男「私は男。男という名の女だ」 (4)
男「私は男。男という名の女子高生だ」
男「現在の時刻は19:30。只今痴漢にあっているところだ」
男「それもただの痴漢ではなく少し巧妙な痴漢にあっている」
男「私の右隣に立つ黄色い帽子を被り、赤いランドセルを背負ったミニスカの中年男性が囮になり…」
男「背後から私の実の妹が私の臀部を撫で回すという、卑劣かつ悪質な痴漢だ」
男「ちなみに右隣の変態は私の父親だ」
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男「私は男。男という名の女子大生だ」
男「ついこの間まで女子高生だったのに時の流れは早いな」
男「…………」
男「………すまない、これは突っ込み待ちだ」
男「いや、ちょっとした出来心なんだ…時の流れは早いななんて言ってみたかっただけだ」
男「卒業式の帰りに妹に痴漢をされてからまだほんの一月しか経ってないのに時の流れが早いはずないものな」
男「入学式のスピーチ、緊張するなぁ…」
男という女ってなんだよ
>>3
男「私は男。男は名前で性別は女という、ちょっとややこしい女子大生だ」
男「そういえば入学式の話なんだがな…同じ学部の生徒の女さんの話をしようか」
男「同じ学部の生徒でな…女さんとはある共通点が切っ掛けで意気投合してさ、一週間で互いの自宅に泊まり合う仲になったんだよ」
男「私が女さんの自宅に初めてお泊まりに行ったとき、女さんのご両親が仰天してたな」
男「息子が女の子を家に連れてきてるだと!?……ってな」
男「ちなみに女さんは男に異常にモテるのでホモ疑惑があったそうだ」
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