ブクハン=ブクグ「カムランチュインからオティケンに化現した神聖なるお方」 (5)

その心はセレンゲやトグラより澄み渡りて

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シャジン=アイグチであるプラジュニャーシュリーは、ネストリウス派キリスト教に乗り換えたウズベクのアブルハイル=ハンに対して脅威を抱いた。

プラジュニャーシュリーの母、キュセン=カチャル=テングリムはウイグルの実権を握っており、たとえ王であっても逆らうことは許されぬ。

キュセン=カチャル=テングリムはプラジュニャーシュリーに命じて、ネストリウス派キリスト教の信徒50000人を熱湯の大釜に放り込み、煮殺した。

プラジュニャーシュリーは大迫害に関して消極的だったが、母の命令に逆らうこと、これすなわち国家への反逆罪である。
どうにもこうにも言えず、自分の妻子さえも奈落へと突き落としたのだと言われる。

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