【安価】男「友達ができない」 (58)

男「入学してはや3か月、時はすでに夏休み直前」

男「このままでは二度とこない一年の夏が白紙に終わってしまう」

男「何とかして……何とかして友人をつくりたい。そして一緒に夏を満喫したい!」

男「とりあえず>>2>>3>>4してみよう」

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隣の席の気弱な子

包丁

なでなで

隣の席の気弱な子「ね、ねぇ、い、今大丈夫?」

男「え、あ、うん……なにか?」

気弱「あ、あの、ノートに、プリント貼りたいんだけどね、は、はさみを忘れちゃったの。それで、あの、よかったら……」

男「はさみ?いいよいいよ!ちょっと待ってね」カバンゴソゴソ

男(ん?そういえば朝の占いで……)

……
テレビのお姉さん『AB型のあなた!今日のラッキーアイテムははさみ!隣の席の子がきっと困っているはず、貸してあげよう!』

男『マジ!?でも家のはさみ持ってくと怒られるし……、っとそうだ、同じ刃物なら大きいほうが恋愛運アップっしょ!』
……

男(はさみじゃないけど…切れるし問題ないよね!」

男「はい気弱さん!」

気弱「ありがヒッ」

包丁 ハァーイ/

男(なんだろう……怯えてるようにみえる)

男(!! こういう時は女の子の頭を優しくなでてあげるもんだ、って前に爺ちゃんが言ってたな)

男(男らしく包容力を見せて、できるだけ優しい言葉をかけてあげよう)

男「大丈夫だよ。僕が君を楽にしてあげるから……」ニッコリ

気弱「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ガタッ ダッ

男「ど、どうして逃げてしまうんだ……」

>>8>>10

ツンデレ

とりあえず包丁おいて追いなさい


安価ミスってたので>>9>>10

ツンデレ「とりあえず包丁おいて追いなさい」

男「ツ、ツンデレちゃん」

ツンデレ「あの気弱ちゃんが自分からあなたに話しかけたのよ?それを包丁で追い返すなんて……あなた馬鹿?」

男「俺はそんなつもりじゃ」

ツンデレ「あなたがどう思おうがあの子がそう受け取ったのは事実よ。とにかく行って謝りなさい……話はそれからよ」

男「……わかった。わざわざアドバイスありがとう」

ツンデレ「べっ、別にあなたのために言ったわけじゃ」

男「それでもありがとう!」ダッ

ツンデレ「……まったく、しょうがないんだから」

ツンデレ「私は本当にあなたのためにやってるわけじゃないのに…」ピッポッパ

…プルルルル…ガチャ

ツンデレ「あ、もしもし、警察ですか?銃刀法違反です」


……
男「気弱ちゃん、いったいどこに行ったんだ……」

男(俺たちが居た教室周辺はあらかた探した。残るは)

男「上の階、屋上か!」

>>12「待て。>>13なら先に>>14すべきじゃないのか?」

ガチホモ体育教師

彼女と会いたい

筋肉をつけるべきじゃないか

ガチホモ体育教師「待て。彼女と会いたいなら先に筋肉をつけるべきじゃないか?」

男「先生!今はそんな暇は無いんです!どいて下さい!」ダッ

ガチホモ「ふむぅん!筋肉ヴァリアー!」

男「うっ、くっ、クソっ……通れない」

ガチホモ「わかっただろう、男よ。壁を乗り越えるためには、筋肉が必要なのだ……。お前自身、わかっているのだろう?このままでは、彼女に自分がしてやれることは何もないという事を!!」

ガチホモ「お前のひ弱な筋肉では、あのか細い彼女すら助けることができんのだよ。今はただ、筋肉のことだけを考えろ、男」

男「俺に、あの子を諦めろと?」

ガチホモ「そうだ。だが男よ、心配は無用だ。先生があの子の代わりとなろう」

男「先生が……代わりに?」ゾッ

ガチホモ「無事に筋肉をつけた暁には、先生と同じ純白のブリーフをプレゼントしよう。先生とお前の愛の証だ。平日はなかなか会えそうにないが、その分放課後は楽しもうじゃないか。何をって?そりゃあ、ナニに決まってるだろう……大丈夫だ、始めは少し緊張するかもしれないが、先生がゆっくりほぐしてやるからな……。休日は、そうだな……デートとしゃれこもうじゃないか。先生の行きつけのジムがあるから、そこで共に愛の汗を流そう。もちろんジムが終わったら、二人で夜の運動会だな。先生、これでも包容力には自信があるんだ……たとえお前のモノがどんな大きさであっても受け入れるさ。なぁに、心配することはない。お前はただ、天井のシミを数えてればいいのさ。そうだな、夏休みはプールなんてのもいい。鍛え上げた肉体を衆人環視の中に投げ出すのもわるくないな。しかし、夏だからこそ、一日ジムにこもるのも捨てがたい……どう思う、おとk」

廊下 カラーン

ガチホモ「男め……恥ずかしがり屋さんだな」ガチホモスマイル


……
男「やべぇ……あいつはやべぇ……俺の夏がガチムチジムトレエキサイティンになっちまうところだった」

男「しかし……これはマズい」

男(屋上に行く階段はただ一つ。ガチホモ先生がうろついてるだろうからすぐには近づけない)

男(だが、時間が遅くなれば遅くなるほど、謝罪の効果は薄れてしまうだろう)

男(どうする……どうする俺……なんとか屋上に近づけないのか)

男(! あ、あれは>>18!あれを>>19すれば……!)

シーラカンス

食べさせる

男(! あ、あれはシーラカンス!あれを食べさせれば……!)

男(まてよ?いったい誰に食べさせればいいんだ?)

男(食べさせる、って言う以上、食べるのは九分九厘俺ではない)

男(シーラカンスと言えば生きた化石なんて言われてるな……昔からずっと変わっていない……変わっていない?)

男「そうか!>>20に食べてもらえばいいんだ!」ダッ

男(これで希望が見えてきたぞ)ダッシュ



生徒1「あの人なんか変な魚抱えて何叫んでんるのかしら…」

生徒2「そもそも床に落ちたものを人に食べさせるって……正気の沙汰とは思えないわ」

生徒3(いや、まず学校の床にシーラカンスが落ちてる時点でおかしいでしょ……大丈夫かこの学校)

=図書室=

男「っスオラァ!!!」ドアバァン!

ふたなり「」ビクッ

男「あっ、ちょうど良かった!ふたなりちゃんに頼みがあるんだ」

ふたなり「え、えっと……なにかな?あとその魚っぽいそれはなn」

男「このシーラカンス食べてくれない?」

ふたなり「……は?」

男「ふたなりちゃんってさぁ、確か幼稚園の時くらいからずっとふたなりだよね?だからこのシーラカンスにもっともふさわしいのは君なんだ!」

ふたなり「ちょ、ちょっと待ってよ!いきなりわけわかんないよ!」

ふたなり「……それに、いくら幼馴染だからと言っても言って良いことと悪いことがあるよ!」

男「え……そうなの?よくわかんないや」

ふたなり「っ」バシン!!

男「痛ッ……なにするんだよ!」

ふたなり「そんなんだから!いつまでたっても友達の一人もできないんだよ!!」

ふたなり「もっと人の気持ちを考えてよ!!」

男「ご、ごめ」

ふたなり「こないで!!」

男「>>23

アッハイ

男「アッハイ」

ふたなり「……それだけ?」

男「アッハイ」

ふたなり「ほかに言う事はないの?」

男「アッハイ」

ふたなり「男君は……それでいいの?」

男「アッハイ」

ふたなり「私、ほんとに行っちゃうよ?いいの?」

男「アッハイ」

ふたなり「ほんとのほんとに?」

男「アッハイ」

ふたなり「……蒸留酒をほかの飲み物で割った低アルコール飲料といえば?」

男「チューハイ」

ふたなり「氏ね」スタスタ

~放課後~

男「結局もう一度殴られた上に、シーラカンスも食べてもらえなかった」

男(何がいけなかったんだろう……やっぱりシーラカンスじゃナウなヤングにはウケないのかなぁ)

男(結局、あの後も気弱さんに会えずじまいだし……今日はもう帰ろう)

男(このシーラカンス邪魔だなぁ、ん、邪魔なものは窓の外にぽーいっと」ポーイ

男(スッキリスッキリ!あれ意外と重いんだよね)


=校庭=
生徒3「今日は早く帰れそうだな。いつも生徒会の仕事が長引くからなぁ」

生徒3「…ん?なんか向こうで誰かこっちに叫んでるなぁ」

生徒3「え?上?」ウエチラ

シーラカンス コンニチワ

生徒3「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!」ドッシ-ン

オイ!ムコウデヒトガタオレタゾ!  ナンカウエカラフッテキタ!!

サカナッポイゾ  ナンノサカナ?  ワカラン  ヒラメジャナイ?  カレイデショ

生徒3(いいから早く救急車を呼べよ……)ガク




男「なんか騒がしいなぁ、ほかの人に迷惑だからやめてほしいね」

男「あっ、そうだ!家に帰る前に>>27>>29しなきゃ」

女子更衣室

ロケット花火

男「あっ、そうだ!家に帰る前に女子更衣室でロケット花火しなきゃ」

??「ロケット花火かい?よければ僕も混ぜてよ」

男「い、イケメン君!どうしてこんな所に!」

イケメン「いやぁ、ちょうどそこの木陰で野グソしてたら君の姿が見えてね……前から話しかけたいと思ってたんだ」

男「そんな……照れちゃうよ」

イケメン「ははっ、噂に違わず照れ屋なんだね?……ところで、ロケット花火の手持ちはあるの?」

男「いや、それがないんだ。今買いに行こうと思って」

イケメン「いや、その必要はないよ。ロケット花火なら校舎横の花壇にいっぱい生えてるから」

男「マジで!?それは助かる!」

イケメン「じゃあ、さっそく取りに行こうか」イケメンスマイル


=花壇=
男「うわ、すっごい……一面のロケット花火だ……」

イケメン「ここのロケット花火は肥料にもこだわっていてね。無農薬有機栽培なんだ」

男「じゃあどこに出しても安心・安全だね」

イケメン「さぁ、いくつか貰って、さっそく女子更衣室に行こう」

男「待って、>>31だ」

このロケット花火は偽物だ

男「待って、このロケット花火は偽物だ」

イケメン「……なんだと」ピク

男「イケメン君は言ったよね……これは<無農薬栽培>だと」

男「なのにこのロケット花火からは、するはずのない匂いがしている」

男「そう、アーモンド臭がね」

イケメン「ぺろっ……これは胃酸と反応済みの青酸カリ!!」

男「そう……犯人は恐らくイケメン君の<無農薬栽培>のブランドに泥を塗ろうとしたんだ」

男「しかし、花壇の目の前でゲロを吐けば、誰かに見つかる可能性も高い」

男「そこで犯人は、あらかじめ青酸カリを服用し、自分で用意したロケット花火にゲロを吐きかけ、それをこの花壇に持ち込んだ」

男「そう、イケメン君に復讐するためにね」

イケメン「そんな……いったい誰が」

男「目星はついてるよ、大丈夫。おそらく犯人は女子更衣室に逃げ込んだはずだ」

イケメン「……男の僕に見つからないように、か」

男「……行ってみよう」



=女子更衣室=

イケメン「中に人がいる……男君の読みは当たりだね」

男「しっ、静かに。何か話してるみたいだ」



??「イケメンはどう?」

??「気づいていないわ。大成功よ」



イケメン「二人!?」

男「そのようだね、だがこちらは男二人。分はこちらにある」

男「1,2,3で突入、取り押さえるよ……準備は良い?」

イケメン「」コク

男「行くよ……1,2,さ」

イケメン「ちょっと待って!>>34>>35してる!ヤバい!」

人間

悪魔召喚

イケメン「ちょっと待って!人間が悪魔召喚してる!ヤバい!」

男「は!?何で人間がこんなところに!」

イケメン(エルフ)「あの人間……自らをいけにえに捧げる気だ……!」

男(ドワーフ)「悪魔はヤバい、俺らの天敵じゃないか!このままだと俺らは悪魔の夕飯になっちまう……」

イケメン(エルフ)「ああ、クリームシチューだろうな」

男(ドワーフ)「濃厚に煮込まれたらひとたまりもないぜ」

イケメン「! 始まったぞ」


人間「 イシホガ フルエノ ウュニンヒ イシホガ フルエノ ウュニンヒ …… 」ズォォォォ


男「に、人間の体が黒く染まっていく……!」


人間「」ピカーン!


イケメン「こんどは眩しくて何も見えないぞ!」

男「…あそこ!人影が!」

エルフ「……」

男「悪魔?いや、エルフか?」

イケメン「ああ。それも素晴らしい貧乳だ、実に美しい」

エルフ「」チラ

男「こっ、こっち見てるぞ」

イケメン「ふっ、大丈夫さ。僕に任せておいてくれ」スタスタ

イケメン「オラ!愛しのセニョリータ!僕と愛の逃避行と行こうじゃないか」

エルフ「くっさ、地獄に落ちろクソ童貞」キエロ

イケメン「」ブリュ

男「あ、悪魔だ……」


=女子更衣室=

男「イケメン君、大丈夫?」

イケメン「取り合えず糞してきたし、もう大丈夫……それより、犯人は」

男「それが、俺らがエルフに夢中になっている間に逃げられたらしいんだ」マッチシュボ

イケメン「とすると」ハナビヨウイ

男「奴らに顔を見られた可能性が高い。たぶんイケメン君が事件に気付いたってことも把握してると思うよ」テンカ!

イケメン「とするとこの花火は」シュボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ

男「ああ、八つ当たりさ!」ババババババババババババシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!

イケメン「ヒャッハー!!汚物は爆破しちまえ!」ダッシュ



翌日、跡形もなくなった女子更衣室(跡地)の葬儀がしめやかに執り行われた。


~次の日~

男「昨日は気弱さんに謝れなかった」

男「今日こそ謝って、そして友達になるんだ!」フンヌ

男「……そういえば、仲直りにはプレゼントがいいって聞いたことがある」

男「よし!>>39>>40して>>41しよう」

ブーメラン

年下の姉

練習台に

えぇ…どこにプレゼント要素があるんですかねぇ(困惑)

まあ多分>>40は時間的に>>39のつもりで安価だしたっぽいし
どうしても無理なら再安価したほうがいいと思う

なんやこのスレ頭おかしなるわ

>>43
安価は絶対だし、とりあえず書いてみるわ
年上の姉って何ですかね(哲学)

>>44
一緒に頭おかしくなろうや

男「よし!ブーメランを年下の姉して練習台にしよう」

男「まずは家に戻らなきゃ」


=男の家=

男「母さん!兄貴はいる?」

母「え?たぶん兄妻ちゃんと一緒に公園にいると思うわ。ていうか男、あなた学校は」

男「さんきゅ」ダッ

母「あんまり遊んでばっかりだとシーラカンスになっちゃうわよーー!……んもぅ」


=公園=

男「兄貴」

兄「おぅ、男か。どうしたんだ?今日は学校だろう」

男「事情があるんだ!それより兄妻姉さんは?一緒に来たんでしょ?」

兄「ああ……もうすぐ戻ってくるぞ……ほらきたっ!」ヒュンヒュンヒュン パシッ

男「姉さん!久しぶり!」

ブーメラン(兄妻:3年モノ)「」

兄「で、彼女に何の用なんだ?」

男「実は……練習台になってほしいんだ」

兄「練習台だと?」イラッ

男「ああ、違うんだ兄貴」カクカクシカジカ

兄「……なるほど。それでその気弱さんにプレゼントをしたいと」

男「うん。でも、近くには近寄れないだろうから、精密な遠距離射撃をしようと思って」

兄「そこでこの娘の登場なわけか」

男「お願い兄貴!これは俺の一度しかない夏がかかってるんだ!」

兄「……どうする?」

ブーメラン「」

男「ほんとに!? 姉さんありがとう!」ダキッ

ブーメラン「」

兄「時間は少ないぞ……さっそく練習だ」

男「うん!」



=学校=

イケメン「男君、今日は休みか」

イケメン「今朝は居た気がするんだけどなぁ」ブリュ

??「ほっほっ、さびしいのぅ」

イケメン「誰だ!」

??「そんなだからお主は、犯人の一人も捕まえられんのじゃ」

イケメン「お前……どういうつもりだ」

>>48「ほっほっほっ、イケメンよ……お前は>>49なのじゃよ」

シーラカンスのフレンズ

主人公ではない

シーラカンスのフレンズ「ほっほっほっ、イケメンよ……おまえはしゅじんこうではないのじゃーよ」スゴーイ

イケメン「主人公?お前はいったい何を言っているんだ」

フレンズ「わからないの?きみにはこのせかいがどうみえてるの?」ターノシー

イケメン「どうって……ここは学校で……僕は……俺は……ッ」

フレンズ「ほっほっ、よくかんがえるんだ。じぶんがだれで、ここはどこで」ワァーイ

フレンズ「じぶんがただのモブ?だということを!」ヤッタネ!

イケメン「うわあぁあぁぁあああああぁあぁぁぁああ!!!」



ツンデレ「……」


~昼休み~

男「やれるだけの練習はした。あとはこの思いを気弱さんに伝えるのみ!」

男「しかし、彼女はいったいどこにいるんだ……教室にも、屋上にもいない」

男「となると」ダッ


=中庭=

男「あとはここくらいなんだけどなぁ」

男「っと、あれは……ふたなりちゃんとガチホモ先生?」

男「何をしてるんだ?あの二人ってそんなに仲良かったっけ?」

男「気になるな……昼休みはまだあるし、ついて行ってみよう」


エルフ「……あれは……昨日の?」


=体育館裏=

ふたなり「~~~!!~!~~~~~!!」マジギレ

ガチホモ「~~、~~~」アセアセ

男「なんで先生が怒られてるんだ?一体何が起こって…」

男「うーん、全然聞こえない。もう少し近づいて……っあ!」ガタン

ふたなり「誰っ!」クワッ

>>51>>52

男の娘教頭

私のために争わないで!

ちょっと所用ができてしまったので離れます
12時くらいには再開できるかと…多分

この後は>>100くらいまで話を広げて>>200を目安に完結させる予定です。

ちょっとでも感想もらえると嬉しいですね……
予定よりだいぶ早く再開できそうなんで書いていきます

男の娘教頭「私のために争わないで!」

男「あれは……教頭先生」

教頭「もうこれ以上辛い思いをするのは嫌!仲良く…仲良くしようよ」

ガチムチ「先生……」

男「これは三角関係ってやつだな、うん」

ふたなり「教頭先生……でもこれは、なくてはならない戦いなんです」

ふたなり「どちらも先生を愛してる、だけど教頭先生が愛せるのは一人だけ」

ふたなり「この戦いは、避けられないんです」

教頭「ううん、そんなことないよ」

教頭「私は、二人とも愛せる。愛してみせるわ」

教頭「それに……ふたなりちゃんだってガチホモ先生を同じくらい愛しているんでしょう?」

ふたなり「!」ドキッ

ガチホモ「ふたなり……お前」

教頭「私たちは三人でも……いいえ、三人だからこそ上手くやっていけるのよ」

……

男(さて、三人が仲良くやってるうちに逃げないと)コソコソ

ふたなり「待って」

男「」ビクッ

ふたなり「昨日はよくも馬鹿にしてくれたね」

男「あ、あ、それは……ごめんなさい」

ふたなり「……実はあの後、あなたがシーラカンスを抱えて気弱さんを探してるってことを聞いたの」

男「……」

ふたなり「まぁ、あのときは私も……なんていうか、落ち着ける状況じゃなかったし、もういいわ」

男「ふ、ふたなりちゃん」

ふたなり「で、気弱さんを探しているのでしょう?」

ふたなり「彼女ならこの時間、>>58にいるはずよ」

男「っ、ありがとう!俺行ってくる!」ダッ

ふたなり「……単純なところは、あなたの短所でもあり、長所でもあるのよ」

美術室

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