モバP「楓さん自重。楓さん、こら高垣」 (91)
楓「……」キョロキョロ
モバP(以降P表記だよ♪あれ、アッキー?)「楓さーん、こっちですよこっち」
楓「…!」
楓「……?」ピョン、ピョンッ
P「こっちですってば。おーい、ここです、ここー!」フリフリッ
楓「……!」パァッ
P「あ、見つけた見つけた。そんな急に走ると蹴躓きますよーって、あっほら」
楓「あいたた…」
P「大丈夫ですか?ああもう、膝ちょっぴり擦り剥いてるじゃないですか」
楓「すみません…プロデューサーのお姿を見つけたもので」
P「別に逃げやしませんよ。迎えに来たんだから」
楓「本当は私が先に見つけて気づかれる前に捕まえたかったんですけど」
P「逃げやしませんてば!」
楓「足元の石に足を取られてすとーん、って転んじゃいました」
P「33点」
楓「!?」
P「取り敢えず移動しましょう。その膝も消毒しないといけませんし」
楓「あ、あのっ、もうちょっと点数上げて貰えませんか?」
P「はいはい、行きますよ25歳児さん」
楓「あ、ちょっとだけ待って貰えますか」
P「忘れ物でもしました?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょ」
楓「2人で地方ロケなう、と…」
P「うわぁツイートして3秒立たずに物凄い反応だぁ」
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P「はい、ちょっと染みますよー」
楓「痛いのは嫌ですー」
P「こら、足バタバタしない。痛みは一瞬だ」
楓「ちょっとくすぐったいぐらいなら良いんですけど」
P「はいはい、出来る限り優しくしますから」
楓「…はぁい」
P「はい良い子良い子。痛かったら右手を上げてくださいねー」チョンッ
楓「っ!」ピョコッ
P「我慢」チョンチョン
楓「!?」
P「…これでよし。マキロン塗りましたからすぐに治りますよ」
楓「諜報活動が趣味なんですか」
P「それはマキノん」
楓「1つの捨て牌に対し2人のロンがかかる…」
P「それはダブロン。御無礼」
楓「地底怪獣」
P「テレスドン」
楓「作・新田たつおの極道漫画」
P「静かなるドン」
P「…古いの知ってますね」
楓「んふっ」
P「取り敢えず、撮影お疲れさまでした」
楓「いえいえ、プロデューサーもわざわざ付き添って頂いてありがとうございます」
P「丁度手が空いていたもので。それにしてもすっかり人気番組になりましたね…楓さんの「酔いどれ高垣温泉旅クロニクル」。最初はどうなることかと思いましたけど」
楓「どやぁ」
P「はいはい凄い凄い」
P「それにしてもトントン拍子で撮影進みましたね。撮影は明後日までの予定だったのに」
楓「どやあ」
P「…多分凄いのは楓さんよりスタッフさん達だと思いますよ」
楓「!?」
P「ディレクターさんも「折角だから空き時間You達遊んじゃいなよ!」って歓楽街にまっしぐらですし…どうします?折角だし観光します?」
楓「いいんですか?なら是非。ロケであちこち歩いてて色々気になってたところがあるんですよ」
P「それは良かった」
楓「じゃあ、早速行きましょうか♪」
P「はい、いってらっしゃい」
楓「え?」
P「ん?」
楓「プロデューサーは、いかないんですか?」
P「いやいや、俺はもう挨拶回りで心にもない社交辞令を吐き続けて疲れたので部屋で爪でも切ってようかと」
楓「くろーして爪を切りたいのも分かりますけど折角ですし一緒に行きましょう?」グイグイッ
P「うーん、45点」
楓「!?」グイグイッ
P「驚愕しながら引っ張り続けるんですね力強いなぁ…ってもう廊下だし!楓さんタンマ!階段は駄目です立ち上がらせて!ちょっ、力強ぇ!」
楓「見てくださいプロデューサー。温泉饅頭ですよ、温泉饅頭」
P「子供の頃って温泉饅頭って温泉のお湯混ぜて作ってるって思ってましたよ」
楓「…違うんですか?」
P「温泉のお湯じゃなくて温泉水使ったり温泉の蒸気で蒸したりするんですよ。…いや待てよ?楓さんの入った温泉のお湯で作った温泉饅頭……」ティンッ
楓「あっ、向こうに温泉卵がありますよ」トテトテ
P「大っぴらには流石に売れないな…千川にルート開拓させて……いや駄目だ。流石に紳士としてアウトだな。売れそうだけど」
P「ってあれ?楓さん?」
楓「はい、高垣楓です」ヒョコッ
P「うおビックリした。ちょっと目を離すといなくなるとかハムスターですか貴女は」
楓「へけっ?」
P「やめなさい。あと古いです。今の時代はハムスターの研究レポートですよ」
楓「向こうで温泉卵が売ってましたよ。はい、お一つどうぞ」
P「はいどうも。…うん、美味しいです」
P「これ玉こんにゃくですけど」モグモグ
楓「はふほふ…やっぱりこういう暖かいものを食べると、心がほっとしますね」
P「17点」
楓「!?!?」
P(玉こんにゃくで頬っぺたバツバツにしたまま驚愕しとる…)
楓「…とうとう10点台ですか……」
P「総選挙の時でもこんな落ち込み見せなかったのに」
楓「……プロデューサー」
P「いやいやこんなの適当に点数つけてるだけですよ?そんな真に受けなくても…」
楓「こんにゃく、落としちゃいました…」クスン
P「すいませーん!玉こんにゃくもう1本くださーい!あと温泉卵ー!」
芳乃「歌舞伎揚げもー」
P「じゃあそれも追加でー」
P「はい楓さん。もう落としちゃ駄目ですからね?」
楓「すんすん……ありがとうお父さん」
P「いくらなんでもこんな大きな娘はいないわ」
P「…あれ?」
楓「どうしましたお父さん?」
P「それやめて。…いや、何か今物凄く馴染みのある娘がいたような…」
楓「?」モキュモキュ
P「気のせいか」
楓「プロデューサー。温泉卵はどうやって食べます?お塩とマヨネーズとメキシカンチョリソーがあるそうですよ」
P「何でもいいです。あ、楓さん口にタレついてますよ?ちょっと待っててくださいハンカチ濡らしてきますから」トタトタ
楓「はーい」
楓「えっと…じゃあ私はお塩で……」
P「ただいま。ほら楓さんこっち向いて」
楓「んぶぶっ」
P「よし、綺麗になりましたよ」
楓「ありがとうございます。はい、これプロデューサーの分の卵です」
P「暖かいものどうも」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
楓「卵なのに、えっぐいお味でしたか?」
芳乃「焼きたてサクサクでしてー♪」ボリボリ
凛「あれ、芳乃その歌舞伎揚げどうしたの?ほんのりプロデューサーの匂いがするけど」
楓さん5歳児書こうかと迷ったけど夜食がタコ焼きだからこんなんなりました。
さて今月のシフトは今までに無く熾烈なので早めに寝るどす。ブラック企業通り越してもうダークマター企業だよオヤスミー
P「温泉街ってこの独特の雰囲気がいいですよね。あ、ご当地ぴにゃこら太郎だ。…なんでアッキーのグッズまであるん?」
楓「プロデューサープロデューサー。あっちに地ビールが売ってるそうですよ」
P「こんな時間からもう飲む気ですか」
楓「こうしてプロデューサーと2人でのんびり温泉街を観光する機会なんて貴重なんですから。ビールでオフが伸びーる、かもしれませんよ?」ンフッ
P「帰れなくなるぐらいグデングデンになる気ですか」
P「…1杯だけですからね?」
楓「はーい♪」
P「ほんと、あの人歳いくつだよ」
楓「すみませーん。ビール2つお願いしまーす」
P「俺は飲みませんよ!?」
楓「はぁぁぁ……生きててよかった…」ケプッ
P「その女神の微笑みカメラの前で出して欲しかったっスわ」
楓「すみません、1杯だけといわれていたのに2杯も頂いてしまって」
P「確信犯でしょ」
楓「あっ見てください地酒ですよ地酒!」グイグイッ
P「引っ張らなくても見えてますよ。もう駄目ですか」
楓「すいませーん。冷やで2杯お願いしまーす」
P「だから俺は飲まないって!ちょっと楓さん!?楓さん自重!こら高垣ィ!!」
楓「美味しいお酒に美味しいおつまみ……幸せです」モキュモキュ
P「よくまぁみたらし団子を肴に日本酒いけますね…あ、この団子凄い」モクモク
楓「…あ、コップが空になっちゃいました…」
P「炭火で焼いた直後にサッと餡をかけてるのか…表面パリッと中はモチッとした団子にこの暖かいみたらしが…やべっ超進化しそう」
楓「…えへっ」トテトテ
P「すいませーん、みたらしもう2本…4本お願いします。楓さんも食べます?ってあれ?」
P「楓さーん?おーい楓さーーん!酔いどれ25歳児ー!」
楓「ひどいです」ヒョコッ
P「わっ、だから気配消して背後から来るのやめてくださいよ」
楓「あ、お団子追加したんですか?」
P「ええ、楓さんもどうですか」
P「って言いたかったんですけど楓さんには上げません」モグッ
楓「!?」
P「その手に持っているのは何ですか」
楓「……何に見えます?」
P「冷酒が並々と注がれた升に見えますね」
楓「そうですか、升にみえます、か」
P「…」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「………つい」テヘッ
P「あ、このお土産屋さんリードが売ってますね。目の離せない25歳児繋いでおきましょうか」
楓「あの、流石にそういう特殊なプレイはちょっと」
P「…捨てる訳にもいきませんし、その1杯で最後ですからね」
楓「はぁい。なんだかんだで甘えさせてくれるプロデューサーが好きですよ♪」コクコク
P「なんだかんだでアイドル達に甘い自分がちょっと嫌いですけどね、ってペース早ぇなおい」
楓「くはぁぁ…、この瞬間のためにアイドルをやってます…しあわせ」プハッ
P「プロデューサーとしては大変複雑な発言ありがとうございます」
楓「プロデューサーは飲まないんですか?もうお仕事も終わったんですし」
P「あまり強くないんですってば。知ってるでしょう?それに俺が酔ったら誰がこのナチュラルボーンフリーダムモンスターを止めるんですか」
楓「…?」キョロキョロ
楓「フレデリカちゃん、いませんよ?」
P「あれはビジネスフリーダムですよ天然さん」
楓「むぅ~…そう言っていっつも飲み会にも来てくれないじゃないですか~」
P「たまに行くじゃないですか」
楓「本当にたまに、じゃないですか~」グリグリ
P「週1ペースで飲み会開いてるアンタらのペースがおかしいんだってばよ。って痛いです升の角を押し付けないで」
楓「飲みましょうよ~一緒に飲みましょうよ~」
P「だからたまに参加して飲んでるじゃないですか」
楓「コーラばっかりじゃないですから~」
P「だから強くないんですってば。って既に割と酔ってますね楓さん」
楓「私、そんなに弱くないですよ?居酒屋に来てコーラばっかり飲むようなPさんは一度こーらしめてあげないといけませんねぇ…んふっ」
P「いや結構酔ってるでしょ…俺こっちです。それポストです」
楓「む~…?…あ、本当です濁った目が無い」
P「その判別方法は凄く傷つく」
楓「…ていっ」ガコンッ
P「たこせんを投函するなぁ!」
楓「はぁ~、ひんやりして気持ちいいです…」
P「こういうところで売ってるラムネってつい買いたくなりますよね」
楓「私、子供の頃夏祭りで勝ったラムネのビー玉集めてました」
P「ああ、俺もやりましたよ。若気の至りですね」
楓「瓶の冷たさが火照った体に染み込んでくーる、ようです」
P「薄っすら紅潮した顔でラムネ瓶に頬擦りするのはやめなさい。なんか如何わしいです」
P「酔いも少しは落ち着きましたか?」
楓「はい、おかげ様で……あ、このソフトクリーム味が濃くて美味しいです」ペロペロ
P「楓さんはアイス舐める派なんですね」
楓「そういうPさんは舐めないんですか?あ、そっちのわらび餅もらっていいですか?」ハムッ
P「俺はもっぱら齧る派ですね。うん、返事する前に俺のわらび餅持っていかれたわ」
楓「きなこと黒蜜って最高の組み合わせですよね。このプルプルした食感…乃々ちゃんの頬っぺたみたいです」
P「森久保齧った事あるんですかい」
楓「でもこのわらび餅、何だか黒いですね。黒糖ですか?」
P「いんや、元来わらび餅はこういう色ですよ。市販のわらび餅はわらび粉じゃなくてサツマイモやタピオカのデンプンとかで作ってるんです。つまりパチモンです」
楓「そうなんですね。これが本物のワラビー餅なんですねぇ」ハムハム
P「ワラビーじゃなくてわらびです。有袋類の粉末で作る餅とかマニアックすぎます」
P「あとコレ俺のなんですけど…うわっ全部食べたよこの人信じられねぇ」
楓「すみません…乃々ちゃん食感がやめられなくて」
P「楓さんは食レポ無理そうですね」
楓「ではお詫びに、私のソフトクリームをどうぞ」ズイッ
P「いや、それ楓さんの食べかけ…舐めかけですし」
楓「私は気にしませんけど?」
P「こちらは大いに気にします」
楓「まぁまぁ、全体的に舐めちゃってますけど」
P「完全アウトじゃないですか」
楓「ほらほら、早くしないと溶けちゃいますよ?」
P「あー、もうっ」ハムッ
楓「ああ、ソフトクリームはもうちょっとそーっふと食べないと」
P「むぐむぐ……流石に苦しすぎます。7点」
楓「!?」
楓「あ、お味はいかがですか?」
P「メープルシロップ味ですね」
楓「ミルクバニラのはずですけど」
オフが潰れて残業させられて出勤時間早められて…何この職場。仮面ライダークロニクルの方が人道的かもしれないゲフッ
程よく話の内容もほのぼのしてきたところで不貞寝するっすオヤスミー
志保「サンデー!!」
かな子「おいしいから大丈夫だよ」
愛梨「そっちのサンデーじゃないよね?」
里美「そうだと思いますぅ」
楓「久しぶりです、こんなにまったりと過ごすのは」
P「そうですね。今や楓さんも超売れっ子アイドルですからねぇ」
楓「どやあ」
P「はいはい凄い凄い」
楓「えへへ」
P「しかし本当にこんなのんびりとした時間は久しぶりですね。普段無駄に騒がしい事務所ですもんね」
楓「私はいつもの賑やかな事務所も好きですよ?」
P「まぁ、俺も嫌いでは無いですよ」
楓「今度は、お仕事ではなくてプライベートで来たいですね」
P「ははっ、じゃあスケジュール調整頑張らないと」
楓「ていっ」
P「痛っ。なんでラムネの瓶で突くんですか」
楓「…ワザとですよね?」
P「何の話ですか」
楓「ていっ」
P「いやだから痛いですってば。ちょ、アメリカンドッグの串は流石にあ痛っ!!」
P「とまぁ、一通り回りましたけどどうします?程良く夕飯時ですし旅館に戻りますか」
楓「あ、お土産屋さんですよ。瑞樹さん達に何か買って帰りましょう?」トテトテ
P「お土産なら明日でもいいんじゃないですか?ってもう行っちゃったし。フットワーク軽いなウチのアイドル達は」
楓「プロデューサープロデューサー。コアラのマーチとオレオどっちが良いと思いますか?」
P「どっちも事務所の売店で売ってますよ」
楓「やっぱりどこにでもあるお菓子をお土産に買うのはおかしーですよね。んふっ」
P「あんたソレ言いたかっただけだろ」
楓「ふぅ…結構歩いたのでちょっと疲れましたね」
P「夕食の準備はいつでも出来るそうですよ。もう食べちゃいます?さんざん食べ歩いたばっかりですけど」
楓「折角ですし、ご飯の前にお風呂にいってきますね。汗もかいてしまいましたし」
P「あ、いいですね。そう言えば俺まだここに来て一度も温泉入ってないや」
楓「そなんと勿体ない!Pさん人生の9割を損していますよ!」
P「すいません、温泉の重要性そこまで高くないんです」
P「じゃあのんびりお風呂に入ってから夕飯頼みましょうか。お互いどっちかの部屋に持ってきてもらって一緒に食べます?」
楓「えっ…別々に食べるつもりだったんですか…」
P「いや冗談ですけど。だからハイライト戻してください」
楓「まったくもう、プロデューサーは本当にいけずです……あ、ロビーに生け簀ありましたね」
P「中にいたのは何故かウーパールーパーでしたけどね。んじゃ、自分の部屋に戻って温泉入ってきます。タオルと着替えとアヒル用意しないと」
楓「はぁい。ではまた、後ほどですね」
P「はい、じゃあ後で」トテトテ
楓「……」
楓「…むふっ♪」
P「おぉう…露天風呂なんて何年振りだろ。子供のころ家族で……駄目だ、子供の頃の記憶思い出せねぇや」
P「さてと、湯に浸かる前に体を洗うのが風呂のルールだろう」
P「ここの旅館はメリットかぁ…そういえリンスのいらないメリットのリンスって商品が昔あったっけ」ゴシゴシ
楓「これはリンスでありんす?」
P「それはボディソープですよ。丁度いいや。それ取ってください」
楓「がってん」スッ
P「どうも」
P「…」ゴシゴシ
楓「…」ジーッ
むらむら「ウーパールーパーは生きたまま、唐翌揚げにするとおいしいです!」
三つ星「しまむー、ステイ」
P「………」ゴシゴシゴシ
楓「……」ジーーッ
P「…」ザバーッ
P「ふぅ…さっぱり」
楓「あ、ここにまだ泡がついてます」
P「ほんとだ。どうもありがとうございます」
楓「Pさんは髪の毛から洗う派なんですね」
P「いえ、まず壁から洗いますね」
楓「主夫力高いですね」
P「そんなことは別に………」
ダッ クルクルクルッ バシャーーン!!
P「何で居るんですか!?」
楓「おお、ロンダートからの後方宙返り」パチパチ
楓「あ、でもお風呂に飛び込むのはマナー違反ですよ?温泉はもっと静かに入らまなー」
P「すんません…あと流石にソレは苦しいです」
P「って違くて!違くて楓さん!」
楓「はい?」
P「ここ男湯!あなた淑女!俺オッサン!OK?」
楓「ああ、ここの温泉は時間帯で混浴に切り替わる仕組みに…」
P「ありませんよそんなの!そんなありがちな展開にならんように事前に調べてますから!」
楓「…そういう仕組みに、今だけなったそうです」
P「嘘つけぇ」
楓「旅館の女将さんに相談したら「いいよ、やっちゃえやっちゃえ♪」って」
P「事務所の外ぐらい常識人いてください!」
楓「大丈夫ですよ。ほら、見ての通りタオルは巻いてますから。…残念でしたか?」
P「むしろ安心しましたよ…」
楓「タオルの下にも水着をつけてますん」
P「どっち!?」
職場のブラック化が大進行中…ストレスマッハだけど家に帰ったらモロコシ持ってフリーズしてるハムスターにちょっぴり癒されましたわゲフッ
楓さんは地味にダジャレが難しいことに今更気づいた…ブリュンヒルデの口調ぐらいムズい。アッキーは楽なのにオヤスミー
熊本弁とダジャレが同じぐらいって……
やはり埼玉、あなた疲れているのよ
楓「Pさん運動神経凄いですね…お背中流そうと思ったのに」クスン
P「お気持ちだけ有り難く受け取っておきますから」
楓「あ、ちゃんと貸し切りにしてもらいましたから。バッチリです」グッ
P「バッチリアウトですよ。ほんとにもう…この自由人は」
楓「お背中、流しますよ?」クイクイッ
P「お気持ちだけで」
楓「まあまあ、溜まった垢はきちんと洗わないとあかんですよ」グイグイッ
P「ちょっ引っ張らないでタオルが、タオルが!ウチの事務所パワータイプ多いなぁ!」
楓「フンフンフフンフンフフーン♪」ゴシゴシ
P「…」
楓「フフンフンフフーン♪ カエデリカ~♪」ゴシゴシッ
楓「痒いところはありませんかー?」
P「心がむずかゆいです」
楓「はい一旦流しますね~」ザバーッ
P「わぷぷっ」
楓「いつもいつも、私達の為にご苦労様です」ゴシゴシ
P「何を仰る。サボッてガンプラ作ってたりグラブッたりしてばっかりですよ」
楓「むぅ…、感謝の気持ちくらい素直に受け取ってください」
P「仕事として当たり前の事をやってるだけですって。ちょっ、背中なぞるのやめて!こそばゆい!」
楓「あむっ」
P「噛むのはもっと駄目!だからって舐めるのも!」
P「危うく婿にいけない体にされるところだった…」スンスン
楓「Pさんなら嫁ぎ先には絶対困らないと思いますよ」
P「あっ!ここ歯形つけましたね。どうするんですか誤解されますよコレ」
楓「美味しかったです」
P「やめてくださいアマゾン細胞でも持ってるんですか」
P「この温泉の効能で今日中に消えないかなぁ…」チャプン
楓「ここのお湯はリウマチ、肩凝り、腰痛、ゾナハ病やゲーム病等に効果があるそうです」
P「中々高性能ですね。それにしても良かった、濁り湯で」
楓「いい湯ですね…これでお酒が飲めれば何も言う事は無かったんですけど」
P「最近入浴中の飲酒って色々厳しいですからね。飲めるところは飲めるようですけど」
楓「折角の露天風呂なのに…くすん」
P「…はいはい、夕食のときにちょっとだけなら付き合いますから」
楓「ほんとですかっ?」ズイッ
P「嘘なんかつきませんって。ほら近い近い楓さん当たってる当たってる」
楓「ふふ、ちょっとはしゃぎすぎちゃいました。夕ご飯が今から楽しみでぃなー」
P「あ、楓さん見てください猿いますよ猿」
楓「採点どころかスルーですか」クスン
P「猿も温泉入りたいのかな…あ、見てください野良カピバラもいますよ」
楓「わぁ、ネズミみたい」
P「ネズミですよ」
楓「あ、カピバラで思い出しました」
P「はい?」
楓「えいっ」ピロリンッ
P「ちょっ」
楓「温泉で混浴中なう、と」
P「うわぁ、怖くてケータイ見れねぇ」
楓「良いお湯でした」ホクホク
P「まさかアイドルと一緒にお風呂に入る事になるとは…ファンに知られたら外歩けなくなりそう」
楓「ご安心ください。ちゃんと事務所内だけのLINEに乗せただけですから」
P「わぁ、着信履歴とメールが凄ぇ…電源切っとこ」プチッ
楓「わぁ、見てくださいプロデューサー。凄い豪勢な夕食ですよ」
P「本当ですね。しかし量も凄いな…」
楓「船盛りですよ船盛り。こんなに沢山お刺身があって思わず」
P「ギョッとします、ですか?」
楓「もーっ!もーーっ!」ポコポコ
P「痛い痛い。だってバレバレすぎてつい…」
楓「プロデューサーだからってやって良い事と悪いことがありますっ!例えば法子ちゃんからドーナツを取り上げたらどうなります?」
P「しこたまシバかれますね」
楓「ライラちゃんからアイスを取り上げたら?」
P「しこたまシバかれますねぇ」
楓「楓さんからオチを取り上げたら?」
P「シバかれました」
楓「あ、お鍋ふいちゃってます。もう火を消しちゃっても良いんでしょうか?」
P「会話のキャッチボール!」
P「ほんとにこの25歳児は…。テーブルの上スペース狭くなっちゃうんでお茶菓子入れ向こうに置いておきますね」
芳乃「いただきますー」
P「はいどうぞ」
楓「ささっ、Pさん食べましょう食べましょう?ほらほら地酒もちゃんと用意してくれてますよ」
P「ハハッ、まさかとは思いますけどその酒瓶の山全部いく気じゃないですよね」
P「…うん?」
楓「どうかしましたか?」
P「…いや、何か今物凄く馴染みのある娘がいたような…」
芳乃「美味でしてー。サクサクでしてー♪」ポリポリ
ありす「あれ、芳乃さんそのお茶菓子どうしたんですか?何となくプロデューサーさんの気配を感じますけど」
連休が欲しい…温泉行きたい…マグロの頬肉をバターでソテーして岩塩で食べたい…
今週ズタボロだけど火曜しアターで貰ったジュエルで森久保引けたからもうちょい頑張って生きていようオヤスミー
楓「では」
P「早速」
P楓「「いただきまーす」」ポンッ
楓「ささ、Pさんまずは一献」
P「いやだからあまり飲めな……はい、付き合います」
楓「ふふっ♪」トクトク
P「あっあっ、そんな沢山は…うわぁ、容赦無いですね」
楓「たまには酔ったPさんも見て見たいじゃないですか」
P「さっきからちょいちょい本名で呼ぶのやめてもらえません?ドキッとするんで」
楓「時々ドキドキ、駄目ですか?」
P「あ、刺身美味っ!プリップリですよこれ。かな子の頬っぺたぐらいブニプニですわ」モグモグ
楓「採点してもいいのでスルーをするーのは、寂しいです」クスン
P「70点」
楓「っ!」パァァッ
P「1000点満点中ですけどね」
楓「っ!?」
P(何この25歳児…超面白い)
P「ほら楓さんも飲むばっかりじゃなくて食べましょうよ。はい、脂の乗ったブリですよー」
楓「あむっ」
P「どうです?」
楓「ヒンナヒンナ」モキュモキュ
P「それ事務所で流行ってるんですか?」
楓「このマグロのチタタプも美味しいですよ。はいっPさん」
P「それ只の中落ちじゃああむあむ」
楓「どうですか?」
P「ヒンナヒンナ」モグモグ
P「いやぁ、刺身ってご飯進みますね」モグモグ
楓「お酒も進みますよ?んっ、んっ……。くはぁ~っ、染み渡ります…」
P「どれどれ」コクッ
P「うぇっ、コレかなり辛口ですね。効くなぁ…」
楓「まぁまぁ、明日も一応お休みなんですから。のんびりゆっくり飲みましょう?」
P「それもそうですね。…うん、茶碗蒸しも美味い」
楓「プロデューサーは飲むより食べる人ですよねぇ」
P「昔からアルコールそんなに強くなくて。でも多少は飲みますよ?」
楓「ならもっと私たちと飲みましょうよ~。女子会参加しましょうよ~」
P「女子会にオッサン混ざってどうするんですか」
楓「誰も気にしませんよ~。みんなプロデューサーと遊びたがってるんですよ?」
P「俺「で」遊びたがってるんでしょ。うちの年長アイドル勢って酒入ると野生開放率高いんですもん…」
楓「最近流行のけものフレンズなんとかですね」
P「むしろビーストウォーズだよ」
楓「そろそろお鍋いきましょうか。わっ、お肉にお魚に盛り沢山で美味しそうです」
P「ほんとだ。めっちゃ熱そう」
楓「ふーふーしてあげましょうか?」
P「自分でしますて」
楓「はふー、ふーっ」
P「自分でしますってばよ」
楓「ふー、はふー……あむっ」
P「しかも食ったし!」
楓「はふほふ……おいひいれふ」
P「ああっ!3つしかない鳥つみれ食べましたね!かえせー!俺のつみれ返せー!」
楓「まぁまぁ、私の茶碗蒸しの三つ葉あげますから」
P「等価交換が成り立ちませんよ!」
P「つみれ…」クスン
楓「…ふふっ」
P「どうしたんですかご機嫌ですけど。ネタ浮かびましたか?」
楓「いえ、何だかこういうの、幸せだなぁ、と思いまして」
P「そうですね。温泉に美味しいご飯美味しいお酒ですもんね。つみれ…」
楓「こうして、Pさんと2人でのんびり過ごすのも本当に久しぶりですね。昔はいつも一緒にいたような…」
P「まだ俺が担当する娘も2、3人しか居なかった前の部署の話じゃないですか。それに楓さん以外にも居たでしょ。時子とか肇とか……」
楓「…Pさん?」
P「なんですか」
楓「Pさんは、今幸せですか?」
P「んー…仕事はやりがいあるし給料も悪くないし。毎日良くも悪くも刺激的で楽しいっちゃ楽しいし…」
P「まぁ、幸せだと思いますよ。多分」
楓「そうですか。なら良かったです」
P「どうしたんですか突然。楓さんは違うんですか?」
楓「私は幸せ者だと思いますよ?」
P「一升瓶抱えながら満面の笑顔ありがとうございます」
楓「あ、グラスが空じゃないですか。ささ、ぐいっと」トクトク
P「いやだから俺そんなに飲めないって言ってるのにうわぁまたこんな並々と!」
楓「プロデューサー…大丈夫ですか?」
P「だいじょうぶ、Pさんへいき…」
楓「顔真っ赤っかです。目もまるで卯月ちゃんみたいなグルグルお目めになっちゃってますし」ツンツン
P「おさけ、まけない、よってない、なんくるない…」
楓「Pさん、私こっちです。それテレビです」
P「んぇ………?ほんとだ、おのれディケイド…」
楓「昔よりお酒弱くなっちゃってますね。どうしましょう…取り敢えずお水、お水飲ませないと」オロオロ
P「父親と会話らしい会話をした記憶がありません……」
楓「はいプロデューサー。お水です。ささ、ぐいっと」
P「ガボゴボゴボガボッ」
楓「あっ、これ私が飲んでたお酒でした。こっちです。お水こっちですプロデューサー」グイッ
P「ガボゴボズンボガンボッ」
P「第参戦術…」グデーン
楓「どうしましょう、すっかり酔い潰れちゃいました…」
楓「…」
楓「……」ツンツン
P「ガシャットよこせぇ…」
楓「…こんな酔っぱらったPさん、久しぶりです。普段なんだかんだでキッチリしてるますもんね」ツンツンッ
P「ふにゃ」
楓「ふふっ」
楓「…」
楓「でもどうしよう。私一人じゃPさんお部屋に運べない…」ツンツンナデナデ
P「うーん…早見沙織の気配…」
楓「どうしましょう…」
楓「……」ガラッ
楓「お布団は一応こっちの部屋に2枚並べて敷いて貰ってるけど…」
P「むにゃ…」
楓「…」
楓「どうしましょう?」ナデナデ
P「お前に相応しいソイルは決まった…」
楓「…仕方ありませんよね?」グイグイッ
P「ぐぇっ」
楓「うんしょ、よいしょ…」ズリズリ
楓「はいはい、ちゃんとお布団かけないと風邪引いちゃいますよ?」ポスッ
P「ヨロイ元帥からの年賀状…」
楓「ふぅ、これでよしと」
楓「もう夜も更けてきましたし、夜は寝ないと、ですね」モゾモゾ
楓「では、おやすみなさい…」ギュッ
P「んぶぶっ」
ヤバい今月時子としまむーの誕生日があるじゃないか…Sレア引いた森久保も書かねばだし…教えてくれ五飛。俺はあと何回SSを書けばいいんだ…
ようやく取れた1日限りのオフなので冬眠するですよオヤスミー
アーサー アサダヨーアーサー クロダアーサー
P「…あれ、いつの間にか寝ちゃってた…」
P「ふぁぁ……やっぱ全然飲まなくなったから酒弱くなっちゃってるなぁ…」ムニッ
P「…うん?」
楓「んにゅう…」
P「」
楓「…んぅ?……おはようございまふ、ぷろりゅーさーさん…」ゴシゴシ
P「」
楓「ふわぁぁ…なんだかすごく寝心地が良くてグッスリ眠れました。ん~…」
P「ど、どういう状況?」
楓「う~ん…目がしぱしぱします…眠気覚ましに温泉いってきますね」ムクッ
P「あ、はい行ってらっしゃい…って楓さん帯!浴衣の帯取れてる!」
楓「はい?」ハラリッ
P「振り向かないで!」
女将「またのお越しをお待ちしております」
P「またお越しします」
楓「今度は家族風呂のあるお部屋でお願いします」
P「おや、今度はご家族と来るんですか?よっぽどここが気に入ったんですね」
楓「えいっ」
P「何で頬っぺた突くんでふか」
楓「知りません」スタスタ
P「ちょっ、待ってください楓さん。あ、それじゃあありがとうございました」ペコッ
女将「お帰りの道中お気を付けください朴念仁」
P「辛辣!」
P「よもやロケ先でまったり温泉入ってくつろけるなんてラッキーでしたね」
楓「ええ、やっぱり温泉は最高です…ゆったり足を伸ばせるし、これでお酒が飲めたらもう永住したいくらいなんですけど」
P「楓さんが住む温泉ですか…さぞ濃厚な出汁が取れそうですな」
楓「地元の方からこんなにお土産も頂きましたし。是非また行きたいですね」
P「そうですね。今度は瑞樹さんや早苗さんや菜々さんも呼んでアダルト組で温泉ロケの特番とか良いかも…」
楓「もう、そうやってすぐお仕事の話にしちゃうんですもん…また来たいですね、ってわーくわくしているのに」
P「半分の半分冗談ですって。今のスケジュールが落ち着いたらどこかで連休作りますよ」
楓「本当ですか?」パァッ
P「埼玉県民は冗談は言いますけど嘘は1つしかつきません」
P「大人組の他の人たちともオフ合わせますから。良かったらまたこうしてのんびり温泉にでも行ってきてください」
楓「プロデューサーは一緒じゃないんですか?」
P「俺はしばらく休みは取れそうにないですから」
楓「そうですよね。プロデューサーはいつも若い娘たち相手に大忙しですもんねー」
P「含みのある言い方しないで。目が離せない連中なんだから仕方ないでしょ」
楓「言っておきますけど、目が離せない問題児と言えば私だって負けません」フンス
P「自信満々にダメアピールしないでください。首を傾げない。ホントに25歳ですかアンタ」
楓「大人だからって放ったらかされっぱなしは寂しいですよぅ…」
楓「ちゃんとみんな平等に構ってあげないとダメなんですからねー?」ペシペシ
P「俺はみんなのオカンですか」
楓「そのうち他所でも「あそこのプロデューサーはいつも小さい娘ばっかり連れてる。ロリコン?」とか噂になっちゃいますよー。子供使いとか呼ばれちゃいますよ?」
P「楓さんの口からロリコンって単語聞くとゾクッてしますね…あと誰がイヌワシだ」
楓「あ、お焼き食べませんか?野沢菜とカボチャとメキシカンチョリソーがありますけど」アムアム
P「ってカボチャもう取られてるじゃないですか。服の上に零さないでくださいね?」ハムッ
P「スパイシー!!」ブフォッ
ごはんのしたくしてくる
P「そんなこんなで戻ってきました我らが事務所」
楓「あ、では私はこのまま寮に戻りますね?」
P「はい、お疲れさまでした」
楓「お疲れさまでした。では、また今夜の飲み会で」
P「行きませんて。ロケから帰ってきたその日の晩にもう飲むんですか」
楓「ほらぁ、やっぱり構ってくれない」ムスー
P「昨夜晩酌に付き合ったでしょうが…」
楓「昨日は昨日、今日は今日ですっ」
P「駄々こねないでください25歳児。…わかりました。じゃあ週末空けておきますから」
楓「ほんとですね?嘘ついたら針千本……歯と歯の隙間に刺すんでしたっけ?」
P「針千本飲ますですよ!ただの拷問じゃないですか想像しちゃったよ!」キュッ
楓「じゃあ今週末、楽しみにしてますからね?」
P「はいはい、じゃあ俺はお土産配りに行くんで…」
楓「あっ、PさんPさん」トテトテ
P「はい?だから唐突に名前呼びはドキッとするから…」
楓「いつか、プライベートで2人でいきましょうね?」
P「」
楓「では、失礼しますね。今週末、大人しゅう待つ…んっふ」トテトテトテ
P「…」
P「……危ね、惚れかけたわ」
P「さてと、妖怪お土産配り社畜が今行くでごぜーますよ」
芳乃「ほー、かの者の気を感じますー」
凛「ほんとだ、この匂いはプロデューサーだね」
あやめ「確かに。このチャクラは間違いございません!」
卯月「みんな人間離れしてますね!」
未央「うーん、よりにもよってそれをしまむーが言っちゃう?」
P「今日までオフだけどお土産配りに来たぞただいまー」ガチャッ
凛「おかえり。楽しかった?」
P「ああ、まさか仕事先であんなのんびり出来るとは思わなかったよ。はい饅頭」ポムッ
凛「ふーん、良かったね。楓さんと2人きりで随分イチャイチャしてたみたいだし。あ、これ美味しい」モキュモキュ
P「イチャイチャて」
未央「ほいほいプロデューサー。これ見てみ?」
P「事務所のアイドル間のLINE?……あ゛」
楓:2人で地方ロケなう
楓:温泉で混浴中なう
楓:一緒のお布団で寝顔激写なう
P「…」ダラダラ
凛「どうしたの、凄い汗だよ?」
未央「うーんと……南無?」
あやめ「ご安心くだされ。カイシャクはわたくしが致します故」チャキッ
卯月「言い残す事はありませんか!?」
P「えっと………」
P「戦略的撤退!」シュバッ
芳乃「させませぬー」
P「あれっ体が動かない!」ピキーン
凛「グッジョブ芳乃。敵に回すと絶望だけど味方になると希望しか無いね」
あやめ「ささ、参りましょうかP殿」ズリズリ
P「ちょっ、どこに連れていくん?てか芳乃助けて!芳乃さんっ?おーいよしのーん!」
芳乃「楓殿とだけ温泉は、ずるいのですー」プンスカ
P「うわぁ久しぶりに芳乃が激おこだぁ」
卯月「346プロ内「敵に回したらダメな人」第1位さんですもんね!」
未央「他人事みたいに言うけどしまむーが2位だからね?」
凛「さっ、平等に私たちとも一緒に温泉いこうか」ズリズリ
P「この辺りに温泉なんて無いしアイドルと入浴とかご法度すぎるわぁ」
未央「どの口が言うのさ、それ」
P「スンマセン」
あやめ「ご安心を。今朝方芳乃殿がこの事務所の裏手で源泉を掘り当てましたので」
P「何してんの芳乃さんや!」
卯月「後はウサミンロボ軍団の突貫工事で温泉施設が完成です!ジェバンニより仕事早いです!所要時間24分でした!」
P「建設業界に革命が起こる仕事ぶりだよ!」
凛「ほら、早くいくよ?181人相手にしないといけないんだからさ」
卯月「トレーナーさんたちにも声をかけましょう!」
P「やめろぉ!俺ふやけちまうわぁ!」
卯月「温泉卵ならぬ温泉プロデューサーですね!」
未央「それ只の温泉宿再建請負人みたいに聞こえるね」
あやめ「地方ロケでお疲れでしょう。お背中流しますぞP殿。あ、凛殿足のほう持っていただけますか?」
凛「ん」ムンズッ
卯月「じゃあ私は未央ちゃん持ちますね!」ヒョイッ
未央「脈絡ないから降ろして欲しいなぁ」
P「助けて芳乃ー!」
凛「あ、お風呂の後は一緒に寝るんだからね。平等だよ平等」ズリズリ
P「助けてお願い何でもしまむらー!!」
乃々「…た、助けてあげないんですか…?」
芳乃「わたくしだって、かの者と混浴などしたことありませんのにー」
乃々「時々思ってましたけど、芳乃さんって意外と独占欲強いですね…」
芳乃「ずるいのですー、ずるいのですーっ」プンプン
乃々「プロデューサーさんとお風呂………あわわわ…も、もりくぼにはそんな薄い本的な展開はむぅーりぃー…」
芳乃「お風呂はいつも一緒に入っておりますがー、温泉は共にしたことがありませんのでー」プンスカ
乃々「…はい?」
楓「オチが落ち着きなくてごめんなさい。…ふふっ」
アッキー「30点だ」
楓「!?」
その場の思い付き書き殴りスタイルなもので毎度オチがこんなんでスンマセン。「楓さんSS書けハムスター県民」と前々からせっつかれてましたが
仕上がりは御覧のあり様ですわ、ハハッ。
いやぁ今月は時子の誕生日に卯月の誕生日とか、仕事もブラック化がレベルマキシマムなのにどうしよう…?
楓さんメインは初でしたが個人的にはこの人ダジャレが意外とムズいです。熊本弁レベルです。アッキー語は割と楽なんですけどねぇ…。
多分次は外面女王様こと時子メインのお話になると思います。良ければまた、このちょっぴり賑やかなアイドル達にお付き合いください
オツカーレ
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