晶葉「今日はエイプリルフールだからな。それにちなんだものを作ってみた」
モバP「ローマの『真実の口』だっけか、それ」
晶葉「ああ。これに手を入れると適当なウソを言うんだ。『真実の口』ならぬ『虚偽の口』だな」
晶葉「というわけで、早速事務所に設置してみよう」
モバP「珍しいな、晶葉がそんなことするなんて」
晶葉「ふっ、私もたまには悪戯を仕掛けてみたくなるのさ」
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モバP「早速誰か来たな」
菜々「お疲れ様です!あれ…誰もいない?」
晶葉「ウサミンか」
モバP「たぶん菜々さんは引っかかってっくれると思うぞ」
菜々「うん?あれ、もしかして『真実の口』?なんでこんなものがここに…ちひろさんが買ったのかな?」
晶葉「食いついたな」
菜々「それにしても懐かしいなあ、あの映画。口に手を入れると…あれ!?抜けない!?なーんて…あれ?」
ピピピピピ…
ロボ『ウサミンノホントウノネンレイハサン「あー!あー!うわ――!」』
菜々「違いますよ!?ナナは永遠の十七歳です!ほんとですからね!?」
菜々「って誰もいないんだった…」
モバP「それがいるんだなー。お疲れっす」
晶葉「お疲れ」
菜々「うわあ!いいいいつからそこに!ていうか聞いてました!?」
モバP「実はずっと。いやー驚いたなー菜々さん本当は「あーあー!」」
菜々「違います!永遠の十七歳です!っていうかあれプロデューサーですか!?」
晶葉「いや私だ」
菜々「晶葉ちゃん!?なんでこんなことするんですか!?」
晶葉「まあ落ち着けウサミン、今日はエイプリルフールだぞ?嘘をついてもいい日だ」
菜々「もうっ。こんな嘘今回だけにしてくださいよ?」
晶葉「すまない。それにしてもあのウサミンの慌てようは面白かったな。麗奈が悪戯にはまるのもわかる」クックック
菜々「もう、ほんとに反省してるんですかー?」
晶葉「うーん、ウサミン以降引っかかる奴が現れないな」
モバP「まあぶっちゃけ、いきなりあんなもの置かれても触ろうと思う奴は少ないだろ。不気味だし」
晶葉「む、そうか…次はもっと可愛い見た目にするか…」
晶葉「じゃあそろそろ片付けるか…よっと…ん?」
ピピピピピ…
ロボ『アキハハモバPガダイキライ』
晶葉「あ、えっと…」
晶葉「ち、違うぞ!?別に、君のことはまあ悪く思ってるわけではないが別に好きとかそういうわけでは…」
モバP「ん?急にどうしたんだ、晶葉?」
晶葉「は?」
モバP「別にお前に嫌われてないのはわかってるしそんなに気にしなくてもいいだろ」
晶葉「…助手よ、一つ聞くが『嫌い』の反対は何だ?」
モバP「嫌いじゃない」
晶葉「『好き』の反対は?」
モバP「好きじゃない」
晶葉「…この馬鹿!」ゲシ
モバP「痛って!なんで蹴るんだよ!」
晶葉「ふん、お前なんかもう知らん!」
終わりです。
もう一人二人引っかかる人を書こうかと思ったけどネタが思い浮かばなかったのでやめました。
次回は5月5日。
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