ぐだ男「……」

ロマニ「……」

ダヴィンチ「……」

マシュ「あの先輩、これは一体……」

ぐだ男「マシュ、バッチいから触っちゃいけない」

マシュ「えっ」

ロマニ(な、何て物を見つけてしまったんだぐだ男くん！)

ぐだ男(いや、ロマンが故人や冷凍中のマスターの荷物の整理しようって言い出したんじゃないか、俺は悪くねぇ！)

ダヴィンチ(どうするの、あれ……処分するにもレフの遺品だからあれが何かわかってないサーヴァント達が考察始めてるんだけど)

ロマニ「やめたげてよぉ！」

アルトリア「良くできた人形のようですが、これは一体何なのでしょうか」

ランスロット「あ、あの、王よ、よく解りませんが、多分ですが、これは余り重要な物ではないと思うのですが……」

アルトリア「いえ、ランスロット卿、これはカルデアを爆破した男の残していった物だというでは在りませんか、残していったのにもなにか意味があるはずです」

べディ[苦々しい表情]

ガウェイン[憂いを帯びた表情]

エミヤ[何とも言えない表情]

トリスタン「王は男の気持ちがわからない……」ﾎﾟﾛﾛﾝ

マリー「いったいナニに使うものなのでしょうか、ジャンヌはわかる？」

ジャンヌ「ななななななな、何がなんだかわかりませんね、わかりませんとも、ルーラーが知っているわけがないじゃないですかマリー！」

ジル「ジャンヌ……」

ジャンヌ「私はわかりませんが、きっと良からぬものでしょうからあっちでお茶でも飲みましょうか、私にはわからないのでっ！」

ジル「ジャンヌぅ……！」

デオン「さあさあマリー、紅茶の準備は出来ているよ、わからないジャンヌもこっちに来ようか」

ジャンヌ(ありがとうございますデオン、正直助かりました、いえ、私にはあれがなんなのかわかりませんが！)

デオン(うん、そうだねー、わからないねー)

天草[愉悦顔]

エドモン[気の毒そうな顔]

黒髭「マスタァッ！後学の為に拙者にくださ「令呪を以て命ずる、死ね！」」

フェルグス「マスタァッ！要らんならく「令呪以命死！」」

パラケルスス「マ「死ね！」」

ぐだ男「やっべ、令呪使いきった！」

清姫「ますたぁ」ぬっ

頼光「そういうことなら」すっ

ブリュンヒルデ「言ってくだされば」じりじり

静謐「役目を果たしますのに///」ぎゅっ

ロマニ「いつものメンバーが根本から勘違いしてる！？」

ぐだ男「タスケテ！」

ダヴィンチ「ていうか、レフ教授の自室は特に念入りに爆破されてて証拠もなにも残ってなかったんじゃないかな、どうしてこうなった！？」

ぐだ男「荷物の整理中にくっっっっっそ頑丈なケース見つけてもしかして危険物か？ってなってあけちゃったんだよ！キャスター陣総出で開けてもらったんだよ！」

ぐだ男「男性陣からは「あっ(察し」みたいな反応されて女性人からは侮蔑の視線向けられたわ！なんの罰ゲームだよ！」

ダヴィンチ「あ、そのケース多分私が作成したやつだね、大分前にレフから「大切な物を仕舞えるケース」の作成を依頼されてね、いやぁ、あの爆発でも無事だったとは、いい仕事したなぁっ！」

ぐだ男「ダヴィンチぁッ！」

マシュ「あっ、先輩、局部に隙間があります！」

ブーディカ「マシュ、駄目！」

マシュ「もしや、ここに何かを嵌めるのでは……？」

ぐだ男「マシュううううううう！！！！」

それから時間が経ちました。

？？？「その通りだとも、少しは鼻が利くようになったなカルデアよ」

？？？「７つ目の特異点を越えてきたその強運、今は素直に称賛させて貰うよ」

マシュ「貴方は……！」

ぐだ男「レフ・ライノール……うわぁ……」

ロマニ『うわぁ……』

ダヴィンチ『うわぁ……』

ーーー
ーー
ー

マシュ「……レフ教授、あなたが何故生きているのかは問いません、ですが、どうしても無視できない疑問があります」

レフ「私がいつから魔術王の手先になったか、かね？いいだろうなんでも答えてやろう！」

マシュ「貴方は何故オルガマリー所長にそっくりな人形を傷ひとつ着けずに残していったのですか？」

レフ「キキキキハハハハハハ！私は3000年前から既に魔術王の手先だったの、えっ」

ぐだ男「言った！さすがマシュ！」

ロマニ『僕たちが全力で目を反らしてたことを平然と本人に聞いた！』

ダヴィンチ『そこに痺れる、憧れるぅ！』

レフ「えっ、マリーにそっくり、人形、あっ()、ば、バカな、自室には念入りに爆弾を仕込んだはすでは！？」

ダヴィンチ『いやあ、天才的な力を遺憾無く発揮してしまってねえっ、いやあ、天才ですまないっ』(ヤケクソ

レフ「ダヴィンチぁッ！」

マシュ「もしや、レフ教授は所長を愛していたのではないのですか！？」

レフ「！！！！？！？？？！」

マシュ「クー・フーリンさんに聞きました、あの人形はまるで所長と瓜二つだったと」

レフ「ち、違う」

マシュ「ナイチンゲールさんは人形をみてよく殺菌消毒がなされていてとても大事に扱われているようだと言っていました」

レフ「違う違う違う！」

マシュ「何故かお二人とも終始目を合わせてくれませんでしたが、他にも色々な方に聞きに行って、そのどれもが人形が大切な物であることの裏付けになりました！」

レフ「だまれェ！！！」

バルバトス「フラウロス……記憶の共有で人形の事やナニをしていたのかを理解したが……うわぁ……」

フォルネウス「うわぁ……」


ハルファス「うわぁ……」

アモン「うわぁ……」

ナベリウス「うわぁ……」

サブナック「うわぁ……」

アンドロマリウス「うわぁ……」

ゲーティア「うわぁ……」

レフ「」

マシュ「さあ、答えてください、レフ教授！……教授？」

レフ「」

マシュ「死んでる……」

完