ガヴリール「神足通を使ったら全裸になった」(43)


放課後


ヴィーネ「ガヴー帰るわよ」


ガヴ「んぁ・・・私寝てたのか」


ヴィーネ「それはもうぐっすりとね。声かけたんだけど、全然起きなかったし・・・」


ガヴ「ふーん・・・で、ヴィーネは律儀にも私が起きるまで待っててくれたわけ?」


ヴィーネ「なわけないでしょ。委員長の手伝いをしてて、今終わったとこよ」


ガララ!


サターニャ「うぅ~・・・ひぐっ、ぐす」


ガヴ「・・・誰かと思えばサターニャじゃん。また泣いてるけどなにやらかしたんだ・・・」



ヴィーネ「あー・・・あの子、また宿題をやらずに、ね・・・」


ガヴ「あ、うん。もうだいたい察しはついたわ」


サターニャ「なによ・・・えぐっ、少しは慰めなさいよっ」


ガヴ「いや、私の予想通りなら自業自得じゃん」


ヴィーネ「まったく・・・少しは反省しなさいよね」


サターニャ「くくく・・・人間ごときなど、この大悪魔サタニキア様が恐れるとでも・・・」


ガヴ「っと、そういえばヴィーネ、今何時だ?」


サターニャ「ちょっと、最後まで聞きなさいよ!」


ヴィーネ「え?今はえっーと・・・17時ちょっと前ね」


ガヴ「もうそんな時間か・・・ん?なんか忘れてるような・・・」


サターニャ「ねぇ・・・聞いて―――」


ガヴ「―――あぁっ!!しまったぁぁぁああぁぁ!!」


サタ・ヴィネ「!?」ビクッ



サターニャ「ちょっと、何なのよ。いきなり大声出しちゃって。びっくりするじゃない!!」


ガヴ「・・・・・んだよ」


ヴィーネ「?ごめん、聞こえなかったわ」


サターニャ「今度は小さすぎて聞こえなかったわ!」


ガヴ「だから!イベントが17時から始まるんだよ!!」


ヴィーネ「は?」


ガヴ「くっ・・・どうする、このまま帰っては間に合わんぞ・・・」



サターニャ「まったく・・・何かと思ったら。ねとげ?の話じゃない。びっくりして損したわ!」


ガヴ「なんだとはなんだよ。私にとっては死活問題なんだぞ!」


ヴィーネ「えーっと・・・別に時間ぴったしに始めなくてもいいんじゃないの?よくわからないけど」


ガヴ「甘いぞヴィーネ。今回のイベントはだな・・・クリアした人に先着で特別なアイテムがもらえるんだよ」


ガヴ「だから早く帰ってイベクエ進めないと・・・やっぱり今日は休むべきだった!クソッ」


サターニャ(ほんとにこいつは天使なのかしら・・・)



ガヴ「しかたない。あれを使うか」


ヴィーネ「あれって?」


ガヴ「神足通だよ。幸い教室には私たち三人しかいないし、大丈夫だろ」


サターニャ「必死ね」


ヴィーネ「やめときなよガヴ。どこで誰が見てるかわからないのよ!」


ヴィーネ「それに、そんなことの為に力を使うなんて・・・」


ガヴ「へーきへーき。犯罪もバレなきゃセーフだっていうじゃん?」


ヴィーネ「言わないし聞いたこともないわよ」



ガヴ「あぁっもう2分くらいしかないじゃん!」


ガヴ「すまん!私は先に行く」


ヴィーネ「ちょっと、ガ―――」


サターニャ「あ、浮いてる・・・ってか眩しい!」


ガヴ(私を自分の部屋に移動させて!!)グッ


キュィィィィン!!


スタッ


ガヴ「ふぅ、何とか間に合った・・・って、あれ?部屋じゃ、ない・・・?」


サターニャ「」


ヴィーネ「」


ガヴ「チッ・・・失敗したか。こんな急いでる時に限って・・・ん?」


ガヴ「どうしたんだよ、二人とも。私に何かついてるか」


ヴィーネ「え、あっ・・・そ、それは・・・///」


サターニャ「ついてるかって言われればついてないっていうか・・・///」


ガヴ「あぁ?何言って・・・・・・・はっ!!」スッポンポーン


ヴィーネ「///」


サターニャ「///」


ガヴ「い・・・」


サターニャ「い?」


ガヴ「いやーーーっ!!!!」



サターニャ「・・・っ///と、とにかく!私のセーター貸してあげるからっ」ヌギヌギ


サターニャ「はい!早くこれを着るのよ」


ガヴ「うぅ・・・なんでこんなことに・・・」


ヴィーネ「・・・///」


サターニャ「あんたはいつまでぼーっとしてるのよ」バシッ


ヴィーネ「・・・はっ!?なんかとんでもないものを見てしまった気がずるわ」


ガヴ「・・・とんでもないもので悪かったな」グスッ


ヴィーネ「あ・・・そ、そういう意味じゃ///」



サターニャ(うっ・・・咄嗟にセーターを貸したのはいいけど・・・)


ガヴ「はぁ~・・・今回ばかりは私の背が小さくて助かったよ」


ガヴ「おかげでサターニャのセータが、最低限のところは隠してくれてるしな」


サターニャ(なんか全裸よりも、なんというか・・・卑猥だわ///)


ヴィーネ(裸セーターのガヴが可愛すぎてやばいわ・・・ってこんなこと考えてる場合じゃない!)


ヴィーネ「と、とにかく!さすがにそのまま帰るのは無理だろうし・・・」


ガヴ「あ、当たり前だろ///このまま帰るとかただの痴女じゃんかっ」


サターニャ「今日に限って体育もなかったから、体操着もないしね」


ヴィーネ「うーん・・・あ、確か保健室でジャージか何か借りれなかったかしら」


サターニャ「・・・!!それだわ!」


ガヴ「さすがヴィーネ!さえてるぅ!」


ヴィーネ「そ、そう?」テレテレ


ヴィーネ「よし!じゃあ私が借りてくるから、それまで待っててね。すぐ戻るから」タタタッ


ガララッ・・・ピシャ!


サターニャ「・・・まぁこれで安心ね」


ガヴ「そうだな・・・」


シーン・・・


ガヴ「・・・」


サターニャ「・・・」


ガヴ「・・・なぁ」


サターニャ「・・・なによ」


ガヴ「お前ってさ、案外いい匂いだな」


サターニャ「んなっ・・・///な、なによ急に!」


サターニャ「てか勝手に嗅がないでよ!恥ずかしいじゃないっ変態なの!?///」


ガヴ「お、おう・・・そこまで焦らなくても」


サターニャ「・・・っ///」


ガヴ「いや、セーター着るときにさ、なんかフワッときたんだよ」


サターニャ「え!?私ってそんな臭うかしら・・・」


ガヴ「いや、いい匂いって言ってるだろ・・・」


サターニャ「ほっ・・・よかった~・・・」


ガヴ「くすっ・・・ほんとそそっかしい奴だなお前は」


サターニャ「なによ。この期に及んで馬鹿にするわけ?」


ガヴ「しねーよバカ」


サターニャ「あーっ!今バカって言ったわね!?・・・はぁまあいいわ」


ガヴ「お、珍しいな。いつもならウザ絡みしてくるのに」


サターニャ「あんたが万全の状態でまた挑むわよ」


ガヴ「あ・・・っ///」バッ


サターニャ「ちょっ・・・今更思い出して恥ずかしがらないでよ!こっちまで恥ずかしくなるじゃない///」


ガヴ「お前が思い出させたんだろうが!」


サターニャ「ていうか、あんた天使なんだから、その・・・大事な個所は聖なる光で見えないじゃない」


ガヴ「それとこれとは別だろ。公衆の場で全裸とか、たとえ見えることなくても恥ずかしいわ!」


ガヴ「それともなんだぁ?お前、本当は見えなくて残念だったとか思ってるんじゃねーの?」ニヤニヤ


サターニャ「なっ///なに言ってるのよ!ば、バッカじゃないの!?///」アセアセ


ガヴ「おやおや~?顔真っ赤にして、ますます怪しいなぁ」


サターニャ「うぅ~・・・っ///」


ガヴ「もしかして、お前。本当にそっちの趣味があるんじゃね?」ニヤニヤ


サターニャ「・・・悪い?」


ガヴ「え?なんだって?」


サターニャ「だから!そっちの趣味があって悪い?って聞いてんのよ!」


ガヴ「・・・は?」


サターニャ「女の私が、同性のガヴリールを好きになって悪いの!?」


ガヴ「」


サターニャ「なんだかんだ言って、いつも私の相手をしてくれて・・・私、本当はすごく嬉しかった」


ガヴ「あの、サターニャさん・・・?」


サターニャ「あんたにとってはめんどくさいだけだったかもしれないけど・・・」


サターニャ「私にとっては、あんたと関われる大切なじかんだったのよ・・・」


ガヴ「サターニャ・・・」


サターニャ「・・・ぁ、わ、悪かったわね。急にこんなこと言われても困るわよね・・・」


ガヴ「い、いや・・・そんなことは。・・・少しびっくりしたけど」


サターニャ「そ、そっか。よかったぁ・・・」ホッ


ガヴ「っ!?」ドキッ


ガヴ(今私、ドキッとした・・・?バカな、相手はあのサターニャだぞ!?)


サターニャ「よかったら・・・これからも私と、・・・遊んでくれる?」オソルオソル


ガヴ「」キュン


ガヴ(か、可愛い・・・///)


サターニャ「・・・ガヴリール?」


ガヴ「・・・っ///お、おう。私は別にどっちでもいいっていうか・・・///」


ガヴ「確かにお前の思いはびっくりしたけど・・・。まぁなんだ、私も満更でもないというか///」


サターニャ「・・・プッ」


ガヴ「お前さえよければ私も―――って、サターニャ?」


サターニャ「アーハハハハハッ!もうダメ、我慢できないわ!」オナカカカエ


ガヴ「」


サターニャ「プククッ・・・やっぱりこんなしおらしい私は合わないわね!」


サターニャ「演技とはいえ、自分で『誰よこれ!?』って何回も突っ込んじゃったわ」


サターニャ「こんなんじゃガヴリールを欺くことはできないわね・・・ねぇガヴリール?」


ガヴ「ふぇ!?お、おうそうだな!そんな演技力で私を騙そうなんて、私も舐められたものだな」


サターニャ「うぐっ・・・つ、次こそは上手く騙してやるんだから覚悟なさい!」


サターニャ「・・・ん?ガヴリール、あんた何か顔赤くない?」


ガヴ「は、はぁ!?べべ別に赤くなんてねーよ!こっちみんな!」


サターニャ「な、なに怒ってるのよ・・・」


ガヴ「なんか疲れた・・・ヴィーネのやつもなかなか戻ってこないし」


サターニャ「ほんとね。どこで道草食ってるのかしら」


ガヴ「はぁ~・・・結局イベントも間に合わねぇし、散々な一日だわ」


サターニャ「これを機に、ネトゲ辞めたら?」


ガヴ「それは無・・・クシュンッ」


サターニャ「ちょっと、大丈夫?あ、少し待ちなさい」ゴソゴソ


サターニャ「・・・はい、ティッシュ。これで鼻かむのよ」


ガヴ「お前は私の母親か。・・・まぁあんがとよ」チーン


サターニャ「いいのよ」


ガヴ「なんか今日のお前、おとなしいし優しくね?なんか変なものでも食ったか」


サターニャ「失礼ね・・・私だってこれくらいの配慮はできるわよ」


ガヴ「なんか気味悪いな」


サターニャ「ほんと失礼ね!」


ガヴ「冗談だって」


サターニャ「まったく・・・」


ガヴ「あはは、ほんとお前はからかい甲斐があるな。・・・んっ」ブルッ


サターニャ「あ・・・やっぱりその恰好じゃ寒いわよね」


ガヴ「少しな・・・でももう少しでヴィーネが来るだろ。それまでなら耐えれる」


サターニャ「・・・確かこういうときって人肌で温めるのがいいんだったかしら」


ガヴ「はぁ!?///何言ってんだよお前、正気か!」


サターニャ「べ、別に変な意味じゃないわよ///ただ、温めるには人肌が一番だって聞いたから・・・」


ガヴ「なんでそんな変な知識だけはあるんだお前は・・・」


サターニャ「う、うるさいわね///」


ガヴ「クシュンッ」


サターニャ「・・・ほんとに大丈夫?」


ガヴ「多分・・・」


ガヴ「・・・・・・なぁ」


サターニャ「・・・」


ガヴ「さっきの演技だけどさ、・・・どこまで嘘だったんだ?」


サターニャ「・・・なんでそんなこと聞くのよ」


ガヴ「・・・別に、暇つぶし」


サターニャ「・・・そうね、別に嘘は言ってないわ」


ガヴ「・・・」


サターニャ「ほら、私って孤高の大悪魔じゃない?だから人間みたいな下等生物じゃ
私の相手にならないし、ヴィネットは同胞だし、ラフィエルは・・・よくわかんないから。
だ、だからあんたしかまともに相手できる者がいないのよ!」


ガヴ「・・・よくわからんが、友達いないから私にちょっかいかけてるってことでいいか?」


サターニャ「言い方!!・・・まぁ、あんたと絡んでいる時がかけがえのない時間っていうか・・・楽しい
っていうか・・・」ゴニョニョ


ガヴ「すまんが丸聞こえだぞ」


サターニャ「」


ガヴ「・・・よかった」ボソッ


サターニャ「なんか言った?」


ガヴ「空耳だろ」


サターニャ「・・・そうかしら?」


ガヴ「まぁいいじゃん。・・・それよりさ」


サターニャ「なにさ」


ガヴ「や・・・やっぱりあっためてくれよ///寒いし・・・」


サターニャ「・・・人肌で?」


ガヴ「なんでだよ。こう、ギュッとするとかあるだろ」


サターニャ「なるほど。その手があったわね」


ガヴ「まったく・・・早くしろ、寒くて死んじゃうだろ」


サターニャ「ずいぶん横柄ね・・・」


サターニャ「少しおとなしいなと思ったらこれなんだから・・・ほら、これでいいかしら?」ウシロカラギュッ


ガヴ「ダメだな」


サターニャ「はぁ?いったい何が気に入らないっていうのよ!」


ガヴ「背中より前のほうが寒い」


サターニャ「あーはいはい。じゃあ私が椅子に座るから、あんたは私のほうを向きながら私の膝に座りなさい」


ガヴ「わかった」ヨッコイショ


サターニャ「・・・これで満足?」


ガヴ「ん」


サターニャ「・・・」


ガヴ「・・・」


ガヴ・サタ(顔が近い・・・///)


ガヴ「サターニャ」


サターニャ「ひゃぁ!?」


ガヴ「へ、変な声出すなよ///」


サターニャ「し、しかたないじゃない///耳元で急に話すからよ!」


ガヴ「ふーん、サターニャ、耳が弱いんだな」


サターニャ「は、はぁ?そ、そんなことないし!!」

ガヴ「」フーッ


サターニャ「ひっ」ビクンッ


ガヴ「やーっぱりな」ニヤニヤ


サターニャ「や、やったわね・・・しかえ―――」


ガヴ「うん、やっぱりサターニャは可愛いな」


サターニャ「し―――って、え?」


ガヴ「お前と改めてこうして話してたらさ、気づいたよ」


ガヴ「私は、自分が思ってる以上に、サターニャのこと気に入ってるんだなって」


ガヴ「んでもって、すごく愛おしく思った」


サターニャ「ちょっ・・・ガ、ガヴリール?」


サターニャ「急にどうしたのよ・・・あなた、変よ?」


ガヴ「あぁ、自分でもどうかしてると思う。でも、自分でもこの気持ちを抑えられない」


サターニャ「ガヴリール・・・」


ガヴ「ほら、ここ触ってみて」スッ


サターニャ「あ・・・」


ガヴ「な?さっきからずっとこんな感じなんだ」


サターニャ(ガヴリール・・・すごくドキドキしてる///)


ガヴ「お前が変な演技するから・・・そこからおかしくなったんだよ」


サターニャ「なによ・・・私のせいだというの?」


ガヴ「そうだな。お前が紛らわしいこと言うから、私の心は勘違いしてしまったんだ」


ガヴ「まるで私がサターニャに恋してるみたいじゃん。まじ笑えん」


サターニャ(言葉は強がっているけど・・・相当困惑してるみたいね)


サターニャ(私は結局、ガヴリールのことをどう思ってるんだろう・・・)


サターニャ(ライバル?友達?クラスメイト?・・・どれも合ってるような気はする。けど、どこかしっくりこない)


サターニャ(もしくは・・・恋人)ドクンッ


サターニャ(・・・あれ?)ドクンッ


サターニャ(急に胸がドキドキしだして・・・///)ドキドキ


ガヴ「・・・どうしたんだよ、急に黙って」


サターニャ「・・・ガヴリール、ちょっと手借りるわよ」ガシッ


ガヴ「え、ちょっ・・・ど、どこに///あ・・・」


サターニャ「・・・聞こえる?」


ガヴ「あぁ」


ガヴ「私と同じだな。すっげー早い」


サターニャ「あんたのがうつったみたいね」


ガヴ「・・・///」ドキドキ


サターニャ「・・・///」ドキドキ


ガヴ「サターニャ・・・なぁ、してみないか?」


サターニャ「ガヴリール・・・ねぇ、してみない?」


ガヴ・サタ「・・・///」


ガヴ「かぶったな///」


サターニャ「そ、そうね・・・///」


ガヴ「・・・いくぞ///」


サターニャ「う、うん///」


ガヴ「///」ドキドキ


サターニャ「・・・っ///」チュ


ガヴ「んっ・・・はぁ///」クチュクチュ


サターニャ「ぁ・・・ガヴ、はげしっ・・・///」クチュクチュ


ガヴ「・・・・・・・ぷはぁ!・・・っ///」


サターニャ「はぁ・・・はぁ・・・もう、いきなり激し過ぎよ///」


ガヴ「す、すまん///つい夢中になっちまった///」


サターニャ「ま、まぁこのサタニキア様とき・・・きすをしたんだもの!無理もないわ!」


サターニャ「そ、その・・・私も、悪くはなかったわ///」


ガヴ「・・・サターニャ!!」


サターニャ「んん・・っ///んはぁ・・・あぅ、ちょ、また・・・んっ///」クチュクチュ


ガヴ「ん、・・・はぁ、ぁむ・・・すき・・・///」クチュクチュ


サターニャ「・・・っ///ぁ・・・私、も・・・んん、ふぅ・・・すき、よ・・・」クチュクチュ


10分後・・・


サターニャ「息継ぎのタイミングがつかめなくて、危うく窒息するところだったわ」


ガヴ「私も・・・」


サターニャ「うぇ・・・なんかいろいろとべとべとだわ」


ガヴ「ほんとだな・・・あ///」


サターニャ「?どうしたの・・・あ、太もも・・・」


ガヴ「す、すまん!汚いよな、すぐ拭くからちょっと待ってくれ」


サターニャ(そういえば忘れてたけど、ガヴリールパンツはおろかセーターだけしか着てないんだったわ)


サターニャ「・・・いいわよ。そりゃあんなことすればこうもなるわよ」


ガヴ「・・・もしかして、サターニャも?///」


サターニャ「う、うるさい///と、とにかく、別にあんたのだったら汚いと思わないし、気にしないでいいわよ」


ガヴ「・・・ありがとう」ギュッ


サターニャ「ふふ、まったく。普段のあんたじゃ考えられない甘えっぷりね」


ガヴ「・・・そういうお前も、普段とは比べ物にならんくらい大人びてるぞ」


サターニャ「まぁ、こんな可愛い恋人ができたからね」


ガヴ「恋人・・・///」カァァ


サターニャ「ふふ、愛してるわガヴリール///・・・これからもよろしくね」


ガヴ「お、おう・・・わ、私も愛してる///・・・一生私を養ってくれ!」


サターニャ「なんでよ!っていいのかしら・・・?」




―――廊下


ヴィーネ「入るタイミング失った」


ラフィエル「あらあら~・・・」



おわり

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