P「俺の事務所はアイドルが少ない」 (78)


P「……というか」

ガラーン

P「……いない」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481704641


P「つっても仕方ないよな。大手から独立したばかりだし……」

P(とはいえ、1週間街角スカウトを決行して、当たり0か)

P「こいつはまいったな……」

文香「…………」ペラッ

若葉「えーっと……きょ、今日もいい天気ですねぇ~」

P(プロダクションを独立するということを聞いて、ついてきてくれたのは、事務員の鷺沢文香と日下部若葉のみ)

P(アイドルは……一人も俺の元には来てくれなかった)


P「外回り行ってきます」

文香「……今日も、遅くなりますか?」

P「……わからない。新しい子が見つかったら、帰っては来るけど……」

文香「……わかりました」

若葉「事務所のことならご心配なく! 私と文香ちゃんでしっかりと守りますよ~」

P「ああ。頼んだよ」


―外―

P「……とは言っても、そう簡単には見つからないよな……」

P(アイドルになれそうな……ルックス、スタイルはもちろんのこと、何よりも……)

P(その子から感じるパワーというか、そういうのが足りないんだよな)

P(……あ、あの子とかどうだ?)

P「すみません」

???「はい?」

P「えーっと……その……わたくし、こういう者でして……」

???「アイドルの……プロデューサーさん、ですか?」

P「よければ、アイドルを目指してみませんか?」

???「……なるほど」


???「ごめんなさい! ちょっと先約が入ってて、今日はちょっと無理そうです」

P「あ、いや、興味を持ってもらえたのであれば、住所のところまで来ていただければ……」

???「はい」

P「それでは……うわぁっ!」

ドタッ

P「いって~……転ぶのとか久しぶりだな……」

???「だ、大丈夫ですか? 立てますか?」

P「あ、す、すみません……」

P(女性の差し伸べてくれた手にひかれて、俺は立ち上がる)

???「……疲れてますね」

P「え?」


???「ここのところ不幸続きって感じの顔してます。そんなんだと、幸せ、逃げて行っちゃいますよ?」

P「……幸せ?」

茄子「私、鷹冨士茄子って言います。あなたに幸運が舞い降りること、祈ってます♪」

P「……あ、ありがとうございます」

茄子「では、また」

P(……彼女の笑顔に見惚れている間に、いつの間にかその女性はその場を去ってしまった……)

P「……不幸続きな顔、かぁ」

P(それもそれで仕方ないんだけどな……いっそあの事務員をアイドルにしてみるか? 結構やれそうだよな……)

P(いや、やめとけやめとけ。あの子たちを無理やりステージに立たせるなんて間違ってる)

P(とはいってもなぁ~……)


―夕方 公園―

P(なんてことを考えてたら、あっという間に夕方……)

『ピンと来た人に正直な気持ちを伝える。これが街角スカウトの鉄則よ』

P「……秋月部長……俺、正直な気持ち、伝えてますよね?」

P(独立したのは間違いだったのか……?)

~♪

P「……ん?」

P(リコーダーの音……?)

P(振り返るとそこには……)

???「~♪」

P(これから伝説を作り出すきっかけとなる少女がいた)


諸注意

このSSは、個人的に「こんなにかわいいならもっと伸びるはずだ」と思ったアイドル達で作った作品です。

このSSには、以下の成分が含まれております。

Pに対する若干のオリジナル設定

アイドルに対するオリジナル設定が多少


P(……お世辞にも上手いとは言えないリコーダーだ……だが……)

???「あれ、違った……かな? もう一回……」

P(……なぜだか聞き入ってしまう……これが彼女の才能か?)

???「えっと……? あっ」

P(お、こっちに気付いたか)

???「っ!」ダッ

P「あっ、ちょっ、待って!!」

P(目が合っただけで逃げるって、最近の小学生用心深すぎだろ!!)


P(……いや、ちょっと待て。このタイミングで追いかけると、世間からみた俺は犯罪者だ)

P「落ち着け。落ち着け」

P(落ち着いて考えろ。そしたらわかるだろう……)

???「きゃあっ!」

P「あっ、こけた」

???「うぅ……」

P「ちょっ、大丈夫かい?」


???「……すみません。ありがとうございます」

P「いやいや、ケガとかは?」

???「してないですよ。えへへ」

P「そっか……それならよかっ……!」

P(……そうか。この感覚が、ピンと来たって感覚なのか)

P「リコーダー、練習してるの?」

???「はい。千枝、へたっぴで、いっつも他のグループの子に、怒られてるから」

P「そっか……」

???「ごめんなさい。ここの公園、人がいっつもいないから、ここで練習してるんですけど……いたことに気づかなくて、驚いちゃって」

P「いや、俺のほうこそごめん。驚かせるつもりはなかったんだけどね。俺は――。君の名前を聞いてもいいかな?」

千枝「……あ、佐々木千枝。です」

P「佐々木さんか……アイドルに興味はない?」

千枝「アイドル……ですか?」

P「そう。アイドル。キラキラ輝くステージで、歌って踊って……例えば、そう。ニュージェネレーションズみたいな」

千枝「あ! テレビで見たことあります!」

P「俺はそういう女の子たちをアイドルにするプロデューサーをしてるんだよ」

千枝「プロデューサー……ですか?」

P「そう。君には才能がある。そう思ったんだ。俺でよければ、アイドルになってくれないかな?」

千枝「え、えーっと……」

P「……ダメかい?」

カーンコーンカーンコーン……ゴジニナリマシタ

千枝「……あ、千枝、もう帰らないと……」

P(……まずい! せっかくのチャンスだ! 無駄にしたくない!)

P「明日もここに来るかい?」

千枝「はい」

P「そしたら、その時にもう少しお話しよう!」

千枝「……はい! プロデューサーさんのお話、もう少し聞きたいです!」

P(よしっ!)


―346プロダクション―

秋月「それが終わったら、あなた達のユニットは移動して、楓さんはそのままそこで歌の収録をしちゃいます」

楓「わかりました」

秋月「ちひろさんからのお迎えがあると思うので、そしたら藍子は別行動になってもらって……」

秋月「……忍、聞いてるの?」

忍「……聞いてますよ」

秋月「また彼のこと?」

忍「……Pさん、本当に戻ってこないの?」

秋月「分からないわ。今常務も、必死になって他の候補者を探してるところよ。だからこうやって私のユニットとあなたが一緒に……」

忍「どこに行ったの?」

秋月「教えられない」

忍「…………」

忍(Pさん……)


―翌日 公園―

P「……と、いうわけなんだ」

千枝「つまりプロデューサーさんは新人さんで、アイドルを探してるってことですね?」

P「まあ、そういう感じかな? はは……」

千枝「でも……やっぱり、千枝にはできないです」

P(……そこまで言われちゃあ、無理やりやらせるわけにはいかないよな……)

P「そっか……分かったよ。話を聞いてくれてありがとう」

千枝「あ、あの! でも……」

P「?」

千枝「今度の発表会……千枝、どうしても失敗したくないんです。だから……リコーダー、教えてくれませんか?」

P「……え?」

千枝「さっき、音楽が少し分かるって言ってましたよね? だから……リコーダーとか、楽譜とか……なんでもいいので、少しだけでいいので……お願いします!」

P「……ああ、いいよ!」

千枝「えへへ……ありがとうございます!」


―事務所―

文香「……」ペラッ

若葉「文香ちゃん。お紅茶どうぞ~」

文香「…………」

若葉「文香ちゃ~ん!」

文香「……あっ、すみません」

若葉「ここに置いておきますからね」

文香「はい……今日も帰り、遅いですね」

若葉「プロデューサーさん、一生懸命ですからねぇ」

文香「……このままでいいんでしょうか」

若葉「え?」

文香「私達も、プロデューサーさんのために、何かできることがあるような気がして……」

若葉「とはいっても、お留守番しておかないと、泥棒さんとか来ちゃったら大変ですし……」

文香「……あの、スカウトではなく、例えば……」

若葉「……ああっ、なるほど~!」


―夜 事務所―

P「ただいま~……今日も収穫ゼロだよ」

文香「お待ちしおりました」

若葉「プロデューサーさん、見てください!」

P「?」

若葉「私たちが頑張ってさっき作りました! プロダクションのホームページです~!」

P「プロダクションの……ホームページ!?」

文香「本から得た知識で作ってみましたが……気に入って貰えましたか?」

P「……はい、もちろんです!」


P「それにしても、このホームページよくできてるな……アイドル一覧と……これは?」

若葉「アイドルになりたいっていう子を採用できるように、メールを送れるサービスを作りました~」

P「おおっ!」

文香「今はアイドル募集の助けに、これから先、ファンレター等で活躍できれば……と思っています」

若葉「というわけで、私達も頑張るので、プロデューサーさんも引き続き頑張ってくださいね~」

P「おう! 任せろ!」


―翌日 学校―

千枝「はぁ……はぁ……」

女の子A「待て! 待てよ! 逃げんな!!」

女の子B「遅いくせに無理しないでよね! あはははっ!」

バタンッ

女の子B「あーあ、またトイレだよ~」

女の子A「いつもそうやってればいなくなると思ってるでしょ?」

千枝「……ごめん、なさい」

女の子A「謝って済む問題じゃないから。あたしはお前を一生許さない」

千枝「……そんな……」

女の子B「水かけちゃう?」

女の子A「そんなことはしないよ。あたしが悪者にはなりたくないもん」

千枝(……私の、せいで……)

千枝(私が……あんなことしちゃったから……)


―同日 公園―

P「……何かあった?」

千枝「……いえ、何も」

P「そう? なんだかとても悲しそうに見えるから」

千枝「……大丈夫です。練習やりましょう」

P「もう大丈夫だと思うよ。佐々木さん、一生懸命頑張ったし」

千枝「それでも、まだできないときがあります。絶対、絶対一回も間違えずに成功させなきゃ……」

P「頑張りすぎだよ。少し休まなくちゃ……」

千枝「どうしても!! できなきゃダメなんです!!」

P「……!」


千枝「千枝、運動会でお友達を怒らせちゃって……迷惑かけちゃったから……だから、千枝は……次の発表会では迷惑かけるわけにはいかなくて……その……」

P「厳しいことを言うようだけれど、佐々木さん」

千枝「はい……」

P「どんなプロでも、100パーセント成功することっていうのはないんだ」

千枝「!!」

P「だから、絶対に失敗しないようにすることなんてできないんだよ。むしろ、失敗に対して前向きに……」

千枝「ど、どうしよう……千枝、このままじゃ……このままじゃ……!!」

P「ちょっ、佐々木さん!? ……行っちゃったか」

P(……あの様子、普通じゃないな……何事もなければいいけど……)

P(それから俺は、毎日夕方になると公園に通う日々を送っていたが……)

P(公園に、佐々木千枝が現れることはなかった)


とりあえずここまでで。また時間ができれば随時更新していきます。


―1週間後 公園―

P(今日、この場に彼女が来なかったら……その時は、もうあきらめよう)

P(いい加減次に行かないとな)

P(…………)

カーンコーンカーンコーン ゴジニナリマシタ

P「もう少しだけ待ってみようか……」

P(いつもなら彼女はここで帰ってしまうけど……今日は……もう少しだけ)


千枝「……あ……」

P「……もう五時だけど、いいのかい?」

千枝「……今日は、お家に帰れそうにありません」

P「え?」

P(見ると、彼女はいつも通りだった。違ったのは……)

P「そのウサちゃん、佐々木さんが持ってるものと一緒だよね? だいぶボロボロだけど……」

千枝「う……うぅ……うわぁぁぁあ……」

P(……この時間、冷えるな)

P「佐々木さん、お家の電話番号わかるかい?」

千枝「……え?」

P「お母さん心配するだろうから、連絡入れておこうと思って。寒いだろうし、事務所に行こう」

千枝「でも、それは、迷惑だし……」

P「そしたら自分の家に帰りなさい」

千枝「そ、それは……」

P「どうしてダメなんだ?」


千枝「家の前で待ってるって……そう言われて……」

P「え?」

千枝「千枝、とっても怖くて……ああ、どうしよう……」

P「事情は帰りながら聞こう。とりあえず事務所へ……」


―夜 事務所―

文香「なるほど……」

若葉「それで、連れて帰ってきたんですね~」

P「ああ。どうやらその女の子が原因みたいだな」

千枝「すぅ……」

文香「寝てますね……」

若葉「相当疲れちゃったんでしょうね~」


文香「とにかく状況としては、千枝ちゃんがその女の子に恨みを持たれていて……」

若葉「女の子から逃げているということですね~」

P「とりあえず佐々木さんの身柄はここで保護してるということを伝えてある」

文香「とはいえ、どうしましょうか」

若葉「これって俗に言う、"いじめ"って奴ですよね?」

P「そうだな。女の子にそのつもりはないし、何より佐々木さんは自分が悪いと思っている」

文香「どうしてですか?」

P「運動会で、その女の子がリレーで勝ったら、好きだった男の子と付き合える予定だったらしい」

若葉「ロマンチックなお話ですね~」

P「……だが、数合わせのリレーのメンバー、佐々木さんが途中で転倒、先頭に大きく離れた状態でバトンを渡してしまい、結果その女の子は3位で終わった……」

文香「リレーで負けたのは千枝ちゃんのせい……確かに納得いきます」

若葉「問題は、この子をこれからどうするかですよ~?」


P(確かにそうだ……リコーダーの一件も、一度失敗してひどい目に遭ってるから、失敗に対して臆病になってしまったんだろう)

P「親が迎えに来てくれるはずだから、今日はなんとかなるだろうけどな……」

文香「でも、やっぱり酷いですよね……何もそこまでしなくても」

若葉「相手は小学生ですよ? 子供はどうしようもなかったことや、他人の失敗って許せないんですよ」

P「若葉がそれを言ってもあまり説得力ないけどな」

若葉「どういうことですか~!?」

P「女の子のことを、佐々木さんが先生に言えれば変わるかもしれないけれど」

千枝「だめです」

文香「千枝ちゃん?」

若葉「起きちゃいました?」

千枝「だ、だめです……あの子は、千枝のお友達だから……千枝が手作りしたウサちゃん、ずっとランドセルに付けててくれたんです」

P「そっか……その子とお揃いだったんだね」

千枝「はい……でも、もういらないって捨てられちゃいました」


P「佐々木さん、君の気持ちも分からなくはない……ただ、その子は何度謝っても許してくれなかったんだろ?」

千枝「はい……ダメでした」

文香「……可哀想に」

P「悲しいよな……辛いよな」

千枝「はい……とっても……」

P「友達に戻る方法……もしかしたら、あるかもしれない」

千枝「……え?」

P「一種の賭けみたいな方法だし、すぐに使える方法じゃないけどね。それでもいいかい?」

千枝「……教えてください」

若葉「わ、私も気になります!」

P「……それは……」











P「アイドルになることだ」

千枝「……え?」

文香「……は?」







P「ああ、もちろん例えの話だよ?」

千枝「はぁ」

P「君は今、残念だけれど、その女の子にとって対等の立場に立ててない」

千枝「そう、ですね」

P「でも、君がある程度世間に認められて、ほかの子達にちゃんとした評価を受けてもらえれば、そんなことはなくなるし、その子も認めざるを得なくなる」

千枝「……あっ、そっか」

P「どういう方法でもいい。少しずつでいいんだ。最初はその子と仲直りする前に、もう少し別のことをしてみるといいさ」

千枝「でも、千枝、悪いことして……」

文香「ちっとも悪いことじゃありませんよ」

千枝「え?」

文香「誰だって失敗する。走って1度も転んだことない人なんていないんです。もしいたとしても、一度も失敗してない人なんていない」

若葉「そうですね~」

P「……と、いうわけだ。失敗した自分を責めるんじゃないよ?」

千枝「……はい」


P(その後、千枝は母親と共に事務所を去っていった)

P「はぁ、ちょっと変なこと言っちゃったかな」

若葉「いえ、よかったと思いますよ。少しあの子も安心してたみたいだし」

P「それなら、いいんだけれど」

文香「プロデューサーさんのそういう励まし方があるから、私達は協力してるんですよ」

P「……ああ、そうだな。ありがとう」

文香「では、今日は戸締りをして、久しぶりにお食事に行きませんか?」

若葉「あっ! いいですねぇ~! 行きましょ!」

P「よし、それじゃあ行くか!」

今更ながらに、タイトルにモバPってつけるの忘れててすみませんでした。
作中のPは、いちいちモバって打つの面倒だから割愛しているだけです。深い意味はないです。

―翌日 事務所―

P「……はぁ」

文香「結局、千枝ちゃんはどうなったんでしょうか」

若葉「わかりませんねぇ……心配ですね~。うぅ……」

P「そうだな……でも、今はとりあえず当てがないし、残念だけれど、またいつもの日々に逆戻りって感じかな」

ピーンポーン

若葉「あっ、はーい」

ガチャッ



















千枝「プロデューサーさん! 千枝を……千枝をアイドルにしてください!!」

P「……佐々木さん!?」








千枝「千枝、いろいろ考えました。アレから、皆に認められる方法。でも、何も思いつかなくて、すっごく困って、それで……」

千枝「思い浮かべたのが、プロデューサーさんの顔だったんです!」

P「俺の……?」


千枝「プロデューサーさん、言ってること、正直言ってまだよく分かってません」

P「あはは、だろうな……」

千枝「でも、千枝は子供だから、何にも浮かんでこないし、これしかないかなって思って……それと……」

千枝「今の自分を変えたい! 弱い自分を……怖がってばっかりの自分を変えたいんです!」

千枝「お母さんにも話つけてきました……だから、お願いします! 千枝を……」

P「よし、そしたら……」

P「俺と一緒に、トップアイドルを目指そう。千枝」ポンッ

千枝「あ……は、はいっ!!」

文香「よかったんですかね……?」

若葉「まだまだ解決してないから、めでたしめでたし、ではないですけれど……」

若葉「仲直りできるその日まで、気長に見守っていくしかないですよね~」

文香「そうですね……記念すべき、私達のプロダクション、『アイプロ』の最初のアイドルですから」

P「じゃあ、さっそくだけど佐々木さん」

千枝「千枝って呼んでください! ……だめ、ですか?」

P「分かったよ。じゃあ、千枝! レッスン行くぞ!」

千枝「はい!」


―忍の家―

忍「Pさん、どこ行っちゃったんだろう?」

忍「アイドルになりたいって気持ちでここに来たけど……Pさんと一緒にできなかったら、アタシいやだよ……」

忍「……ん? これってもしかして……」

忍「……へぇー、そっか。なるほどね」


―レッスンスタジオ―

P「小さいけれど、レッスンスタジオならあるぞ」

千枝「広いですよ?」

P「はは、一人で使う分にはな……よしっ! そしたらこのプリントに書いてあるメニューを……ん?」

千枝「どうしたんですか?」

P「電話だ……ちょっと待っててくれ」

P「もしもし?」

若葉『プロデューサーさ~ん! ホームページの方に、アイドルになりたいって子が連絡をくれてますよ~!』

P「本当ですか!? その子の名前は?」

若葉『えーっと、確認しますね……名前は……』














若葉『小関麗奈ちゃん、13歳の女の子だそうです~!』







chapter1 END





今日はここまでで。次回はchapter2を更新していきます。このスレで引き続きやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。

期待してるけどモバモバうるさいから新しく建ててほしい
こういうゼロからスタートのやつすきだからなおさら

おはようございます。

>>68さん
そうですね。ちょっと完結依頼だして新しく建て直します。

次スレからはちゃんとモバつけるようにするモバ。気を付けるモバ。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月15日 (木) 16:19:43   ID: ncF5ghEQ

もし千枝がアイドルになった時に千枝の元友達がひょっこり明智現れて友達に戻りたい、とか抜かしたら腹立つな

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