早苗「私たちの」瑞樹「妹!」 (86)
モバマスssです
女子寮 早苗宅にて
早苗「それではみなさん、かんぱーい!」
みんな「かんぱーい!」
早苗「ぷはー!!やっぱりこれね!」
瑞樹「それで、こんなところにみんなを呼び出していったい何をするつもり?」
早苗「こんなところとは失礼ねぇ!私の部屋に招かれるなんて光栄でしょ!?」
美優「今日集まったメンバーに何かあるんですか…?」
早苗「ふふっ、さすが美優ちゃん、いいところに気づいたわね」
早苗「そう、今日ここに集まってもらったのは25歳以上のアイドルだけよ」
麻里奈「言われてみれば…そうね」
留美「それにどんな意味があるのかしら?」
早苗「私は常々思っているのよ…妹が欲しいと…!」
夏美「妹…ですか…?」
早苗「そうよ、私たちの事務所には可愛い女の子がたくさんいるじゃない?」
瑞樹「それはまぁアイドル事務所だしねぇ」
早苗「それなのに、仕事で少し顔を合わせるだけの関係で終わるなんて、もったいないわ!」
美優(そ、そうかしら…?)
早苗「そこで、自分の妹にしたいアイドルを一人決めて、そのアイドルと実際の姉妹として生活したいと思うの」
早苗「まぁ生活っていっても一日一緒に過ごすってだけだけどね」
麻理菜「それで、私たちをが呼び出された理由は?」
早苗「? そんなの、あなたたちもやるからに決まってんじゃない」
夏美「えぇ!?私たちもですか!?」
早苗「そりゃ当然よ、ちなみに拒否権はないから」
美優「そんなっ!」
早苗「いい?これは他のアイドルとの親睦を深めるためでもあるの 文句があるならシメるわよ」
瑞樹「はぁ…まったくこの人は…」
楓「ふふっ、面白そうじゃないですか 私は賛成ですよ?」
夏美「楓ちゃん?」
楓「だって妹ってお酒のおつまみ作ってくれたり身のまわりのお世話全部してくれるんでしょ?」
夏美「楓ちゃん…妹はメイドさんじゃないのよ?」
楓「ふふふっ」
早苗「じゃあさっそく妹ドラフト会議始めるわよー!!」
瑞樹「妹ドラフト会議…」
早苗「まぁ、あんなにたくさんのアイドルがいる事務所だから被ることなんてないと思うけど」
美優「ドラフトってことは、妹にしたいアイドルを指名するってことですか…?」
早苗「まぁ、そういうことね」
麻理菜「でもいきなり妹にしたいアイドルなんて言われても…」
瑞樹「そんな急には決められないわよねぇ…」
早苗「それもそうね…じゃあしばらく飲みながら決めましょうか」
しばらくして
早苗「あひゃひゃ!みんなー妹にしたいアイドル決まったー??」ケラケラ
夏美「ちょっと早苗さん、飲みすぎですよ…」
早苗「うるさーい!二月はバレンタインで酒が飲めるのよー!!」
夏美「もう…瑞樹さんからも何か言ってくださいよ」
瑞樹「んりゅ?そんなこと言われてもミズキ困っちゃう☆」キャピキャピ
夏美(ダメだこの大人たち…)
美優「留美さんも少し飲みすぎじゃ…」
留美「らいじょうぶよ、もんらいないわ」
美優「で、でも…」
留美「それに、飲みすぎてもいつもみたいに美優が看病してくれるんでしょ?」
美優「それはその…はい…///」
留美「それなら安心して飲めるわね」ゴクゴク
美優「も、もぉ…///」
麻理菜「妹かぁ…楓は誰か決めた?」
楓「やっぱり家事が得意な響子ちゃんかしら…」
麻理菜「アンタはまったく…」
早苗「それじゃあそろそろドラフト会議始めるわよー!!」
瑞樹「いえーい!!☆」キャルルーン
早苗「まずは…夏美ちゃんから!!」
夏美「えぇ!私からですか!?うーん…」
早苗「ちょっとぉ、まだ決まってないのぉ!?」
夏美(だって早苗さんの面倒見ててそんな暇なかったんだもん!!)
早苗「全くしょうがないわねぇ…次聞く時までに決めときなさいよ!」
夏美「はい…」
早苗「じゃあ…楓ちゃん!」
楓「はい、私は亜里沙ちゃんを指名します」
麻理菜「あら、意外な人選ね あなたなら響子ちゃんやフェイフェイを指名するかと思ったけど」
楓「やっぱり一緒にお酒が飲める子がいいなぁと思って…」
麻理菜「ふふっ、楓らしい考えね」
早苗「はーい、じゃあ楓ちゃんの妹は亜里沙ちゃんに決定!!」
楓「ふふっ、楽しみだわ…」
早苗「そんじゃあ次は麻理菜ちゃんね」
麻理菜「私は…茜ちゃんにするわ」
早苗「ほほう、理由は?」
麻理菜「んー、あの娘って純粋じゃない?ちょっとからかってみたくて」
早苗「あーわかるわ、ちょっとイジワルしたくなっちゃうのよね」
早苗「じゃあ麻理菜ちゃんの妹は茜ちゃんね!」
麻理菜「ふふ」
早苗「夏美ちゃーん、そろそろ決まったぁ?」
夏美「えーっと、もうちょっと…」
早苗「…次聞く時までに決めとかないとアンタの妹は愛海ちゃんにするからね」
夏美「そ、それだけは勘弁してぇ!」
早苗「留美ちゃんは決まった?」
留美「私は…美優にするわ」
美優「え…?///」
留美「美優は細かいことによく気がつくし、可愛いし、妹にはピッタリだわ」
美優「か、かわっ///」ボンッ
早苗「でも、あなたたち同い年なのよねぇ…」
留美「ダメかしら」
早苗「んー…まぁいいか、留美ちゃんの妹は美優ちゃんに決定!」
留美「ふふ、楽しみね美優」
美優「かわ…///」プシュー
早苗「美優ちゃんは妹側になっちゃったから飛ばすとして…次は瑞樹ちゃんね」
瑞樹「はぁーい!でもミズキちょっと困っちゃうなぁ…」
早苗「え、何が?」
瑞樹「だってぇ…ミズキはまだ17ちゃいだから、選べる妹の幅が狭いしぃ…」
早苗(何言ってんだコイツ)
瑞樹「でも早苗さん決まったわ!私…千枝ちゃんにするわ!」
麻理菜(千枝ちゃん…)
楓(姉妹というよりは親子ね)
瑞樹「千枝ちゃんはブルーナポレオンで一緒だったし、儚げなところがミズキそっくりかなって☆」テヘリン
早苗「はいはい、じゃあ瑞樹ちゃんは千枝ちゃんね」
瑞樹「千枝ちゃん…妹…わかるわ…!」ルンルン
早苗「で…夏美ちゃんは愛海ちゃんでいいの?」
夏美「ちょっと待ってくださいよ!もう決まりましたから!」
早苗「誰にするの?」
夏美「私は…裕美ちゃんにします!」
早苗「あら、珍しい組み合わせね いったいどうして?」
夏美「んー特に理由はないけれど…なんか妹っぽいっていうか、守ってあげたくなるというか…」
早苗「まぁ、確かにそんな感じするわね」
早苗「じゃあ夏美ちゃんは裕美ちゃんに決定!」
麻理菜「そういえば早苗さんは誰にするの?」
早苗「私?ふふふ…私はあいちゃんよ!」
夏美「あいちゃん?なんか妹っていう感じじゃない気が…」
早苗「あんなイケメンと一日一緒に過ごせるなんて夢のようじゃない♪」
麻理菜「早苗さんらしいわね…」
瑞樹「これで全員決まったわね」
楓(あ、瑞樹さん元に戻ってる)
早苗「それでは妹と過ごす上でのルールを発表するわ といってもそんな厳しいものじゃないけど」
早苗「妹と過ごす時間は15:00から翌朝まで」
早苗「その間は二人っきりで過ごすこと」
早苗「夜は姉妹らしく同じ布団で寝ること」
美優「同じ布団…///」
早苗「まぁそのくらいね」
早苗「もしルールを破ったら罰ゲームだからね♪」
麻理菜(イヤな予感しかしないわ…)
早苗「それじゃあ本番は来週だから、今日はこれで解散!お疲れ様でした!」
みんな「お疲れさまでしたー」
一週間後 15:00 女子寮 楓宅
亜里沙「おじゃまします」
楓「亜里沙ちゃん、いらっしゃい」
亜里沙「それにしても、楓さんが私を妹に選んでくれるなんて…意外だけどちょっと嬉しいです」
楓「亜里沙ちゃんはいつもはみんなのお姉さんだけど、今日は私だけの妹ね…」
亜里沙「ふふふ、そうですね でも妹って言われてもいったいどうすれば…」
楓「別にいつも通りでいいんじゃないかしら ところで亜里沙ちゃん、お料理は得意?」
亜里沙「そうですね、人並みにはできると思いますが…」
楓「それじゃ、今日の夕飯は亜里沙ちゃんに任せちゃおうかしら」
亜里沙「ふふ、いいですよ ちょっと冷蔵庫見せてもらいますね」ガチャ
亜里沙「…」
亜里沙(お酒とおつまみしかない…)
楓「私生活が見られるみたいでなんか恥ずかしいわ」フフッ
亜里沙「楓さん、お買いものに行きましょうか」
麻理菜宅
茜「麻理菜さんの部屋、とってもきれいですね!!」
麻理菜「あら、ありがとう」
茜「それにしても妹なんて…ちょっと照れますね!!」
麻理菜「ふふっ、可愛い妹ができてうれしいわ」
茜「可愛い…///」カァァ
麻理菜「今日はお姉ちゃんって呼んでもいいのよ?」
茜「夏美…お姉ちゃん…///ううう、ちょっと走ってきますー!!!///」ボンバー!
麻理菜「ふふ、可愛いわね茜ちゃん… ん?そういえば…」
早苗「その間は 二人っきりで 過ごすこと」
早苗「ルールを破ったら罰ゲームだから♪」
麻理菜「! ま、待って茜ちゃん!」ダッ
留美宅
美優「相変わらず綺麗な部屋ですね…」
美優(綺麗っていうかほとんど何もない…)
留美「美優、私たちは今日姉妹なのよ、敬語はやめなさい」
美優「え、えぇ、わかったわ」
留美「あと、今日は私のことはお姉ちゃんと呼びなさい」
美優「ええ!?それはちょっと…」
留美「呼びなさい」
美優「お姉…ちゃん…///」
留美「よくできたわね、偉いわ美優」ナデナデ
美優(なんなのこれ…///)
夏美宅
夏美「…」
裕美「…」
夏美(気まずい…)
夏美「あの、裕美ちゃん?」
裕美「は、はいぃぃ!?」
夏美「そ、そんなに緊張しなくても…」
裕美「す、すいません…」
夏美「裕美ちゃんとはバニーガールの時以来ね あの時の裕美ちゃん可愛かったわ」
裕美「あ、その…ありがとう…ございます…///」カァァ
夏美(! 可愛い…!)
瑞樹宅
瑞樹「はい、はい ではこちらで責任をもって預からせていただきます はい、失礼します」ピッ
瑞樹「ふぅ…」
千枝「瑞樹さん、今日はよろしくお願いします!」
瑞樹「ふふ、今日はお姉ちゃんに甘えていいのよ?」
千枝「本当ですか? じゃあ…お姉ちゃん、だっこ!」
瑞樹「!可愛いわ、千枝ちゃん可愛い!」ギュッ
千枝「えへへ…」
早苗宅
あい「おじゃまするよ、早苗さん」
早苗「いらっしゃい、あいちゃん」
あい「それにしても、どうして私を妹に?」
早苗「理由なんてないわ、あいちゃんがよかったの…」ギュ
あい「やれやれ…」
17:00 楓宅
亜里沙「ふぅ…重かった…」
楓「油やお醤油も買ったから…しょーゆーことね…フフッ」
亜里沙「調味料もないなんて…楓さん普段何を食べてるんですか?」
楓「お酒があれば…生きていけるわ」フフッ
亜里沙「もう…ちゃんと食べなきゃだめですよ?」
亜里沙(それにしても、こんな食生活でどうしてこんなにスタイルがいいのかしら…?)ジーッ
楓「?」
17:20 夏美宅
夏美「その時早苗さんがね…」
裕美「ふふっ…」
夏美(よかった…裕美ちゃんもだいぶ心を開いてくれたみたい)
裕美「あ、あの、私今日夏美さんに渡したいものが…」
夏美「私に?なぁに?」
裕美「これ…」
夏美「これ…ネックレス?裕美ちゃんが作ったの?」
裕美「はい、あまり上手じゃないですけど…」
夏美「そんなことないわ、大切にするね!」
裕美「その…実はこれ私とお揃いで…姉妹の証に…///」
夏美「!」
夏美「裕美ちゃん!」ギュウ
裕美「え、あっ夏美さん…苦しいです…///」
17:40 留美宅
美優「もうこんな時間…私お夕飯の支度を始めるね」
留美「待って美優、今日は私が作るわ」
美優「え、だって留美さ…お姉ちゃんお料理苦手じゃ…」
留美「大丈夫よ、この一週間でたくさんお勉強したの」
留美「あなたに美味しい料理を食べさせるためにね」キリッ
美優(留美さん…//)
留美「だからあなたは座ってて」
美優「うん、わかったわ…」
18:30 麻里奈宅
麻理菜「ハァハァ…茜ちゃんと追いかけっこしてたらこんな時間になってしまったわ…」
茜「久しぶりにあんなに走って気持ちよかったです!!!」
麻理菜「汗びっしょりね…お風呂に入りましょうか」
茜「はい、麻理菜さんお先にどうぞ!!」
麻理菜「あら、あなたも一緒に入るのよ?」
茜「え、一緒に入るんですか?」
麻理菜「そうよ、さぁ行きましょう」
お風呂場
茜「運動したあとのお風呂は気持ちいいですね!!」
麻理菜「そうね、ちょっと狭いけど」
茜「そんなことないですよ!!」
麻理菜「それにしても茜ちゃん…なかなか良いカラダしてるわね」
茜「へ…?///」
麻理菜「身長が低い割に、スタイルいいと思うわ」
茜「そんな、麻理菜さんほどでは…///」
麻理菜「まだ17歳ならこれからまだまだ大きくなるわ」サワッ
茜「ひゃっ///ううう、ううううう/////」プシュー
麻理菜「あらあらショートしちゃった…ん?」
ボコボコボコ!
麻理菜「あっつ!」バシャ
麻理菜「茜ちゃんの体温が上がってお湯が熱湯みたいに…」
茜「ううう…///」プシュー
18:45 早苗宅
あい「うん、とっても美味しいよ、早苗さん」
早苗「そうでしょうそうでしょう」
あい「それにしても驚いたなぁ、早苗さんがこんなに料理上手なんて」
早苗「そりゃ一人暮らしが長いとねぇ…って何言わせんのよ!!」
あい「早苗さんが勝手に言ったんじゃないか…」
早苗「あーもう今日は飲むわよー!!あいちゃんにも相手してもらうんだからね!」
あい「私はそんなに強くないよ?」
早苗「ふふふ、今夜は寝かせないわよ、あいちゃん」
あい(私は本当に妹として呼ばれたのだろうか…)
19:00 瑞樹宅
千枝「オムライスできましたね、瑞樹さん!」
瑞樹「ええ、千枝ちゃんがお手伝いしてくれたから早くできたわ」ナデナデ
千枝「えへへ…」
瑞樹(千枝ちゃん可愛いわ…本当の妹にしたい…)
千枝「そうだ、ケチャップでメッセージ書きますね!」
瑞樹「あら、ありがとう 嬉しいわ」
千枝「よいしょ、よいしょ…はい!できました!」
瑞樹「ふふ、なんて書いてくれたのかしら…」
オムライス「瑞樹お姉ちゃん、いつも千枝に優しくしてくれてありがとう。優しい瑞樹お姉ちゃんが大好きです。これからも千枝の、そして事務所のみんなの瑞樹お姉ちゃんでいてください。お姉ちゃん大好き! 千枝」
瑞樹(ケ、ケチャップでここまで…)
瑞樹「千枝ちゃん…侮れないわ…」
19:15 留美宅
留美「…」
美優「…」
留美「…ごめんなさい」
美優「そ、そんな…お姉ちゃんは一生懸命やったんだから…」
留美「でも…こんな料理しか作れないなんて…」
料理「ボローン」
留美「料理の一つもろくにできないなんて…姉失格ね…」
美優「そんなことないわ、私のために苦手な料理の勉強してくれるなんて立派なお姉ちゃんじゃない…」
留美「美優…」
美優「それにこのくらいなら少し味を整えれば美味しくなるわ、だから一緒に作り直そう?」
留美「うん…ありがとう、美優…」
美優「ふふっ、それじゃあ始めましょうか」
19:40 楓宅
楓「亜里沙ちゃんのお料理とても美味しいわ…お酒にもよく合うし」
亜里沙「ありがとうございます♪」
楓「ねぇ、亜里沙ちゃんも一緒に飲みましょうよ」
亜里沙「そうですねぇ じゃあ少しだけ…」
楓「亜里沙ちゃんって強いんでしょう?」
亜里沙「そんな、楓さんほどではないですよ」
楓「ふふっ、今夜は楽しめそうね…」
楓・亜里沙「乾杯♪」
19:50 麻理菜宅
茜「はっ!!!ここは!!?」
麻理菜「あら、茜ちゃん気がついた?」
茜「麻理菜さん…?そういえば私お風呂に入ってて…」
麻里奈「のぼせっちゃってたのよ」
麻理菜(あのことはなかったことにしましょう…)
茜「そうだったんですか!!ご迷惑かけてごめんなさい!!」
麻理菜「気にしないで?ほら、ご飯作っといたから一緒に食べましょう?」
茜「これは美味しそうです!!いただきます!!」
麻理菜「ふふ、お味はどう?」
茜「美味しい!とっても美味しいです麻理菜さん!!」
麻理菜「そう言ってもらえると嬉しいわ」
20:00 夏美宅
裕美・夏美「ごちそうさまでした」
裕美「夏美さんのお料理、とっても美味しかったです!」
夏美「ありがとう、裕美ちゃんが作ってくれたのも美味しかったわよ?」
裕美「あ、ありがとうございます!」
夏美「もうこんな時間か…そろそろお風呂入ろっか」
裕美「そうですね」
夏美「…一緒に入る?」
裕美「えぇ!?一緒にですか!?///」
夏美「い、嫌ならいいんだけど…」
裕美「嫌じゃないです!一緒に、入りたいです…///」
夏美(よかった…ちょっと引かれちゃったかと思ったわ)
夏美「それじゃ、行きましょうか」
裕美「はい!」
お風呂場
夏美「よいしょっと…」
裕美「…」ジー
夏美「あ、あの…裕美ちゃん?」
裕美「はい?」
夏美「そんなに見られると…ちょっと恥ずかしいかなーって…」
裕美「!!ごごごごめんなさい!///」
夏美「そんなに謝らなくても…」
裕美「でも、夏美さんってスタイルいいですよね…?」
夏美「そうかしら、ありがとう」
裕美「私なんか、こんなちんちくりんで…」ペターン
夏美「ちんちくりんって…私だって裕美ちゃんくらいの時はそんなもんだったわよ?」
裕美「そうなんですか…?」
夏美「ええ、私だけじゃなくて早苗さんや瑞樹さんもそうだったと思うわ」
夏美(雫ちゃんとかはわからないけど…)
裕美「早苗さんや…瑞樹さんも…」
夏美「そうよ だから心配しなくても、裕美ちゃんもこれからどんどん成長するわ!」
裕美「夏美さん…ありがとうございます…!」
夏美「ふふっ、どういたしまして」
裕美「あ、私お背中流します!」
夏美「あら、ありがとう♪」
20:20 早苗宅
早苗「ぐかー、すぴー」Zzz…
あい「おや、早苗さん眠ってしまったようだね」
早苗「んぅ…あいちゃーん…」
あい「はいはい、ここにいるよ」
早苗「んへへへぇ…」
あい「年上とは思えないな…ベッドに運んで、と…」
早苗「んー…むにゃむにゃ…」
あい「これでよしと…ふわぁ、私も少し飲まされすぎたな…眠くなってきた…」
あい「早苗さん…隣,失礼するよ…Zzz」
20:30 瑞樹宅 お風呂場
千枝「瑞樹さん、気持ちいい?」ゴシゴシ
瑞樹「えぇ、とっても気持ちいいわ」
千枝「いつもお母さんにもやってあげてるんです!」
瑞樹「そうなの、偉いわね千枝ちゃんは」
千枝「えへへー…」
瑞樹「千枝ちゃん交代しましょう、今度は私が背中を流すわ」
千枝「ありがとうございます!」
瑞樹「よいしょ…」ゴシゴシ
瑞樹(千枝ちゃん、さすが現役小学生…綺麗なお肌ね…)
瑞樹(どうしたらこんなに…」サワッ
千枝「ひゃっ///」
瑞樹「あ、ご、ごめんなさいね 千枝ちゃんのお肌が綺麗だったからつい…」
千枝「…」
瑞樹「千枝ちゃん…?」
千枝「瑞樹さんが触りたいなら…千枝、いいよ…?///」
瑞樹「え…?」
千枝「千枝のこと…触っても、いいよ…?///」
瑞樹「ど、どうして上目遣いをするのかしら…?」
21:00 留美宅
留美「あんなひどかった料理がここまで美味しくなるなんて…大した腕前ね、美優」
美優「それほどでもないわ…」
留美「…」
美優「お姉ちゃん…?」
留美「美優、あなたは私の嫁になりなさい」
美優「ブーッ!! 留美さんいきなりなにを!?///」
留美「いつも思っていたけど今日確信したわ 美優、あなたは私の嫁にふさわしいわ」
美優「留美さん、ちょっと飲みすぎよ…?」
留美「美優」
美優「はい…?」
留美「先にシャワー浴びてきなさい」
美優「」
21:30 楓宅
亜里沙「ふぅ、ちょっと飲みすぎちゃいました…」
楓「あら、大丈夫?」
亜里沙「ちょっと、クラクラします…」
楓「…亜里沙ちゃん、こっちに来て」
亜里沙「? はい…」
ベッド
楓「よいしょっと…」
亜里沙「きゃっ、これは腕枕…?///」
楓「今日はお姉さんらしいことしてあげられなかったから…」
亜里沙「楓さん…」
楓「ふふ、いーこいーこ、亜里沙ちゃんいい子ねぇ」ナデナデ
亜里沙「もう…そんな歳じゃないですってばぁ…//」
楓「でも今日は私の妹でしょ?」
亜里沙「それじゃあ…もっとナデナデして…?お姉ちゃん…」
楓「ええ…亜里沙ちゃんが眠るまで、ずっとしててあげるわ…」ナデナデ
22:00 麻理菜宅
茜「ぐーぐー」Zzz…
麻理菜「ぐっすり眠ってるわね、いっぱい走って疲れちゃったかしら」ナデナデ
茜「ん…麻理菜さん…」ギュウ
麻理菜「!」
麻理菜「ふふ、茜ちゃんを選んで良かったわ…」
茜「麻理菜さぁん…」ギュウウウウウウウ
麻理菜「ちょっ…茜ちゃん…苦…しい…」
茜「ぼんばー…」ギュウウウウウウウウ
22:20 夏美宅
裕美「…」スヤスヤ
夏美「あ、裕美ちゃん寝ちゃった…」
夏美(今日は裕美ちゃんと仲良くなれてよかったなぁ)
夏美(早苗さんに感謝しないと…)
裕美「うーん…夏美さん…」ムニャムニャ
夏美「裕美ちゃん…」キュン
夏美「…」
夏美「ちょっとなら…いいよね…?」
夏美「裕美ちゃん…」チュッ
夏美「~~~///」
夏美「おやすみなさい!///」
夏美「…」Zzz
裕美「…」ドキドキ
裕美(夏美さん…///)
22:30 瑞樹宅
千枝「…」スースー
瑞樹「ふふ、天使のような寝顔ね…」
千枝「うーん…」ぎゅっ
瑞樹「あらあら…ふふふ」ナデナデ
瑞樹(今日はちゃんと千枝ちゃんのお姉ちゃんできたかしら…?)
千枝「えへへぇ…おばぁちゃん…」ギュウ
瑞樹「」
23:00 留美宅
美優(どうしようどうしよう…)
美優(留美さん「あなたはベッドで待ってて」って言ってお風呂に行っちゃったけど…)
美優(…)
美優(…///)ボンッ
美優(こんなこともあろうかと、可愛い下着つけてきたけど…)
美優(ってそうじゃないわ///)
美優(とにかく、どうにかして留美さんを止めないと…!)
留美「遅くなってごめんね、美優」ガチャ
美優「留美さん…やっぱりこんなこと…って!どうして服着てないんですか!!///」
留美「逆に聞くわ あなたはどうして服を着ているの?脱ぎなさい」
美優「そ、そんな…///」
留美「どうしたの?わかったわ、私に脱がせて欲しいのね」ヌガセヌガセ
美優「きゃっ//ダメよ留美さん、あんっ…//」
留美「口ではそう言ってても体は正直なようね」
美優「そんなんじゃ…ないもんっ…///」
留美「なによ、こんな可愛い下着つけて あなたもやる気満々じゃない」
美優「これは…違くて…やん…//」
留美「ふふ、今夜はお姉ちゃんと楽しいこといっぱいしましょ?」
美優「~~~////」
25:00 早苗宅
早苗「ふごっ!?」
早苗「いっけない、すっかり眠ってしまったわ…ん?」
あい「スースー…」
早苗「やべぇ、なにこのイケメン」
あい「んん…おや、早苗さん目が覚めたのかい?どうやら私も眠ってしまったようだ…」
早苗「あいちゃん…」
あい「ん…なんだい?早苗さん」
早苗「今夜は寝かさないわ」ギラン
あい「はは、ははは…」
こうしてそれぞれの夜はふけていった…
翌朝 楓宅
亜里沙「楓さん、朝ですよー 起きてください」
楓「ん…あら、亜里沙ちゃん…おはよう」
亜里沙「おはようございます」
楓「ふふ、昨日の亜里沙ちゃん、可愛かったわぁ…」
亜里沙「もうっ忘れてください///」
楓「二人だけの秘密ね…」
麻理菜宅
茜「うーん…!気持ちのいい朝です!!」
茜「おはようございます!麻理菜さん!!!」
麻理菜「えぇ、おはよう茜ちゃん…」グッタリ
茜「どうしたんですか麻理菜さん!?」
麻理菜「ふふっ…なんでもないわ…」
茜「?」
夏美宅
夏美「うーん、もう朝か…おはよ裕美ちゃん、良く眠れた?」
裕美「はい…あの、夏美さん…」
夏美「ん?なに?」
裕美「昨日の夜の…お返しですっ!///」チュッ
夏美「えっ?///裕美ちゃん起きてたの?///」
裕美「私、朝ごはん作ってきますねー!///」ダッ
夏美「えっ?えーっ??///」
瑞樹宅
千枝「ふわぁ…おはようございます瑞樹さん…」
瑞樹「おばあちゃん?わからないわ…せめてお母さんと…」ブツブツ
千枝「どうしたんですか瑞樹さん…すごいクマですよ?」
瑞樹「わからない…わからない…わからないわ…」ブツブツ
千枝「?」
留美宅
留美「ねぇ美優、いい加減機嫌直して?」
美優「留美さんなんて知りません!あんなに激しくするなんて…///」グスッ
留美「激しくしてしまうのは美優、あなたが可愛いからよ 可愛くて愛おしくて、そう、壊してしまいたくなるの」
美優「またそんなこと言って…///」
留美「傷つけてしまったことは謝るわ、ごめんなさい だからもう一度あなたの可愛い顔を見せて?」
美優「留美さん…//」
留美「美優…」
早苗宅
早苗「ぐおーぐおー…」
あい「もう…およめに…いけない…」
おわり
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