夢の中
神「うむ。それを君にあげようと思う」
いろは「いや、そんなしょーもない能力貰っても困るんですけど」
いろは「神様ならもっといいのないんですか。どんな男も落とせる能力とか」
神「いや、それはちょっと無理だな。今はこれが私の精一杯だ」
いろは「ていうかわたし、普段あんまり飲まないんですよね。いろはす」
いろは「飲むとからかわれるし」
神「とりあげるから、有効活用してほしい」
いろは「だいたいなんで先輩限定なんだろ。先輩にわたしのキス顔みられるとか、キモいじゃないですか」
神「あと、使い続ければレベルも上がるぞ。レベル2では感触も伝わるようになるとか、そんな感じでな」
いろは「いや、使わないですから」
神「それならそれでもいい。一週間使わないようなら、能力は回収する」
いろは「はいはい。ま、いろはす飲まなきゃいいだけだもんね」
翌日
いろは「こんにちはー」
八幡「また来たのかお前……」
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とにかくあげるから、の、にかくが消えたようでsy
いろは「なんですか。わたしが来て嬉しくないんですか先輩は」
八幡「おう」
いろは「そういうこと言うとほんとにもう来てあげないんですからね」
八幡「別に俺はそれでも構わんが」
いろは「で、二人はどうしたんですか?」
八幡「ちょっと用があるらしくてな。今いるのは俺だけだ。いつ帰ってくるかは知らん」
いろは「へー。そうなんですか」ゴソゴソ
いろは(ほんとは狙って来たんだけどね。さて。テストテスト)ゴトッ
八幡「お前それ……いろはすがいろはすって」
いろは「は?」
八幡「や、お前がいろはす持ってくるって珍しいなって」
いろは「たまにはいいかなって思っただけです。受け狙いとかじゃないんで」
いろは「だからさっきみたいなの寒いだけですから、もう二度と言わないでくださいね」
八幡「わかったよ」
いろは(もう。こういう話になるから嫌なんだよね)
いろは(それなのに持ってくるとか、わたしもちょっと期待しすぎかな。夢なんかで)
いろは(でもなんか、妙に現実感がある夢だったし。ちょっと試してみるくらいいいよね)
いろは(先輩は……もう読書に戻ってるし)ムー
いろは(わたしと二人きりって、意識とかしないのかなあ)
このSSまとめへのコメント
続きはよ
はよ