夕美「花冠のお姫様ティアラ」 (13)
※このSSはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです
※短いです
※一日遅れごめんなさい
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――高原
デレマスP(以下P)「まさか夕美とここにもう一度来るとは思わなかったな」
夕美「それって私と来たくなかったってこと?」シュン.....
P「いやいや! そうじゃなくて! 一回行ったっきりの場所が多くてな……」
P「その……不快な思いをさせてごめん」
夕美「……なんて冗談だよ! ほらっ、一応ピクニックなんだから楽しまないとね♪」
夕美「あそこのお花は……前来た時と時期が違うからあの時とは違うお花が楽しめるね!」
P「えっと前に見たヤナギタンポポとゲンノショウコは……夏から秋にかけて咲く花だったっけ?」
夕美「Pさんもしかして調べたの?」
P「まぁ、あんなに楽しそうに話してくれたから……ちょっと気になって」
夕美「少しでもお花に興味を持ってくれたなら……あの時ピクニックに誘ってよかったかな♪」
ぐぅ~.....
夕美「……」カァァ.....
P「い、いやぁー俺お腹が空いててさ! 朝から何も食べてなかったんだよ! もう昼食にしようかな!」
夕美「う、うん……そうだね......」
……数分後
P 夕美「「いただきます......」
夕美「……」
P「……」
P「(き、気まずい……何か話題を……何か.......)」
P「(……そういえば、思い返せば色んなことがあったなぁ……節分や握手会……新しいユニットの結成……)」
P「(何より……)」
………
………………
………………………
――お花畑
P「(ここは、お花畑か……)」
P「何か事務所じゃ相談しづらいことでもあったのか?」
夕美「違うよ! そうじゃなくて......」
夕美「聞いてくれる、Pさん? ……私の決意表明、みたいなもの」
P「まさか……アイドルをやめたい……とか?」
夕美「Pさん! 話は最後まで聞いてよね! まったくもう……」
P「すいません.....」シュン....
夕美「こほんっ…… 私、どこかで思ってたんだ 草原の片隅に咲く、小さな花でいいって…」
夕美「それでも元気に咲いていれば、見てくれた人が喜んでくれるかなって.....」
夕美「でも、小さな花のままじゃできないこともあるかもって」
夕美「アイドルのお仕事で気づいて、思い直したの! もっと大きな、誰の目にも止まるお花になりたいって!」
夕美「小さくても満足なのは、私だけの話だから……」
夕美「そのままじゃ誰かに見てもらえないんだったら、私が変わらなきゃ」
夕美「すべての人に、想いを届けたいの! 情熱をたくさん詰め込んだ花束を、どんな広い会場でも、めいっぱいに届けられるように……」
夕美「私! お花の女神みたいなアイドルになりたいっ!」
夕美「どんなに香りを振りまいても、永遠に咲き続けられる、ただ一輪のお花に!」
夕美「これが私の決意表明です! ……ってPさん、ちゃんと話聞いていたの?」
P「……実はアイドルの仕事を楽しんでいるのかなって……ちょっと心配で」
P「アイドルって……何事もだけど楽しい面があれば辛く苦しい面もある」
P「それに、アイドルをやっていなかったらもっと違った出会いもあったかもしれないって思うと……本当にスカウトしてよかったのかって.......」
P「でもさっきの言葉を聞いて……あの時公園でスカウトしてよかったなって……」グスッ......
P「着いてきてくれて……ありがとう」
夕美「Pさん……心配してくれてありがとう でも大丈夫だから……もっと信用してくれてもいいんですよ?」
夕美「それに、私はここで終わらせたくないから......」
夕美「私……相葉夕美のアイドルとしての花、まだ咲いたばっかりだから、もっともっと綺麗に咲かせてほしいな!」
………………………
………………
………
夕美「…ぇ、P……? Pさん!」
P「えっ? あぁ、ごめん 考え事していた……」
夕美「まったくもう……Pさんが好きなところに連れて行ってやるって言ってくれたからここに来たのに……」
夕美「……それにせっかく二人っきりなのに」ボソッ...
P「えっと……こほん........夕美……渡したいものがあるんだ」
夕美「え……何かな?」
P「これ……その……プレゼント……」サッ.....
夕美「これ……花冠? もしかして誕生日プレゼント? 覚えててくれたんだ!」
P「その……前に来たとき、花冠がお姫様のティアラだって言ってたから……まだ本物はあげられないから代わりに……」
夕美「嬉しいっ! ありがとう、Pさん!」
夕美「……ところでこの花……ワスレナグサだけど……Pさんは花言葉知っているんですか?」
P「あっ……も、もちろん!」
夕美「まさか誕生花だからって……」
P「え、えーっと……『忘れるな……感じろっ!』って意味だったような……」
夕美「……ちゃんと調べてきてよね? その時にPさんからこのお姫様ティアラをかぶせてもらいますからね……」
....。─ェ 。
. ィ ´ ` ヽ、
イ > 心、
/ , 人 \ 心
ん , ∧ ∨ 、 \\ ヘ
∧ l ∧ \ ヽ´ ` ∧ヽ_ ∧ 「……忘れないでくださいね♪」
l , W い ´ ゝ、 ゝ__ヘ 心 l l
l │ ∧ λl イトィェ`lヽ-,λl l`
い W 、 、∀ ハl ∀゙叨 Vリ l
W ∨ W ∧,∧ リ ´ ∧l lL___
∀ ∨ ∀ ハリ ∨ _ . lリ、:::::::: ´ へ
∨ ヘ从 、 ハ 、 _ィ´ ,ィ, 从 \、 l ∧
∀、、 ∨ ヽll ,/´,/ ∧::::::::::\ ∧ l ∧
\、` 、丶へ、 ` ´ ∧o ∨匚´─、 l ∧
マ ヽ ヽ─ヽ== -- =' o,ィ´l l ´`ヽ、 ヽ、
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\へ 、ヽ l 。`,>、 :::: リ リ、 Yl ∧ リ / \
l \`ヽヽ/ ∨ `=-。 、l /、Yl Yl l ソ /
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\ ヽ l l l ヽ、 ヘ ::::::ヽ」Lィ´::::::::::::ハヽ、、──--Y´ l
ヽ ∨ Yl ヽヽ × l l.イハ::::::::::::::l、::::::` `''==--。。 、
ヽヽ \ \Y ノヽヽ。ィ彡γ l:::::::::: ∨: へ 、
おしまい
AAは前から用意していたけど残り30分で仕上げるなんて >>1 には無理に決まっているだろ!
という言い訳は置いといて駄文失礼しました。
そして一日遅れになってしまいましたが
夕美ちゃん誕生日おめでとう!!
出来れば総選挙は夕美ちゃんに投票お願いします
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