アイドルマスターシンデレラガールズの、佐久間まゆのSSです。R18。
明日、まゆのプロデューサーさんは結婚します。
まゆたちのいるプロダクション、その会長一族の娘さんのところへ婿入りをするのです。
うちは、別に財閥とか旧華族とかではありませんが、それでもかなり大きな企業です。
完全な同族経営というわけでもありませんが、上層部には創業者の系列に連なる者たちが多く所属しています。
ですから、一社員でありながら経営者一族の女性の一人に見初められて、婿として一族入りを果たすプロデューサーさんは、きっとこの上なく幸運な人なのでしょう。
姻族としてですが、会長の家族の一員になるわけですから。
普通に働いていたらとても届かないような高みへ、一足飛びに登れるわけですから。
まゆを捨てて、その女性と一緒になろうと思っても、不思議はありませんね。
まゆは、プロデューサーさんの手腕もあってアイドルとしてはなかなかの人気を保てていますが、それでもプロダクション全体から見れば使われる側の人間ですからね。
そのくらいのことは、まゆだって理解できています。
ですから、半年くらい前。
そのとき既にプロデューサーさんと付き合っていた私は、急に結婚の話を切り出されてもそれほど取り乱すこともありませんでした。
いろいろあって、結婚することになった。
これで俺は、今までとは考えられないくらい高い地位につける。
直接まゆを担当することはなくなるかもしれないが、でもまゆのためならどんな便宜でも図ってやれるようになる。
だから、もう終わりにしよう。
もともとアイドルとプロデューサーでこんなの、間違ってたんだ。
まゆの思いの深さはプロデューサーさんも少しは分かっていてくれたようで、そう切り出した時の表情は緊張でこわばっていました。
でも、プロデューサーさんの身辺で何が起こっているか、まゆはプロデューサーさん以上によく分かっていますからね。
その時そういわれるのも、まあ予想のうちでした。
だからまゆは、強いて笑顔を作って、頑張って返答しました。
そうですか、プロデューサーさんが幸せになれるなら、まゆも幸せです。
わかりました。プロデューサーさんを浮気者にするわけにはいきませんしね。
でも、今すぐ結婚ってわけでもないですよね?
なら、式の前までは今迄通り、まゆのことを恋人扱いしてください。
いきなり、今日限り他人同士だ、なんて無理ですもの。
逆玉に乗って幸せになるプロデューサーさんの都合に合わせてあげるんですから、これくらいはいいでしょう?
あえてトゲのある言葉遣いをして罪悪感を刺激してみた甲斐があったのか、無事に受け入れてもらえました。
そうして今まで、まゆたちは決して忘れられない思い出を心と体に刻み込んできました。
でも、それも一休み。
明日には結婚式があり、今夜にはプロデューサーさんはまゆのもとを離れて、嫁一家の方へ行ってしまいます。
だから、今日この瞬間。
まだ日も高いですが、事務所の無人の部屋に隠れて愛を交わしあうのです。
廊下の端の休憩室に忍び込んで、電気もつけずに抱き合いながら、ゆっくりと体をこすり合わせます。
こうやって体を重ねるのは今日が最後、という事になっているのですから、ゆっくりしたいところですね。
もっと乱暴にされるのかな、とも思っていましたが、プロデューサーさんは抑え目。
まあ、万が一まゆの首に指の跡が残って、会長一族の誰かに見咎められたらいけませんしね。
これから一族入りするんですから、今までみたいな無法は忘れようとしているんでしょう。
……本当に、勝手な人。
皮肉っぽい気分は、でも、プロデューサーさんの体温を感じているだけで消えていきます。
まゆと出会って、まゆを受け入れてくれた、まゆだけのひと。
服と下着を脱がされると、いつも通り準備できてしまっている体を見られてしまいます。
プロデューサーさんはまゆのをちらっと見下ろして、粘液のテカリを確認すると、そのままゆっくりと押し倒してきました。
柔らかい布団とゴツゴツした彼の身体に挟み込まれる、この瞬間が好きです。
骨ばっていて細長い指がまゆの身体に食い込んで、ああ、これじゃ絶対逃げられないな、って思わされちゃいます。
もちろん逃げるつもりなんてちっともありませんが、彼がまゆのことを逃したくないと思ってくれている、その事が嬉しいんです。
できれば、明日以降もずっと、一日たりとも離さないでいて欲しかったんですけれど、ね。
メランコリックな気分は、でも、長くは続きません。
彼がちょっと強引にまゆの脚を開いて、ガチガチになったのを押し当ててきたからです。
普通なら、もっとじっくり丁寧にやらないと気持ちよくはなれないでしょう。
でも、まゆはプロデューサーさんと一緒の時ならいつでも準備ができていますからね。
こうやって触られて、抱かれて、押し倒されて。
おちんちんを反り返らせて一刻も早くエッチしたそうな雰囲気にアテられちゃう。
前戯はそれで十分です。
女の子としてはかなり異質だとは思いますが……彼も悦んでくれていることですし。
問題はありませんね。
早くも先っぽから透明な汁を出し始めているおちんちんを焦らすなんて、まゆにはできませんし。
まゆを求めて泣いているそれを、ぎゅっと抱きしめて楽にしてあげたい。
どこか母性にも似た、でも決定的に何処かが違う。
そんな衝動で、まゆの股はだらんと開かれます。
ちょっと強めに腰骨を掴まれてクイッと引っ張られると、割り開かれたおまんこからどろっとした液体が一滴漏れます。
思わず羞恥に顔を背けると、それがきっかけになったか、一気におちんちんを突き挿れてきました。
彼のはまゆのに比べて少しだけ大きめで、体重をかけるようにして入れられると、肉が引っ張られてミチミチいいます。
でも、もう、何回も何回もしてきたことですから。
痛みも出血もほとんどありません。
あまりにも彼のサイズがちょうど良すぎて、彼に犯されるペースがちょうど良すぎて、これ以外ではどうやってもイけないくらいになってしまいました。
ぐいぐいっと勢い良く、おちんちんは奥の方まで侵入してきます。
ピルを常用しているまゆの中で、ナマのおちんちんがぱきぱきになっています。
少しずつ絶え間なく溢れ出る愛液で濡らされながら、子宮の方へ近づいてきます。
根本まで全部入ると、ちょうどまゆの一番奥にまで届いて。
そのまま休まず、少し断続的な動きでまゆを愛してくれます。
ぐい、ぐいっ、とえぐるような腰使いでナカの奥を刺激しながら、彼の手と比べてちょっと小さい胸を鷲掴み。
赤ちゃん作る気なんて全く無いまゆのおっぱいは、ただただ彼に弄られて気持ちよくなるためだけのエッチなオモチャ。
子供を育てるためではなく、指を食い込ませて乳腺をむにむにして甘イキでエッチを盛り上げるための、ただの性器です。
そんなまゆの胸は、彼に強めに揉まれるとそれだけで嬉しくなって、恥ずかしいくらいに乳首が目立ってしまいます。
コリコリになったそれを指の間で挟み込み、まゆの身体を痙攣させてから、彼は一層激しくおちんちんを出し入れしてきます。
指どころか爪まで食い込んで、痕が残っちゃいそうなくらい強くおっぱいを掴まれて、
痛みに悶えた所を強引に抑えつけられてパンパン腰を叩きつけられると。
それだけで、まゆは一瞬意識を失いました。
失神しかけて、でもエッチの快感が強すぎてすぐに目覚めちゃいます。
自分でも分かるくらいたくさんの愛液が出ていて、ああ、イかされたんだ、ってようやく気づきます。
優しさの足りない愛撫と、まるでレイプみたいに激しいセックス。
こんな風に道具みたいに扱われてしまうと、まゆはもうどうしようもありません。
世界中の誰より愛しいぷろでゅーさーさんのあそびどうぐにされるのがいたくてつらくてきもちいいんです。
おまんこのなかがギュっとしまってもっともっとヒドいコトされたくて、まゆはヨダレを垂らします。
首を反らせて喉を締め、掠れたような呼吸しかできません。
クスリで機能停止させられた子宮は精液を求めてきゅうきゅういっています。
もっと深くつながっていたくて、脚を持ち上げて彼の腰裏に絡ませたいのですが、頭が朦朧として上手くいきません。
ですが、そんなたどたどしい仕草も彼の琴線に触れたようで。
ぐいっと膣奥にまで突っ込んで、肩を掴んでベッドに縫い止めて、ガクッと動きが止まって。
それで、彼がイッたのだとわかりました。
まゆをイジメて痛いえっちして、ナカをグチュグチュするのが気持ちよすぎて射精を我慢できなかったのです。
自分の胎内に精液を注ぎ込まれる感覚はあまりに曖昧で、しっかりと感じ取れるものではありません。
が、まゆにのしかかって動きを止めている彼の表情を見れば、その射精量の多さはわかります。
ドクドク、ビクビクしている暴れん坊のサオがまゆのナカをムリヤリ押し広げようとしています。
もっとして、いくらでもエグってくれていいんですよ、だってココはぷろでゅーさーさんせんようですからね。
ぴりぴりした甘美な電流は下腹から脳まで走って、まゆの頭をバカにしてしまいます。
まとまったことはなんにも考えられなくて、もっと欲しいとか、おちんぽほしいとか、ぷろでゅーさーさんスキとか、そんな断片的な考えだけが渦を巻いて。
長い長い射精で蕩かされ、たっぷりとナカダシされたまゆはほとんどずっと絶頂しっぱなし。
ごぽごぽっと愛液を垂れ流し、体の力は抜け、目の焦点もあってない、淫らな人形みたいなまゆ。
しっかりと精液を出し終えたプロデューサーさんは、そんなまゆのナカをしばらく味わってからゆっくりと引き抜きました。
ずるっ、とおちんちんの出て行く感覚。
張り出たカリに引っかかった精液が外へ流れ出ていきます。
満たされていた温かい胎は、虚ろな感覚に震えて。
でも、プロデューサーさんはまだまだやる気です。
立ち上がって少し場所を変えて、ベッドのヘリに座って。
もっとして欲しくて、自分から動けないくらいにイかされて、でもまだ満足しきっていないまゆの頭を掴んで、少しも萎えていないおちんちんに近づけていきます。
そっと自分から口を開くと、遠慮なしにドロドロベタベタちんぽがまゆの口内に突っ込まれました。
汗と精液の匂いが鼻に抜けて、耽溺する間も与えられずに喉奥を突かれます。
まゆの頭を掴んで、まるでオナホールか何かのようにモノ扱いして動かしているのです。
反射的に溢れた、ドロっとした涎が彼の太腿に垂れていきます。
涙がポロポロこぼれおちて、頭も視界も曇ったまま。
ぐっちゃぐっちゃいう水の音が頭の中に響いて、気管と食道を無理やり開かせていきます。
乱暴に出し入れされるおちんちんに舌を絡ませて、息を吸い込んだり頬を凹ませたりして。
少しでも気持ちよくなってもらおうとはするのですが、でもこんな風に性処理道具として酷使されて、奉仕なんてできません。
ただただ使われて、人格を無視されて、温かい穴としての役割だけ求められる。
プロデューサーさんにだったら……いえ、プロデューサーさんだからこそ、そんな風にされても嬉しいんです。
いつもまゆに優しくしてくれたプロデューサーさんが、こんな酷いことをしてくれるんですから。
彼の、普段は隠されているケモノのような一面を受け止められるのは、まゆだけなんですから。
そんなの、気持ちいいに決まってます。
必死に喉奥を開いてみても、硬くて太くてベタベタに汚れたおちんぽを荒々しく出し入れされて、なかなか呼吸ができません。
陰毛が唇に張り付くくらい深く突っ込まれて、膨らんだままのさきっぽがまゆの喉にガポっとハマると、酸欠で頭がグラグラ。
鼻呼吸すらできず、窒息で失神しそうになるほんの一瞬前に引き抜かれて、咳き込んで歯を立ててしまいそうになるのを必死に堪えます。
そんなまゆの頑張りを、プロデューサーさんはどこまで分かってくれているのでしょうか。
息が詰まりそうになって、必死で、それで気持ちよくなっているまゆのこと、ちゃんと分かってくれているのでしょうか。
きっと、理解してくれていますよね。
まゆが、プロデューサーさんにいじめられてイっちゃうド変態なこと。
息ができなくて頭の中真っ白で、喉奥からゴボゴボ音を立てて、それでもおちんちんを味わいたくて舌を突き出してみたり。
口からおちんぽ引き抜かれるとなんだか寂しくて、唇を締めて張り出たカリに引っ掛けてみて。
それで、気持ちよさそうな呻き声を聞かせてもらえるだけでまたイってるんです。
ナカダシされたばかりの精液を洗い流さんばかりの愛液、気づいていないわけはありませんよね。
まゆがそういう、プロデューサーさん専用精液便所だと認識した上で使ってくれているなら、これ以上の幸福はありません。
もっと本気を出してくれても良いのですが……あれはちょっと、流石に危ないですからね。
こうしておちんちんで窒息させられるのも最高に気持ちいいですから、まゆとしてはプロデューサーさんの我慢が限界になるまで耐えることに何の辛さもありません。
ぐい、ぐいっと押し込まれるおちんちんが、まゆの口の中を汚し尽くして舌や頬裏をひっかきます。
ヨダレをダラダラ垂れ流して、白目をむきかけて焦点も合わない、あまりにも下品でみっともないまゆの顔を見ながら、プロデューサーさんはもうそろそろ射精しそうです。
キモチイイんですよね。まゆのことイジメて、おちんぽでくるしめるのがとってもイイんですよね。
だったらいいですよ、もっとしてください。
熱くて白くてドロドロのを出して、まゆを溺れさせて下さい。
その一心で、まゆは大きく息を吸い込みました。
同時に舌を出して、喉までまた入り込もうとしてきたおちんぽの先を舐めて、裏筋にも舌を這わせて、上顎と舌の根元で先端を挟み込みます。
散々やりたい放題していて、突然の反撃。
遠慮も警告もなく、そのままプロデューサーさんはまゆの口の中に精液を注ぎ込んできました。
2回目なのに全然量が減って無くて、ねばねば濃厚なざーめん。
舌や食道に張り付く粘液がどぷどぷっと放たれ、まゆの喉を塞ぎます。
反射的に吐きそうなのを必死で堪え、まだ射精の途中ですが次々に飲み下していきます。
精液が多すぎてこぼしそうなのを頬を膨らませて耐え、べっとりした白濁液を胃へ流し込めるのは、まゆだけでしょう。
精液がたっぷり溜まったまゆの口の中で、プロデューサーさんはまだ腰を使っています。
ザーメンがかき回されてグチャグチャ言う音で、すぐに酔わされてしまいます。
まるで精液でうがいさせられているみたいで、歯や舌の裏までべっとり汚されてしまいます。
口の中いっぱいにツンとした匂いが広がって、淫らな音とともに脳を灼きます。
ぼうっとした恍惚の中、本能任せで子種を飲み、食べていきます。
ごくっ。こくっ。んぐっ……ご、くっっ。
はぁ、あ、ぁ……ふ、んぐっ……ぐちゅぐちゅ……
んくくっ……んぁ……あ、あぁむっ……
彼が私に注いでくれた赤ちゃんの素を、こんなふうに味わって胃に収めてしまうのは、背徳的な楽しさがあります。
肉に絡みつく粘液で息がしにくいですが、構わずにどんどん飲みます。
おちんちんが入ったままなのもあって、射精してもらえたのにまだ息が詰まりそうですが、ザーメンが美味しすぎて呼吸なんてもうどうでもいいです。
ごくごくと精液を飲んで、それだけでまたイっちゃいそうです。
ずるるっと引き抜かれるおちんぽが名残惜しくて、追いつくように顔を持ち上げてみると、プロデューサーさんのがびくっと震えました。
頭を軽く撫でられて、ついにまゆの口が自由にされると、その瞬間に舌の上に垂れた精子の味でまたトんじゃいました。
頭はポカポカ、身体はガクガク、何も考えられず何もできず、ただ口とおまんこにナマ精液を注がれるだけのエッチな人形。
ここまでされて、人としての尊厳を徹底的に蹂躙してもらえて、まゆは最高に幸福です。
プロデューサーさんの方は、2回も出してスッキリしたせいでしょうか、今更後ろめたそうな顔をしています。
まゆの首をゆっくり撫でてくれているのも、償いのつもりでしょうか。
……ふふ、いいんですよ、そんなに辛そうな顔をしなくても。
貴方はまだ分かっていないだけなんです。
いずれ、本当のことを理解してもらえるはずですから。
そうしたら私たちは。
その時こそ、まゆは。
ようやくすべての精液を嚥下し終えて、空になった口の中を見せて、まゆはまだ陶酔に浸っていました。
そして、しばらく後。
結婚したからと言ってプロデューサーさんの業務内容がすぐに変わるというわけでもなく、まゆとのお仕事も特に変わりなく続いてはいました。
最初の日、何事も無かったかのようにレッスンへ行くよう指示されたときには、流石のまゆも衝動的になっちゃいそうでした。
まゆがどんな思いでいたかも知らないで、全く、なんて人でしょうか。
でも、余裕を見せられていたのも最初の数日だけ。
一昨日くらいからはもう、明らかに憔悴した感じでした。
でもまゆは、あえて距離を置いていました。
物言いたげな視線を感じて、つい手を差し伸べそうになりましたが、まゆたちのより良い未来の為にぐっと我慢。
そして耐えた甲斐あって、今日。
ついにプロデューサーさんはまゆの手を掴んで乱暴に休憩室に引きずり込んでくれました。
強引にベッドに押し倒して、血走った眼で救いを求めるような目つき。
こんな必死な様子を魅せられては、つい抱きしめちゃいそうですが。
身を切る思いで、殊更に冷たい口調で言います。
どうしましたか? もうあれが最後だって言ってたじゃないですか。
不倫は罪ですよ。分かっていますかぁ?
ぐっ、と唇を噛んで傷ついたような表情。
でも、ここで手を緩めることはありません。
まゆだって、とってもとっても傷ついたんですからね。
予めそうなると分かってはいても、辛いものは辛かったんですから。
少し待ってみると、絞り出すような口調でプロデューサーさんは言いました。
離れてみて、やっと分かった。
おれはまゆじゃないとダメだ。
まゆとじゃないと、どうやったってつまらない。
あんな、無味乾燥な女と……
思惑通りの言葉を聞けて、表情がほころびそうなのを堪えます。
それにしても、無味乾燥、なんて。
おとなしそうな女性でしたが、やはりそうでしたか。
まあ、大事に育てられてそうでしたし、不慣れでも当然でしょう。
彼にたっぷり調教してもらった彼のためだけの身体と、経験不足のマグロ女じゃ、比べ物になりませんよね。
新婚ほやほやでここまで言われるなんてかわいそうな気もしますが、仕方ありませんね。
プロデューサーさんがしたいこと、全部受けとめてあげられるのは、まゆだけなんですから。
それを彼にも分かってもらうために、あのお嬢様がプロデューサーさんと知り合うのも妨害しなかったし、結婚の話も受け入れてあげたんですから。
ほんのいっときとはいえ、プロデューサーさんを他所の女に譲るようなマネはしたくなかったのですが。
僅かな間の辛さで永遠の愛を手に入れられるのならば安いものです。
プロデューサーさんは、悪人というわけではないのですが。
結構欲が深くて、自分に正直で、誘われるとホイホイついていくようなところがありましたから。
まゆの身体を好きなようにさせてあげて、彼がずっと押し隠していた凶暴な面を引き出してあげて、その上でまゆだけに依存してもらおうと思ったんです。
こんなに上手くいくなんて、やっぱり私達、相性が良いんですねぇ。
ここまでくれば、もう少し。
まゆがプロデューサーさんにとってどういう存在なのか、徹底的に理解してもらいましょう。
紅潮した彼の頬に手を当てて、まゆはゆっくり語りかけました。
ねえ、プロデューサーさん。今、ご自分が何を言っているか分かっていますか?
一度捨てた女に、やっぱりお前の方が良かった、またやらせてくれ、なんて。
男として最低ですよ。そんな人にまゆが身体を許すと思いますか?
これは流石に堪えたのか、彼は辛そうに目を逸らしました。
でも彼の中にも、まだ少しまゆのことを侮るような気持ちがあったはずです。
頼めば聞いてくれる、いいように従わせられるだろう、そんな甘えがあったはずです。
でなければ、こんなこと言ってくるわけがありませんからね。
まゆは16歳で、未成年ですから。
世間的には、この年代の女子は……
そうですね、「自分と言うものが不安定で曖昧で、恋に恋していて、流されやすい」ってところでしょうか。
なんとなく、そんなようなイメージがありますよね。
迫ればいける……なんていうと、ちょっと露悪的ですが。
実際、女子校に通って女の子に囲まれている間だけレズっぽくなるような娘もいるらしいですし。
アイドルとして、他の女の子とよく一緒に過ごすまゆに対して、そんな浮ついた印象が多少あったとしても仕方ないのでしょう。
それだけまゆのことを分かってくれていなかった、というのは残念ですが。
まあ、今この瞬間、骨身に沁みるくらい感じてくれているでしょうから、良しとします。
それにしても。
自分の言っていることがいけないことだと分かっていて、それでもまゆに縋らずにはいられなくて、咎められてしょんぼりしているプロデューサーさんは可愛いですね。
ああ、もう、限界です。
こんな、捨てられた子犬みたいな男性を放ってはおけません。
まゆは仏頂面をやめて、両腕を開いて彼を受け入れました。
しょうがないですねぇ。
あの優しそうな、おとなしそうなお嫁さん。そんなにエッチがダメだったんですか?
赦しの気配を敏感に悟って、プロデューサーさんは一層強く縋りついてきました。
あれじゃだめだ、したいことなんにもできない、まゆじゃないとだめだ、おれは、まゆでないと。
恥も外聞もなくまゆに依存してくる彼の姿が情けなさ過ぎて、もう首筋がゾクゾクしてきました。
哀れなひと。
まゆみたいなヘンタイのマゾに絡め取られて、眠っていた獣性を喚び起こされたせいで、こんなになっちゃって。
約束された出世を捨ててまでまゆのところに来て、それでも本当にレイプしようとはしない。
これから酷いことするっていうのに、暴力に訴えて無理やり犯そうとはしない、彼の申し訳程度の人間性が愛しい。
まゆが受け入れてあげなければ、誰がこの人を救うというのですか。
こうなったのはまゆのせいでもあるわけですし……責任は、取らないといけませんね。
少しずつまゆのことを分かってもらって、虐めることを覚えてもらって、まゆ以外とはできないようにする。
そんな遠大な計画がやっと実ったことで、まゆはもう有頂天でした。
うふふっ。もう、それなら、いいですよ。
また、前みたいにしましょう。
まゆのこと、好きにしていいですよ。
相手してくれないお嫁さんのことなんて忘れて、また、まゆのことだけ愛してくださいね。
そう告げると、彼は返事もせずに、勢い込んでまゆを押し倒しました。
服を脱いで、脱がせて、パンツを剥ぎ取って、まゆの股が粘ついているのを見て、少し動きが止まりました。
まゆも……ずっと我慢してましたから。
プロデューサーさんにしてもらいたくて、独りじゃどうしようもなくて。
だから……たくさん、たくさんして下さい。
なんにも考えられなくなるくらいに、ね。
その言葉を、最後まで言い終わることはできませんでした。
プロデューサーさんの両手がまゆの首に伸びて、喉にその細長い指が食い込んできたからです。
イラマチオや強制ごっくんよりももっと直接的な窒息。
がくっと身体が痙攣しますが、脚は開いていきます。
プロデューサーさんはまゆを抑えつけたまま、濡れきったおまんこにずぷずぷっと挿入していきます。
でも、酸欠状態のまゆのはいつもよりずっと締まりが強いですから、ただ入れるだけでも難しそうだし、気持ちよさそうです。
細くなった気管に無理やり空気を通すせいで、ひゅうひゅうという音が鳴ります。
ずっとおあずけされていたおちんぽは、今までに無いくらいにカタくなっていて、ぎゅうぎゅうのまゆのナカをメリメリと押し広げていきます。
そうして侵入してきたおちんちんを、激しく収縮して搾るまゆのカラダ。
久しぶりのエッチ、それも首絞めだなんて、気持ちよすぎて狂っちゃいそうです。
いえ、もう狂っているんでしょう。
もう妻のある身でありながらまゆとの暴力的なセックスを忘れられないプロデューサーさんも。
そんな彼にあえて優位を取らせて受け入れる快感に耽溺するまゆも。
最後にした時、初めてエッチした時……いえ、初めて出会った時から。
ずっとずっと、狂いっぱなしなんでしょう。
だから、死にそうなくらい追い詰められてイきそうになっても、ある意味当然ですよね。
喉が絞まると同時におまんこもきゅぅっとして、禁欲させられていた形のプロデューサーさんはあっさり屈しました。
パンパンと乱暴に腰を打ち付けていたのに、急に止まって、はぁはぁ言いながら奥の方へぐりぐり突っ込んで、長い溜息。
お腹の奥に広がるぼんやりとした暖かさは幻のようですが、酸素不足の脳にとってこれは紛れもない快感。
びくっと身体が跳ねて、まるで陸に上がった魚のように痙攣して、それでまゆもイきました。
反射的に息を吸い込もうとして、まだまゆの首に手がかかったままなのを悟ります。
呼吸困難なまゆのオマンコにぎゅうぎゅう締め付けられながら射精するのが、プロデューサーさんは一番好きなのです。
こんな異常な男とセックスできるのは、この世界でまゆだけです。
端から見ればプロデューサーさんがまゆを制圧して陵辱して殺そうとしているように映ることでしょうが。
実際はそうでもありません。
まゆはプロデューサーさんが、プロデューサーさんはまゆが、それぞれ必要なんですから。
ですから、子宮にまで届くくらいたっぷりとナカダシし終えたプロデューサーさんが、手の力を緩めないままもう一度腰を打ち付け始めても、まゆは抵抗しません。
完全に気道を塞がれているわけではないとはいえ、かなり苦しくなってきていますが。
酸欠になればなるほど、頭はぼうっとしてプロデューサーさんとのエッチの気持ちよさ以外何も考えられなくなりますし。
そんなまゆを見てプロデューサーさんはますます猛りますから、どこまでも2人で気持ちよくなってしまいます。
ぱしんぱしんいう音が、なんだか非現実的。
段々視界が狭くなってきて、意識も曖昧になってきました。
こんなに強く、長く絞められたら、首に痕が残っちゃうかも。
いえ、そんなこと気にする必要はもう無いかもしれませんね。
まゆがいなくなったら、きっとすぐにプロデューサーさんも後を追ってきてくれるでしょう。
毒? 刃物? いいえ、もっと衝動的な……
そう、このビルの屋上から飛び降りて。
そうして路上に、真っ赤な愛を広げてくれることでしょう。
普通じゃなくなった2人には、普通じゃない終わりが似つかわしい。
意識のブラックアウトにあえて抵抗せず、まゆはプロデューサーさんとの愛に溺れ、沈み、流されるがまま、ただただ気持ちよくなっていました。
以上です。
このSSまとめへのコメント
拔いた