【安価】テンプレ異世界転生【コンマ】 (442)

―――何があったかは分からないけれど、貴方は死んでしまったようです。

何もかもがよくわからない空間。ただ美しい声が頭に響く。

―――しかし、貴方には転生の機会が与えられました。

えっ?

―――それに次いで、貴方には一つの贈り物を。

ちょっと待ってくれ。話が分からない。

―――……貴方には、ひとまずは贈り物を。
―――そう決まっているのです。申し訳ありません。

…そうなんですか?

―――分かってくれたようで。では贈り物を……。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488008943

能力を一つだけ特化させることができます(見た目以外)
筋力、運、技量etc…特に制限はありません。
また、剣と魔法の世界ですので、魔翌力等も存在しますよ

↓1~4で候補選出

1直感
コンマ判定で少し未来がわかるかもしれない

2判断力
選択肢の安価の時に選択肢が減るかもしれない

3生命力
死ににくい

4技術
スキルが覚えやすい(魔法は対象外)

↓1から2票先取で決定

―――貴方には、《命》の加護を…。

―――『我、エステラが命ず。彼の者に命の祝福を』…。

その言葉を聞くと、心が暖かくなったような気がした。

―――では、もう話すことはありません。

……。

あ、おい!せめてどこへ行くのかくらい話してくれよ!

―――…決まりなのです。では、健闘を。

そこまで聞き終えると、俺の意識はまた、遠くなっていった……………

※主人公の性格とか口調は完全にこっちの趣味で決めます。あまり特徴がないようにしたいもんですが

―――
続いて、第一ヒロイン(長身枠)を。

↓1身長(コンマ二桁/2+150)

↓2性格

※エタるまではついてきて下さいね?安価スレはどうしても拾ってくれなきゃすすまないので

※と、えらい長身ですね

―――
「お、おい…大丈夫か?」

次に意識が覚醒したとき、遠慮がちな声が最初に耳にはいった。
次の感覚は身体全身にくる藁の感覚。
そして、やっと目が開けられる…。


「彼女」の一番最初に目についた特徴
↓1

あとは服装でも
↓1

俺が寝てた体勢なのもあるのだろうが、

「でかいな…」

「…っ!?」

黒を基調とした修道服を着ていて、その上から下げている金の十字架のネックレスの浮き方がそれを強く物語っている。

「すまん。つい」

「つ、つい…?」

セクハラをしてしまった、と反省する。

気を取り直して、今まで寝ていたところから起き上がる。

「…貴方様は、なんでこんな…馬小屋で寝ていたんですか?」

恐る恐る、いいにくそうに訪ねてくる。

「それが分かってたらなぁ。俺もなんでか分かんないんだ」

丁度いい。彼女には悪いけど、色々と教えてもらおう。

↓1「彼女」の名前

ちょっと落ちます。一時間後くらいにまた会いましょう

もうちっと待ってくだせえ
それまでにこれ決めて置いて
↓1フィーちゃんの長所
↓2同じく短所
↓3髪の色と長さとか髪型とか

物理的精神的に強い

再開します

>>26の「精神的に強い」は気弱と被るかもわかんないんで「物理的に強い」とします


―――

予想通りというかなんというか、修道女らしい。というか目の前に教会があった。シスターなんて日本じゃコスプレくらいでしかみなかった物だが。


彼女―フィーと言うらしい―はこんなところでは、と自分の働いている教会まで案内してくれた。

「粗茶ですが。どうぞ」

「どうも。ありがとう」

改めて見ても、色々デカイ。身長とか、他にも。

そこで、色々なことを教えて貰った。
ここがいわゆる異世界だって話を聞いて驚いたら変な顔をされたけど。

「あ、私も、一応魔法は使えます…」

「俺も魔法って使えるかな?」

「…それなら、ギルドがありますけど…」

おお、やっぱりあるのか、ギルド。

「それ、どこにある?行ってみたいだけど」

「あ、私もギルドに用事があるので…」

そして何か指を折って数えて、

「…昼まで待っていただけませんか?そうすれば案内できます」

因みに今はどうやら10時くらいだ。

「了解。この辺ってうろついてもいい?」

「いいと思います。…あ、でもこの街、案外広いので…」

「わかった。迷わないようにするよ」

自由安価(周辺探索とか会話とかなんでも)↓1

「…ここは始まりの街、ネオです。隣…と言っても結構遠いですけど、オーツ、もう少し遠くへ行くとレヘットです。…どちらも、一、二日では着きませんが」

***

「常識…?この街でも大体の人が魔法を使えます。それと…」

大方は似たようなことをゲームで聞いた。ただ、HPは0になれば死ぬらしいし、蘇生の魔法なるものは存在すらしないようだ。
あと、レベルが上がると、スキルポイントというものを得るらしいが、

「…そういうことは、多分私なんかよりギルドの人のほうが…」

ということらしかった。

「では…私は仕事に戻ります」

忙しかったのかもしれないな。

…まだ時間はありそうだ。
自由安価↓1

朝ということもあってか、この教会の辺りには人影が見当たらない。そんな中…

↓1コンマ,30以下で遭遇

どんな人?(多分ヒロインにはならないよ)
↓1

誰も得しないだろこれ

――

「よお兄ちゃん!こんなところに居るなんて珍しいなぁ?」

頭の悪そうな大声が後ろから聞こえた。

↓1返事と話す内容(テキトーな話でも可)

と、教会は案外街の内側にある。モンスターとかと出会っちゃいかんので郊外には出てない。すまんな
もっかい
↓1

本当に?
↓2y/n

おっさん(仮)の名前だけ決めといて後は適当に話したってことにするか

名前(おもしろいやつ頼んだ)↓1

「おっと、名前言ってなかったな!俺は剛力丸ってんだ!また会った時はよろしくな!」

世界が違っても世間話くらいはできるんだなと思った瞬間だった。

「もうそろそろ戻れば案内してくれるか?」

なので、教会へ戻ることにした。


※少し長いですが。

―――

教会へ帰ると、フィーともう一人の男性の声が聞こえた。

「もしかしたら…」

「もしそうなら、行ってきなさい。そうすれば…」

男性の方はどうやら神父らしい。いかにもな服装をしている。

「どうかしましたか?…もしかして、俺、なんかやっちゃってましたかね?」

と、言っても心当たりはないけど。

「いえ。まずは、どうも初めまして。私はエステラ様に仕える身であり、エステラ教の信者であります、ダンと申します」

髭を生やした、温厚そうな顔できれいに会釈してくれた。

「ああ、なんもなかったならいいんですよ。…ん?」

エステラ、さっき聞いたような名前だな?

「…ああ、転生のときの神様か」

思わず口に出てしまった。

「!…やはりか」

「やはり?」

と、いうとダンさんは一つ、神の言葉を、と前置きして、

「『我より世界に落とし人、世界を知らず。そして救われたり』…と」

「という言葉を受けておりまして。以来、エステラ教の者は稀にその人が現れたとき、何名かついていくようにしているんですよ」

エステラ様は都合のいいことを信者に進言してるみたいだな。

ダンさんは続ける。

「と言っても信者は私と彼女、フィーの二人しか今はこの教会にはいないもんで」

とても良い予感がする。

「私はもう人を護れる歳でもなくてな。彼女じゃあ不安かもしれませんが、ついていかせてもらえないか」

的中だ。

「でも、そうなるとここはダンさん一人になってしまうんじゃ」

かといって、こっちも気なる。一人での経営はどうしても無理だろう。

「いえ、信者とは別に、雇っている人もいますよ。ま、それより大事なことが、貴方様ですからな」

「おい、フィー。彼についていってやりなさい。『落とし人』はすべからくレベル1のはず。これが試練にもなるぞ」

「…はっ、はい!」

フィーの眼はさっきより少し輝いている気がした。
…どうやら少なからず乗り気ではあるらしい。

発言安価↓1

※ちょっと休憩。十時くらいに再開。
※主人公に名前がいるかどうか決めたいから意見よろしく
※じゃあ、すこし後にまた会いましょう

※名前はなしでやってきますか
※もしかしたら「貴方さん」ってよばれるかもしれませんが
※再開です

「こちらのほうからお願いしたいくらいです」

そう言うとダンさんとフィーは嬉しそうになって。

「「よろしくお願いします(!)」」

二人の声が被って聞こえた。

そして、約束通りギルドへ案内してもらう。

「私、『落とし人』と旅をしてみたかったんです!」

「あ、すいません…。まだ旅をするって決めたわけでもないのに…」

「別にそんなに落ち込まなくても…」

表情がすぐに変わるなぁ。

「あ、でも、…私なんかがついていって、本当に良かったんですか?」

突然こんなことを聞いてきた。

「全然。それに多分俺、本当にレベル0だし」

言葉にはしないが、他にも理由はあるけど、これだって本心だ。

「……あ、着きました。ここがギルドです」

「私は、別の用があるので。…申し訳ないですけど、終わったら教会まで来て下さい」

そういって、フィーは受付らしいところまで行ってしまった。

「よう!やっぱりお前も冒険者だったな!ガハハハ」

あ、剛力丸だ。

「よう、だけどこのギルドは始めてでな、受付はあっちでいいか?」

「あ?どこのギルドも構造はあんまし変わんねぇと思うが…、ああ、受付はあれでいいぜ。ついでに言えば酒もあそこで買える」

「ありがとうよ」

―――

受付「いらっしゃいませ。ご要件を」

「あの、冒険者になりたくてきたのですが」

受付「…でしたら、冒険者カードを作ってもらいます。最初ですので、慎重に選んでくださいね」

そう言って、一枚の紙を渡された。羊皮紙、ってやつか?

受付「あちらの机にペンがありますので、そちらでお書きください」

その紙にはこうあった。

『探索者の世界にようこそ!』

『好きな職業を選んでください。但し、変更はできません』

その下にアホみたいな量のジョブが並んでいる。大工だとか鍛冶屋だとかがあるってことは大体全員が探索者と言う訳か。
そのなかでも目に止まったのは、

『冒険者』能力は上がらないがスキルポイントを多く得られる

『勇者』レベル50までは無成長。51から成長する

くらいだろうか。後は皆名前通りのステータスの成長をするみたいだ。

《事務的アナウンス》
スキルポイント、ステータスはともに明確に数値化はしません。だいたい>>1のフィーリング

スキルポイントについて
スキルポイントを使うことでスキル、魔法を覚えられます。
但し、覚えるにはそのスキルの存在を知り、見る必要があります。また、教えて貰えれば消費するスキルは少なくて済むでしょう
それと、ジョブによって覚えやすいスキル、魔法に違いが出てきます。逆に言えば不当な無理をすることでどんなスキルでも覚えられる

あ、魔女の欄にバツがうたれてる。でも魔法使いはいいんだ。なかなか適当だな。
果には一番右下には『ご自由にお書きください』なんて書いてある。これに書くの結構勇気いるだろ。

職業(ジョブ)候補↓1~4

スレイヤーについて

○○スレイヤーのほうが収まりがいいのでそうします(ドラゴンスレイヤーとかゴッドスレイヤーとか)
なんでもいいよどうぞ
↓1

1,トレジャーハンター
運が良く上がる。罠系のスキルがとくい

2,サムライ
筋力と俊敏が良く上がる。片刃剣スキルが得意

3,ドラゴンスレイヤー
筋力が上がる。ドラゴンスレイスキルが得意。

4,退魔師
魔翌力が良く上がる。対ゴースト、アンデッド魔法が得意

好きなのどうぞ
↓1から2票先取

退魔師だな。
魔法使ってみたいし、アンデッドなんて強敵だろ。死ななそうだし。
そうして退魔師の欄にチェックを入れて受付へと出した。

受付「はい。退魔師ですね。承りました」

しばらく。

受付「では、こちらが探索者のライセンスとなります。魔法で繋がっておりまして、それでスキルを覚えることができます」

受付「そして、貴方はレベル0から1になりました。スキルポイントも得られたはずです。では、ご検討を」

受付「私どもにできることはここまでです。クエスト、パーティ等はあちら、探索者受付、または掲示板までお願い致します」

掲示板「わしやで」

「パーティ?」

この単語が気になった。

受付「ですから、あちらまで」

しょうがない。いってやろう。



受付「ようこそ!ご用件は何ですか?」

「ここでパーティが組めると聞いて」

受付「なるほど!でしたらこちらに求める条件と現パーティのステータスなどをお書きください!」

俺もレベル1だ。HPがアホみたいに突出してるけど。まぁ贅沢は言ってられないな。

誰…でも…歓迎…と。

あ、そういえばフィーとパーティ組んでないな。あとでいいか。

「では、これでお願いします」

受付「はい!ありがとうございました!」

※えー、お察しの通り第二ヒロイン(ロリ枠)です。
※23:40頃にやります。準備の程を
※パーティは最大4人パーティの予定です。男は入りません
※一応言っとくけど第二ってのはヒロインの優先度なんかじゃないからな

大体そんな感じ。それに加えてジョブかな
戦争が起きてくれるとスレが加速してくれるので少しくらい期待してる

フィーはそのまんま僧侶なのかな
怪力で前衛もできそうな僧侶って何気にスペック高いな

>>81モンクか僧侶かでコンマとる予定

宣言通り、第二ヒロイン(ロリ枠)を

身長↓1(100+コンマ二桁/2)
外見で一番最初に目についたところ↓2

※お、そっちできたか

動物モデル安価
片足↓1
片腕↓2
片耳↓3
あまり合わないようならこっちで決める

※これがケモノフレンズちゃんですか
※龍の脚ごついっすね。いいかんじ
※続けます
――

性格↓1

髪の色、髪の長さ↓2

※ちょっと書きます

これ忘れてた
名前
↓1

※ヴァグラピード(言いづらい)

―――

「この私を呼んだのは!貴方でしょうか!いえ、貴方でしょうね!」

パーティメンバーこねぇかなぁと待ってると、突然後ろから元気な声が聞こえた。

振り返ると、…え?色々おかしいぞこの子。

頭の右からは耳がピョコっと出ていて、左はなんていうんだろう、小さな帽子を被ってる。

同じく右手は恐ろしく短い。というか袖から手出てないぞ。その服八分丈くらいだろ。

そして一番注目したのは脚。長いスカート履いてるけど片足のごついのとか爪とかが見えてる気がする。多分気のせいじゃない。

「返事くらいしてくれないか!」

「あっはい」

素っ頓狂な声が出てしまった。

「あー、えっと、お名前は?」

「よく聞いた!私の名前はヴァグラピード!――」

ヴァグラピードのジョブ(職業)↓2

ヴァグラピードは左手で短い杖を出し、手元で1回転させた。

「…魔物使いだ。」

彼女はこの生き方を誰かに否定はされなかったのか。されなかったんだろう。だってこれがカッコイイって思ってる顔してるから。

…純粋な娘だなぁ。


これどうぞ
長所↓1
短所↓3

長所だけとりなおし
長所↓1

※長所短所了解しました。
※前衛…

―――

で、俺もヴァグラピードもパーティのことを話したいのは一緒なので。

「クエストの報酬は等分を望む」

「バグラピードがそれでいいなら」

「いいか?ヴァグラピードだ。間違えないでくれ」

度々名前を間違えたりしつつ。

「宿屋までついてきてもいいのか?」

「元より独り身の者。その程度構わない」

「なぁ、ヴァグラビード」

「ヴァグラピードだ。もしや面白がってるな?」

まさかそんな。

「少し気になったんだが、レベルはいくつだ?」

「ああ、そんなことか」

↓1コンマ(一桁)

「レベルは貴方と等しかろう!」

急に大声を出さないでほしい。

「なるほど。スキルは?」

「まだ!!」

ヴァグラピードは俺みたく今さっき登録してきたのだろうか。

「取り敢えずパーティメンバーも一人集まったし、教会に戻ろうと思う。ちょっとついてきて」

「うむ!」

なんで嬉しそうなんだろうか。

帰り際にヴァグラピードと話せるぞ
↓1(会話テーマ、切り出し)

※優しい世界

―――

「ヴァグラピード、お前は生活を共にするってので本当にいいのか?」

「話を聞くに、フィーとやらが居るらしいじゃないか。それなら大丈夫」

「それもそうか?…まぁヴァグラ、ピードがいいならいいんだけど」

言いづらい。

「貴方はそんなことより晩飯のことでも考えるがいい」

「ああ、飯か…。ここの食材事情ってどうなんだろう…」

まぁまだ二時くらいだと思うけど。こいつは食いしん坊なのかもしれない。

※眠い。案外限界が近かった。
※今日はこれで終わり。フィーちゃんとかヴァグラピードちゃんの情報総計とか誰かやってくれ(他力本願)
※後、乙っていうより誰がかわいいだとか次こうしてくれとか言ってくれたほうが活力になる。
※まぁ乙って言われても悪い気はしないけどな!
※多分明日もやるからよろしくしてくれ

こそっと

――
フィー

身長#199cm
身体的特徴#デカイ(色々)
長所#物理的強度
短所#怪力がいつでも出てくる

髪#銀髪/ロング
性格#気弱

―――
ヴァグラピード
魔物使い

身長#123cm
身体的特徴#キメラ娘(後述)
長所#足が早い
短所#考えるより先に行動する

髪#淡い茶/ロング
性格#純粋無垢

※キメラ娘
右耳、右腕、右脚がそれぞれ動物(?)のもの
耳#狐
腕#兎
足#龍

※八時くらいに始めます

>>219
兎の前足で合ってます。
西洋龍ですね。節があって脚の太さも均一そうなので

>>217
兎の前足って人間サイズにしても肘くらいまでしかなくない?っていう偏見からです。反論はしてもいいけど変更はしない


では、再開です

※>>先の1と2がぎゃくですね

――――
&前回のあらすじ&

ギルドでめでたく退魔師となった主人公。魔物使いのヴァグラピードと共に、フィーと待ち合わせている教会へと帰る。
フィーのジョブも気になるところだが…?

挨拶代わりのコンマ

フィーのジョブ
↓1(偶数でモンク、奇数で僧侶)

じゃあ、始めていきましょうか

―――

教会へ帰ると、ダンさんが居た。

「あれ、フィーはまだ帰ってませんか」

「そうですな、まだ帰ってませんぞ」

「それと、レベル1にはなって来ましたかな?」

「それならバッチリです。探索者カードも貰ってきましたよ」

探索者カードを見せる。

「…ふむ。やはり貴殿は本当に『落とし人』のようですな」

「やはり?」

「いや、『落とし人』は必ず何かしら突出したものがあるんです。レベル0のはずなのに」

「なるほど」

かけてもらった加護だかなんだかがそれだろう。

「それで、まだいくつか質問があるんですが」

ダンさんが言うには、

『お前らパーティを教会に泊まらせたり飯を出したりもできるがどうか?』

ということらしい。

これは良い申し出だと思う。でもさっきクエスト掲示板を見ても報酬は案外多かったし、世話にならなくても一日食えない日が出来る、とかそういう訳ではなさそうだ。

…さて、どうしようか?
↓2(回答)

「喜んで」

生活が楽になるに越したことはないし、ここに世話になることにした。



しばらくして、フィーが帰ってきた。

「大きい…」

と隣でヴァグラピードが呟いた。

「フィー、帰ってきたか。仕事は済ませられたか?」

「はい。大丈夫でした」

これでやっとパーティの話ができる。

「フィー、ちょっとパーティの話したいんだけど、いい?」

「あっ、はい。…何でしょう?」

不安そうに訪ねてくる。別にパーティに入れないなんて言わないんだが。

「この…ヴァグラピードがパーティに入ってくれた。んで、フィーもパーティにいれてなかったなと思って」

「はい。もちろんです」

顔色が明るくなった。疲れそうな性格だなぁ。

「よろしくお願いします。ヴァグラ、ピードさん」

「こちらこそ。頼りにしてるぞ」

おお、頭下げてもまだフィーの方が頭の位置が高いぞ。

フィーをパーティへ入れる。どうやらフィーの職業はモンクのようだ。力もあるのだろうか。

…と、これでやりたいことも終わりか。何しようか。

↓1

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
4.自由安価(要記述)

※あ、3番は時間消費無しです。言うの忘れてた

―――

早速、クエストの受注をしよう。
この世界に来てしまったからな。しょうがない。

と、今さっき入ったギルドへ再入場する。

クエストボードには、幾つかの張り紙があった。これを取ってクエストを受けるみたいだ。要するに早い者勝ちか。
昼過ぎだからいいの無いのかと思ったけど、初心者用、とある大量発生の虫やら獣やらの討伐クエストもあった。

どれを受けよう?(クエスト前の英字がクエストの難易度です。D-が最低)

安価↓2

1《D》巨大カブトムシ2体の討伐
2《D-》薬草1kgの採取。
3《C》巨大蛇一匹の討伐

…この世界は巨大化させとけばいいとか思ってないか?

最初だけど、一回外にも出てみたい。

「これでいいか」

取り敢えず、難易度の低いのを選ぶことにした。

「「…」」

フィーとヴァグラピードはが何か言いたげな目をしていたけど、言葉に出さないとはそれほど重要ではないだろう。

受付「クエストの受注ですね!準備が出来次第、あちらの城門へのワープの魔法陣に乗ってください!」

おお、ナイス異世界。

薬草取ってくだけだし、装備もしてきた。まぁ、俺は教会から革装備とショートソード貰っただけだけど、さっさと行ってみようか。

これやろう
フィーのレベル
↓1(コンマ一桁+5)

レベル了解

―――

…と、その薬草が生えるという森に着いたんだけど。

「くっさいぞ!!なんだこれ!!」

この通りである。

「流石、レベル1の門と言われる!!」

とヴァグラピードが叫んでいる。こんないくらなんでもそれは大げさじゃないか。

「っ…!」

フィーも顔をしかめている。フィーも過去通ったのだろうか。レベル1の門。

そして、一つ摘む。

そして、クエストが籠一杯だとか、そういう書き方をしてなかった理由を察する。

これが驚くほど軽い。まるで羽みたく。
これを1kg?無理だろ。早々に退散したい。いやしちゃだめなんだけど。
せめて目標が見えてるのが救いか。ギルドから提示された籠五杯。最初は余計に摘んでもいいだとか一人1kgだとか思ってたけど五杯で丁度っぽそうだ

↓1(コンマ一桁時間で終了)

※十時間です

一時間…

ふと不安になってフィーにここらへんにモンスターは来ないのかと聞いてみると、くさすぎてモンスターさえも来ないそうだ。

二時間…

「けほっ、涙が出てきました…」

ヴァグラピード、口調忘れてるぞ。

フィーは黙々と摘み取っている。

四時間…

夕日が出てきた。

「…やっと、折り返しだ…」

予想より五倍増くらいで時間がかかっている。

フィーはこの辛さを知っているから黙々と作業をしているのだろうか。

六時間…

夕日さえ無くなった。フィーが辺りに灯をともしてくれている。

「…右手をッ…!」

ヴァグラピードがついに両手で摘み取り始めた。あれは、兎のか?
…摘みづらそうだ。

フィーは事務的なことしか喋らない。

八時間…

「ラスト一つ…」
「…やっと…か…」
「…がんばります…」

三人の心が一つになったような気さえした。

十時間…

「お、お…」

「「「おわったああああああ!!」」」

三人でそこへ寝転ぶ。臭い。
が、それよりも達成感と疲労がやばかった。

……

↓1(偶数で寝るぞ)

…まずい。このままだと寝る。

そう思い、のっそりと立ち上がる。

「帰るまでが遠足だ!俺が籠2個持ってやるから帰るぞ!」

レベル1の門だなんだといってるヴァグラピードを立たせてやる。

「あ、ヴァグラピードさん…私も二個持ちますので…」

と言って両手で一つづつ持ち上げる。背負うんじゃないのかあ。

俺は小学生の時によくやったランドセル二個背負いみたくもってくことにした。ヴァグラピードは大人しくついてきてくれるみたいだ。

そうやって、俺らパーティの第一クエストは終わりを迎えた。

やっとギルドへ帰ることが出来た。

受付「…」

あ、受付の人違う人だ。そんな目をしないでいただきたい。

「よろしくお願いします…」

彼女も知っているのだろう、淡々と作業をしてくれる。

受付「では、探索者カードの提出を」

言われるがまま。

受付「ありがとうございます。こちらが報酬となります」

正直、数える余裕はなかった。

早く帰ろう…

教会についた頃には、もう日も変わったんじゃないかという頃。

「ただいまぁ…」

フィーがダンさんに帰りを告げる。

「おお、お帰りなさい。もうそろそろ帰ってくるんじゃないかと思っておりました。晩御飯、食べましょう」

ダンさんにこのクエストを受けることを言ってくれたのだろう。ご飯は出来立てのようだった。

↓1(コンマ二桁,高ければ美味しい)

※ダンさんに料理下手属性(判定時-20がつきました)

―――

「…し、市販さてれるもの、買ってって…!」

フィーの訴えにダンさんが答える。

「いえいえ。私とて料理くらいできますぞ。この身、舐めてもらってはいけません」

「さあさ、こちらへ」

案内された机には、洒落た料理を作ろうとした形跡が見られる。

「あ…すいません…!」

フィーが謝る。談じてフィーのせいではないと思う。

「いただきます」

三人は不思議そうにその挨拶を見ていたが、やがて料理を食い始める。

…これ、普通に焼いたりしたほうが上手いだろ。



その後、ベッドへ入った俺はすぐに眠った………

※一日目おしまい。ちょっと休憩。
※23時くらいに再開
※質問とかあったらよろしく

※再開

―――

一日目:朝

「あぁーーーー!」

朝の伸び。この世界でも窓からの朝日はとても良いものだ。

遭遇判定
↓2(出会う人を指定)

ドアを開けると、フィーも丁度起きたところのようだった。欠伸してる。

…薄着だとさらに際立って見えるな。何がとは言わないけど。

「フィー、おはよう」

「くぁ…。おはようございます…」

朝は弱いのだろうか。いや、いつもこんなかんじだったか。

話できる時間もある。何か話そうか?
↓1

稲川順二の怖い話

>>163
夜にやって
再安価↓1

※難しいことば使わないで
※検索した

――――
「な、今日って予定何かあるか?」

「…んいや、多分ないと思います…。。」

「…昨日、貴方さんについてくって、ダン様に暇をもらいましたので…」

じゃあしばらくは連れ回せるのか。

「…顔洗ってきますね…」

あるのか。俺も顔洗いたい。

「俺も連れてってくれ」

「はい…」

この後、外でやたらと勢いのある水魔法をぶつけられた。

やっぱり朝は弱いみたいだ。

朝食の卓。メニューは昨日の晩御飯の残り。

「貴方!」

朝だというのにヴァグラピードがうるさい。昨日の疲れはないのか。

「ああ、子供だからか」

「その発言、後悔することになるぞ」

「で、どうした」

スルーで。

「探索者カードを見よ!」

言われるがまま、ポケットに突っ込んである探索者カードを見る。

「あ、レベル3になってる」

「でしょう!」

「ほほ、昨日は『レベル1の門』に行ってきたのじゃろ?」

本当にそんな通称なのか。

「はい」

「あのクエストだけ、何故かレベル1に入る経験値が多くての。よほどの人でもない限りあのクエストを受けるのだよ」

ああ、だからか。

フィーのを見せてもらうと、レベルは上がってなかった。

「…最初のスキルを覚えるのがその後だから…レベル1の門」

フィーがダンさんに続ける。

なるほど。まともな探索者になるからか。
ちょっと納得した。

そんなわけで、今日はなにをしようか。
↓1?

1.クエスト受注?
2.街を探索?
3.スキル/魔法習得?
4.自由安価(要記述)

そうだ、と思い立ち、カードをいじる。

==

スキル/
魔法/『水よ』

==

お、やっぱりあった。さっきフィーに顔にぶっかけられた時の魔法が習得可能になってる。見るだけで後はポイントを払えばいいんだっけか。
フィーやダンさんに魔法使ってもらったほうがいいだろうか?
教えてもらったら必要ポイントも減るだろうし…

どうしようか?
↓2

「フィー、今日の予定なんだけどさ」

フィーは振り向いてコクリと頷く。

「結構沢山魔法覚えてるみたいだし、教えてくれないか?」

んで、どうやらフィーが教えられるのは、

1.基本四属性魔法(火、水、風、土)
2.素手攻撃スキル

らしい。どれを教えてもらおう?
↓1(選択、1の場合は属性も)

ヴァグラピードも参加する?
↓2

「あ、それ私も混ぜるがよい」

昨日のアレをちょっと引きずってるヴァグラピードも混ぜての魔法習得会となった。

フィーさん曰く、ハマってしまうと覚えるのが難しくなってしまうそうで。勉強でもあったな。ゲシュタルト崩壊ってやつか?ちょっと違うか。

「魔法の流れを…」

魔翌力とは血液みたいなもん、ってのが俺の所感だ。

「『水よ』」
「『水よ』」
「『水よ』」

相変わらずフィーのしか水は出てこない。

貴方の習得時間↓(コンマ一桁/2)
ヴァグラピードの習得時間↓2(コンマ一桁/2)

※やっぱ魔法魔法言ってたらいるかsaga。めんそっちい

―――

30分くらい経った頃か。

「『水よ』」

ヴァグラピードがそういった後に、

「んんっ…」

妙に色っぽい声が聞こえた。
見ると、杖から水が出ている。初めて魔力が流れるとそんな感じがするのだろうか。水はまだ勢い全然ないけど。

負けてらんないな。頑張ろう。

二時間後…

「『水よ』」

全然できない。ヴァグラピードの水は唱えるたびに勢いがよくなってってる気がする。楽しそうだな。

三時間と三十分後、ヴァグラピードも魔力が切れたようで、ヒマそうにこっちを見ている。

「『水よ』」

「ん…」

おお、変な感じ。…てことは。

突き出した手の先から水が出てる。やっとだ。めでたい。ちょっと涙出てきた。

「やったあぁーー…」

でも、量出すにはもっとやらないといけないんだよなぁ…

探索者カードをみてみる。
あ、ポイントちょっとだけ減ってる。
なるほど、教えてもらう時はこうやってポイントが減るのか。

それにしても教えてもらうと凄いな、大体1/5くらいに減ってるぞ。

※今回はこれでおしまい。平日は不定期開催です
※フィーちゃんあまり喋らせられなくてごめんね。喋り方まだ掴んでない気がする
※次回は2日目:昼からです。
※質問等あれば次までには答えます。お疲れ様でした

※人が居るようなら今日の八時位から始めたいのですがいますかね?

※再開です
※が、今から書くのでしばらくお待ちを。

※本当の再開

―――
「へぇ。すげぇ減るんだな」

「…強い魔法になると…教えられません…?」

俺の呟きにそう返すフィー。そりゃあ教えるのにも技術がいるか。金とか払うんだろうか。

そうだ、金と言えば。

「そういえば昨日の報酬分けてないな。集まってるし、今のうちに分けておくぞ」



結局報酬はこれから皆で等分にすることに。

フィーは遠慮してたけど、自分の金は持っておいて損はないのだ。

さて、やることも終わったか。
では。
↓1

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
4.自由安価(要記述)

ついでに
報酬額(合計)↓2(コンマ一桁?100)

金の単位(四文字以内)↓1

そして手にした金は230ラドルほど。あそこにはレベルを上げに行ったようなものだな。因みに物価は大体日本と同じくらいだった。

………

昼飯も食い終わって。

「よし。今日は街の散策をしよう」

説明っぽく発した言葉に二人が振り向く。

「お前らも暇ならついてくるか?」

二人とも頷く。どうやら暇だったらしい。

街についてどれだけ知っているかのコンマ取り
フィー↓1(コンマ一桁+3)
ヴァグラピード↓2(コンマ一桁)

フィーが言うにはやっぱりというか賑やかなところ=色んな店があるらしい。

街へ繰り出す。そして足は自然と大通りへ。

「らっしゃーい!」
「安いよー!」

ここが初級者の街だかなんだか知らないが、質より安さが重視されてる店が多かった。所々には質が良さそうな店もあるけど、それは圧倒的に少ない。

おそらく一日限りであろう出店も少しづつ。

にしても色々、っつっても本当に色々だな。探せばなんでも見つかりそうだ。どの店に入ろうか

何の店に入る?
↓2

なんとなく、靴屋に目が止まる。

「ここ、入るぞ」

どうせ気分だし、入ってしまおう。



「いらっしゃい!どうぞ、好きに見てって!」

元気な店主。買えるものなんてないだろうけど、と少し申し訳ない。

お。

100ラドルで、「木の靴」。履いてみると、……足が痛い。これ芸術家かなんかの失敗作じゃないか?

…他にあんまり買えるようなものもないなぁ…

ふと二人の方を見てみると。

「…♪」

フィーは革靴を試しに履いてコッコッと鳴らしている。

「どれが…」

ヴァグラピードはまだ靴を見ている。そういえば右足には靴は履かないんだな。

それから出るぞと説得しても二人とも中々了承してくれなかった。フィーの履いてた靴なんか3,000ラドルもする。日本でもそんなもんだったけど、金欠だと高く見えるもんだ。

木の靴を購入する?
↓1

※金は大事。おしゃれするにも装備買うにも。

―――

結局一時間とちょっとを店で過ごした。余談だがヴァグラピードはベルトで止める黒のブーツが気に入ったみたいだ。

街にはまだ活気がある。
どうしようか?

1,街散策を続ける(店も表記)
2,別のことをする
↓1

「いらっしゃーい!」

次に寄ったのは装備屋。こっちは見てみたかったって方が近いな。

見てみたいものもあるし、値段だけ見てくか…

↓1~「武器/防具名と材質」ex.ロングソード、鉄

そうしたらこっちが値段を提示します

――――

※一時間ほど休憩。それまでにあるのの値段を出します

ゴミ箱の蓋 ポリエチレン

「退魔師の装束」絹 2,000ラドル

着ることで魔除けになると言われてきたとある部族の民族衣装。最近退魔師が着るといい感じだと話題に


「魔除けのアミュレット」銀 13,000ラドル

同じく着けるだけで魔除け効果が上がる。しかしこちらは魔法的効果が込められており、着用者の魔法と連動して淡く輝き、魔法威力が向上する。


「老樹の杖」魔法の樹 1,000,000ラドル

樹齢が数え切れないほど太く、高く成長した樹は魔翌力さえも栄養として吸収した。そんな樹の枝で作られた杖。ほとんど加工されておらず、職人曰く「そのままが一番いい。削るのさえ本来はおこがましい」とのこと。値段は間違いではない。その分性能が飛び抜けている。


「守護のマント」魔法の絹 5,000ラドル

命の危機になるような魔法的、物理的攻撃を受けたとき、このマントが燃えることで肩代わりしてくれる。
使用者の魔翌力の一部を連結させて使うため、複数着用は出来ない。

―――

※説明書き書いてたら眠くなってきた。
※次回までに武器のもやるから許して
※お疲れ様でした

↓1~5(武器の名前、材質)

>>208-210
はその次回に…。

※このレスは無視できます。

仕込み靴(武器部分のみ)鉄

※明日に再開します

※きょうきょできるようになった。
※平日は不定期だと言っただろ
※人がいれば本編再開。いるなら返事して

―――
「アラキス」 魔法鉱鉄と大蜘蛛の毒棘 40,000ラドル

剣。毒蜘蛛の棘が七支刀よろしく飛びでている。絶対手入れが大変。


「マジックナイフ」 魔術的加工を施した鉄 20,000ラドル

刀身が所々赤く燃えているナイフ。何故か刀身は溶けていないが十二分に熱い。手入れはいらないらしい


「ラウンドシールド」アダマンタイト 155,000ラドル

アダマンタイト鉱石なんてファンタジー。そんなもののみで作られたであろう、綺麗な緑色が透き通って見える。ただただ硬い。堅い。


「玻璃の巨刀」強化ガラス 25,000ラドル

鈍く透き通るガラスで作られた、身長程はある大剣。店主が言うには壊れることは滅多にないらしい。だたガラス故重すぎる。100kgは軽く超えている。


「仕込み靴」(武器部分) 鉄 10,000ラドル

革靴の底のつま先部分を切って専用の金具を使って取り付ける。トーキックのように強く前へ蹴り出すと鉄の刃が出てくる。値段は主に金具。

※一人でもいればやっていく所存

――

「ありゃっしたー!!」

…さて。適当に見回ってみたが、まぁどこも変な品ばっかだった。ここ初心者の街じゃなかったのか。

入る店を間違えたのかもしれない。

まぁいいか。気を取り直して。

↓1

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
4.自由安価(要記述)

>>208-210の詳細はまた次回?

>>226面倒くさくなってしまったよ。申し訳ないが手に入れたときにさせてくれ

―――

「お、働きものじゃねえか」

剛力丸がなんとか。いや金が無いのと昨日はまともに世界を見てないから。言わないけど。
クエストは全然更新されてないなぁ。

どれを受けよう?(クエスト前の英字がクエストの難易度です。D-が最低)

安価↓2

1《D》巨大カブトムシ2体の討伐
2《D-》薬草1kgの採取。
3《C》巨大蛇一匹の討伐

「???」判定↓1(コンマ、3以下で成功)

受けたのは巨大カブトムシ討伐だ。山の辺りに二匹出現したので討伐してほしい、ということらしい。

「では、行ってらっしゃいませ」

受付の人へ出して受注し、草原地帯へワープ。そして目的の山が見える方向へあるき出す。



その途中、ヴァグラピードが口を開いた。

「貴方、多分私、まだ戦闘出来ない…」

不安そうだ。俺も不安だけど。
高いのは生命力なので、どうにもならないときはどうにもならなさうだし。

そう言う前に、フィーが

「私が、守ります…!」

って。なんて心強いことだろう。

そうこういってる内に、山へたどり着いた。



目の前にカブトムシが見える。でっかいのが。縦1m、横1m、奥行き2mくらいだろうか。何食ったらああなるんだろう。しっかし脚が非常にリアルに大きくなってるな。

あれが二体もここらにいるのか…?

「…」

篭手のようなものを装着するフィー。ほんとに殴って戦うんだな。あんなのに。

「…!」

ヴァグラピードは震えている。

どうやって襲おうか。多分指揮権は俺にあるんだろうなぁ。
↓2

不意打ちするのは誰?
↓1

「…私が。」

デカさにビビってると、フィーが立ち上がった。自分からいく度胸も覚悟もなかったので、正直ありがたい。



そのカブトムシが背中(?)を向けた時、隣にいたフィーが動いた。
物音なくカブトムシへ近寄って…

「『ブロー』」

カブトムシに手が突っ込んだ。
…マジ?
そして手を抜くと緑色の液体が。
次にフィーは片脚を上げて、

「『踵落とし』」

カブトムシがひしゃげた。

…。

「…ふぅ…」

「貴方、冒険者って皆あんななんですか!?」

ヴァグラピードが叫ぶ。俺が知りてぇよ。

残るもう一体を探す。あんなでかいんだからいずれどっかで見つかるだろう。



「~?」

森を探していると、左から何やら甲高い音が聞こえた。そして、その方向には洞窟。

二人を見る。どうやら二人も聞こえたみたいで、驚いたような顔をしている。

「…あの、私には人の声に…」

「我も…」

二人の意見が合致する。

やばい。俺にもそう思えてきたぞ…

向かう?↓2y/n

―――

※さて、聞こえた声の正体は…?待て次回
※向かうもよし、逃げるもよし。それが安価スレッド

21:00に多分再開。始まんなかったら寝てます

「よし。いくぞ」

覚悟を決める。それこそ本当に人だったのなら見殺してしまう。んなことがあったら俺だって流石に嫌だ。

なに、俺なら一発や二発受けても大丈夫だろう。そんな根拠のない自信が湧いてくる。

よし、行けるような気がしてきた。前に進もう。



「『火よ』」

フィーが少し遠いところに火を灯す。

「…ッ!!」


また音が聞こえた。前よりも大きく。

「多分、こっち…」
「同意」
「俺もそっちだな」

先導するフィーとそれについていく形で暗闇の行軍は続く。

「ーーーッ!!」

また聞こえた!今回は大きいぞ…!

「やっぱり人の声だ…!」

「…急ぎましょう」

そして…

「んん…?」

フィーがすこし唸る。

「どうした?」

「…あの、気のせいかもしれませんけど、声が少しづつ近づいてきてるような…?」

…これは、退路が必要か?


行動安価↓1

「いや、向こうから来てくれるなら都合がいい。進むぞ」

「…わかりました。『火よ』」



やはり声は大きくなってきているな。
この声は女性の声か?



その時は、運悪く魔法が切れたときに訪れた。

「『火…!?」

ドゴン!

短い詠唱の間、突如の音。その後にパラパラという音。そして。

「あ゛ーーーー!!!」

おおよそ女性のものとは思えない絶叫と、その声がおそらく女性らしい声だということの二つが今の状況を表しつつ、こっちに来ているみたいだ。というか多分もう10mもないだろう。


帰り道覚えてるかな?(コンマ二桁それぞれ40以下で成功)
フィー↓3
ヴァグラピード↓2
貴方↓1


それとは別に。

どうしよう?
↓1

「フィー、ヴァグ、、帰り道!」

「わからん!」
「わかりません!」

「なぁ!帰り道分かるか!?」

「-----!!!!!」

声にならない声を上げている。会話さえ無理なのか!

不安だけど、俺なら分かるぞ…!

そうこうしてるうちにもうすぐ近くにいる気がする!もうそろそろ決断のときだ…!火をどっちに置くか決めて行動しないと最悪死ぬぞこれ!

↓2

※申し訳ない。火を置くは火の魔法をどっちに打つかということでさ(攻撃翌力はない)

ということで↓1

※ひとがいないな

悲しいが今日はおわりにする。キャラクター総集貼ります

――
フィー
モンクlv10

身長#199cm
身体的特徴#デカイ(色々)
長所#物理的強度
短所#怪力がいつでも出てくる

髪#銀髪/ロング
性格#気弱

―――
ヴァグラピード
魔物使いlv3

身長#123cm
身体的特徴#キメラ娘(後述)
長所#足が早い
短所#考えるより先に行動する

髪#淡い茶/ロング
性格#純粋無垢

※キメラ娘
右耳、右腕、右脚がそれぞれ動物(?)のもの
耳#狐
腕#兎
足#龍

※明日やっと再開できます。前回の言い訳はその時に。

今日再開だああああああ
今日中に第三ヒロイン決めるぞ
選択肢は二つ!

1今洞窟から走ってきてる娘
2(元)奴隷娘

のどちらかだ!
八時辺に再開とする!それまでに多数決!
では!

決まってないじゃないか!(同数票)
多分15分くらいで書いてくるからそれまでに延長!

※再開するが票が入り次第ヒロインを確定する

※身内に面倒くさいことがあったのが遅れた原因でさ

※申し訳ないが今回は改めて安価取り直しまする

――――

☆前回のあらすじ

洞窟に入った主人公一行。しかし少し奥へ進むと進行方向から女性らしき声の叫び声がこっちに向かってくる!
帰り道を覚えているのは主人公のみ。こっちに来てる何らかに立ち向かうか逃げ帰るか選ばなきゃならんぞ!どうする??

ということで安価↓1

※こっちも決め兼ねてるので「洞窟娘」か「奴隷娘」で投票していただきたく

―――

「いやどう考えてもこれはヤバい!」

一瞬戦おうかとも考えたが何がなんだかわかったもんじゃない!

「フィー、逃げるぞ!火を!」

「っはい!『火よ』!」

この道なら覚えてるぞ!

「ついてこい!!」

そうして…!

↓1(コンマ二桁、20以上で成功)

コンマ奇数か偶数で決めるのも1つの手だと思う

>>276それでいいか
じゃあヒロイン決定コンマ

↓2(偶数で洞窟の娘、奇数で奴隷娘)


―――

「はァ――」

洞窟を走る。道は、俺の記憶の通り。マッピングこそしてたけど、そんなの取り出す暇はない。

走る。

後ろに緊張感のあるは三人の声。ちゃんとついてきているようだ。

走る。

走る…

…!

「光だ!出口だ!!!」

俺の記憶は正しかった!!!

「でも、テレポート装置までまだ走るぞ!!」

洞窟を脱出できた!

そして、全員ついてこれてるか振り返る。多分こころの余裕ってやつだな!

すると。

「「「」」」

ボロボロの女の子。こちらの方はさっきまで叫んでた方でしょう。

んで、その後ろに居たのは、ちょっと前にフィーがボコボコにしたカブトムシの方だった。

見えねぇってのは恐ろしいな。本当に。

行動、指示安価↓1

お前だったか!

「フィー!後ろ!」

言われたとおり振り向いてくれる。

「アイツ!やれるか!?」

言いたいことを理解したのか走りながら頷く。

「頼むフィー!あのカブトムシを倒してくれ!」

そう言うと同時、フィーが立ち止まってカブトムシの方へ向いた。

そのままカブトムシの角を右腕の篭手で受け流し、向かって左へ回り込む。

「『ブロー』」

そのまま左の拳が命中。カブトムシの動きが鈍くなる。

「『回し蹴り』」

流れるように右脚でカブトムシの顔辺りを蹴り飛ばす。カブトムシが洞窟のあった土壁の方へと飛んでゆく。

「…多分、もう大丈夫…です」

俺が見る限りじゃ顔も胴も物凄くへっこんでたので絶対大丈夫だな。

「…取り敢えず帰るか」

疲れたし、追われてないからといって予定が変わるわけではなかった。

ボロボロになってた娘も着いてきた。

※このままギルドへ帰って、そのまま第三ヒロインメイキングです。そこからが本番

※今ヒロインのテーマは活発/無茶しいでしょうか

※22:00頃まで待機。そこからキャラメイクです

※キャラメイクじゃ

―――

そこからは問題なく帰宅できた。

が…

「…」

この女の子。身元不明である。

↓2一番最初に目についた特徴

最初はさっきまで追われてたからかとおもったけど、落ち着いただろういまでも色白だ。病的なほどに。

あ、いや、今はそんなことはいいんだ。

「えーと、名前は?」

名前↓1
身長↓2(110+コンマ二桁/2)

アンナちゃんの一人称↓1

※キャラがまとまってくれないので他からいきます

長所↓1
短所↓2
ジョブ(職業)↓3

※パラディンって左手に盾持ってるイメージはあるけど武器のイメージが複数あるので

武器
1剣(両刃)
2槍
3ハンマー
↓1から二票先取で

※これもやってしまう

性格
↓2

※申し訳ないけどパーティ内に喋るの遅い娘が二人居るのは絶対展開が遅くなるので許可しません

もう一回安価↓1

※やっとキャラがまとまった気がする

―――

「アンナはアンナですっ!」

の割には元気なんだよなぁ。洞窟でも叫んでたし。

「そうか。アンナはどっかに住んでるのか?」

「まだ駆け出し冒険者なんですけど、家からはもうでました!」

なるほど。ヴァグラピードもそうだけど、この世界は旅立ちの歳が若いのだろうか。

「あっ、それと!」

「ん、どうした」

「今日は助けてくれてありがとうございましたっ!そちらの方も!」

まだ紹介してなかったか。

「そうか。紹介する。こっちがフィーで、こっちがヴァグラピード」

「フィーさん、ありがとうございましたっ!」

「ど、どうも…」

フィーとアンナがお互いに頭を下げた。

※この不手際はこっちの都合なので正直申し訳ない

※どっかで挽回できるといいが

―――

髪の色、長さ、髪型等↓2
レベルコンマ↓2(一桁)

※おさげの揺れが激しいので

1二つ結び、リボン
2二つ結び、三つ編み
3一つ結び、リボン
4一つ結び、三つ編み

↓1から先取で二票

※キャラメイクはこれでおしまい。あとはお話の時間

―――

「あといくつか、聞きたいことがあるんだけどさ、いい?」

「いいですよっ」

質問安価↓2

※俺自身が踏み台になることだ

※そして寝るので続きは次回に。おそらく近いうちにできるかと

※では、さよなら

※クエスト案募集

※クエストが思い浮かばないので

―――

「クエスト名」「難易度」「出てくるモンスター」

があれば採用できます。まぁ最終的には安価で決まるのですが。モンスターがオリジナルの場合や、採集クエストの場合はそれを書いてくださいな

クエスト名:ゴーストバスターズ!
難易度:2(ただし退魔スキル必須)
出現モンスター:悪霊(物理無効・退魔弱点)

※安易に次はすぐできるだなんて言うべきではないな

※明日再開

※難易度は>>227参照。難易度1はD、難易度2はC…とします。できれば英字の方で表記してほしい

おけ
クエスト難易度の上限はS?A?それともSSとかAAAとか加算されてく感じ?

>>327
お察しの通り上限はなし。そっちのほうがやりやすそうなので
ただ、できるだけAまでで
抑えたい

※21:00頃にさいかい

※再開

※交流したい場合は自由行動のときに言うか天命を待つ

※何度も言うが第一ヒロインの第一は優先度とかではないのだ

―――

「何か指標にしてる言葉とかある?」

「言葉、ですか?えーっと…」

「『全身全霊』ですねっ!何事も、全力で!」

あと何回か質問時間↓1

※短く済んだので二つ

―――

「どうしてこの街に?」

「アンナはあまり強くないので、『始まりの街』のここから旅立つことにしたんです!」

「なるほど。後は、得意な武器とかは?」

「槍ですっ!でも、あの洞窟でなくしちゃいました…」

あとラスト質問↓1

あとは…。

「これで質問も最後だけどさ」

「目玉焼きに何かける?」

「目玉焼き、ですか?…醤油、ですね」

おお、発酵文化はこっちにも存在するのか。そしてフィーの顔が少し吊った。醤油は嫌いかね。

…なるほど。まぁ殆ど関係ない話だったな。

「俺の興味に付き合ってくれてありがとう。じゃあ、適当に休んだら―」

別れよう、と言う前に。

「あのっ!」

アンナが声をあげた。

「…?どうした?」

「アンナ、あのカブトムシにさえ敵いませんでした!ランタンも落として…。」

「それで、迷惑じゃないなら、仲間に入れてほしいんですっ!力になれるかも分かりませんけど…」

悲痛そうでもあった。もしかしたらステータスが低いのか?

返事↓1

※書き方が悪かった

※もうヒロインなのは決定しているのでパーティには入れたいんだ

※下を採用とする

―――
「問題ないぞ」

アンナが明るい顔となる。

「だけど」

「これからもああやって怖いことになるかもしれない。…それでも大丈夫か?」

これは言っておかなくてはならないだろう。

「…はいっ!大丈夫です!じゃあ、よろしくお願いしますっ!」

その笑顔は明朗という言葉そのものだった。

ただ一人、偶然ギルドに来ていたダンさんが「また居候が増えるのか」って顔をしていた。流石に居候3人目はまずかったか?

…宿暮らしも考えないといけないな。

さて、話の方も一段落ついたし、カブトムシ退治の報酬を受け取ろう。初と言ってもい仕事の対価だ。

受付「報酬ですね。こちらとなります」

そうやって受け取った報酬額は…
↓1(コンマ二桁*50)

出てきたのは銀貨3枚と銅貨3枚。それで3300ラドルだ。

受付「こちらとなっております」

銀貨は初めて見たな。

「じゃあ、これで」

受付「はい。明日はクエストが新しくなりますので、是非お越しください」

そうなのか。

それは嬉しい情報だ。
―――

「じゃあ報酬山分けしよう。誰か銀貨両替できないか?」

「えっ。アンナは要りませんよっ!」

「それじゃあありがたく受け取っておこう。それぞれ1100ラドルづつな」

そうして報酬の山分けが終わった。

※更新が遅いときは休憩してます

―――
そうこうやってて、なんだかんだで夕方。

で、この世界では仲間になる=行動を共にする、らしく。

「長期滞在の宿とかに泊まってるんですかっ?」

こんなことを聞いてきた。そんなのもあるのか。

「いや、フィーのエステラ教?の教会が俺達を泊めてくれてる」

「本当ですかっ?!」

おおう、思ったより強い反応。

「どうやら俺が落とし者?だっけ」

フィーが頷く。

「らしくてさ。俺もよく分かってないんだけど」

「へぇー!」

そんなに珍しいってことは、あんまり異世界転生は起こってないのか。

そんな会話をしつつ、予定をきめた。
↓1

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
4.交流(人物指定)
5.自由安価(要記述)

特に予定もなかったので、取り敢えず教会へ。

「じゃ、今日はもう自由行動な。飯こっちで食いたいやつは帰ってこい」

俺が言うことじゃねえなこれ。まあいいか。

………

フィーが暇そうにしている。お前も教会からでてどっか行ってもいいのに。

「フィー」

ちょっと付き合ってもらうか。

発言安価↓2

「…?」

フィーがこちらへ振り向く。

「暇なら散歩でもしないか?」

「…はい。いいですよ」

柔らかく微笑む。嬉しいようでなによりだ。

どこへいこうか?別に、その辺を適当に歩いてもいいけど。↓1

※安価連取どうしよう

※取り敢えずあと10待って新しく来たらそっちで

※次からはこうしよう

「安価連取」

コンマは連取可。もっとやれ
コンマ→文章系安価での連取も可
文章系安価の連取は不可。安価下で。

※それと今日はこれでおしまい。多分明日もできるかな

※お疲れ様でした

※今日できなくなった。急に呼び出されるのやめろ。夜だぞ

※明日夜八時には再開できる。すまん

※再開します。人はいますかね?

「っつってもこの辺の土地勘はまだまだ全然なんだけどな。行きたいとことか、やりたいこととかないか?」

そう聞くとフィーは、手を結んだり開いたりして少し悩んで、

「…では、近所の河原へ行きませんか?」

「喜んで」

かくして、行き先が決まった。

――

「あ!フィーねぇちゃんだ!」

「おい!今日は川で遊べるぞ!!」

河原につくなり、大きな、何人かの子供の声が響いた。

「何かしたのか?」

子供達を指差して言う。

「……以前、この子達の一人が溺れかけたのを助けて…。」

川はそんなに深くはないが、保護者同伴、といったところだろうか。

「私、この子達が遊んでるのを見ているのが好きで…。…あ、うるさいのは、嫌でしたか?」

構わない、と頷く。

「フィーは一緒に遊ばないのか?」

「…私は、見ている方が楽しいです」

こういうのもいいもんだな。

「ねぇ!お兄ちゃん!!」

しばらくのんびりしてると、川の方から子供が一人。

「一緒に遊ぼう?」

ちょっこ答えあぐねて、フィーの方を見る。

「…私は、ここでみています」

らしい。

どうしようか?↓1

付き合ってやるか。

「しょうがねぇな!」

「やったー!!」

子供ってのは本当に無邪気だな。

…それから、しばらく子供達の遊びに付き合ってやった。事故も起こらんかったし、それにフィーも楽しそうだった。あんな楽しそうなら来ればいいとも思ったけど。

「すまんなあ。結局あいつらと遊ぶのが大半だった」

「私は、それが楽しいので」

こころなしか声が大きいから間違いではないか。

さて、飯食いに戻るならもう帰らないと、か。
↓1(戻る/戻らない)

コンマ(偶数で戻ってる、奇数で戻ってない)
ヴァグラピード↓1
アンナ↓2

戻ると、ヴァグラピードが先に戻っていた。

「あれ、アンナは?」

「晩餐は共にせんようだ」

「なるほど」

遠慮でもしたのだろうか。

まぁ好きにしてもらうのが一番か。無理して窮屈に思わせることもないし。

さて、今から飯の準備をするようだけど。

誰が飯を作る?
↓1と↓2の二人(同じ場合は一人)

続いて料理コンマ(二桁、大きい方が上手)
ヴァグラピード↓1
フィー↓2

「少し、待っていてください」

やっぱり飯作るときはフィーがやってるのか。毎日昨日みたいなのでは流石に駄目だろうな。

そこに。

「ふ、私の力を見せるとき。それが今」

ヴァグラピードが御大層な名乗りを上げてフィーが入ったキッチンへ追って入っていった。片手使い物にならなさそうだけど、大丈夫だろうか。

しかし、その懸念は杞憂…というか真逆の結果となる。

「お前っ……こっちのほうが……」

「はい……」

そんな会話がキッチンから聞こえる。

そして、出てきた料理は。

昨日とは打って変わって、多分材料は同じだろうけど、比較的まともと言える見た目だった。

※けして料理SSではないのだ

―――

「食べてみてください…!」

フィーの目が輝いている。そしてヴァグラピードが胸を張っている。

…まあいい。取り敢えず食べてみるか。

「じゃあ、二人共座って」

座ったのを確認。

「「「いただきます」」」

そしてその料理を口へ運ぶ。

「…旨いな」

上手には言えないけど、旨い。

「美味しいでしょう?」

ヴァグラピードが得意気に。

聞くには、下ごしらえ担当がフィーで、メインの料理をするのがヴァグラピードだったらしい。見た目がアレないのはもしやフィーが料理下手か。

ともかく、昨日よりも明らかに早く料理が減っていった。

〈夜〉

何をしようか。

↓2

1.街を探索
2.スキル/魔法習得
3.交流(人物指定)
4.自由安価(要記述)

…外にでも出てみようか。



武器屋やら道具屋やらはやっぱりやってないな。その代わりに光が灯ってる店だってあるわけだけど。

目についた店↓1

「…これが…………」

目についた。いや、目についてしまった。そんなのはどうでもいいか。とにかく、目の前には、「それ」があった。

入る?↓1

※ちょい休み。23:15再開

※再開

―――
いや、こんなところにこんなもの。怪しいにもほどがあるだろう。何も勝手知らぬこの街で自分から死にに行くようなことはしないでおこう。ここは治安もわからぬ異世界の街なのだ。

…これは言い訳ではない。けして。

結局そのまま戻った。時間無駄にした。

二日目終了――

――?
フィー
モンクlv11

身長#199cm
身体的特徴#デカイ(色々)
長所#物理的強度
短所#怪力がいつでも出てくる

髪#銀髪/ロング
性格#気弱

―――
ヴァグラピード
魔物使いlv5

身長#123cm
身体的特徴#キメラ娘(後述)
長所#足が早い
短所#考えるより先に行動する

髪#淡い茶/ロング
性格#純粋無垢

※キメラ娘
右耳、右腕、右脚がそれぞれ動物(?)のもの
耳#狐
腕#兎
足#龍

―――
アンナ
パラディンlv3

身長#140cm
身体的特徴#肌が病的なほど色白
長所#知識人
短所#病弱

髪#白髪のおさげ一つ結び
性格#快活

〈朝〉

起きれば、名前の知らぬ鳥の声。部屋のドアを開ければ…。

遭遇安価↓2

※前回は寝落ちしてしまったのう。今日のよる八時再開

※中途半端なとこからの再開

―――

「おはよう、ヴァグラピード」

今日はヴァグラピードと起きるときが同じらしい。

「おはようございます!」

朝から元気があるようで何よりだ。でなきゃそんな得意気な言葉で挨拶なんかできないだろう。

会話安価↓1

※もうちょっと後を引くような誘いとかをしてもいいんですよ?

―――

因みに流石に寝づらいのか寝間着では色々隠していないらしく、鱗ばかりの片足とか片方だけぴょこっと出てる耳とかもよく見える。

「朝から元気で羨ましいな」

「寝ボケないタイプですから」

「俺もその秘訣でも教えて欲しいよ」

適当に流し、広間の方へ欠伸しながら歩く。

「よく寝れば、朝だって眼も覚めると思いますよ」

らしい。そんな寝てないかなぁ。

もっかい会話↓1

「そういえばヴァグラピード、お前魔物使いだったよな?」

「そうですけど」

「魔物と心通わすコツとかあるのか?」

「…あー、貴方」

「なんだ」

「貴方って、退魔スキルの習得は済みました?」

「…ああ。そういうことか」

「そういうことです」

ヴァグラピードも確か同じくらいのレベルだったか。ならジョブの固有スキルもまだ習得してないのもおかしくないか。

「そういう、固有スキル、っていうのか?はどうやって覚えるんだ?」

「さあ?私も知りません」

「……おはようございます…」

声をした方を見ると、フィーが起きてきていた。

「お、おはよう。フィー」

「おはようございます。フィー」

で、フィーは目をこすりながら、

「…固有スキルはですね…それを教えてくれる水晶が…街で売っていますよ……」

いつにもましてたどたどしい、というか眠そうだった。

「そうか。ありがとう」

「…いえいえ」

※今回はいつにもまして遅筆でもうしわけない

――

「おはようございますっ!」

アンナも合流して、早速今日の予定を決める。

「今日は――」

↓2

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
5.自由安価(要記述)

水晶屋(固有スキル売ってくれるところ)に行きますか?↓1y/n

取り敢えず、噂の水晶屋に行ってみることにした。

…。

「いらゃっしゃぁい…」

暗い雰囲気の店と店主が出迎えてくれる。
こんな怪しい店がポピュラーらしいんだが、いいのだろうか。色々。

「触れたぁら、購入ぅです……」

妙に間延びした声と共に、物色をする。

どうやら、固有スキルの「基本」は一律で500ラドルのようだ。

退魔スキルの基本は『還れ』か。上になっていくに連れて詠唱も長くなるみたいだな。水晶自体の値段も高くなってるし。

どうしよう?
自由行動安価(現在所持金:1,330ラドル)
↓2

取り敢えずは『還れ』を買おう。と思って水晶に触れると、黒くなっていた水晶が透き通る青色の、よく見る水晶になった。

「ヒヒっ、まいどあり」

財布を確認すると、きっちり500ラドルだけ減っている。どうやってるんだろうか。

ついでに使い方もわからないけれど、後でフィーにでも教えてもらおう。

…。

俺はそそくさと買ったが、フィーもヴァグラピードもアンナも、何個かの水晶を見ているようだ。固有スキルって言ったってその職業じゃなくても相性が良ければ使えるし、何個か見てもいいだろうけど、これでも女の子の買い物は長くなるようだ。

他の固有スキルも見てってもいいか。良さそうなのあったら買ってもいいかもしれない。

自由行動↓1(固有スキルを見る場合は職業を指定)

※今日はここまで。明日もやりますぞ

※この異世界は基本的には結構自由度が高いところですので、色々やってみてください

※明日も八時くらいの再開です

それと、世界観というかその辺についてのを置いておきます


・「死」について

1死んでもエステラ様(女神さま)が生き返らせてくれる

2よっぽどでない限りは死なない(ご都合主義)

3無茶すれば死

いづれかに決めたいと思っとります。皆さんの意見で決めるので言ってほしい

無茶すれば死って何?
無茶したら女神が見捨てて生き返らせてくれないって事?
安価下

>>417
女神さまは転生させる力はあっても蘇生する力はない、となります
なお、一貫して蘇生魔法は禁忌、難問として扱います

※少し遅れ。15分程。

※再開

―――

人を癒やすような職業のスキルを探してみよう。



あったあった。

薬師は『調合』というスキルらしい。薬草とかを液体にして効能を強くするらしい。退魔師とは相性はあまり良くなさそうで、少なくとも今は覚えられそうにない。


ふと気になったことがあるので聞いてみる。

「スキルを誰かがやってるのをみて覚えるんだったら、最初はどうなってるんです?」

「それとは別に、魔法やスキルを開発できるのさ。詠唱から魔力構造、使い用も観てね。何にせよお前たちにゃあ無理だろうさ」

「はぁ…」

何言ってんのかさっぱりわからん。科学研究所みたくなところがあるのだろうか。

『調合』(500ラドル)を購入する?↓1(y/n)現在所持金:830ラドル

自由行動安価↓2

「フィーは何買うつもりだ?」

「…私は、モンクの少し上のスキルを覚えようと…いいでしょうか?」

「スキルポイントは足りてるのか?」

「…はい。今までは、ダン様に教えてもらっていたのです」

「そうか。じゃあ、いいんじゃないか?」

てことは、あれは初級の辺りのスキルだったってことか?…恐ろしいな。

「で、アンナは?」

「私は、パラディンの『守護』と『強打』を覚えますっ」

パラディンの水晶を見ると、守りと攻撃のスキルのバランスがよく取れていた。

「と、言うかもう買ってしまいましたっ」

今は多分一つしか覚えられないだろうけど、まあ先にどっちかを覚えるのだろう。

「ヴァグラピードも固有スキルか?」

「『使役』」

と聞くと、いきなり俺に杖を振ってきた。使役、っつったか?

「…なるほど。やはり駄目でしたか」

「いきなりなんだ?」

「念じたら人が中で魔法を使ってました。これでも「見た」ことになるんですね」

「なるほど…」

って。

「ヴァグラピード。お前、俺にスキル使ったか?」

「はい」

罪の意識なさそうに、ケロッと言いやがった。

「試したいなら外の魔物にでもやってくれ」

「それもそうですね」

※スキル会得の時間

――――

今なら別段教えてもらわずとも一つスキルが覚えられそうなスキルポイントだな。

スキル会得安価↓1

1.水晶を使う(時間消費なし)
2.教えてもらう(時間消費あり)

ここでアンケ
・職業「退魔師」について(得意スキルと演出が変わります)

1.武器に退魔パワーを付与して闘う
2.遠距離から魔法的アレを放つ

↓1-3で多い方

両方ってのはなしなの?あるいは片方を極めていくともう片方も使えるようになるとか
ダメなら2

>>428
処理が多くなるし出すスキルも増える。面倒なのでちょっとね

―――

せっかく買ったし、水晶を使ってみよう。



水晶の中にはループして流れる映像。多分水晶に保存する方法があるのだと思う。そんなことはどうでもいいか。

別に映像授業みたく教えてもらうわけでもなく、時間は消費せず、カードの操作だけで終わってしまった。変わりに今持ってるスキルポイントがほとんどなくなったけど。

まだ他のことをしようか。

スキル会得安価↓1?

1.水晶を使う(時間消費なし)?
2.教えてもらう(時間消費あり)
3.スキル会得終了

1?

>>431たまに?が付くのは多分仕様。無視して

>>432を採用

―――

誰に教えてもらう?

↓1

「アンナ」

今さっき水晶を使ったらしいアンナに話しかける。

「なんですかっ?」

「スキルって、さっき覚えたのが最初か?」

「はいっ」

「じゃあ、それ、見せてくれない?」

あわよくば覚えたいけど。

「いいですけど、まだ教えるのはできなさそうです」

やっぱだめか。

「ま、見せてもらうだけ見せてもらうよ」

アンナが先に覚えたのは?
コンマ↓1(偶数で『守護』、奇数で『強打』)

「アンナ、『守護』を覚えたんですっ。だから…」

その辺の木の棒を拾って、ひょっとこっちに投げた。

「それくらいのものなら、多分大丈夫だと思いますっ!」

「えっと、これで殴れってこと?」

「はいっ!思いっきりですっ!」

追加要望まで来てしまった。女の子を殴っちゃいかんという文化はないのだろうか。装備も着てないし。

まぁ、要望通りやるか。

俺は木の棒を拾い上げ、腕の回転使って殴る。流石に助走は怖いのでつけない。

「『守護』ッ!」

と言ってアンナは腕で棒を受ける。

その声の後に聞こえたのは、バキッという、木の棒が折れる音だった。

「どうですっ?すごいでしょ?」

「そうだな。鉄でも殴ってるみたいだったぞ。ちょっと触ってみてもいいか?」

「いいですよっ!でも、効果は一瞬みたいですっ」

腕に触れてみると、硬い様子はなかったし、むしろ女の子の腕だった。

ジャストガードみたいな感じか。

ともかく、スキルは見れたし、実戦してたらアンナも教えられるようにはなるだろう。

※作内時間はまだ午前の10時くらい

―――
自由行動安価↓1

1.クエスト受注
2.街を探索
3.スキル/魔法習得
4.交流(人物指定)
5.自由安価(要記述)

―――

※今日はこれで終わり。いつにもまして亀筆ですまない

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