闘牌伝説アカギ×モバマスっ・・・狂気のクロスSSっ・・・!!
読んでくれるとさりげなく・・・嬉しいっ・・・。
後、元ネタが元ネタだけにスレが二十年以上続く可能性もあるので、
そこは閲覧注意でお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480631837
――俺が望んだもの・・・
それはスタドリだった・・・
モバP 「・・・・・・っ」
モバP『それも全てをひっくり返すような量のスタドリだ イベントを独走出来る程の・・・っ!』
モバP『しかし、俺は資金に欠けた・・・』
モバP『給料から課金、ボーナスから課金・・・ しかし、手を出すイベントをことごとく爆死し・・・』
モバP『そして今夜、課金の棒引きを賭けた麻雀に・・・』
モバP『連敗――』
モバP『追い詰められた・・・!』チャラ…
モバP『3位、4位、3位、と流れに乗れず点棒(点数)が減るばかり、その度に胸がしめつけられる』
モバP『これが尽きたら俺は多額な借金の支払いを身体で支払わなければならない・・・』
モバP『ついさっき、悪魔の契約書にサインをした・・・支払いの条件は彼女達の情夫になる・・・程のいい肉奴隷・・・っっ』
ちひろ「ちーひっひっひ・・・」
早苗「うーふっふっふ・・・」
楓「うふふふふふふふ」
モバP『せめて午後まで耐え抜けば、桃華が仕事から帰って来てくれるっ・・・
桃華に泣き付いて借金の肩代わりを頼めばっ・・・!!安全っ・・・!俺の身は安全っっ・・・!!』(クズの考え)
モバP『なんとかしのいで次の半荘(ゲーム)へ・・・』
しかし、モバPは追い詰められていくっ・・・徐々に・・・徐々に・・・っ
モバP『・・・も、もう振れないっ・・・』
モバP『この辺なら・・・っ』(牌を切る)
ちひろ「ロンッ!! タンヤオチートイドラドラっ!!」
モバP『うぁあああああ!!!』(ぐにゃぁあああ)
モバP『・・・・・や、ヤバい・・』
モバP『・・・落ち着け・・・なんとかするんだ・・・』
モバP『なんとか・・・』
しかし、ゲームは終盤・・・、モバPに配られたのは泣きたくなるようなバラバラの配牌っ・・・。
モバP『どうしてこんな・・っ、ミスらしいミスはしてないのに・・・っ どうしてっ・・・・??』
モバP『この半荘、ラス(ビリ)を喰うと財布は空、勝負は終わり・・・ 次の半荘へ進めない・・・っ』
モバP『なんとか3位・・・っ !そして桃華(財布)の到着を待つ・・・っ!!』
モバP『頼むっ・・・・!!』カッ
しかし、こないっ・・・!!引く牌はムダヅモ(ダメな奴)ばかりっ・・・
モバP『・・・・・・くっ・・・!!』
モバP『変えてくれっ!!』
モバP『誰でもいい・・・っ!! このよどんだ空気・・・流れを・・・変えてくれっ・・・!!』
モバP『誰でもいい・・・っ!! 鬼でも・・・、悪魔でも・・・っ・・・ちひろは目の前にいるけどっ・・・・・・・!!』
そう思いちひろさんを見つめたモバP・・、しかし、ちひろのその視線はモバPを通り越し、後ろのドアの方を向いていた・・・。
モバP「・・・・・・??」
ちひろ「あれ??みりあちゃん?どうしたの?何か用事??」
ちひろさんが呟く・・・。振り向くモバP・・っ。
そこに立っていたのは・・・、
ずぶ濡れのアイドル・・・アカギみりあ・・・。
早苗「どうしたの?そんなずぶ濡れになって」
みりあ「えーっとねー、莉嘉ちゃん達と水鉄砲であそんでたのっ!!」
みりあ「ちひろさん達は何してるのっ??」
無邪気な声で尋ねるみりあ・・・言い淀む年増達っ・・・
それも其の筈っ・・・男を肉奴隷に堕としているいるなど言えないではないかっ・・・無邪気な少女にっ・・・!!
楓「えーとねぇ・・・麻雀ってゲームでみんなでジャンジャン遊んでるのよ・・??」
苦しげに答える比較的マシな年増、楓・・・っ(かわいい)
だが、その答えにみりあは無邪気な返答を返す・・・っ!!
みりあ「うわぁーーっ!!ゲームなの!?みりあも見てていいっ!!??」
キラキラと目を輝かせるみりあ・・・、
其れを見て戸惑いがちに視線を交わす年増三名・・・、その戸惑いを見て、モバPが動いた・・・っ
モバP「待ってくれ・・・その前にみりあちゃん、ずぶ濡れじゃないか・・・。
ちひろさん、珈琲を入れてやっちゃくれないか・・・?? それと、タオルだ」
ちひろ「・・・・・・分かりました」チッ
差し出されたタオルでずぶ濡れのみりあの頭を拭くモバP・・・、気持ちよさそうに目を瞑るみりあ。
・・・その頭を拭きながらモバPは思う・・・。
モバP『コレで良し・・・、
間だ・・・、俺は間が欲しかった・・・っ』
モバP『流れを変えるキッカケ・・・――
見ろっ・・・!あの三人っ・・・』
モバP『しらけた顔――
明らかに勝負の熱が引いてきているっ・・・』
ちひろ「・・・・・・・」
早苗「・・・・・・・」
楓(お酒飲みたいなぁ・・・)
モバP『変わるかもしれない・・・!流れが・・・・っ』
モバP『そうだ、まだ負けると決まったわけじゃない・・・っ!!
次の半荘から連続トップで巻き返せば、逆に青くなるのはあいつらなんだ・・・っ』
モバP『粘れっ・・・!! あきらめるな・・・っ!!』
そしてオーラス(最後のゲーム)中盤――
ついにモバPに逆転の手が入る・・・っ!!
モバP「・・・きたっ!!」
モバP「危険牌を切れば状況次第では逆転トップも可能な手・・・っ!!絶好のチャンス・・・っ」
この夜はーーモバPの生涯においてもっとも運命的な分かれ道のような夜だったが――
それでもその分かれ道をギリギリ絞り込んで行けば――
この時の決断に要約される――
モバP『危険牌切りか安全策か・・・、
危険牌を切りたいのはヤマヤマだが・・・』
モバP『問題は上家(右隣り)の早苗さんの立直(もう一枚だよ、と言う宣言、手が高くなる)・・・っ!!
はたして危険牌が通るかどうか・・・??』
モバP『実はかなり危ない・・・っ、この牌は麻雀を打つ奴には分かる・・・ど真ん中の危険牌・・・っ!!』
モバP『その点、安全策なら安全っ・・・、
回り道だが安全だ・・・とりあえずテンパイ(上がれる一歩手前)にも取れる・・・』
モバP『 しかたがない・・・』
モバP『振ってしまえば、そこで全ては終わってしまうんだ・・・ここでムリは出来ない・・・』
モバP『第一、テンパイには受けられるんだ、3位確保は出来る・・・ ここは堅く・・・』
安全策っ・・・そう思いながら牌を切ろうとするモバP・・・っ
しかしその時、彼の背後から呟きの声が木霊するっ・・・・!!
「死ねば助かるのに・・・・・・」
思わず振り返るモバP・・・っ、
そこに居るのは背後に座るアカギみりあ・・・っ
モバP「・・・みりあちゃん・・・麻雀、分かるの・・・??」
無邪気に首を振るみりあ。
みりあ「ううん!ぜんぜん!!
花札なら教えてもらった事あるけど!!」
みりあ「でもね、今、プロデューサーさんの・・・なんていうのかな・・・、
気配が死んでたの!!
背中に勝とうって強さがないの!
プロデューサーさん、ただ助かろうとしてるよね??」
モバP「!?」
みりあの言葉に衝撃を受けるモバP・・・。
みりあ「みりあのお爺ちゃんのお友達の知り合いの顎とお鼻が尖った白髪のお爺ちゃんが言ってたよ!!
ばくち?で負ける人が最後におちいる、しこうかいろ??だって!!」
みりあ「怖がってちゃダメだよ!頑張って!!」
みりあの発言を受けて顔を顰めるモバP・・・っ
モバP『・・・・みりあちゃん・・・、俺が負けたらどうなるかも知らずにいいたいこと言って・・・』(泣)
モバP『しかし・・・みりあちゃんの言う通りだ・・・っ!!』
モバP『この逆転の手がどうして安全策なんだっ・・・・!! ・・・どうかしてたっ・・・!』
モバP『仮にここを凌いでも、こんな発想をしていたら、永遠にトップなんてとれないっ・・・・!!ジリ貧必須・・・っ!!』
モバP『俺が今やっているのは博打っ・・・!! 博打じゃないっ・・・!!』
モバP「危ない橋一本渡れない男に・・・っ勝機があるかっ・・・・・・・っ!!!!」
モバP『どうせ死ぬなら強く打って・・・』
モバP『死ねっ・・・・・・!!!!』(危険牌切り)
早苗「ローン!!立直一発タンピン三色ドラ(食らうとちょー痛いよー)!!あ、裏も乗って倍満だねー。
トビ(ゲーム終了)かな??」
モバP「 」
早苗「いやー、高目が一発(最悪って事)で出るなんてねぇ、あれ?勝負手だった??」
モバP「 」
ちひろ「ちーひっひ、勝負あったみたいですねぇ・・・」
みりあ「あれー??これ、負けちゃったの??頑張ったのにねー・・・・
プロデューサーさん・・・・・、ドンマイっ」グッ
モバP「
」
楓「さーて、清算ですねぇ。月曜日と火曜日は私で良いんですよね??」(綺麗)
早苗「じゃあ、水曜日と木曜日はウチね」
ちひろ「金曜日と土曜日は貰いますね」
モバP「む、ムリにきまってるでしょ!?日曜日しか休めないなんて死んじゃいますよ!!??
もうちょっと待ってください! 桃華が帰ってきたら、もうひと勝負・・・っ」
楓「えー・・・??」(美人)
早苗「何言ってるの??」
ちひろ「日曜日は・・・」
三人「「「全員にきまってるじゃないですかぁ・・・・!?」」」
モバP「 」
モバP「助けてっ!!桃華ーっ!!ママーっ!!ママーーーーッツ!!」ジタバタ
早苗「うるさいっ!!お前がパパになるんだよっ!!」ガシッ
楓「さー、会場移して別の半荘しましょうねー?? 今度もいっぱい私に振り込んで下さいね、別の意味で??」(歌上手い)
ちひろ『(この権利を別の子に高く売るのもアリだな・・・)』
モバP「ぎゃぁあああああああああああっつつ!!!!!!」ズルズル
こうしてモバPの人生を賭けた半荘は終わった・・・・・・
狂気と策略の交差する麻雀に呑み込まれ、誰かの家に消えた・・・・
彼の人間としての人生は閉じた
ここから先は悲惨の一語
やがて、誰かが妊娠して責任を取るハメになるだろうだろう。
プロデューサーとしての彼は、死んだ。
ポツン
みりあ「みんな行っちゃった・・・」
みりあ「んー。どうしよ・・・」
莉嘉「おーい!!みりあちゃーん!そんなとこで何にしてるのーーーっ!?」フリフリ
仁奈「みんな待ってるですよー! 早く水入れて撃ちやがるですー!!」
みりあ「あ、みんなーっ!! わかったー!すぐ行くーーっ!!」フリフリ
みりあ「ま、いっか!!水鉄砲やりにいこ!!」
闇に降り立たなかった天才 アカギみりあ
~神域の暴牌~
【 完 結 】
書いた後、嫌な予感がしてアカギみりあで検索したら同人誌がヒットした。ヤッベ、マジやっべ。
R-18だそうで私気になります!! 内容被ってたら申し訳ありません。
>>10
P「死ね………っ!」ッタン
早苗「ローン♪」
デスヨネーwww
なんでや!早苗さんもカワイイだろ!!
>>22
ちひ神様はかわいくないと言うのか?
うわ、マジか。上家は左隣だ。脳内訂正お願いします。
一体何年麻雀やっとるのか。
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