【艦これ】長門「戦艦長門だ」 (25)


長門「今日も秘書艦はこの長門が務めさせていただく」

提督「よろしく頼む」


※駄文、キャラ崩壊注意

すぐに終わります


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491017955


長門「…」カキカキ

提督「…」カキカキ

長門「…む?…駆逐艦が困っている気配がする」

長門「提督、少々席を外させてもらう」

提督「お昼までには帰ってくるんだぞ」カキカキ


雪風「どうしましょう…」シュン

時津風「これはどうしようもないよねー」

長門「なにやらお困りのようだな」

雪風「長門さん!」

時津風「雪風とボール遊びしてたらさ、ほらあそこ」

長門「木の上に乗ってしまったのか。だが、私が来たからにはもう解決だ」


長門「こんな軟弱そうな木の1本程度、この長門の敵ではない!」

長門「ハァッ!!」メキメキメキ! バタァーン!

雪風「ボールが落ちてきました!」

時津風「やったね雪風」

雪風「長門さん、ありがとうございました!」

長門「何、この程度お安い御用だ。では、私は行こう、さらばだ」

時津風「この木ってさー、倒れたまんまでいいのかな?」

昼飯買ってきたら続き投下していきます


長門「…」カキカキ

提督「…」カキカキ

長門「…む?…また駆逐艦が困っている気配がする」

長門「提督、少々席を外させてもらう」

提督「おやつの時間までには帰ってくるのよ」カキカキ


五月雨「どうしよう」

涼風「そのくらいあきらめなって」

長門「何に困っているのかな?」

五月雨「長門さん!」

涼風「五月雨が自販機でボタン押し間違えちまったんだよ」

五月雨「ジュースを買おうと思ったらあったかいコーヒーを買ってしまって」

長門「なるほど、この自販機とやらが五月雨を困らせているのだな」

涼風「ん?なにか解釈がおかしくないかい?」


長門「よろしい、この長門が相手をしてやろう」

長門「たかが鉄の箱、この長門、決して屈しはしない!」

長門「フンッ!!てやーーッ!!!」バキッ!ドガシャァーー!!

涼風「……」唖然

五月雨「わぁ!すごーい!」

長門「さぁ飲むがいい五月雨、涼風と共に!」

五月雨「ありがとうございます!」

長門「それでは、私は行こう、さらばだ」

涼風(これ飲んだらあたいも共犯になるんじゃ…)


長門「…」カキカキ

提督「…」カキカキ

長門「…む?…またまた駆逐艦が困っている気配がする」

長門「提督、少々席を外させてもらう」

提督「晩飯の時間までには帰ってこいよ」カキカキ


漣「おーい、曙ー」

潮「開けてよ、曙ちゃん」

朧「ダメだねこれは」

長門「こんなところでどうしたんだ」

潮「長門さん!」

朧「曙が心にもない事を口にしてしまったとかで部屋に篭ってしまって」

漣「まぁでもですね、稀によくある事なので気にしないでも」

長門「鍵がかかっているな。フンッ!」バタン!

曙「きゃあっ!」

朧「ドアが…」

長門「開かなかったので少々強引な手を使わせてもらった」


曙「わざわざ閉めてるんだから察しなさいよ」

長門「すまないな、察するとかそういうのは苦手でな」

長門「察しが悪いついでに聞かせてもらうが、どうして引きこもっていたんだ?」

曙「普通に聞く?そういうこと」

長門「あいにくと察しが悪いからな」

曙「察しが悪い上に語彙力も無くて性格も悪いわね」

長門「曙、聞け」

曙「…何よ」


長門「この『言葉』というものは、コミュニケーションツールとしては不十分だ」

長門「正しい言葉を正しい意味で正しく伝えても、己の真意の半分すらも伝わらない事だってある」

長門「お前のように歪曲した表現や、相手に察してもらうことを期待してもらうような言い回しではなおさらだな」

曙「そんなのわかってるわよ」

長門「お前の性格上、気持ちをストレートに伝えるのは簡単な事ではないだろう」

長門「だが、今のままではお前の気持ちもきちんと伝わらないままだぞ」

曙「…そんなの…わかってるけど」

長門「言いたいことは言わせてもらった。私はもう行こう、さらばだ」


朧「長門さん?」

長門「邪魔したな、私は帰るよ」

漣「おつっしたー」

曙「アイツ、ドアをブチ破って言うだけ言って帰るとか、どんだけ神経太いのよ」

朧「曙、もう大丈夫なの?」

曙「あんだけいいように言われたら、落ち込んでなんていられなくなったわ」

漣「おっと、曙もとうとう心変わりしたのかにゃー?」

曙「そうね、そうかもしれないわ」

漣「え、マジで」

曙「そう何度もドア壊されたくはないでしょ」

漣「そうだった」

潮「みんなで直そっか?」

曙「私も手伝うわ」

潮「…うん」


長門「…」カキカキ

提督「…」カキカキ

長門「…」ガタッ

提督「どうした長門」

長門「駆逐艦が困っている気配がする」

長門「提督、出撃許可を頼む」

提督「いいだろう、随伴は要るか?」

長門「不要だ、この私を誰だと思っている」

提督「一応迎えの艦隊は用意しておく」

長門「了解だ。戦艦長門、出撃する!」

提督「就寝時間までには帰らせてやってくれ」


暁「もうっ、しつこいわね!」

響「ここまで執拗な追撃、只者じゃなさそうだね」

雷「でもこれ以上の速度はもう出せないわ!」

電「…もう逃げられないのです」


レ級「キヒヒッ」


長門「待たせたな!友軍の危機を感じ取り、戦艦長門、ここに参上した!」

暁「長門さん!」

雷「助かったわ」

長門「ここは私に任せて先にいけ!」

響「長門さん、相手の行動はどう考えて普通じゃない、気をつけて」

長門「安心しろ、私とて並みの強さではないつもりだ」


レ級「敵ガ増エタ、オ前強ソウダナ、セイゼイ楽シマセ…

長門「フンッ!!」バキィ!

レ級「グエーッ!」大破!


レ級「チョ、チョット待テヨ!イキナリ殴ッテ来ルトカ、何考エテンノ!?」

長門「知ったことか!お前は私の仲間を襲う敵!貴様を倒す理由はそれで十分だ!」

レ級「航空戦トカ雷撃戦トカ砲戦トカ色々アンダロ!殴り合イッテソウイウ意味ジャナ…

長門「問答無用!ハァッ!!!」バキャァァ!!

レ級「ヒデェッ!!」撃沈!

電「長門さんが勝ったのです!」


翌朝

提督「昨日はよくやってくれた」

長門「何、艦隊の仲間を護っただけのこと、大した事じゃあないさ」

長門「さて、今日も秘書艦はこの長門が務めさせていただく」

提督「よろしく頼む」


長門「…」カキカキ

提督「…」カキカキ

長門「…む?…駆逐艦が困っている気配がする」

長門「提督、少々席を外させてもらう」

提督「…お昼までには帰れよ」カキカキ


提督「ふぅ…」パタン

提督(事務を手伝ってくれる秘書艦が欲しい)


おしまい

終わりです ご覧いただきありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom