゃうかなぁ」ナデナデ


P「これで梨沙にネネさんに悠貴の3人か…あと1人ぐらい欲しいな」

晴「何が欲しいんだよ」

P「獰猛イビルジョーの素材かな」

晴「なんだよ、相変わらずゲームばっかりだな」

P「そりゃ346の天才ゲーマーPと言えば俺の事だしな」

P「…」

晴「?」

P「いつからそこにいたんよ」

晴「えっ?いや、Pが変な顔して歩いてるの見かけたから後ろからコッソリついて来てたんだけど」

P「声かけろぉ!」

P「まぁいいや。おい晴すけ、お前さん今夜暇か?」

晴「今夜?まぁ、特に何にもねぇけど。録画してたサッカー番組でも見ようかなってぐらいかな」

P「そっか。なら丁度いい。一緒に飯食べないか?」

晴「晩飯?…えっ、Pと?」

P「卯月と一緒の方がいいなら無理強いはしないけど」

晴「オレには荷が重いよ!」

晴「…まぁ、別に構わねぇけど。随分いきなりだな」

P「気にしなさんな。ってかお前さん普段から俺にメシたかりまくってるだろうが」

晴「別にいいじゃんか!」

P「別にいいよ!」

晴「じゃあ言うなよ!」

P「てな訳だから。それじゃあ夕方に事務所の食堂でな。俺もこれから用意してくるからさ」

晴「ん、りょーかい。美味いモン食わせろよ?」

P「お前の晩飯歌舞伎揚げオンリーなー」スタスタ

晴「肉食わせろよ肉っ!……ったく、いつもいつも人の事おちょくりやがって…」プンスカ

晴「…」

晴「……」

晴「Pとご飯か…」ニヘッ

特に前作を読む必要性もありませんがご飯ネタSSです。たまには飯モノも書いてみようかと。
「悠貴書けぇ団地の数世界一県民」とリクエストがあったのでチャレンジしてみました。たまにはSS書いて存在証明しないとオヤスミー

うわホントだ「寧々」になっとる…ラブプラスはやったことないのに
お詫びにハムスターの巣の向き逆にしてから寝ます


P「さてメンツも揃ったところで、ちゃっちゃと用意するか」

P「って言うか5人でも食べきれるかな…これ」チラッ

P「…うん、きっと大丈夫だろ。みんな育ち盛りだし」

P「えーっと、流石に1匹丸々捌くのは初めてだなぁ…まぁ、何とかなるか」




ネネ「あらっ」

梨沙「なによ、ネネも呼ばれたの?」

ネネ「梨沙ちゃんもお食事会に誘われたんですね」

梨沙「ホントはパパと電話してLINEして一狩りして過ごそうと思ってたのに、良い迷惑よ」

ネネ(って言いながらちゃんと来るんですね)

悠貴「あれっ?お2人もプロデューサーさんに誘われたんですか?」トコトコ

ネネ「こんばんは。そういう悠貴ちゃんも?」

悠貴「はいっ。さっき偶然プロデューサーさんを見かけたので背後からそ~っと」

ネネ「あ、私も後ろからこっそり近づいたらビックリされちゃいました」

梨沙「そりゃ驚きもするでしょ」

晴「~♪」テクテク

晴「……あれ?」

梨沙「あら、晴もなの?」

ネネ「こんばんは晴ちゃん。晴ちゃんもお呼ばれされたんですか?」

悠貴「こんばんはっ」

晴「………っ!」

晴「…そういうことかよ!」

梨沙「ど、どうしたのよ突然荒ぶって」

ガチャッ

P「おっ、みんな揃ってるな。おまたせ、準備できたぞー」

晴「せいっ!」ゲシッ

P「出会い頭に理不尽に痛い!」

P「いってぇ……何で俺いきなり蹴られたの?」

梨沙「どうせまたやらかしたんでしょ?ロリコンだもんね」

P「子供相手に何も感じねぇわい」

晴「せいっ!」ゲシッ!

悠貴「え、えいっ」ペチッ

P「特に理由のない暴力!」

P「と、とりあえず適当に座り給え…今ご飯もってくるから」

ネネ「あ、私もお手伝いしますよ朴念…Pさん」

P「ネネさん?」

晴「………」

晴「なぁ、P」

P「なんだよ、ちゃんと晴の分はしこたま大盛りにしてやるから」

晴「ちげーって。…あれ、なに?」

P「あれ?」

梨沙「アタシもさっきから凄い気になってたのよ。よかった、誰もツzbまないからアタシがおかしいのかと思ったわ」

悠貴「あの、プロデューサーさん?あれは一体…」

P「いや、見ての通りだけど。むしろ何に見えるのさ」

ネネ「それはそれは、とても立派なマグロですね」

P「うん、マグロ。キハダでもメバチでもない本物のクロマグロだぞ」

晴「クロとかキハダとか違いよく分かんねーけどさ……1匹丸々がデーンッてテーブルの上にあるんだけど」

P「いやぁ、地方ロケから帰ってきた七海が「おすそ分けなのれすよ~」ってくれたんだよ」

ネネ「わっ、Pさん声真似上手です」

梨沙「オッサンの口から女の子の声が出てくる絵面が酷いんだけど」

P「ハハッ、まさか俺も丸々くれるとは思わなくてなぁ。どうしようかと思ってたんだよ」

P「ちなみにクロマグロってのはわかりやすい言い方すれば本マグロのことな。高級品だぞ、高級品。何せ海のダイヤとか言われてるぐらいだし」

晴「凄ぇのは何となく分かったけどよ…どうすんだよコレ。丸ごとあるじゃんか。デカいしちょっと怖ぇよ」

P「もちろん捌くよ?」チャキッ

梨沙「ちょっと待って。素人がそんな軽々しく捌けるものなの?」

P「心配するなって。ちゃんとさっき「将太の寿司」読んできたから」

悠貴「ちょっと何言ってるのか分からないんですけど」

ネネ「はーい、ご飯ですよー」

晴「梨沙、そっちの箸取ってくれね?」

梨沙「んっ」

P「よーし、んじゃ早速やるか」チャキッ

悠貴「わっ!か、刀?」

P「ただの鮪包丁だよ」

梨沙「ねぇ、何でアイドル事務所の食堂にそんなのあるのよ」

P「私物」

梨沙「誰の!?」

P「んじゃ解体するぞー」ズバシャ

マグロ「ぎゃあっ」

ネネ「わぁ、あっという間にどんどん部位ごとに切り分けられていきますね」

梨沙「プロデューサーをクビになっても築地で働けそうね」

P「縁起でもないことを」

P「あ、晴ぴょん戸棚からスプーン取ってくれ」

晴「キモい呼び方すんな!ほらよっ」

P「サンクス。これで、こうしてこそぎ落として…」

悠貴「わぁ、私これ知ってますっ!中落ちですよね!」

P「本当はスプーンとかだと金物臭さがついちゃうからハマグリの殻とかで削ぐんだけどね」ホジホジ

P「さてと、大まかに切り分けられたし、まずは定番の刺身から作るか」チャキッ

ネネ「立派な柳葉包丁ですね」

梨沙「だからどうしてそんな本格的なものが事務所の食堂にあるのよ」

P「私物」

梨沙「だから誰の!?」

アッキー「まずは赤身部分の刺身だ。ワサビは卸したてを添えるのが刺身のルールだろう」

悠貴「わぁ、アッキーが運んできてくれましたよっ」

P「手伝いありがとうなアッキー。あとでちゃんとアッキーの分も作るから」

アッキー「気にするな。アイドルたちが喜んでくれるのなら、それでいい」

梨沙「もうアッキーがプロデューサーでアンタは優の犬になればいいんじゃない?」

P「何でだよ」

悠貴「ありがとうねっアッキー」ナデナデ

アッキー「耳の、裏も、頼む」

ネネ「あ、悠貴ちゃん。これからご飯なんだから動物触ったら手を洗わないと駄目ですよ?」

P「ほれ、まずは定番の刺身盛り合わせ。大トロばっかり食うなよ?特に晴すけ」

晴「オレだけ名指しかよ!とその呼び方もやめろ!」

ネネ「はい、お醤油皿ですよー」

悠貴「あ、じゃあ私ワサビ取りますね」

梨沙「…食堂でこんな船盛り出てくる事務所は、多分ウチぐらいなんでしょうね」

悠貴「うわぁ、凄く綺麗ですっ。流石取れ立てですね!」

P「いんや、別に取れ立てじゃあないぞ?」

悠貴「えっ?そ、そうなんですか?」

P「魚も肉も、旨味成分ってのはタンパク質が分解されてアミノ酸とかになって作られるもんだからな。温度や湿度に気を付けてしばらく寝かせて熟成させないと美味くならないんだよ」

晴「へぇー、取れ立てが一番って訳じゃないのな」

P「取れ立てが一番美味いのは野菜や果物だな。ほれ中落ち。卵黄とごま油も添えておくから好きに使いな」

悠貴「わぁ…凄いですっ!こんなマグロがいっぱいなの、お爺ちゃんの還暦祝い以来ですっ!」

梨沙「ま、まぁ……悪くはないわね」ジュルリ

ネネ「梨沙ちゃんヨダレ、ヨダレ」フキフキ

梨沙「んぶぶっ」

P「今アラ汁作ってるから、ご飯冷めないうちに食べてていいぞー」

晴「ん。それじゃ食っちまおうぜ」

ネネ「みんなお茶碗とお箸と焼きまんじゅう揃いましたね?」

梨沙「えっ?あっ、いつの間にか焼きまんじゅうあるし!」

ネネ「それじゃあ、マグロとPさんに感謝を込めて…」パンッ


「「「「いただきまーす」」」」

P「はいはい、いただきなさい」

P「あ、お手伝いありがとうなアッキー。はい、これ塩控えめのマグロハンバーグ」コトッ

アッキー「気を使わせてすまない」モキュモキュ

近所の魚屋のマグロにハマり中なので今回はマグロ話ですマグロいいよねマグロ
こんな調子でゆるふわほのぼのやっていきますオヤスミー

P「いってぇ……何で俺いきなり蹴られたの?」

梨沙「どうせまたやらかしたんでしょ?ロリコンだもんね」

P「子供相手に何も感じねぇわい」

晴「せいっ!」ゲシッ!

悠貴「え、えいっ」ペチッ

P「特に理由のない暴力!」

P「と、とりあえず適当に座り給え…今ご飯もってくるから」

ネネ「あ、私もお手伝いしますよ朴念…Pさん」

P「ネネさん?」

晴「………」

晴「なぁ、P」

P「なんだよ、ちゃんと晴の分はしこたま大盛りにしてやるから」

晴「ちげーって。…あれ、なに?」

P「あれ?」

梨沙「アタシもさっきから凄い気になってたのよ。よかった、誰もツッコまないからアタシがおかしいのかと思ったわ」

悠貴「あの、プロデューサーさん?あれは一体…」

P「いや、見ての通りだけど。むしろ何に見えるのさ」

ネネ「それはそれは、とても立派なマグロですね」

P「うん、マグロ。キハダでもメバチでもない本物のクロマグロだぞ」

晴「クロとかキハダとか違いよく分かんねーけどさ……1匹丸々がデーンッてテーブルの上にあるんだけど」

P「いやぁ、地方ロケから帰ってきた七海が「おすそ分けなのれすよ~」ってくれたんだよ」

ネネ「わっ、Pさん声真似上手です」

梨沙「オッサンの口から女の子の声が出てくる絵面が酷いんだけど」

P「ハハッ、まさか俺も丸々くれるとは思わなくてなぁ。どうしようかと思ってたんだよ」

P「ちなみにクロマグロってのはわかりやすい言い方すれば本マグロのことな。高級品だぞ、高級品。何せ海のダイヤとか言われてるぐらいだし」

晴「凄ぇのは何となく分かったけどよ…どうすんだよコレ。丸ごとあるじゃんか。デカいしちょっと怖ぇよ」

P「もちろん捌くよ?」チャキッ

梨沙「ちょっと待って。素人がそんな軽々しく捌けるものなの?」

P「心配するなって。ちゃんとさっき「将太の寿司」読んできたから」

悠貴「ちょっと何言ってるのか分からないんですけど」

某〇〇飯作者様に「誤字ってるぞ海無しハムスター」と指摘されたのでちょい修正…。ゴチャついてすんません、明日>>20から再開します
…生きる気力が残っていたら

ネネ「お米が艶々していて…わぁ、これだけで美味しいです」モキュッ

P「肇の実家からの頂き物なんよ。事務所の床抜けそうなぐらい送られてきたから沢山お食べ」

梨沙「この人数で消費できる量なんて微々たるもんでしょ。あ、美味しい」

悠貴「お刺身がっ、お刺身がお口の中でトロッと、トロッとします!」

ネネ「トロだけに?」フフッ

晴「おーいやめとけー。それは別の人の個性だぞ」

P「見れば大体わかると思うけど右から赤身、中トロ、大トロな」

晴「あれ、そっちのは?」

P「ん?ああ、これはスナズリとか脳天とか腰とかマニアックな部位だから俺が処理するよ」

晴「ふーん…うわっ!何だこの脂すげぇ!」

P「お前いきなり大トロいくのかよ」

梨沙「晴、騙されないの。あれ全部希少部位よ」

悠貴「きしょーぶい?」

ネネ「取れる数が少ない、美味しい部分のことですね」

晴「ズリィぞP!それが大人のすることかよ!」

P「ズルくない大人などこの世にいないわい」

晴「よーこーせぇー!」

P「お子様は赤身食べてろ赤身!お前この前も回転寿司で黒い皿ばっかり食べやがって!」

梨沙「ネネ、そこのごま油頂戴?中落ちに使いたいの」

ネネ「えっと…止めなくていいんでしょうかね?」

梨沙「放っときなさい。ああしてじゃれ合うのが日課なのよ。…うわ、合うわねこれ」モキュモキュ

悠貴「お醤油をちっょと多めにつけてっ…ご飯に乗せて、ご飯と一緒に……うわぁ、うわぁぁ…!」モグモグ

晴「よっしゃ取ったぁ!」

P「取られたァ!」

ネネ「何だか兄妹みたいですね」

梨沙「あんな闇が深くて目が濁っててロリコンヘンタイでデレステ下手な兄なんてご免だけどね。あっ、このアラ汁美味しい」ズズッ

悠貴「ふわぁぁぁ……!中トロもおいしぃですっ!とろけますっとろけちゃいますっ!」

晴「んー…確かに美味いけどそんなに凄いモンなのか?変わった歯応えしてるけどさぁ」モグモグ

P「子供にはまだ早い。返せっ」

梨沙「このアラ汁ちょっとクセになるわね…割と薄口なのに味がしっかりしてるからどんどん飲めちゃうわ」

P「マグロのダシが出るから味噌以外の味付けはしてないんだよ。汁物というよりかは口休めって感じだな」

ネネ「中落ちにごま油って凄く合いますね。あ、これユッケになるんですね?」

悠貴「ご飯の真ん中をちょっと窪ませて…卵黄を乗せて、その上にお刺身を…」イソイソ

晴「…ん、こっちの方がやっぱ好きだわオレ」モグモグ

P「だから最初からお子様は赤身食べてろって言っただろうが。…ああもう、そう言いながら結構食べやがって」クスン

梨沙「大の大人がオカズ取られたぐらいでメソメソするんじゃないわよ。ほら、モタモタしてたら晴と悠貴に全部食べられちゃうわよ?」

ネネ「悠貴ちゃん、さっきからもう夢中で食べてますもんね」

悠貴「はむはむ………はむ?」

P「いや、そんな「呼びました?」って目ぇされても」

梨沙「大トロって美味しいとは思うけど、やっぱりこの脂がちょっとクドいわよね」

晴「そっか?オレはそこが好きだけどなぁ」

ネネ「大トロって人によって好き嫌いハッキリ分かれますよね」

P「俺も嫌いじゃないけどなぁ。ガッツリ系好きだし」

梨沙「アンタ自身が色々と濃いものね」

P「個性のバーゲンセールって呼ばれてるお前らに言われたくないわい」

ネネ「あの、それ初耳なんですけど」

悠貴「あ、これお塩ですかっ?じゃあ試しにお刺身に……ああっ!これも凄いっ!凄いですっ!」

晴「ぷはぁ…。P、アラ汁おかわりー。あ、ご飯にぶっかけてくれね?」

P「お行儀悪いからやめなさい」

ネネ「ん~っ♪美味しいお米に美味しいお刺身…日本人で良かった、って思う瞬間ですね」

P「ほれ晴すけ、アラ汁とご飯のおかわり。んでもってついでに海苔持ってきたけど手巻きにしたい人ー?」

「「「「はーい」」」」

P「ハハッ、思ったより食欲旺盛だねお前さんたち」

いかんウトウトしてた…さて今日も幻夢コーポレーションレベルのブラックお仕事なので寝るですよ
今更気づいたけどあと飛鳥いたらオーストラリア組でしたな。よし乙倉ちょっくらエクステ生やせオヤスミー

晴「うまっ!!海苔巻きうまっ!」バリバリ

ネネ「海苔巻きじゃくて巻き寿司じゃないですか?あれ、でも酢飯じゃないし…?」

梨沙「刺身を巻くか中落ちを巻くか…悩むわね」

悠貴「両方いっぺんにしてみよっと……ああ、もう思い残すことありませんっ」モキュモキュ

P「早い。君の人生はまだこれから始まるんだよ13歳」

梨沙「あれ、何してるのロリコン」

P「ごく自然に名前のように風評被害で呼ぶな。折角だしシャリ作ってる」

ネネ「折角だからシャリを作るって凄い日本語ですね」

梨沙「その行動力を少しは仕事にも…って、ドン引きするぐらい仕事取ってくるのよね…コイツ」

悠貴「お酢の良い匂いですっ」クンクン

P「さて、こんなもんか。マグロに合わせて赤酢ベースで作ってみた。寿司でも握るか?」

晴「握れんのかよ」

P「安心しろ、俺は毎週「江戸前の旬」を愛読している」ギュッ ギュッ

梨沙「世界中の寿司職人に謝りなさい」

P「あ、本当にできた」

梨沙「なんでよ!!」

晴「P-、俺中トロ4つなー」

悠貴「赤身お願いしますっ!」

ネネ「えっと、中落ちで軍艦巻きとか…いいですか?」

P「あいよっ」キュッキュッ

P「そこのヒョウ柄さんは?何か握るか?」

梨沙「柄で呼ばないでよ。…じゃあ、赤身」

P「はいよっ」キュッ

晴「うお凄ぇ。片手で握ったぞ今」

ネネ「あ、あれはまさか噂に聞く「石塔返し」…!」

悠貴「知っているんですかネネさん!」

梨沙「ちょっと!アタシ1人にツッコミ任せないでよあんた達!」

ネネ「酢飯が口の中でホロリとほぐれます…」モグモグ

悠貴「私も軍艦巻きお願いしていいですか?」

P「はいよー」キュッキュッ

晴「あ、じゃあオレ次はアナゴとサーモン」

P「マグロから作れるかぁ」

梨沙「騒がしい夕食よね。あーあ、本当なら今頃思う存分電話でLINEで通信対戦でパパとキャッキャウフフしてたのに」

晴「キャッキャウフフって自分で言うのか凄ぇなお前」

P「どっちにしろ今夜は無理だったろ。パパさん急な仕事が入ったって言ってたし」

梨沙「ハァ?アタシ何も聞いてないんだけど。テキトーな事言わないでよロリコン!」

P「テキトーも何もさっきLINEきたし、ほら」スッ


梨沙パパ『残業入ったマジさげぽよ梨沙にシクヨロでーす☆』


梨沙「パパっ!?パパっ!?」ガタッ

晴「チャラいな晴の親父さん…何つーか、イメージしてたのと全然だわ」

ネネ「テンビンゴールドみたいな口調なんですね」

梨沙「違うわよ!アタシのパパは恰好よくてダンディで紳士で素敵でダンデイで!」

悠貴「ダンディ被っちゃってますよ」

P「忙しそうだし、梨沙には俺から伝えればいいかって。悪いな、遅くなっちゃって」

梨沙「っていうか今のLINE嘘でしょ嘘って言ってよ嘘よね?」

P「梨沙のパパさん割といつもこんなノリだけど。この前飲みに行った時も一緒にカラオケいってニチアサ縛りで盛り上がったし」

梨沙「友達か!」

晴「そういやPってアイドルの保護者に取り入るの上手いよなぁ。ウチの親父ともなんだかんだで意気投合したし」

P「人聞きの悪いこと言うな。人様の家の子を預かるんだから親御さんの信用を得るのは当然だろ」

梨沙「嘘よ嘘よ絶対嘘よこんなのパパじゃないアタシが知ってるパパじゃないきっとニセモノよそうよ擬態したワームよロイミュードよコピーベントよ…」ブツブツ

悠貴「わっ、梨沙さんのハイライトがお休みしちゃいましたっ」

ネネ「知りたくなかった親の一面ってありますよね…」

P「ごめん、親の顔すらあんま覚えてないわ」

晴「アンタまでハイライト消すな収集つかねぇだろ!」

梨沙「ぱぱ…ぱぱ…」

P「あらら、卯月みたいな目になっちゃった」

梨沙「ぱぱ、ナンデ?ぱぱナンデ?」

晴「どうすんだよコレ…責任取って治せよP」

P「んな家電みたいな感覚で言われても…。ほーら梨沙。マグロだぞー。軽く炙ったぞー?」

晴「はむっ…うん、美味ぇ」

P「お前が食うなよ!」

ネネ「はーい梨沙ちゃん。こっちも美味しいですよー?焼きまんじゅうですよー?」

梨沙「ぱぱ…?」ハムハム

悠貴「ネネさんならママじゃないですか?」

P「むしろ焼きまんじゅう常備してる方が気になるんだが」

梨沙「ぱぱー」ギュッ

P「え、俺?こんなデカい娘持った覚えないんだけど」

晴「オッサンなら何でもいいんじゃね?あ、ホラ。ちょっとハイライト戻ったし」

P「失礼なっ!まだ▽◇歳だよ!」

梨沙「ぱぱー」

悠貴「思いっきりくっついちゃってますね。梨沙さんって普段こんな風にお父さんに甘えてるんですねっ」

P「子供どころか彼女すらいないのに…マグロ食べさせたら元に戻るかな」スッ

梨沙「あむあむ」

ネネ「どうです?」

梨沙「ヒンナヒンナ」モグモグ

ネネ「ああ、駄目みたいです」

P「他に気になった点はないのかねチミィ」

晴「んー、どうすりゃ戻るんだ?叩いてみっか」

悠貴「息を止めながらお水を飲むと治るって、前に菜々さんに聞いたことがありますっ」

P「シャックリか」

芳乃「ほいみーっ」ピロリンッ

梨沙「ふぁっ?」

P「あ、ハイライトおかえり」

梨沙「…」

P「?」

梨沙「何くっついてるのよロリコン!」ゲシッ

P「太ももの裏側は痛い!」

>>53訂正


ネネ「酢飯が口の中でホロリとほぐれます…」モグモグ

悠貴「私も軍艦巻きお願いしていいですか?」

P「はいよー」キュッキュッ

晴「あ、じゃあオレ次はアナゴとサーモン」

P「マグロから作れるかぁ」

梨沙「騒がしい夕食よね。あーあ、本当なら今頃思う存分電話でLINEで通信対戦でパパとキャッキャウフフしてたのに」

晴「キャッキャウフフって自分で言うのか凄ぇなお前」

P「どっちにしろ今夜は無理だったろ。パパさん急な仕事が入ったって言ってたし」

梨沙「ハァ?アタシ何も聞いてないんだけど。テキトーな事言わないでよロリコン!」

P「テキトーも何もさっきLINEきたし、ほら」スッ


梨沙パパ『残業入ったマジさげぽよ梨沙にシクヨロでーす☆』


梨沙「パパっ!?パパっ!?」ガタッ

晴「チャラいな梨沙の親父さん…何つーか、イメージしてたのと全然だわ」

ネネ「テンビンゴールドみたいな口調なんですね」

梨沙「違うわよ!アタシのパパは恰好よくてダンディで紳士で素敵でダンデイで!」

悠貴「ダンディ被っちゃってますよ」

P「忙しそうだし、梨沙には俺から伝えればいいかって。悪いな、遅くなっちゃって」

梨沙「っていうか今のLINE嘘でしょ嘘って言ってよ嘘よね?」

P「梨沙のパパさん割といつもこんなノリだけど。この前飲みに行った時も一緒にカラオケいってニチアサ縛りで盛り上がったし」

梨沙「友達か!」

晴「そういやPってアイドルの保護者に取り入るの上手いよなぁ。ウチの親父ともなんだかんだで意気投合したし」

P「人聞きの悪いこと言うな。人様の家の子を預かるんだから親御さんの信用を得るのは当然だろ」

梨沙「嘘よ嘘よ絶対嘘よこんなのパパじゃないアタシが知ってるパパじゃないきっとニセモノよそうよ擬態したワームよロイミュードよコピーベントよ…」ブツブツ

悠貴「わっ、梨沙さんのハイライトがお休みしちゃいましたっ」

ネネ「知りたくなかった親の一面ってありますよね…」

P「ごめん、親の顔すらあんま覚えてないわ」

晴「アンタまでハイライト消すな収集つかねぇだろ!」

梨沙「まったくもう!油断も隙もあったもんじゃない!」プンスカプン

P「理不尽でごぜーますよ…」ボロッ

ネネ「まあまあ、はい、あったかい焼きまんじゅうどうぞ」

P「はぁ、あったかい焼きまんじゅうどうも」

晴「P-、もう刺身無くなってきたんだけどー」

悠貴「ご、ごめんなさいっ。私食べ過ぎちゃってますか?」

P「はいはい、どんどん作るからガンガン食べてガンガン肉と脂肪をつけなさいな成長期さんたち」

梨沙「肉はともかく脂肪って。もっと言い方ってもんがあるでしょ」

P「んじゃ次は焼きに入るぞー」ジュゥゥ

晴「うおっ!すっげぇ良い音!テンション上がるな!」

悠貴「ああ、もう早速いい匂いしてきましたっ」

P「フライパンにバターを溶かして、軽く片栗粉つけた切り身をだね、こうして…」ジュゥゥゥ

P「…そういやさっき1人増えてなかった?」

晴「え?」

ネネ「そんなことは無いと思いますけど」

梨沙「スタドリ飲みすぎて幻覚でも見えてるんじゃないの?」

悠貴「す、スタドリってそんな危険なものなんですかっ?」

芳乃「ほー」

P「そっかぁ、気のせいかぁ…」ジュゥゥゥ

P「ほい、取り敢えずムニエル。各自お皿もってこーい」

「「「「「はーい(でしてー)」」」」」

P「絶対増えてるって!」





芳乃「ほっかほかのー、お魚なのですー♪」ピコピコ

ちひろ「あれ、芳乃ちゃんそのお皿どうしたんですか?」

ネネ「焼き加減が、焼き加減が、もう…っ」ハムハムッ

悠貴「バターたっぷりなのにマグロが全然負けてないですっ美味しいですっ!」モキュモキュ

P「本場のムニエルってこの何倍もバター使うんだよな。まぁ向こうの国と日本じゃバターの値段が全然違うし」

晴「おかわりっ!」

P「速っ。晴はよく食べるから将来きっとすくすく育つだろうなぁ」

晴「そうか?あー、そう言えば確かに最近また背ぇ伸びたっけ」

P「この調子で19歳ぐらいになったら89-57-88ぐらいになるだろうな」

晴「何の数字だよ!?」

梨沙「マグロ自体が割としっかりした味だからムニエルっていうよりステーキみたいな感じになるわね…ああもうっ!タルタルに角切りの白身入れないでよ!」バクバク

P「マグロとかカツオとか、味の強い血合いの強い赤身って実際肉と同じような調理方がしっくり来るんだよな。カラシとかも相性良いし」

悠貴「プロデューサーさんっ、ご飯おかわりもらってもいいですかっ?」

P「はいよ、どのぐらい?」

悠貴「えっ、えっと……い、いっぱい?」

晴「よく食うよなぁ悠貴も」

P「そう言いながらお前もお茶碗突き出しとるがな。どれぐらい?」

晴「いっぱい!」

ネネ「ふふ、みんな沢山食べますね」

梨沙「ネネだってもうお茶碗空じゃない」

P「お前さんらはどうする?おかわりするか?」

ネネ「あ、じゃあお願いしてもいいですか?」スッ

梨沙「んっ」スッ

P「あいよ。次は何作ろうか。照り焼きにするか塩焼きにするか…」

晴「全部作っちまえばいいんじゃね?」

悠貴「あ、私照り焼きがいいですっ!タレのほうがご飯が進むと思いますっ」

梨沙「アタシは塩焼きかしらね。さっぱりと食べたいし」

ネネ「うーん…悩んじゃいますね。タレか塩か……人類永遠のテーマじゃないでしょうか」

晴「面倒だし両方作っちまえば?」

P「そうだな、よーし今度は希少部位の腰のところ焼いてやろう」ジュゥゥゥ

さて…こんな時間まで何してんだ俺は仕事だっつーのに…
ちょっぴりおなかも空いてきたので布団に入って目を閉じて瞑想してきますオヤスミー

晴「はふっ、はふふっ!あむっ、んぐっ…!」ガッガッ

梨沙「ちょっと、誰も取ったりしないからもっと落ち着いて食べなさいよ!」

悠貴「あわわ…これはダメですっ、これはダメなやつですっ…ご飯が、ご飯がいくらあっても足りません!」モキュモキュモキュモキュ

ネネ「悠貴ちゃんも落ち着いて?もう頬っぺたがハムスターみたいになっちゃってるから」

P「食欲はハムスターっていうよりベムスターだけどな」

光「今バグスターの話した!?」ニュッ

P「してないしてない。ガシャットあげるからレイナサマで遊んできなさい」デンジャラスチッヒ!

光「なんだー」スタスタ

悠貴「プロデューサーさんっ、おかわりお願いしますっ」

梨沙「ねぇ、今の出来事に何の疑問も無いわけ?」

ネネ「照り焼きのこってりしたタレの味でご飯がどんどん…ああ、でも塩焼きもシンプルな分マグロの美味しさがダイレクトに…どうしましょう?どうすればいいんでしょう?」

晴「はぐっ!んぐっ、あむむっ、もぐもぐ…」

P「流石は育ち盛り達…凄ぇ食べっぷり」

P「このペースだと生姜醤油とニンニク醤油、2種類作ってみたヅケは入らないかな?」

悠貴「いただきますっ!」

ネネ「是非っ。両方是非っ」

梨沙「勝手に決めつけないでよ。さっさとよこしなさい」

晴「まだまだイケるぜっ!」

P「君たち普段ちゃんとご飯食べてるよね?」

P「まだ食べられそうか?ワサビソースでハンバーグ作ってみたんだけど」

晴「食う!」

P「カマ肉をサッと湯引きして岩塩振ってみた」

悠貴「いただきますっ!」

P「尻尾を薄口醤油と味醂で煮付けにしてみた」

梨沙「早くよこしなさい」

P「薄切り赤身をアラで取ったダシにくぐらせるマグロしゃぶしゃぶ、なんてやってみたんだが」

ネネ「Pさんこっちです。こっちにスペースありますから置いてください」

P「皮をササッと茹でてポン酢で和えて酢の物にしてみたんだが」

こずえ「よこせぇー…」

P「えーっと、次は…」

P「…あれ、今1人多くなかった?」




晴「けぷっ……食いすぎた…」

梨沙「みっともないからお腹出すんじゃないわよ。そこにロリコンがいるんだし」

P「ハハッ、10年早い」

ネネ「はぁ……幸せです」ホフッ

悠貴「………けふ」

梨沙「悠貴ちよっとヤバくない?お腹パッツパツじゃない」サスサス

悠貴「ちょっ、い、今はあんまり触らないでっ…」

ネネ(そう言いながら梨沙ちゃんもご飯4回おかわりしてましたよね)

P「いやぁ、お陰様で大分消費できたよ。あとどれぐらい残ってるかな」

マグロ「半分ぐらいや」

P「マジかぁ」

P「…」

P「茶漬けでも作ろうかと思うけど、食べる?」

「「「「「たべるー(のぉー)」」」」」

P「マジかぁ」

P「…あれ、やっぱ1人多くない?」

オフだし無理せず寝るっす目がシパシパする…オチ考えないとだし
マグロの尻尾は甘辛に焼いたり煮たりすると白米キラーになりますオヤスミー

晴「ギブ…流石にもう限界…」

梨沙「…明日からレッスン増やさないとね」ケフッ

悠貴「お腹も心も満腹満足ですっ。…お腹いっぱいになったらちょっと眠くなってきちゃいますねっ」フワァ

P「これだけ沢山食べてくれると作る側としても気持ちがいいな」

ネネ「ご馳走様でしたPさん。とっても美味しかったです」モグモグ

P「って言いながらネネさん何で焼きまんじゅう食べてるんよ。え、足りなかった?」

ネネ「デザートですよ?」

P「群馬って凄い」

晴「あ゛~…、やべぇ、動けねぇ」

悠貴「むにゃむにゃ…もう食べられません…」ウトウト

梨沙「2人ともお腹出さないの、みっともない。すぐそこにロリコンがいるんだから少しは恥じらいを持ちなさいよ」



ジャーッ ジャプジャプ アッキー、スポンジトッテー ソレハオレダ



P「さてと、片付けも一通り済んだし、今夜はこれでお開きにしとこうか」

梨沙「…もう食べられないとか言っておきながらしっかりデザートまで食べたわね」

晴「別にいいじゃねえかよ。別腹だよ別腹」

ネネ「そうですよ、デザートは別腹なんです」モキュモキュ

梨沙「ねぇお願いだからツッコミ一任させてボケ倒すのやめて?」

悠貴「え、えっと……な、なんでやねん!」

梨沙「気を使ってくれるのは嬉しいけど雑!」

P「余りは冷蔵庫に入れといたし、それじゃみんな。しっかり歯ぁ磨いて風呂入って宿題して寝るんだぞ?」

悠貴「はーいっ」

晴「…おうっ」

ネネ「晴ちゃん宿題まだやってないんですね?」

梨沙「随分遅くなっちゃったけど、ようやく部屋に戻ってゆっくりパパの声が聴けるわ」

梨沙「…あ、そうそう」

梨沙「ご馳走様。美味しかったわよ」

ネネ「是非また声をかけてください。本当にご馳走様でしたっ♪」

悠貴「次もよろしくお願いしますっ!あ、今度は私お茶碗持ってきますねっ」

晴「今度は肉な肉!」

P「はいよ、また段取りついたら誘うよ」





みく「フンフンフフンフーン♪猫キャラクライシス~♪」トコトコ

みく「…んにゃ?食堂のほうからなんだか良い匂いがするにゃあ」スンスン

凛「あれ、どうしたのそんなところで。クンカー?」

みく「元祖本家クンカーが何言ってるのさ。ってあれ?凛チャン達帰ってたのにゃ?」

未央「ついさっき戻ってきたところだよ。予定より早く収録が終わってさー。事務所の大浴場で労働の汗を流してきたところ」ホクホク

卯月「お風呂上がりのバナナ牛乳おいしいですっ」コクコク

みく「ちょっとした老舗旅館ばりのお風呂だもんね…ああ、だから珍しく卯月チャンが大人しいんだ」

凛「不思議だよねぇ。卯月って濡れると大人しくなるんだから。ふふっ、前世は猫かな?うりうり」コショコショ

卯月「あふっ、ちょ、凛ちゃんくすぐったいですっ。もぉ~」

みく「やめろぉ。もう事務所の猫キャラは定員オーバーにゃあ」

未央「んでみくにゃんは何してたの?今からご飯?」

みく「うんにゃ、何だか食堂から良い匂いがするにゃー、って」

凛「あ、確かまたいつもの食事会やってたんじゃなかったっけ。私たちは今日遅くまで収録の予定だったから仕方なく断ったんだけどさ」

みく「えっ、初耳なんだけど」

卯月「ハブられちゃったんですか?」

未央「およよ、しまむー乾いてきた?言葉に毒が混ざり始めたぞぉ」

凛「くんくん…うん、ついさっきまでここでやってたみたいだね、食事会」

みく「にゃーっ!ズルいにゃあ!みく今日はお休みだったのにどうして誘ってくれなかったのさ!Pチャンのバカー!社畜ー!」

未央「プロデューサーもイジワルだなぁ。みくにゃんオフなの知ってただろうに。…あ、じゃあ今から私たちでご飯にしない?」

凛「えっ?もう楽屋のお弁当食べてきたのに」

未央「まぁまぁ、いいじゃんいいじゃん。お風呂で汗を流してほんのり良い感じに小腹が空いてるしさ」

卯月「そんなに食べてばっかりだとお肉がついちゃいそうですね」

未央「大丈夫。全部胸につくから。ねぇみくにゃん?」

凛「せいっ」ベチベチッ

未央「あいたっ」

みく「ちょっ、みく何にも言ってないのに痛っ!」

凛「仕方ないなぁ…まぁ、今回はどんなもの作ったのか興味無くもないし…いいよ、付き合ってあげる」

卯月「じゃあ私、今から大急ぎでまゆちゃん誘ってきますね!」

みく「やめろぉ!ロシアンパーティーじゃねぇにゃあ!!」

未央「んー…おお、やっぱり。あの主夫力高いプロデューサーのことだからと踏んでたらビンゴ。作り置きが沢山冷蔵庫にあったよ」ゴソゴソ

凛「でもそれ、勝手に食べていいものなの?」

卯月「タベテイーヨ、ってメモ貼ってあります!」

未央「それじゃ問題ナッシング。あ、ご飯もいっぱい炊いてあるよ。ほらほらみくにゃんおいで。薄情なプロデューサーなんか放っといてニュージェネと食卓を囲もう!」

みく「そうするにゃ」


オイシソウダネ デモコレナンダロ …イヤナヨカンガスルニャ サァ、ショータイムデス!





P「ん?今チョロい猫耳アイドルの悲鳴が聞こえたような…気のせいか?」

芳乃「そなたーそなたー、次は玉子をー」モグモグ

P「はいはい、今握りますよっ、と」キュッ

芳乃「石塔返しですー」

P「へいお待ち。次は何握ってほしい?」

芳乃「お手をー」

P「はいよっ」ギュッ

P「…違わない?」

芳乃「むふーっ」




アッキー「終わりだ」

優「アッキー、ほんのり生臭い」

行きつけの魚屋に通いすぎてすっかり顔覚えられてしまったのでマグロ編お食事会です。とある所で「その命、神に返して乙倉くんを書きなさい」と
リクエストを貰い、梨沙とかも動かしてみたいな、と思い立って同時に動かせそうなネタがコレだったというだけです。ハハッ
初めて&ほとんど動かしたことのないキャラばかりだったのでほとんど公式設定のまんまになってしまいましたね、ちと反省…頑張ろう
基本いつも仕事の現実逃避にネタ考えてるような人生なので実現できるか否かはさておきリク貰えるのは嬉しいですありがとうございます。


あ、カマ肉部分は脂とクセが強いので刺身で食べるならおろしニンニクをオススメしまオツカーレ

特に読んでいなくても何の支障もない前作
「モバP「食事会だとさ橘さん」 ありす「ありすです」」
モバP「食事会だとさ橘さん」 ありす「ありすです」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468167625/)

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