提督「レッ級さーん」 (18)
あるところにどんな難題もたちどころにとんち?で解決してしまう少女がおったそうな
爆撃 雷撃 砲っ撃!
なんでもごーざーれー
夜ー戦 連撃 対っ潜!
レッ級さーん
レッ級「ヨンダカ?」
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第一話 レッ級さんと橋
提督「ふふふここにこれを立ててと、さぁ明日が楽しみだ」
レッ級「ヒマダナーナニカナイカナー」
電「困ったのです」
雷「このままじゃお使いにいけないわ」
レッ級「ナンダ?ドウカシタノカ?」
電「あっレッ級さんなのです!」
雷「ちょっとこれを見てよ!」
レッ級「ナンダ?」
看板『このはし渡るべからず』
レッ級「コノハシワタルベカラズ?」
電「この橋を渡らないと向こうに行けないのです」
雷「司令官にお使いを頼まれてるのよ、何とかならないかしら?」
レッ級「ヨシマカセロ」
ポクポクポクチュドーン
レッ級「ハシヲワタルナッテイウナラ」ガシャコン
チュドーン
レッ級「イラナイナコノハシ」ドドン
チュドドーン
電「橋が木端微塵なのです!」
雷「すごーい!でもどうやって向こうに渡ればいいの?」
レッ級「フツウニカワヲワタレバイイダロ?」
電「そうだったのです、電達は艦娘なのです」
雷「いつも橋を渡ってたからうっかりしてたわ」
電・雷「「レッ級さんありがとう(なのです)」」
レッ級「イイッテコトヨジャアナー」
提督「……いや橋壊さなくてよくね?」
第二話 レッ級さんと蓋
提督「ふふふレッ級さんを食事に呼んだぞ」
レッ級「オーイメシクワセテクレルンダッテ?」
提督「そうともさぁ運んでくれ」
鳳翔「はいただいま」
レッ級「オオ?クッテイイノカ?」
提督「ああ、ただしレッ級さん、その茶碗やお椀の蓋を開けずに召し上がってくれ」
レッ級「ン?フタヲアケズニ?」
提督「さぁどうするかな?」
レッ級「ヨシマカセロ」
ポクポクポクチュドーン
レッ級「ヨシ!クエ!」
尻尾「アイサー」バクンバクンバクン
レッ級「ドウダ?フタヲアケズニタベタゾー?」
提督「お見事!では改めて普通にお食べ下さい、もう一膳頼む」
鳳翔「はーいただいま」
レッ級「イッタダッキマース!」
提督「うむむしてやられたわ」
鳳翔「あの……提督」
提督「なんだ?」
鳳翔「さっきのお茶碗とかお椀が……」
提督「……あっ」
レッ級「ウメーウメー」
提督「丸呑みは卑怯じゃね?」
第三話 レッ級さんと虎
提督「ふふふ、見事な虎の屏風よ、さぁレッ級さんよ今度こそ」
レッ級「オーイキョウハナンダー?」
提督「ふむレッ級さんよ、ここに虎の屏風がある」
レッ級「オーカッコイイナー」
提督「さてレッ級さんよ、ここでひとつ頼もう、この屏風の虎を生け捕りにしてみよ」
レッ級「ン?コノトラヲカ?」
提督「さぁどうだ?」
レッ級「ヨシマカセロ」
ポクポクポクチュドーン
レッ級「トリアエズホウゲキシテ」ガシャコン
提督「ストップ!生け捕りだから!こっちに虎を用意してあるから!念のため!」
虎「グルルルル」
レッ級「ナンダソレナラハナシハハヤイナ」
虎「グァオゥ」バッ
レッ級「パーンチ!」
虎「ぬわーーーー!」
レッ級「ヒレフセー」
虎「グルゥ」ペタン
レッ級「ハッハッハッワタシノカチー」
提督「何と見事!さすがはレッ級さんよ」
レッ級「ジャアカエルナー」スタスタ
虎「ゴロナーオ」スタスタ
提督「またなー」
提督「いや虎置いてって!」
第四話 レッ級さんと刀
提督「ふふふ見事な刀だ、さぁ今度こそ」
レッ級「オーイテイトクーマタゴチソウシテクレルンダッテ?」
提督「うむ、さぁ思う存分食べてくれ」
レッ級「オオーウマソウダナーイッタダッキマース!」
提督「相も変わらず見事な食いっぷりだな」
レッ級「ワタシニクエナイモンナンテネェカラナー」
提督「言ったな?ではこの刀を食ってみよ!よもや食えんとは言わんな?」
レッ級「オッ?イイノカ?」
提督「食えるならどうぞ?ただし尻尾は使うなよ?」
レッ級「イッタダッキマース!」ボキンボキンギャリギャリ
提督「そのまま?」
レッ級「ゴチソーサマー、イイコウザイダッタゼ」
提督「そーだったねー」
レッ級「ジャアコレデカエルナー」
提督「おうまたなレッ級さん」
提督「ローンで買ったのに……」
第五話 レッ級さんととんち
提督「……よく考えたら」
レッ級「オーイテイトクーマタナニカクワセテクレルノカ?」
提督「いやひとつ尋ねたい事がな」
レッ級「ナンダー?」
提督「お前は色々な難題をとんちで解決する、鎮守府一の知恵者と呼ばれている」
レッ級「ソウナノカ?ヨクシラナイケド」
提督「だがふと思ったのだ、お前の今までのとんちは本当にとんちなのか?と、お前は本当に知恵者なのか?と」
レッ級「ソンナコトキニシテルトハゲルゾー」
提督「ハゲちゃうわ!じゃない、とにかくお前が本当に賢いのか試そうと思う、鎮守府の頭脳と呼ばれるこいつとな」
霧島「私のデータによれば、レッ級さんは鎮守府二の知恵者かと」
レッ級「オーキリシマーヒサシブリー」
提督「では二人に問題だ!ずばりとんちとはなんだ?」
霧島「はい!」
提督「はい霧島」
霧島「屁理屈です!」
提督「……それを言ったらあかんやろ」
レッ級「ハイ!」
提督「はいレッ級さん」
レッ級「カイケツスルナラナンデモイーダロー」
提督「……勝者レッ級!」
レッ級「ナンカシランガカッター」
霧島「そんな馬鹿な、私のデータが通用しないなんて」
提督「……いややっぱりバカなんじゃね?」
最終話 バイバイレッ級さん
提督「……大変な問題に気付いた」
大井「何ですか提督?」
提督「今更過ぎるのは百も承知だけどさぁ」
大井「はい」
提督「レッ級さんって深海悽艦よね?何で鎮守府にいんの?」
大井「……本当に今更ですね、でも確かにいつから居るのか知りませんね」
提督「……どうなの?レッ級さん」
レッ級「ン?タシカ……イツモノトコロデネテテオキタラチンジュフダッタナ」
提督「……それだけ?」
レッ級「ソウダゾー」
大井「……提督?」
提督「……とりあえず南方海域に帰りなさい、お前にも帰る所があるだろう?」
レッ級「ソウカ?マァタマニハイエニカエルカ」
提督「おうじゃあな」
レッ級「サーテカエルゾー」ガッシ
虎「ゴロナーオ」シガミ
レッ級「シュッパーツ」
提督「またなー」
提督「って虎!だから虎置いてって!」
レッ級「イジョウダゾー」
単に尻尾と虎を思い付いて立てただけのスレでした、イッ級さんは某支部で既にあるので、ではこれで
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