最原「な、なんだって!? この中に野獣先輩が!!?」
百田「ふざけんじゃねえ!! あのクサくてきたねぇ野獣先輩が……この中の誰かのわけねーだろ!!」
モノクマ「ところがどっこい!! この中にいます!!!」
モノクマ「才囚学園の生徒として!!」
赤松「もしかして私達が裁判にこさせられた理由って……」
モノクマ「そう!! 野獣先輩が誰かを当ててもらいまーす!!」
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春川「馬鹿馬鹿しい……帰っていい?」
入間「オレ様も帰らせろ!! 天才の発明の時間をなんでこんなので無駄に使わなきゃいけねーんだよ!!!」
王馬「んー? もしかして二人は野獣先輩って正体がバレたくないから早く帰りたいのー?」
春川「……殺されたいの?」
入間「天才美人発明家とあいつが同一人物なわけねーだろ!!!」
王馬「でもさ、クサくて汚いって点は一緒だよね?」
入間「はぅん!!///」
真宮寺「野獣先輩……彼女は姉さんの友達にはしたくないヨ」
赤松「ね、ねぇ……もし野獣先輩を当てれなかったら……私達はどうなるの?」
モノクマ「そんなの決まってるじゃん!!!」
モノクマ「AVルームで一週間、ほんへを無理矢理見せます!!!」
星「……えげつないことしやがる」
アンジー「にゃははー!! 神ったオシオキだねー!!」
キーボ「どこがですか!?」
モノクマ「それじゃあ学級裁判、開廷でーす!!」
赤松「……始まっちゃったね」
ゴン太「ね、ねぇ……ちょっといい?」
天海「なんスか?」
ゴン太「ゴン太、馬鹿だから分からないんだ……野獣先輩って誰?」
夢野「んあー……知らないなら知らないでいいわい」
白銀「うん……ゴン太くんは知らなくてもいいと思うよ」
ゴン太「そんな!! ゴン太だけ知らないなんて……ゴン太はみんなの役に立ちたいんだ!!」
王馬「野獣先輩はね、世界一の紳士なんだよ」
ゴン太「そうなの!? 世界一の……紳士!?」
東条「王馬くん……嘘を教えるのはよくないわ」
最原(ゴン太くんだけ仲間外れにするのはよくない……ここはちゃんと教えてあげよう)
最原(野獣先輩は……)
1.ホモビ男優
2.遠野の先輩
3.迫真空手部員
4.うんこの擬人化
最原(これだ!!!)
最原「野獣先輩は……うんこの擬人化だよ」
ゴン太「ええっ!? そうなの!?」
ゴン太「……って、ダメだよ最原くん!! うんこなんて言葉、紳士は使っちゃダメだよ!!」
王馬「ねーゴン太はほっといてさっさと裁判進ませない?」
春川「そうだね、私もさっさと裁判を終わらせたいし」
王馬「あ! ホモはせっかち!!」
春川「……殺されたいの?」
百田「落ち着けハルマキ、王馬に振り回されんじゃねえよ」
赤松「……」
赤松「この中に野獣先輩がいるなんて……信じたくないよ」
赤松「でも……真実から目を逸らしたらダメだよね!!」
最原「うん、そうだね……」
最原(みんなの為にも……野獣先輩の正体を暴いてみせる!!)
茶柱「容疑者は絞られますね!!」
東条「何故そんなことが言えるの?」
茶柱「野獣先輩は【男死】です!!」
茶柱「よって転子や夢野さん達女子は野獣先輩ではありません!!」
夢野「んあー……よく言った転子」
夢野「あんな【汚物】とウチが一緒にされたら困るからのう」
茶柱「キャーーーー!!/// 夢野さんに褒められましたーーーー!!///」
白銀「二人は幸せなキスをして終了……だね!!」
茶柱「キスしましょう夢野さん!!!」
夢野「んあーー!! ウチはそっちの気はないわい!!!」
最原(あの人の意見は……根本的に間違ってる)
最原(だって……野獣先輩は……)
茶柱「容疑者は絞られますね!!」
東条「何故そんなことが言えるの?」
茶柱「野獣先輩は【男死】です!!」
【野獣先輩女の子説】→【男死】
最原「それは違うぞ!!!」BREAK
最原「茶柱さん……本当に野獣先輩は男なの?」
茶柱「はぁ!? 何を言ってるんですか最原さん!!」
茶柱「どう見ても野獣先輩は男死じゃないですか!!」
最原「けど……野獣先輩の性別は立証されてるんだよ」
最原「……野獣先輩女の子説でね」
茶柱「なっ!!?」
天海「確かにそうっすね……野獣先輩は紛れもない女の子っす」
真宮寺「民俗学的見地からしても……彼女は女性で間違いないヨ」
ゴン太「そっか……野獣先輩は女の子だったんだね」
入間「なんだよ!! じゃあ野獣先輩候補はオレ様と雌ブタ7人ってことかよ!!?」
王馬「あとキー坊もね!!」
キーボ「なんでそこにボクが入るんですか!?」
星「いや……そうとは言い切れねえんじゃねえか?」
百田「ん? なんでだよ?」
星「野獣先輩の性別は……都合よく変えられるんだ。 立証者によってな」
王馬「じゃあ野獣先輩はゴン太で決まりだね!!!」
ゴン太「ええっ!? ゴン太は野獣先輩だったの!!?」
春川「いちいち裁判を流れを止めるようなことしないでくれる?」
アンジー「主は言いました……これ以上変なことを言うと小吉が野獣先輩になると」
赤松「えっと……最原くん、とりあえず現段階ではみんな野獣先輩候補ってことでいいんだよね」
最原「うん、そうだよ」
最原「そしてその中に……僕も赤松さんも入ってる」
百田「おーし決めたぜ!!」
百田「だったらよ!! 一人一人証明してもらえばいいんだ!!」
百田「自分が野獣先輩じゃねえってことをよ!!」
最原「百田くん……」
東条「そうね……一人ずつ議論してくれたら見えてくるのもあるわ」
白銀「そうだよ!!(便乗)」
百田「じゃあまずはオレから喋らせてくれ!!」
最原(僕の大親友の百田くん……勿論彼が野獣先輩であるはずがない)
最原(信じたいからこそ……微粒子レベルで存在する可能性を消していかなきゃいけないんだ!!)
百田「オレは野獣先輩じゃねえ!!」
天海「根拠でもあるんすか?」
百田「野獣先輩は【宇宙飛行士じゃねえ】!! ホモビ男優だ!!」
百田「そもそも【職業がちげえ】だろ!!」
王馬「でもさー百田ちゃんって……」
王馬「【ブス専】だったよね?」
春川「それ、関係ある?」
王馬「あるよ!! 大アリ!!」
王馬「だってブス専だったから……」
王馬「遠野の事が好きなんじゃないの?」
百田「遠野は【ブサイクじゃねえ】だろ!! いい加減にしろ!!」
春川「そもそも【百田はノンケ】だから……」
春川「容疑者から外れるハズだよ」
最原(矛盾してることはなさそうだ……)
最原(だったら僕にできることは一つ……)
最原(便乗して議論を進めるしかない!!)
百田「オレは野獣先輩じゃねえ!!」
天海「根拠でもあるんすか?」
百田「野獣先輩は【宇宙飛行士じゃねえ】!! ホモビ男優だ!!」
百田「そもそも【職業がちげえ】だろ!!」
王馬「でもさー百田ちゃんって……」
王馬「【ブス専】だったよね?」
春川「それ、関係ある?」
王馬「あるよ!! 大アリ!!」
王馬「だってブス専だったから……」
王馬「遠野の事が好きなんじゃないの?」
百田「遠野は【ブサイクじゃねえ】だろ!! いい加減にしろ!!」
春川「そもそも【百田はノンケ】だから……」
【赤松に対するハグ発言】→【百田はノンケ】
最原「それに賛成だ!!」BREAK
最原「春川さんの言う通りだよ」
最原「百田くんは……ノンケで間違いない」
王馬「ふーん、あんなに終一終一言ってるのに?」
最原「だって……ホモだったら……」
最原「赤松さんに『ハグするか?』なんて言わないと思うんだ」
アンジー「でもでもー、それはホモを隠す為のノンケアピールかもよー?」
アンジー「楓が断るって分かってたからー、解斗はそう言ったんじゃないのー?」
最原「だったら……より断れる可能性の高い茶柱さんに言うはずだよ」
茶柱「男死とハグなんて死んでもしません!!」
東条「これは本人に聞くしかないわね」
東条「百田くん……どうしてあんな事を言ったのかしら?」
百田「友情を育みたかったらハグするのは当たり前だろ?」
赤松「いや、ほかにあると思うけど……」
最原「それに……百田くんが野獣先輩じゃない根拠はまだあるよ」
キーボ「根拠……一体なんですか?」
最原(これを見せれば……みんな納得してもらえるはずだ)
最原「これだ!!」
最原「この写真を見て欲しいんだ」
星「ん……?なんだこれは」
最原「百田くんと春川さんが……二人で図書室でイチャイチャしている写真だよ」
春川「!!!?///」
天海「なんで図書室なんかに行ったんすかね?」
最原「ノンケアピールをするのにここまでするとは思えない」
最原「それに野獣先輩だったらイチャイチャするのは屋上……その後に密室のはずなんだ」
真宮寺「男女の愛は素晴らしいネ……まるで僕と姉さんを見てる様だヨ」
夢野「そもそもなんでそんな写真があるんじゃ?」
最原「第1章の時に入間さんに作ってもらったカメラを外し忘れてたんだ」
入間「オレ様のカメラがなかったら百田が野獣先輩じゃねえって証明できなかったな!!」
入間「ヒャッハー!! オレ様に感謝しろよ!!!」
百田「サンキュー終一!! これでオレの疑いは晴れたってわけだな!!!」
百田「お礼といっちゃなんだが……オレも終一が野獣先輩じゃねえって証明してやるぜ!!」
最原「百田くん……?」
百田「いいかテメーら!! よーく聞け!!」
百田「終一……それにハルマキは野獣先輩なんかじゃねえ!!」
春川「……当たり前だよ」
真宮寺「ちゃんと根拠はあるのかい?」
百田「……オレがそうじゃねえって思ってるからだ!!」
真宮寺「……は?」
百田「信じてーものを信じる!! 俺は終一とハルマキが野獣先輩じゃねえって信じてる!! それだけだ!!!」
最原「百田くん……全然証明できてないよ」
春川「……筋金入りの馬鹿だね」
百田「つーわけでテメーら!! 次は誰について話し……」
王馬「そこで!! オレの出番ってわけだよ!!」反論
百田「ああ!? なんだよ王馬!!」
王馬「実はね、オレもう誰か野獣先輩か分かってるんだ!!」
ゴン太「ええ!? 本当に!?」
王馬「それを証明する映像が……じゃーん!! このタブレットにありまーす!!」
夢野「なんでそれを速く見せないんじゃ!!」
王馬「だってー、そんなことしたらつまらなくなるじゃん」
入間「いいから早く見せやがれ!!」
王馬「分かった分かった。 はーい流すよー」
『野獣先輩最原終一説』
最原「!!!!?」
王馬「これはニコ動に投稿されてる動画だよ」
王馬「実はもう最原ちゃんが野獣先輩だってのは証明されてるんだ」
赤松「そ、そんな……最原くんが……」
赤松「違うよね……? そんなわけないよね?」
最原「……」
赤松「……最原くん?」
キーボ「最原くん……どうしたんですか?」
王馬「そっかー、キー坊はロボだから分かんないんだね」
王馬「最原ちゃんは自分が野獣先輩だという決定的な証拠が出ちゃって反論できないんだよ」
白銀「でもこんな動画があったら……最原くんが野獣先輩だって認めざるを得ないよ」
赤松「そんな……そんなことないよ!!」
赤松「ねぇ最原くん!! 最原くんは野獣先輩じゃないよね!?」
赤松「本当は何かに気づいたから……無口になってるんじゃないの!?」
最原「……」
赤松「最原くん……」
天海「これはもう……決まりっすね」
茶柱「やっぱり男死だったんですね!!」
夢野「もうめんどいわい……投票タイムじゃ」
赤松「待ってよみんな!! 最原くんは野獣先輩じゃないよ!!」
赤松「ねぇ……百田くんも春川さんも……そう思うでしょ!!?」
百田「……」
春川「……」
赤松「!!? どうして……どうして黙ってるの!?」
百田「だってよ……あんな映像見せられちまったら……」
春川「……もう決まりだよ」
赤松「そんな……!!」
真宮寺「赤松さん、それ以上最原くんを庇い続けると……」
真宮寺「君に遠野疑惑が掛けられるヨ?」
赤松「……」
赤松(最原くんは野獣先輩じゃない……)
赤松(それは……私が一番よく知ってるんだ!!!)
王馬「野獣先輩は最原ちゃんだよ」
王馬「【ニコ動に投稿されてる】『野獣先輩最原終一説』がなりよりの証拠だよ」
白銀「これは言い逃れできませんね……間違いない」
星「野獣先輩新説シリーズか……」
星「ほかのやつを証明している動画はねーのか?」
王馬「【ない】よー!!」
アンジー「じゃあ終一が犯人で決まりだねー!!」
入間「ま、オレ様は最初から分かってたけどな!!!」
王馬「汚い!! ビッチ!! 下ネタ女王!!」
入間「も、もっと言ってぇん……///」
白銀「これが本当のKBS……」
赤松(私、ニコニコのアカウント持っててよかった……)
赤松(もし持ってなかったら……転載されてない限り見ることができないからね!!)
赤松(……あの動画を!!)
王馬「野獣先輩は最原ちゃんだよ」
王馬「【ニコ動に投稿されてる】『野獣先輩最原終一説』がなりよりの証拠だよ」
白銀「これは言い逃れできませんね……間違いない」
星「野獣先輩新説シリーズか……」
星「ほかのやつを証明している動画はねーのか?」
王馬「【ない】よー!!」
【野獣先輩夢野秘密子説】→【ない】
赤松「それは違うよ!!」BREAK
赤松「王馬くん、実はこの中にも野獣先輩候補がいるんだよ」
赤松「……最原くんと同じ、動画で証明されている人が」
王馬「え? 誰?」
赤松「……夢野さんだよ」
夢野「んあっ!!?」
赤松「実は野獣先輩最原終一説よりも……野獣先輩夢野秘密子説の方が早く投稿されたんだよ」
赤松「私のスマホで見せてあげるよ」
『野獣先輩夢野秘密子説』
白銀「す、すごい……私、たまげっちゃった」
天海「これは最原くん説よりも濃厚っすね」
夢野「ち、違う!! うちは……うちは野獣先輩じゃないわい!!」
茶柱「そうですよ!! 夢野さんがあんな汚物と同一人物なわけありません!!!」
茶柱「……はっ!! もしかして……」
アンジー「どうした転子ー?」
茶柱「野獣先輩は……赤松さんじゃないんですか?」
赤松「!!!?」
茶柱「夢野さんに罪となすりつけようとしてるんじゃないんですか!?」
茶柱「野獣先輩は女の子……つまり赤松さんが……」
赤松「わ、私は違うよ!!」
天海「証明できるものはあるんすか?」
赤松「そ、それは……」
王馬「いっとくけど赤松ちゃんが野獣先輩だって根拠だってあるんだからねー」
赤松「えっ!!?」
真宮寺「クックックッ……実は僕も持ってるヨ」
東条「ごめんなさい赤松さん……私もよ」
赤松「!!!?」
アンジー「にゃははー、一転攻勢だね楓ー」
最原「……赤松さんは野獣先輩じゃない」
星「ん?」
百田「終一!!」
最原「ごめんみんな、僕が黙ってたのは寝てたからなんだ」
白銀「立ちながら!!?」
最原「ほら、ここにアイスティーがあるでしょ?」
最原「じつはこの中に睡眠薬が入ってて……それを飲んでしまっただけなんだ」
赤松「なんだそっか……よかった」
最原「僕は赤松さんが野獣先輩だなんて信じたくない」
最原「だから三人とも……どうして赤松さんが野獣先輩か教えてもらえるかな?」
東条「ええ最原くん、今の質問は依頼として受けとるわ」
真宮寺「クックックッ……赤松さん、どこまで足掻けるか見ものだネ」
王馬「オレは嘘つきだけどね、今回ばかりは本当だよ!!」
東条「赤松さんは野獣先輩よ」真宮寺「赤松さんは野獣先輩だヨ」王馬「赤松ちゃんは野獣先輩だよ!!」
東条「野獣先輩はインタビューで……」真宮寺「ピッチング先輩ってBB知ってるかい?」王馬「赤松ちゃんは最初モノクマに会った時に体育館で……」
東条「【トレーニングをしてる】と言っていたわ」真宮寺「あのBBはどう見ても……」王馬「モノクマを睨みつけてたよね?」
東条「そのトレーニングは……」真宮寺「砲丸を投げる【赤松さんそのもの】だヨ」王馬「あれはどう見ても……」
東条「研究教室でのピアノのトレーニングだったのよ」百田「あんな動きで砲丸なんか投げるか?」王馬「【野獣の眼光】だったよ!!」
東条「それに赤松さんは特にスポーツをやっていない……」百田「あれは【砲丸を投げてるBBじゃねー】んじゃねーのか?」王馬「うわあああああああん!! 怖いよおおおおおおおお!!!」
東条「野獣先輩も【特にやってない】と言っていたわ」真宮寺「……神経を抜きとるヨ」夢野「……バレバレの嘘泣きをするでない」
最原(みんな、根拠が貧弱すぎる……)
最原(正直全部のウィークポイントに言弾を撃ちたいけど……)
最原(何よりも僕が今言いたいことは……)
東条「野獣先輩はインタビューで……」真宮寺「ピッチング先輩ってBB知ってるかい?」王馬「赤松ちゃんは最初モノクマに会った時に体育館で……」
東条「【トレーニングをしてる】と言っていたわ」真宮寺「あのBBはどう見ても……」王馬「モノクマを睨みつけてたよね?」
東条「そのトレーニングは……」真宮寺「砲丸を投げる【赤松さんそのもの】だヨ」王馬「あれはどう見ても……」
東条「研究教室でのピアノのトレーニングだったのよ」百田「あんな動きで砲丸なんか投げるか?」王馬「【野獣の眼光】だったよ!!」
東条「それに赤松さんは特にスポーツをやっていない……」百田「あれは【砲丸を投げてるBBじゃねー】んじゃねーのか?」王馬「うわあああああああん!! 怖いよおおおおおおおお!!!」
【ピッチング先輩の使われ方】→【砲丸を投げてるBBじゃねー】
最原「聞こえた!!」BREAK
最原「百田くん、ピッチング先輩は色々な使われ方があるんだ」
百田「色んな使われ方……?」
最原「実はピッチング先輩がピッチングしている動画は……数える程しかないんだよ」
百田「はぁ!? マジかよ!?」
最原「つまりBBには様々な無限の可能性がある……」
最原「だからBBに正しい使い方なんてないんだ!!」
最原「だからあのBBも……赤松さんが野獣先輩である可能性を示唆しているんだ」
百田「……くそっ!!」
赤松「最原くん……」
春川「じゃああんたは……赤松が野獣先輩だって言いたいの?」
最原「いや違う。 僕はそれと同時にある人が野獣先輩の可能性を考えたんだ」
キーボ「それは……誰のことですか?」
最原「それは……」
最原「君だよ……真宮寺くん」
真宮寺「……は?」
最原「最初に星くんも言ってたけど……野獣先輩は動画によって男の子になったり女の子になったりするんだ」
最原「君もそのマスクを外したらお姉さん……女の子になるよね?」
真宮寺「……」
星「おい、反論しねーのか? このままじゃ……」
真宮寺「謝って謝って謝って謝って謝って謝って謝って」
星「!!?」
天海「これは……相当ショックだったみたいっすね」
夢野「そりゃそうじゃ。 大切な姉が野獣先輩と言われたんじゃからな」
真宮寺「ねぇ謝って謝って謝って謝って謝って謝ってヨ」
入間「うるせえ!! てめーはさっさとイキやがれ!!」ブン!!
最原「あれは……入間さんが作った寝ながら塩をぶつけられるマシン!!」
真宮寺「」シュー……
アンジー「ありゃりゃ、是清死んじゃったねー」
白銀「生身の身体なのに塩をぶつけられただけで死ぬんだね……」
モノクマ「これが終わった後、入間さんは後でオシオキを受けてもらいまーす!!」
入間「えっ」
キーボ「結局野獣先輩は真宮寺クンでいいんでしょうか……?」
東条「ほかに誰か心当たりはないのかしら?」
天海「今の所、夢野さんが濃厚っすね」
夢野「んあっ!? 何故ウチなんじゃ!?」
天海「やっぱり……動画の存在っすよ」
ゴン太「じゃあ……夢野さんに投票すればいいの?」
入間「さっさと終わらせよーぜ!!」
星「待て」
最原「……星くん?」
真宮寺「何か意見があるのかい?」
茶柱「どうして生き返ってるんですか!!?」
星「いや、野獣先輩が誰かって話とは逸れるんだけどよ……」
入間「まさかテメーのあそこも逸れてるとか言うんじゃねえだろうな!?」
春川「……続けて」
星「ああ、実は……」
星「俺は変態糞親父かもしれねえんだ」
赤松「変態……糞親父……?」
ゴン太「ね、ねぇ……変態糞親父って誰?」
王馬「ゴン太のことだよ!!」
ゴン太「ええっ!? ゴン太、変態糞親父だったの!!?」
東条「……どうしてそう思うのかしら?」
星「……そんな理由は簡単だ」
星「俺と変態糞親父の声が似てるってだけだ」
天海「……悪いっすけど、星くんの遊びに付き合ってる時間はないっすよ」
アンジー「心配ないよ蘭太郎ー。 イケメンの神様が大丈夫だって安心しろって言ってるよー」
最原「……!!」
百田「おい……どうした終一」
最原「星くん……僕は君の言いたいことが分かったよ」
星「……本当か」
星「悪いが今の俺の言うことは誰にも信じてもらえねえ……悪いがあんたが代わりに言ってくれるか?」
最原「うん、勿論だよ」
ブレイン黒塗りドライブ開始!!
『ほ』
『あ』
『の』
『だ』
『か』
『し』
『れ』
『る』
『が』
『は』
『い』
『の』
『せ』
『う』
『星は誰の可能性がある?』
1.変態糞親父
2.課長
3.関東クレーマー
『1.変態糞親父』good!!
『ん』
『あ』
『ー』
『い』
『た』
『し』
『け』
『は』
『か』
『の』
『の』
『め』
『じ』
『み』
『の』
『さ』
『ま』
『ょ』
『う』
『い』
『ん』
2.アンジーのイケメンの神様の正体は?
1.UDK
2.syamu
3.go
『3.go』good!!
『い』
『ょ』
『go』
『く』
『じ』
『の』
『う』
『は』
『き』
『へ』
『く』
『つ』
『う』
『ん』
『そ』
『て』
『お』
『た』
『や』
3.変態糞親父、goの共通点は?
1.イケメン
2.女の子
3.淫夢ファミリー
『3.淫夢ファミリー』good!!
星は誰の可能性がある?→変態糞親父
アンジーのイケメンの神様の正体は?→go
変態糞親父、goの共通点は?→淫夢ファミリー
最原「繋がっ……」
バァン!!
TNOK「おいコラァ!! 降りろ!! 免許もってんのか!!」
最原「ご、ごめんなさいTNOKさん!!!」
最原「や、やばいよやばいよ……」
TNOK「おいお前クルルァについてこい」
最原「ま、待ってください!! せめて……この学級裁判が終わるまでは……」
赤松「最原くん……?」
最原「……はっ!!」
百田「どうしたんだよ終一、急に独り言なんか言ってよ」
入間「裁判中にイってんじゃねーぞこの童貞野郎が!!」
王馬「もしかして自分が野獣先輩じゃないっていう言い訳を考えてたのー?」
ゴン太「そ、そうなの最原くん!!?」
最原「ち、違うよ!! そんなんじゃないって!!」
東条「ちょっとした事であなたに疑いが掛けられてしまうわ。 次からは気をつけなさい」
最原「う、うん……」
最原(みんなの冷ややかな視線……僕の印象がクサくなったようだ)
最原「えっと……星くんの代わりに説明すると……」
最原「……実は僕達全員が、淫夢ファミリーの誰かかもしれないんだ」
百田「はぁ!!?」
最原「星くん……そう言いたいんだよね」
星「ああ」
天海「……ちゃんとそれなりの理由があるんすね?」
最原「うん、とりあえず今ここにいる16人を淫夢ファミリーに当てはめると……」
最原→DB(ブレインドライブ)
アンジー→TON(褐色肌がセクシー……エロい!!)
イケメンの神様→go
ゴン太→ゆうさく(ゆうさく自身に刺されるゆうさく。 ゴン太もゴン太に刺される)
夢野→ピンキー(アジの開き並みのブス)
茶柱→AKYS(ネオ合気道は空手みたいなもんやし……)
赤松→セイバー姉貴(モーツァルト)
百田→虐待おじさん(最原と王馬をぶん殴る)
春川→KBTIT(殺されてぇかお前)
王馬→KMR(チラチラ見てるのに見てないと嘘をついた)
キーボ→ゼERO(淫夢ロボ)
入間→KNN(イきかえるわぁ~という下ネタ)
東条→MYN(なんでもする)
星→変態糞親父(CV)
天海→平野源五郎(図書室=平野空間)
真宮寺→MUR(BB)
最原「これで終わりだ!!」
「「「「「ふざけるな!!!」」」」」
百田「見損なったぞ終一!! そんな根拠がまかり通ると思うな!!!」
茶柱「転子が男死なわけないじゃないですか!!」
ゴン太「そっか、ゴン太はゆうさくだったんだね……」
東条「私はなんでもするとは言ってないわ」
王馬「はぁー……最原ちゃんの嘘、全然つまらないねー」
星「……あんたに頼んだ俺が馬鹿だったみたいだな」
キーボ「ボクに至っては淫夢ファミリーですらないじゃないですか!!」
夢野「最原……もしやお主は本当は……」
アンジー「終一はー、DBじゃなくて野獣先輩だよー。 神様も言ってるよー」
最原(どうしよう……このままじゃ僕が……)
赤松「待って!!」
夢野「んあ? どうしたんじゃ赤松」
赤松「最原くんは野獣先輩じゃないよ!! だってこれ……」
赤松「誰一人野獣先輩じゃないじゃん!!」
アンジー「おー、確かにそうだねー」
天海「それにこれ……よく見たら15人しかいないっすよ」
春川「最原……どういうことなの?」
最原「……」
最原「僕が本当にいいたい事……それは……」
最原「白銀さん……君が野獣先輩だって事だよ」
白銀「……へ?」
白銀「ちょっと待って最原くん!!? どうして……どうして私が野獣先輩なの!!?」
最原「白銀さん……君はフィクションの作品のキャラだったら何にでもなれるんだよね?」
最原「つまり……君は野獣先輩になれる事ができるんだよ」
白銀「……へ?」
真宮寺「最原くん……今の発言は野獣先輩は架空の存在だと言ってるようなものだヨ?」
最原「うん、そうだよ……」
最原「野獣先輩は……フィクションなんだ!!!」
最原「野獣先輩がフィクションなら……目撃情報が一切ないのも合点がいく」
最原「つまり野獣先輩は……白銀さんが作り出したオリジナルキャラクターだったんだよ」
最原「白銀さん……君なら今ここで野獣先輩になれるはずだよ」
白銀「……」
入間「どーなんだよシコ銀!! てめーは野獣先輩なのかよ!?」
白銀「……違うよ!!」
白銀「私は……野獣先輩じゃないよ!!!」
白銀「だって……あんなうんこのコスプレなんて誰もしたがらないよ!!」
白銀「それにどうして私があんなキャラを作れると思うの!?」
白銀「作るとしたら黒髪赤目のイケメンだよ!!!」
白銀「私は野獣先輩じゃないよ!!」
白銀「誰が進んであんな汚物にコスプレするの!!?」
白銀「そもそも野獣先輩は……」
白銀「【フィクションじゃない】じゃん!!」
白銀「目撃情報がないのは……」
白銀「野獣先輩は【死んでる】からだよ!!」
白銀「そもそも動画で最原くん、夢野さん、モノクマ説があるんだから……」
白銀「その【3人の中の誰か】じゃないの!?」
モノクマ「ファッ!?」
王馬「うん! じゃあキー坊で決まりだね!!」
キーボ「そんな話の流れでした!!?」
最原(白銀さん……君には野獣先輩だって認めてもらわないといけないんだ)
最原(一週間ほんへなんて死んでもごめんだ……!!)
最原(だから僕は……嘘をついてでも君に認めさせる!!)
白銀「私は野獣先輩じゃないよ!!」
白銀「誰が進んであんな汚物にコスプレするの!!?」
白銀「そもそも野獣先輩は……」
白銀「【フィクションじゃない】じゃん!!」
【白銀の研究教室にあった野獣先輩のコスプレグッズ】→【フィクションじゃない】
最原「これで真実を暴く!!」BREAK!!
最原「白銀さん……野獣先輩がフィクションじゃなかったら……」
最原「どうして君の研究教室に野獣先輩が着ていた海パンや服があったの?」
白銀「!!!!」
白銀「さ、最原くん……私の研究教室、入ったの?」
最原「うん……入ったよ」
最原(どうやら本当にあったみたいだ)
茶柱「不法侵入ですよ不法侵入!! これだから男子は!!」
最原「……野獣先輩の正体には様々な説があるよね?」
最原「沢山ある理由……それは……」
最原「白銀さんがコスプレしていたからなんだ!!!」
最原「ウルヴァリン説も……ぬ~べ~説も……メタモン説も……」
最原「全部白銀さんがコスプレしている所為で生まれたんだ!!」
春川「そっか、じゃああの説やこの説明も……」
星「何にでもコスプレできる白銀なら辻褄があうな」
天海「……白銀さん、何か反論はあるんすか?」
白銀「……」
夢野「ど、どうしたんじゃ白銀……?」
野獣先輩「バレちゃって頭にきますよ」
百田「ファッ!!?」
最原「正体を……やっと表したね」
野獣先輩「そうですよ……野獣先輩は私……白銀つむぎ」
ぬ~べ~「色んな説が飛び交ってたのも……」
ウルヴァリン「俺がいろいろコスプレしてたからってわけだ」
白銀「……じゃあもう……投票タイムにしよっか」
白銀「いいよね? モノクマ……」
モノクマ「ウプププ!!! それじゃあいってみましょう!! 投票ターーーーイム!!!」
モノクマ「だいせいかーーーーーい!! 野獣先輩の正体は白銀つむぎさんでしたーーー!!」
モノクマ「……って言っても本人がバラしちゃったからね」
キーボ「そんな……白銀さんが……」
百田「クソが……なんでだ……なんでだよ……」
赤松「白銀さん……どうして……」
白銀「説明するとね……」
白銀「私は首謀者なんだよ」
夢野「んあっ!!?」
白銀「みんなをこの才囚学園に閉じ込めたのも……」
白銀「モノクマを操ってるのも……」
白銀「全部……私なんだ」
百田「なん……だと……」
白銀さんは続けて僕らに教えてくれた。
この世界はフィクションだということ……僕らはなんの才能もないただの一般人だということを。
アンジー「あれれー、おかしいねー」
東条「どうしたの夜長さん」
アンジー「つむぎが黒幕だったらー、なんでつむぎは自分の首をしめるようなことしたのー?」
アンジー「学級裁判開かなきゃいいのにー」
入間「そうだぞシコ銀!! どういうことだ説明しやがれ!!!」
白銀「それは……外の世界の人達がそれを求めてたからだよ」
赤松「そっか、私達が全然コロシアイをしないから……」
百田「で、でもよ!! ほかにマシな裁判の内容はなかったのかよ!!」
キーボ「……もしかして……僕の内なる声が淫夢語録ばかりだったのも……」
白銀「そう……外の世界全員が……」
白銀「……淫夢厨だったからなんだよ」
そう……ニューダンガンロンパV3とは……淫夢厨の思いが詰まった作品だったのだ。
白銀「でもねみんな……これだけは分かってほしいの」
白銀「例え野獣先輩がフィクションだとしても……彼の気持ちは本物なの!!」
白銀「彼の胸の痛みは……本物なの!!」
最原「僕は野獣先輩を否定する!!」反論
白銀「……は?」
百田「ああ、終一の言う通りだぜ……」
百田「あの人間のクズのクソうんこ野郎には……同情する必要なんてねぇ!!!」
赤松「それに賛成だよ!!」
キーボ「ボクの内なる声も言ってます……野獣先輩の思いだけは偽物だと」
アンジー「アンジーもー、あいつだけは生贄にもしたくないねー。 神様もきっとそう言うよー」
茶柱「野獣先輩が女子って言ったのは誰ですか!! あんなのが女子なわけないじゃないですか!!」
最原「野獣先輩がいるからいけないんだ」
最原「語録があるからいけないんだ」
最原「その所為で淫夢と関係ない人が淫夢ファミリーになったりして……」
最原「風評被害を受けるんだ」
最原「僕は野獣先輩を否定する……」
最原「僕は……真夏の夜の淫夢を否定する!!!」
ブオン!!
白銀「!!?」
東条「あれは……?」
真宮寺「外の世界の映像が……どんどん消えていく……?」
春川「最原の思いが……外の人達に伝わったの?」
白銀「ちょっと待ってよみんな!!!」
白銀「みんな……淫夢好きじゃないの!?」
白銀「野獣先輩……好きじゃないの!!?」
天海「……もう何を言っても無駄っすよ」
星「そうだ、外の世界は平和なんかじゃねえ」
星「外の世界は……淫夢で侵食されてるんだ」
ブォン!! ブオン!! ブオン!!!
白銀「……そっか、終わりなんだね」
シロガネさんがクロにきまりました。
オシオキをかいしします。
ぶっ
ちっ
ぱ
東条「白銀さんは……?」
入間「……イっちまった」
星「……もう顔中糞まみれだぜ」
赤松「最原くん……やったね!!」
赤松「首謀者を……倒すことができたんだよ!!」
最原「うん……これも全部赤松さんのおかげだよ」
最原「僕が疑われてる時に赤松さんが助けてくれなかったら……きっとみんな、今頃ほんへを見るハメになってたよ」
最原「赤松さん……本当にありがとう」
赤松「最原くん……」
最原「……」
赤松「……」
二人は幸せなキスをして終了。
外の世界はどうなったのだろう。
淫夢はなくなったのだろうか。 僕達の思いは伝わったのだろうか。
クッキー☆もピネガキもsyamuも淫夢の呪縛から解き放たれたのだろうか。
……確かめに行こう。
外の世界が変わったのか……僕達自身で確かめに行こう!!
王馬「……甘いな最原ちゃん」
王馬「淫夢は終わらないよ、ホモは絶滅してないからね」
王馬「だって……」
王馬「……オレは嘘つきだからね」
王馬「……ニシシ」
おしり
このSSまとめへのコメント
ダンガンロンパと野獣先輩をうまく共存させていた+114514点