虎太郎「姉ちゃんまた幽霊と喧嘩してんの？」

ここあ「どうせ見えないんだから連れていけばいいのにね」

こころ「見えないから困ってるんでしょう」

ここあ「どゆこと？」

虎太郎「姉ちゃんは馬鹿だから外でも穂乃果さんに話しかけられたら反応しちゃうんだよ」

こころ「だから、傍から見ればただの不審者になってしまうのです」

ここあ「へー」

虎太郎「それに加えて穂乃果さんがポルターガイスト起こしちゃうから」

こころ「まあ、それで私たちも信じるようになったのですけどね」

ここあ「見えなくても分かるって凄い存在感だよなー」

にこ「しょーがないわね、今日はレッスンだけだから許してあげるわ」

穂乃果「ホント！？ありがとーにこちゃん、大好き！」

にこ「あーもう、ひっつくな。じゃあ行ってくるわね」

３人「「「いってらっしゃい」」」

にこ「まったく、レッスン中には話しかけるんじゃないわよ？」

穂乃果「分かってるよー、これでも穂乃果スクールアイドルだったんだから」

にこ「スクールアイドルとアイドルは違うし、第一あんた記憶ないでしょ」

穂乃果「う、それは言わないでよ」

にこ「文句があるんだったら早く記憶取り戻しなさい」

穂乃果「うー、穂乃果は悪くないのにー」