いろは「わたしがいろはすを飲む度に先輩の脳裏にわたしのキス顔が浮かぶ能力?」 (27)

夢の中

神「うむ。それを君にあげようと思う」

いろは「いや、そんなしょーもない能力貰っても困るんですけど」

いろは「神様ならもっといいのないんですか。どんな男も落とせる能力とか」

神「いや、それはちょっと無理だな。今はこれが私の精一杯だ」

いろは「ていうかわたし、普段あんまり飲まないんですよね。いろはす」

いろは「飲むとからかわれるし」

神「とりあげるから、有効活用してほしい」

いろは「だいたいなんで先輩限定なんだろ。先輩にわたしのキス顔みられるとか、キモいじゃないですか」

神「あと、使い続ければレベルも上がるぞ。レベル2では感触も伝わるようになるとか、そんな感じでな」

いろは「いや、使わないですから」

神「それならそれでもいい。一週間使わないようなら、能力は回収する」

いろは「はいはい。ま、いろはす飲まなきゃいいだけだもんね」


翌日

いろは「こんにちはー」

八幡「また来たのかお前……」

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とにかくあげるから、の、にかくが消えたようでsy

いろは「なんですか。わたしが来て嬉しくないんですか先輩は」

八幡「おう」

いろは「そういうこと言うとほんとにもう来てあげないんですからね」

八幡「別に俺はそれでも構わんが」

いろは「で、二人はどうしたんですか?」

八幡「ちょっと用があるらしくてな。今いるのは俺だけだ。いつ帰ってくるかは知らん」

いろは「へー。そうなんですか」ゴソゴソ

いろは(ほんとは狙って来たんだけどね。さて。テストテスト)ゴトッ

八幡「お前それ……いろはすがいろはすって」

いろは「は?」

八幡「や、お前がいろはす持ってくるって珍しいなって」

いろは「たまにはいいかなって思っただけです。受け狙いとかじゃないんで」

いろは「だからさっきみたいなの寒いだけですから、もう二度と言わないでくださいね」

八幡「わかったよ」

いろは(もう。こういう話になるから嫌なんだよね)

いろは(それなのに持ってくるとか、わたしもちょっと期待しすぎかな。夢なんかで)

いろは(でもなんか、妙に現実感がある夢だったし。ちょっと試してみるくらいいいよね)

いろは(先輩は……もう読書に戻ってるし)ムー

いろは(わたしと二人きりって、意識とかしないのかなあ)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月14日 (日) 02:57:23   ID: ZnRuea7L

続きはよ

2 :  SS好きの774さん   2017年05月29日 (月) 16:47:12   ID: FiUcqkjX

はよ

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