みく『PチャンPチャン、明日の撮影のことで確認したいことがあるんだけど』

莉嘉『Pくん！この前の衣装また着れるってホント！？』

きらり『Pちゃん、飴あげゆ☆』


みりあ「うーん……」

P「どうしたの？」

みりあ「あのね、莉嘉ちゃんやきらりちゃんやみくちゃんって、プロデューサーのことPちゃんとかPくんって呼ぶでしょ？」

P「それがどうかした？」

みりあ「最初はね、PってプロデューサーのPだと思ったんだけど、莉嘉ちゃん達のことだから実は違う意味なんじゃないかって思ったの」

P「う、うん」

みりあ「それで、Pってどういう意味なんだろうって考えてて……」

P「パパだよ」

みりあ「！」

みりあ「そっか！パパくんとかパパちゃんって意味だったんだね！」

P「そ、そうそう」

みりあ「ちょっと変だけどさすが莉嘉ちゃん達だね！おもしろーい！」

みりあ「でも莉嘉ちゃんにもきらりちゃんにもパパはいるはずなのにどうしてプロデューサーのことをパパって呼ぶの？」

P「家のパパとお仕事のパパは違うんだよ」

みりあ「そうなんだ！じゃあプロデューサーはお仕事のパパだね！」

P「そういうことになるのかな？」

みりあ「じゃあみりあもパパって呼んでいい？」

P「……ｲｲﾖ」

P「というわけです」

ちひろ「100%プロデューサーさんのせいじゃないですか」

P「強制したわけではないですよ！」

ちひろ「そもそも嘘を教えたのがいけないんですよ！」

P「冗談だって後で言うつもりだったんですよ！」

ちひろ「とにかくすぐに止めさせてください！」

P「はい……」

P「凸レーションは今ダンスレッスン中か……」

莉嘉「あ、Pくん！どうしたの？」

P「お、莉嘉ちゃん。お疲れ様。2人は？」

莉嘉「きらりちゃんは飲み物買いに行ってくれてるよ。そろそろ戻ると思うけど……」

P「みりあちゃんは？」

莉嘉「みりあちゃんならお昼の生放送が終わってから来るよ。Pくんがスケジュール組んだんだよね？」

P「そ、そうだった！気が動転してて……」

莉嘉「なになに？何か慌てるようなコト？」

P「い、いや……。みりあちゃん1人で行ったのか？」

莉嘉「美波ちゃんが着いて行ってくれたよ」

P「そうか……。色々教えてくれてありがとう！レッスン頑張ってね！」

莉嘉「はーい！」

P「局には着いたがまずいぞ……もう始まってるじゃないか！」

P「あとはみりあちゃんが失言しないことを祈るしか……」

美波「あ、プロデューサーさん！お疲れ様です」

P「美波！お疲れ様。今どんな状況？」

美波「今ちょうどゲストトークのコーナーが始まるところですよ。あ、ほら！みりあちゃんですよ！」


タカモ「ゲストは赤城みりあちゃんです」

みりあ「こんにちはー！赤城みりあです！」

P（神様のの様お願い……！）


※タカモさんは高森藍子さんとは一切関係ありません。

タカモ「Romantic Nowだっけ？私あの曲すっごく好きなんですよ～」

みりあ「ありがとうございます！」

タカモ「みりあちゃんはこの歌詞みたいに好きな子とかいたりしないんですか～？」

みりあ「えっと、パパとママと妹が大好きです！」

タカモ「家族愛に溢れたとってもいい子ですね～」

P（ふぅ……。パパとか言い出した時にはさすがにヒヤッとしたぜ……）




みりあ「あっ！でもパパは2人いて」

タカモ「えっ」

美波「えっ」

P「あっ」

P（タカモさん普通に考えてまずいやつだから軌道修正して！）

タカモ「えっ、パパが2人？それは気になる発言ですね～。詳しく教えて貰っていいですか？」

P（タカモリてめええええええええ！！）

みりあ「私のプロデューサーがPくんって呼ばれてて、PはパパのPなんです！」

タカモ「そうなんですか～。じゃあみりあちゃんはプロデューサーさんのことをパパって呼んでるんですか？」

みりあ「はい！」


P「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ

美波「プロデューサーさん！？」

警備員1「あいつをつまみ出すぞ」

警備員2「ラジャー」

P「絶対に許さねぇからなドラムk

ﾊﾞﾀﾝｯ



※タカモさんは高森藍子さんとは一切関係ありません。

【悲報】赤城みりあちゃん、非処女だったwwww


1 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:42:11.23 ID:kRi1p6Wr　
　ソースはいいかも

2 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:43:54.21 ID:g7Pr4snu
　練炭買ったわ

3 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:44:01.37 ID:j8r0vCFr
　死ね

4 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:44:31.70 ID:a8o2sQe1
　クソスレ立てんな



智絵里「さっきの放送、大変なことになってるね……」

かな子「ねえ智絵里ちゃん、クソスレってどういう意味？」

智絵里「えっと、スレっていうのは掲示板の各トピックのことで、その中でもつまらない話のことだよ」

かな子「そうなんだ～」

28 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:47:55.00 ID:5pr82Tu1
　みりあちゃんのグッズ全部燃やすわ

29 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:47:55.24 ID:g7Pr4snu
　こんな惨めな俺と練炭を焚かないか。岡山の県北であえる奴なら最高や。

30 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:48:10.04 ID:3hkGy70d
　はっきり言うと僕はもうダメです。

31 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)12:48:31.40 ID:dDb58I9a
　このスレ練炭臭くね？



かな子「スレっていうのは匂いがあるの？」

智絵里「えっと、これは喩えというかなんというか……」

かな子「そっか～。お菓子の匂いもしたらいいのにね～」

智絵里「そうだね。ふふっ」

722 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)13:21:22.82 ID:paPa88Hy
　PくんとかPちゃんって呼んでるのって妹ヶ崎ときらりんだよな……。
　つまり凸レーションは非処女ユニット

723 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)13:22:27.12 ID:dDb58I9a
　ID

724 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)13:23:28.96
ID:g7Pr4snu
　じゃあなお前ら

725 名前:名無しさん:20XX/〇/×(△)13:23:30.56 ID:fC6d94gJ
　»393 テメェか



かな子「莉嘉ちゃんやきらりちゃんも関係あったってこと？」

智絵里「こういう人達は火の無いところからも煙を立てて騒ぎたいだけだよ……」

かな子「もしかして智絵里ちゃんも何か言われたことあるの？」

智絵里「それこそクソスレだったよ」

ちひろ「何故怒られているか分かりますね？」

P「はい……」

ちひろ「噂はインターネット上であっという間に拡散され、今ではみりあちゃんだけでなく他のアイドル……いえ、芸能界全体に影響が出ています」

P「はい……」

ちひろ「知ってますか？あの後タカモさんが岡山の県北で練炭自殺したそうなんですよ」

P「ええっ…！？」

ちひろ「タカモさんと交流のある子たちやインターネットに悪口を書かれた子たちは精神的にショックを受けてしまって……」

ちひろ「これから彼女達の仕事を取るのは難しいでしょう」

P「はい……」

ちひろ「まあ……あとは私が何とかしておきますからプロデューサーさんはずっと事務所から出ないでください」

P「はい……」

ちひろ「その為のエナドリとスタドリも用意しておいたので」

P「ありがとうございます……！」

ちひろ「各10個のセットで1800円です！」

P「はぁ……」

梨沙「どうしたの？元気ないわね」

P「あ、梨沙ちゃんか……。はは、まあね……」

梨沙「そういえばアンタ何かやらかしたんだっけ？よく知らないけど殺害予告まで出たんでしょ？」

P「俺の話はいいんだ……。それより仕事は順調かい？」

梨沙「またオーディション駄目だったわよ！」

梨沙「この前なんかキモいディレクターが『パパは元気かい？』なんてキモいニヤケ面で聞いてくるもんだから、もしかしたらアタシのこと贔屓してくれるのかもと思ってたら違ったし」

梨沙「何が『おじさんのことはパパって呼んでくれないのかな～？』よ！ホンット大人の男ってキモいやつばっかりね」

梨沙「あ、もちろんパパは別よ」

P「キモいんだよおおおおお！！」

梨沙「ちょっ！？どうしたのよいきなり！？」

P「パパが一番キモいんですうううう！」

梨沙「はぁ！？」


莉嘉「あ、いたいた！Pく……プロデューサー！みりあちゃんが探してたよー！」

P「みりあちゃんが……？」

みりあ「あ、プロデューサー……」

P「みりあちゃん……ごめん……」

みりあ「どうしてプロデューサーが謝るの？」

P「悪いのは俺なんだ……。悪ふざけであんなこと言って、冗談だって言い出せなくて……」

みりあ「ううん。私が何も知らなかったのが悪いの！それでプロデューサーを困らせちゃって……」

みりあ「だから、私こそごめんなさい……」

P「みりあちゃん……」

みりあ「それでね……実は今回のことがきっかけでパパとママからアイドル辞めなさいって言われてるの……」

P「そんな……！」

みりあ「私もその方がプロデューサーにとっていいかなって思って……」

P「ダメだ！考え直してくれ！」

みりあ「ごめんなさいプロデューサー……。もう決めたから……」

P「……分かった。だったらみりあちゃん、俺だけのアイドルになってくれ！」

みりあ「そ、それってどういう意味……？」

P「俺がパパになるから……。だから……」



P「お前がママになるんだよ！」

みりあ「きゃあああ！！」

ｸﾞｯｼｬｱｧｧｧ

P「あひっ……？」ﾊﾞﾀｯ

ちひろ「お餅つきで使った杵がまだあってよかった……。みりあちゃん！無事！？」

みりあ「う、うん……。うっ……うえぇぇぇん！怖かったよぉ……」

ちひろ「よしよし……。もう大丈夫ですからね。あとは私に任せて」



この一連の事件はやがて“パパ事件”として芸能界で永久に語り継がれることになるのだった。

タカモ『えー、今日のゲストは佐久間まゆちゃんです』

まゆ『こんにちは。よろしくお願いします』

タカモ『今週から生放送じゃないから好きに喋っていいからね』

まゆ『本当ですか？じゃあﾋﾟｰさんの話を……ﾋﾟｰさんは本当に優しくて、この前お仕事で撮った写真をﾋﾟｰさんに送ったんですけどﾋﾟｰさん、まゆのこと可愛いってすっごく褒めてくれて』



みりあ「その事件がきっかけで“プロデューサー”が放送禁止用語になっちゃったんだ」

みりあ妹「そんなことがあったんだー」

みりあ「これで本当のﾋﾟｰくんになっちゃったね。プロデューサー」



終わり