クイズ!高坂雪穂の100のコト優勝記念 (49)

穂乃果「という事で今日は姉妹水入らずで鎌倉旅行です」

雪穂「お姉ちゃんと二人で遠出って久しぶり…って言うか初めてかな?」

穂乃果「う~ん。都内ならあるけど他県は初めてだね」

雪穂「お姉ちゃんは鎌倉に来たことあるの?」

穂乃果「中学生の時遠足で来たよ?中二の時。雪穂もでしょ?」

雪穂「え?私達の代は鎌倉に行ってないよ」

穂乃果「え?そうなの?」

雪穂「うん。だから、私は今日鎌倉初めてなんだよね」



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穂乃果「じゃあ、今日は私が雪穂を案内してあげなくちゃね」

雪穂「あっ、回る所はちゃんと考えてあるよ?希さんにもオッケー貰ったし」

穂乃果「え?そうなの?って言うか希ちゃんの承諾を得ないといけないの?」

雪穂「どうなんだろ?…聞かれたから」

穂乃果「いつ?」

雪穂「え?LINEでだけど」

穂乃果「え?雪穂と希ちゃんは連絡先を交換してるの?」

雪穂「うん…ダメだった?」

穂乃果「ダメじゃないけど…」

雪穂「そう?そんな事よりも早く行こうよ」

穂乃果「どこから行くの?」

雪穂「うん。まずは鶴岡八幡宮だね」

穂乃果「鶴…岡?あの絵とか習字を書いてる人?」

雪穂「それって片岡鶴太郎の事を言ってるの?」

穂乃果「かもしれない」

雪穂「違うよ。えっと…鎌倉幕府の本拠地なのかな?」

穂乃果「へぇ~、そうなんだねぇ」

雪穂「遠足の時に行かなかったの?」

穂乃果「行ったんだけどねぇ…どうも、この手の記憶は薄れていくんだよ…時間の流れって恐ろしいね」

雪穂「お姉ちゃんはそうだよね」

穂乃果「まあね」

穂乃果「ここからどうやって行くの?」

雪穂「歩いて行くんだよ」

穂乃果「へぇ、歩いて行けるんだねぇ」

雪穂「本当に行った記憶ないんだ…。私が前もって調べといて良かったよ」

穂乃果「うふふ」

雪穂「え?何?」

穂乃果「いやぁ、雪穂ちゃんは今日のお出かけが楽しみで楽しみで仕方なかったのかなぁって思ったんだけど」

雪穂「え?いや…だってせっかく鎌倉に来るんだから…」

穂乃果「そっか、そっか」

雪穂「え?もう、何なの~」

穂乃果「おお~、何か池があるね」

雪穂「この池は源平池だね」

穂乃果「げんぺい?」

雪穂「うん。この橋の右側が源氏池。左側が平家池だね」

穂乃果「あ~、源と平って事ね」

雪穂「流石のお姉ちゃんでもそれくらいは知ってるか」

穂乃果「それくらいわね。それよりもさ、ちょっと疑問なんだけど…源はさ源氏なのにさ何で平は平家なの?平氏じゃダメなのかな?」

雪穂「さあ~…平氏とも言うと思うけど…平家の方が良く聞くね」

穂乃果「でしょ?」

雪穂「お姉ちゃんって意外と皆が見逃しそうな事に気づくよね」

穂乃果「え?そうかな?」

雪穂「うん。それが私生活で生きれば良いのにね」

穂乃果「え?生かせてない?」

雪穂「さあ、折角だからお参りして行こう」

穂乃果「そうだねぇ…ん~雪穂五円玉ある?」

雪穂「私は一枚しかないよ」

穂乃果「そっかぁ。五十円玉ならあるんだけどねぇ」

雪穂「五十円玉でいいじゃん」

穂乃果「え?良いの?」

雪穂「五十円玉なら十分にご縁がありますようにとか五重のご縁がありますようにとかって」

穂乃果「へぇ、何だか希ちゃんみたいな事を言うね」

雪穂「そっか。希さんは神田明神でバイトしてるんだもんね」

穂乃果「そうなんだよ。もともと博識なんだろうけどね…そろそろ、私達の番だね」

雪穂「うん」

少女R「お姉ちゃんは何をお願いしたの?」

少女D「私のお願い?もちろん決まってますわ。スクールアイドルになれます様にって。あなたは?」

少女R「え~、内緒。言ったらお願い叶わないかも知れないし」

少女D「た、確かに…」

少女R「冗談だよ、お姉ちゃん」

雪穂「あの子達も姉妹で来てるのかな?」

穂乃果「スクールアイドルになれます様にだって」

雪穂「スクールアイドルも有名になってきたんだね」

穂乃果「そうだねぇ。じゃあ、μ'sもあの子達にも知って貰えるように頑張らなくっちゃ」

雪穂「その為にはラブライブ本選で優勝しなくちゃね」

パンパン

雪穂「お姉ちゃんは何をお願いしたの?やっぱりラブライブ優勝?」

穂乃果「それも考えたんだけどね…」

雪穂「え?違うの?」

穂乃果「うん。それは皆で叶えるからいいかなって」

雪穂「あ~…お姉ちゃんらしいね」

穂乃果「雪穂は?」

雪穂「………まあ、お姉ちゃんのおっちょこちょいが治ります様に…とか?」

穂乃果「え~?本当に」

雪穂「まあ、それに近い様な事かな」

穂乃果「え?凄く気になる」

穂乃果「ねえ?次はどこに向かってるの?」

雪穂「次は鎌倉宮だね」

穂乃果「鎌倉宮?何があるの?」

雪穂「護良親王って人が祭られてるんだって。後醍醐天皇の息子さんだね」

穂乃果「ゴダイゴ?銀河鉄道の人だっけ?」

雪穂「全然違う」

穂乃果「じゃあ、知らないなぁ」

雪穂「お姉ちゃんは源氏と平家が限界かぁ」

穂乃果「失礼な言い方だよ」

雪穂「なら言わせないでよ」

穂乃果「…もう。意地悪な妹だね…早く向かおうよ」

雪穂「そうだね」

穂乃果「う~ん。鶴岡八幡宮に比べるとちっちゃいねぇ」

雪穂「一番最初の感想がそれ?」

穂乃果「ん~、鶴岡八幡宮が大きいせいだね…いまいち感動が…」

雪穂「お姉ちゃんの感動の度合いって大きいか小さいかなの?」

穂乃果「え?雪穂は違うの?」

雪穂「まあ…大きくて感動もするけど…」

穂乃果「でしょ?」

雪穂「なんだろ…何て言えば良いのかな?」

穂乃果「…」キョロキョロ

雪穂「…どおしたの?」

穂乃果「いや…何となくさ…そろそろかなって」

雪穂「何が?」

穂乃果「希ちゃん…」

雪穂「ん?言ってる事がよく分からないけど…」

穂乃果「いつもならここら辺でμ'sの誰かしらが登場して何かしらやってくんだよね…希ちゃんの指示の元…」

雪穂「そうなの?」

穂乃果「うん…まあ、別に良いんだけどさ…絵里ちゃんとにこちゃんの時の例があるから」

雪穂「何それ」

穂乃果「あの二人は散々な目にあってるからね…私達はそれを見て大笑いしてたけど…あの絵里ちゃんは可哀想だったね」

雪穂「へ~、絵里さんがね…気苦労が多そうだもんね」

穂乃果「そうだね。絵里ちゃんは大変だよ。責任感強いんだもん」

雪穂「うん。だから、お姉ちゃんも絵里さんに迷惑をかけちゃダメだよ?」

穂乃果「大丈夫だよ!穂乃果には基本的に海未ちゃんがついてるからね!絵里ちゃんが何か言う前に海未ちゃんが動くから」

雪穂「海未ちゃんも気苦労が多そうだね…」




穂乃果「それにしても鶴岡八幡宮でお参りしたばっかりだから鎌倉宮に来てもやる事ないね?」

雪穂「またお参りする?」

穂乃果「そう言うのっていいの?」

雪穂「え?何で?」

穂乃果「何か節操がないと言うか…あっちの神様にもこっちの神様にもって…浮気みたいでさ」

雪穂「いや…そんな事はないでしょ…」

穂乃果「ん~、じゃあさ雪穂が亜里沙ちゃんにお願いされてね、一緒懸命動いてる時に実は他の人にもお願いしてたからもういいよって言われたら嫌じゃない?」

雪穂「…まあ…嫌だけど…亜里沙はそんな事しないだろうけどね」

穂乃果「でしょ?神様だって同じだよ。少しは神様の気持ちも考えてあげなきゃ」

雪穂「ん~…そうなのかなぁ」

穂乃果「そうだよ。だから、とりあえず次の場所に向かおう?」

穂乃果「ねえ、今度はどこに向かってるの?」

雪穂「次は報国寺だね。歩いて10分ちょっとかな?」

穂乃果「へぇ~」

雪穂「わかってないでしょ?」

穂乃果「うん」

雪穂「まあ、いいや。歩こう」

雪穂「ねえ?…お姉ちゃんはさ」

穂乃果「なあに?」

雪穂「その…私とこうやって出掛けたりするの嫌じゃないの?」

穂乃果「何で?」

雪穂「いや…だって…」

穂乃果「ん~別に思った事ないよ?」

雪穂「姉妹でお出かけして恥ずかしいとか思わない?」

穂乃果「まあ…そう言う人もいるかも知れないけど…私はそんなのないよ?男の子だったらそう言うのも気にするんだろうけどね」

雪穂「そっか」

穂乃果「うん。それに雪穂はどこに出しても恥ずかしくない自慢の妹だからね」

雪穂「ふ~ん………まあ、私はたまにお姉ちゃんの事を恥ずかしいと思うけどね…変な事するし」

穂乃果「え?そうなの?」

雪穂「…なんてね」




穂乃果「それにしても…報国寺だっけ?結構距離あるね」

雪穂「そうだね…10分以上掛かるかもね」

穂乃果「え~、そうなの?」

雪穂「まあ…ちょっと我慢してよ」

穂乃果「え?全然平気だよ?お話しながら歩くのも旅行の醍醐味だしさ」

雪穂「あ、そう?」

穂乃果「うん…そう言えばさ」

雪穂「何?」

穂乃果「こないだ夕飯に冷奴が出たでしょ?」

雪穂「うん…こないだって言っても2週間前だけどね…よく覚えてるね」

穂乃果「まあ、食べ物の事はね」

雪穂「これが勉強にも反映されればね」

穂乃果「それはそれなの」

雪穂「それで?」

穂乃果「冷奴を食べる時に醤油をかけて食べるでしょ?」

雪穂「そりゃあね」

穂乃果「豆腐ってさ、大豆じゃん?」

雪穂「そうだね」

穂乃果「醤油も大豆でしょ?」

雪穂「うん」

穂乃果「それってさ、大豆に大豆をかけて食べるって事でしょ?それがわかった時にさ豆腐に醤油をかけて美味しいって食べてる私って馬鹿なんじゃないかって思い始めてさ…絹でも木綿でもね?」

雪穂「うん…そうかも…お姉ちゃんはお馬鹿なのかも」

穂乃果「同意をして欲しいのはそこじゃないんだけどね」

雪穂「もう、そんな事を言ってる間にもう報国寺に着くよ?」

穂乃果「そんな事って…」

雪穂「ほら、着いたよ?」

穂乃果「わあ、ここもお寺なんだねぇ」

雪穂「報国寺って言ってるからね」

穂乃果「ここは何があるの?」

雪穂「うん、ここはね重要文化財に指定されてるお寺なんたけど」

穂乃果「へえ…重要ねぇ」

雪穂「うん。鶴岡八幡宮とかもそうなんだけど…報国寺は別名竹寺とも呼ばれてるんだって」

穂乃果「竹寺?」

雪穂「うん。境内に竹林がある事からそう呼ばれてるみたい。それはもう壮観みたい」

穂乃果「へえ~、かぐや姫とか居そうだね?」

雪穂「うん。あそこで拝観料を払うんだよ」

穂乃果「一人200円だって」

雪穂「せっかく来たんだから行こうね」

穂乃果「うん」

穂乃果「ほえ~、凄いねぇ」

雪穂「綺麗…」

穂乃果「何か…スピリチュアルだね」

雪穂「うん…何かひんやりとしてるしね…まあ、時期も時期何だけど…」

穂乃果「でも、本当にかぐや姫がいそうだよね?パッカーンってさ」

雪穂「アハハ、何それ?」

穂乃果「え?何か変?」

雪穂「パッカーンって何?」

穂乃果「竹が割れる音だよ」

雪穂「パカッで良いじゃん」

穂乃果「だめだよ。パッカーンじゃなきゃ」

雪穂「え~そうなの?」

穂乃果「うん」

雪穂「ふふっ、でも竹と言ったらお姉ちゃんだよね?」

穂乃果「え?意味がわからないんだけど」

雪穂「良くも悪くも竹を割ったような性格と言うか」

穂乃果「竹を割った事なんてないけど?」

雪穂「竹を割ったような、さっぱりとした性格って事だよ」

穂乃果「あ~…さっぱりしてる?」

雪穂「うん。良くも悪くもね」

穂乃果「ねえ、雪穂?ここでお茶飲めるって」

雪穂「お茶?」

穂乃果「うん。お菓子とお茶。少しここでゆっくりして行こう」

雪穂「うん。そうだね」

穂乃果「すいませーん。お抹茶を二つ」

従業員「はい」

穂乃果「ここで座って飲もうね」

雪穂「うん。あ、お隣失礼します」

おばあさん「どうぞ…あら、あなた達姉妹かしら?」

穂乃果「あっ、わかりますか?」


おばあさん「ええ、わかりますよ。妹さんはお姉さんにそっくりだもの」

雪穂「え?そうですか?滅多に言われないけど…」

おばあさん「いえいえ、似ていますよ。雰囲気とかそう言うのでも分かるからね」

穂乃果「だって、雪穂」

雪穂「ん~、お姉ちゃんに…」

おばあさん「こんな素敵なお姉さんが居て羨ましいわ」

雪穂「いえ、そんな事は」

おばあさん「うふふ、そんな事はなんて言わないの」

穂乃果「えへへ」

おばあさん「それじゃあ、私は行くわね」

穂乃果「あっ、はい」

雪穂「それじゃあ…」

従業員「お待たせしました」

穂乃果「あっ、来た」

雪穂「そうだね」

穂乃果「いや~、お茶が美味しいねぇ」

雪穂「本当だねぇ」

穂乃果「あっ、今雪穂だらしない顔をしてたよ」

雪穂「そう言うお姉ちゃんこそ」

穂乃果「ふっふふ」

雪穂「アハハハ」

穂乃果「まあ、こんなのほほんとしてたらそうなっちゃうよね」

雪穂「そう言えば、さっき希さんとかがそろそろ来るかもって言ってたけど…来ないね」

穂乃果「そうだね。希ちゃんも飽きたのかな?」

雪穂「さて、そろそろ戻ろうか?」

穂乃果「どこに戻るの?」

雪穂「鎌倉駅だよ?」

穂乃果「え?もう、帰るの?」

雪穂「まだ、帰らないけど…駅の方に戻ってお昼にしてから大仏を見て帰ろう?」

穂乃果「そうだね」


穂乃果「ん~結構歩いたね」

雪穂「そうだね」

穂乃果「お昼はどこで食べようか?小町通りかな?」

雪穂「小町通りは知ってるんだ…」

穂乃果「遠足で行ったからね」

雪穂「他の所は覚えてないくせに…まあ、いいや。あそこのベンチでお昼にしようよ」

穂乃果「え?どっかお店に入るんじゃないの?」

雪穂「お店に入るとお金がかかるでしょ?お姉ちゃん無駄遣い多くてお小遣いがすぐ無くなっちゃうんだからお弁当を作ってきました」

穂乃果「え?雪穂が作ってきたの?」

雪穂「他に誰が作るの?」

穂乃果「…お母さんとか」

雪穂「お店の方で手がとれないよ」

穂乃果「そっか…言ってくれれば私もお弁当を作るの手伝ったのに」

雪穂「5時起きだよ?」

穂乃果「あ…」

雪穂「だよね」

雪穂「はい、お姉ちゃんのお弁当はこれね」

穂乃果「どれどれ…」パカッ

雪穂「どお?」

穂乃果「おおっ!結構手が込んでるねぇ」

雪穂「でしょ?私のオススメはこれだよ?」

穂乃果「このお肉?」

雪穂「裏返して見て?」

穂乃果「え?…げっ、ピーマン」

雪穂「お肉と一緒に食べればいけるでしょ?」

穂乃果「いや~無理だと思うよ?」

雪穂「もう、子供じゃないんだからさ」

穂乃果「扶養家族のうちは子供だよ」

雪穂「こんな時ばっかりそれっぽい事言わないの…妹がせっかく作ったのに無駄にするの?」

穂乃果「…わかったよ…えいっ…モグモグ…ん?」

雪穂「どお?」

穂乃果「…美味しいかも」

雪穂「ね?お肉と一緒に食べれば美味しいでしょ?」

穂乃果「そうだね。単独じゃまだ無理だけど」

雪穂「それでも、大きな進歩だよ」

穂乃果「ごちそうさま」

雪穂「はい、お粗末様」

穂乃果「美味しかったよ。雪穂、料理上手くなったね?小さい頃教えてあげたタコさんウインナーも作れるようになったしね」

雪穂「もうずっと前の話だけどね」

穂乃果「アハハ、そうだねぇ」

雪穂「さて、電車に乗って大仏を見に行こう?」

穂乃果「うん」

~高徳院~

穂乃果「わあ、これまたでかいねぇ」

雪穂「12m位あるんだってさ。重さは121トン」

穂乃果「へえ、それを聞くとダイエットとかしなくても大丈夫かなって思うよね」

雪穂「うん…そうだよね?全然大丈夫だよね?」

穂乃果「うん、大丈夫…なはず」

雪穂「…はずって」




穂乃果「それにしても本当にでかいや」

雪穂「そればっかり」

穂乃果「あれ?」

雪穂「どうしたの?」

穂乃果「あれ見て?」

雪穂「え?」

穂乃果「どうして背中に窓が二つあるんだろ?」

雪穂「…さあ?」

穂乃果「自分の体に窓があったら嫌だよね?」

雪穂「まあ…そうだね…あり得ないけど」

穂乃果「あり得ないけど、もしもの話だからいいんだよ」

雪穂「そうだね」

穂乃果「それにしても、あの髪型はパーマかけてるのかな?」

雪穂「いや、違うでしょ…」

穂乃果「天然パーマ?」

雪穂「天然パーマと言うか…」

穂乃果「だって、パーマをかけてる訳じゃないんなら天然パーマじゃん」

雪穂「まあ」

穂乃果「真姫ちゃんと一緒だね」

雪穂「真姫さんは別に天パって言うほどじゃ…」

穂乃果「そうなの?どう考えても真姫ちゃんはストレートではないけど…はっ!ストレートの真姫ちゃん見てみたい」

雪穂「お姉ちゃんって話がコロコロ変わるね?」

穂乃果「え?でも、見てみたくない?ストレートパーマの真姫ちゃんと大仏様」

雪穂「え?大仏の方もなの?」

穂乃果「うん。大仏様の方も」

雪穂「その発想はなかったなぁ」

ガタンゴトンガタンゴトン

穂乃果「今日は楽しかったね?」

雪穂「うん…そうだね…お姉ちゃんと…こうして出掛けるのも…たまには…良い…かな」コクン コクン

穂乃果「そうだね…ん?雪穂?」

雪穂「…ZZZ」

穂乃果「ふふっ、寝ちゃったかぁ…」

雪穂「…お姉…ちゃん…」

穂乃果「私は雪穂のお姉ちゃんで幸せだなぁ…」ボソッ

絵里「ふふっ、今回は何もしなかったのね」

希「まあ、ウチだってそこらへんはわきまえてるよ」

絵里「そう…姉妹水入らずで…ああいうの少し羨ましかったんじゃない?希は…」

希「う~ん、少し前までは姉妹とか羨ましかったけどね」

絵里「今は?」

希「今は妹みたいな後輩が出来て可愛くて可愛くて仕方ないよ」

にこ「たまに生意気な時もあるけどね」

絵里「希はそれも可愛くてたまらないのよね?」

希「そうやねぇ」



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