モバP「佐々木千枝 10年後の誘惑」 (19)
アイドルマスターシンデレラガールズの佐々木千枝のR18SSです。
佐々木千枝 アイドル活動10周年記念ライブは大盛況のうちに終わった。
その日のうちにできることは全て片付け、俺と千枝は宿へと戻る。
宿と言っても単なるビジネスホテルだが、もう時間も遅いし、あとは寝るくらいしかすることもない。
いずれ関係者を交えた盛大な打ち上げが行われるであろうから、贅沢はその時まで取っておこう。
などと考えながら自室で荷物を降ろしてラフな服に着替えていたら、千枝から連絡が入った。
一大イベントを終えて興奮冷めやらぬ中、一人でいるのが落ち着かないらしい。
今夜、2人で小さな打ち上げをやりたいから部屋に来て欲しい、とのことだった。
こんな夜に、男が女の部屋に行くなんて……と思わなくもないが。
もう千枝と俺とは10年来の付き合いで、男女というよりは相棒、戦友、親子のような関係だ。
大仕事を終えたアイドルをねぎらいに行くくらいは、良いだろう。
そう思って、自室を出た。
千枝の部屋は同じ階にある。
流石に同室ではないとはいえ、アイドルと担当Pの寝る部屋がこんなに近くて良いのかと、何年か前ならそう思ったことだろう。
しかし10年も一緒に働いていて、千枝の両親とも何度も懇談を重ね、信頼関係も盤石である。
今更、変な遠慮など不要だ。
もちろん今日が区切りというわけでもない……千枝にはまだまだアイドルとして働いてもらえるだろう。
扉をノックすると、すぐに出迎えてくれた。
「あ、どうぞ……入って下さい」
白いブラウスに灰色のスカートを合わせた、リラックスした雰囲気の千枝。
テーブルには簡単なつまみやお酒が用意してある。
いつの間にこんなものを。
近くで買ってきたのだろうか。
千枝は酒豪というわけでもないが、飲酒自体は割りと好きらしく、他のアイドルや俺を誘うこともしばしばあった。
ホテルの部屋で二人きりで、というのは流石に今回が初めてだが、別に、何が変わるわけでもあるまい。
イベントの成功を祝して乾杯した。
しばらく談笑してグラスを傾けていると、疲れのせいだろうか、普段よりも数段早く酔いが回ってきた。
そんなに強い酒でもなさそうだが、ここの所忙しかったせいだろうか。
千枝の方を見ると、やはりあちらも頬を染めてフワフワした雰囲気。
ぼうっとした熱っぽい視線をこちらに向けてきている。
清楚系もセクシー系も大得意な21歳の現役アイドルが男に向けていい視線ではない。
咎めようかとも思ったが、頭がグラグラして考えがまとまらない。
ゆっくりと千枝がこちらににじり寄ってくる。
何か言っているようだが、声が小さくて聞こえない。
おかしい、なんだこの雰囲気は、こんなの今まで一度も無かった。
立ち上がって自室に帰ろうとしたが、脚がもつれてへたり込んでしまう。
手に手を重ねられて、身動きがとれない。
まぶたが落ちてくるのを止められない。
うっとりした感じの千枝の表情を見ながら、俺は失神した。
それからどのくらい時間が経ったのだろう、はっと目覚めたときには深夜だった。
気がつくとベッドの中で、ここは自室かとも思ったが、隣に千枝がいる。
乱れたシーツと掛け布団、ベッドの上に千枝と二人きり。
一瞬寒気に襲われたが、よくよく見るとお互い服を着ている。
多少乱れてはいるが、無理やり脱がされた形跡も無い。
お互い酔っ払って、ベッドに倒れ込んだということだろう。
良かった……酒の勢いで担当を襲ったなんてことになったら失職不可避だし、それに千枝にどれだけ悲しまれるか。
何年もかけて築き上げた信頼も壊れるのは一瞬。
二人共、普段はこんなすぐに酔って昏倒するなんて無いのに、おかしなことだが。
誤ちを犯さずに済んで、九死に一生と言ったところか。
ほっと胸をなでおろし、ともかくベッドから出ようとした。
気づかれないまま自室に戻れば、千枝も今夜のことを忘れてくれるかもしれない。
まだアルコールが残っていて動きの鈍い頭を振りながら身体を起こそうとして、そこでやっと千枝が俺の左腕に抱きついているのに気づいた。
これでは出られない。
起こすべきか? いや、しかしこの状況はまずかろう。
驚かれて嫌われるかもしれないし、最悪レイプ犯扱いされるかも。
酔った頭で名案が思い浮かぶわけもなく、仕方なく様子見することにした。
そのうち寝返りでも打ってくれれば、自然と解放されるかもしれない。
そうすれば、あとはそっと出ていくだけで万事済む。
……と、楽観的に考えていたのだが。
千枝の規則正しい寝息が肌に降り掛かって、どうにも落ち着かない。
こうしてみると、本当に千枝は美人さんだ。
小学生時代と比べて、背は伸びたし体つきも本当に女らしくなって、万感の思いだ。
均整の取れたスタイル、引き締まった四肢、涼しい目元、ふとした瞬間に見せる何処か背徳的な雰囲気。
すうすうという静かな呼吸、それに合わせてかすかに動く胸。
結城晴のような片手に余る爆乳、と言うにはやや足りないが、それでもなかなか膨らんだ胸。
普段はあまり露出度の高い衣装を着ないせいか、たまに水着になったりすると見る人みなを驚かせるギャップの塊。
橘ありすなんかは影で「裏切り者」呼ばわりしてるんだそうだ。
なんて、いくら寝てるからって胸ばっかりじろじろ見ていちゃいけないね。
普段は千枝のこと、こんな風には見ないんだが。
ベッドの上でくっついていると、どうしてもね。
酒のせいだろうか、変に衝動的になりそうなのを努めて無視する。
しかしそれにしても千枝の寝顔は可愛い。
アイドルとして活動している間は落ち着きのある大人の女性で、二人きりの時はちょっと子供っぽいところを見せたりもする千枝。
眠っていると、11歳の時と何も変わっていないように思えてしまう。
小さな唇がかすかに動いて、聞こえるか聞こえないかくらいの囁き声で俺の名前を呼んだ。
どんなドラマで演じたよりも艶めかしい囁き声。
反射的に体をこわばらせてしまったが、寝言か。
目を閉じたまま、動こうともしない。
かすかに身動きして、一層強く腕に抱きついてきて、谷間が見えそう。
目を離せない、本能が昂って押さえ込む理性が弱められている。
いや、千枝はもう21だが、とは言え俺から見たらまだまだ子供。
さっき名前を読んだのも媚態なんかじゃなく……むしろ親に甘えるような反応だろう。
そうに違いない。
背中でも叩いて、あやしてやろうか。
情欲を紛らわそうと、強いて父性的になろうと、そんなことも試してみた。
とんとんと優しく背中を叩く。
子守の経験はないが、案外うまくできているんじゃないだろうか。
穏やかな微笑を見るに、起こす心配も無さそう。
が、しかし。
叩いている俺の指先、服越しに千枝の身体の柔らかさを感じ取ってしまうと、もう父性なんて吹っ飛ぶ。
こんな肉体が子供なはずはない。
一気に頭に血が上って、離れられなくなりそう。
可愛い千枝。俺の大事なアイドル。千枝そのものが俺のライフワーク。
こんなに無防備で愛おしくて、触るのをやめられない。
背中を少し触り続けて、華奢な肩や首筋にも触れてみるが、それでも目を覚ます気配は無い。
もし今起きられたら完全に痴漢扱いだ。
服の胸元がひらりとめくれ、谷間が大きく露出される。
ブラウスの裾も翻って、へそも見えてしまって、上半身が半裸。
まるで誘い込まれるように、ためらいもなく、俺は千枝の服の下に手を差し入れた。
ピンクのブラは緩んでいて、簡単にずらすことができる。
押し上げて、レースの可愛い下着から解き放ってやると、乳房がぷるんとする。
汗ばんでいて今にも透けそうな、むちむちふわふわの胸を触ると、悩ましげな溜息。
手に力を込めると、靭やかな肉が強く反発してくる。
思わず強く握ってしまうほどピチピチの肉。
まさかまだ成長途中なのか、いやそんなはずはあるまい。
ムニムニしていて、柔らかくて、しっかり成熟した感もある胸。
若々しくてハリがあって、これが佐々木千枝のおっぱいか。
しばらく夢中で揉んでいると、千枝の眼がゆっくり開きそう。
しかし、半眼になったかと思うとまたすぐ閉じて、聴き逃しそうなくらいかすかな声で、言った。
「……いいですよ」
その、ほんの短い誘惑の声で、俺の理性は完全に切れた。
よく膨らんで、それでいて全然垂れそうもないキレイなおっぱい。
もっと強く揉んで脂肪越しに乳腺を刺激。
コリコリした乳首を手のひらで潰すと少しずつ呼吸が荒くなる。
胸元に汗が浮いていて、そんな匂いにすら煽られてしまう。
ブラウスのボタンも外し、フロントホックのブラを投げ捨て、仰向けにして押し倒す。
体を動かすと乳もゆさっと揺れて俺を誘う。
白い肌の上、控えめに紅潮した乳首に吸い付いて、出るはずもない母乳をせがむ。
小さい乳輪と膨らんだ乳首を唇で挟んで優しく甘噛みすると苦しそうな声。
それでも逃れようとせず、ただされるがまま。
誘ってるのか、もっとしてほしいのか、そうなんだろう。
股の方からくちゅっという水音が聞こえたのは、気のせいだろうか。
幻聴だって構わない、いまさら止まれはしないんだから。
スカートを捲り上げてブラとおそろいのピンクのパンツをずらす。
ほんの少し濡れてるように思えるが、確かめる余裕も無い。
もう俺は目の前の女を貪ることしか考えられなくなっていた。
小さい頃からずっと俺を信じてついてきてくれた、あの無垢で可愛らしい少女を欲望のままに食い散らそうというのだ。
がっちがちになっていた男性器を挿入する。
潤っていて先端がヌルっと入り込むが、そのまま押し進めようとすると、急に狭くなって引っかかった。
竿で中をえぐってみると、鮮血。
間違いない、これは破瓜の血だ。
まさか……いや、そうか。ずっとアイドル頑張ってくれてたんだもんな。
流石に止めたほうが良いか?
獣欲に支配されきっていたはずだが、赤い血を見てかえって余裕が出てきた。
ふう、ふうと乱れた呼吸を続ける千枝。
出血量はそれほど多くないが、だからといって痛くないはずはない。
思わず抜きかけると、千枝がこちらに目線を向けた。
どろりと濁った双眸、止めてほしいなんてまったく思っていない、女の濡れた眼。
射すくめられて逃げられず、尻と腰骨を撫でながらゆっくり進むしかない。
じっくり時間をかけて挿入していって、なんとか奥までたどり着いた。
処女膣はさすがのきつさで、強く収縮して男性器を一刻も早く射精させようと肉襞が抱きついてくる。
そんな狭い中を激しく動くわけにはいかず、ゆっくりと、できるだけ痛みが少ないように引き抜く。
そんなスローペースなピストンが、なぜだか狂いそうなほど気持ち良い。
頭がクラクラして膝が震えて、初めて射精したときの感覚よりもなお鮮烈。
一体なぜここまで気持ちいいのか、千枝だからか?
小学生の頃からずっと成長を見守ってきてパートナーとして立派な大人になった娘の処女を奪っているからか?
分からない、今できるのはただ千枝を犯すことだけだ。
狭小な肉筒を押し広げるように腰を振り、竿を出し入れする。
その強い収縮力故に、引き抜く時は尿道口を吸われるようで、入れる時はまた先端、カリ首に強い刺激がある。
先走りは垂れ流されて、血と愛液と混ざりあって2人の股間を汚している。
そういえば生だ、膣内射精しなくても妊娠のリスクはあったはずだ、まさかこんなことになるなんて思っていないし避妊具なんて持ち合わせていない。
千枝の生理周期は……前に仕事のために確認した時は、どうだったか。
多分そんな危険日とかじゃなかった、ような……覚えていない。
こんなの完全に想定外だ。
もう何も分からなくなって、また目の前のおっぱいに吸い付く。
柔らかい肉の海に顔を埋めて硬い乳首を吸う。
そっと後頭部を抱かれると、暖かい吐息が降りかかる。
顔面を覆う乳肉の感触と濡れた溜息とが心を解きほぐす。
苦しそうな呻き声を聞かされて、己のやっていることが紛れもなくレイプだと思い知らされるが、それすら性欲を焚き付ける燃料にしかならない。
可能な限り優しく動く、自分勝手な優しさで、ほんの少しだけでも痛みが和らいでくれればいいと思っていた。
そんな自制心もだんだん薄れてきて、生殖衝動を持て余すようになってきて、つい夢中で腰を使ってしまう。
こんなに相性が良くて気持ちいい膣を好き勝手に突いていたら、長くは保たない。
頭を胸の谷間に挟み込まれながら腰を打ち付けていて、我慢なんてできるわけがない。
奥の方まで深く突っ込んで、小刻みに動いて肉穴を押し広げて、ぷるんとしたところを亀頭でごりごりイジメて、それから射精した。
首元から流れ込んでくる汗を舐め取りながらの生中出し。
どくどくと注ぎ込まれる精液は、竿に栓されて膣内に溜まったまま。
腹の奥に男の子種汁をたっぷり流し込まれて、千枝は艶っぽい声を上げる。
肺の底から流れ出たような、力なく、それでいて満足そうな声。
つられて自分も変な声を出しそうになって、なんとかこらえたが、膣内で竿が跳ねるのまでは抑えられなかった。
溜め込んでいた精液をしっかり子宮に流し込み、膣肉の収縮を利用して余った汁まで注ぎ、まだ萎えそうにない男性器を引き抜く。
薄い陰毛に覆われた股間は血と粘液にまみれていて、膣口からは血と精液の混ざった変な色の汚液がごぽおっと溢れ出る。
赤と白のマーブル模様を見て、千枝の処女を強引に奪ってしまったという事実を噛みしめる。
やってしまったんだ、俺は、この娘を、ずっと俺を信じてくれていたのに。
それでも竿は硬く反り立ったままで、千枝も意味ありげな視線を向けたまま。
構いやしない、何もかも……どうせなら徹底的にやってやる、千枝も俺も、二度と他人とできなくなるくらいに深く激しく愛し合うんだ、いいだろ。
汚れたシーツの上で千枝を四つん這いにさせ、こちらに尻を突き出させる。
まだるっこしいスカートとパンツも脱がせて、お互い全裸になる。
いろいろな液体にまみれた女性器はさっきまで処女だったにもかかわらず俺を挑発する。
小振りな尻を掴んで、軽く揉んでからバックで挿入した。
さっき中出ししたばかりとあって、膣内は潤いきっている。
じゅるじゅる滑る液体がいっぱいで、もっと激しく腰を使える。
飛沫が飛び散りそうなくらい腰を打ち付けてみたいが、余り無茶をやるのもかわいそうか。
キュッとくびれた細い腰や、大きさの割りに中身が詰まっていて重そうに揺れるおっぱいを撫で回しながら奥を突く。
右の手のひらにかかる乳肉のずっしりした重みが心地いい。
より強く力を込めて揉みしだくと、反発力の強い肉の下、乳腺にまで指先が届く。
乳首を指の間に挟んでコリコリした感触を楽しみながら乱暴に搾乳すると、肌が汗でしっとりと濡れる。
中学2年生くらいから急に膨らみだして、高校卒業するくらいまでずっと成長していた千枝の胸。
衣装のサイズを合わせるのに、度々測り直していたのも懐かしい。
初めて会った時にはあんなにぺったんこだったのに、女の成長というのは不思議なものだ。
かつてのあの純粋な少女と、今俺に犯されながら悶えている女の姿がどうにも一致しない。
でも、声も顔も身体も、もちろん佐々木千枝でしかありえない……その落差で脳が揺れる。
脂肪の少ない胴体、背中には骨が浮いている。
肩甲骨の形や僧帽筋の流れるようなフォルムなんか、このへんは10年たっても変わらないものだな。
背は伸びているはずなのに、千枝の裸にどこか見慣れたような感があるのは……後ろめたいような、嬉しいような。
千枝と育んできた信頼や絆が少しずつ欲望に置き換えられているような感覚。
左手で腰骨をなぞりながら断続的に抽送する。
正常位とはまた違った場所を刺激されて、千枝がくぐもった声を出す。
慣れてきたのか、さっきまでと比べて苦痛が少なそうだ。
いやしかし、一回だけでそこまでほぐれるものだろうか。
おかしいといえばおかしいが、思えば他にもおかしいことだらけだ。
あんなにも早く回った酒。鈍った頭。出しても萎えない竿。どこか気持ちよさそうな呻き声。
ただの酒に酔っただけでこんなことになり得るのか。
分からない……何も。
上体を倒し、覆いかぶさるような体勢で深く突き込むピストン。
胸を揉みしだかれながら乱暴に犯されて、千枝はよだれを垂らしている。
もうすっかり目を覚まして、嫌そうな素振りなんて全然見せない。
気持ちいいのか、これが。好きなのか。
俺とセックスしたかったのか、ずっと?
ならやってやるよ、なあ、千枝。
細身の体、子宮近くまで荒々しく押し込むと、押し出されたような吐息。
言葉にならない呻きは、どんな淫語よりも男を煽る。
スレンダーで痩せているのにおっぱいだけは妙に膨らんだエロい身体。
いつの間にかこんなに大きくなっていたのに、なんで俺は千枝のこと子供扱いしていたんだろうな。
そう思わないと自分を抑え込めなかったからかな。
たっぷりの液体に満たされてビショビショの膣をえぐる。
締りは一層強くなり、潤滑液が無かったら出し入れするのも難しそうだ。
吸引されて舐めしゃぶられているような異様な快感の中、ぴくぴく痙攣する無力な女体にのしかかっての種付け。
余計な肉がついていなくて、いかにも華奢な肢体。
腰や下腹も、手でちょっと押せば子宮まで届きそう。
身長の割に体重の軽い、アイドルらしい体型が、こんなにも性欲を駆り立てるなんて。
さっき射精したばかりだというのに、またすぐ情欲が募ってくる。
向かい合ってするより、こうしてケモノみたいに犯すほうが深く繋がれる気がする。
女らしい細い腰や膨らんだ胸を取手みたいに掴んで腰を使う。
根本までしっかり入れて、子宮口の方までしっかり届かせて、ほとんど本能的に出した。
ただこの肉体を独占したくて、もっと気持ちよくなりたくて、中に精液を放った。
やけに多いザーメンを注がれ、千枝は身体を痙攣させている。
声もとぎれとぎれで、首を絞められているかのように濁っている。
綺麗ではないし可愛くもないが、それだけに真に迫っていて、聞いていてゾクゾクする。
射精しながらもピストンし続けていたら、潰れたような声はなかなか収まらなかった。
「あっ……! あ、お、お”っ……こ、これ、い、いひぃっ……」
気持ちいいのか辛いのかも分からない、下品な声を上げて悶える千枝。
出しながら子宮を責めていたら白濁液が逆流してきてゴポゴポ溢れ出る。
連続で膣内射精を受け止めて、千枝がベッドに崩折れる。
仰向けになり、腕を広げ、ぐったりと横たわる。
迎え入れてくれるような姿勢に誘われて、のしかかる。
寝転んでも型くずれしない最高の美乳を掴むと、まだ体の熱が引かない。
ここまでやってしまったんだ、もう遠慮なんて無用だろう。
千枝の腹に跨り、反り返ったままの竿を谷間に挟み、両方の乳を手で掴んで男性器に押し付けた。
胸を揉みしだかれても、千枝はまだ恍惚から戻ってこない。
腰を前後させて胸の谷間を犯してやっても、はあはあと呼吸するだけ。
柔軟で、それでいて反発力のある乳房で挟むと、竿やカリ首に肉が張り付いて気持ち良い。
指を食い込ませて胸に性器を擦り付けると、ぬらぬらした粘液が肌に広がる。
もうどっちが出したのかもわからない分泌液が、新たに出てきた先走りが、谷間も胸も汚していく。
ぴんと勃った乳首を摘んでイジメてみると、押し殺したような喘ぎ声。
まただ、千枝がちょっと気持ちよさそうにするだけで、俺は我慢が効かなくなる。
女の上に乗っかって無理やりおっぱいで挟ませるなんて、端から見たらおかしな光景だろうに、千枝が反応してくれるだけで止まれなくなる。
ずりっ、ずりっと粘ついた陰茎を擦り付けるたびに、ちょっとひんやりした乳房が震える。
左右の乳房を真ん中にギュッと寄せてみると、竿の半分くらいが埋もれてしまう。
その状態で出し入れすると、膣とはまた違った快感。
熱が入りすぎて、胸を弄る手が止められない。
たぷたぷの肉で男性器を包み込んで左右交互に動かして刺激してみると、張り付くような瑞々しさ。
独特の触感に酔い痴れて、もう何回出したかすら曖昧な中、ついまた射精してしまった。
首元の方にまで先端を突き出しかけた状態で射精してしまったため、谷間に流れ込むよりも口の方へ飛んでいくほうが多い。
緩んだ口に精液がかかっても、顔を背けようともしない。
びゅるびゅる噴き出るザーメンを胸、首、顔に浴びせられ、千枝は薄笑いを浮かべる。
呆けたような表情のまま、長い舌を口から出して唇を舐め、顔に張り付いた精液をこそげ取り、口内に取り込む。
まさか飲み込むつもりか。
口の中で転がそうとして、顔をしかめて咳き込んだ。
「ごほ、ごほっ……! あー、やっぱり、難しい、ですね……もっと練習、しないと」
練習。何の練習だ?
決まっている、交尾だ、俺とセックスして、挙句に精液を口で受け止めて飲み下す練習をしたいと、そう言ったのだ。
しなやかで細い体の、一体どこにこんな情念が秘められていたのか。
千枝のことはずっと見てきて、知らないことなんて無いくらいに思っていたのに、とんだ思い上がりだったな。
導いてきたはずの少女がいつの間にか自分を追い越して圧倒しようとしているとは。
これから俺達の関係がどうなるのかは分からないが、少なくとも今夜、ろくに眠れないことだけは確かなようだった。
翌朝。
未明に目を覚まし、あたりを見回す。
昨日のあれが全部、深酒の果てに見た夢で、今やっと自室で目覚めた……
なんてことになってくれたら楽だったのだが、そうもいかないようだ。
まだ少し頭が痛いし、布団は乱れきっているし、変な染みもついている。
何より、部屋に充満する濃密な汗と体液の臭い。
呼吸するだけでも体温が上がりそうな空気。
隣には誰もいない、俺一人。
と、ちょうどその時、シャワー室から千枝が出てきた。
「……! ひゃあっ! お、起きてたんですね」
「わ、す、すまん」
身体をタオルで拭きながら出てきた千枝は半裸。
まだ俺が寝こけていると思っていたらしい。
慌ててシャツを羽織るが、下半身はパンツ一枚。
そのままこっちへ歩み寄ってくる。
「……シャワー、浴びてたのか」
「はい。まだちょっと、血がついてて」
血。確かに出てたな。
俺も洗い流したほうが良いかもしれない。
罪の証を消したからって、やったことが無くなるわけでもないが。
「千枝……すまん。なんで、あんなことを」
「謝らなくても、いいんですよ。私は、ずっとしたいと思っていましたから。
初めてしてもらうの、プロデューサーさんじゃないと絶対イヤだって、思っていましたから」
「しかしだな」
「プロデューサーさんは、もうしたくないですか? 千枝に、幻滅しちゃいましたか」
「そんなわけ……!」
「あ……ふふっ、なら、両思いですね。嬉しいです」
ベッドに登り、俺の身体にしなだれかかってくる千枝。
細い体からは、妙な重みが感じられる。
軽いのに、どうしても押しのけられないような、どうあがいても逃れられなさそうな、そんな重み。
「私、ずっとずーっと前からお慕いしてたんですよ。
プロデューサーさんは千枝のこと、子供だ子供だって言ってましたけど。
もう、そんなことい言えませんよね?
……これからも、千枝のことずっと見ててくださいね。絶対、ですよ」
そうして、俺はもう後戻りできなくなっているのを実感した。
昨日のこと、そしてこれからのことも全部千枝の思い通りなのだろう。
身体をくっつけて、こちらの下半身に手を伸ばして、服の下まで触りに来る。
朝立ちを撫で回されながら、千枝の深い瞳をただ見つめていた。
以上です。
このSSまとめへのコメント
ムムムーン!(勇み足)