ちひろ「おはようございます早苗さん、もうお昼ですけどね、昨日も飲んだらしたのですか？」

早苗「えぇ、といってもみんな付き合い悪いから一人ですこーしだけね、今日もオフだから」

ちひろ「そうでしたか」

早苗「なんだか騒がしくないかしら？いつも通りっちゃあそうなんだけど」

ユッコ「あっ、早苗さんおはようございます」

雫「おはようございますぅ」

早苗「おはようユッコちゃん、雫ちゃん」

早苗「いきなりなんだけど今日なにかあるの？」

ユッコ「あぁ、お誕生日のパーティーの準備が忙しいんですよ」

雫（あっ、裕子ちゃん、それは…）

心「ホラホラ～早苗さん、今日は柑奈ちゃんの誕生日だから～みんなでお祝いすんの」

早苗「なるほどねぇ～そういうことならお姉さんも一肌脱いじゃおうかしら」ppppp

早苗「あら、プロデューサー君からだわ」

P「あっ繋がった。早苗さんおはようございます、突然で悪いんですが薫と仁奈の二人を迎えに行って貰えませんか？」

P「行くつもりしてたんですが手が離せなくて」

早苗「あら、そうなの？こっちも用事が出来たような…」

心「あぁ～こっちはダイジョブだから迎えに行ってあげて下さい、ユッコちゃん達も居るから～。よーしおめぇら☆やるぞ～」

早苗「こっちの都合は付いたわ、それぐらいお姉さんに任せない」

P「すいません、お願いします。」

P「あっ、そうだ。ついでに三人でお昼食べてきて下さいよ」

早苗「分かったわ、領収書はプロデューサー君の名前でね、ふふっ冗談よ冗談」

早苗「それじゃあこっちは任せて」

友紀「たっだいまー」

夕美「ただいま戻りました」

早苗「二人で荷物抱えてどうしたの？今日のプレゼントにしては少し多くない？」

雫「早苗さん、二人も待ってると思いますし、そろそろ行ってあげて下さい」

早苗「そうね、じゃ行って来るわ」

バタン

六人「ふぅ～危ない」

～～現場にて～～

仁奈「あっ、早苗お姉さんだーおはよーごぜーますよ」

薫「ほんとだー早苗お姉ちゃん、せんせぇはどうしたのー？」

早苗「プロデューサー君は大事なお仕事がって電話かかって来て、私じゃダメ？」

二人「だいじょーぶ（でごぜーますよ）」

早苗「よーしいい返事ね、じゃあお昼食べに行こうかしら、何か食べたい物ある？」

仁奈「みんなで食べればなんでも美味しいでやがります」

薫「かおるもおんなじー」

早苗「そう？それじゃあ来るまでに見つけたファミレスでも良いかしら？」

薫「うん、いいよ」

仁奈「決まりでごぜーますね、あとあそこにいるお姉さんとも一緒に食べたいでごぜーます」

早苗「あそこ？あぁ柑奈ちゃんと蓮実ちゃんじゃない、良いわ声かけてみましょう」

早苗「二人とも収録お疲れ様、これからご飯なんだけど二人もどう？予定とかあるかしら」

柑奈「お疲れ様です、私は大丈夫ですよ」

蓮実「私も大丈夫です」

早苗「決まりね」

仁奈「五人でお昼ご飯楽しみでやがりますよ」

薫「それじゃあファミレスに出発しまー」

～～ファミレスにて～～

早苗「注文も済んだしみんなドリンクバー行ってらっしゃい、ほら、柑奈ちゃんも」

柑奈「それじゃあ行って来ますね」

蓮実「ありがとうございます早苗さん、今日は二人で仕事なので足止めを頼まれてましたので助かりました」

早苗「いいわよ、お礼なんて。お姉さんも何か協力したかったから嬉しいわ」

～～数時間～～

柑奈「あの曲がー」

蓮実「そうですね、その人は～～」

早苗「ふ、二人の会話がにわかにわかっちゃうけど二人とも年下よね、複雑な気持ちだわ」

仁奈「二人は楽しそうですが早苗お姉さんは変な顔してやがりますね」

薫「うーんよくわかんないけど良いかな」

蓮実「あの人はどの曲も…」なんてったってアーイドル♪

早苗「あれ？蓮実ちゃんに電話じゃない？」

蓮実「すいません少し失礼しますね、ハイ…ハイ…わかりました、戻ります」プチッ

早苗「いよいよみたいね、じゃあ事務所に戻りましょう」

柑奈「いよいよ？」

早苗「なんでもないわ、さ、出ましょ」

～～事務所入り口～～

柑奈「見えてきましたね」

薫「いっちばん乗りー」

仁奈「あぁ、仁奈も負けねーでごぜーますよ

早苗「それじゃあ、競争よ～」

蓮実「負けませんよ～」

柑奈「ちょっと、待ってくださいー」

柑奈「あれ？いつの間にか私が先頭に？」

早苗「細かいことは気にしないで、さ、一番乗りよ、柑奈ちゃん」

柑奈「ハイ、ただいま戻りま……」パンパン

アイドル達「「お誕生日おめでとう柑奈ちゃ～～ん（さ～～ん）」」

蓮実「おめでとうございます柑奈さん」

柑奈「蓮実ちゃんまで、え？これって？」

蓮実「サプライズパーティーですよ、びっく「 しましたか？」

柑奈「うん、びっくり、でもねそれ以上に嬉しいの」

アイドル達「わーーー」キャピキャピ

仁奈、薫「こういうことだったんだー（でごぜーますかー）」

早苗「さ、二人も一緒にお祝いしてらっしゃい」

仁奈、薫「はーい」

早苗「ふふっ、サプライズ成功ね。あれ？お昼にあった子達が見当たらないわ、どこ行ったのかしら」

早苗「もしかして寮？見に行こうかしら」

ちひろ「早苗さんありがとうございます」

早苗「良いのよ私も楽しかったし」

ちひろ「あ、そういえばPさんが早苗さんに打ち合わせがあるって言ってましまよ」

早苗「P君が？もう、あの時言ってくれれば良かったのに」

ちひろ「楽しい時間を妨げなかったんじゃないですか？あ、噂をすれば」

P「お疲れ様で…あれ？何か怒ってます？」

早苗「別に～。それで打ち合わせって？」

P「あぁ、今度の仕事は夏に向けて……ハイ、それで………こうなって………」

早苗「へぇー……うんうん……」

～～打ち合わせ後～～

P「今日の打ち合わせはこれぐらいですかね。どうですか？今日のお礼とさっきの埋め合わせって訳でもないですが一杯行きませんか？」

早苗「誰かさんか最近付き合い悪いからたまには賑やかに飲みたい気分ね、もちのロン行くわ」

P「わかりました、それじゃあ行きますか～。ちひろさん、今日は少し早いですがもう上がりますね」

ちひろ「最近遅くまで残ってらっしゃいますし、今日は許します。二人ともお疲れ様です」

早苗「よーし、そうと決まればゴーゴー」

P「ちょっと、、待ってください～」バタン

～～飲み屋探し中～～

早苗「どこにしようかしら？ん？あれは、楓ちゃん？それに瑞樹ちゃんも、おーい」

瑞樹「お疲れ様、楽しそうね二人とも」

楓「お疲れ様です、真夏のようにおアツそうでサマーになってますよ、ふふ」

P「これから飲む店を探してたんですよ、お二人は？」

瑞樹「似たようなものよ、ねぇどう？四人で行かない？アテはあるから」

楓「美味しいアテのアテがある、ふふふ」

早苗「良いわね良いわね、美味しいお酒は楽しく飲まなきゃね、良いわよね？」

P「もちろん、それじゃあ案内お願いできますか？」

瑞樹「はーい、それじゃあ行くわよ」

楓「みなさん華麗にスルーするーなんて酷いですよ」

早苗「楓ちゃんはいつも楽しそうね」

～～飲み屋なう～～

四人「かんぱーーい」

早苗「お疲れ様～、くぅーやっぱりみんなで飲むと一味違うわね」

瑞樹「ちょっと、おじさん臭いわよ、もう」

楓「まあまあ、楽しいお酒なんで細かいことは気にせず飲みましょう」

P「早苗さんはともかく、お二人は明日からロケじゃないですか、飲みすぎないで下さいね」

瑞樹「わかってるわ、ほどほどにするわよ」

楓「私は気にしませんけどね」グビー

瑞樹「言ってるそばから、あ、店員さん注文いい？」

わーきゃーわーきゃー

P「そろそろいいお時間ですね、おひらきにしましょうか」

早苗「もう～まだまだこれからよー」グデーン

楓「すっかり出来上がっちゃって、これじゃあ早苗さんどころか稲穂さんですね」

瑞樹「あなたもこれ以上は明日に響くわよ、そうね解散しましょうか」

P「支払いして来ますね」

瑞樹「レシート貰っておいてね後で返すから」

P「はい、早苗さん帰りますよ」

早苗「うぃーP君が二人～」

P「支払いして来ました、早苗さんは寮まで送りますね」

瑞樹「お願いね、私はこの子を家に泊めるつもりしてたからこのまま二人で帰るわね」

P「はい、お疲れ様です」

楓「それじゃあお疲れ様です」

早苗「もう一軒行くわよ、まだまだこれから」うつらうつら

P「帰りますよ、お疲れです」

～～寮～～

P「寮の入り口に着きました、部屋に戻って寝てくださいね」

早苗「はーい、P君お疲れ～」

P「お疲れ様です」

早苗「さーてと、ちょっと飲みすぎちゃったし寝ちゃおうかしら」フラフラ～バタン

P「さてと」ケータイトリダシポパピプペ～

P「部屋に戻ったから遅くならないうちにできる準備だけして残りは明日の朝やるんだぞ、良いな？」

？？？？「はい、わかりました！お疲れ様ですプロデューサー」

～～翌日～～

早苗「ふぁーあ、昨日もよく飲んだわね、ん？」ティローン

早苗「なになに？食堂でセクシーギルティの打ち合わせしましょう」

早苗「ユッコちゃんからこんなメール来るなんて初めて…むむっ、事件の匂いね」

早苗「気になるわ、行ってみようかしら」ヌギヌギ

早苗「よし、準備オッケー現場に行くわ」

～～寮の食堂～～

早苗「ユッコちゃん、事件ね？」パンパンパンパン……

アイドル達「「お誕生日、おめでとうございます早苗さ～～ん」」

早苗「へっ？」

ユッコ「おはようございます、サイキックサプライズです」

雫「びっくりさせたくてみんなで準備してたんですよぉ～」

心「そうそう☆いくつになっても祝わないとダメっしょ？」

夕美「普段お世話になってますからみんなでお祝いしようって」

友紀「そうそう、あたし達と早苗さん、みんなで一つのチームだもん」

仁奈「仁奈も居るででごぜーます」

薫「薫も手伝ったんだよー早苗お姉ちゃんおめでとうございまー」

雫「他にも愛梨ちゃんがケーキを焼いてくれたりみんな協力してくれましたよ」

ユッコ「Pやちひろさんも協力してくださってこんなに盛大なパーティーになりました」

心「ちひろちゃんがここ使って良いって☆話つけてくれたんですよ」

早苗「昨日柑奈ちゃんのパーティーに居なかったのはこういうことだったのね、私も勘が鈍ったわ～」

早苗「それにこんなことで喜ぶお姉さんじゃ無いわよ」

ユッコ「あ、早苗さんが今まで見たことない顔してますよ、サイキックカメラチャンスです、藍子ちゃん」

藍子「ユッコちゃん、了解」パシャ

早苗「ちょっと、もう、やめてって」ガチャ

P、楓、瑞樹「おめでとう早苗さん（ちゃん）」

早苗「あーっ、あんた達明日仕事って言ってたじゃない？あれは嘘だったの？」

P「仕事は仕事なんですけど入り時間の調整が出来たんでもう少し後に出発することにしました」

瑞樹「早苗ちゃんのためにみんなが頑張ってるって聞いて少しだけ協力させてもらったわ」

楓「めでたい日ですし鯛を、って訳では無いですがちょこっとだけ手伝いました」

早苗「あんた達覚えてなさい、あとで絶対……」

瑞樹「ハイハイ、ガラにもないことされて照れてるのはわかるわ、でもね、こんなに良い子達に祝福されてるのよ、素直に受け取るのもお姉さんの仕事でしょ」

早苗「むぅ～」バタン

愛梨「ケーキ焼けましたよ～」

薫「わーいいにおーい」

茜「私が火をつけますね、ファイヤー」

ユッコ「早苗さんローソク消してください、これはサイキックでは出来ません」

一同「「ハッピーバースデー トゥー ユー…………早苗さん ハッピーバースデートゥーユー」」

早苗「ふー、はい消えたわ」

一同「「パチパチパチパチ……」」

早苗「全く、お姉さんにサプライズなんて全員逮捕よ逮捕～」ワーキャー

早苗（こういう誕生日も悪くないわね、みんなありがとう）



終わり