【艦これ】白露の十番勝負【安価】 (193)

白露「はぁ…」

提督「溜息なんかついてどうした?」

提督「らしくないじゃないか」

白露「実は悩み事があって…」

提督「白露に悩み事?冗談だろ?」

白露「ひどーい!あたしにも悩み位あるし!」

提督「ハハッ…ごめんごめん」

提督「それで悩みって何なんだ?」

白露「実は…」

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白露「今日もあたしがいっちばーん!」ドボーン

江風「………」

白露「ん?どうしたの江風」

江風「いや…なンでもないよ」

白露「その顔は悩みがあると見たね!」

白露「いいからお姉ちゃんに話しちゃいなって!」

江風「聞いて怒ンなよ…?」

白露「大丈夫!絶対に怒らないから」

江風「じゃあ言うけど…」

江風「その『いっちばーン!』って口癖やめたほうがいンじゃねーか?」

白露「えっ…?」

江風「白露型の一番艦として、見本になろうとしてンのか分からないけど」

江風「見てて痛々しいンだ」

白露「ちょ、ちょっと…!あたしは別にそんな…!」

江風「じゃあ聞くけどよ?姉貴が一番なことってなにさ?」

白露「それは…」

江風「すぐ思いつかないンだったら、軽率に言わないほうがいいよ」

白露「そうだね…」

白露「ごめん…先上がるね…」

江風「ン…」

白露「ってことがあって…」

提督「なるほどな…」

白露「江風の言うこと…うすうす自分でも感じててさ」

白露「鎮守府に仲間が増えて…ますます自分が一番なことなんてなくなっちゃうし…」

提督「ナンバーワンよりオンリーワンが大事だと思うけどなあ…」

白露「提督…そんな有名アイドルの歌詞パクって言っても説得力ないよ…」

提督「す、すまん…」

提督「だがいいことを思いついたぞ」

白露「いいこと?」

提督「ああ、白露型のみんなと勝負するんだ」

白露「どういうこと?」

提督「妹たちの得意なことで勝負して…勝てば晴れて白露が一番になれる!」

白露「それって…姉妹の中だけじゃん」

提督「少なくとも江風に分からせればいいんだよ」

提督「それにどんな勝負でも勝てば自身が付くだろ?」

白露「うーん…そうだね」

白露「うじうじ考えてるよりも行動してみる!」

提督「ああ、その調子だ!」

時雨「提督、僕を呼んだ?」

提督「ああ…と言っても用があるのは白露なんだが」

時雨「姉さんが…?」

白露「時雨!あたしと勝負よ!」

時雨「えっ?急にどうしたの?」

提督「実は…カクカクシカジカ」

時雨「シカクイムーブ…ってことだね」

提督「ああ、そういうことだ」

白露「時雨があたしたちのなかで一番だと思うことって何?」

時雨「そうだね…」

安価↓1~3で最大コンマ

時雨が白露型のなかで一番だと思うこと

時雨「そうだね…やっぱり、戦いでの強さかな」

提督「夕立よりもか?」

時雨「うん、断言できるよ」

提督(いきなり難しいのにあたったな…)

時雨「姉さん、やめるなら今の内だよ」

白露「いいよ…今からやろう」

白露「白露型で一番に着任したあたしの実力を見せてあげる!」

【演習場】

提督「ルールはいたって簡単、先に大破したほうの負けだ」

時雨「うん、分かったよ」

白露「あたしもオッケー」

提督「それじゃあ、今から5分後に始める」

提督「それぞれ所定の位置についてくれ」

「「了解!!」」


コンマ判定↓1
白露の戦闘力

コンマ判定↓2
時雨の戦闘力(改二補正+20)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

白露「イテテ…負けちゃった」

時雨「思ったより手こずったよ」

白露「小破しかしてないのに…」

時雨「無傷で済ませる気だったからね」

白露「あたし、そんなに弱くないから!」

時雨「フフッ…冗談だよ」

白露(冗談に聞こえないよ…)

提督「残念だったな」

白露「うーん…あたしにも改二が実装されればなあ」

提督「それはもうしばらく待ってくれ」


十番勝負:一番目
VS時雨 (戦いの強さ) ●

提督「どうする?続けるか?」

白露「当然!次は村雨だよ!」

提督「分かった、呼び出すよ」


村雨「はいはーい!村雨をよんだ?」

白露「村雨!さっそくだけど勝負よ!」

村雨「時雨から話は聞いてるわ」

村雨「私との勝負は…」

安価↓1~3
村雨が白露型の中で一番だと思うこと

村雨「私との勝負は…ズバリ!色気よ」

提督「ブフォッ!」

白露「提督、大丈夫?」

提督「あ、ああ…」

提督(駆逐艦が競うもんじゃないだろ…)

村雨「ふふーん…白露と私じゃ既に大きな差が出来てるからね!」ドタプン

白露「ふ、ふん!色気は胸だけじゃ決まらないよ!」

提督「二人は今着替えている」

提督「それで…お前たちを呼んだのは他でもない」

提督「審査を手伝ってほしいんだ」

愛宕「いいわよ~」

如月「如月におまかせよ」

提督「ああ、助かるよ」

白露「き、着替えたよ…」

村雨「私も準備オッケー」

村雨「ふふ~ん…白露、今からそんな恥ずかしがって大丈夫なの?」

白露「だ、大丈夫だし!」

如月「それじゃあ、お披露目ターイム!」

愛宕「ぱんぱかぱーん♪」


コンマ↓1
提督の評価

コンマ↓2
愛宕の評価

コンマ↓3
如月の評価

十の位が白露、一の位が村雨

合計が高いほうの勝利

提督→白露:9点 村雨:2点

愛宕→白露:9点 村雨:5点

如月→白露:5点 村雨:4点

合計→白露:23点 村雨:11点

村雨「えぇ~!!なんで~!!」

白露「あたしもこんなに大差で勝てるなんて…」

村雨「ちょっと!理由を説明してよ!」

提督「まず…俺は恥ずかしそうにしてる白露にグッと来たんだ」

白露「そ、そう?」

提督「ああ、なんでもオープンにすることが色気じゃないと思う」

村雨「ふーん…」

愛宕「次は私ね~」

愛宕「私もだいたい提督と同じ意見だわ」

愛宕「村雨ちゃんのは…なんとなく作り物に見えるのよ」

愛宕「まだ村雨ちゃんは若いから、自然な魅力をもっと使った方がいいと思うわ」

村雨「…なるほど」

如月「最後は私ね」

如月「私はどちらもいいと思ったわ」

如月「ただ、白露ちゃんはバランスのいい体型をしているのよ」

如月「言った通り、女性の魅力は胸だけで決まるわけじゃないのよ」

村雨「………」

村雨「分かった…負けを認めるわ」

村雨「確かに…3人の言うことはもっともだしね」

白露「やったー!いっちばーん!」

提督「おめでとう、白露」

白露「ありがとう、提督!」

村雨「白露、次は絶対負けないんだから!」


十番勝負:二番目
VS村雨 (色気対決) ○

白露「やった!これで一勝一敗だね!」

白露「この調子でいくよ!」

提督「次は夕立だな」


夕立「提督さん!来たっぽい!」

白露「夕立!あたしと勝負よ!」

夕立「村雨から聞いたっぽい」

夕立「まさか色気勝負で勝つなんて…」

夕立「油断はしないっぽい!」


安価↓1~3

夕立が白露型の中で一番だと思うこと

夕立「鼻の鋭さでしょうぶするっぽい!」

提督「おいおい…マジか?」

夕立「大マジっぽい!」

白露「いいよ…」

白露「白露型の長女としてどんな勝負でも受け付けるよ!」

夕立(今のお姉ちゃん、いい目をしてるっぽい…!)

提督「ルールは簡単だ」

提督「ここに3種類のカレーがそれぞれ入ってる箱がある」

提督「間宮さんのカレー、比叡のカレー、俺のカレーの3種類だ」

提督「今から間宮さんのカレーの匂いを嗅いでもらう」

提督「そしたら、匂いだけでどれが正解か当ててくれ」

提督「ちなみに選んだカレーは全部食べてもらうから気をつけろよ」

白露「なんかバラエティの罰ゲーム見たくなってるんだけど…」

夕立「とにかく、絶対に負けられないっぽい!」

提督「それじゃあ…始め!」

コンマ↓1、2
01~33…間宮さんカレー
34~66…比叡カレー
67~99…提督カレー
00…???

白露「う~ん…これが正解かな?」

夕立「あっ…同じになったっぽい」

提督「ホントにこれでいいか?」

白露「うん、いいよ」

夕立「大丈夫っぽい!」

提督「それじゃあ…二人が選んだ箱は…!」

提督「じゃん!俺が作ったカレーでした!」

白露「えぇー、これだと思ったのに…」

夕立「うぅ…調子が悪かったっぽい」

提督「両方不正解で引き分けだな」

白露「なんか不完全燃焼なんだけど」

夕立「夕立も~」

提督「と言ってもな…」

提督「再戦してもいいが…別の内容でまた今度やってくれないか?」

白露「…分かった、この勝負はお預けね」

夕立「次は絶対に勝つから、首を洗って待ってるっぽい!」


十番勝負:三番目
VS夕立 (嗅覚勝負) △

白露「まさか夕立があんな勝負を申し込んでくるとはね~」

提督「改二になって、犬っぽくなったと想ってたがここまでとは…」

提督「ん…?もしや時雨も?」

白露「あー、そう言えば、提督の匂いを嗅いでさっきまで近くにいた人を当てたのを見たかも」

提督(こ、怖いよぉ…)

提督「さて…気を取り直して…」

白露「次は春雨ね」

提督「春雨…まず、遠慮して勝負を受けないきがするな」

白露「大丈夫、あたしが説得して見せるから」

提督「本当か?」

白露「うん、秘策があるんだ」

提督「へぇー、どんな?」

白露「秘策だから秘密に決まってるでしょ」

安価↓1~3
春雨が仕掛ける勝負

春雨「春雨、ただいま参りました」

白露「多分もう知ってると思うけど…勝負よ!春雨!」

春雨「あ、あの…どうしてもやらなきゃダメですか…?」

春雨「春雨は白露姉さんのことを尊敬してますし…」

白露「ダメよ、それに…」

白露「勝ったほうが提督とデートできるって…」ゴニョゴニョ

春雨「えっ…!?」

白露「どう?これでもやる気でない?」

春雨「いえ…全力でいきます…

途中送信すまん


白露「どう?これでもやる気でない?」

春雨「いえ…全力で行かせてもらいます…!」

提督(白露のやつ…何を言ったんだ…?)

提督「まあ乗り気になったのなら良し」

提督「春雨は何で勝負するんだ?」

春雨「リーダーシップです…!」

提督「リーダーシップ…?」

春雨「司令官、自分で言うのもなんですけど…」

春雨「白露型は私と海風がいないとまともに回らないです」

提督「そうなのか?」

白露「あはは…ほら、個性的なのがあたし達のウリだし…」

春雨「いつも遠征の時には私がさりげなく、まとまる様にしているんです」

提督「苦労してるんだな…」

提督「分かった、それじゃあ勝負の方法だが…」

提督「今から二人には別々の部隊で遠征に行ってもらう」

提督「お前たち二人がそれぞれの旗艦だ」

提督「評価は隊の娘たちの感想できめる」

春雨「分かりました」

白露「りょーかい」

白露「あ、それじゃあ今日の勝負はこれでおしまい?」

提督「ああ、続きは明日だ」

明日じゃなくて後日だわ

脳内補完お願いします

春雨編はやるよ~

【数日後…】

白露「帰投しました~」

春雨「同じく、春雨帰投しました」

提督「二人ともお疲れさま」

提督「さて、さっそくだが隊の娘たちに感想を聞こうか」


コンマ↓1
遠征に出た睦月型達の感想

コンマ↓2
遠征に出た天龍・龍田の感想

コンマ↓3
遠征の成果

十の位が白露、一の位が春雨、合計が大きいほうの勝利

白露組:睦月、弥生、皐月、文月、天龍

提督「白露の指示はどうだった?」

睦月「睦月たちの意見は特にないにゃしぃ」

提督「ない?」

弥生「いつも天龍がやってるのと違いなかったから…」

皐月「うん、なんかいつも通りな感じ」

天龍「オレも同意見だ」

提督「なるほどな…それで成果も普段と変わりなしと」

春雨組:如月、卯月、水無月、長月、龍田

提督「春雨の様子はどうだった?」

如月「すごくよかったわ」

卯月「いつも天龍や龍田はうーちゃん達の意見を聞かないぴょん!」

水無月「話を毎回聞いてくれてすごい良かったと思う」

長月「ああ、毎回こうだといいと感じた」

提督「なかなか高評価みたいだな」

龍田「私はあんまり好きじゃないわ」

提督「なぜだ?」

龍田「旗艦と言う立場は指示を出してみんなを引っ張る立場でしょ?」

龍田「その人が隊の娘の話ばかり聞いていたら、いつまでたっても進まないわ」

提督「なるほど…確かに成果はいつもより少しばかりすくないな」

提督「結果は…白露の勝利だ」

白露「やったー!!」

春雨「そ、そんな…」

提督「選んだ勝負がちょっと悪かったな」

提督「自我が強い白露型をまとめるのには春雨みたいなタイプがピッタリなんだろうけど」

提督「みんなを引っ張る立場なのは白露みたいな猪突猛進がいいんだろう」

春雨「確かに…いつもみんなで何かやるときは白露姉さんが最初に案を出してました」

白露「提督…それ褒めてるの…?」


十番勝負:4番目
VS 春雨 (リーダーシップ対決) ○

戦績
2勝1敗1分

今日はここまで

更新するよー

白露「いやぁー、白露型の長女としての面目を保てて良かった~」

提督「そうか…?」

白露「どうであれ勝ちは勝ちだから!」


提督「で、次は五月雨か」

白露「あたしの次に来た娘だね」

提督「真面目なんだが…あのドジにはたびたび悩まされてな」

白露「へぇー、例えば?」

提督「転んだ拍子に熱々のお茶をかけられたり、股間に頭突きがhitしたり…」

白露「うわあ…」

提督「よく転ぶのは、あの長い髪の毛に引っかかってるせいじゃないかと思うんだが」

白露「さすがにそれは…ないよね?」

提督「と、いうわけで…どうなんだ?」

五月雨「か、髪の毛のせいじゃないです!」

五月雨「自分では気を付けてるつもりなんですけど…気が付いたら転んでいて…」

白露(それもう病気なんじゃ…)

提督「まあ、気を付けてるなら問題ない」

提督「それで勝負の件だが…」

五月雨「は、はいっ!えと、白露型の中で一番と思うことですよね?」

白露「うん、それであたしと勝負して!」

五月雨「えっと、私は…」


安価↓1~3で最大コンマ
五月雨が得意なこと

五月雨「私は…料理で勝負します」

提督「そうなのか?その割には見たことないけど…」

五月雨「そ、それは…運んでる途中に転んじゃって…」

提督「あぁー…」

白露「厨房で出来立てを渡せば問題ないでしょ」

提督「そうだな」

提督「じゃあ早速厨房に行こう」

【厨房】

白露「提督、ルールはどうすんの?」

提督「そうだな…オーソドックスにカレーを作って貰おうか」

五月雨「分かりました、期待してくださいね♪」

白露「オッケー、特製カレーを食べさせてあげる!」

コンマ↓1
白露のカレーの出来

コンマ↓2
五月雨のカレーの出来
ゾロ目でドジって勝負無効

白露「出来たー!いっちばーん!」

提督「おお、結構早いな」

白露「早くても美味しいのがあたしのカレーだよっ」

提督「五月雨のほうはどうだ?」

五月雨「もう少しかかるので、待っててください」

提督「出来たら呼んでくれ」

提督「俺が運ぶから」

五月雨「さすがにこの距離じゃ転ばないですよ…」

提督「い、いや…念には念を入れようと思って…」

五月雨「お待たせしました」コトッ

提督「おお!美味そうだな」

提督「では…いただきます」ハムッ

提督「………」モグモグ

五月雨「どうですか…?」

提督「うん、美味しい」

提督「何て言うか、『これぞカレー!』っていう味だ」

五月雨「えへへ…喜んでくれたのなら嬉しいです」

提督「じゃあ…次は白露のを…」パクッ

提督「………」モグモグ

白露「ど、どう…?」

提督「 う ま す ぎ る ! 」

提督「さっさと出してきたからあまり期待してなかったが…」

提督「まるで高級レストランで出されたような味がする!」

五月雨「そ、そんなにですか…?」パク

五月雨「ほんとだ…!私のよりもずっと美味しい…」

白露「ふふんっ、すごいでしょ~」

提督「というわけで…白露の勝ちだ」

白露「やったね!2連勝だよ!」

五月雨「完敗です…まさか白露姉さんがこんなに料理上手だったなんて…」

提督「五月雨のも美味かったぞ」

五月雨「ありがとうございます」

五月雨「でも…今日からもっと美味しいカレーを出せるように研究します!」

提督「お、おい…料理人じゃないんだからそんなに熱くならなくても…」

十番勝負:五番目
VS 五月雨 (料理) ○

戦績
3勝1敗1分

白露「五月雨、すごい勢いで部屋に戻ってたけど…」

提督「まさか今からスパイスの研究でも始めるのか…?」

白露「ああ…ありそう」

白露「何事にも真面目で熱心だから」

提督「ハマると極めたくなるタイプなのか」

提督「さて、次からは海風達…改白露型のメンバーだな」

白露「改白露型一番艦なんて名乗ってるけど…あたしは認めないよ!」

提督「どうしてだ?」

白露「姉妹の中に長女は二人もいらないからね!」

提督(どっちかと言うと海風の方が長女っぽい気がするが…)

海風「提督、海風をお呼びですか?」

提督「ああ、と言ってもなぜ呼ばれたのかは分かってるだろうが…」

白露「海風、長女の座をかけて勝負よ!」

海風「え、えっと…?」

提督「どうやら改白露型一番艦と名乗ってるのが気に入らないらしい」

海風「そういうことですか…」

白露「あたしが勝ったら白露型七番艦と名乗ること、いい?」

海風「いいでしょう…でも、負ける気はさらさらないですよ…!」

提督(海風も改白露型ということに誇りを持ってるわけだな)

安価↓1~3
海風が白露型の中で一番だと思うこと

海風「そうですね…長女らしく、どれだけ妹たちの面倒を見れているかで勝負しましょう」

白露「白露型をまとめる長女のあたしにそんな勝負を仕掛けるなんてね…!」

海風「白露姉さんはただ前を走ってるだけです」

海風「まとめてるのはこの私、海風です…!」

提督(おお…既にとてつもない火花が見えるぞ…)

提督「二人とも、そろそろルールを決めるぞ」

提督「というわけで、お前たちに協力してほしいんだ」

涼風「がってんだぁ!あたいにおまかせだぃ!」

山風「……頑張る」

江風「ンー…いいけど、海風の姉貴が有利じゃねーか?」

提督「別にいいんだよ、もともとそいう勝負なんだし」

提督「もしかして、白露に行ったこと気にしてんのか?」

江風「まあ…言い過ぎたかなって」

提督「大丈夫だ、白露はそんなことでへこたれるようなやわな奴じゃない」

江風「そうか…なら、しっかり評価させてもらうぜ」

提督「というわけで、二人の共通の妹であるこの三人が審査員だ」

海風「いいんですか?随分と私に有利だと思いますが」

白露「ふーん…かなり自信があるみたいだね」

海風「当然です」

海風「この三人のことは誰よりも分かってますから」

提督「それじゃあ一人ずつ聞いてくぞ~」

コンマ↓1
山風の評価
海風に+1

コンマ↓2
江風の評価

コンマ↓3
涼風の評価
海風に+1

十の位が白露、一の位が海風

補正はボイスでの言及の有無(江風は打ち消し合ってます)

提督「まずは山風から」

山風「えっと……あたしは海風姉のほうが……」

白露「えー、何でよー」

海風「そういうとこです」

海風「山風には姉さんのノリはキツいんですよ」

山風「そ、その……ごめんなさい……」

白露「あたしこそ、これから気を付ける」

提督「じゃあ次は江風」

江風「白露の姉貴だな」

海風「うそ…あんなにお世話してるのに…」

江風「ちょっとしつこいンだよ…」

江風「海風の姉貴は江風たちに構いすぎなンだ」

江風「自分のことを後回しにしてンの気づいてンだぞ」

白露「ほら、構いすぎもよくないんだよ」

海風「うぅ…これはかなりショックです…」

提督「じゃあ、最後は涼風」

涼風「あたいは…海風だな」

白露「ちょっと!あたしの方が付き合い長いじゃない!」

涼風「何て言うか…関係が離れすぎてて実感わかないんだよね…」

海風「ほら、やっぱり私の方が長女力が高いですね♪」

白露「くそー…一番負けたくないことで負けた…」

十番勝負:六番目
VS 海風 (長女力) ●

白露「むー!悔しいい!!」

提督「おいおい…そんなに怒るなよ…」

白露「だって…『これからは改白露型じゃなくて海風型ですねっ♪』…って」

白露「許せなーい!」ジタバタ

提督「負けたからしょうがないだろ」

白露「でも、あんなドヤ顔で言われた…ねぇ」

提督「さて、気分は戻ったか?」

白露「うん…次は山風だし、落ち着かなきゃね」

提督「分かってるじゃないか」

提督「それじゃあ呼んでくるぞ」


山風「あたし……棄権したいんだけど……」

白露「じゃあ、あたしの不戦勝だね~♪」

山風「もうそれでいいよ……」

提督「山風、勝ったら間宮さんのとこに連れてってやるぞ」ゴニョゴニョ

山風「オムライス……食べていい…?」

提督「ああ、他のものでも何でもいいぞ」ゴニョゴニョ

山風「分かった……やる」

白露「お、やる気になった?」

山風「うん…絶対に負けない…」

安価↓1~3
山風が白露型の中で一番だと思うこと

提督「それで山風は何で勝負するんだ?」

山風「えっと……マリオカート…」

白露「なんか今までやった勝負と一味違う感じだね」

提督「得意なのか?」

山風「うん……いつも部屋でやってる……」

白露「そうなの?じゃあ今度みんなでやろうよ!」

山風「えと…その…考えとく……」

【山風の部屋】

提督「お、s○itchじゃないか」

白露「これ一番新しい奴じゃん♪」

山風「うん…発売日に買った…」

提督(今度、望月や初雪辺りを紹介してみるか)

提督「じゃあ二人で始めてくれ」

白露「そうだ!提督も一緒にやろうよ!」

白露「で、あたしたちが買ったら間宮アイス奢って!」

提督「別にいいが…」

提督「俺もマリカは結構強いぞ?」

提督「山風もそれでいいか?」

山風「うん…大丈夫…」

コンマ↓1
白露の結果

コンマ↓2
山風の結果

コンマ↓3
提督の結果

大きいほど良い

3…2…1…GO!

山風「…!」ググンッ

白露「うそ、はやっ…!」

提督(同じスタートダッシュでも練度が違うな…)グンッ


白露「トゲゾーでも食らえ!」

山風「………」ダッシュキノコ

白露「避けれんのアレ!?」

提督(それは俺でも無理…)


山風「よし…」一位

提督「山風、相当やりこんでるな」二位

白露「うぅ…二人とも強すぎ…」六位

山風「提督……早く間宮行こ……」クイ

提督「いいぞ、デザートに間宮アイスもつけてな」

山風「やった…」キラキラ

白露「ちょ、ちょっとあたしは…」

白露「行っちゃった…」ポツン

十番勝負:七番目
VS 山風 (マリカ勝負) ●

戦績3勝3敗1分


白露「ひどーい!あたしを無視して行くなんて!」

提督「いや…だって白露負けたじゃん…」

白露「提督も本気出さなくてもいいじゃん!」

提督「勝負事には手を抜かない質なんで」

提督「さて、次は因縁の相手だな」

白露「江風めぇ…絶対にギャフンと言わせてやる!」

江風「随分元気になったンだな…白露の姉貴」

白露「江風…あんたには絶対に負けないから」

江風「江風もあンな大見得切ったし絶対に勝ってやる!」

提督「どうどう…始まる前からヒートアップしすぎだ」

提督「で、江風は何で勝負すんだ?」

安価↓1~3
江風が白露型の中で一番だと思うこと

江風手厳しすぎワロタ

白露改二実装されてないから却下でホラー耐性にするよ

江風「そりゃあ…改二のカッコよさだな!」

白露「ふーん…そう、そんなこと言うんだぁ…」ユラァ

江風(やべっ…からかい過ぎた!)

白露「うん、江風の勝ちでいいよ」

白露「でも二度と妹だと思わないから」

江風「待て!じょ、冗談だよ!」

白露「冗談でも言っていいことと悪いことがあるでしょ?」

江風「分かった、謝るから…」

江風「ごめン…白露の姉貴…」

白露「もうそんな意地悪しないでよ」

江風「わ、わかったよ…」

提督「改めて何で勝負するんだ?」

江風「そうだな…ホラー映画の耐性とか?」

白露「結構見てるみたいね」

白露「山風が頻繁に誘ってきてうんざりしてるって聞いたけど」

江風「結構面白いのに山風の姉貴、絶対に見ようとしないンだ」

提督(山風に見せようとするのは酷だろ…)

白露「分かったそれならいいよ」

提督「さて、今から俺たちが見るのはさっきTSU○AYA借りてきた映画だ」

提督「二人とも見たことないよな?」

白露「うん、あたしは普段見ないし」

江風「これ江風が見たかったやつじゃン」

江風「提督、分かってるねぇ」

提督「それじゃあ見る前にこれを付けてくれ」

白露「なにこれ?」

提督「脳波を計る装置だ」

江風「なるほどなっ、これでビビった回数を計る気だろ」

提督「そうだ」

提督「二人ともつけたな?それじゃ見るぞ」

コンマ↓1
白露のビビった回数

コンマ↓2
江風のビビった回数

コンマ↓3
提督のビビった回数

提督「ふぅ…かなり面白かったな」

白露「ちょっと…これ怖すぎ…」

江風「だらしねーなぁ、江風はこれくらいよゆーよゆー」

提督「じゃあ結果見てみるぞ~」


白露:74回
江風:85回
提督:03回


白露「よゆー(笑)」

江風「そ、そンなバカな…!」

白露「あれれ~?本当は怖かったんだね~?」

白露「お姉ちゃんの胸で泣いてもいいんだよ?」ドヤァ

江風「こ、これは罠だ!陰謀だ!」

提督「おいおい…セッティングは俺がやったんだぞ?」

江風「提督の3回ってのもおかしンだよ!」

提督「提督たるもの常に落ち着いてないといけないからな」

提督「これくらいじゃビビってられん」

提督「まあ…3回もビビってしまったが」

白露「さすが提督だねっ♪」

白露「それに比べて…ククッ」

江風「こ、こンの…姉貴めぇ…」プルプル

白露「まだ怖くて震えてるの?抱きしめてあげよっか?」ニヤァ

江風「…殺す!」ギン

提督「ば、馬鹿!こんなところで艤装展開するんじゃ…!」

江風「おらあっ!!」シュバッ


ドカーン!!

提督「ゲホッ…どうなった…?」

執務室「」大破

提督「お…お前ら~!!!」

提督「罰として鎮守府全体の掃除一ヶ月だ!!!」

白露「バ、バカ江風!あんたのせいであたしまで…」

江風「ふンだ!江風をからかった罰だ!」

提督「いつまで喧嘩してるんだこのバカたれども!!」

十番勝負:八番目
VS 江風 (ホラー耐性勝負) ○

戦績4勝3敗1分


【穴あき執務室】

提督「また段ボールにお世話になるとはな」

白露「ごめんね…」

提督「掃除、ちゃんとやれよ」

白露「はーい…」


提督「で、とうとう最後か」

白露「涼風だね」

提督「海風の対決でボロクソに言われてたけどな」

白露「勝負に勝ってお姉ちゃんっぽいところ見せたげるんだから!」

涼風「へぇ…あたいに勝てるとでも?」

白露「涼風…!」

涼風「あたいはトリだからね」

涼風「当然準備も万端だぃ!」

白露「へへん、そんなときでも勝つのがお姉ちゃんだよ!」

涼風「そうかい、じゃあこれで勝負だ!」

安価↓1~3
涼風が白露型の中で一番だと思うこと

涼風「白露型クイズで勝負だ!」

白露「いいね!最後らしい勝負だし!」

提督「俺が出せばいいのか?」

白露「大丈夫だよ」

涼風「あたいの本気、見せたげるぅ!」

提督「では第一問」

提督「ボイスで姉妹に言及してない白露型は誰?」

コンマ↓1
白露の答え

コンマ↓2
涼風の答え

50以上で正解

もちろんみんなは分かるよね?

白露「えっと…夕立だね」

涼風「夕立と白露だぁ!」

提督「正解は…」

提督「夕立だけだな」

白露「やったあ!」

涼風「うぇ…いつの間に…」

提督「白露は節分で村雨に言及してるからな」

涼風「かぁーっ!忘れてた!」

提督「後二問だぞ」

提督「第二問」

提督「白露型の中で雷装が最も高いのは誰?」

コンマ↓1
白露

コンマ↓2
涼風

50以上で正解

白露「これは簡単!夕立でしょ」

涼風「えっと…夕立じゃなくて…江風!」

提督「正解は…」

提督「江風だな」

白露「うっそだー!」

涼風「白露、江風が改二になったときに自慢したの忘れたのかい?」

白露「あ…そう言えば言ってた気がする…」

提督「じゃあラスト三問目!」

提督「問題」

提督「お昼ご飯を作ってくるのは誰?」

コンマ↓1
白露

コンマ↓2
涼風

50以上で正解

これもわかるよね?

白露「えっと…海風と春雨?あれ?」

涼風「海風と山風だろ」

提督「正解は…」

提督「海風と山風だ」

白露「えーっ?春雨じゃなくて山風?」

提督「海風はカレーうどんを、山風はおにぎりを作ってくれる」

提督「春雨は昼は外食だ」

涼風「あたいのほうが白露型のこと分かったるみたいだね」

白露「そんな~…これじゃ面子丸つぶれだよ…」


十番勝負:九番目
VS 涼風 (白露型クイズ) ●

戦績 4勝4敗1分

白露「はぁ…結局勝ち越せなかった…」

白露「引き分けってなんか一番複雑ぅ…」

提督「まだ終わってないぞ」

白露「でも、もう全員と対決したじゃん」

提督「白露、まだ自分と対戦してないじゃないか」

白露「え?」

提督「どうだ?この戦いを経て自身はついたか?」

提督「前の自分より良くなったってはっきり言えるか?」

白露「そうだね…」

コンマ↓1~3
合計が50以上で勝利

白露「うん…!言えるよ!」

白露「前のあたしよりずっと良くなってる!」

提督「それでいい、白露の良さはそういうところなんだから」

白露「もしかして…最初からここまで考えてたの?」

提督「さあな」

白露「なにそれ、カッコつけちゃって」

白露「でも…ありがとう!」

白露「これからも一番を目指し続けるから!」

~END~

白露いいよね

白露、ひいては白露型の良さが皆さんに伝わったら幸いです

それではありがとうございました

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