最原「入間さんがエグイサルに撥ねられた」 (94)


・基本紅鮭時空

・細かい所を気にしたらオシオキ

・キャラ&口調崩壊注意


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最原「おはよう、今日も良い天気だね」

入間「ひゃっはー! オレ様に朝一番から声をかけるとか溜まってんのかぁ?」

入間「まあこのヴィーナスボディを朝イチのオカズにしたい気持ちはわかるけどな!」

最原「ち、違うよ! 僕はたまたま入間さんに会ったから挨拶しただけでそんなつもりは全くないよ!」

入間「タマタマとか抜かしてる時点で説得力皆無だぜ! この童貞原が!」


入間「しょーがねーからこのオレ様が良いモノをやるぜ!」

最原「……嫌な予感しかしないけどとりあえず聞くだけ聞くよ」

入間「これだ! 名付けて下着スケスケ眼鏡だ!」

入間「これがあれば下着を透過してあられもない姿を見ることが出来るぞ!」

入間「まあ、透視出来るのが下着だけって欠点は有るけどな……。まあ細かいことは別にいいだろ!」


入間「さあダサイ原! これを付けてオレ様のヴィーナスボディを拝む事を特別に許可してや……ってあれ?」

最原「ゴメン入間さん! ちょっと用事を思い出しちゃった!!」

入間「ちょっテメー! 逃げんじゃねー! こうなったら嫌でも装着してやんぜ!」

最原「うわっなんだこれ気持ち悪っ!? 入間さんがなんか独特な動きで追いかけてくる! しかも意外と速いし!!」


入間「気持ち悪い……!? 乙女にそんなこと言うなよぉ……」

最原「ネガっても追いかけるのはやめないんだね! どれだけその変態眼鏡を僕に装着させたいの!?」

最原「それとも露出趣味にでも目覚めたの!? ごめんね! 僕にそんな特殊な趣味は無いんだ! そういうのは王馬くん辺りにでもお願いすれば良いんじゃないかな!?」

最原「その後の人生は奴隷より酷いものになりそうだけど!」

入間「露出……。あ、ちょっといいかも……ハァハァ……」


最原「これも許容範囲内なの!? ちょっとドン引きだよ!」

入間「ああん!? こういうのは最原にしか言わねーよ! 何言わせてんだ恥ずかしい!」

最原「キミはいつもこの500倍はキツくて恥ずかしい下ネタを言ってるから安心していいよ! ってかどんだけ執念深いのさ!」

入間「き、キツキツ……!? ハァハァ……! っと危ねぇ最原の策にハマるとこだったぜ……!!」

入間「オレ様は諦めねぇからな! 童貞原がオレ様にぶげらっっ!!!?」

最原「えっ、ちょっ……入間さぁぁん!?」



~~~回想開始~~~


現場を見ていた超高校級のロボット、キーボはその時の様子をこう語っている

キーボ『いやあ、ロボットのボクが言うのもなんなんですけど』

キーボ『あの時の入間さんは人間離れしていましたね』

キーボ『まさかエグイサルを推進力に七回転半をキメて、後頭部からコンクリートに着地するとは……』

キーボ『まさに愛ゆえの行動ですね! え、違う? 鉄屑が愛を語るんじゃないって? それってロボット差別ですか! 然るべき機関に訴えますよ!?』



~~~回想終了~~~


エグイサルレッド「あれぇ? 何か聞こえた気がしたから振り返ってみたんだけど誰も居ないね~。何か撥ね飛ばしちゃった気がしたけどオイラ忘れちゃったよ!」

エグイサルピンク「いやぁ! グロいわー! でろでろでろでろでろー……」

エグイサルレッド「うわあ! モノファニーがピンクのゲロを吐いちゃったよ!」

エグイサルレッド「これは色んな意味でまずいハプニングが起きる前兆なんだ! オイラはしーらないっと!」

最原「入間さん!? ねぇ入間さん!? 返事をしてよ入間さん!!」


……

…………

………………


最原「僕のせいだ……。僕があの変態眼鏡から逃げようとしなければ……」

天海「変態眼鏡? その話ちょっと詳しく聞きたいんすけど」

モノクマ「これはボクにしか治せないね」

モノクマ「だが、ボクの手術はレアですぜ? 報酬は高いぞ」


最原「入間さんがこんなことになった原因の半分は僕のせいだから……」

最原「僕が出来る事ならなんでもするよ」

茶柱「あくまで責任の半分しか背負わないんですね。これだから男死は……」

モノクマ「それを聞きたかった」

茶柱「それで良いんですか!?」

モノクマ「まあ今回はシリアスにするつもりはないから」


モノクマ「本来ならここでコロシアイをしてもらうところなんだけど、これは紅鮭だからね」

モノクマ「手術料は追って連絡しまさぁ」

白銀「アッチョンブリケ!」

最原「白銀さん、今はまじめな話をしてるから」

白銀「あ、ごめん……。このネタなら通じるかなーと思ったんだけど……」


………………

…………

……


モノクマ「術式完了!」

モノクマ「これでもう峠は越えやしたぜ」

モノクマ「後は入間さんの体力次第ですな」

最原「良かった……。本当に良かった……」


最原「あ、でも発明品の実験台にされるのはちょっと嫌だな……」

春川「最原、本音が漏れてる」

最原「おっと。今は素直に喜ばないとね!」


~~~数日後~~~

モノクマ「入間さんが目を覚ましたよ!」

最原「本当!? すぐにお見舞いに行かなきゃ!」

モノクマ「手術料の話なんだけど、今回はタダでいいよ」

最原「え、本当? 王馬くんみたいに後で『嘘だよ~ん! バァカ!!』とか言わないよね?」

モノクマ「うん、言わないよ。クマ、ウソつかない」


最原「そ、そう? それならありがたく厚意に甘えさせてもらうけど……」

最原「あ、早く行かなきゃ!」





モノクマ「……ま、生きてればいいことって多分あるよね?」

モノクマ「ボクしーらないっと!」


今日はここまでだヨ。短くて申し訳ないネ

明日辺りにでも続きを書きたいと思うんだけど、入間さんがどうなってたか安価を取った方が良いのかな?

何種類か考えててどれにしようか迷ってる状態なんだよネ


おはよう

>>1 はこれから仕事だから安価だけ飛ばしておくネ

1、性格反転(?)、綺麗な入間さん

2、主人格消滅(?)、デフォルトの性格がピグ間さん

↓三つまでで多い方を採用したいと思うヨ。よろしくネ

安価確認したヨ

正直ここまで反応が有るとは思ってなかったから驚いてるヨ

仕事が終わり次第、綺麗な入間さんルートで書いていくネ


最原(この数日僕はずっと心の中で後悔してたんだ)

最原(僕が拒絶したせいでこんなことになってしまったんじゃないかって)

最原(だから、入間さんが治ったら一緒に出掛けよう。前に誘われた時は断わっちゃったし)

最原(その時に、少しくらいなら無茶なお願いも聞いてあげよう)

最原(だから、だから……)


最原「入間さん! 怪我は大丈夫!?」

入間「キャッ! あ、最原くんじゃないですか」

最原(キャッ……?)

最原(最原『くん』……?)

入間「びっくりしましたよ。扉を開ける時はまずはノックしてくださいね?」

最原「ご、ごめん……! 入間さんの意識が戻ったって聞いて居ても立っても居られなくて」

最原「そうだよね。着替えてる可能性も有ったわけだしきちんとノックしないとね……」


入間「はい! ちゃんと謝れましたね。まあアタシも鍵をかけてませんでしたし、これでおあいこです!」

最原(アタシ……?)

最原(なんだ、この違和感は……)

入間「でも、嬉しかったです……」

最原「ん? 嬉しかったって?」


入間「だってアタシが目を覚ました後、一番最初に会いに来てくれたのが最原くんだったから……」

最原「」


最原「  」



最原「    」





最原「ゴメン、入間さん。ちょっと席を外させてもらうよ」

入間「わかりました! でも――」

入間「すぐ戻ってきてくださいね……?」

最原「」


最原「モノクメァァァァァァァァァァッッ!!!!!!」

モノクマ「ヒィィッ!? そんなに大声出さなくても聞こえてるよ。まったく……。ボクの集音マイクが壊れちゃったらどうするつもりなの?」

最原「いいから、入間さんに、何をしたのか、言え」

モノクマ「ちょっ、落ち着いて! 落ち着いて! ハウスハウス!!」

最原「ツマラナイ冗談はやめてくれないか? 僕は少し怒ってるんだ」

最原「これ以上話を引き延ばそうとするなら、僕は、どんな手を使ってでも、お前の目的を必ず潰す。いいか?」

モノクマ(何コイツなんなのコイツ最原クンってそんなに入間さんにお熱だったっけ?)


モノクマ「わ、わかったよ……。実を言うとね、入間さんの手術自体は成功したんだけど……」

モノクマ「脳に深刻なダメージが残っちゃってて、こればっかりはボクにもどうしようも無かったんだよね」

モノクマ「脳の人格を司る部分に損傷があって、普段の入間さんの人格や性格は、もうほとんど残ってないんだよ」

モノクマ「でも、あくまで性格形成に影響があるだけだから記憶や才能に問題は無いと思って皆に治ったって報告したんだ」

モノクマ「性格が違っても今までキミ達が一緒に過ごして来た記憶や、命そのものが喪われたわけじゃないし」


モノクマ「本来なら死んでてもおかしくない状態だったんだから命を拾っただけ儲けモンだよ?」

モノクマ「まあ、ボク個人的な話をさせてもらうと、入間さんの最近の言動にはヒヤヒヤさせられてたからある意味助かったけどね」

モノクマ「あれはゴールデンタイムのお茶の間に流せる内容じゃないからね」

最原「だ、だからって入間さんをあのままにするわけには……」

最原「こんなの、入間さんは死んでしまったのと何も変わらないじゃないか!!」


モノクマ「いい? 最原クン。さっきも言ったけど。本来入間さんは死んじゃっててもおかしくない状態だったんだ」

モノクマ「それが、今生きて会話も出来るっていうのに」

モノクマ「それ以上、何を望むの?」

モノクマ「入間さんは生きてる。それだけでいいじゃない?」

モノクマ「それでもまだガタガタ抜かすつもりなら――」

モノクマ「ボクにも考えがあるけど……どんな考えか、聞きたい?」

モノクマ「さて、最原クンはどうするかな?」


最原「ぐっ……!」

最原(僕だけが何かされるならまだいい。けど、他の人を巻き込むわけにはいかない……!)

最原「……今は引いてやる。けどね、もし」

最原「入間さんや、他の人に」

最原「何かあったら」

最原「僕は絶対に」

最原「お前を許さない」


モノクマ「うぷぷ……。キミが何もしなければボクも何もしないよ」

モノクマ「ボクだってわざわざキミ達と敵対したいわけじゃないからね」

モノクマ「あ、紅鮭団は続行だよ。モチロン入間さんも含めてね」

モノクマ「さて、結構話し込んじゃったけど、入間さんは大丈夫なのかな?」

最原「モノクマァ……!」

モノクマ「さあさあ行った行った!」



最原「入間さんゴメン! お待たせ!」

入間「あ、最原くん! 良い所に! ちょっと助けてくださいぃ……!」

最原「い、入間さん!? 一体どうしたの!?」

最原(なんだこれ……)

入間「王馬くんが部屋に来てお見舞いだってこの箱を置いて行ったので、開けてみたらこんな事に……」

最原「だから荒縄で雁字搦めに縛られてるんだねわかったよ王馬くんを消してくればいいんだねわかったようん全部わかったこれが事件の真実なんだね」


入間「最原くん!? お、落ち着いて……落ち着いてくださいって!」

最原「はははは何を言ってるんだい? 僕はいつでもクールクレバークーリッシュだよ?」

入間「最原くんが壊れちゃったぁ……。どうすればいいのぉ……」

最原「とりあえず全部置いておいたとしても重傷患者の入間さんにこんなことした王馬くんにはオシオキしないと……」

最原「ん……?」


入間「あ、最原くんが元に戻りました! ありがとうございます神様……!」

最原「聞いちゃいない……」

最原(でも僕の聞き間違いじゃなければ彼女は間違いなく気弱になった時の入間さんそのものだった……)

最原(もしかすると何かの拍子で元の入間さんに戻るかもしれない!)

最原(よし!)


~~~翌日~~~

モノクマ「―――という訳で、これから入間さんの怪我が治るまで紅鮭団は延長することになりました!」

モノクマ「後ついでに入間さんのお世話係に最原クンを任命しておくよ!」

モノクマ「これは彼からの強い要望があったからだよ!」

最原「お、おいモノクマ!? 何言ってるんだよ!」

モノクマ「むふふなイベントを期待しちゃダメだけどね! ムッツリスケベだなぁ最原クンは!」


茶柱「…………最低……」

赤松「私のことなら全然お世話してくれて構わないけどね! むしろしてくれて良いんだよ? いつでもウェルカム!」

百田「赤松……」

春川「どうしてこうなっちゃったの……?」

天海「いやあ最原君も隅に置けないっすね。中々の欲に忠実っぷりっす」

最原「ぐっ……!」

最原(皆からの冷ややかな視線。僕の印象が悪くなったようだ)


最原(でもこれでいい……。僕が入間さんにつきっきりになれば昨日みたいに入間さんの元の人格に戻すきっかけになるかもしれない!)

茶柱「転子は反対です! 例え入間さんだとしても女子は女子です!」

茶柱「女子と男死を二人っきりになるかもしれないんですよ!?」

赤松「私も反対かな……。入間さんってちょっと怖いし、最原くんと二人っきりにさせるのは危険だと思うんだ」

赤松「だから私をお世話すればいいんだよ! うん、名案だと思うよ!」


最原(とりあえずしばらくは僕が基本的に一緒に居て、入間さんの言動パターンを分析しないと……)

最原(多分以前のように、彼女が責められたりテンパったりした時に……)

最原(ふむ、それならば……)

最原(……よし、これからの段取りは大体練れたぞ!)

赤松「あー! 私もお世話係が欲しいなー!!」

最原(いや、でもこれでいいのか……?)

星「……これは流石に赤松が可哀想になってきたぜ……」

アンジー「楓はもう割とダメだって神様も言ってるよー」

白銀「赤松さん! 最原君にお世話される時は言ってね! わたし、執事服とか持ってくるから!」


茶柱「あ、赤松さん……! 転子の気持ちを分かってくれるんですね!」

王馬「いやー。これは二人の目的がまるっきり別物なんじゃないかなー?」

茶柱「うるさいですよ男死!」

王馬「おーこわ……。言われなくても邪魔者はさっさと退散するよーっと」

王馬「ゴン太ー! 今日はAVルームに虫の映像でも見に行こうぜー!」

ゴン太「ホントに!? すぐに行くよ! ちょっと待ってて!」


ゴン太「あの……夢野さんも一緒に行かない? 確か前虫さんに苦手意識があるって言ってたし……」

ゴン太「これを切っ掛けに虫さんの事を少しでも好きになってくれると嬉しいんだ!」

夢野「んあー……。めんどい……」

ゴン太「あ……そうだよね。無理に誘ってゴメン……。ゴン太バカだから……」

夢野「……めんどいが、ゴン太がウチの事をおぶってくれるなら見に行ってもいいぞ」

ゴン太「え! 本当に!? ゴン太すごく嬉しいよ!」

茶柱「ゴン太さんも男死だったのですね! ちょーっと転子が目を離してる隙に夢野さんに」

茶柱「で、ででっ……デートのお誘いをするなんて! 転子の目が黒い内はそんな事許しませんよ!!」

茶柱「という訳で転子もついて行きます! 男死に拒否権はありませんので!」

夢野「転子、やめい……。ウチはめんどい転子の事は嫌いじゃ」

茶柱「あばっ!?……ぐぐぐ……ゆ、夢野さんがそうおっしゃるなら……!」

東条「血涙を流してまで葛藤するようなことなのかしら……」

星「人間ってヤツは譲れない拘りってのを誰かしらそれぞれ持ってんのさ」

真宮寺「ククク……いやァ。ここに居ると退屈しないネ!」

真宮寺「うん。やっぱり、人間って良いよネ!」

今日はここまでだヨ

最赤派の人には申し訳ないけど、今回は(恐らく、多分、きっと)最入になると思うから苦手な人や最赤一神教な人はブラウザバックをオススメするヨ

因みに、この世界線で最原君が一番会話してるのは入間さんで、その次に会話してるのは赤松さんだったってキーボ君が言ってたよ

どうやって皆と絆を深めたり、どうして一部の人がこうなったのかはまたおいおい書けたらいいなァ……


最原「さて、取り敢えず入間さんの部屋に来たのは良いけど……」

最原「この状況は何……?」

入間「あ、最原くん! 実は皆さんが退屈しないようにって色々お見舞いの品をくれたんです」

最原「あ、へー……そう……」




最原「その如何にも毒って感じのラベルと色のビンはどうしたの……?」

入間「あ、これは真宮寺くんがくれたんですよ。『これを飲めば天国に昇る様な気分になれるはずだヨ』って」

最原「それってきっと気分どころか物理的に天国に昇っちゃうヤツだと思うよ!?」

入間「そうですか……。それならこっちを……」

最原「ちょーっと待ったァ!! 僕が開けるよ! ほら、入間さんまだ寝たっきりなんだし!」

入間「そう……ですか。それなら最原くんに任せますね!」


最原「さて……。この包みは……」

最原「」

最原「」

最原「えっ」

最原「パンツ……?」

最原「ボクサータイプのパンツだ……。一見シンプルだけど触ると素材の違いが良く分かる。これは紛れも無くブランド物だ……」

最原「でも誰がこんな物を……? パンツを渡す時は仲良くなってから直接渡すのなら良いけど、こんなのただの変態じゃないか……!」


最原「こんな変態が紛れ込んでいるなんて首謀者より危険だよ!!」

最原「僕が守らなきゃ……。僕が入間さんを守らないと……!」

最原「あ、でも良かった。後は別に怪しい物は無さそうだね」

入間「そうですか! それならこのクッキーを……」

入間「はい、最原くん。あーん」

最原「ぽ?」


入間「最原くん。あーんですよ、あーん!」

最原「いや、えっ意味は分かるけど意味が分からないんだけど……」

入間「最原くんは食べてくれないんですか……?」

最原(う、上目遣いぃ!?)

最原「わ、分かったよ……。いただきます」


最原「ふむふむ……。外はサクサクだけど中はしっとりしてて、でも甘すぎない……。これならいくらでも食べられそうだ」

最原「うん、すっごく美味しい」

最原「けど、これどうしたの? これもお見舞いだったりする?」

入間「女性陣が総出で作ってくれたそうですよ。なんでも『女は糖分が無ければ死んでしまう生き物じゃからな!』とか」

最原「そうなんだ。でもそれってなんだか申し訳ないような……」


王馬「いえーい! 最原ちゃんにだけ良い思いはさせないよ!」

入間「あっ! クッキーが……」

最原「王馬くん!?」

王馬「こんな美味しそうなクッキーをこれ以上最原ちゃんに食べさせるわけないじゃーん!」

王馬「オレの目が黒いうちは恋愛フラグなんて絶対建てさせてやんないもんねー!」

王馬「これは全部、オレが責任を持って食べてあげるよ!」

王馬「いっただきまーす!」


王馬「うん! 外はゴリゴリ、中はネバネバ、甘すぎず、辛すぎる味わいがなんとも……ンゴパッ!?」

最原「王馬くん!? 王馬くぅ――ん!!」

最原「ま、まさかあのクッキーの中に毒入りの物を混ぜた人が居るのか……?」

最原「食べたのが王馬くんだったから良い物を……。他の人が食べてたら大惨事になるところだったじゃないか!」

最原「誰が……! 誰がこんな酷い事を……!?」



赤松「くしゅん! あ、もしかして最原くんが噂してるのかな?」

赤松「それか、私が作ったクッキーを食べてくれたのかも!」

赤松「入間さんへのお見舞いって事にしておけばお裾分けされたり、毒見をするために高確率で最原くんも食べてくれるって」

赤松「下睫毛が特徴的な神様も言ってたらしいし!」

赤松「味見をしてくれた二人には感謝しないと!」


百田「」犯人は

春川「」   マツ――


アンジー「ダイニングメッセージかなー? 初めての共同作業なんて神ってるねー!」

キーボ「え? バイキングソーセージがなんですって?」

白銀「キーボ君……。入間さんがメンテナンスしてくれないからこんなポンコツに……」

東条「キーボ君も夜長さんも間違ってるわ。正しくはダイイングメッセージよ」

アンジー「あははー! そうとも言うねー!」

白銀「これでまだ一日目なんて、地味に胃に穴が開きそうだよ……」


今日はここまでだヨ

今日も短くて申し訳ないネ……

生存報告が遅くなっちゃって申し訳ないネ

漸く一段落つきそうだから、近いうちにまた更新する予定だヨ

後、次のSSのプロットももう考え始めてるんだ。タイトルは、ダンガンロンパ塩~才囚学園編(仮)~だヨ

このSSが終わり次第書き始められたらいいなァ……


~~~???サイド~~~


友達が、信頼出来る仲間が欲しいってずうっと思ってた

そしたら神様が才能をくれたよ

嬉しかったさ……。オレは選ばれたんだって。ようやく胸を張れる自分になれたんだって

でも、大事な物を失ってしまった……

生きる意味、目的。オレはこれからどうすればいい……?

生きる意味とは何だ……


分かってきた……!

生きる目的なんて、生きる意味なんて、そんなもの無くていいんだな……

だってオレには仲間が、友達が居る

それに、憧れだった超高校級の才能だって有るんだから……



ようやく悟ったよ……!



満足したし

去るよ、オレは……


「………ん」



「……くん」




「…馬くん」



「王馬くん」


最原「王馬くん!!」


王馬「はっ!?」


最原「よかった……。気が付いたんだね」

王馬「あれ、オレは……?」

最原「覚えてない? 王馬くんは入間さん宛てのお見舞いのクッキーを摘み食いしてそのまま倒れちゃったんだよ」

最原「中に毒入りの物が混ぜられてたみたいで、生死の境を彷徨ってたんだよ?」

最原「キミがうわごとで前世の罪を懺悔し始めた時は流石にもうダメかと思ったけど……」

最原「無事生還出来て良かったよ! 良い感じに罰にもなったみたいだしね」

王馬「一般的に、臨死体験は良い感じの罰とは言わないんじゃないかなー……?」

最原「自称・悪の総統と超高校級の探偵が一般的かどうか手を胸に当てて考えてみなよ」

王馬「最原ちゃん辛辣ー。オレってば重症患者なんだよ?」

最原「はいはい、それだけ口が回れば大丈夫だよ」


王馬「ぶーぶー! そんなんじゃ好きな女の子に嫌われちゃうぞー!?」

王馬「その帽子も猛烈に似合ってないよね! 陰キャ感丸出しってやつ?」

最原「は!?!???!?」

最原「な! 何を言ってるんだよ王馬くん!?!?」

王馬「えっ……」

王馬「ちょっとどうしちゃったのさ! いつもの軽い嘘じゃん?」

最原「き、キミは何、な、なな何を……!」

王馬「ヒエッ……」

王馬「ゴメンよ最原ちゃん! 最原ちゃんがそこまで気にしてるなんて知らなくてさ……」

最原「全く……。君の発言には何時も辟易とさせられるヨ」

最原「んあー……。ウチはめんどい事は嫌いじゃからな」

最原「今回はこれで引くがな。次はねーってことは頭に入れといてくれよ」

王馬「わかった! わかったからその口調やめて!!」



最原「」


王馬「気絶した……?」

王馬「なんだよ……。なんだよアレ……」

王馬(後日目を覚ました最原ちゃんにそれとなく質問してみたけど何も覚えていないようだった)

王馬「これからは非リア関係で最原ちゃんを弄るのはやめよう……」

申し訳ないんだけど、このSSに対するインスピレーションが全く湧かなくなっちゃったんだ……

だから、先にダンガンロンパ塩の続編を書き進めて行こうと思ってるヨ

また何かネタが思いついたらこっちも逐次更新していくつもりだから生暖かい目で見ててくれると助かるヨ

重ね重ね本当に申し訳ないネ……

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