東条 斬美「キーボ君って洗濯不可だったのね…」 (103)
ダンガンロンパv3ネタバレがあるので気をつけてください。
キャラ崩壊が多少あります。
時間軸は第二章あたり。
作者はキーボが嫌いと言うわけではない。
作者の気がつかない矛盾があったらごめんなさい。
あなたの押しキャラが殺害されてしまう可能性があるのでそこはご理解ください。
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東条「大変だわ…キーボくんが動かなくなってしまったわ…」
東条「一応キーボ君の依頼である体を綺麗にすることは満たしたけれども…」
東条「こんなことでもクロになってしまうのだから困ったものだわ…」
東条「さて…やってしまったことについてあれこれ考えてもしかたないわ」
東条「問題はこれをどうリカバリーするか…」
東条「………………」
東条「決めたわ。一旦これは隠すことにするわ」
東条「そして今後の展開でどうするかを決定しましょう」
東条「とりあえずこれ(キーボ)は黒いゴミ袋に入れて隠しておきましょう」
夜時間
東条「きめたわ。これは隠すことにしましょう」
東条「そうと決まればキーボ君を加工しに行きましょう」
超高校級の発明家の研究教室
東条「ここには色々な加工機器があるから金属の加工にうってつけね」
東条「まず、このキーボの亡骸をミキサーで粉々にしましょう」ガリガリガリ
東条「そして出来上がったこのキーボの破片、キーボ粉と呼びましょう、これをこの溶鉱炉に入れて熱し、キーボ粉を液体にする」
東条「その間に3D-CADと加工機でで球体の金型を作りましょう」
東条「作った金型に熱したキーボの液体を入れ、急速に冷やす」
東条「これでキーボ君は7個の球体になったわ。名づけてキーボールと呼びましょう」
東条「キーボ君に敬意をこめて、ワックスで拭いておきましょう」
東条「ふう…ピカピカになったわ」ピカピカ
東条「さて、後はこれの隠し方だけれど…図書室に隠しましょうか」
図書室
東条「まず、通気口のフタを外して」ガシャ
東条「その奥に大きな重りを置いた後に通気口を閉める。これは螺子で固定しましょう」
東条「そして通気口が簡単に開かないように細工する」
東条「準備は整ったわ。次は上の教室に行きましょう」
空き教室
東条「図書室と繋がっている通気口に最初は砲丸をいくつか入れる。これもワックスで拭いてあるのでキーボールと区別はつかないわ」
東条「次にキーボールを全て入れる」
東条「最後にまたいくつか砲丸を入れれば…」
東条「完成ね。これでキーボ君は見つかる事はないわ」
東条「運が悪くない限りね」
次の日
最原(昨日は百田君のトレーニングのおかげでどっと疲れたよ)
最原(でも久しぶりによく眠れた気がする)
最原(赤松さんが死んでから落ち込むけど)
最原(赤松さんとの約束を守るんだ!)
最原「とりあえず、食堂に行くか」
食堂
百田「よう、終一!なんだか今日は元気そうだな」
最原「うん、まあね。昨日トレーニングしたおかげかも。百田君のおかげだね」
百田「うんうん。お前はもっと自分に自信をつけたほうがいいからな」
茶柱「なんだかスッキリした顔になっていますよ」
東条「そうね。昨日とは比べ物にならないぐらい良くなっているわよ」
入間「ひゃーひゃっひゃっひゃ!なんだ?昨日の晩一発抜いたのか?」
茶柱「ちょっと!?下品な事を言うのはやめてください!」
真宮寺「そうだね。やっぱり、人は考え方次第で顔つきが変わるもんだネ」
真宮寺「夢野さんも神様を信じることで顔つきが変わっているからネ。ククク、それが言いか悪いかは別としてネ」
茶柱「いい訳ないじゃないですか!夢野さん!正気を取り戻してください!」
夢野「何を言っておる。ウチは正気じゃ」
アンジー「そうだよー。神様はちゃんといるんだからねー」
最原「夢野さんに何かあったの…?」
百田「ああ、なんだかアンジーに言いくるめられたみたいで神様を信じるようになったみたいだぜ」
最原「…そうなんだ…………」
最原「それより、王馬君とか星君とかがいないね」
百田「ああ、モノクマーズパッドを見たがる奴らはだいたいいねーな」
百田「王馬はゴン太を巻き込んで、なにやらたくらんでいるみたいだしな」
東条「春川さんは研究室前にずっといるみたいよ」
茶柱「星さんは昨日のことがあってかみんなに会うのは気まずいでしょうし、多分こないでしょう」
白銀「あれれ!?そういえばキーボ君は?」
東条「今日はまだ見ていないからまだ個室にいると思うのだけれど…」
茶柱「そういえば今日はみていませんね!」
最原「まあ、そのうち来るんじゃない?」
最原(ロボットだからご飯食べる必要ないけど動機について気になっているようだったし)
王馬「いやーみんなおはよう!元気してた?」
ゴン太「みんな、おはよう!」
百田「ちっ、噂をすれば…おい!王馬!何をたくらんでいるのか知らねえが俺たちの邪魔はするなよ!」
王馬「ひどいなー百田ちゃんは!俺は邪魔しようなんて全然考えてないよ!」
ゴン太「そうだよ!むしろみんなで仲良くするためにすごく考えているんだよ!」
百田「どうせそれも嘘なんだろ…それで?一体何しに来たんだ?」
王馬「いやーモノクマがさ、みんなに話したい事があるって言ってさ、食堂に集まれって言うから仕方なく来たんだよ」
百田「は?モノクマが?」
茶柱「そんなこと私は聞いていませんよ!」
夢野「ウチもじゃ」
アンジー「アンジーも初めて聞いたねー」
最原「ここにいるメンバーは話が来ていないのかな?」
東条「どうやらそのようね」
そのように話していると
星「やれやれだぜ。やっぱりみんないるのか。気まずいったらありゃしねーぜ」
春川「全く、モノクマの思いつきには困ったもんだね」
続々とメンバーが集まってきた。
白銀「あれw?キーボ君がいないね」
最原「本当だ。モノクマの話を聞いていないとか?」
王馬「全くー人様を待たせるなんて出来の悪いロボットだな!」
ゴン太「どうする?ゴン太が呼んでこようか?」
モノクマ「その必要はありません!」ヒョコ
茶柱「モ、モノクマ!?」
モノクマ「はい!ボクモノクマです。いやー悪いねぇ。みんな集まってもらっちゃって」
白銀「それで?一体私たちに何のようなの?」
モノクマ「キミたちにやってもらいたいことがあるのだよ!」
王馬「それよりさ、キー坊はいらないってどういうこと?」
真宮寺「その言い方だと別の意味にも聞こえるネ」
モノクマ「キーボくんはちょいと忙しいみたいだしパスさせたの」
春川「なら私だって研究教室にいたいんだけど?」
モノクマ「あーもう!わがまま言わないの!」
モノクマ「ちょいとキーボくんのせいで話がそれちゃったけど、それじゃあキミ達にやってもらいたいことを発表するよ!」
モノクマ「それはね、『この学園内の掃除』をやってもらいたいのだー」
白銀「ええ!うっそーw!」
最原(別にそんなに驚くことじゃないよな)
東条「学園の掃除なら私がいつもやっているのだけれど?」
王馬「そうだよ!東条ちゃんがいつも掃除しているのにケチつける気か!モノクマは!」
茶柱「東条さんはいつも綺麗にしてくれるから助かっているんですから!」
夢野「うーん、メンドイ」
真宮寺「うーん、何を言い出すかと思えば掃除とは…ちょっと拍子抜けだネ…」
モノクマ「ボクは綺麗好きのクマだからね。やっぱり汚いのは許せないんだよ」
モノクマ「あと、いくら掃除しているっていっても東条さんだけでしょ?」
モノクマ「やっぱり、学園はみんなで綺麗にしないとね!」
茶柱「うむむ…モノクマのくせに言っていることはまともですね」
最原「でも唐突な感じもするけどね」
東条「モノクマが言うならやるしかないわね」
星「チッ、仕方ねーか」
モノクマ「とりあえず今日は地下室から掃除してね。よろしくー」
そう言いながらモノクマは消えていった。
東条「地下室からね…」
白銀「あれれww?東条さんなにかお困りでしょうかww?地下室に何かあるんですかww?ドラゴンボールでもあるんですかぁ?」
東条「いえ…別に何でもないわ。ただ、先日事件があった場所だから気になっただけで…」
夢野「なんだか白銀が楽しそうに見えるのは気のせいか?」
白銀「そうかなw?まあ私は掃除が趣味だからねw徹底的にやろうかなってw」
茶柱「まあ、やる気があるのはいいことです!」
白銀「それじゃあ、ゲームルーム、AVルーム側と図書室側と二手に分かれてやろうよ」
アンジー「アンジーはいいよー神様も二手に分かれた方が効率が良いってー」
百田「俺は別にいいぜ」
真宮寺「僕も別に良いよ」
白銀「反対意見が出ていないようだし、二手にわかれてやりましょう」
白銀「ではこんなときの為に私がくじを用意したのでこれで分けましょうかw」
最原(くじまで用意しているのか…準備良すぎだろ…)
白銀「あ!私は最後なんでちゃっちゃと引いてください」
そんなこんなで二手に別れることになった。
図書室
最原
星
ゴン太
白銀
東条
茶柱
入間
ゲームルーム・AVルーム側
百田
王馬
真宮寺
春川
夢野
アンジー
転子「ぐぬぬ、夢野さんと一緒に掃除できないなんて…」
白銀「まあまあ、文句言わないで早くやろうよw」
図書室
最原「さて…図書室に来たわけだけど…」
白銀「掃除用具の準備なら私と東条さんでやっておいたよ」
茶柱「おお!ありがとうございます!」
そこにはいろいろな掃除用具が用意されていた。しかし…
入間「おいおいおい!誰だ?スパナやバールとかの工具を用意した奴は?」
白銀「それは私が用意したの!何かに使うと思って!」
最原(何に使うんだよ…)
入間「センスあるじゃねーか!褒めてやるぜ!」
最原(掃除のセンスは皆無だよ)
最原「普通使わないと思うんだけれど…」
茶柱「最原さん!白銀さんがせっかく用意したものにケチつける気ですか!」
茶柱「こういうときは気にせず『ありがとうございます』でしょ!全くこれだから男死は!」
白銀「まぁまぁw私は気にしてないから許してあげてw」
最原(僕が悪いのか…掃除でスパナだぞ…それ使って自分の頭治せって下手したら言うところだよ)
ゴン太「東条さんに白銀さん、ありがとう!」
星「感謝するぜ」
茶柱「他の男死はお礼が言えるようですね!それに免じて最原さんの件は許してあげましょう!」
最原「………」
溶かしてあるなら砕いても意味ないんじゃ・・・
白銀「それじゃあ早速掃除を始めようか!まずは上に置いてある埃から落としていくってことでいいよね?東条さん」
東条「そうね。掃除の基本だけど、大事な事だわ」
白銀「それじゃあ、みんなで本棚の上の埃を落としていこう!」
そう言って白銀さんはバールを持って脚立にあがった。
彼女は埃を叩き潰す気なんだろうか。
昨日までこんなことする人じゃないと思ってたのに…
東条「…白銀さん、高い所は危ないから私がやるわ」
白銀「大丈夫大丈夫!私がやりまーす」
最原「白銀さん…いきなりバールを使うの?」
茶柱「最原さん!白銀さんがやる気になっているのに水を差すようなことを言うのはやめてください!」
茶柱「こういうときは『白銀さん間違っているよ。はい、はたき』ってやるのが普通です!」
最原(普通に考えて間違いだと思うけど、普通間違えないから言わないんじゃないか!)
最原「……おーい白銀さん、こっちのはたきを使って掃除してみてはどうでしょうか?」
白銀「わたしはこっちで大丈夫だから最原くんが使っていいよー」
最原「……茶柱さん、こういう場合はどうすればいいの?ご教授お願いします」
茶柱「……これは白銀さんが意地を張っているパターンですね」
最原(いや、アレはガチだぞ)
茶柱「時間が解決してくれます。放っておきましょう」
最原(茶柱さんにも理解できなかったんだな。面倒になって匙を投げてるし…)
東条「それじゃあ、私達も手分けして掃除しましょうか」
こうして、一人突っ走る白銀さんを放っておいて、東条さん指導の下、掃除が始まった。
星「俺はここらへんを掃除するぜ。…みんなやりずらいだろうからな」
そういって星君は天海君が亡くなっていた場所を掃除し始めた。
東条「…みんながやりずらそうなところは星君がやってくれるみたいだから後は私が適当に采配するわね」
そして、それぞれ東条さんが指示したところを掃除し始めたのだが…
白銀「やっほっやったっ!」ガンガンガン
白銀さんはバールを使ってリズミカルに色々なところを叩いている。
誰も彼女の行動につっこまない。
彼女はやる気はあるんだ…ただ、空回りしているだけなんだ…
白銀「さてと、次は通気口の中を掃除するかな!」
掃除するかなって…やっぱりさっきまでのは掃除しているつもりだったのか…
東条「白銀さん…通気口はもともと汚れる場所だから掃除しなくていいわよ」
白銀「いやいやw私はやり始めたら徹底的にやるタイプなんでやりますよw」
そう言いながら通気口の蓋を開けようとした。
白銀「あれ…開かないな………フフフ、こういうときの為のバールですよ」
そう言いながらバールを使って蓋を開けようとした。
彼女の言う通りこういうときに使う為のバールだ。だんじて掃除の為ではない。
白銀さんが通気口の蓋をバールを使い、てこの原理で開けようとした。
白銀「あれ、なかなか開かないなwwなんでだろw」
東条「白銀さん、諦めなさい。他の場所を掃除しましょう」
白銀「いやいや、もうすぐ開きそう、グググ…」バキッ
白銀「よしっ!開いたぞw」
東条さんの制止も空しく白銀さんは通気口の蓋を開けた。
そういえば、赤松さんは簡単に開けていたけど今回は開けるのにてこずっていたな。何でだろう?
白銀「中の掃除始めまーす!あれw??中に何かあってその奥にも何かあるぞ?何だこれはww?」
茶柱「え?通気口の中に何かあるんですか?」
白銀「そうなんだよwちょっと茶柱さん見るww?」
そう言って白銀さんは脚立から降りて、代わりに茶柱さんが上にあがった。
茶柱「うーん、本当ですね。手前には重りのようなものが固定してありますね」
茶柱「その奥にも何か丸いようなものがありますが、手前においてある重りのせいで取れませんね」
白銀「これは一体なんでしょうかね?いやwww誰がやったんでしょうねww」
東条「あまり触らないほうが良いのでは?」
白銀「いやーw気にならない?私めっちゃ気になるんですけどw?」
最原「白銀さん、なんだか楽しそうだね…」
茶柱「ちょっと、待ってください…奥のほうにあって持ちずらいですが…限界まで上に上げれば…」
そう言いながら茶柱さんは腕を通気口の奥のほうまで突っ込んだ。
茶柱「よし!何とか取れましたよ!……あっ!」ポロッ
茶柱さんは奥のほうにあったであろうものを引っ張りだしたのだがすぐにそれを落としたらしい。
そして、それは前回の事件で作られた赤松さんの仕掛けを通り…
星「ふっふ~ん♪」
天海君の死体のあった場所を掃除していた星君に目掛けて転がっていき…
星「…!おっと!」ゴトン!
星君はそれに気がついたのか身をかわし、砲丸が落下した。
東条「…………」
茶柱「…………」
最原「…………」
白銀「wwww」
入間「おい!何かあったか!?」
ゴン太「なにか音がしたけど何か落とした?怪我はない?」
星「ああ…大丈夫だ。怪我はねえぜ」
星「まったく…クールじゃねえな。天海と同じ方法であの世に送られるところだったぜ…」
星「で…誰なんだ?オレの命が欲しければ堂々と頼んでくれればあげるつもりなんだが…」
星「こうやって闇討ちのような事をするんだったら俺だって考えがあるぜ」
茶柱「さ、最原さんです!」
最原(茶柱さん、それは冗談でもやめてくれ)
星「そうか…なあ最原、俺とやりあう気なのか?」
最原「違うよ!僕じゃないよ!」
茶柱「ごめんなさい、星さん!私がやりました。怖くて思わず嘘ついてしまいました!」
星「なんだ…最原じゃなかったのか。わりぃな」
最原「だ、大丈夫だよ」
茶柱「すいません、星さんと最原さん。ちょっと手が滑ってしまったので…落としてしまいました」
星「なんだ?本棚の上に砲丸が置いてあったのか?」
白銀「そうなんだよwなぜか通気口の奥に重りがあってその奥にその砲丸が置いてあったみたい」
星「それを取り出したときに手が滑ったと言うわけか…」
ゴン太「危なかったね」
東条「怪我がないようで安心したわ」
入間「タマでタマがつぶれなくてよかったなぁ!」
星「………」
入間「じょ、冗談だよぉ…そう睨むなって…」
星「それにしてもなんでこんなもんが通気口にあるんだ?」
白銀「あ!もしかしたらw…」
///////////白銀の予想///////////
赤松「よし!この砲丸で首謀者を殺害しちゃうよー」
赤松「砲丸を通気口に放りこんで首謀者を葬るよーなんちゃってーw」ポイ
赤松「待てよ…もしかしたら首謀者が複数人いるかもしれないな…」
赤松「もしものときに備えないとね!」
赤松「よし!私と最原君以外が全員首謀者だったときの事を考えて…」
赤松「あと十三個、砲丸を入れちゃおう!」ポイポイポイ
赤松「念の為に持ってきておいて良かったー」
///////////白銀の予想終わり///////////
白銀「ってことがあるかもしれないよw」
最原(それが事実だとしたら赤松さんアホの子じゃん)
星「それで一個以外は全てひっかかったと言いたいのか?」
最原「それはありえないよ。そもそも十四個も砲丸をリュックに入れたらものすごく膨らんでさすがに気がつくよ…」
東条「それに一個だけ引っかからないのは不自然だものね」
白銀「可能性を言っただけだよwそれより残りのも全部だそうよw」
白銀「茶柱さん、あとどれくらいあるかわかる?全部の砲丸出せそう?」
茶柱「そーですね…まだ砲丸はあるようですけど…一個出すのでも手間がかかったので全部出すのは骨が折れそうですね」
東条「なら、無理に全部出さずにもう二度と出せないようにしときましょう。通気口は完全に塞いでね」
白銀「え~全部出したほうがいいって」
茶柱「転子は東条さんに賛成です!これは危ないから無理に取りださずに塞いで放置しましょう」
星「だな。今は掃除があるし、無理してとる必要もないだろう。一応凶器になるものだからここに置いとくのも悪くないだろう」
最原「僕もそれでいいかな」
最原「というより問題はなんで通気口に砲丸があるのかってことだしね…」
白銀「…そーだね。みんながそう言うなら放置しておいて…なんで砲丸があるのか考えようか」
東条「それは掃除が終わってから全員が集合してから話す事にしましょう。もしかしたら、砲丸を放り込んだ人がわかるかもしれないわ」
ゴン太「そうだね。誰かが何か理由があったんだと思うよ」
入間「俺様でも理解できないけどな!」
話し合いの結果、砲丸の件は放置する事になった。
それから僕たちはとりあえず掃除を進めていった。
東条さんの指示が良いからなのか効率良く掃除が出来た。
白銀さんもちゃんと掃除をしてくれる様になり、
茶柱「やはり時間が解決してくれましたね。最原さん、ちゃんと女子の接し方を覚えてくださいね!」
と掃除をする様子を眺めながら、茶柱さんもご機嫌のようだ。
僕はあのときの茶柱さんは白銀さんを見捨てていたようにも見えたのだがそれが正しい接し方だったのだろう。
見捨てていたように見えたのは今になってはどうでもいいことだ。
掃除はあまり得意ではないが、白銀さんも正常になったし、掃除に専念することができた。
東条「最原君、ちょっとゲームルームの方はどのくらい掃除が進んでいるか見てきてくれるかしら?」
最原「うん、いいよ」
東条さんに頼まれ、僕はゲームルームに向かった。
最原「ドアを少し開けて覗いてみるか」
別に驚かせてやろうとかそういうのではなくただなんとなくこっそり覗いてみようと思って覗いてみたのだが
王馬「百田ちゃん、ビリヤード上手くないね!」
百田「いいや、ここから大逆転するんだ、よーく見とけよ!」
真宮寺「ククク、こうやってみんなでゲームで遊ぶのもなかなか楽しいネ」
男3人はゲームで遊んでいた。
アンジー「いやー、こうやってゆっくり休むのも大事な事だよねー」
夢野「うむ、こっちのメンバーにはうるさいのがいなくてよかったわい」
春川「モノクマの言う事聞くなんて嫌だしね。馬鹿正直に聞く必要はないよ」
夢野「そうじゃな。では、もう少し休んだら、また映画でもみようかの」
女子3人はだらだらしていた。
僕はゆっくりと扉を閉めて、東条さんとついでに茶柱さんに現状報告した。
すると、茶柱さんがゲームルームのほうの掃除班に移動する事になり、すぐさまゲームルームの方に向かっていった。
これで彼らも掃除してくれるだろう。
やっぱりね、僕たちだけが掃除するって言うのはダメだと思うんだよね。
王馬「やれやれ、せっかく楽しく掃除していたのに茶柱ちゃんのせいでギスギスした空気になっちゃったよ」
茶柱「あなた達がちゃんと掃除しないのが悪いんでしょう」
掃除が終わった後、僕たちは食堂に集まる事になった。
茶柱「全く、これだから男死は!女子を見習ってちゃんと掃除してくださいね!」
百田「女子も映画見ていただけだっだよな…」
茶柱「百田さん、なにか言いました?」
百田「いや、なんでもねぇ」
白銀「そ~れ~よ~り~何か話す事あったよね~w」
春川「話す事?」
茶柱「あー通気口と砲丸の件ですか」
白銀「そうそうw発表しても良いよねw東条さんw」
東条「…別に私から許可をもらう必要はないと思うのだけれども?」
白銀「いやーwこっち側では掃除の指揮を執っていたからねw一応聞いてみただけw」
白銀「実は図書室の通気口に砲丸が詰められていたんだw」
百田「ん?」
夢野「んあ?」
アンジー「…?」
ゲームルーム側を掃除していた人は何を言っているんだって表情をしていた。
そりゃ、いきなり言われても理解できないよ。
白銀さんに代わり、僕と東条さん、茶柱さんで図書室であった出来事を説明した。
真宮寺「へえ、そんな変わった事があったんだネ」
夢野「どうして通気口にそんな砲丸が詰まっているんじゃ?」
白銀「ちなみに誰かこの中に砲丸を詰めたっていう変わり者はいますか?」
白銀さんの質問にはいと答えるものは出てこなかった。
白銀「いないみたいだねw」
最原「こうなるとちょっと困ったことになるね…」
百田「ん?どうしてなんだ?」
最原「もし、この場にいないキーボ君も砲丸の件を知らないっていうことになったらね…」
夢野「そうなるとどうなるんじゃ?」
真宮寺「この中に噓つきがいるってことなるからネ」
王馬「しかも、その嘘の理由が話せないほど後ろめたい理由ってことにもなるしね」
白銀「それって殺人に関係があるってことww?こわ~いw」
星「そうなるだろうよ」
春川「めんどくさいことになったね。しかも、理由も意味不明だし…」
東条「ええ…通気口に砲丸を詰めておくなんて普通じゃ考えられないわ」
東条「砲丸を止めてある重りが時限式に取り外せる…ってなれば殺人が考えられたかもしれないけど…」
茶柱「それでも2個以上はありましたよ!何回ぶつける気だったんですか!」
アンジー「考えるだけ無駄だよーとりあえず図書室には近づかないほうがいいよー」
ゴン太「誰かが殺人計画を立ててるかもしれないしね」
白銀「いやー怖い怖いwみんな用心しようねー」
白銀「あ!みんな、とりあえず砲丸は全て回収しておかない?危ないしね!」
白銀「準備はしてあるからいつでもOKだよ!」
最原「準備っていっても、用意された掃除用具で十分だよね」
百田「は?終一、掃除用具でなにをする気なんだ?」
最原「ゴメン、あんまり気にしないで」
最原(白銀さんが掃除用具としてバールやらを準備していた事なんて説明しても混乱するだけだ)
最原「それより白銀さん、それって今からやるの?」
夢野「メンドイ…」
真宮寺「みんな掃除で疲れているからね」
茶柱「そちらは私が行くまで遊んでいたでしょう!」
入間「砲丸は勝手に回収しても良いが、俺様は疲れたから今日はもう休むぜ!」
東条「みんな疲れているようだし…私とあなただけで回収するっていうのであれば私はかまわないけれど…」
東条「みんなで砲丸を回収したいなら明日にしてみてはどうかしら?」
白銀「う~ん、なら明日にしよっかな!楽しみは取っておきたいしw」
白銀「東条さんもみんながいたほうが何かと都合が良いんじゃないんですかww?」
東条「………」
最原(楽しみにするような事じゃないと思うけど…)
茶柱「そういえば明日の掃除はどうなるんでしょうか?」
最原「明日、モノクマがアナウンスしてくれるんじゃないかな?」
とりあえず、その場での話し合いは終わり、明日砲丸を回収することが決まったあと、僕たちは解散した。
次の日、モノクマのアナウンスで図書室が火事になったことを知った。
今日はここで終わりです。来週には完結させたいと思います。
自分のssを待っていてくれた方、感謝します。
>>17 細かく砕いた方が溶け易いと思ったので。
違和感があるようであれば、仲間を失った東条さんが冷静さを欠いた行動をしてしまったと脳内変換お願いします。
食堂
白銀「どうして図書室がひどい事になってんだぁぁぁ!!!あああぁぁぁ!!!」
白銀「ゴン太ぁぁぁ!離してぇぇぇ!まだ中に砲丸がぁ!!」
ゴン太「ダメだよ白銀さん!危ないよ!」
最原「まさか図書室が火事になるとはね…地下からすごい煙が出てたよ」
星「あそこは燃えやすいものがたくさんあるからな。火をつければあっという間だろうな」
入間「全く、トンでもねー奴がいたもんだなっ!」
茶柱「どうして図書室に火が点けられたんですかね?」
東条「モノクマによると夜時間の間に火をつけられたそうよ」
東条「一応、聞くけど最原くんはそのときのアリバイはある?」
最原「いや、昨日はぐっすり寝ていたからないけど…」
東条「やはりそうね…今、みんなにアリバイを聞いて回っているのだけれども…やはりみんなアリバイはないみたいね」
東条「全く、誰がやったのかしら?通気口に砲丸が詰められていた事と関係あるのかしら?」
東条「でもこの火事じゃ諦めた方がよさそうね。白銀さん…通気口のチェックはあきらめてもらえないかしら?」
東条「あなたが調べたがっていた砲丸は無事だろうけど、火事が鎮火した後も回収する必要はないわ。もう誰も近づかないだろうし」
真宮寺「火事の焼け跡の中にわざわざ入る人はいないからネ」
白銀「くっそう…ふざけやがって…」
東条「依頼は可能な限りやるけれども…こうなってまでやるべきことではないと思うの」
東条「犯人の思う壺だと思うけど、そこは我慢してね」
白銀「くそう!」ドン
よほど砲丸を回収したかったのか、白銀さんは思い切り机を叩いた。
アンジー「もしかしたら、つむぎは砲丸に思い入れがあるのかもしれないねー」
夢野「そうじゃな、ここまで真剣になれるのはめずらしいわい」
白銀「いや…私はこの状態でも行くよ!」
百田「火事になっているんだぞ。近づくのだって無理だぜ」
白銀「今、モノクマーズが消火しているからそれが終わったら突入するよ!」
白銀「このまま犯人に馬鹿にされたままじゃあ、私の気がすまないの!」
百田「別に今じゃなくてもいいだろう!」
茶柱「そうですよ!あなたの目的である砲丸は鉄だから燃えないはずですし、鎮火した後でも…」
真宮寺「何が君をここまでさせるのかわからないけど僕は止めないよ」
茶柱「ちょっと男死!」
夢野「勝手にすればよかろう」
茶柱「夢野さんまで!…いやいや、危ないですよ!周りが崩れたらどうするんですか!転子は止めますよ!」
白銀「止めないで!私はやるって決めたらやるんだから!」
東条「そこまで言うのなら、やらせてあげれたら?本人の気の済むまでやらせたほうがいいと思うの」
白銀「東条、お前見てろよ!私が出来ないと思っているだろ!」
東条「私はただ心配しているだけよ。そういうことはこういうことをやった犯人に言うべきだわ」
最原(なんだか東条さんが白銀さんに喧嘩売っているように見えるんだけど気のせいかな?)
東条「とりあえず朝ごはんを食べましょう。ご飯の用意はしてあるわ」
王馬「わーい、ママの朝ごはんだー」
転子「だから東条さんはあなたのお母さんではありません!」
それから、東条さんの作った朝食を食べ、地下へと続く階段に近づいたが
一向に煙が収まる気配はなかった。
白銀「おい!モノクマ!いつになったら煙は消えるんだよ!」
モノクマ「うーん、まだ検討もつかないなぁ。午前中には鎮火できると思うけど」
白銀「頼んだよ!」
春川「白銀…あんたどんだけ図書室に行きたいの?」
東条「意地で通気口調べたがっているんだったら、やめたほうがいいと忠告してあげるわ」
白銀「絶対行く!」
茶柱「東条さん…そんな煽るような言い方やめた方が…」
王馬「まあ、煽られなくても白銀ちゃんは図書室に行くだろうけどね。理由はわからないけど」
夢野「というかこういうときはロボットのキーボに行かせるべきだと思うんじゃが…」
アンジー「あれれー?そういえばキーボはー?」
最原「朝から居なかったよね?」
王馬「そうだったの?気がつかなかったよ」
最原「てっきり、皆気がついているもんだと思ったけど…」
白銀「はん!誰かに殺されていたりしてるんじゃないの?」
百田「そんな物騒な事を言うなよ」
白銀「でもでも~ありえることですよね~東条さん?」
東条「どうかしら?私はそんな野蛮な考えはしないからわからないわ」
白銀「なんだよ!私が野蛮だって言いたいわけ?上等だ!今からキーボに会いに個室に行くぞ!」
茶柱「今から行くんですか?図書室はいいんですか?」
白銀「別にいいよ!まだまだかかりそうだし!そこのメイドをぎゃふんと言わせるのが先だ!」
最原「ええっと…一応昨日から見てないし様子を見に行くのは賛成かな?」
王馬「そうだね!そろそろあのロボ面を見てみたくなったし行ってみようか!」
ゴン太「それに寝ていたら起こしてあげないといけないしね」
百田「なら、みんなでキーボの部屋に行ってみるか!」
キーボ個室前
最原「それじゃあチャイム鳴らすよ」ピンポーン
チャイムを鳴らして少し待ったがキーボ君は出てこなかった。
百田「あれ?おかしいな?寝ているにしては時間が経っているし…」
最原「もしかしたら出かけている可能性もあるし一旦皆で外を探して…」
白銀「ほら!やっぱキーボ君になにかあったんだよ!全然野蛮じゃないじゃん!」
東条「別に実際にキーボ君が殺されいたとしてもあなたの発想が野蛮な事には変わりないのだけれど?」
白銀「…おい!キーボの個室を叩き破るぞ!誰か手を貸せ!」
最原「いや、だから一旦外を探してからでも…一日見かけなかっただけだからまだ判断が…」
白銀「ゴン太君、茶柱さんお願い」
ゴン太「ええ!本当にやるの?」
茶柱「まだ中で寝ている可能性もあるし壊すのはちょっと…」
最原(………キーボ君になにかあったかは微妙な所だけど、外を探すのは別にいいか。もう白銀さんを止めるのは面倒だし…)
白銀「いや!今は一刻も争うんだよ!もしかしたら図書室に居るかもしれないし!頼むよ!」
ゴン太「わ、わかった。ゴン太やるよ」
茶柱「わかりました!そこまで言うのであれば転子も手伝います!」
白銀「ありがとう二人とも!もし、キーボ君が中で寝ていたとしても謝れば許してくれるよ!」
最原(扉壊してごめんで済むわけないだろ。障子じゃねぇんだぞ。今後の学園生活を震えて眠ることになるんだぞ)
ドン!ドン!ドン!バキッ!
ゴン太くんと茶柱さんはキーボ君の扉に体当たりし、扉を壊した。
白銀「よし!みんな!中に入るよ!」
王馬「うわーまるで犯罪者を追い詰めているようだね!」
その掛け声を合図に、部屋の中へと入った。
しかし、中にキーボ君はいなかった。
白銀「はい、きました。キーボ君がいないぞー!これでキーボ君になにかあった確立があがりましたよ!」
東条「まるでキーボ君になにかあったら嬉しい言い方ね」
白銀「うるせえ!私はキーボを心配して言っているんだ!」
王馬「誰でもわかる嘘はつくもんじゃないよ、白銀ちゃん」
ゴン太「でもキーボ君が心配だね。みんなで探そうよ」
最原「そうだね。とりあえず探せる範囲で探そうか」
アンジー「そういえばさっきおかしなことがあったから、キーボのことと関係あるかもねー」
東条「変わった事?」
最原「それって一体何?」
アンジー「食堂近くのトイレに行ったらね、なんだか凄い煙が………」
白銀「アァァァ~~~~!!!!アアァアオアオアーーーー!!」
アンジーさんが何か言おうとした時、突如白銀さんは奇声をあげた。
星「どうしたんだ、白銀。さっきからお前おかしくないか?」
最原「さっきからというか昨日から…」
白銀「なんでもありません!私レイヤーだから発声練習しただけ!私は声真似も出来るレイヤーだから」
真宮寺「今のタイミングで?なんかあわてている感じがしたヨ」
王馬「何かさっきの話で思い当たるフシがあったんじゃないの?」
春川「とういうか、びっくりするからやめてよね」
白銀「ゴメンね…」
東条「それより、アンジーさんの話によると女子トイレで煙があったようだけど…」
アンジー「そうだよー、すっごいけむたかったよー」
百田「トイレで煙か…確かに不思議だな」
白銀「いや、気にする事はないよ」
百田「え?なんでだ?」
白銀「だってそれ、私がトイレでタバコ吸ったときの煙だもん」
白銀さんはまるでトイレでタバコを吸うのが当然のごとくそう言った。
入間「なーんだ。それじゃあ、問題解決だな」
ゴン太「解決したとかそういう問題じゃないよ!」
ゴン太「ダメだよ白銀さん!高校生がタバコ吸っちゃあいけないよ!」
茶柱「そうですよ!白銀さん、タバコなんか吸ってたんですか!?」
入間「別に良いじゃねーかよ、地味キャラが実はビッチでしたぐらい意外性のないことだしよ!」
最原(というか、なんだか嘘っぽいんだけどね)
王馬「にしし、まあそれは本当かどうかは置いといてとりあえずキー坊探ししようよ」
白銀「そうだそうだ!最悪、図書室で焼け死んでいるかもしれないけど探そう!」
白銀「いや、もしかしたら死んだあと焼かれているかもしれないけどねww」
東条「………」
この後、皆でキーボ君探しを始めた。
食堂
最原「キーボ君何処にもいなかったね」
百田「ああ、こんだけ手分けして探したんだ。絶対にキーボの身に何かあったんだな」
星「そして居場所はもうおそらくあそこしかないだろうな」
アンジー「あそこって図書室のことだよねー」
真宮寺「ククク、そうなってくるともうおそらく命はないだろうね」
ゴン太「そんな!嘘でしょ!?」
王馬「ゴン太、かわいそうだけど本当だよ」
王馬「あ!でも、ロボが息をしてないのだったら生きているかもね!」
ゴン太「そうなの?まだ希望はあるんだね?」
王馬「あーでも生きていたならちゃんと脱出しているしやっぱり生きてないだろうね」
王馬「いくらロボでも焼かれて嬉しー、なんて言ったら驚きだしね」
ゴン太「やっぱり、ダメなの?」
夢野「王馬、あまりゴン太を無駄に心配させるでない」
茶柱「しかし…やっぱりキーボさんはもう無事じゃなさそうですね…」
入間「あーあ、あんな立派な身体だったのに勿体ねーな」
星「しかも、かなりの高確率で殺人…殺ロボってことになるな」
百田「くそっ、一体誰が…」
東条「一応、事故で図書室で火事になり逃げられなくなった可能性はあるけど…」
真宮寺「図書室で火を使う理由もないし、犯人が証拠隠滅の為に火をつけたって考えたほうが良いと思うヨ」
最原「とりあえず、キーボ君を見つけるまでは予想はしないほうがいいよ」
春川「そうだね。まだ予測の範囲になっちゃうしね」
春川「それにまだ白銀が来ていないし…」
白銀「みんなー見てみてーw」
そこへタイミングよく白銀さんが食堂へやってきた。台車にかごを載せ、その中に砲丸をいれて…
白銀「さっき図書室の火事が鎮火したんで通気口にあった砲丸を回収してきましたよー」
百田「鎮火した後にすぐ回収しにいったのか…」
真宮寺「すごいネ。キミはそんなにその砲丸が気になっていたんだネ」
白銀「いやーw私気になったら手を抜かない性格なんでww」
星「通気口に砲丸が入っているのは気になるが………白銀はキーボのことも心配してなかったか?そっちはどうしたんだ?」
白銀「そのうちひょっこり出てくるでしょww」
最原「数秒前に気になったら手を抜かない性格って言ったよね…」
白銀「そんなことより!見てみてよ、この砲丸!私が全部回収したんだよ!凄いでしょ!」
そう言いながら、白銀さんはかごの奥の方から砲丸を取り出し、肩ぐらいまで持ち上げた。すると…
ピンポンパンポーン
「死体が発見されましたー!一定時間の捜査の後、学級裁判を行いまーす!」
死体発見アナウンスが流れた。
意味不明だ。誤作動か。
茶柱「え?なんですか、今のアナウンスは?」
夢野「誤報じゃろ。ここに死体なんか何処にもないではないか」
ゴン太「そっか!モノクマの間違いなんだね!」
真宮寺「全く…びっくりするじゃないか」
星「やれやれだぜ。こうやってほぼ全員揃っていなかったら間違いだって気がつかなかっただろうよ」
アンジー「にゃははーモノクマはおっちょこちょいだなー」
百田「おい!モノクマ!もしかしてわざと間違えたんじゃないだろうな!」
モノクマー「そんなことないよー」ヒョコ
百田君の問いかけに対し、モノクマが食堂に現れた。
百田「たとえわざとじゃなくても、こういうミスはやめろよな」
王馬「百田ちゃんの言う通りだよ!死体発見アナウンスはこのゲームにおいて大事なことなんだから間違いはやめてよねー」
百田「俺はそういうつもりで言ったんじゃねー!誰かが死んだと勘違いするようなミスはやめろって言いたいだけだ!」
モノクマ「え?僕は間違いなんてしてないよ?」
春川「何言ってんの?さっきのアナウンスをなかった事にしたいの?」
最原「ここに死体なんてないんだけど?ほぼ全員食堂にいるし…他のメンバーが見つけたとも考えられないよ」
王馬「ここにいないのはキー坊だけだけどまさかねー」
百田「縁起の悪い事いうな!王馬!」
茶柱「キーボさんが死んでしまったとしても死体なんてありませんよ」
モノクマ「まあまあ、まずはモノクマファイルを見てよ」
そう言いながらモノクマはモノクマファイルを渡してきた。
*******************************************
モノクマファイル
・被害者 キーボ
・死因 溺死(内部のショート)
・外傷 七つに分かれて、輝きを放っている。
・死亡時刻 不明
・死体発見場所 食堂
*******************************************
最原(訳がわからない。被害者はキーボ君で良いとして、なんだよ…輝きを放っているって…)
夢野「どういうことじゃ?キーボが溺死なんてできるのか?」
転子「夢野さん、キーボさんも一応空気を必要として生きているんだと思いますよ」
転子「じゃなくて!キーボさんが死んでしまったんですか?」
春川「しかも肝心のキーボの遺体がないんだけど?」
モノクマ「いえ、ちゃんとキーボ君の遺体は3人以上に目撃されたあとアナウンスしましたよ」
百田「マジかよ…」
星「アナウンスがなった瞬間全員ここにいたよな」
星「なら、俺たちは知らずの内にキーボを目撃したってことだ」
王馬「星ちゃんの考えは正しいと俺も思うよ」
ゴン太「ゴン太わかったよ!キーボ君の死体は高速で動いたから見たことに気がつかなかったんだよ!」
王馬「もう!ゴン太は馬鹿だなぁ、それじゃあ見ていないことと変わりないし、そんなことどうやってやるんだよ!」
入間「俺様なら可能かも知れないぞ!」
王馬「あっそっ、なら犯人は入間ちゃんで決まりだね」
入間「う、嘘だよぉ。俺様だって出来ないぜ。そんなこと」
真宮寺「普通に考えて、アナウンスが鳴った瞬間に見たものが怪しいよネ」
白銀「そっ!つまり!私が苦労して持ってきたこの砲丸が!キーボ君なのです!」
そう言いながら白銀さんはキーボールを上に掲げた。
白銀「かわいそうにww」
最原(芝居じみた感想はやめてよ…)
百田「信じられねーぞ。そんなのどう見たって砲丸じゃないか。キーボの面影が全然ねーぞ」
東条「でも、それ以外にキーボ君のようなものはないわよ」
王馬「モノクマファイルには7つに分かれて輝きを放っているって書いてあるよね」
王馬「その砲丸は磨いたようにピカピカだし、条件にあっていると思うけどな」
転子「そうするとなんですか?他のキーボールもそこの砲丸入れに混ざっているんですか!?というか全部キーボールですか!?」
白銀「うーん、ぱっと見ても7つ以上はあるから全部キーボールはないね」
白銀「でも…7つのキーボールはここに全て揃っていると思うよ」
アンジー「うーん、犯人はなかなか神ったことをするねーアンジーの神様には考えつかないよー」
真宮寺「大きさ的にキーボールが7つくらいあればキーボ君と同じぐらいの大きさになるネ」
入間「ってことはキーボールはキーボで決まりじゃねぇか。ひゃーひゃっひゃっひゃ! 」
最原「ていうより、その砲丸をキーボールで言うのに統一するんだね…」
王馬「ま!わかりやすいしね!」
王馬「クロは何らかの方法でキーボールにした後に通気口に隠したんだろうね」
最原「うん。王馬君の考えに賛成だな。その事を踏まえると今回の調査で調べる事は…」
・キーボの殺害現場
・キーボール製造場所
・通気口のある図書室と通気口のある空き教室
最原「ここらへんを調べればいいと思うよ」
百田「よっしゃ!なら後は皆で手分けしてそこらへんを調査しようぜ」
夢野「でも色々探す場所があってメンドイのぉ」
茶柱「夢野さんも調査する気あるんですね!転子感激です!」
夢野「いや…ウチはそんな熱心にはやらんぞ…」
ゴン太「でも、いろいろと候補は多いよね…」
真宮寺「どうにかして調査する場所を絞れないかな?」
最原「一応、キーボ君は溺死だし、水があるとことかキーボールが加工できそうな場所を考えていけば大丈夫だと思うよ」
ドーーーーン!
その時、突然外から大きな音が響いた。
最原「な、何の音だ!」
東条「とりあえず外にでるわよ」
真宮寺「やれやれ、立て続けに色々なことが起こるね」
音の正体を探るため、皆は外にでた。
そこには崩壊した、宿舎とカジノエリアが見えた。
夢野「ど………どういうことなんじゃ………?」
アンジー「うわーこりゃすごいねー」
ゴン太「誰がこんなひどい事を…」
入間「やっぱり………ここは地獄なんじゃねーか…?」
王馬「さっきの音は爆発の音だったんだねー。つまんないね、これは」
茶柱「面白いとかつまらないとか言っている場合じゃないですよ!」
王馬「もー嘘に決まっているじゃん、茶柱ちゃん」
最原「これは誰がやったんだ………」
ゴン太「これもクロがやったんだね!許せないよ!」
百田「クロが証拠隠滅の為にやったんだ、間違いねー」
最原「クロにそんな爆薬を用意することが出来たとは思えないけど?」
白銀「www」
モノクマ「いやーゴメンゴメン」ヒョコ
東条「モノクマ、大変なことになっているけど後片付けは大丈夫なの?」
白銀「さすが東条さんww冷静ですねw」
モノクマ「うーん、これはちょっと元に戻すのに時間がかかるかなぁ」
最原「まあ、そうだよね…世紀末だもん………」
モノクマ「あと、みんな勘違いしているようだけど…これをやったのはボクだから!」
茶柱「ええーー!クロがやったんじゃないんですかーー!」
モノクマ「だからさっきゴメンって言ったじゃん!」
モノクマ「でも大丈夫!今回爆破された宿舎、カジノエリア、体育館、プールには今回の事件とは関係ないから」
白銀「幸運にも溺死ポイントが減りましたねw」
百田「プールも体育館も爆破されたのか…」
真宮寺「やれやれ、クロによる証拠隠滅じゃなかったと喜ぶべきなのかナ?」
白銀「私たちの思い出の場所が…」
春川「別に思い出になるほど時間はすごしてないでしょ」
白銀「でも…落ち込んでもいられないよね…みんな!手分けして犯人の手がかりを探そう!」
東条「なんであなたが仕切り始めるのかしらね…」
こうしてキーボ殺害事件の調査が始まった。
調査中、なぜか白銀さんがついてきた。
超高校級の発明家の研究教室
白銀「こんなところにミキサーが!しかも…」ペロッ!
白銀「これは………キーボ粉!」
最原「キーボ粉ってなに?」
白銀「粉々になったキーボ君のことだよ!」
超高校級のメイドの研究教室
白銀「こんなところに洗濯機があるね!これならキーボ君を溺死出来そう!」
最原「一応出来るけど、素直にキーボ君が入るとは思えないかな…」
図書室
白銀「そして、私の大活躍によりキーボールを発見した。図書室です!」
白銀「いやーまさかあんなところにキーボ君がいるとは思わなかったよw」
最原(僕もいるとは思わなかったけど、白銀さんはめちゃくちゃ通気口調査したがってたよね…なにかあるとは思っていたでしょ)
食堂
白銀「おやおや。東条さんじゃないですかぁ。他のみんなは調査しているのに余裕ですねぇ
白銀「私たちはクロへの手がかりが見つかってきましてねぇ。クロは震えて待ってな、って気分ですよぉw」
白銀「私は学級裁判でキーボ君の仇は絶対にとるからwねっ、東条さん!」
東条「………どうして私に振るの?」
白銀「別にぃwなんとなくだよw」
東条「そんなことより私から話があるわ」
白銀「ん?なんでしょうかw」
東条「煙がでた女子トイレを調べてみたら隠し通路と隠し部屋を見つけたわ」
白銀「え?」
最原「それは本当!?」
東条「本当よ。あなたと最原君以外はみんな向かっているわ。私たちも行きましょう!」
最原「わかった。すぐ行こう!」
東条「白銀さん、良かったわね。赤松さんや天海くんの仇も晴らせるわよ」
白銀「」
隠し部屋
白銀(まだだ…まだ終わってないぞ…)
白銀(まだ、首謀者が私だとばれたわけじゃない。)
白銀(絶対にこの危機を乗り越えて見せる!)
東条「さあ、ここが隠し部屋よ」
白銀「こ、こんなところに部屋があったなんt」
百田「今だ、捕まえるぞ!」
ゴン太「うん!」
春川「了解」
茶柱「わかっています!」
隠し部屋についた瞬間、白銀さんが驚きの台詞を言う前に百田君らに押さえつけてしまった。
あまりのキチっぷりに幽閉することにしたのだろうか。
白銀「ちょ、ちょっと!いきなり何するの!」
百田「へっ!お前がこの学園生活の首謀者だってことはモノクマが白状したぜ!」
白銀「嘘でしょ!?」
ゴン太「本当だよ。僕はまだ信じられないけど、本当なら正直に言って欲しいな」
茶柱「そうです!首謀者なら正直に言ってください!」
白銀「そんなのモノクマの嘘だよ!私は首謀者じゃないよ!」
春川「やっぱし、素直に認めないね」
星「俺もまさかって思っているけどよ。あれを見せられちまったら信じるしかねぇぜ」
入間「そうだぞ。悪い事は言わないから早く認めろ!この地味眼鏡!」
白銀「映像ってなんのこと!?私を信じてよ!」
モノクマ「はいはーい。それじゃあ、その映像を首謀者である白銀さんと何も知らない最原君にも見せてあげましょう」
*************************************************
隠し部屋
白銀「フフッw赤松さん、こんな方法で黒幕倒せるわけないじゃ~~んw」
白銀「まっ、トリックはちょっと評価するけどねw」
赤松が通気口に砲丸を放り込む直前
白銀「さて、あんな方法じゃ首謀者も天海君も殺害できないと思うので、私が天海君を殺害しよっとw」
その後、ウキウキで殴る白銀が写っていた。
白銀「さ~~て、一仕事終えたし、東条さんのご飯でも食べよっと」
白銀「モノクマ~~クロは予定通り赤松さんでよろしくね~~」
*************************************************
最原「何これ……………信じられない………まさか天海君殺害の犯人は赤松さんじゃなくて白銀さんだったなんて……」
最原「彼女の死はなんだったんだ!許せないぞ!」
白銀「こ…これは合成だよ!」
真宮寺「でも、君はこの時間、トイレに行っていたよネ。だから、この映像は偽者だって決めつけるのは出来ないんだよね」
モノクマ「しかも、才囚学園には映像を編集するものはないんだよね~~」
白銀「それもモノクマの嘘でしょ!」
モノクマ「やれやれ…百田君たち、さっさと白銀さんの持ち物調べてよ。さっき言った『思い出しライト』のようなものを持っているはずだから」
茶柱「待ってください…ありました!思い出しライトです!」
モノクマ「正確には『最近の記憶改変ライト』だけどね」
モノクマ「うぷぷ、普通それを見つけたら真っ先に皆に言うよね。『思い出しライト』と思ったらね」
最原「えっ?何そのライト?」
夢野「『思い出しライト』とはどうちがうんじゃ?」
転子「まさか!すごく思い出すとか?」
モノクマ「まー簡単に言うと最近の記憶がなくなって都合のいいように記憶が改変されるライトだよ!」
モノクマ「実を言うと、この学園生活を見ている人がいてね。その人たちのために仕切りなおすわけ!」
王馬「やっぱり、この生活は放送されていたんだね!」
モノクマ「あと、その人たちが様子を見るためのカメラがキーボ君に内蔵されていました」
白銀「くっそ!ピンチになったらそれを使って、私が首謀者だって記憶を消そうと思ったのに!」
白銀「最原君を探偵からカメラマンにジョブチェンジしようと思ってたのに!」
最原(なんでだよ!)
白銀「裁判ではせいぜい隅っこでみんなの邪魔をしないよう目立たず陰キャラにさせようと思ったのに!」
白銀「探偵の癖に役立てない能無しをなくそうと思っていたのに~!」
最原(なんでボロクソ言われないといけないんだ…)
白銀「なんでモノクマ裏切るの!私たち仲間でしょ!」
モノクマ「いや~殺害して平気でご飯食べたり、行動がキチな人と一緒にされたくなくて…」
最原(こいつら協調性とか信頼性ガバガバだな)
東条「きっと、キーボ君の殺害も白銀さんがやったのね。行動がおかしかったし。火事にさせたのも白銀さんだわ!」
東条「キーボール発見の時もわざわざ奥の方から取り出していたのも怪しいわ!」
東条「通気口に砲丸がたくさん入っている事も知っていたわ。赤松さんが砲丸たくさん入れたのかもって言っていたのが証拠よ」
東条「あの時点では、彼女は砲丸が一個だけ入っていることしかわからないはずよ。通気口から砲丸を取り出したのは茶柱さんで、まだ砲丸があると知っているのはおかしいわ」
茶柱「確かに!あの赤松さんが入れたって予想のせいで気がつきませんでした!」
最原(でも首謀者なら知って当然だし、犯人とは限らないような…)
東条「放火の際に彼女にはアリバイがないようだし」
最原(それはみんななかったじゃん…)
白銀「待って、キーボ殺害は東条さんがやったの。嘘じゃない!」
百田「やれやれ…ここにきてまた嘘か………往生際が悪いぜ」
アンジー「神様もいい加減諦めろっていっているよー」
夢野「正直、首謀者を捕まえた時点でどっちでもいいわい。こんなところで殺害するのは全て首謀者の責任だしのぅ」
茶柱「嘘はやめてください!男死ならまだしも、みんなの為に尽くす東条さんがキーボさんを殺害するはずありません!」
白銀「嘘じゃない!モノクマ!映像見せてやってよ!」
モノクマ「ええ~そんな映像ないよー。というか面白そうな展開になるから消しちゃった!ゴメンね」
モノクマ「こうしてキーボ殺害事件は闇に葬られるのも悪くないでしょ!」
白銀「ふざけないでよ!私の無実が…」
入間「どうせ、地味眼鏡がやったに決まっているからどうでもいいぜっ!さっさとここから出ようぜ!」
真宮寺「そうだね。首謀者は捕まったし、そんなこと考える必要もないしね」
茶柱「もしかしたら疑心暗鬼に思わせるモノクマの嫌がらせかもしれないですしね」
星「白銀を裏切ったモノクマだが…ありうるかもな」
王馬「…まあ、どっちが嘘でもどーでもいいよ。だって俺たちここを出て友達になるんだもんね!」
茶柱「そうですよ!これで赤松さんが夢見た友達になることが果たせます!」
百田「そうだぜ!こんな白銀の最後の悪あがきを気にしている場合じゃないよな、終一」
最原「…そうだね。」
最原(正直、よく調べれば東条さんが犯人の可能性もでるかもしれない)
最原(でも僕は赤松さんと約束した………『外でみんなと友達になる』と)
赤松『人を殺した人と友達になりたくないよね』
最原(そうだ…ここで真実を暴く必要はない)
白銀「くそう…なんでこんなことに…」
東条「人殺しさんは黙ってもらえるかしら?」
白銀「!ふざけんなこのクソメイド!」
モノクマ「白銀さん、君を裏切った理由はもう一つあるんだよ」
白銀「…それは何?」
モノクマ「ちょっと待って、キーボ君のアンテナを着けてっと。これで外の世界の意見がわかるから」
モノクマ「それでは発表しまーす!これが内なる者達の声でーす!」
『白銀行動不自然すぎるだろ。通気口調査したさすぎるのが丸わかり』
『これからどうなるか楽しみだったのに…白銀暴走でシラけた』
『別に主人公変わった時点でどうでもいい。赤松ちゃんを返せ』
『白銀の行動が常軌を逸している。怖い。天海殴るな。赤松オシオキするな。赤松もどして』
『お前首謀者だろ。ダンガンロンパのゲームさせろや。赤松主人公にもどせよ』
『俺たちの赤松ちゃん返せよ』
『なぜ主人公変えた?赤松好きだったのに』
『シリーズすべてやったけど序章、一章、黒幕がわかる急展開ってなんなの?主人公を赤松ちゃんに戻してよ』
白銀「私あんまり関係ないじゃん!」
モノクマ「これ以上ゲームの黒歴史は作りたくないので勝手なことはやめさせてもらいます!」
モノクマ「やれやれ、一章まではいい出来だったのに……その後の展開を上手くさばけないならやめなよ!」
白銀「赤松さんをオシオキしたのがそんな罪深いことだったの?」
最原「なんだと!赤松さんを馬鹿にするな!」ガッ!
白銀「ちょっと!最原君、殴らないで!」
モノクマ「はいはい!というわけでこの学園生活も終わりー」
モノクマ「みんなも早くこの学園を出てってね、僕はまた新たな学園生活を作るために忙しいしねー」
モノクマ「それじゃ、ばいば~い」
そういってモノクマはどこかへ行ってしまった。
その後、白銀さんは深く反省したようだが僕は一生許さないだろう。
白銀さんは、警察に突き出す事にして、僕たちは才囚学園を後にした。
結局、キーボを殺害した犯人の疑問は残るが僕たちは夢にまで見た学園脱出を果たし、その後友達になった。
東条「やれやれ、赤松さんの依頼を果たす、外の世界の人たちも守る」
東条「両方の依頼が果たせてよかったわ」
東条(キーボ君の件も片付いたし、白銀さんが謎の行動をしてくれて、首謀者がまるわかりで良かったわ)
あとでわかったが東条さんは影の大統領だったらしく、動機の件で凄く悩んでいたらしい。
しかし、キーボ君の事件により東条さんの願いは叶ったのだ。
キーボールは7つ集めると願いが叶うのでは?と真宮寺君が言ったので
キーボ君の遺体として、キーボールをみんなで大切に持ち歩くことにした。
僕たちが会うたびにキーボールを持つ人を決めてその人が大切に保管するのだ。
そう、キーボールが僕たちを引き合わせるアイテムになったのだ。
ありがとうキーボール。さようなら、赤松さん、天海君、キーボ君。
君たちのことは一生忘れないよ。
終わり
これで終わりです。
最後まで読んでくれた方、レスしてくれた方ありがとうございます。
星くんと東条さんは書きずらかったです。
次の話は一章で赤松さん視点になると思います。
もしくは以前のスレでこの人がキーボを殺害場合の話を見たいってレスを見かけるので一人ぐらいは書きたいと思います。
それではしばらくしたらHTML化依頼してきます。
煽り合いがおもしろかった
白銀がウザければウザいほど最後スカッとするのいいね
ところでキーボールの特定はできたのか地味に気になる
>>98 キーボールの特定はできたのか地味に気になる
東条さんが砲丸とキーボールを入れた数をカウントして、何番目にキーボールが入っているかを白銀さんは把握していた、ということでお願いします。
このSSまとめへのコメント
またかよキー坊頃されすぎだろwwww