【安価】マシュ「ハッピー・クリスマス」【FGO】 (109)

―――カルデア、12月某日

マシュ「…~♪」ゴソゴソ

ぐだ子「よし、準備完了っと…しかし、まさか今年2回目のプレゼント配達をする事になるなんてね…」

マシュ「あの…今日はよろしくお願いします、先輩」

ぐだ子「ふふ、こっちは2年経験を積んだトナカイだよ?どーんと任せて、マシュ…いや、サンタさん」

マシュ「…はい!マシュ・キリエライト、本日限定特別サンタとして頑張ります!」

ぐだ子「(サンタコスもバッチリ…いやー、私の後輩可愛いなぁ)」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482650912

ぐだ子「…それにしても、マシュもサンタになってみたかったんだ?」

マシュ「え、えっと…そうですね、憧れがあったのは確かです。そこに、例のオルタサンタリリィさんの件でトナカイの先輩がなんでもしてくれると言ってきたので…」

ぐだ子「それなら自分もやってみたい、と」

マシュ「そういう事です…でも、適正はあると思うんですよ?ほら、私って騎乗スキルもありますし」

マシュ「…それに、この時期に先輩が独占されるのは、なんだか…」ゴニョゴニョ

ぐだ子「ん、どうかしたの?」

マシュ「い、いえ!なんでもありません!さぁ、サンタオルタさんから預かった手紙を読んでみましょう!」

ぐだ子「今日だけひみつ袋も貸して貰ったしね。さて、まずこの手紙は…>>4からだね」

※サーヴァントの名前をお願いします(アルトリア(青)、術クー・フーリン等、クラス別で書き込んでください)

フランちゃん(狂)

>>4 :フラン

マシュ「…あ、これはフランさんからですね」

ぐだ子「ほうほう、あの子も手紙出してたのか…よし、それじゃあ向かおうかサンタさん!」

マシュ「はい、初めてのプレゼント配達、全力でいきます…!」

>>7-8:フランと一緒にいるサーヴァント

アタランテ

>>7-8:アタランテ、エジソン

―――カルデア内の一室

エジソン「どうかねフランくん!この発明王の手にかかれば、今までの消費電力を抑えつつ効率を上げられる!交流にはとても出来ないことだぞぅ?」

フラン「…ウ、ゥ…」

エジソン「…む、まだ気になる?いや、しかしこれから更にとなると素材が…ああ待ちたまえ、そこのスイッチを切ってはいかん!」

マシュ「…賑やかですね、先輩…お邪魔になるのでは」

ぐだ子「あはは、気にしなくていーよ。他のサンタは絶対気にしないし…やっほー、メリークリスマス!」

フラン「ゥ…マス、ター…マ、シュ…?」

マシュ「あ…はい、メリークリスマスです、フランさん!」

アタランテ「おや、マスターだけではなく君も面白い格好をしているな、マシュ」

ぐだ子「あれ、アタランテもいたの?」

アタランテ「ああ、少し実験とやらに付き合ってみたのだが…やはり私には機械の類は向いていないらしい」

エジソン「うぅむ、惜しいな…彼女のサバイバル技術に合いそうな物を貸し出したが、しっくりこないようだな」

アタランテ「しかし、サンタか…ああ、聞いているとも。子供達を笑顔にする仕事だろう?…来年には私も呼んでくれ、頼むぞ?」

ぐだ子「はは、善処します…さて、それじゃあマシュ、お楽しみの…」

マシュ「はい、この場にいる方々にクリスマスプレゼントを!」

>>10-12:プレゼントの中身(上からフラン、アタランテ、エジソン)

↑訂正、ここから下3つ

水着

カリュドーンの皮

>>12-14

マシュ「はい、フランさんにはこれを!」

フラン「ウ…?」

ぐだ子「おお、水着だね!普段のドレスと似た配色でいい感じだよ!」

フラン「ァ…ウ…」

マシュ「大丈夫です、フランさん!今年は駄目でしたが、来年こそは一緒に海に行きましょう!」

ぐだ子「ま、機械の身体でもなんとかなると思うよ?ね、エジソン?」

エジソン「おっと、マスターに期待されてしまっては逃げられんな…任せたまえ!交流馬鹿どころか、バベッジくんにも負けぬ耐水法を考えておくとしよう!」

ぐだ子「(あ…これ後で発明大決戦が起きるな)」

マシュ「そしてアタランテさんには…これは?」

アタランテ「な…!?なぜコレがここに!?いや、確かに最近見当たらなかったのだが…!」

ぐだ子「んー、とりあえず実装予定は?」

アタランテ「ない、というかこれを使ってしまうと色々とな…」

ぐだ子「えー、私ワイルドなアタランテも見たいなー」

アタランテ「むぅ…汝の足が私より早くなったら、あるいは…だな」

マシュ「最後にエジソンさんですね…これです!」

エジソン「む、これは…電池か?しかし、この程度なら私の技術で簡単に…」

ぐだ子「いやいや、それは凄い秘宝だ!何しろ、あのヘラクレスがある地で聖杯を手にしてまで求めたのに、手に入れられなかった…らしいよ?」

エジソン「…マジで?」

ぐだ子「マジで」

エジソン「…ふむ、それならば、私の実験室で本格的に調べてみよう…ただの電池に見えるがなぁ…?」

マシュ「…先輩、何か無理やり言いくるめてるような気がするのですが…」ヒソヒソ

ぐだ子「その袋のプレゼントって当たり外れが大きいからね…出てきた物で喜ばせなきゃ…」ヒソヒソ

マシュ「それでは皆様、よい夜を…!」

フラン「ウ、ゥ…!!」ブンブン

ぐだ子「ふふ、フランがあんなに喜んで…初めての仕事は大成功だね!」

マシュ「ええ…それなら良かったです」ホッ

ぐだ子「よーし、それじゃあ次に向かおうか!夜は短いからね!」

マシュ「あ、はい!えっと、次のお手紙は…>>20さんですね!」

マルタ

>>20:マルタ

マシュ「これは…マルタさんの手紙ですね」

ぐだ子「おお、クリスマスの常連さんだね!」

マシュ「この前は荊軻さんや牛若丸さんと一緒に過ごされていたはずですが…」

ぐだ子「オルタサンタリリィに禁酒薬を飲まされて、今年は解散しちゃった筈だし…他の誰かといるのかな?」

マシュ「とにかく、向かってみましょう!サンタ、出撃です!」

下1~2、マルタと一緒にいるサーヴァント

メドゥーサ(ランサー)

>>22-23:メドゥーサ(成長期&完全体)

マルタ「…はい。とりあえず余り物で作ったスープだけど、どうぞ」

槍メドゥ「…ありがとうございます、マルタさん」

マルタ「…ほら、そこの貴女。早く食べないと冷めますよ?」

ゴルゴーン「…フン、私がそのような物を口にするとでも思ったか…」

マルタ「強がっちゃって…しかしアレよね。今まで大喰らいなサーヴァントは沢山見てきたけど…」

マルタ「…まさか、お腹の空きすぎで廊下で倒れるサーヴァントが出るとは思わなかったわ」

ゴルゴーン「…ぐっ…」グゥ~…

マルタ「本当、この子が引っ張って来なければどうなっていたことか…何、アヴェンジャーってそんなに燃費悪いの?」

槍メドゥ「…いえ、どうやら彼女は自分で食事量を制限しているようでして…」

マルタ「はあ…?まさか貴女、ダイエットでもしてるの?サーヴァントなんだから体型は変わらないでしょうに…」

ゴルゴーン「分かっている…!だが…だが、昔の自分のスタイルを見てしまうとどうにも…」

マルタ「あー、なんかメディアも言ってたわね、昔の自分の肌が憎いとかなんとか…ほら、ダイエットなんて無理は止めて食べなさい」ググッ

ゴルゴーン「う…要らぬ!とにかく、私は自分でこうしているのだ…只の英霊に指図される覚えは…」

ぐだ子「なら、マスターからの命令ならどうだい?」キュピーン

ゴルゴーン「…!き、貴様っ!いつここに…ムゴッ!?」

マシュ「先輩、突然駆け出して何が…これは!?」

マルタ「あ、マシュ…いや、マスターが突然ゴルゴーンの後ろに立ったと思ったら…」

槍メドゥ「…ターキーを、彼女の口に突っ込み始めました」ヒョイッ

ゴルゴーン「ぐ…貴様、止め…ああ、肉が、油が美味し…止めろっ!」モグモグ

ぐだ子「ほらほら、美味しいでしょう?サンタオルタ認定、病み付きターキーの味は?」ヒョイッ

ゴルゴーン「あ、あぁ…止めてくれ、これ以上は本当に…今までの努力が…」モグモグ

ぐだ子「このカルデアに呼ばれたのが運の尽きだよ!さあ、いっぱい食べて幸せになれぃ!」

ゴルゴーン「あ、あぁぁ…!」

ゴルゴーン「」ピクピク

ぐだ子「ふっ…また1人、無駄なダイエットを潰してしまった…」

マルタ「だからって無理矢理は良くないわよ…まあ、私もそうするつもりだったけど」

マシュ「…しかし、マスターにここまでの食事へのこだわりがあるなんて知りませんでした」

ぐだ子「ほら、あれだよ。いっぱい食べる君が好き、ってやつ。幸せそうに食事してる人みると、こっちも幸せでしょ?」

マルタ「ああ、それは作る側として分かりますね。料理を食べた人の笑顔は料理人への一番の報酬になりますもの」

槍メドゥ「…それで、マスター達は何故そのような格好を?」

ぐだ子「おっとそうだった!マシュ、それじゃあよろしく!」

マシュ「あ、はい!皆様、メリークリスマスです!今からプレゼントを渡しますね…!」

↓3つの書き込みでそれぞれのプレゼント(上からマルタ、槍メドゥーサ、ゴルゴーン)

バンテージ

>>29-31

マルタ「あら、またクリスマスですか?ついこの前もプレゼントは配っていたでしょう?」

ぐだ子「いや、今日はマシュサンタからのプレゼントだからノーカウントだよ!それに、マルタさんは結局薬飲まなかったでしょ?」

マルタ「…そう、マシュさんから。それなら受け取っておこうかしら…これは?」

マシュ「これは…バンテージですか?エステ等で用いられるようですが…」

ぐだ子「…うーん、マルタさんにだったら拳に巻くのが正しいんだと…」

マルタ「マスター?そういうのは、水着の方の私に言ってくださいね?」ニッコリ

ぐだ子「ごめんなさい調子に乗りました」

マシュ「アナさ…いえ、メドゥーサ・リリィさんには、これを」

槍メドゥ「これは…眼鏡ですか?」

ぐだ子「ああ、大人のメドゥーサと同じ魔眼殺しかな?とりあえず着けてみなよ」

槍メドゥ「は、はい…どう、ですか?」

マシュ「ええ、とてもお似合いですよ」

槍メドゥ「…そうですか。あちらの私が着けているのを見て、少し欲しかったんです。ありがとうございます、マシュさん」

ゴルゴーン「うぅ…」

マシュ「次は、そこでダウンしているゴルゴーンさんへのプレゼントですが…饅頭、ですかね?」

槍メドゥ「…でもこのパッケージ、どことなくマスター達に似ているような…」

マルタ「…いえ、あまり考えては駄目な気がするわ。今なにか啓示が来たわ、ろくな事にならないって」

ぐだ子「よし、それじゃあここに置いておくとして…さ、次の配達先に行こうか」

マシュ「分かりました。次は…>>35さんですね」

アストルフォ

>>35

マシュ「次はアストルフォさんからのお手紙ですよ、マスター!」

ぐだ子「ああ、そういえば去年のクリスマスでもフライングしてたなぁ…あの子もイベント大好きそうだからね」

マルタ「あら、もう行くのね?マシュさん、これからもサンタ役、頑張ってください。…今までの中で、一番まともなサンタですから」

槍メドゥ「…ご武運を」フリフリ

マシュ「はい、ありがとうございます!それでは、よい夜を!」



ゴルゴーン「うーん…ターキー、怖い…姉さま怖い…」

↓1~2、アストルフォと一緒にいるサーヴァント

黒髭

>>38-39:デオンくんちゃんと黒髭

アストルフォ「イェーイ!」キラッ☆

黒髭「ヒュー!アストルフォたん、いいですぞー!」パシャッパシャッ

デオン「…」

アストルフォ「魔法騎士、推参っ!…こんな感じかなっ♪」

黒髭「おお、ブラボー!この絶妙に見えそうで見えないところがファンの想像を掻き立てる!」パシャッパシャッ

デオン「…」

アストルフォ「んー?どうしたのデオン?一緒に写真撮ろうよー!」

デオン「で、出来るわけないだろう!?こんな恥ずかしい格好…!」

アストルフォ「えー、大丈夫だよ?ほら、この間マスター達が魔法少女の世界にボクたちがいたって言ってたでしょ?」

アストルフォ「でも、その時はいつもの格好だったらしいんだよね…折角のイベントなんだから、衣替えしても良かったと思わない?」

デオン「思わないし、それをわざわざこっちの僕たちがする必要もないだろう!?」

アストルフォ「うーん、ボクはやりたいんだけど…なんていうか、君とボクは似た者同士だと思ったんだけどなぁ…」

デオン「や、確かにボクも最初は通じ会う何かがあると思ってたけど!でも違う、君と僕は根本的に違うっ!主に精神的な意味で!」

黒髭「うむうむ、拙者秘蔵の魔法少女衣装を着て男の娘二人がキャッキャウフフ…うむ、これほどのご馳走はありませんな!」

マシュ「…先輩、どうしましょう。部屋に入ったら事案でした」

ぐだ子「よし、まずは黒髭からカメラを取り上げよう」

アストルフォ「やっほーマシュ!そっちもコスプレ?」

マシュ「あ、いえ…これはコスプレではなく…いえコスプレかもしれませんが…」

ぐだ子「マシュは今日限定のサンタさんなんだ。それとデオン、とても似合ってて可愛いよ?」

デオン「なっ…君までからかわないでくれるかな!」

アストルフォ「え、マシュがサンタなの?それじゃ、ボクにもプレゼントくれる?」

マシュ「はい、もちろんプレゼントは用意してありますよ。アストルフォさんには…」

↓2~4:それぞれのプレゼント(上からアストルフォ、デオン、黒髭)

髪留めリボン(いろんな色あり)

>>45-47

マシュ「アストルフォさんには…この髪留めリボンのセットですね」

アストルフォ「わあ、色んな色が揃ってる!ありがとうマシュ!」

アストルフォ「ね、ね、マスター!どの色が似合うと思う?」

ぐだ子「そうだね…いつもは黒だから、赤いのとかどうかな?」

アストルフォ「いいねー!あはは、楽しくなってきたー!」

マシュ「…しかし、こうしていると本当に性別が分からなくなりますね…」

デオン「自己暗示で変化する僕と違って、彼のそれは天然だからね…」

マシュ「そして、デオンさんにはこれです」

デオン「え、ボクにも?…って、何だいこれ」

アストルフォ「わ、凄い!これってもしかしてフォウかな!?こっちも可愛い!」

ぐだ子「よし。デオン、ちょっと被ってみて?」

デオン「い、いや…悪いけどこれはちょっと…に、似合わないと思うし…」

アストルフォ「ほーら、恥ずかしがらないで…よいしょっ!」

デオン「わっ!?…きゅ、急に被せないでくれたまえ…」

アストルフォ「えへへ、やっぱり可愛かった!ピッタリだね、デオン!」

―――

マシュ「それではお二人とも、よい夜を!」

アストルフォ「ありがとうサンタさん、マスター!ばいばーい!」

デオン「…」

アストルフォ「あ、デオン?ちゃんとそのブランケット、大切にしないと駄目だよ?」

デオン「分かっているよ。レディからの贈り物をぞんざいに扱っては、騎士失格だからね」

アストルフォ「おお、格好いい!それじゃ、ボクたちも戻ろっか!」

デオン「そうだな…それにしても、彼はどうしたのだろうか…」

アストルフォ「ん?…あー、そういえばアレを貰った瞬間、自分の部屋に駆け込んで行っちゃったね…ま、大丈夫じゃないかな?」

―――黒髭の部屋

黒髭「まったく、散々でござるよ…」パチン…

黒髭「折角の男の娘魔法少女を納めたと思ったら、マシュ殿に取り押さえられるわ、カメラ没収されるわ…」パチン…

黒髭「拙者、善意で撮影してただけでござる…今回ばかりは被害者ですぞ?」パチン…

黒髭「…まあでも、文句は言えないでござるなぁ…だってこんな物渡されたら…」カチッ…

黄金の鹿号(パーフェクトスケール)『』

黒髭「…いや、違うでござるよ?これは敵船の細やかな調査ですからな、調査…そう、調査…」パチン…

黒髭「…やっぱ格好いいなぁ、この船…」

ぐだ子「いやー、大分マシュもサンタとして箔が付いてきたね!」

マシュ「い、いえ!そんな、私なんてまだまだ他の方に遠く及ばなくて…」

ぐだ子「うーん、もうちょっと自信持っていいのに…さて、次の依頼は誰かな、マシュ?」

マシュ「えーと…この手紙は>>56さんですね」

イリヤ

マシュ「これは…イリヤさんからですね」

ぐだ子「あー、たしか10歳だったよね…サンタさんの正体を知っているのかな…」

マシュ「え…サンタの、正体?先輩、サンタには隠された正体があるものなのですか!?」

ぐだ子「いや、一般家庭におけるサンタさんは実は親ってだけの話で…ううん、とにかく行ってみよう!」

↓1~4:イリヤと一緒にいる面子

クロ

そのための枠数

>>59-61, >>64

アイリ「さあ、もう電気消すわね?」

クロ「はーい♪」

イリヤ「ね、ねぇマ…アイリさん?まだ8時過ぎなのになんでもう寝る支度を…?」

アイリ「いいのよ、気にしないで?さ、今日は3人一緒に寝ましょう?」ギュー

クロ「…イリヤ、とりあえず言うこと聞いときましょう?ママ達の好意に甘えればいいわ」ボソッ

イリヤ「え…あー、なんとなーく分かったよ…」ボソッ

アイリ「(さて、こっちは準備よし…後は頼んだわよ、二人とも)」

ぐだ子「さて、そろそろイリヤの部屋に着くね」

マシュ「はい、まだ起きていらっしゃると思いますが…」

「いや、彼女たちはぐっすり寝ている筈だ…彼女にそう頼んだからね」

マシュ「…っ、この声は!?…誰ですか、姿を見せなさい!」

「…まさか、我々の他にサンタの来訪があるとはな…注意を払っておいて正解だったよ」

ぐだ子「…気を付けてマシュ、相手は完全に気配を殺してる…!」

マシュ「我々…?まさか、貴方達もサンタなのですか!?」

「…そうだ、僕たちはサンタクロース。だが、あんな髭を生やしただけの中年ではない」

「そうとも、我々は正義の味方…良い子にプレゼントを配る、クリスマスからの使者!」

殺エミヤ「そう、僕たちが…」←マスク着用

弓エミヤ「そう、私たちが…」←マスク着用

エミヤs「「…サンタムだ!」」

マシュ「…」ポカーン

ぐだ子「…あー、エミヤのあれって本気で変装のつもりだったんだ…」

殺エミヤ「さて、君たちがどこのサンタかは知らないが…お引き取り願おうか」ジャキッ

弓エミヤ「すまんが、今日は最重要任務があるのでね…手加減は出来んぞ?」

マシュ「…敵サンタ、戦闘態勢に入りました…先輩、ここはどうすれば…」

ぐだ子「もちろん…二人を倒して、先に進むッ!」

マシュ「え、ええっ!?いや、この二人であれば話し合いで解決できるのでは…?」

ぐだ子「…いいかいマシュ、サンタオルタも、オルタサンタリリィも…二人とも、目の前に現れた障害は全力で叩き潰してプレゼントを配ってきた」

ぐだ子「子供達にプレゼントを届ける、それだけのために…それなのに、今日限定サンタのマシュがここで諦めていいの…!?」

マシュ「先輩…!いえ、いいえ!お二人の意思を継いだ以上、ここで負ける訳にはいきません!」

殺エミヤ「ふ…どうやらやる気のようだね。だが、そこのトナカイは一般人のようだ…数の上ではこちらが有利だぞ?」

ぐだ子「問題ない…こんな時のために、1人助っ人は呼んである!」

マシュ「え、いつの間に…」

ぐだ子「流石に他のサーヴァントとの戦闘をマシュ1人に押し付けられないし、念のためにね!さあ、来なさい!」

助っ人サーヴァント:>>71

ヘラクレス

>>71 :ヘラクレス

ヘラクレス「■■■――!!」ガアッ‼

弓エミヤ「な…ヘラクレスだと!?」

殺エミヤ「強敵だな…だが、ここで負ける訳には…!」

弓エミヤ「ああ…別に、倒してしまっても構わんのだろう…!」

ぐだ子「さあマシュ!自分の手でサンタとしての栄光を掴み取るんだ!」

マシュ「は、はい!マシュ・キリエライト、突貫します…!」

↓1コンマ一桁が3以上で勝利

ましゅましゅ

>>74

弓エミヤ「ごふっ…!…だ、大英雄には勝てなかったよ…」

ヘラクレス「■■■――――!!」

ぐだ子「よし勝った!さあ、それじゃあプレゼントを渡しに…マシュ?」

マシュ「…」

殺エミヤ「…どうした、行かないのか?」

マシュ「…あの、そちらにもイリヤさんに用意したプレゼントがあるんですよね?」

殺エミヤ「…そうだが?しかし、敗者のプレゼントは受け取って貰えないのがサンタのルール…だろう?」

マシュ「…その包み紙を見れば分かります。あなた方は、本当にイリヤさんの事を思ってプレゼントを用意した」

マシュ「そんなに大切なものが…彼女の元に届かないなんて、私には耐えきれません」

ぐだ子「マシュ…」

弓エミヤ「…まったく、面白いサンタも居たものだな」スッ

マシュ「エミ…サンタムさん、何処へ?」

弓エミヤ「我々は敗北した、プレゼントはこの場に置いていこう…後は、君の好きにするがいい」

マシュ「え…それで、いいんですか?」

殺エミヤ「なに、実は僕も彼も似合わない事をしているという自覚はあったんだ…君になら、任せられるよ」

殺エミヤ「それじゃあね、可愛いサンタさん」スッ…

マシュ「…これで、良かったのでしょうか」

ぐだ子「…うん。マシュは立派なサンタさんだよ…あの二人も、本当にそう思っているはず」

マシュ「先輩…それなら、嬉しいです」

ぐだ子「さあ、それじゃあ預かったプレゼントを渡しに部屋に突入!」

マシュ「…はい!」

―――

アイリ「…あら?」

マシュ「こんばんはー…イリヤさんとクロさんは、もう?」

アイリ「ええ、寝かしつけたわ…あの二人が来ると思っていたのだけど」クスッ

ぐだ子「とりあえず、プレゼントは預かってますから…って、そういえば何を渡すつもりだったんだろ?」

アイリ「あ…確か、メモがあったわね…えっと…」

>>79:イリヤへのプレゼント
>>80:クロへのプレゼント

デフォルメされた士郎人形

ルンバ

>>79-80

アイリ「えっと、イリヤちゃんにはこっちの人形のほうね」

ぐだ子「これは…もしかして、以前聞いたお兄さんかな?」

マシュ「…そうですね、カルデアにお兄さんまで連れてくることは出来ませんので…きっと寂しがってるイリヤさんを宥めるためでしょう」

アイリ「それで…クロちゃんへのプレゼントは、ルンバね」

マシュ「…ルンバ?」

ぐだ子「…ルンバ…まあ、役にはたつけども…ルンバ?」



クロ「(…後でプレゼント、すり替えておこうっと)」

―――

マシュ「ふぅ…これで、大体のサーヴァントの皆さんにはプレゼントを配ることができましたね」

ぐだ子「うんうん、残す手紙はあと一通。いやぁ、よく頑張ったねマシュ」

マシュ「いえ、これも先輩の力があってこそで…それでは、最後の手紙を読みたいと思います!」

ぐだ子「うん、この手紙は…>>85からだね」

茨木童子

>>85

マシュ「これは…茨木童児さんからですね」

ぐだ子「…お菓子の詰め合わせでいいんじゃない?」

マシュ「と、とりあえずはお部屋に向かいましょう!」

↓1~2:イバラギンと一緒にいるサーヴァント

ケツァルコアトル

>>88-89

酒呑「おお、あんたいける口やなぁ…ほれ、茨木もどうや?」

ケツァル「ハーイ!そちらもやりますね!久々にお姉さん酔っちゃいそうデース!あ、茨木チャンもどうぞ!」

茨木「うぅ…いや、吾はもう良いから…うぷっ」

マシュ「まさか…先輩、これは」

ぐだ子「…荊軻ちゃんの時と同じ気がする…」

酒呑「いや、このてきぃら?いうんも美味いなぁ…あら、旦那はんにマシュ、いらっしゃい」

ケツァル「二人とも面白い格好してマース!お祭りですかー?」

マシュ「お祭り…そうですね、お祭りです!メリークリスマス皆さん!プレゼントの時間ですよ!」

茨木「クリ…スマス…?…ケーキ!ケーキがあるのか!食べたい!」

ケツァル「ワオ!茨木ちゃん、見事なリバイブです!執念って怖いネー!」

ぐだ子「ま、ケーキが出るかは中身次第だけど…さあ、受け取りなさい!」

↓1~3でそれぞれのプレゼント(上から茨木、ケツァル、酒呑)

お望み通りクリスマスケーキ

日本酒「鬼ころし」

>>92-94

マシュ「さあ茨木さん、お望みのケーキです!」

茨木「お、おお…ケーキが丸い…!こ、これ全部食べてよいのか!?」

ぐだ子「遠慮するな…好きなだけ食べなさい…」

茨木「お、おおおおお…!」モチャッ

マシュ「ああ、手掴みで…?あの、それだと凄く汚れてしまいますが…!」

茨木「美味い…本当に美味いわ…母上にも届けてやりたい…」モグモグ…

マシュ「…いえ、とても幸せそうですね。ならば、野暮なことは言わないでおきましょう」

ケツァル「ねえマシュ?私たちにもプレゼントってありますか?」

マシュ「はい、ケツァルさんにはこの『エミヤ特製スイーツ引換券10枚組』を、そして酒呑さんにはこちらのお酒をプレゼントです!」

酒呑「ほぉ…これはまたおおきに」

ケツァル「…ウーン、茨木チャン見てたら、私も甘いお菓子食べたくなって来ました!」

酒呑「おお、それなら赤い弓兵の処で続きしよか?茨木、幸せで固まってもうたし」

ケツァル「いいですネー!それでは行きましょう!マスター、マシュ、チャオ~!」

マシュ「あ…行ってしまいました」

ぐだ子「サンタム…酔っぱらいに負けるんじゃないぞ…」

茨木「うま…うま…」

―――

マシュ「…終わってしまいましたね、先輩」

ぐだ子「そうだねー…いやー、楽しかった!」

マシュ「楽しかった、ですか…ええ、私もとても楽しかったです、先輩」

ぐだ子「ふふ…実は、今日1日頑張ってくれたサンタさんにご褒美のプレゼントがあります!」

マシュ「え…?」

マシュへのプレゼント:>>100

>>100:独占券

ぐだ子「はい、これどーぞ!」

マシュ「これは…『次の朝まで先輩を独占チケット』…!?せ、先輩!?いいんですか!?」

ぐだ子「うん、全然OKだよ?明日の朝まではずっとマシュと二人っきり!」

マシュ「そ、そんな…大体、今日付き合ってもらったのも私のわがままなのに…」

ぐだ子「それはこの間の謝罪で…いや、違うか。違うんだよ、マシュ?」ギュッ

マシュ「…せんぱ、い?」

ぐだ子「…本当は、こうしてマシュと一緒にいたかったんだよ。だから、これは私のわがままだったんだ」

マシュ「…」

ぐだ子「…今日はさ、色んな人にプレゼントを渡して、色んな人から感謝されたよね」

ぐだ子「私も、皆と同じように…マシュに感謝してるんだ」

ぐだ子「だって…マシュは、私にいつも、勇気をプレゼントしてくれてるんだから」

マシュ「…それこそ、私も同じです。先輩から貰った物は、数えきれません」

マシュ「先輩がいたからこそ…私は、戦う事ができたのですから」

ぐだ子「そっか…同じなんだね、私たち」

ぐだ子「きっと私は、ずっと未熟で半人前のマスターで」

マシュ「きっと私は、1人では戦えないデミ・サーヴァントですが」

ぐだ子「私を支えてくれる、大事な後輩がいたから」

マシュ「私を助けてくれた、大切な先輩がいるから」

ぐだ子「私はずっと、前を向いて戦ってこれたんだ」

マシュ「私はこれからも、未来を信じていけるのです」

ぐだ子「…ありがとう、マシュ。そして」

マシュ「…はい、これからもよろしくお願いします、マスター」

ぐだ子「…あ、そうだった。これだけは、ちゃんと言っておかないとね」

マシュ「…?どうかしましたか、先輩?」



ぐだ子「…メリークリスマス、マシュ!」



マシュ「…!」



マシュ「…はい、メリークリスマス、先輩!」


~おしまい~

FGO、ひとまず完結おめでとうということで書いてみました
7章前の設定にするか、その後にするか悩みましたが、ギリギリどっちにも取れるようになったはず…多分、きっと、おそらく
色々と至らない点もあったと思いますが、楽しんで頂けたなら嬉しいです

それでは、宜しければまたいつかお会いしましょう

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom