酔いを、月のせいにして。 (20)

亀更新になるかも知れません。

書き溜め分をぼちぼちと投げる予定です。

こちらに書くのは初めてですので、よしなに。

台本形式、成人済み設定、キャラ崩壊に

ご注意していただけると幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491323489

[23:00頃 バーにて]

輝子「なあ……、聞いてくれよ……」

美玲「どうした、輝子?慣れないウィスキー、そんなに呑んで?」

幸子「そうですよ……。いつもなら2杯で止めにしてるはずなのに、今日は5杯目じゃないですか。カラダ壊しますよ?」

小梅「……輝子ちゃん、……明日からお休みだから大丈夫だよ?」

まゆ「小梅ちゃん、恐らくそうじゃないかと……」

乃々「……お話ないなら、焼きそば追加注文しますけど?」

輝子「まあ、焦ることはないぞ。……今回話したいのは、ただの愚痴だ」

まゆ「何だか珍しいですね……」

幸子「たしかに」

美玲「よっぽどのことだったんだろ」

小梅「……Pさんが鈍感だから?」

乃々「アレは昨日今日で語れるとは思いません……」

輝子「最近メタル系のライブに出演するようになったわけなんだが、どうも変な追っかけに引っかかったらしいんだ……」

小梅「……具体的には?」

輝子「サイズのあってなさそうな猫のTシャツ着た奴で、よく二階席とかに来てるらしいんだ」

幸子「迷惑行為してるんですか?!ゆるせませんねえ!」

輝子「幸子ちゃん……。大っぴらとかにしたら係の人に連れてかれてるから……。ライブのとき、ソイツは"まだ"大人しいんだ」

まゆ「ということは、ライブの前後ですか?」

まゆ「ということは、ライブの前後ですか?」
輝子「ああ、そうだ。最初は『お写真よろしいですかー?』と訊いてきたから(ただのファンか)程度にしか考えてなかったわけだったが、どうやらそんなんじゃなかったらしい」

美玲「ストーカー?」

輝子「それよりもタチが悪いやつだよ。勝手に私のアパートまで押しかけに行ったり、隣にいたみくにゃんを押し退けてまで私のサインをもらおうと躍起になってたりと、ホントやることがめちゃくちゃで、ゲンナリする」

6スレ目の訂正です。

まゆ「ということは、ライブの前後ですか?」

輝子「ああ、そうだ。最初は『お写真よろしいですかー?』と訊いてきたから(ただのファンか)程度にしか考えてなかったわけだったが、どうやらそんなんじゃなかったらしい」

美玲「ストーカー?」

輝子「それよりもタチが悪いやつだよ。
勝手に私のアパートまで押しかけに行ったり、
隣にいたみくにゃんを押し退けてまで私のサインをもらおうと躍起になってたりと、ホントやることがめちゃくちゃで、ゲンナリする」

※一応今日は、このへんで。

乃々「とんだ災難でしたね……」

輝子「月の光でも浴びすぎたんだろ?」

幸子「それを言うなら『ツキヨタケでも焼いて食べた』でしょうね」
まゆ「みくちゃん、怪我しませんでしたか?」

輝子「幸いにも無事だったぞ。
(……そんなことをするなら、私のファンを名乗るな)って、あのときは無性に腹が立った」

美玲「判る。死ぬほど判るぞ、輝子」

9>恐れ入ります。今後、気をつけます。

乃々「とんだ災難でしたね……」

輝子「月の光でも浴びすぎたんだろ?」

幸子「それを言うなら『ツキヨタケでも焼いて食べた』でしょうね」

まゆ「みくちゃん、怪我しませんでしたか?」

輝子「幸いにも無事だったぞ。
(……そんなことをするなら、私のファンを名乗るな)って、あのときは無性に腹が立った」

美玲「判る。死ぬほど判るぞ、輝子」

幸子「美玲さんも、同じ目に?」

※10スレ目=8スレ目の加筆修正です。

美玲「いや、ウチはそんなのに当たったことはない。だけど、気持ちはわかる。『ファン』は免罪符にはならないんだ」

乃々「……好きの暴走ほど、怖いものはありませんね」

まゆ「ええ。そうですね……」

幸子(まゆさん、遠い目をしながら、ワイン呑んでる……)

小梅(ホントだ……)

輝子「なぁ……、どうしたらいい……?出禁にしたら確実にモメるし、かといって放置したらつけ上がる一方だろ?近頃じゃ夢の中まで出てくるんだ」

美玲「『接近禁止命令』出すとか?」

幸子「DV受けた奥さんですか?……ファンの壁を作りましょう!」

まゆ「サッカーのゴール前にt

幸子「フリーキックじゃないです!」

まゆ「似たようなものですよぉ。……検定を設けて精鋭化させたらどうでしょう?」

乃々「……一時期、森久保もそう考えていましたが……、自分でも問題文間違えたり、そもそも語るだけのジャンルがパッとひらめかなかったので廃案になりました」

まゆ「そ、そうでしたか……」

乃々「ですので、輝子さんの場合、親衛隊を結成した方が……。いや、でも、その人たちがモメ事起こすと厄介ですし……」

幸子「何だか『すぐに』は、難しそうですね……」

小梅「……あ」

輝子「どうした、小梅?」

小梅「……面白いことを、……思い出したよ」

乃々「……いったい何でしょう、小梅さん?」

小梅「前、涼さんから又聞きした話なんだけど、ある有名なギタリストにしつこい追っかけファンがいてね、」

幸子「ふむ」

小梅「怒った彼は、そのファンが自宅に来る寸前でその人めがけて犬をけしかけたんだって」

輝子「でも、私、……犬なんて飼ってないぞ?」

小梅「……輝子ちゃんが心配しなくても、私たちがなんとかしなくても、自然と悪い人たちは勝手に離れていくものだと思うんだ。……犬にびっくりして逃げるみたいに」

美玲「……それも、そうだな」

まゆ「というか、輝子ちゃんには番犬がいるじゃないですか」

輝子「??」

幸子「そうですよ、カワイイボクを含めて5匹も!!」

乃々「も、……森久保も番犬、なんですけど」

輝子「すまないな、みんな……。頼りっぱなしだな、私」

美玲「……ウチらも、輝子には世話になってるからな」

輝子「ありがとう、……みんな」

小梅「……そういえば、ここ、カラオケあったよね?」

まゆ「はい。そうでしたねぇ」

幸子「輝子さん、歌いましょう!」

輝子「そうだな。……悩んでも、前進するしかないか……!」

乃々(スイッチ入りましたね……)

輝子「それじゃあ、聞いてくれぇええ!
"DO YOU CLOSE YOUR EYE"!!」

以上です。

分類)アイドルマスターシンデレラガールズの二次SS

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