朝潮が大きくなる話 (19)

ほのぼの系。

地の文、やや有り。

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朝潮はゆっくりと目を覚ます。

そして、自分の異変に気付く。

朝潮「・・・、成長期到来ですか・・・?」

大潮「朝潮姉さんが、どーーーーんと大きくなっています!」

荒潮「あら~。本当ねぇ。私達艦娘も成長するのねぇ。」

大潮はどーんといったものの伸びた身長は5cm程。



ダダダダダ!



艦娘、それも駆逐艦寮の廊下を慌しく走る音が朝潮達の部屋へ近づいてくる。



バーーーン!



ドア「グゥワァー」大破!



提督「朝潮!身体に異変が起きていないか!?」

息せき切って提督が彼女の部屋に駆け込む。

朝潮「司令官。どうされたのですか?」

提督「むむぅ。身長が若干伸びた?他に異変は・・・・。」



ジーッ。

上 ↑ から 下 ↓ へ。



提督「よし。マーベラス。」

提督「 Yes ウオッチング。 No タッチ。」

提督「じゃなかった。身長以外は問題なさそうだね。」

霞「なによ。あんた、まるでこうなることを知っていたような口ぶりじゃない。」

提督「あぁ。まぁ、これを見てくれ。」

提督が軍帽を脱ぐ。

彼の頭に毛が無いのは鎮守府の艦娘全員が知っている。

提督があらゆる発毛剤を試し、体質改善を図り、そして、最終的に諦めた不毛地帯。

そこには希望のうぶ毛がさわさわと生えていた。

霞「なに?これを毟って欲しいの!?」

提督「なんと御無体な・・・。」

大淀「霞、Mプレイは勘弁してあげて下さい。」

提督「あっ、大淀、お疲れ。ちょっと朝潮に事情を説明してもらっても?」



大淀は語る。

年末に比叡と磯風が調理した活き造りが原因だと。

心優しい朝潮と提督が他の艦娘達が遠慮、或いは尻込みするなか

死を覚悟して食べてあげたことが原因だと。



提督「というか、材料がどうも深海棲艦で『 くちくいきゅう 』だったみたいで。」

提督「深海の超回復力みたいなのが作用してるみたいなの。明石曰く。」

自身の頭の産毛を嬉しそうに触りながら提督が述べる。

朝潮「それでしたら妹達も食べたら大きくなるかもしれないのですか?」

提督「可能性は否定できないがその効果に個体差が出る可能性が高い為現段階では分からないな。」

提督「実際に朝潮は身長が伸びたけど私は頭の発毛だろ?」

霞「確かにそうね・・・。でも朝潮姉さんで実験したのは許せないわね。

  ちょっと頭の毛、毟らせなさい!」

提督「実験違うし!比叡と磯風のゲテモノ料理の被害者だし!」



提督 アーーーッ!

抵抗の甲斐も無く、提督の毛は霞に罰として毟られてしまった。

五日後



執務室

コンコン



提督「どうぞー。」

朝潮「司令官!失礼します!」

提督「ん。何かよう?」

朝潮「あの、その大変申し上げにくいのですが・・・・。」



ジーッ。



提督「 ! 」

提督は執務室にある放送設備のマイクをとる。

提督「マイクチェック・・・1・・・2 。いよし。業務連絡いたします。

   軽巡川内!夜戦の準備が出来ていたら執務室に来るように。」



カポッ。



川内「提督!呼んだ?!」

提督「うぉう。床から出てくるなや!」

川内「それより夜戦準備は完璧だよ?さぁ、出撃のオーダーを頂戴!」

提督「残念でしたー、川内が今から出撃するのはショッピングモールでーす。」

川内「?」

提督「まぁ、ちょいこっちこいや。」

提督「実はな?」ボショボショボショ

川内「成程、下着のサイズが。」フムフム

提督「という訳だから体型的に近そうなお前を呼んだわけよ。」

川内「うーん。視ただけで分かるの?」

提督「あたぼうよ。この人間メジャーを舐めるな!

   因みに川内のカップ数はCですぞ!」

ブチィ!



提督「ちょっと!また生えた毛を毟るとはあんまりですぞ!」

川内「当たってるだけになんだか腹立つ。」

提督「まぁ、な?ちょっと一緒に行って買ってきてあげてお金あげるから。」

川内「夜戦。」

提督「分かりましたぞー。10回でどうだ?」

川内「行ってまいます!」カッ

川内「朝潮ちゃん!行くよ!」

言うが早いか朝潮の姿ごと川内は消えた。

提督「おおぅ。忍者・・・・。」



きつくなった制服は妖精さん達が仕立て直すまで軽巡の制服を借りて過ごすことになった。

また、その他については体型が近い軽巡のお姉さん方が色々と世話をしてあげていた。



提督「まぁ、男の私が教えられることは何もないなのですぞ?」

大淀「提督、髪の毛、また伸びました?」

大淀「それと、全体的に体毛が濃くなったような?」

提督「今まで無かったのが嘘のようですなー。」

そして演習場

神通「朝潮ちゃん。もう少し身長を意識された方が・・・。」

神通「船の高さ・・・、こういう例えもおかしな物かも知れませんが艦橋の位置。

   目線が変わってくると見える物が変わってきます。

   そして、体重移動の仕方も変わります。」

神通「いいですか?この辺りに力を込めて・・・。」



熱血教官神通が朝潮につきっきりで指導をする。



神通「・・・・、朝潮ちゃん・・・、よかったら軽巡に艦種変更をされませんか?」

提督「それはなりませんぞー!朝潮は駆逐艦のままでいくんですぞ!」

神通「提督、どこから出てこられてるんですか・・・。」

朝潮「司令官。朝潮はまだ、大潮達の姉でいいんですね。」

提督「当たり前ですぞ!朝潮はこれからも駆逐艦朝潮型の姉なんですねー。」

訓練を終え部屋へ戻る。



・ワ・「提督に言われ部屋の改装に来ました!」



部屋に戻ると特注家具職人達がわちゃわちゃと動いている。

ギコギコ トントン カンカン

どうやら小さくなった朝潮のベッド等をサイズに合わせて作り直しに来たようだ。



のワの「完成なのです!」

霞「なんで私のベッドが天蓋つきなのよ!」

・ワ・「大淀さんに頼まれました!では!」



使われていなかった右の二室をぶち抜き、姉妹達が全員一部屋で居られるように改装されていた。



山雲「すごく素敵・・・。でも、構造計算的に大丈夫なんだろう?」

朝雲「柱、足りないような?」

満潮「あんた達、心配するところそこ!?」

十日後



更に成長した朝潮は身長も体つきも戦艦のそれになっていた。

清霜「いいなー、いいなー、清霜も戦艦になりたいー!」

大潮「どーーーーんと出る所が出ています!」



提督の強固な意思により艦種は今だ駆逐艦。

しかし、使う艤装は戦艦のそれだった。



清霜「朝潮さん!清霜も『 くちくいきゅう 』を食べたら戦艦になれるかな?」

提督「むぅむ。それは分かりませんですぞ?」

大淀「そうですね。現在も調査中ですが副作用はまだ何が起こるか分かっていません。」



秘書艦大淀を従えた提督がダンボールの中から出てくる。



清霜「司令官~。駄目?」

提督「駄目ですぞ。」

清霜「むー。」ショボーン

大淀「危険性が今だにはっきりしていないんです。

   提督にしても最近、毛の色が赤色へと変色してきていまして・・・。」

提督を見る。

以前は髪や体毛は全体的に無い又は薄い、だったのに今は見る影も無く・・・。

フサフサ、いや、モサモサ?いやいや、剛毛ボーントゥビィワイルド。

そして、体全体に毛がかなり濃くなっている。



提督「そんなに見つめれると恥ずかしいですぞ。」

大淀「こんな風になる可能性もあるんですよ?」

清霜「あっ、それはいやかも・・・・。」

秋津洲「およびかも!?」

提督「お前は座ってろ。」

秋津洲「かも。」



出るところも出て、引っ込む所が引っ込み身長も伸びた朝潮は凄かった。

何が凄いか?

一言で言い表せないくらいに凄かった。

超弩級駆逐艦として戦艦並みの火力を有し、速力は駆逐艦のそれ。

であるにも関わらず装甲は・・・・、固く大和級のそれを上回った。

そして、見た目は例えるなら峰不士子、セクスィーの申し子となっていた。

1ヵ月後


朝潮の成長は止まった。

その見た目は戦艦達と同じ大人の女性へと進化していた。

そして、精神的には大人へと変化を遂げていた。

だが、提督の毛、体毛は伸び続け提督の姿はすっかり変わってしまっていた。

何が原因でこのような事態が起きたのか海軍技術廠で研究はされるも皆目原因不明。

朝潮はというとそんなことは関係ないと八面六臂の活躍をしていた。



とある海域。

最深部



防空棲姫「オ前ノヨウナ駆逐艦ガ居ルカー!」



ボーン!

撃沈!



漣「おまゆう。」

黒潮「それな。」



艦隊が帰投しました!



提督「朝潮?少しお話があるですぞー。」

大淀「朝潮さん、少しお時間いただいても?」


初めの頃と比べ毛むくじゃら、いやまるで毛羽毛現になった提督と

その秘書艦の大淀が帰ってきた朝潮を出迎える。

In 間宮


提督「と、いうわけでコンバット改装を受けていただきたいのよぅ。」

朝潮「司令官、コンバート改装の間違いではないのでしょうか?」



書類を見直す。



提督「いえー、コンバット改装ねぇ。」



駆逐艦朝潮には改二改装は二種類ある。

一般に言うコンバート改装なのだが提督が提示したのは

それではなくコンバット改装だった。



朝潮「この朝潮、司令官がしろとおっしゃるなら

   このコンバット改装を受けます!」

明石「そう言うと思って待機してましたー!」



特大レンチとエアーインパクトを手に明石が工廠妖精1個師団を従え現われる。

明石カンパニー  ゴゴゴゴゴゴ



明石「手前ら!やっちまえ!」

・ワ・「合点承知の助!」



そしてあっと言う間にコンバット改装は終了した。



\ デェーーーーン /



大潮「何が始まるんです?」

朝潮「第三次大戦だ!」



コンバット改装の効果は絶大だった。

その絶大的威力の前に鎮守府近海の深海棲艦は一掃された。

更に1ヵ月後



朝潮「司令官!超弩級駆逐艦朝潮、帰投しました!」

赤モップ「おかえりなさいなのねー。」

大淀「朝潮さん。お疲れ様です。」



提督の強固なまでの意思と抵抗により朝潮は駆逐艦のままだった。

艦種の変更に提督はルート固定に影響するじゃないかと強固に反対。

海軍上層部を説得してまわっていた。

そのおかげもあり、朝潮は駆逐艦として姉妹達と共に元気に出撃していた。



ながもん「ぐぬぬ。同じ戦艦サイズというのに・・・。」

ながもん「駆逐艦のエスコートが・・・。は!もしかしたら、私は駆逐艦だった!?」

陸奥「黙ってろ変態。」ドシッ

ながもん「ぬあーーーー!」



そして、提督はというと。



大淀「全身の毛がもう手のうちようがありませんね。」

赤モップ「このまま、例の赤モップキャラクターとして生きていきますぞ!」

大淀「提督がそれで宜しければお止めはしませんが。」



提督の外見はムックになっていた・・・・・。

ムック「むほほほほ。私はこの姿に満足ですぞ!町に出れば子供の人気者ですからな!」

ムック「海軍の広報活動もあるので、そろそろいってまいりますぞー!」

朝潮「司令官!おともします!」



飛びつき。

ムニュゥ。



ムック「もう少し、いろいろ勉強したほうがいいかもしれませんですぞ///」

朝潮「司令官。末長く、お願いいたします!」

朝潮「朝潮は大人になりました!司令官!もう、遠慮はいたしません!」

ムック「ですぞ!?」



駆逐艦が一人、戦艦になったとて全体から見れば誤差かもしれない。

深海棲艦との戦争はまだ続くだろう。

だが、彼女達は進む。

暁の水平線に勝利を刻むその時まで。



ムック「こんな見た目でも大丈夫なのですかー?」

朝潮「はい!朝潮は大丈夫です!」


艦!

こうして戦艦榛名が誕生したのですね

先日、ほのぼのSSかと思って読み始めたSSが報われないエンド。

読んでいればほのぼのエンドになるかと思ったら違っていた・・・・。

内容を少しパロッて報われるエンドにしてやった。

後悔はしていない。

依頼、出してきます。

お読みいただき有難うございました。

こういうアホなss好きだよ
おつ

清霜を戦艦にしてあげて!

このスレにも二番煎じの魔の手が…
しかもインパクトも勢いもないからグダグダ

毛羽毛現とかww

おまえオッサンやろww

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