【ガルパン】役人「結婚したい大洗以外の戦車道履修者といえば」 (31)


役人「アンチョビさん」

理事長「ケイさん」




役人「わかる」

理事長「わかる」


* 中年と初老のおじさん二人が、下世話な妄想をぶちまけるだけの話です

* 大洗編→【ガルパン】役人「結婚したい大洗女子生徒といえば」
【ガルパン】役人「結婚したい大洗女子生徒といえば」 - SSまとめ速報
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理事長「いやぁ、やっぱりそう来ましたか」

役人「いや、ここがトップでしょう」

理事長「まぁ、確かに間違いないですよね、彼女は」

役人「…あ、すいませーん。焼き鳥の盛り合わせ一つお願いします。あ、塩で。はい」

理事長「やっぱり料理ですか?」

役人「まぁ、確かにそこもそうですね」

役人「ただ、彼女はもうトータルで妻としてのスペックが高いと思いますよ」

理事長「例えば?」

役人「母性ありそうじゃないですか、彼女」

理事長「確かに」

役人「仕事終わって帰ったときに」


アンチョビ『おー、おかえり』

アンチョビ『…んー?どうした?大丈夫か?』

アンチョビ『…しょーがないな、ほら、膝貸してやるから、ちょっと横になってろ』


役人「とか」

理事長「あーいいですね」


役人「静かなアンチョビさんもいいと思うんですよ」

理事長「確かに」

役人「アンツィオのトップだし、料理スキルは問題ないでしょう。家事もできるだろうし」

理事長「イタリアン以外もできるんですかね?彼女」

役人「流石に毎日ピッツァやパスタってことはないと思いたいんですが…」

理事長「あと、一番乙女趣味っぽい」

役人「何となくわかります」

理事長「いよいよの時になって、こう」


アンチョビ『ああああ!ちょ、ちょっと待て!ま、まだ心の準備が…』

アンチョビ『あっ…やめっ……ん…』


役人「ほぉー」

理事長「鼻息荒いですよ」

役人「いや、もう総合一位は彼女でいいのでは?」


理事長「確かにアンチョビさんも良いですけど、私はやっぱりおケイさんかなぁ」

役人「ほぉ?」

理事長「いや、アンチョビさんと同じで包容力はありますよね」

役人「それ、ムネの話ですか?」

理事長「いや、性格含めて」

役人「あ、体も含めてなんですね」

理事長「え?じゃあ君、あのムネを好き放題したいと思わないの?」

役人「…ぶっちゃけ、形が変わるまで揉みしだきたい」

理事長「まぁ、私もですけどね」

理事長・役人「…」

理事長・役人「ワーッハッハッハッ!」カンパーイ

理事長・役人「」グビグビ

理事長・役人「ブハーッ!」ダンッ!

理事長・役人「麦茶だこれ!」


理事長「話を戻しますけど」

役人「はい」

理事長「帰ったらこう」


ケイ『おかえり、ダーリン♪』ギュッ


役人「あー、はいはいはい」

理事長「ね、良いでしょ」

役人「確かに」

理事長「それで、夜の話なんですけど」

役人「はい」

理事長「…ほら、大洗以外の学校って、みんな何かしらキャラが立ってるじゃないですか」

役人「はい」

理事長「…大事なのが、その時になってもキャラクターそのままなのか、あまりの事態に素に戻っちゃうのかどうか、ですよね」

役人「あー、それ気になりますね」


理事長「アンチョビさんはあれが素っぽいですけど、ケイさんはどうでしょうね」

役人「じゃあ、キャラ作ってるとして考えましょうよ」

理事長「うん」


ケイ『ね、ねぇ、ホントにするの…?』

ケイ『あっ…ちょ…やだっ…』


役人「」ムラッ

理事長「」ムラッ

役人「ま、まぁ、こっちのケースは言い出したらみんな同じになっちゃいそうですし…」

理事長「うん、あのままであってほしい」

役人「…ただ、そうするとまた別の問題があるんですけど」

理事長「うん?」

役人「サンダースの人らって、アッチの声もアメリカンなんですかね」

理事長「…」


ケイ『(自主規制)』

ケイ『(自主規制)』


理事長「うわっ、ゲロ萎えなんですけど」

役人「私もですよ…ちょっとこれはない」


理事長「サンダースと言えば、ナオミさんとか好きですよ」

役人「あー、彼女良いですよね」

理事長「あのギャラクシー操縦してる時の」


ナオミ『届けてあげるわ』


理事長「に恋をしてしまった人も多いんじゃないですかね」

役人「あ、それめっちゃわかります」

理事長「彼女には押し倒されたい」


ナオミ『何?怖気づいたわけ?』

ナオミ『怖いんなら、天井の染みでも数えてなよ』


役人「あー、似合いそうですね」


理事長「あと、えーと」

役人「アリサさんですか?」

理事長「あー、そうそう。アリサさん。彼女はちょっと…」

役人「…うん?」

理事長「仕事で遅くまで女性の人と話してて、家に帰ってから」


アリサ『ちょっと!あの女は誰よ!?』

アリサ『私だけを見ててくれるんじゃなかったの!?一人にしないでよぉ!』


役人「あ、ちょっと重たそうだけどこれはこれで…」

理事長「辻クン、まだ若いのにそんな趣味でいいの…?」


役人「…サンダースも悪くないですけど、学校単位で見るとアンツィオがトップでは?」

理事長「確かに、日常生活の能力を見るに、毎日屋台出してるアンツィオは最有力でしょうね」

役人「幹部生だと、あとはペパロニさんとカルパッチョさんですね」

理事長「あー、でもペパロニさんは結婚というより、恋人になりたいですね」

役人「わかります」

理事長「振り回されたいというか、夏祭りとか一緒に行って」


ペパロニ『なんだなんだ、もうバテちゃったんスかぁ?』

ペパロニ『しょーがないっスね…ほら、ちょっとそこのベンチで休んで…』

ペパロニ『あっ!あっちの焼きそばウマそうっスよ!ほら!早く!』


役人「あ、良いですね」

理事長「付き合ったら毎日楽しそう」

役人「わかる」


理事長「あとカルパッチョさんですかね」

役人「アンツィオだと一番落ち着いてますし、一緒にいると落ち着きそう」


カルパッチョ『はい、今日は貴方の好きなラザニアですよ』

カルパッチョ『フフ、美味しいですか?ほら、口の周り汚れてますよ』フキフキ


理事長「あー、いいですねぇ」

役人「彼女、なんでアンツィオなんでしょうね?」

理事長「確かに」

役人「聖グロにアンツィオっぽい人いるじゃないですか、あの…」

理事長「あ、ローズヒップさんね」

役人「そうそう。交換留学生なんじゃないかとか言われてますよ」

理事長「わかる」


役人「聖グロはどうでしょうね」

理事長「大洗以外で考えると、かなりのイロモノ学校ですよね」

役人「隊長があれですからね…」

理事長「結婚したら最初の3日で飽きてしまいそうな…」

役人「ちょっと」

理事長「仕事でクタクタになって帰ったときに」


ダージリン『こんな格言を知ってる?』ドヤァ


理事長「なんて言われたらもう」

役人「うわっ、ぶん殴りたい」

理事長「ただ、そういう人ほど余裕がなくなると可愛いというか」


ダージリン『あ、あの…えっと、こ、こんなかくげ……んっ!?』

ダージリン『んぅ…ぷはっ…』

ダージリン『あの…や、優しくして頂戴…』


理事長「ね」

役人「アリですね」


理事長「あと、腹心のオレンジペコさんですけど」

役人「はい」

理事長「彼女は嫁にしたいとはちょっと違いますよね」

役人「と、言いますと?」

理事長「妹にしたい」

役人「…」

理事長「ちょっと想像してごらんなさい」


オレンジペコ『あ、お兄様。おはようございます』

オレンジペコ『今、お紅茶入れてますから、もう少し待っててくださいね』


役人「あ゛ーーーー」

理事長「ヨダレ出てますよ」

役人「ペコさんの"お兄様"の破壊力凄い…はぁー凄い…」

理事長「ビジュアルも妹っぽいですし、毎日ダージリンさんに付き合ってるしいろいろと手馴れてそうですし」

役人「ダージリンさんの評価が低すぎるのでは…」


理事長「あと、妹属性と言えば」

役人「アキさんですか?」

理事長「お、わかってますねー」

役人「ペコさんとは逆に活発な感じで」


アキ『もう、お兄ちゃんったら!』

アキ『ちょっとぉ、起きないとホントに遅刻しちゃうよ?』


理事長「ベタすぎるけど、まぁー可愛いですね」

役人「でしょう?」


理事長「聖グロもイロモノぞろいですけど、継続の隊長もなかなかですよね…」

役人「あー、あの楽器の人ですね」

理事長「ただ、いろいろと察しは良さそう」

役人「例えば?」

理事長「朝起きて、どーしても体がダルいとするじゃないですか」


ミカ『いいさ、今日くらいは休んでしまおうよ』

ミカ『ほら、おいで。今日はずっと君のそばにいるよ』ポロローン

ミカ『…気持ちのいい風だね…うん。おやすみ…』


役人「すげぇよミカは」

理事長「あー、やっぱり言っちゃった」

役人「普段からあんなだから想像はしにくいですね…」

理事長「致命的な問題として、彼女、家事とかできるんですかね?」

役人「…あー…うーん…」

理事長「あと食い逃げとかしそうですし」

役人「言い過ぎでは…」


理事長「さて、あと話してないのは…?」

役人「学校単位で言うと、知波単、プラウダ、黒森峰ですね」

理事長「あ、スピンオフ系は除くんですね」

役人「はい?」

理事長「あ、ううん、こっちの話」

役人「西さんとかどうですかね?」

理事長「…うーん…」

役人「古き良き大和撫子って感じありません?」

理事長「いくらなんでも古すぎるのでは…?」

役人「というと?」

理事長「価値観の違いで、朝ごはんが毎日、」


『おかずは、めざしと沢庵だけ!!貧しい食事!!』


理事長「とかになったらどうします?」

役人「えっ、今の野太い声何?」

理事長「時代の違いさえなんとかなれば、まぁ…」

役人「というかどっから出たんですか?そのイメージ」

理事長「らぶらぶ作戦(著:弐尉マルコ)」

役人「ああ…」

理事長「あれが半公式だとすると、銀シャリが高級品ということに」

役人「それはちょっと困るかもしれませんね…」


理事長「で、次。プラウダですけど…」

役人「はい。同志カチューシャは素晴らしいお方です」

理事長「うん?」

役人「我らが同志カチューシャはウラル山脈より高い理想と、バイカル湖より深い思慮を持ち、」

役人「そしてシベリア平原よりも広い心により、我らの指導者にふさわしいお方です」

役人「同志カチューシャの偉大な…」

理事長「破ァ!!!」

役人「」ビクッ

役人「…あ、あれ、私は何を」

理事長「だいぶ出来上がってますね。あーお兄さん、すみません、お冷二つください」

役人「…あ、すみません」


役人「で、なんでしたっけ?プラウダ?」

理事長「うーん、正直あんまり想像できないんですよ…」

役人「確かに」

理事長「カチューシャさんってどんな感じなんですかね?」

役人「うーん、彼女はどんな方針でも良い気がしますけど」

理事長「例えば?」

役人「例えば…」


カチューシャ『ようやく帰ってきたわね!このカチューシャ様が夕食を用意してあげたわ!』


役人「こんな感じでもいいですし」


カチューシャ『あの…晩御飯、失敗しちゃって…コンビニのお弁当しか…ごめんなさい…』


理事長「誰だよこれ…と言いたいところですが、何か想像してみるとアリですね、こういうのも」

役人「でしょう?」

理事長「…ただ、彼女、子供産めるんですかね?」

役人「あっ…」

理事長「…」


役人「…じゃ、じゃあ、ノンナさんとかは?」

理事長「彼女もいろいろと万能には見えますね」

役人「なるほど」

理事長「あと、私のこだわりなんですけど」

役人「はい」

理事長「ああいうクールな人が、ふいに見せる女性らしさっていいと思いません?」

役人「…」


ノンナ『…あら、おかえりなさい。今、夕飯の支度を…』

ノンナ『あっ…ちょっと、急に抱き付かないでもらえますか?危ないですよ?』

ノンナ『んっ……もう。仕方のない人、ですね…ふふ…』


役人「あー」

理事長「ね」


役人「で、あとは黒森峰ですけど」

理事長「クーデレとツンデレしかいませんよ」

役人「切り口が雑」

理事長「どちらかといえば逸見さんの方が好きかなぁ」

役人「そうですか?」

理事長「例えば、誕生日とかの記念日に、凄い遅くなって帰るとするじゃないですか」


エリカ『…!バ、バカッ!遅いのよぉ!!』

エリカ『ずっと待ってたのに!今更っ…!あ…!んっ…』

エリカ『……こ、こんなことで、許してあげな…』

エリカ『………ズルいわよ…もう…グスッ…』


役人「これ、何が起きてるんですか?」

理事長「そこは想像にお任せします、ということで」

理事長「ツンデレのテンプレみたいなところあるでしょう、彼女」

役人「まぁ、わかりますけど」

理事長「あのめんどくさい女オーラ好きですよ」

役人「ハッキリ言いますね」


理事長「じゃあ、辻君はまほさん派?」

役人「まぁ、そうですね。どちらかと言えば…」

理事長「確かに彼女も捨てがたいですね」

役人「…ただ、どうも彼女の口調というか、安定しないんですよね」

役人「思い出せるだけでも」


まほ『急造でもチームはチームだ』

まほ『そのようね』

まほ『確かに高地を取れば有利になる。行くか』

まほ『これも戦車道よ』


理事長「確かに。うーん」

役人「ただ、やっぱり良家の家元なので、どちらかというと婿養子になりたい。主夫とも言いますか」

理事長「お、ここにきて新パターン」


まほ『…ふぅ、ただいま』

まほ『ああ、今日も美味しいよ。いつもいつもすまないな』

まほ『……ありがとう』


理事長「やりますね」

役人「でしょう?」


役人「で、大洗以外の高校は全部行きましたけど」

理事長「こうしてみると、どこもキャラが立ってますねぇ」

役人「…」

理事長「うん?」

役人「これ、ちょっと…いや、いいか別に」

理事長「まだ何か?」

役人「正直、島田さんもイイかなぁ、とか…」

理事長「やはりロリコンでしたか」

役人「いや、良いと思いません?正直キャラがよくわかってないんですけど」


愛里寿『気安く名前で呼ばないで』


役人「くらいの好感度から始まって」


愛里寿『…ダメ。愛里寿って呼んで…』


役人「とか、どうでしょうか」

理事長「どっかで見たぞこんなアイドル」

役人「可愛いと思いませんか、ありすさん」

理事長「あー、ひらがなで言っちゃったよ」


役人「最終的に、ベッドでボコのぬいぐるみを抱えて」


愛里寿『大丈夫だから…いいよ…うん、怖くないから…』

愛里寿『ん…ボコ…ボコぉ…』ギューッ


役人「とか、どうでしょう」

理事長「またやりすぎでは」

役人「あー、だいぶ回って来ちゃいましたね、へへへ」


「…隣、いいですか?」

役人「あー、どうぞ」


千代「ふぅ、よっこらしょっと」

役人「」

理事長「」

千代「ドーモ。レンタ=サン、シチロウ=サン。シマダチヨです」

役人「」

理事長「ドーモ。チヨ=サン。シチロウです」


千代「しぽりんに聞いてきてみれば、なるほど、面白そうなお話ですね」

役人「」

千代「人の娘を妙な目で見て、下種な妄想をしていたと」

役人「り、りじちょ…」

役人「あれ!?いない!?」

千代「覚悟はよろしいですか?」


ザッ

アズミ「ヤクニンみな●すべし、慈悲はない」

ルミ「お前も●す。インガオホー」

メグミ「ハイクを詠め。カイシャクしてやる」

役人「アイエエエ!?バミューダ!?バミューダナンデ!?」



・・・・・・


・・・



ダダダダッ


あや「ちょ、ちょっとちょっと!みんな、今日のニュース見た!?」

あゆみ「え、そんなに慌ててどうしたの?」

優季「あやはあわてんぼだなー」

あや「Webのニュースなんだけど…ほらこれ!」

梓「どれどれ?」


・・・

午前2時ごろ、金●寺の屋根にて、
泥酔した全裸の男性が暴れているのを地元の住人が発見し、
迷惑防止条例に基づき、男性を逮捕しました。

男性は文●省の学園艦管理部門に所属する辻廉太容疑者。
本人は「身に覚えがない」と容疑を否認しています。
現在、容疑者の取り調べが…

・・・


梓「」

あゆみ「」

優季「」

桂利奈「」

紗季「……ざまぁ」

梓「紗季ぃ!?」



-おしまい-

おしまいです。愛里寿ちゃんが忍者戦術なんて言われててもうこんなオチしか思いつかなかった
ところどころ省いちゃってるキャラがいるのは正直すまんかった

例によって僕もナオミさんに恋をしてしまったのでナオアリSSください。なんでもしますから

非常呼集!非常呼集!

ガールズアンドパンツァー もっとらぶらぶ作戦です!
単行本8巻は 4月22日(土) 発売です!
書店にパンツァー・フォー!

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