フレデリカ「フンフンフフーン♪　おつかれー♪」ｶﾞﾁｬ

こずえ「ふれでりかー……おつかれー……」

フレデリカ「わぉー、こずえちゃんおつかれおつかれ～♪」

こずえ「ふれでりかー……ふれでりかはなにしてたー……？」

フレデリカ「フレちゃんはねー、写真を撮ってもらったのだよ～」

こずえ「かわいいおふく……きたのー……？」

フレデリカ「今日はねーかわいーのじゃなくて、かっこいーのを着たんだよー」

こずえ「かっこいーのー……」

フレデリカ「かっこいーのー♪　今日はキュートなフレちゃんはちょっとおやすみしてー、クールなフレデリカだったのだ～」

こずえ「そっかー……いまはどっちー……？」

フレデリカ「ん～、こずえちゃんにはどっちに見える？」

こずえ「えっとねー……ふれちゃんかなぁー……かわいーからー……」

フレデリカ「わおー♪　ほんとー？」

こずえ「ほんとだよー……」

フレデリカ「うれしいな～♪　めるしーめるしー♪」ﾂﾝﾂﾝ

こずえ「えへー……」

フレデリカ「褒めてくれたこずえちゃんにはこれをあげちゃおー、なんとなんとおフランスのー……」

こずえ「のー……？」

フレデリカ「じゃなくて京都はシューコちゃんちの八つ橋だよ～」

こずえ「ふわぁ……いただきますー……」

フレデリカ「めしあがれー♪」

こずえ「おいしいねー……」ﾓｸﾞ

フレデリカ「おいしいね～」ﾓｸﾞｸﾞ

こずえ「やつはしー……あまくてえらいねー……」

フレデリカ「うんうん～、甘いのは幸せだね～♪」

こずえ「ふわぁ～って……あまいのにあまくないのー……なんだろー……」

フレデリカ「んー、シナモンかなー？」

こずえ「あまくないけどあまいからー……はんぶんだけえらいねー……」

フレデリカ「半分だけかぁー」

こずえ「はんぶんだけー……でもー……しゅーこはぜんぶえらいねー……」

周子「おはよ～」ｶﾞﾁｬ

フレデリカ「噂をすればシューコちゃんおはよ～」

こずえ「おはよー……」

周子「ん？　何？」

フレデリカ「シューコちゃんがえらいって話～♪」

こずえ「しゅーこー……しゅーこはえらいねー……」

周子「わー、ありがとーおおきにねー。全然分かんないけどねー」

フレデリカ「えっとねー……」

周子「なるほどね、ウチの八ツ橋かー」

フレデリカ「美味しくてえらいねーってお話してたんだ～」

周子「そっかそっか、気に入ってもらえて嬉しいわぁ」

こずえ「やつはしー……しゅーこがつくったのー……？」

周子「作ったのはシューコじゃなくてシューコパパとシューコママかなー」

こずえ「そっかー……じゃあー……しゅーこはあんまりえらくないー……？」

周子「なにをー、持ってきたのはアタシだよー？ このこのー」ﾑﾆﾑﾆ

こずえ「んー……じゃあえらいねー……」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

周子「でしょー？」ﾑﾆﾑﾆ

こずえ「ふわぁー……」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

フレデリカ「もー、そんなにほっぺツンツンしたらダメだよー」

周子「触り心地良くてねー。白玉みたい」

フレデリカ「確かにそうだけどー」ﾑﾆ

周子「フレちゃんも触るんかーい」

フレデリカ「触っちゃったー♪」

こずえ「あのねー……ぽよぽよですうぃーてぃーなんだってー……」

フレデリカ「ぽよぽよ？」

周子「スウィーティーとな」

こずえ「うんー……すうぃてぃーぽよー……」

フレデリカ「そっかぁ、スウィーティーか～」

こずえ「すうぃーてぃー……ふれでりかもすうぃーてぃーだねー……」

フレデリカ「ほんとー？　うれしいなー♪」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

こずえ「えへー」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

周子「ごめん全然わかんない」

こずえ「しゅーこー……」

周子「んー？」

こずえ「しゅーこー……しゅーこはー……」

周子「……」

フレデリカ「……」

こずえ「ふわぁ……」

周子「なんもないんかーい」

こずえ「じょうだんー……えへー」

フレデリカ「わおー♪　こずえちゃんいうよねー」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

周子「シューコちゃんもスウィーティーでしょー」

こずえ「んー……」

周子「……あーん」

こずえ「んむ……やつはしー……おいしいねー……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

フレデリカ「買収かぁ」

こずえ「しゅーこー……しゅーこのぱぱとままがつくったのー……？」

周子「そうだよー」

フレデリカ「送ってきてくれるんだよねー」

周子「一人分には多すぎるぐらいねー。皆も喜んでくれるから良いけどさー」

こずえ「だからかなぁー……」

周子「んー？」

こずえ「あのねー……やつはしねー……がんばれのあじするのー……」

フレデリカ「がんばれのー？」

こずえ「うんー……やさしくてねー……ぽかぽかー……」

フレデリカ「そっかーぽかぽかかぁ♪」

周子「ん……」

こずえ「しゅーこー……ないてるー……」

周子「いや、泣いてへんよ？」

フレデリカ「またまた～泣いてるくせにー♪」

周子「泣いてへんよ？」

こずえ「なけー……」

フレデリカ「泣けー♪」

周子「なんでやねーん」

こずえ「なんでだろー……ふしぎだねー……」

フレデリカ「ねー」

周子「ねぇシューコいじられすぎちゃう？　泣いていい？」

こずえ「なかないでーしゅーこー……なくなー……」

周子「どっちやねーん」

フレデリカ「フンフンフフーン♪」

こずえ「ふんふふー……」

フレデリカ「わおー、フレちゃんソングだぁ♪」

周子「えー、なんか仲良しやーん。ずるくない？」

こずえ「ふれでりかもー……しゅーこもー……なかよしー……」

周子「そりゃおおきに」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

こずえ「えへー……」ﾎﾟﾖﾎﾟﾖ

フレデリカ「ところでこずえさんや～」

こずえ「なぁにー……？」

フレデリカ「そのTシャツどこで売ってるの？」

こずえ「あのねー……あんずにもらったのー……」

周子「親分って書いてあるけど」

こずえ「うんー……おやぶんだよー……」

フレデリカ「そっかー親分かぁ。じゃあフレちゃんは子分ねー」

周子「自分から下についていくんかーい」

フレデリカ「シューコちゃん、焼きそばパンかってこーい♪」

周子「あたしが下っ端なんかーい」

フレデリカ「あっ、冗談だよ？」

周子「あ、今更そこ気にするん？　知ってるって」

こずえ「んー……あのねー……こぶんはもういるからー……」

周子「うん？」

フレデリカ「そうなの？」

ｶﾞﾁｬ

アヤ「おつかれー」

フレデリカ「んふ」

周子「ｲｯﾋ」

こずえ「あやー……おつかれさまー……」

アヤ「お、おう……おつかれ」

フレデリカ「そっかー、アヤちゃんが子分かぁ」

アヤ「ん、ああ、Tシャツな。杏に貰ったんだよ」

こずえ「こずえがおやぶんー……あやがこぶんー……」

アヤ「なんか間の抜けた感じで良いよなコレ」

周子「ﾊﾋｰ」

アヤ「いつまで笑ってんだよ周子は」

フレデリカ「ツボだったみたい。こういうのをパリではエッフェル塔が刺さるという～」

こずえ「ほんとー……？」

フレデリカ「ウソ♪」

アヤ「ウソ教えるなって」

周子「……」ｽｯ

アヤ「うわいきなり真顔になるなよ」

周子「疲れちゃったーんおなかもすいたーん」

こずえ「こずえもー……おなかすいたーん……」

フレデリカ「わぉ、シューコちゃんが二人ー？　どっちが本物かなー？」

こずえ「こずえがしゅーこだよー……」

フレデリカ「こっちが本物かぁ」

周子「自己申告制なん？」

アヤ「ま、時間も時間だしな。なんか食べに行こうぜ」

周子「おーいいねぇ」

フレデリカ「フレちゃんたちもいっていーい？」

こずえ「うんー……いっしょにいこー……」

フレデリカ「いこいこー♪」

アヤ「んじゃ、近くの……ん？」ｸｲｸｲ

こずえ「あやー……てーつなぐー……」

周子「だってさ子分さん」

アヤ「そんなの無くても別に手ぐらい繋ぐよ……ホラ」ｷﾞｭｯ

こずえ「えへー……」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

フレデリカ「わぉ～、なかよしー♪」

こずえ「なかよしー……えへー……」

周子「お熱いやん？」

アヤ「茶化すなよ。ほら、いくぞ」