【FGO】楽しいアーチャー一家【SS】 (16)


楽しいアーチャー一家
アーチャーさん家の朝は、ほとんどが長男であるエミヤの朝食作りから始まります。

エミヤ「朝食は大事だ。何せ一日のエネルギーだ」

エミヤ「勉学にしろ労働にしろ、朝食を抜くだけで一日の体調や質そのものが変わってくる」

エミヤ「おにぎりやトースト一枚でもあるとないとの違いは大きい。最悪バナナ一本でもいいから朝食は取るべきだ」

エミヤ「まぁ私の目のうちが黒いうちは、そんな朝食はさせないがね」

そうこうしている内に、アーチャーさん家の朝食が完成したようです。
本日のメニューはご飯とお味噌汁にだし巻き卵、それに鮭の塩焼きとサラダの盛り合わせのようです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484582423


エミヤ「鮭は魚屋でバイトしているクーフーリンの、卵とサラダはうちの次男坊と三男坊のものをそれぞれ使っている」

アーチャーさん家の次男坊、ロビンフッド。
若いながらご近所の農家のおじいさんの畑を手伝い、その一部を自由に使わせてもらい、自分でも様々な野菜や果物
を作っています。

ロビン「まっ、昔っから土いじりやら木登りやらが趣味だったんで自然に、ね。
旦那にはガキンチョの頃から世話になってるし、その恩返しも…ってのは、ガラにあわねぇか?」

三男坊のダビデくんは畜産農家で働いています。
特に羊に関しては非常に造詣が深く、時折教育機関で教鞭をとる事もあります。

ダビデ「子供の頃は野球選手とかになりたっかたんだけどね。
気づいたら追い掛けてたのはボールじゃなくて動物たちの後ろだったね。全く人生どう転ぶかわかったものじゃないね」

ちなみにダビデくんは女性のお尻を追いかけることにも定評があります。


そんなこんなでエミヤくんが朝食を作り食卓に並べ始めると、徐々に皆が集まってきます。
基本的にアーチャー一家ではエミヤくんが最初に起きて朝食を作り、その間にロビンくんが起き出してきます。
そして三番目に起きるのは、そんな朝食の匂いに誘われるエウリュアレちゃんです。

エウリュアレ「ふぁ……。今日も美味しそうね、エミヤ兄様?」

エミヤ「無論だ。私が作る以上手抜きは許されないからな。それにこんな上質な食材だ。
腕によりをかけないほうが失礼にあたるものだろう?」

ロビン「口角あげながらコッチ見んじゃねーよ、気味が悪くて飯が不味くならぁ」

エウリュアレ「そういうロビン兄様も大概だと思うけど。で、残りの兄様とクロエはまだ寝てるのかしら?」

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