夕立「ドーナツがないっぽい!」 (84)
このSSを読む前に
・キャラが狂暴化?しています
・暴力表現あり
・前回に続いて不定期更新
では 始めます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484318951
夕立「ない・・・ない・・・ないっぽい!」
夕立「ここに置いてた大事なドーナツがない!」
白露「一番先に帰ってきましたー!って夕立、何でムンクの叫びみたいな顔してるの?」
夕立「ここに置いてたドーナツ知らないっぽい?」
村雨「ううん、知らないけど・・・」
夕立「ちょっと聞き込みしに行ってくるっぽい!」バタン
白露「大事なドーナツだったのかな?」
春雨「たしか由良さんに貰ったものだと思います」
村雨「あー夕立、由良さんのこと好きだからねー」
春雨「何も起こらないといいですけど・・・」
――――――執務室
山風「えっと・・・えっと・・」オロオロ
古鷹「これはここの列ですよ」
山風「あっ・・・ありがと・・」
提督「山風、場所が分からないときは聞いた方が良いよ」
古鷹「聞いても怒らないから安心してくださいね」
山風「ごめん・・・なさい・・」
提督(やばい かわいい 頭撫でたい)
提督(執務室に天使が二人もいて顔がふにゃけそうだ・・)
古鷹「提督」
提督「大丈夫だ 問題ない」キリッ
古鷹「?」
ガチャ
夕立「てーとくさん!一つ聞いて良いっぽい?」
提督「産業で」
夕立「ドーナツ
行方不明
犯人探し」
提督「把握 いやぁ、知らないなぁ・・」
古鷹「夕立ちゃんが食べたんじゃないんですか?」
夕立「それはないっぽい・・・由良さんに貰ってから開けてなくてテーブルの上にずっと置いてて出撃から帰ってきたらなかったっぽい・・」
夕立「出撃から帰ってきたら食べようと思ってたのに・・・」
夕立「というわけで犯人を捜してるっぽい!」
山風「ドーナツ・・・あっ・・」
夕立「山風知ってるっぽい?!」
提督「夕立、近づきすぎだよ。山風が怖がってる」
夕立「ぽいー(ササッ」
山風「えっと・・江風が部屋で・・・その箱を開けてた・・」
提督「あー・・江風が犯人かな?」
夕立「許せないっぽい!江風を探しに行くっぽい!」プンプン
提督「江風なら川内に会いに行ったよ、部屋にいるんじゃないかな?」
夕立「了解!(ダッ」
古鷹「夕立ちゃん、怒ってましたね・・」
山風「・・・・・」
提督「まぁドーナツ好きだし怒るのも分かるけど・・・静かに事を終わらせてほしいなぁ」
―――――廊下
江風「ふー。今日の夜に川内さんと特訓の約束もしたし、部屋に戻って仮眠でもするかなー」
夕立「キョロキョロ」
江風「お、あれは夕立の姉貴じゃん!おーい姉貴!」
夕立「! 江風・・・・少しお話でもしないかしら?」
江風「ン、良いぜー。・・・って手に持ってるシャベルは何だい?」
夕立「フンッ!」ブン
江風「おわわ!危ないっての!落ち着けって!話しするんじゃないのか?」
夕立「フンッ!」ブン
江風「ちぃっ・・よくわからないけど逃げるしかないか・・!」
―――――食堂
江風「しかし・・・何であんなに怒ってるんだ?」
夕立「江風、大人しくしてもらえない?」
夕立「そうすれば痛い目に合わずに済むわよ」ドンガラガシャーン
江風(テーブルが粉々・・殺す気満々じゃねーか・・)
夕立「あああ!もう!食堂のテーブルが壊れたじゃない?どうしてくれるの?」
江風「姉貴が勝手に壊したんだろー!」ガチャ
江風「ヤバイヤバイ!捕まったら間違いなく殺される!」
ドゴーン
江風「!?壁が崩れた!?」
夕立「・・・・・(コキッ)」
江風(ああ神さま、どうかこの江風を助けてください・・)
江風「とにかく逃げるしかない!」
数分後...
提督「大きな音が鳴って駆けつけてみたらテーブルが・・・」
古鷹「提督、これってもしかして夕立ちゃんが・・?」
提督「ははは・・・まさかね?食べられたぐらいでこんなに暴れることはないと思うよ・・」
雪風「しれぇ!新しい通り道を見つけました!」
提督「やぁ雪風。って、通り道・・・?」
ガラッ
提督「なんじゃこりゃー!?」
山風「か・・壁が・・・崩れてる・・」
提督「地震が起こったわけでもないし・・・夕立そんなに怒ってるのかな・・・?」
時津風「夕立ならシャベル持って江風追いかけてたよー」
提督(殺す気満々だ・・・)
提督「これはちょっとやばいよ・・・すぐさま夕立を止めないと。古鷹!ついてきてくれ!」
古鷹「はい!」
雪風「雪風達も!」
時津風「いくよー!」
提督「山風、危険だから部屋に戻ってて。もし夕立が来そうな気配を感じたら隠れること」
山風「あっ・・えっと・・う・・・うん・・わかった・・」
すいません 今日はここまでにします
また今日ぐらいにいくつか投稿します
―――――秋雲の部屋
秋雲「さーて、あと少しで原稿の完成だよー!漣、手伝ってくれてありがとねー!」
漣「どういたしましてー!その代わり報酬は忘れてないですよね?」
秋雲「もちろんさぁ!間宮特製パフェ券をあげるよー!」
漣「あざーっす!」
江風「ゴメン!ちょっと邪魔させてもらうよ!」
秋雲「?」ドゴーン
夕立「江風、おにごっこは終わりにしましょ」
江風「好きでおにごっこやってるわけじゃないンだよ! 落ち着けって!」
夕立「フンッ!」ガシャーン
秋雲「あっ!待ってそっちは・・」
夕立「はぁ!」ドガシャーン
秋雲「」
江風「ちぃっ!ここも危ないな・・秋雲!悪い!邪魔したな!」ガチャ
夕立「逃がさないよ!」ダッ
秋雲「・・・」
漣「・・・・あのー?秋雲先生?」
秋雲「わての・・・わての原稿が・・・・」
漣(原稿が台無しになってあまりのショックにキャラが変わってる・・・)
―――――廊下
夕立「・・・・・(キョロキョロ)」
夕立「どこにいったのかしら・・・逃げ足は速いんだから・・・」
―――――第四区駆逐隊の部屋
舞風「~~♪(クルッ クルッ スタッ」
萩風「あ、舞風。それ新しい振り付け?」
舞風「そうだよー!中々いいでしょ?」
嵐「かといって部屋で踊るなよ・・・隣にも迷惑だし」
ガチャ
夕立「・・・・・・」
舞風「あ!夕立ちゃん!見てみて!新しいダンスのふりt」
夕立「江風見なかった?」
舞風「へ?」
夕立「江 風 見 な か っ た ?」
舞風「ゆ、夕立さん・・?語尾にぽいがないですけどどうかしましたか・・・?」
嵐「おい夕立、少し落ち着けって。つーか何でシャベル持ってるんだよ」
夕立「いいでしょ?別に」
嵐「あっ はい」
野分「・・・・江風さんなら中庭に降りて行きましたよ。すごく慌てていましたが・・・」
夕立「中庭・・・ありがとう」バタン
カチャ・・・
嵐「・・・・・・(コクッ」
野分「コクッ」
萩風「もう大丈夫だよ 江風」
江風「ぷはーっ!マジで怖かったぁ・・」
舞風「すごい怖かったなぁ・・・夕立ちゃんがあんな顔するの初めて見た・・・」
嵐「江風、お前何かやらかしたんじゃないのか?」
江風「ンなことしてないって!姉貴を怒らせることなんてやってないし・・」
野分「でもあんなに怒ってるには何か深い訳がありそうです」
嵐「ゆるせないっぽいー!(プンプン」
嵐「怒ったとしてもこれだしなぁ」
萩風「嵐・・それって夕立ちゃんの真似?可愛かったよ」
嵐「か///可愛いとか言うなよな!//真似しただけだし」
舞風「レコーダーに記録しておけばよかったなぁ」
嵐「録るなよ!」
江風「しかし、あんな様子じゃ気が静まるのは時間がかかりそうだしここに居させてもらおうかな」
江風「というわけで姉貴が静まるまで・・って何でそんな顔してるんだ?後ろに何かいるのか?(クルッ」
夕立「」
江風「」
ガシャーン!
江風「うわ!あぶねぇ!」
夕立「匿ってもらおうとしても無駄だよ。さぁ、大人しく捕まって」
江風「やだよ!話し合おうぜ!な?!」
夕立「フンッ!」ドンガラガッシャーン
江風「本日2回目のテーブル粉砕・・・」
舞風「ああああああ!せっかく遠征で貯めたコインで買った大事なテーブルがぁ・・・!」
江風「お邪魔しましたー!(ダッ」
いったん外出しますので中段します
続きは夕方ぐらいかな?
提督「大きな物音が聞こえたからまさかと思ったけど・・・」
舞風「提督ー!テーブルが壊されたよぉー!」
提督「あー・・・あとで届け出出しておいて・・・」
嵐「でも夕立があんなに怒るって何があったんだ司令?」
古鷹「恐らくですけど、由良さんからもらったドーナツを江風ちゃんが食べてしまったからかと・・」
野分「それなら納得できますが・・・怒りの表情がとてつもなく凄かったです」
雪風「みなさん怪我がなくてよかったです!」
時津風「部屋の状況はすごいけどねー」
萩風「司令!由良さんなら夕立ちゃんを止めれると思います!由良さんは今どこに?!」
提督「遠征に向かわせてるから・・・帰ってくるのは夕方ぐらいだね」
古鷹「それまでに夕立ちゃんを見つけて被害を抑えないと!」
提督「そうだね!よし!行くよみんな!嵐たちは部屋の片づけしながら待機しててね!」
嵐「了解!」
舞風「テーブルゥ・・(シクシク」
野分「後で届け出を書きましょう。舞風」
瑞鳳「できた!特製の出汁で作った卵焼き!」
瑞鳳「これ作るのに結構時間かかったのよねー」
瑞鳳「後はこれを・・提督に食べてもらうだけ!そして・・」
-------
提督「とても美味い卵焼きじゃないか!瑞鳳!今日から君がNo.1だ!」
古鷹「悔しいですけどあなたが最も良いパートナーだと思います!提督と幸せになってください!」
瑞鳳「ありがとう!みんな!」
リンゴーンリンゴーン
-------
瑞鳳「きゃー!//」
瑞鳳「というわけで!さっそく食べてもらわなきゃ!」ガチャ
夕立「江風!待つのよ!」
江風「だったらそれ置いてくれよ!」
瑞鳳「えっ?何?」
江風「わわっと・・!すんません!」
瑞鳳「きゃっ!」ドン
ぶつかった衝撃で卵焼きは空高く宙を舞っていた 瑞鳳はこの時危険を察知した
卵焼きを元の姿勢かつ優しく乗せないと崩れてしまうことを
瑞鳳「ダメ!そんなことには絶対させない!」ダッ
走る瑞鳳 回転しながら落ちる卵焼き
地面に落ちる その寸前で瑞鳳は滑り込む
瑞鳳「間に合って・・・!」
ズサー
瑞鳳「・・・・・(チラッ」
瑞鳳の視線の先に見えたのは皿の上に綺麗な形を保ったままの卵焼きがあった
その瞬間瑞鳳は皿を片手にグッと拳を握った
瑞鳳「――――ッ!」
言葉は出なかったが瑞鳳は心の中で歓喜していた
そして胸がでかくなくてよかったと思い、喜びと悲しみが混じった涙を流しながら瑞鳳は静かに拳を天に掲げていた
龍鳳「瑞鳳さん、一人で何をしてるんですか?」
瑞鳳「はっ!」
―――――――工廠
明石「はい!連装砲ちゃんの修理が終わったよ!」
島風「明石さん!ありがとー!」
明石「天津風ちゃんには連装砲くんね、はい!」
天津風「いつもありがとう」
明石「修理のついでに砲塔の方も簡単に曲がらないように強化もしておいたからね」
島風「わーい!よかったね連装砲ちゃん!」
連装砲ちゃん「♪」
ガチャ
江風「ハァ、ハァ、明石さん!ここで隠れさせてくれ!」
明石「え?え?どういうこと?」
ドガシャーン
夕立「・・・・・(コキッコキッ」
夕立「この部屋に入ったはずなんだけど・・(スタスタ」
天津風「ちょっと、これどういうことよ?(ヒソヒソ」
島風「夕立ちゃん、壁壊して入ってきたね(ヒソヒソ」
明石「江風さん、これっていったい・・・・(ヒソヒソ」
江風「実は江風にもわからねぇンだ・・夕立の姉貴に何もしてないのに・・(ヒソヒソ」
天津風「何もしてないのなら無実を証明するしかないわ。江風、行ってきなさいよ!(ヒソヒソ」
江風「いやー・・それが・・・」
夕立「Uhhhhhh!Yeah!」ガシャーン
夕立「Ahhh!」バゴーン
江風「あれで、説得できると思うかい?」
天津風「まともに行ったら死んじゃうわね・・」
島風「それよりもあのままでいいの?工廠の部屋が滅茶苦茶になるよ」
明石「それだけはやめて!!」
とりあえず今日はここまで
家族が熱出してやばいです
外人の叫び声って表現難しいですよね
>>26
ジョジョ的描写が役にたつと思うよー
uryyyyyyyyy!
夕立「!(ピクッ」
江風「明石さん!静かにして!」
明石「あ、そうだった・・でも少しでも落ち着かせないと私たちも危険です」
明石「というわけで、はいこれ」
江風「これは・・・水風船?」
明石「これはただの水風船ではなくて、気持ちを落ち着かせる成分が入ってる特殊な水です」
天津風「どうしてこんなもの作ったの?」
明石「海外艦同士での喧嘩が多いから提督が何か落ち着かせるものを作ってとお願いされまして」
明石「できあがったのがこれ! 水風船!」
江風「これならいけるぜ!よし!」
天津風「でも真っ向からじゃあ当てるのは難しいわよ?」
島風「私が囮になって注意逸らすからその隙に当てて!いくよ!」
江風「おう!」
夕立「さては部屋から逃げ出したのかしら・・・(キョロキョロ」
ガタン
島風「こっちだよ夕立ちゃん!おっそーい!」
夕立「!」クルッ
江風(今だ!)
ヒュッ バシャ
夕立「! 冷たい・・!」
江風「よし!もっとだ!」
ヒュッ ヒュッ バシャ
夕立「うぅぅ・・・」
江風「よし、効いてるぜ!この調子なら!」
ヒュッ ヒュッ バシャ
夕立「・・・・・・・」
天津風「動きが止まった・・・」
江風「ふぅ・・・落ち着いたか?姉貴、少しは江風の話を聞いてくれよ」
夕立「江風・・?」
江風「何もしてないのに姉貴が怒る理由って何」
夕立「そんな物で私を倒せると思ってるのかしら?(スタスタスタ」
江風「全然効いてねぇ!」
夕立「はぁああ・・・・らぁ!」
江風「やっべ!逃げろ!」
ドガシャーン
明石「ああああああああああああああああ!!開発途中の主砲がぁあああああ!」
江風「お邪魔しましたー!」
夕立「逃がさない!」
島風「全然効果なかったね・・・」
天津風「明石・・・」
明石「フフ・・・フフフ・・・」
天津風「わ、笑ってるわ・・」
明石「こうなったら最終手段を取るしかないわね。まずはあの娘を呼ばなきゃね」
天津風「何をするつもりなのかしら?」
島風「私にもわからないよ」
―――――廊下
初月「時雨、演習に付き合ってくれてありがとう」
時雨「別に構わないよ。僕もちょうど暇だったし」
時雨「それよりも、提督から貰ったプリンがあるんだ。一緒にどうかな?」
初月「貰ってもいいのか?」
時雨「うん。4個もあるし、残りは初月のお姉さんたちにあげるよ」
初月「時雨・・君って奴は・・」
時雨「じゃあ食堂の厨房にある冷蔵庫に置いて・・・」
初月「どうした時雨?」
時雨「あれって・・・江風と夕立かな?」
初月「一体何だろう?江風が夕立に追いかけられてるが・・」
時雨「あれはおそらく江風が夕立のおやつを食べたに違いないね、いつもあんな感じだよ」
初月「いつも通りってことか・・」
時雨「うん。じゃあ食堂に行こうか」
―――――食堂
時雨「食堂のテーブルが壊れてたり壁に穴が開いてたのは何だろう・・」
初月「もしかして、戦艦同士で喧嘩があったのか?」
時雨「後で提督に報告しておかないとね」パカッ
時雨「えっ・・・?!プリンが・・・・ない!」
初月「なんだって?!貰ったのはいつだ?」
時雨「貰ったのは昨日の夜だからそんな月日は経ってないはずだけど・・・」
初月「誰かが食べてしまったということか・・・」
ガチャ
阿武隈「えっ!やだ!テーブルが壊れてるんですけどぉ!」
時雨「この声は・・阿武隈さんかな?」
阿武隈「壁にも穴が・・・って時雨ちゃんに初月ちゃん、どうしたんですか?」
初月「実は、時雨が提督からもらったプリンが4個なくなってるんだ」
阿武隈「プリン?あっ・・そういえば・・・」
--------
阿武隈「もぉお!江風さん!!あたしの指示に従って動いてください!(バンッ」
江風「ちゃンと指示聞いてますよー。でも先手必勝って言うだろ?(モグモグ」
阿武隈「だからと言って一人で勝手に先に行くのは駄目です!」
阿武隈「次の出撃はしっっっっかりと見張っておきますからね!」
江風「ヘイヘイ、ふぅーごっそさン!」
阿武隈(本当に分かってるのかなぁ・・・)
------
阿武隈「あの時食べてたのがプリンだったけどそれかなぁ・・?」
時雨「・・・・・」
初月「・・・・・」
阿武隈「あ、あのー・・・二人とも・・?」
時雨「初月、もう少し僕と運動に付き合ってくれないかな?」
初月「もちろんだ時雨。僕もちょうど汗をかきたかったんだ」
時雨「よし、じゃあ行こうか」
初月「ああ」
ガチャ
阿武隈「・・・・・大変なことになりそう」
今日はここまでにします
ちょっと家庭内でインフルエンザを患った人がいるので部屋の隔離などをしていたので
更新等は遅れてしまいました すいません・・・
>>28
ありがとうございます 後ほど使わせてもらいます
――――――廊下
タッタッタッ
江風「ハァ、ハァ」
江風「明石さんには申し訳ないことしたなー・・後で謝っておこう・・」
ドンッ
江風「おわっ!いてて・・・」
川内「あれ?江風じゃん?どうしたの?」
神通「廊下で走っては駄目ですよ?」
江風「あ、すンません!ちょっと急いでたわけで・・・」
川内「あっ!そうか!早く夜戦がしたくて私に会いに来たんだね!」
江風「いや、そういうわけじゃ・・」
ガシャーン
夕立「KA.WA.KA.ZE・・・」
江風「うわぁあ!何物騒な物もってるのさ!そういうのは格闘ゲームだけにしてくれよ!」
那珂「江風ちゃん!これってどういうことなの?!」
江風「これはえーと・・その・・・あああ!話してる時間がない!」
川内「ふーん・・なるほど・・・江風、ここは私たちに任せて!」
江風「川内さん・・・」
神通「夕立さんの顔からして、平和に解決できそうにもありません」
神通「あなたは逃げて、早く」
江風「で、でも・・・」
川内「心配しないでって!私たちは華の二水戦!どうってことないよ!」
江風「わかりました・・・じゃあお願いします!(ダッ」
夕立「そこをどいて、江風が逃げちゃうじゃない」
川内「だったら私たちの相手してくれない?」
神通「江風さんを守るため、あなたには少し眠ってもらいます」
那珂「夕立ちゃん!鎮守府をめちゃくちゃにしちゃだめなんだよ!」
夕立「・・・だったらあたしも江風を捕まえるため、力づくでも通らせてもらうわ」
川内「できるものならやってみなよ!」
――――――数分後 廊下
雪風「しれぇ!鎮守府がまるで蟻の巣みたいです!(ヒョコ」
時津風「これだったら移動が便利だねー(ヒョコ」
提督「これ以上穴が開くのは嫌だ・・修理費用が高いんだよ・・・(キリキリ」
古鷹「提督・・・胃薬飲みますか?」
提督「ありがとう古鷹・・ん?あれって・・・」
古鷹「川内さん達です!」
提督「三人とも!どうしたの?!」
那珂「提督!江風ちゃんを逃がして夕立ちゃんに迎撃したんだけど・・・」
川内「あまりにも強すぎて、太刀打ちできなかったんだ・・それに神通が・・」
神通「うぅ・・・」
提督「怪我してるじゃないか・・・!しっかりして!神通!」
神通「すみません・・・・提・・督・・」
神通「江風さんを・・・鎮守府を・・・」
提督「わかっている・・・・何も心配はいらない・・」
神通「私が・・もう少し・・粘っていれば・・」
提督「それ以上言うな!・・・二人とも、神通を入渠させてあげて、いける?」
川内「うん・・幸いこっちは軽傷で済んだしなんとかね・・」
那珂「提督はこれからどうするの?」
提督「引き続き夕立を追って落ち着かせようと思う、夕方には由良が帰ってくるからそれまでの時間稼ぎもね」
川内「そっか・・・由良なら・・・」
神通「すみません・・・提督・・・」
提督「大丈夫、早く君は入渠へ。行くよ!3人とも!」
古鷹・雪風・時津風「はい!!(ラジャー!」
―――――廊下
江風「ハァ、ハァ。川内さん達が足止めしてくれたから距離に余裕ができたな」
江風「後はどこか安全な場所に隠れてほとぼりが冷めるまで待つしかないか・・」
ドゴーン
江風「!? 天井が?!」
夕立「・・・・・そこにいたのね」
江風「床を突き破るなんて滅茶苦茶だよもう!(ダッ」
???「江風さん!こっちです!」
江風「? この先の曲がり角からだな・・」
江風に似たロボット「」
江風「」
江風「なんじゃこりゃー!? よくみたら江風そっくりだし!」
明石「江風さん私です!明石です!」
江風「明石さん!ということは工廠から無線で話してるのか!」
明石「うん!夕立さんをあのままにしては危険なので少しでも被害を抑えようと作ったのがこのロボットなんです!」
夕張「私も協力したのよ!後で感想聞かせてね!」
江風「でも何か可愛らしいというか・・・」
明石「モデルは天才科学者が発明したロボットなんです!その名も・・」
明石「K.SHIRATSUYU KAWAKAZE!」ババーン!
K.SHIRATSUYU KAWAKAZE(以下KAWAKAZE)「カイシラツユガタクチクカン カワカゼ!デルゼ!」
江風「喋った!すげえ!」
夕立「そろそろ諦めて 江風」
江風「!? やばい!感心してる場合じゃない!姉貴が来た!」
夕張「江風ちゃん!ここは私たちに任せて逃げて!」
KAWAKAZE「ミンナヲマモル!」
江風「すンません!お願いします!」
明石「こっちにおいで夕立さん・・・そうそう・・」
明石「さぁ、初めての実践よ!撃て!(ポチ」
ズダダダダ
夕立「うっ・・小癪な・・・!」
天津風「ちょっと?!これって実弾じゃないの?!」
明石「今撃ってるのは実弾ではなく、プラスチックで作った球を使用してるのよ」
明石「大丈夫、従来のBB弾よりすこーし柔らかくしてあるので痛くはありません」
島風「でもこれだけで足止めできるの?」
夕張「まだまだ!それ!」
シュー
夕立「!・・・目が・・!」
夕張「この催涙ガスで動きを止めて・・・・次はこれよ!」
ブワッ
夕立「何この網・・・!?重い・・!」
明石「特製の網よ!おもりも何個か入ってるからそう簡単にはどかせないわよ!」
天津風「すごい・・・あの夕立を抑えてる・・」
島風「ねぇねぇ!次は連装砲ちゃんのも作ってよ!」
明石「ふふっ!考えておくね!」
夕立「・・・・・GAAAAAAAAAAAAAAA!!」
ブン ドゴォ
夕立「フー・・・」
夕張「えっと・・・もしかして・・網をどかされた・・・?」
明石「まずい!早く射撃をして・・」
カチッカチッ
明石「嘘!?ジャムってるー?!」
夕立「はぁぁあああ・・・・・らぁああああ!」
KAWAKAZE「マモレナカッタ・・・」
ドガシャーン!
夕立「所詮木偶ね・・・・時間を喰ってしまったわ(スタスタ」
―――――工廠
ザー・・・
夕張「まさかこのロボットまでやられてしまうなんて・・」
島風「明石、大丈夫?」
明石「う・・・う・・・」
明石「うわあああああん!!壊れちゃったよおお!」
天津風「ちょっと!子供みたいに泣かないでよ!」
ここまでにします
阿武隈が時雨と初月をちゃん付けにしてて江風をさん付けしてる場面がありましたが
阿武隈が説教してる時はさん付けするという設定ということでお願いします OK?
時津風「しれぇ!見て見て!床に穴が開いてるよー!これなら降りる時に階段使わなくて便利だね!」
雪風「でも着地した時が危ないです!クッションとか敷かないと怪我をします!」
提督「子供っていいなぁ、あんな考えができて・・(虚ろ目」
古鷹「提督、逃避しないで!大丈夫です!(バシン」
提督「ハッ!そうだ!夕立を探さないと!」
ウェエエエエエエエン
時津風「しれぇー誰か泣いてる声がするよ?」
提督「もしかしたら夕立が暴れて被害が出た娘かもしれない!急ぐよ!」
提督「大丈夫?!・・・って何この破片の散らばり」
明石「うぇえええええん!」
天津風「実は明石と夕張が作ったロボットで江風を守ろうとしたんだけど・・」
夕張「夕立ちゃんに壊されちゃって、今残骸を集めてるところなの」
古鷹「明石さんが泣いてるのも・・・」
天津風「このロボットを潰されたからよ」
提督「ロボット・・・?」
島風「江風ちゃんにそっくりなロボットなんだってー」
提督「・・・・・・」
提督「夕張、これ作るのにどれくらい使用したの?」
夕張「えっと・・・資源ALL7000・・・」
提督「」
古鷹「て、提督・・?」
提督「この悪夢からさっさと出せ!」バゴーン
夕張「ああ!せっかく集めた破片が!」
すいません 今日はここまでにします・・・
インフルエンザになってしまい更新も滞るかも知れないです
山風に看病されたい・・・
???「提督?何をされてるのですか?」
提督「この声は・・・初霜!」
初霜「あ、遠征部隊!ただいま帰還しました!」
提督「初霜が帰ってきたってことは・・由良もいるね!」
由良「提督さん、どうしたの?それに・・鎮守府が大変な事になってるけど・・」
古鷹「それは私の方から説明します」
数分後.... \ピャン!/
由良「つまり夕立ちゃんのドーナツを食べられたから怒ってるってことでいいの?」
提督「怒ってると言うか完全に殺意持ってるけどね」
初霜「それと明石さんが泣いてるのは・・?」
時津風「ロボットを潰されたからだよー」
明石「うわああああん!」
天津風「いい加減に泣き止みなさいよ!」
雪風「また良いのが作れますよ!明石さん!」ナデナデ
由良「それで、夕立ちゃんは今どこに?」
明石「グスッ・・実は江風さんの服に発信機を付けておいたんです・・」
提督「発信機?」
明石「はい・・・万が一のために・・・」
由良「ということは江風ちゃんの後ろに夕立ちゃんがいるってこと?」
古鷹「なら、江風ちゃんの場所を把握して先回りした方が良いですね」
提督「そうだね。それと・・」カキカキ
提督「時津風 雪風 天津風 島風、ここに書いてある人たちを手分けして集めてくれないかな?」
提督「明石はその集めた人たちを発信機で江風の居場所を教えて先回りするようにしてほしい」
明石「はい・・グスッ・・・」
提督「古鷹と由良は僕は招集した人たちが江風と合流するまで待機」
古鷹・由良「はい!」
初霜「残った私たちは破片を集めておきますね」
提督「うん。それじゃあみんな!頼んだよ!」
一同「おー!」
江風「あのロボット・・・どこまで耐えてるのかな・・」
江風「もし壊れてなかったらあのロボット欲しいなぁ・・・」
江風「その前に生き残らないとだめだな」
江風「というか疲れた・・・ちょっと休憩・・・」
グイッ
江風「何だ!?って、んむっ!」ボヨン
Iowa「Hi!カワカゼ!How are you?」
江風「えっと・・・アイムファインセンキュー・・」
Iowa「Good!元気でなによりね!(ギューッ」
江風(む・・・胸で苦しい・・!)
江風「Iowaさん!苦しい苦しい!」
Iowa「Oh」
武蔵「江風、無事だったか」
ビスマルク「大変なことになってるそうね」
江風「戦艦が・・5人もいる・・」
陸奥「提督からの伝言で夕立ちゃんを抑えてくれって言われたの」
夕立「江風!どこにいったの!出ておいで!」
江風「来た!ということはあのロボットも・・」
榛名「江風さんはこちらから逃げて、あとは榛名たちに任せてください!」
江風「・・・・っ!みなさんすんません!助かります!」ダッ
ビスマルク「私、一度は夕立と戦ってみたかったのよね」
武蔵「フッ・・・私もだ。ソロモンの狂犬というものを見せてもらおうか」
Iowa「というわけで、Come on!」バンッ
夕立「URYYYYYYYYYYYYY!!」ギュイーン E ダブルチェーンソー
戦艦達「」
ビスマルク「・・・ねぇ武蔵。夕立ってあんなの持ってたかしら?」
武蔵「私に聞くな」
Iowa「Oh! It's a great weapon!ワクワクしてきたわね!」キラキラ
ビスマルク「楽しめるわけないじゃない!」
榛名「みなさん!言い争ってる場合ではありません!」
陸奥「来るわ!」
提督「明石の情報によると、江風は戦艦達と合流して無事に逃げれたらしい」
古鷹「私たちも行きましょう!」
由良「夕立ちゃん・・待ってて・・」
提督「たしかこの先の部屋だったはず・・」
ガシャーン ドゴーン
提督「!? どうやら戦闘中のようだね!」
古鷹「提督!あれ!」
提督「あれは・・・陸奥と榛名!」
榛名「提督!陸奥さんが・・」
陸奥「ごめんなさい・・肩を怪我してしまったわ・・」
提督「酷い・・・今すぐ治療しないと・・後の三人は?!」
陸奥「あの部屋の中にいるわ・・・」
提督「わかった!部屋の中にいるんだね!」
―――――娯楽室
夕立「ッシャアアアアア!」ギュイーン
武蔵「ちぃっ!中々手ごわいな!」
ビスマルク「上からくるわ!気を付けて!」
夕立「ヴェアアアアアア!」ギュイーン ドゴーン
Iowa「Let's Rock!Baby!」ガシッ
夕立「くっ!離せぇ!」ブン
Iowa「Ouch!やってくれたわね・・・!」
提督「戦艦達でさえも苦戦するのか・・一体どうしたんだ・・?」
古鷹「これじゃあまともに近づくこともできません!」
由良「夕立ちゃん・・・・どうしたの・・?」
夕立「Yeahhhhhh!」ギュイーン
提督「しかし両端にチェーンソー付けるとか夕立も器用なんだね」
古鷹「感心してる場合ですか?!」
由良「何とかして近づいて説得したいけど・・」
ヒュッ バシャ
夕立「冷たい・・・!どこから?!」
ヒュッ バシャッ バシャッ
天津風「まだまだいくわよ!」
島風「水風船!いっちゃってー!」
雪風「鎮守府をお守りします!」
時津風「さぁ!投げるよ!」
バシャッ バシャッ
夕立「うぅ・・」
明石「由良さん!夕立ちゃんが大人しくしてる間に説得を!」
由良「・・・!」ダッ
由良「夕立ちゃん!私よ、由良よ!」
由良「ドーナツを食べられたからって怒るのはわかるけど、こんなことしては駄目!」
由良「他の艦娘も怪我してるし、これ以上暴れちゃダメ!」バシッ
夕立「あ・・う・・・」
由良「わかってくれたのならそんな物騒な物置いてみんなにごめんなさいしよ?ね?」
夕立「・・・・・」
由良「その後でまたドーナツ持って帰ってきたし、仲良く食べよ?」
夕立「・・・・・」
夕立「ぽ・・・・い・・・・・」
由良「! 夕立ちゃん!正気に戻ったの?!」
夕立「・・・・・」
夕立「!(キッ)」
夕立「うあああああああああ!!」ギュイーン
武蔵「また振りかぶってきたぞ!」
提督「早く水風船を!」
時津風「しれぇー!もうないよー!」
提督「・・・・ッ!由良!」ダッ
古鷹「提督?!」
由良「・・・・・!」
夕立「・・・・・・」
ガシャン
由良「・・・・・?」
ドサッ
由良「夕立ちゃん・・?夕立ちゃん!」
ビスマルク「ど、どうなったの・・?」
夕立「スー・・・スー・・・」
由良「寝てる・・」
武蔵「暴れ疲れて眠ったのか・・全く・・」ハァ
提督「しかしさっきまで暴れてた顔とは大違いだね」
Iowa「Very cute!」
由良「フフッ。提督さん、夕立ちゃんをベッドまで連れて行ってもいいかな?」
提督「うん。とりあえずみんな医務室まで行こうか。怪我してる人がいたら肩を貸してもらって」
古鷹「武蔵さん、立てますか?」
武蔵「すまん・・・古鷹・・」
榛名「陸奥さん。榛名が肩をお貸しします」
陸奥「ええ・・ありがと・・」
今日はここまでにします
インフルエンザも完治しそうなので明日には完成できるかな?
夕立「うーん・・・ここは・・?」
ビクッ
夕立「みんな、どうしてそんなに怖がってるっぽい?」
天津風「! 語尾にぽいが!」
古鷹「これは暴走状態ではないことでいいんでしょうか・・?」
提督「恐らくね・・・」
ビスマルク「しかし、また暴れだしたら大変よ・・」
夕立「? 夕立、何か悪いことしたっぽい?」
島風「え?夕立ちゃん覚えてないの?」
夕立「まったく・・・てーとくさんに江風探しに行くって言ってからその先は覚えてないっぽい・・」
提督「じゃあその前の記憶とか覚えてる?」
夕立「たしか部屋でドーナツ食べようとして箱が空だったからてーとくさんに聞きに行こうとして・・」
古鷹「その前の事も覚えてますか?」
夕立「その前・・・そういえばザラさんに借りてた本を返そうと思って・・」
------------
夕立「ザラさーん!本を返しにきたっぽいー!」
ポーラ「ザラ姉さまはいませんよ~外出中で~す」
夕立「昼間からお酒飲んでる・・・あいかわらずっぽい」
ポーラ「それで用件は何でしょう~?出撃ですか~?飲み会ですか~?」
夕立「えっと・・この本をザラさんに返してほしいっぽい!」
ポーラ「ほぉ・・わかりました~。渡しておきます~」
ポーラ「あ、そうだ!夕立さん、ジュース飲みたいですか~?」
夕立「くれるっぽい?!欲しいっぽい!」
ポーラ「ちょっと待ってくださいね~・・・はい、オレンジジュースです~」
夕立「いただきまーす!」
ポーラ「・・・・あ」
ポーラ(これこの前調整したお酒が入ってるジュースだった・・)
夕立「ごちそうさまでしたっぽいー!ポーラさんおねがいしまーす!」
ポーラ「は~い、渡しておきますねー」
バタン
ポーラ「・・・まぁ大丈夫そうだからいいか~」
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提督「・・・それだ」
武蔵「何?」
提督「ポーラの事だ。そのオレンジジュースはお酒に違いないよ」
時津風「そんな飲み物あるの?」
Iowa「May be..スクリュードライバーってやつね」
提督「ポーラの事だし割合も酒の方が高いに決まってる」
ビスマルク「暴れた原因は酒のせいってこと?」
提督「かもね」
夕立「うう・・・そういえば頭がフラフラするっぽい・・」
提督「まぁ話せるようだし、あとは江風でも呼んで話し合いさせようか」
トントン
???「失礼します」 ガチャ
提督「あれは・・海風!そして山風も?!」
海風「夕立姉さん、山風が話すことがありまして・・」
海風「さ、山風」
山風「うん・・夕立姉ぇ・・あのね・・」
山風「ドーナツ食べたの・・・あたし・・なんだ・・」
夕立「ぽい!?」
提督「ダニィ!?」
古鷹「で、でも江風さんが箱を開けてたって言ってましたよね?!」
山風「開けてたけど・・・ほんとはね・・」
―――――数時間前 白露型の部屋
山風「誰もいない・・・テーブルの上に箱みたいなのがあるけど何だろう・・(パカッ」
山風「ドーナツ・・誰のか知らないけど1個ぐらい食べてもいいかな・・」
パクッ
山風「おいしい・・!(キラキラ」
山風「あともう1個・・・あともう1個・・・」
山風「!! どうしよう・・!勢いで全部食べちゃった・・」
~~♪
山風「誰か来る・・・!蓋を閉めて隠れなきゃ・・」
ガチャ
江風「江風ただいま帰還だぜー♪お!いいもンあんじゃん!どれどれ・・」(パカッ
江風「ンだよー!空じゃんかー!仕方ない、食堂の冷蔵庫に何かあるか見てみるかー」
バタン
山風「・・・・」
古鷹「ということは山風ちゃんが全部食べてしまったというわけですか・・」
榛名「でもどうして黙っていたんですか?」
山風「・・・あの時に夕立姉ぇに言おうとしたんだけど・・すぐ出ていってしまって・・」
山風「その後・・テーブルが粉々に壊されてるのを見て・・怖くなって・・(グスッ」
夕立「・・・・・」
夕立「山風」
山風「?」
コツン
山風「ひっ・・痛い・・」
夕立「山風 勝手に食べてしまったのなら夕立に言ってくれなきゃだめっぽい!」
山風「うぅ・・・ごめんなさい・・」
夕立「・・・それで ドーナツはおいしかったっぽい?」
山風「え・・?・・うん・・おいしかった・・けど・・」
夕立「ならよかったっぽい!山風が喜んだのなら嬉しいっぽい!(ニコ」
陸奥「あらあら、夕立ちゃんも立派なお姉さんね」
夕立「夕立はお姉さんになるっぽい!(ナデナデ」
山風「頭撫でないで・・・」
夕立「うぅー・・・」
由良「ふふ・・二人とも。あとで一緒にドーナツ食べよっか?」
夕立「わーい!」
山風「あたしも・・良いの・・?」
由良「もちろん良いよ」
夕立「一緒に食べたらもっとおいしくなるっぽい!」
武蔵「フッ・・さっきまでの夕立とは大違いだな」
Iowa「オワリ良ければすべてよし!ね!」
提督「と、言いたいところだけどみなさん部屋から出てきてもらいたい」
提督「お分かり頂けただろうか」
ビスマルク「鎮守府が壊滅状態ね・・・」
雪風「鎮守府が壊れてもしれぇが無事なら雪風は嬉しいです!」
提督「雪風ぇ・・・!」
古鷹「修復するにもかなり時間がかかりそうですね」
夕立「ぽいー・・・」
明石「そんなわけで私の出番ですね!」
提督「何か案があるのかい?明石」
明石「出番だよ!妖精さん達!」
ガッテンダー! ヤッテヤンゼ!
マカセテマカセテー!
アタシニナオセナイモノナンテナイ!
時津風「妖精がたくさん出てきた!」
明石「この大工妖精さん達で鎮守府を直して見せます!」
テヤンデェ! キアイイレテイケー! オー!
提督「おお!これは頼もしい!」
明石「というわけで提督?ALL7000消費してしまったことは水に流して・・」
提督「ダメです」
明石「えぇー!」
海風「・・・(キョロキョロ」
海風「江風、どこに行ったのかしら・・?」
―――――――???
江風「だから!それは悪かったって言ってンじゃんかー!」
時雨「提督からもらったプリンを食べた罪は重いよ江風!(ブンッ」
江風「また危ないもの持ちやがって!一難去ってまた一難って奴かよ!」
江風「あ!初月!助けてくれよ!時雨の姉貴が」
初月「江風!成敗してくれる!(ブンブンッ」
江風「うぇええ?!こっちは日本刀かよ!」
初月「ちぃっ!流石川内の弟子と言ったところか・・!すばしっこいな!」
時雨「逃がさないよ!江風!」
初月「覚悟しろ!江風!」
江風「どうしてこんな目に合うんだよー!誰か助けて―!」
白露「どう考えてもこれって・・」
村雨「江風の自業自得よね」
春雨「はい・・・」
完
以上でこの話は終わりです
みなさんもお酒の飲みすぎや飲酒強要はほどほどに!
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